JP3298430B2 - エンジンと自動変速機の総合制御装置 - Google Patents

エンジンと自動変速機の総合制御装置

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JP3298430B2 JP27451896A JP27451896A JP3298430B2 JP 3298430 B2 JP3298430 B2 JP 3298430B2 JP 27451896 A JP27451896 A JP 27451896A JP 27451896 A JP27451896 A JP 27451896A JP 3298430 B2 JP3298430 B2 JP 3298430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンと自動変速
機の総合制御装置、特に、踏み込みダウンシフト変速時
にエンジントルクを低下させるエンジンと自動変速機の
総合制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなエンジンと自動変速機
の総合制御装置は、例えば特開昭64-85844号公報に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるエンジンと自動
変速機の総合制御装置では、ワンウェイクラッチの締結
が完了する直前に一時的にエンジンの出力を低下するこ
とにより、ワンウェイクラッチの締結完了時点で発生す
るトルク変動のピークを抑制し、変速ショックを軽減し
ている。この場合、ダウンシフト変速時のスロットル開
度及び出力軸回転速度に応じてエンジン出力を低下する
タイミングを変えている。しかしながら、スロットル開
度が同一であっても、スロットル開度の変化速度が遅い
場合、すなわち変速の開始までゆっくりスロットルを踏
んだ場合と、スロットル開度の変化速度が早い場合、す
なわちスロットルを素早く踏んだ場合とでは、変速中の
エンジントルクは相違するため、エンジン回転速度の上
昇の程度が相違する。したがって、スロットル開度の変
化速度が相違するにもかかわらず変速タイミングを同一
にする場合、図3Aに示すようにスロットルをゆっくり
踏んだ場合には問題はないが、図3Bに示すようにスロ
ットルを素早く踏んだ場合には、変速終了後にも出力軸
トルクTO の低下が続き、これによるショックが発生す
るため、運転者が違和感を感じる。
【0004】また、このようなエンジンと自動変速機の
総合制御装置では、エンジントルクを低下させる期間も
同一スロットル開度では同一であり、スロットル開度の
変化速度の大小については何ら考慮されていないので、
これも、スロットルを素早く踏んだ場合にかかるトルク
の低下によりショックを大きくする原因となっている。
【0005】また、このようなエンジンと自動変速機の
総合制御装置では、車両の加速操作を判断するに当た
り、リアルタイムで判断し、又は、外乱の影響を少なく
判断するのが好ましい。
【0006】請求項1記載の発明は、スロットル開度が
同一の場合でもスロットル開度の変化速度が相違する場
合の変速中のエンジントルクの相違のために、スロット
ルを素早く踏んだ場合のトルクの低下によるショックを
発生の課題を解決しようとするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、車両の加速操作を
判断する際の外乱の影響の課題を解決しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1記
載のエンジンと自動変速機の総合制御装置は、車両の加
速操作を判断する加速操作判断手段と、踏み込みダウン
シフト変速時にエンジントルクを低下させるエンジント
ルク低下手段とを具えるエンジンと自動変速機の総合制
御装置において、前記加速操作判断手段によって検出さ
れた車両の加速状態が大きくなるに従って、前記エンジ
ントルク低下手段によってエンジントルクを低下させる
期間を短く設定する低下期間設定手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0009】本発明による請求項2記載のエンジンと自
動変速機の総合制御装置は、前記加速操作判断手段を、
スロットル開度の時間変化が所定の値を超えた場合に加
速状態が大であると判断するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載のエンジンと自動変速機の
総合制御装置によれば、低下期間設定手段は、加速操作
判断手段によって検出された車両の加速状態が大きくな
るに従って、エンジントルク低下手段によってエンジン
トルクを低下させる期間を短く設定する。このように、
車両の加速状態が大きくなるに従ってエンジントルクを
低下させる期間を短くすることにより、車両の加速状態
が大きい場合に変速終了後にもトルクダウンが続くこと
が原因のトルク低下によるショックの発生を低減するこ
とができる。
【0011】請求項2記載のエンジンと自動変速機の総
合制御装置によれば、加速操作判断手段は、スロットル
開度の時間変化が所定の値を超えた場合に加速状態が大
であると判断する。このように、スロットル開度の時間
変化の大小に基づいて車両の加速状態を判断することに
より、外乱の影響が少なく加速状態の判断を行うことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によるエンジンと自動変速
機の総合制御装置の実施の形態を、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明によるエンジンと自動変速
機の総合制御装置の一実施の形態である。本形態では、
運転者のアクセルペダル1の踏み込みに連動してスロッ
トルバルブ2の開度が加減されると、エンジン3の出力
はそれに応じて加減され、エンジン3の出力回転は、ト
ルクコンバータT/Cを経て、自動変速機4に入力され
る。
【0013】また、自動変速機4は、コントロールバル
ブ5、詳しくはシフトソレノイド6,7及び8のON,
OFFの組合せによりその選択変速段を決定し、決定さ
れた選択変速段に応じたギヤ比でエンジン動力を変速し
て出力するものとする。
【0014】ここで、シフトソレノイド6,7及び8
を、短い周期、すなわち高速でON,OFFされ、ON
時間割合を連続的に変化させることができるデューティ
ソレノイドとする。
【0015】シフトソレノイド6,7及び8のON,O
FFはコントローラ9によって制御され、このコントロ
ーラ9には、スロットルバルブ2の開度TVOを検出す
るスロットル開度センサ10からの信号と、エンジン回
転数Ne を検出するエンジン回転センサ11からの信号
と、トルクコンバータT/Cのタービン回転数Nt を検
出するタービン回転センサ12からの信号と、自動変速
機4の出力軸回転数No を検出する出力軸回転センサ1
3からの信号とがそれぞれ入力される。
【0016】コントローラ9は、従来既知の動作の他
に、上記入力信号に基づいて図2の制御プログラムを実
行し、エンジン3及び自動変速機4を以下のように制御
するものとする。
【0017】本形態の動作を説明する。本発明によるエ
ンジンと自動変速機の総合制御装置の実施の形態を説明
するフローチャートである。このルーチンは、加速状態
の大小、この場合スロットル開度の時間変化の大小に応
じてエンジントルクを低下させる期間を変えるものであ
る。この場合、スロットル開度センサ10(図1)から
の信号に基づいて検出されたスロットル開度TVOに基
づいてコントローラ9(図1)で一定時間ごとに計算さ
れたスロットル開度の時間変化ΔTVOが、第2の所定
の値としての任意の値より大きい場合、加速状態が大で
あると判断する。先ず、ステップ31において、ダウン
シフト変速出力信号がコントローラ9(図1)からコン
トロールバルブ5(図1)に供給されたか否かを判断す
る。
【0018】ダウンシフト変速信号が出力された場合に
は、ステップ32において、自動変速機4(図1)のダ
ウン変速制御を開始し、それに対してダウンシフト変速
信号が出力されない場合には、ステップ31の処理を繰
り返す。
【0019】ステップ33においてエンジントルクダウ
ンを開始した後、ステップ34において、スロットル開
度の時間変化ΔTVOが、任意の定数K2より大きいか否
か判断する。
【0020】スロットル開度の時間変化ΔTVOが任意
の定数K2以下の場合には、ステップ35において、エン
ジントルクダウンを開始してからt2経過したか否か判断
する。t2経過しない場合には、ステップ35において、
図3Bに示すようなエンジントルクダウン制御を継続
し、それに対してt2経過した場合には、ステップ37で
エンジントルクを通常の状態に復帰させ、本ルーチンを
終了する。
【0021】一方、スロットル開度の時間変化ΔTVO
が任意の定数K2より上の場合には、ステップ36におい
て、変速制御指令を開始してからt2'(t2'<t2) 経過した
か否か判断する。ステップ36においてt2' 経過しない
場合には、ステップ36において、エンジントルクダウ
ンを継続し、それに対してt2' 経過した場合には、ステ
ップ37の処理を行う。
【0022】すなわち、ステップ34〜36において、
スロットル2(図1)をゆっくり踏み込んだ場合には、
図3Bに示すように、エンジントルクダウン制御を所定
の時間t2継続し、それに対して、スロットル2(図1)
を素早く踏み込んだ場合には、図3Cに示すように、エ
ンジントルクダウン制御を、t2より短い所定の時間t2'
継続する。したがって、スロットル2(図1)を素早く
踏み込んだ場合には、スロットル2(図1)をゆっくり
踏み込んだ場合に比べてトルクダウンを継続する時間を
短くする。
【0023】本形態によれば、スロットル2(図1)を
素早く踏み込んだか否かに応じてエンジントルクダウン
させる期間を変えているので、図4Bに示すような出力
軸トルクTO のショックは、図3Cに示すように、本形
態による制御の結果生じる出力軸トルクTO において低
減される。
【0024】また、スロットル開度の時間変化ΔTVO
が任意の値より大きい場合、加速状態が大であると判断
するので、外乱の影響が少なく加速状態の判断を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるエンジンと自動変速機の総合制
御装置の一実施の形態である。
【図2】 本発明によるエンジンと自動変速機の総合制
御装置の第1の実施の形態を説明するフローチャートで
ある。
【図3】 エンジントルクダウン制御状態及び出力軸ト
ルクを時間変化を示す図である。
【符号の説明】
1 アクセルペダル 2 スロットルバルブ 3 エンジン 4 自動変速機 5 コントロールバルブ 6,7,8 シフトソレノイド 9 コントローラ 10 スロットル開度センサ 11 エンジン回転センサ 12 タービン回転センサ 13 出力軸回転センサ T/C トルクコンバータ TVO スロットル開度 Ne エンジン回転数 No 出力軸回転数 Nt タービン回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 61/04 F16H 61/04 (56)参考文献 特開 平4−191428(JP,A) 特開 平5−1583(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 F02D 41/00 F02D 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の加速操作を判断する加速操作判断
    手段と、踏み込みダウンシフト変速時にエンジントルク
    を低下させるエンジントルク低下手段とを具えるエンジ
    ンと自動変速機の総合制御装置において、 前記加速操作判断手段によって検出された車両の加速状
    態が大きくなるに従って、前記エンジントルク低下手段
    によってエンジントルクを低下させる期間を短く設定す
    る低下期間設定手段を設けたことを特徴とするエンジン
    と自動変速機の総合制御装置。
  2. 【請求項2】 前記加速操作判断手段を、スロットル開
    度の時間変化が所定の値を超えた場合に加速状態が大で
    あると判断するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のエンジンと自動変速機の総合制御装置。
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