JP5046407B2 - 型締装置の作動方法および型締装置 - Google Patents

型締装置の作動方法および型締装置 Download PDF

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本発明は、型開閉機構により可動金型を固定金型に向けて前進させ、ハーフナットを係止部に係止し、型締シリンダにより型締を行う型締装置の作動方法および型締装置に関するものである。
射出成形機に用いられる型締装置としては、トグル機構のように型開閉と型締を同一の機構により行う装置と、型開閉機構により可動金型を固定金型に向けて前進させ、ハーフナットを係止部に係止した後に、型締シリンダにより型締を行う型締装置とが存在する。後者のハーフナットと型締シリンダを用いたタイプとしては、特許文献1ないし特許文献3に記載されたものが知られている。特許文献1の図1に示されるタイプのものは、受圧盤(ブラケット30)に型締シリンダが取付けられ、型締シリンダの円筒状のラムの先端側にハーフナットが設けられている。一方可動盤の背面にはメカニカルラム(型開閉シリンダ12)が固定され、メカニカルラムの円筒面にはハーフナットが係合可能な溝が形成されている。また前記メカニカルラムの内部には型開閉用サーボモータによって作動される型開閉機構が設けられている。このタイプの型締装置は、小型から中型の型締装置に多く見られる。また特許文献2の図1に示されるタイプのものは、固定盤と可動盤の間に型開閉装置が設けられ、可動盤の背面側に、型締装置が設けられた駆動プレートが取付けられている。そして駆動プレートの背面側にはハーフナットが設けられている。また可動盤に挿通されるタイバ(タイロッド)にはハーフナットが係合可能なネジ部が形成されている。

更に特許文献3の図1に示されるタイプのものは、大型の型締装置に多く見られ、固定盤の四隅に型締シリンダが設けられ、型締シリンダのラムがタイバとなっており、タイバにはねじ部が形成されている。そして可動盤に設けられた型締用ハーフナットがタイバのねじ部に係止されるようになっている。また特許文献3の図6に示されるタイプのものは、移動盤の上に型締シリンダが配設される型締プレートが載置され、型締プレートに型締用ハーフナットが設けられている。そして移動盤と型締プレートの両方が固定盤に対して移動可能となっている。
これら特許文献1ないし特許文献3の型締装置においては、厚みの異なる成形金型に交換される際には、タイバ等の係止部に対してハーフナットが係止される位置が変更される。またハーフナットがタイバ等の係止部に係止される際には両者が衝突しないようにハーフナットの歯とタイバの係止部の溝との間に間隙を有する状態で係止が行われる。よってはハーフナットの係止部への係止は、前記のように演算された所定の限定された位置でハーフナットが係止されるので、固定金型に対して可動金型が当接される型閉完了位置でハーフナットが当接されることは稀であった。
そこで従来の一般的な型締装置の型閉、ハーフナット係止、型締の作動の手順は、型開閉機構により可動盤を固定盤に向けて前進させた後に、ハーフナットを係止部に係止するために可動金型が固定金型に当接されるよりも少し前の位置で可動盤を一旦停止させ、ハーフナットがタイバの係止部に係止されるのを待って、可動盤を再び移動させて型閉完了させ、型締を行っていた。従ってハーフナット係止のため可動金型を停止させるので、型閉に関する成形サイクルが長くなるという問題があった。前記の問題を解決するためのものとして特許文献3に記載されたものが知られている。特許文献3の図1に記載されたものは、ねじ部を備えたタイバーをタイバースライド用サーボモータにより移動させるのと並行して型開閉用サーボモータにより型締用ハーフナットを供えた可動盤を移動させ、ねじ部に対する型締用ハーフナットの相対速度が0とすることにより、可動盤を停止させないで、型締用ハーフナットをねじ部に係止可能となっている。また特許文献3の図6のものは、移動盤が移動シリンダにより右進されるのに対して、同調シリンダにより型締プレートを左進させて、タイバのねじ部に対する型締用ハーフナットの相対速度を0にすることにより、移動盤を停止させないで、型締用ハーフナットをねじ部に係止可能となっている。
特開2001−212828号公報(0029、図1) 特開2002−103403号公報(0012、0013、図1) 特開平10−296739号公報(0031、0052、図1、図6)
しかしながら特許文献3の図1および図6の方式はいずれも、タイバのねじ部に対するハーフナットの相対速度を0とするために、それぞれ二つのアクチュエータを高精度に制御する必要があり、制御が煩雑になるとともにメンテナンスも難しいものであった。また相対速度を0にするために特殊なアクチュエータを別個に設ける必要があるので、コストアップに繋がるものであった。
従って本発明では上記の問題を鑑みて、型開閉機構により可動金型を固定金型に向けて前進させ、ハーフナットを係止部に係止し、型締シリンダにより型締を行う型締装置の作動方法および型締装置において、比較的簡単な装置を用いて、成形サイクルの短縮を実現することを可能とした型締装置の作動方法および型締装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の型締装置の作動方法は、可動金型を固定金型に対して前後進させる型開閉機構と、ハーフナットを係止部に係止した状態で型締を行う型締シリンダが備えられた型締装置の作動方法において、型締シリンダのシリンダが配設される型締盤と可動金型が取付けられる可動盤が並設され、型開閉機構が型締盤に連結されるとともに型締盤の反可動盤側にハーフナットが配設され、固定金型が取付けられる固定盤の四隅近傍にタイバが固定され、タイバには係止部が設けられており、作動油を供給して型締シリンダにより固定金型に対して可動金型を前進させるのと同時に並行して、型締盤が型開閉方向に位置変更されない状態で、前記係止部に対して係止可能な位置にあるハーフナットを前記係止部に係止することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の型締装置の作動方法は、請求項1において、前記型締盤は、ベッドおよび固定盤に対して位置検出可能に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の型締装置は、可動金型を固定金型に対して前後進させる型開閉機構と、ハーフナットを係止部に係止した状態で型締を行う型締シリンダが備えられた型締装置において、型締シリンダのシリンダが配設される型締盤と、該型締盤に並設され可動金型が取付けられる可動盤と、型締盤に連結される型開閉機構と、型締盤の反可動盤側に配設されるハーフナットと、固定金型が取付けられる固定盤の四隅近傍に固定され係止部を有するタイバが備えられ、作動油を供給して型締シリンダによる固定金型に対する可動金型の移動と同時に並行して、前記型締盤が型開閉方向に位置変更されない状態で前記係止部に対して係止または離脱可能な位置にあるハーフナットをタイバの係止部に係止または離脱させることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の型締装置は、請求項3において、前記型開閉機構は、サーボモータとボールネジとボールネジナットを用いたものであることを特徴とする。
可動金型を固定金型に対して前後進させる型開閉機構と、ハーフナットを係止部に係止した状態で型締を行う型締シリンダが備えられた型締装置の作動方法において、型締シリンダのシリンダが配設される型締盤と可動金型が取付けられる可動盤が並設され、型開閉機構が型締盤に連結されるとともに型締盤の反可動盤側にハーフナットが配設され、固定金型が取付けられる固定盤の四隅近傍にタイバが固定され、タイバには係止部が設けられており、作動油を供給して型締シリンダにより固定金型に対して可動金型を前進させるのと同時に並行して、型締盤が型開閉方向に位置変更されない状態で、前記係止部に対して係止可能な位置にあるハーフナットを前記係止部に係止するので、作動方法同様に、比較的簡単な装置を用いて、成形サイクルの短縮を実現することができる。
本実施形態の型締装置の一部断面図である。 本実施形態の型締装置のハーフナットの歯と係止部の溝との関係を示す拡大断面図である。 本実施形態の型締装置の型締シリンダとその油圧回路を示す図である。 本実施形態の型締装置の成形動作工程毎の作動を示すチャート図である。 本実施形態の型締装置の型閉高速工程における型締シリンダを示す図である。 本実施形態の型締装置の型閉低速工程における型締シリンダを示す図である。 本実施形態の型締装置の型締工程における型締シリンダを示す図である。 本実施形態の型締装置の圧抜工程における型締シリンダを示す図である。 本実施形態の型締装置の強力型開工程、型開低速工程における型締シリンダを示す図である
本発明の実施形態の射出成形機の型締装置について、図1を参照して説明する。射出成形機11は、一側に設けられた型締装置12とその他側に設けられた射出装置13から基本的な部分が構成される。型締装置12について説明すると、ベッド14上の他側(射出装置側)には、固定金型15が取付けられる固定盤16が立設されている。またベッド14上には型開閉方向に向けてリニアガイド等の直動ガイド17が固定され、前記直動ガイド17上に型締盤18が型開閉方向に移動可能に設けられている。そして型締盤18には、脚部である架台19が固定盤側に向けて一体に固定されており、架台19の上には可動金型20が取付けられる可動盤21が、型締盤18に対して型開閉方向に移動可能に設けられている。従って型締装置12は、固定盤16に対して型締盤18と可動盤21が並設されている。本実施形態では型締盤18には型締シリンダ22が配設されている。型締シリンダ22のラム23は、可動盤21の背面に固着されている。型締盤18と可動盤21の間には、型締盤18に対する可動盤21の位置を検出する位置センサ30が取付けられている。なお型締シリンダ22の数は1個に限定されない。
ベッド14の一側(後方側)にはタイバ保持板14aが立設されている。そして固定盤16の四隅近傍には水平方向にタイバ24が固定され、タイバ24は、可動盤21、型締盤18、タイバ保持板14aにそれぞれ挿通されている。またタイバ24の一側の部分には、複数の溝25aが形成された係止部25が所定長さにわたって設けられている。そして型締盤18の反可動盤側の面18a(背面)のタイバ24が挿通される孔の周囲にはハーフナット29が配設されている。ハーフナット29は、駆動手段にサーボモータ31aを用いたハーフナット作動機構31によりタイバ24と直交する方向に移動可能となっている。また図2に示されるようにハーフナット29の歯29aとタイバ24の係止部25の溝25aとの関係は、ハーフナット29の歯29aが前記溝25aに噛合された際に、両者の間に型開閉方向Aに僅かに間隙S1,S2が設けられるようになっている。またベッド14上の一側に設けられたブラケットには型開閉機構26のサーボモータ27が固定されるとともに型開閉機構26のボールネジ28aが軸支され、型締盤18に固定されたボールネジナット28bに前記ボールネジ28aが挿通されている。よってベッド14および固定盤16に対する型締盤18の位置は、サーボモータ27に取付けられたロータリエンコーダにより検出可能となっている。なお型開閉機構26は他のアクチュエータや機構を用いたものでもよく、固定盤16と型締盤18の間に設けられたものでもよい。
次に型締装置12の型締盤18(盤内)に配設される型締シリンダ22について説明する。図3に示されるように型締シリンダ22の大径の型締ピストン32の一側の軸芯には、小径の第1ピストン33が固定され、他側の軸芯には前記型締ピストン32よりは小径であって第1ピストン33よりは径の大きい第2ピストン34が固定されている。そして前記第2ピストン34の前方には第2ピストン34よりも更に小径のラム23が固定されている。一方型締盤18の内部には、中央に前記型締ピストン32が摺動自在に挿通される型締シリンダ筒部35が形成され、その一側(型締盤18の背面寄り)には、前記第1ピストン33が摺動自在に挿通される小径の第1シリンダ筒部36が形成されている。また型締シリンダ22の他側(可動盤寄り)には、第2ピストン34が摺動自在に挿通される第2シリンダ筒部37が形成され、更に他側にはラム23が摺動自在に挿通される孔が形成されている。
前記型締シリンダ22は、型締ピストン32を境にして一側には、型締ピストン32の背面、型締シリンダ筒部35の内周面、および第1ピストン33の外周面によって囲まれて型締シリンダ室である型締用の第1シリンダ室38が形成されている。また第1シリンダ室38の更に一側には、第1ピストン33の端面、第1シリンダ筒部36の内周面と端面によって囲まれて早送りシリンダ室である第2シリンダ室39が設けられている。そして本実施形態では、第2シリンダ室39の受圧面積と型締シリンダ室である第1シリンダ室38の受圧面積の比は、1:9であって、型締ピストン32を移動させる際に作動油が供給される第2シリンダ室39の受圧面積のほうが小さく設けられている。また前記型締シリンダ22の型締ピストン32を境にして他側には、型締ピストン32の前面、第2シリンダ筒部37の内周面、および第2ピストン34の外周面によって囲まれて第1シリンダ室38の作動油を給排する給排シリンダ室である第4シリンダ室40が形成されている。また該第1シリンダ室38の更に他側には、第2ピストン34の前面、第2シリンダ筒部37の内周面、およびラム23の外周面によって囲まれて型開シリンダ室である第3シリンダ室41が設けられている。そして第2シリンダ室39と第3シリンダ室41は、型締シリンダ22の型締ピストン32を境にして配設されている。そして第2シリンダ室39に作動油が供給されると可動盤21を前進させる方向、第3シリンダ室41に作動油が供給されると可動盤21を後進させる方向に推力を発生させる。
本実施形態では、第1シリンダ室38の受圧面積と第4シリンダ室40の受圧面積と第3シリンダ室41の受圧面積は、9:5:2であって、前記第1シリンダ室38よりも型締ピストン32を移動させる際に作動油が供給される第3シリンダ室41の方が受圧面積が小さく設けられている。そして前記により型締シリンダ22は、一側から他側に向けて第2シリンダ室39、第1シリンダ室38、第4シリンダ室40、および第3シリンダ室41の順に同軸上に配置されている。なお第1シリンダ室38を軸芯側(軸方向においては型締ピストン32から遠い側)に配置して早送りシリンダ室である第2シリンダ室39を軸芯から外側(軸方向においては型締ピストン32側)に配置することや、型開室である第3シリンダ室41を軸芯から外側(軸方向においては型締ピストン32側)に配置して給排用シリンダ室である第4シリンダ室40を軸芯側(軸方向においては型締ピストン32から遠い側)に配置することも可能ではある。
次に型締シリンダ22の油圧回路51について説明する。図3に示されるように可変ポンプ52からの主管路に四方向切換バルブ53が配置され、一方の管路54は型締シリンダ22の第1シリンダ室38と第2シリンダ室39に接続されている。そして第2シリンダ室39への管路54aを分岐した後の第1シリンダ室38への管路54bには圧力調整可能なシーケンスバルブ55が供給側へは流動可能なチェックバルブとともに並列に取付けられている。また第1シリンダ室38と第4シリンダ室40との間は、ノーマルオープン型のカートリッジバルブ56が取付けられた管路57により接続されている。また前記四方向切換バルブ53から他方へ分岐した管路58は、ノーマルオープン調圧型(クラッキング圧以上で開)のパイロットチェックバルブ59を介して型開シリンダ室である第3シリンダ室41に接続されている。また第1シリンダ室38と第4シリンダ室40を接続する前記管路57と、第3シリンダ室41とは、管路60により接続され、管路60にはパイロットチェックバルブ59と同様のパイロットチェックバルブ61が設けられている。そして管路57,60は、第1シリンダ室38と第3シリンダ室41、第4シリンダ室40との間で作動油を給排するランアラウンド回路を構成している。
油圧回路51には、パイロットチェックバルブ59,61、カートリッジバルブ56、シーケンスバルブ55を作動させるために、切換バルブ62,63,64が取付けられている。四方向切換バルブ53の供給側の別のポートはタンク65に接続されている。また図3においては、可変ポンプ52からの主管路から分岐したリリーフバルブや主管路に設けたチェックバルブ等の一部のバルブや圧力センサは省略して記載してある。なお型締シリンダ22の油圧回路については、図3の例に限定されず、電磁バルブにより管路のバルブを開閉するものでもよい。また圧抜工程等において別の管路やバルブから第1シリンダ室38等の作動油をドレンへ落とす回路を設けるようにしてもよい。
次に本実施形態の型締装置12の作動方法、とりわけ型開閉機構26や型締シリンダ22の作動とハーフナット29の係止部25への係止との関係について、図4の型締装置12の成形動作工程毎の作動を示すチャート図を用いて説明する。まず可動金型20を固定金型15に向けて高速で型閉移動させる型閉高速工程を行う。型閉高速工程では、型開閉機構26であるサーボモータ27を正回転駆動させボールネジ28aを回転させて、可動盤21が載置された型締盤18を、固定盤16に向けて前進移動させる。本実施形態では、型締盤18の移動の際に型締シリンダ22の型締ピストン32の位置は、図5に示されるように後退限に保持され、型締盤18等の移動の際に可動盤21が位置変更されず安定して載置されるようになっている。ただし比較的小型の型締装置で、型締ピストンを境として両方の油室に作動油を封じ込めることにより可動盤が安定的に保持可能であれば、型締シリンダのピストンを後退限に保持しないものでもよい。
そして型締装置12に取付けられた成形金型の厚みに応じて予め型厚調整時に演算されたタイバ24の係止部25にハーフナット29が係止される係止位置Bに到達すると、サーボモータ27の回転駆動を停止させ型締盤18を移動停止させてサーボロックする。図2に示されるようにハーフナット29の係止位置Bは、タイバ24の係止部25の溝25aの側面25b,25cに対して、ハーフナット29の歯29aの両側の側面29b,29cが型開閉方向にそれぞれ均等な間隙S1,S2を有する位置とである。なお従来では可動金型が固定金型に完全に型閉されない位置で一旦、可動盤や可動金型を停止させてからハーフナットの係止を行い、その後に型締シリンダを作動させて型閉を行っており、成形サイクルが長くなる一因になっていた。
本願実施形態では、型開閉機構26のサーボモータ27が停止されて型締盤18および、ハーフナット29が係止位置B(相対的に係止可能な位置Cの中心)に位置していることが確認されると、型閉低速工程へと移行する。型閉低速工程では、図6に示されるように、型締盤18が停止されサーボモータ27がサーボロックされた状態で、四方向切換バルブ53を図3中の右側へ移動させるように切換えて、管路54,54aを介して型締シリンダ22の第2シリンダ室39に作動油を供給し可動盤21を前進させる。この際に第2シリンダ室39は第1シリンダ室38と比較して小面積であり小容量の作動油で型締盤18上の可動盤21および可動金型20を比較的高速で固定盤16および固定金型15に向けて移動させることができる。またシーケンスバルブ55の設定圧は一例として7MPaに設定されており、可変ポンプ52から第1シリンダ室38へは作動油は供給されない。また第2シリンダ室39に供給された作動油により推力が発生し、型締ピストン32が図3において右側へ移動するにつれて第3シリンダ室41と第4シリンダ室40の容積が減少されるが、第3シリンダ室41と第4シリンダ室40内の作動油は、ランアラウンド回路である管路60、57を介して第1シリンダ室38へ供給されるので、型締ピストン32およびラム23の移動の際に一定の速度が確保できる。
この際の型閉低速工程では、可動金型20の固定金型15へ向けての前進中に、金型のガイド孔に対してガイドピンが挿入される。可動金型20の移動速度は金型に対する破損防止の点からガイド孔に対してガイドピンが挿入される直前から低速移動させることが望ましい。また金型保護については、型締シリンダ22の第2シリンダ室39の受圧面積は第1シリンダ室38と比較すると小面積であるので型閉移動の際の力が小さく、金型保護制御を行う上でも有利である。金型間に異物が挟まった際などに型締装置12を緊急停止させる金型保護制御は、公知の制御が用いられ、第1シリンダ室38の油圧の上昇や所定時間内に型閉完了位置に可動金型20が到達できずにタイムアップした場合等に、金型保護のインターロックが働き、型締装置12が停止される。
また型閉低速工程では、前記の型締シリンダ22による可動盤21および可動金型20の固定盤16および固定金型15へ向けての前進制御(低速前進制御)と並行してハーフナット29の係止部25への係止を行う。ハーフナット29の係止部25への係止は、型締盤18がサーボモータ27によりサーボロックされ、ハーフナット29が型開閉方向に位置変更されない状態で行われる。なお固定盤16に固定されるタイバ24に形成される係止部25は型開閉方向に位置変更されないことは当然である。そしてハーフナット29が係止部25に対して完全に噛合されたことが図示しない近接スイッチやサーボモータ31aのエンコーダ等により確認されると、サーボモータ31aはサーボロックされる。ハーフナット29の歯29aをタイバ24の係止部25の溝25aに係止完了させるのは、型締盤18の停止から可動金型20と固定金型15の型当接までの間(型閉低速工程の間)に完了させることが必須ではないが望ましく、ハーフナット29の係止に伴う待ち時間は、可動盤21の固定盤16への前進時間と並行して発生するので、タイムロスにならない。本発明は、特許文献3のように複雑な構造や特殊な制御も行う必要がなく、なおかつ従来の可動金型が停止した状態でハーフナットを係合する場合と比較して、成形サイクルを短縮することができる。
なお上記の型閉高速工程から型閉低速工程への移行は、型開閉機構26のサーボモータ27の作動停止と同時に型締シリンダ22により可動盤21の前進を開始するものだけでなく、サーボモータ27が停止される僅かに前(型締盤18の移動中)から、型締シリンダ22による可動盤21の前進を開始するようにしてもよい。サーボモータ27による型締盤18の前進と型締シリンダ22による可動盤21を前進は同時に並行して行うことは不可能ではない。また型締低速工程への移行は、サーボモータ27が停止されて僅かな時間を経た後から、型締シリンダ22による可動盤21の前進を開始するようにしてもよい。その場合も、ハーフナット29の係止と可動盤21の前進を並行して行えれば成形サイクルの短縮に繋がる。
また本実施形態では、型締盤18を完全に停止させた状態で係止部25に対してハーフナット29を係止しているが、ハーフナット29が微速で移動されているものを除外するものではない。つまり微速でハーフナット29が移動されるものでも、次のようなものであればハーフナット29を係止する際の支障にならないから、ハーフナット29の停止と実質的に同等に看做すことができる。まずはハーフナット29の係止前の相対的な位置Cが、溝25aに対して歯9aが対向していて、ハーフナット29と係止部25がそれぞれ移動されないでロックされた際に歯29aと溝25aの側面25b,25cが当接しない位置にあること。そしてハーフナット29が微速で移動されながら係止部25に係止完了するまで歯29aと溝25aの側面25b、25cが当接されない状態を保つこと。
また上記の型閉高速工程から型閉低速工程への移行は、型開閉機構26のサーボモータ27の作動停止と同時に型締シリンダ22による可動盤21の前進開始を行うものだけでなく、サーボモータ26が停止される僅かに前(型締盤18の移動中)から、型締シリンダ22による可動盤21の前進開始を行うようにしてもよい。よってサーボモータ27による型締盤18の前進と型締シリンダ22による可動盤21を前進は同時に並行して行うことは不可能ではない。また型締低速工程への移行は、サーボモータ27が停止されて僅かな時間を経た後から、型締シリンダ22による可動盤21の前進を開始するようにしてもよい。その場合も、ハーフナット29の係止と可動盤21の前進を並行して行えれば成形サイクルの短縮に繋がる。更には可動盤21の前進完了後にハーフナット29が係止完了するものも除外されない。型締シリンダ22により可動盤21を前進移動させている間に係止部25へのハーフナット29の係止を行うこと望ましいが、一部でも並行してオーバーラップさせることにより、成形時間が短縮できる。
そしてハーフナット29の歯29aがタイバ24の係止部25の溝25aに向けて移動され、一対のハーフナット29,29が係止完了したことが、近接スイッチにより確認された後も、更に型締シリンダ22による可動盤21の型閉移動を継続し、固定金型15に対して可動金型20を当接させる。
固定金型15に対して可動金型20が当接されると次に型閉低速工程から型締工程へ移行する。型締工程では、可動金型20の固定金型15への当接と同時に型開閉機構26のサーボモータ27のサーボロック状態を解除する。なおサーボモータ26のサーボロック状態の解除は、ハーフナット29を係止部25へ係止完了してから可動金型20が固定金型15へ当接するまでの間に行ってもよい。
サーボロック状態が解消された後の型締工程におけるサーボモータ27の制御は、型締シリンダ22の作動による型締盤18の移動に従って追従制御されるようにする。そして可動金型20が固定金型15に当接され、それ以上前進不可能となった後も更に第2のシリンダ室39に作動油を供給することにより、型締盤18とハーフナット29が僅かに後退され、ハーフナット29の歯29aの後ろ側の側面29bと、係止部25の溝25aの前側の側面25bとの間の間隙S1が解消されて両者が当接され、型締盤18の後退が停止される。そして型締盤18の後退停止により第2シリンダ室39の容積が増大されなくなったにもかかわらず作動油が第2シリンダ室39に供給されると、第2シリンダ室39および管路54,54aの作動油が昇圧され、シーケンスバルブ55の設定圧を超えると、図7にも示されるように、管路54bを介して第1シリンダ室38の側へも作動油が供給される。型締工程の際の第1シリンダ室38へ送られる作動油の油圧は、一例として21MPaに設定される。
型締工程の際は、切換バルブ63が切換られ、パイロット圧によりカートリッジバルブ56は閉鎖されている。そして容積が減少した第3シリンダ室41と第4シリンダ室40の作動油は、パイロットチェックバルブ59,61、四方向切換バルブ53を介してドレンへ落とされるが、その流量は少量であり、第3シリンダ室41と第4シリンダ室40の圧力はパイロットチェックバルブ59,61のクラッキング圧以下になることはない。そして型締工程の間は、型締シリンダ22の作動によりタイバ24が引き伸ばされ、型締された固定金型15と可動金型20の間に形成されたキャビティ(図示せず)に射出装置13から溶融樹脂を射出充填し、キャビティ内で溶融樹脂の冷却固化を行う。また射出装置13においては次の成形のための計量工程(図示せず)を行う。
そして所定の冷却時間が完了すると型締工程から図8に示される圧抜工程へ移行する。圧抜工程では四方向切換バルブ53を切換えて、第1シリンダ室38および第2シリンダ室39の作動油をドレンに落とす。圧抜工程を行うことにより、僅かに型締ピストン32およびラム23は、図3中の左側へ移動される。そして型締装置12の引き伸ばされたタイバ24は元の状態に戻され、固定金型15と可動金型20の型締は完了する。また圧抜工程の間、可変ポンプ52はアンロードされる。なお圧抜工程では第1シリンダ室38および第2シリンダ室39の作動油、または第3シリンダ室41および第4シリンダ室40の作動油は、別の経路によりドレンに落とすようにしてもよい。圧抜工程では、ハーフナット29と係止部25の型開閉方向の相対的な位置関係はほとんど変わらない。
次に圧抜工程が終了すると図9に示される強力型開工程に移行する。強力型開工程では、型締シリンダ22を用いて可動盤21を型開方向へ移動させることにより、大きな力で成形品の離型を行うことができ、またそれとともに型開閉機構26のサーボモータ27を、型締盤18等の移動専用に小型化させることもできる。型開低速工程では、油圧回路51の四方向切換バルブ53を切換えて管路58を介して型開室である第3シリンダ室41に作動油を供給する。するとまず、型締盤18とハーフナット29が型締方向に移動され、その結果、ハーフナット29の歯29aの側面29bと係止部25の溝25aの側面25bの当接と間隙S2は解消されて歯29aの側面29cと溝25aの側面25cが当接され、同時に間隙S1が形成される。なお本実施形態では、強力型開工程では型締工程、圧抜工程に続いて、型開閉機構26のサーボモータ27は型締シリンダ22の挙動に追従する追従制御を行う。
そして更に第3シリンダ室41に作動油が供給されると、同時に第1シリンダ室38および第2シリンダ室39の容積は減少され、型締ピストン32、ラム23、可動盤21、および可動金型21等が型開方向(図1、図3、図9において左側)へ移動される。そして成形品は可動金型21に張りついた状態で、固定金型15から離型される。この際切換バルブ62が切換えられ、パイロットチェックバルブ61が閉鎖されており、カートリッジバルブ56は開放されているので、第1シリンダ室38の作動油の多くは、管路57を介して給排室である第4シリンダ室へ送られる。また第1シリンダ室38の作動油の一部と早送りシリンダである第2シリンダ室の作動油は、四方向切換バルブ53を介してドレンへ落とされる。型開低速工程の際の第3シリンダ室41へ送られる作動油の油圧は、一例として7MPaに設定される。前記強力型開工程の間(隙間を解消する時間を含む)、型締盤18を比較的高速でしかも離型力を有するようにして移動させるために第3シリンダ室41の受圧面積は、第1シリンダ室38と比較してあまり大きくせずに(10〜50%)とすることが望ましい。なお強力型開工程の間、型開閉機構26のサーボモータ27はサーボロックした状態としてもよい。
強力型開工程により可動盤21が所定位置まで後退させられると、次に型開低速工程へ移行する。本実施形態では強力型開工程から型開低速工程への移行に際しては、型締シリンダ22の作動は連続して行われるが、作動油の設定油圧が一例として5MPa落とされ、可動盤21等の移動速度が増速されるように変更される。そして型開低速工程では、可動盤21の型開方向の移動と並行して係止部25からハーフナット29が離脱される。係止部25からハーフナット29を離脱させるためには、ハーフナット29を離脱可能な位置D(係止可能な位置Cと同じ)へ移動させる必要がある。そのためにまず型開閉機構26のサーボモータ27を逆回転させ、型締盤18とハーフナット29を僅かに後退させ(図4におけるディスタンス)、その後サーボモータ27がサーボロックされる。そして型締盤18およびハーフナット29が型開閉方向に位置変更されない状態で、ハーフナット29の駆動源のサーボモータ31aを作動(逆回転)させ、係止部25からハーフナット29を離脱させる。
そして更に第3シリンダ室41に作動油を供給し、図5に示されるように、第3シリンダ室41の作動油の油圧による推力により型締ピストン32が後退限まで移動され型締シリンダ22内で押付けられ固定されるようにして型開低速工程を終了する。
そして次に型開低速工程から型開高速工程へ移行する。型開高速工程では、型締シリンダ22は図6の状態に保持されており、型開閉機構26であるサーボモータ27を逆回転作動させ、型締盤18と可動盤21を型開完了位置まで移動させる。そして型開完了位置において保持されている間に図示しない取出機により成形品を取り出して、再び型閉高速工程に移行する。型開高速工程の際の第3シリンダ室41へ封入される作動油の油圧は、一例として5MPaに設定される。
なお前記において、強力型開工程から型開低速工程への移行の際に、可動盤21の移動を一旦停止するものでもよい。また溝25a内の離脱可能な位置Dにあるハーフナット29が微速で移動されているものを除外するものではない。図2に示されるように相対的に離脱可能な位置Dに位置するハーフナット29が、歯29aと溝25aが当接しないで離脱されるのであれば、例えハーフナット29が型開閉方向に微速で移動していたとしても、ハーフナット29が離脱完了する際の支障にならないから、ハーフナット29の微速移動は停止と実質的に同等と倣すことができる。更にはハーフナット29の離脱後に、型締シリンダ22による可動盤21の後退移動と型開閉機構26による型締盤18の型開移動を並行して行ってもよい。いずれにしても型締シリンダ22により可動盤21の後退移動をさせている間に係止部25からハーフナット29を離脱させることが望ましいが、一部でも並行してオーバーラップさせることにより、成形時間が短縮できる。
また上記の実施形態の型締装置により射出圧縮成形(射出プレス成形を含む)を行う場合についても本発明を用いることができる。その場合、型閉低速工程において、型締シリンダ22により可動金型20の固定金型15へ向けての前進と並行して、ハーフナット29と係止部25がそれぞれ型開閉方向Aに位置変更されない状態でハーフナット29の係止を行う。そして型締シリンダ22を作動させて一旦型閉完了位置まで可動盤21を移動させた後、ハーフナット29と係止部25の隙間を解消させるために型締盤18を後退させる点までは、上記の本実施形態と同じである。そして次に射出開始時に固定金型15に対して可動金型20が最も好適な位置となるように、型締シリンダ22の型開側41の油室に作動油を制御して供給し、型締盤18に対する可動盤21の位置を修正制御し、射出開始の位置へ可動盤21および可動金型20を移動させる。
または射出圧縮成形(射出プレス成形を含む)の別の方策としては、型締シリンダ22により可動金型20の固定金型15へ向けての前進と並行して、ハーフナット29を係止部25に係止する点は前記と同じである。しかしハーフナット29を係止部25に係止させた後に、型開閉機構であるサーボモータ27を逆回転作動させてハーフナット29と係止部25の隙間S1を先に解消させる。次に型締シリンダ22により可動盤21を前進させ、射出開始時の位置へ可動盤21を移動させる。またはこの際のサーボモータ27の制御(追従制御ではない)と、型締シリンダ22の作動は並行して行ってもよい。この別の方策は、可動金型20を型閉完了位置まで一旦前進させないで射出開始時の位置に停止させることができる。
本発明の型締装置は、射出成形機の他、ダイカスト成形機、およびプレス装置等、固定金型(加圧板を含む)と可動金型(加圧板を含む)を型閉した後、型締(増圧)する全ての型締装置に使用することができる。また射出成形機に用いる場合、射出圧縮成形、射出プレス成形、発泡成形等を行うものであってもよく、成形材料も限定されない。また固定金型と可動金型の間に別の中間可動金型が配設されるものや、1以上の固定金型(ロータリテーブル上を回転するものを含む)と1以上の可動金型(ロータリテーブル上を回転するものを含む)を使用したものでもよい。また型締装置は縦型のものでもよい。

11 射出成形機

12 型締装置

15 固定金型

18 型締盤
20 可動金型
21 可動盤

22 型締シリンダ

24 タイバ

25 係止部
25a 溝
26 型開閉機構
27 サーボモータ

29 ハーフナット
29a 歯
A 型開閉方向
B 係止位置
C 係止可能な位置
D 離脱可能な位置

Claims (4)

  1. 可動金型を固定金型に対して前後進させる型開閉機構と、ハーフナットを係止部に係止した状態で型締を行う型締シリンダが備えられた型締装置の作動方法において、
    型締シリンダのシリンダが配設される型締盤と可動金型が取付けられる可動盤が並設され、型開閉機構が型締盤に連結されるとともに型締盤の反可動盤側にハーフナットが配設され、固定金型が取付けられる固定盤の四隅近傍にタイバが固定され、タイバには係止部が設けられており、作動油を供給して型締シリンダにより固定金型に対して可動金型を前進させるのと同時に並行して、型締盤が型開閉方向に位置変更されない状態で、前記係止部に対して係止可能な位置にあるハーフナットを前記係止部に係止することを特徴とする型締装置の作動方法。
  2. 前記型締盤は、ベッドおよび固定盤に対して位置検出可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の型締装置の作動方法。
  3. 可動金型を固定金型に対して前後進させる型開閉機構と、ハーフナットを係止部に係止した状態で型締を行う型締シリンダが備えられた型締装置において、
    型締シリンダのシリンダが配設される型締盤と、該型締盤に並設され可動金型が取付けられる可動盤と、型締盤に連結される型開閉機構と、型締盤の反可動盤側に配設されるハーフナットと、固定金型が取付けられる固定盤の四隅近傍に固定され係止部を有するタイバが備えられ、作動油を供給して型締シリンダによる固定金型に対する可動金型の移動と同時に並行して、前記型締盤が型開閉方向に位置変更されない状態で前記係止部に対して係止または離脱可能な位置にあるハーフナットをタイバの係止部に係止または離脱させることを特徴とする型締装置。
  4. 前記型開閉機構は、サーボモータとボールネジとボールネジナットを用いたものであることを特徴とする請求項3に記載の型締装置。
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