JP3298058B2 - カメラ用ショルダーパッド - Google Patents
カメラ用ショルダーパッドInfo
- Publication number
- JP3298058B2 JP3298058B2 JP23530594A JP23530594A JP3298058B2 JP 3298058 B2 JP3298058 B2 JP 3298058B2 JP 23530594 A JP23530594 A JP 23530594A JP 23530594 A JP23530594 A JP 23530594A JP 3298058 B2 JP3298058 B2 JP 3298058B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoulder pad
- camera
- shoulder
- pad body
- guide member
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラ用ショル
ダーパッドに関し、特に、該ショルダーパッドの傾斜角
度調整機構に関する。
ダーパッドに関し、特に、該ショルダーパッドの傾斜角
度調整機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビカメラ用ショルダーパッド
は、カメラ筐体の底部に固定的に装着されているものが
一般的であり、かかるものでは安定した撮影ができない
と共に、長時間撮影すると疲れやすいといった問題点を
生じていた。そこで、かかる問題点を解決すべく図１５
に示されるようなものが提案されている（特開平６−１
４２２４号公報等参照）。
は、カメラ筐体の底部に固定的に装着されているものが
一般的であり、かかるものでは安定した撮影ができない
と共に、長時間撮影すると疲れやすいといった問題点を
生じていた。そこで、かかる問題点を解決すべく図１５
に示されるようなものが提案されている（特開平６−１
４２２４号公報等参照）。
【０００３】即ち、このものは、カメラ筐体１とショル
ダーパッド本体２の間に設けられたコマ５と、ショルダ
ーパッド本体２に取り付けられたガイド６により、少な
いシャフト３の回転でショルダーパッドの傾きを大きく
変化させて、様々な体型の人に合わせることができるよ
うに構成したものである。
ダーパッド本体２の間に設けられたコマ５と、ショルダ
ーパッド本体２に取り付けられたガイド６により、少な
いシャフト３の回転でショルダーパッドの傾きを大きく
変化させて、様々な体型の人に合わせることができるよ
うに構成したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テレビカメ
ラ等では撮影アングルを上下方向に傾斜させる例が多い
が、かかる従来のテレビカメラ用ショルダーパッドは、
肩に対し左右方向の傾斜角度を調整するものであって固
定されており、前後方向にはカメラを移動させてバラン
スとるだけのものであった。ショルダーパッドが固定さ
れたショルダーパッドでは、撮影時、カメラアングルを
下方向又は上方向にセットした時、すべり易く、安定性
が悪い。また肩との接触が弱く、不安定な状態で撮影し
なければならない。したがって、カメラアングルを下方
又は上方にセットした状態でショルダーパッドを肩に安
定化させるためには、ショルダーパッドを肩に対して前
後方向へ傾斜させることが有効である。
ラ等では撮影アングルを上下方向に傾斜させる例が多い
が、かかる従来のテレビカメラ用ショルダーパッドは、
肩に対し左右方向の傾斜角度を調整するものであって固
定されており、前後方向にはカメラを移動させてバラン
スとるだけのものであった。ショルダーパッドが固定さ
れたショルダーパッドでは、撮影時、カメラアングルを
下方向又は上方向にセットした時、すべり易く、安定性
が悪い。また肩との接触が弱く、不安定な状態で撮影し
なければならない。したがって、カメラアングルを下方
又は上方にセットした状態でショルダーパッドを肩に安
定化させるためには、ショルダーパッドを肩に対して前
後方向へ傾斜させることが有効である。
【０００５】また、前記従来のものでは、部品点数が多
くて構造が複雑化し製品コストが増大するといった問題
点を生じていた。さらに、シャフト３を回転させるため
の調整ツマミ３ａが外側に出っ張っているため邪魔にな
ると共に、外観上見栄えが良くなかった。本発明は、こ
のような従来の問題点に鑑みなされたものであり、簡易
な構造で外観上の美観を損なうことなく、カメラアング
ルに合わせてショルダーパッドの前後方向の傾斜角度を
調整可能なテレビカメラ用ショルダーパッドを提供する
ことを目的とする。
くて構造が複雑化し製品コストが増大するといった問題
点を生じていた。さらに、シャフト３を回転させるため
の調整ツマミ３ａが外側に出っ張っているため邪魔にな
ると共に、外観上見栄えが良くなかった。本発明は、こ
のような従来の問題点に鑑みなされたものであり、簡易
な構造で外観上の美観を損なうことなく、カメラアング
ルに合わせてショルダーパッドの前後方向の傾斜角度を
調整可能なテレビカメラ用ショルダーパッドを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、下端
に肩を跨ぐように装着される鞍部を有し、上端にカメラ
の撮影方向水平面上で前後方向に湾曲した円弧面を有す
るショルダーパッド本体と、該ショルダーパッド本体の
円弧面と係合する一面を有し、他面でカメラ筐体をガイ
ドするガイド部材と、カメラ筐体を固定して、前記ガイ
ド部材に対して前後方向に位置調整可能に設置された台
座と、前記ショルダーパッド本体とガイド部材と台座と
を上下方向より締結する締結部材と、前記ガイド部材を
ショルダーパッド本体方向へ付勢する弾性部材と、を備
え、前記ショルダーパッド本体の円弧面上でガイド部材
を前後方向に摺動させることにより、ショルダーパッド
本体に対するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度を調節可
能に構成する。
に肩を跨ぐように装着される鞍部を有し、上端にカメラ
の撮影方向水平面上で前後方向に湾曲した円弧面を有す
るショルダーパッド本体と、該ショルダーパッド本体の
円弧面と係合する一面を有し、他面でカメラ筐体をガイ
ドするガイド部材と、カメラ筐体を固定して、前記ガイ
ド部材に対して前後方向に位置調整可能に設置された台
座と、前記ショルダーパッド本体とガイド部材と台座と
を上下方向より締結する締結部材と、前記ガイド部材を
ショルダーパッド本体方向へ付勢する弾性部材と、を備
え、前記ショルダーパッド本体の円弧面上でガイド部材
を前後方向に摺動させることにより、ショルダーパッド
本体に対するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度を調節可
能に構成する。
【０００７】また、前記ショルダーパッド本体及びガイ
ド部材の円弧面上には、該円弧と直交する左右方向に互
いに係合する溝が刻設されるように構成することもでき
る。
ド部材の円弧面上には、該円弧と直交する左右方向に互
いに係合する溝が刻設されるように構成することもでき
る。
【０００８】また、前記ショルダーパッド本体鞍部の肩
と当接する部分は、滑らかに凸設するように構成するこ
ともできる。また、前記ショルダーパッド本体の円弧面
は、外側に膨らむように湾曲して構成することもでき
る。また、前記ショルダーパッド本体の円弧面は、内側
に凹むように湾曲して構成することもできる。
と当接する部分は、滑らかに凸設するように構成するこ
ともできる。また、前記ショルダーパッド本体の円弧面
は、外側に膨らむように湾曲して構成することもでき
る。また、前記ショルダーパッド本体の円弧面は、内側
に凹むように湾曲して構成することもできる。
【０００９】
【作用】上記の構成によれば、ガイド部材を弾性部材の
付勢力に抗してショルダーパッド本体から上方にやや持
ち上げた状態で、ショルダーパッド本体の円弧面上でガ
イド部材を前後方向に摺動させることにより、ショルダ
ーパッド本体に対するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度
を調節することが可能となる。また、前記カメラ筐体を
固定して、ガイド部材に対して前後方向に位置調整可能
に載置する台座を設ける一方、該台座をガイド部材とと
もに締結部材で締結するように構成したので、カメラ筐
体の前後方向の位置を調整することが可能となる。尚、
傾斜角度、前後方向位置の調整が終了したら締結部材に
より締め付け固定する。
付勢力に抗してショルダーパッド本体から上方にやや持
ち上げた状態で、ショルダーパッド本体の円弧面上でガ
イド部材を前後方向に摺動させることにより、ショルダ
ーパッド本体に対するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度
を調節することが可能となる。また、前記カメラ筐体を
固定して、ガイド部材に対して前後方向に位置調整可能
に載置する台座を設ける一方、該台座をガイド部材とと
もに締結部材で締結するように構成したので、カメラ筐
体の前後方向の位置を調整することが可能となる。尚、
傾斜角度、前後方向位置の調整が終了したら締結部材に
より締め付け固定する。
【００１０】また、前記ショルダーパッド本体及びガイ
ド部材の円弧面上に、該円弧と直交する左右方向に互い
に係合する溝を刻設するように構成した場合には、該溝
の係合によりショルダーパッド本体に対するカメラ筐体
の前後方向の傾斜角度位置を固定することができる。
尚、前後方向のカメラ筐体位置の調整が終了したら締結
部材により締め付け固定する。
ド部材の円弧面上に、該円弧と直交する左右方向に互い
に係合する溝を刻設するように構成した場合には、該溝
の係合によりショルダーパッド本体に対するカメラ筐体
の前後方向の傾斜角度位置を固定することができる。
尚、前後方向のカメラ筐体位置の調整が終了したら締結
部材により締め付け固定する。
【００１１】また、前記ショルダーパッド本体鞍部の肩
と当接する部分を、滑らかに凸設するように構成した場
合には、カメラ筐体の肩に掛かる重量を分散させること
により、疲労を減少させることができる。
と当接する部分を、滑らかに凸設するように構成した場
合には、カメラ筐体の肩に掛かる重量を分散させること
により、疲労を減少させることができる。
【００１２】更に、ショルダーパッド本体、ガイド部材
と締結部材の簡易な構成により低コストで前後方向の傾
斜角度及び前後方向の位置の調整が可能となる。
と締結部材の簡易な構成により低コストで前後方向の傾
斜角度及び前後方向の位置の調整が可能となる。
【００１３】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図に基づいて説
明する。先ず、図１〜図１１において、本発明に係るカ
メラ用ショルダーパッドの構造について説明する。図に
おいて、ショルダーパッド本体１１は、発砲ウレタン等
の弾性樹脂で形成され、下端に肩を跨ぐように装着され
る鞍部１１ａを有し、上端にカメラの撮影方向水平面上
で前後方向に外側に膨らむように湾曲した円弧面１１ｂ
を有する。鞍部１１ａは、肩の形状に係合するように傾
斜した面１１ｃを有し、鞍部１１ａの肩と当接する部分
は、滑らかに凸設しており、カメラ筐体２０を担いだと
きに力を分散させて疲労が少なくなるようになってい
る。
明する。先ず、図１〜図１１において、本発明に係るカ
メラ用ショルダーパッドの構造について説明する。図に
おいて、ショルダーパッド本体１１は、発砲ウレタン等
の弾性樹脂で形成され、下端に肩を跨ぐように装着され
る鞍部１１ａを有し、上端にカメラの撮影方向水平面上
で前後方向に外側に膨らむように湾曲した円弧面１１ｂ
を有する。鞍部１１ａは、肩の形状に係合するように傾
斜した面１１ｃを有し、鞍部１１ａの肩と当接する部分
は、滑らかに凸設しており、カメラ筐体２０を担いだと
きに力を分散させて疲労が少なくなるようになってい
る。
【００１４】また、円弧面１１ｂには、円弧と直交する
左右方向に溝１１ｄが刻設されている。尚、円弧面１１
ｂには、前後方向に沿って長孔１１ｅが穿設されてお
り、ガイド部材１２の前後方向の摺動に伴って該長孔１
１ｅ内をボルト部材１３が移動するようになっている。
ガイド部材１２は、前記ショルダーパッド本体１１の円
弧面１１ｂと係合する湾曲した円弧状の一面１２ａを有
し、円弧面１２ａには、前記ショルダーパッド本体１１
の円弧面１１ｂに設けられた溝１１ｄと係合する溝１２
ｅが刻設され、ボルト部材１３を嵌通させる嵌通孔１２
ｄが穿設されている。また、ガイド部材１２の他面１２
ｂの断面は凹形となっている。
左右方向に溝１１ｄが刻設されている。尚、円弧面１１
ｂには、前後方向に沿って長孔１１ｅが穿設されてお
り、ガイド部材１２の前後方向の摺動に伴って該長孔１
１ｅ内をボルト部材１３が移動するようになっている。
ガイド部材１２は、前記ショルダーパッド本体１１の円
弧面１１ｂと係合する湾曲した円弧状の一面１２ａを有
し、円弧面１２ａには、前記ショルダーパッド本体１１
の円弧面１１ｂに設けられた溝１１ｄと係合する溝１２
ｅが刻設され、ボルト部材１３を嵌通させる嵌通孔１２
ｄが穿設されている。また、ガイド部材１２の他面１２
ｂの断面は凹形となっている。
【００１５】カメラ筐体２０を固定する台座１８は、ガ
イド部材１２の他面１２ｂに載置される。台座１８が載
置される面の断面は凸形となっており、台座１８はこの
面でガイド部材１２の他面１２ｂと咬合し、前後方向に
移動可能となっている。この台座１８には、カメラ筐体
２０を固定するためのねじを嵌通させる嵌通孔１８ａ〜
１８ｄ、及びボルト部材１３を嵌通させる長孔１８ｅが
穿設されている。
イド部材１２の他面１２ｂに載置される。台座１８が載
置される面の断面は凸形となっており、台座１８はこの
面でガイド部材１２の他面１２ｂと咬合し、前後方向に
移動可能となっている。この台座１８には、カメラ筐体
２０を固定するためのねじを嵌通させる嵌通孔１８ａ〜
１８ｄ、及びボルト部材１３を嵌通させる長孔１８ｅが
穿設されている。
【００１６】また、前記ショルダーパッド本体１１とガ
イド部材１２及び台座１８とは、締結部材としてのボル
ト部材１３とナット部材１４により結合されるようにな
っている。この場合、ボルト部材１３の頭部１３ａとシ
ョルダーパッド本体１１との間には、弾性部材としての
スプリング１５と該スプリング１５の端部を受けるスト
ッパー１６が介装されている。スプリング１５は、前記
ガイド部材１２をショルダーパッド本体１１方向へ付勢
するようになっている。尚、ストッパー１６とショルダ
ーパッド本体１１との当接する面には、互いに係合する
溝１６ａが刻設されており、台座１８の前後方向の移動
に伴って該溝１６ａ上をストッパー１６も摺動するよう
になっている。
イド部材１２及び台座１８とは、締結部材としてのボル
ト部材１３とナット部材１４により結合されるようにな
っている。この場合、ボルト部材１３の頭部１３ａとシ
ョルダーパッド本体１１との間には、弾性部材としての
スプリング１５と該スプリング１５の端部を受けるスト
ッパー１６が介装されている。スプリング１５は、前記
ガイド部材１２をショルダーパッド本体１１方向へ付勢
するようになっている。尚、ストッパー１６とショルダ
ーパッド本体１１との当接する面には、互いに係合する
溝１６ａが刻設されており、台座１８の前後方向の移動
に伴って該溝１６ａ上をストッパー１６も摺動するよう
になっている。
【００１７】かかる構成によれば、ガイド部材１２をス
プリング１５の付勢力に抗してショルダーパッド本体１
１から上方にやや持ち上げた状態で、ショルダーパッド
本体１１の円弧面１１ｂ上でガイド部材１２を前後方向
に摺動させることにより、図１２に示すように、ショル
ダーパッド本体１１に対するカメラ筐体２０の前後方向
の傾斜角度を調節することが可能となる。即ち、（ａ）
は標準角度状態を示し、（ｂ）はカメラアングルが上方
向となるように傾斜角度を調整した状態を示す。カメラ
アングルを上方向にすると、肩がショルダーパッド本体
１１の端に当たるので、チルト側の角度調整を行うこと
により、安定して担ぐことが可能である。また、（ｃ）
はカメラアングルが下方向となるように傾斜角度を調整
した状態を示す。このときも同様に、カメラアングルを
下方向にすると、肩がショルダーパッド本体１１の端に
当たるので、チルト側の角度調整を行うようにする。
プリング１５の付勢力に抗してショルダーパッド本体１
１から上方にやや持ち上げた状態で、ショルダーパッド
本体１１の円弧面１１ｂ上でガイド部材１２を前後方向
に摺動させることにより、図１２に示すように、ショル
ダーパッド本体１１に対するカメラ筐体２０の前後方向
の傾斜角度を調節することが可能となる。即ち、（ａ）
は標準角度状態を示し、（ｂ）はカメラアングルが上方
向となるように傾斜角度を調整した状態を示す。カメラ
アングルを上方向にすると、肩がショルダーパッド本体
１１の端に当たるので、チルト側の角度調整を行うこと
により、安定して担ぐことが可能である。また、（ｃ）
はカメラアングルが下方向となるように傾斜角度を調整
した状態を示す。このときも同様に、カメラアングルを
下方向にすると、肩がショルダーパッド本体１１の端に
当たるので、チルト側の角度調整を行うようにする。
【００１８】カメラ筐体２０の前後方向の角度調整が終
了したら、ボルト部材１３とナット部材１４によりショ
ルダーパッド本体１１、ガイド部材１２、及び台座１８
を締め付け固定する。これにより、ショルダーパッド本
体１１の溝１１ｄとガイド部材１２の溝１２ｅとが係合
した状態で傾斜角度が固定される。また、カメラ筐体２
０を固定してガイド部材１２に載置される台座１８を設
けてあるので、前後方向のカメラ筐体２０の位置を調整
することができる。
了したら、ボルト部材１３とナット部材１４によりショ
ルダーパッド本体１１、ガイド部材１２、及び台座１８
を締め付け固定する。これにより、ショルダーパッド本
体１１の溝１１ｄとガイド部材１２の溝１２ｅとが係合
した状態で傾斜角度が固定される。また、カメラ筐体２
０を固定してガイド部材１２に載置される台座１８を設
けてあるので、前後方向のカメラ筐体２０の位置を調整
することができる。
【００１９】このように、ショルダーパッド本体１１、
ガイド部材１２，スプリング１５等により構成される簡
易な構成により低コストで前後方向の傾斜角度及び前後
方向の位置の調整が可能となる。また、ボルト部材１３
の頭部１３ａは、ショルダーパッド本体１１の凹部１１
ｆ内に収容され外面には現れないので、邪魔になった
り、外観上の見栄えが悪化するようなこともない。
ガイド部材１２，スプリング１５等により構成される簡
易な構成により低コストで前後方向の傾斜角度及び前後
方向の位置の調整が可能となる。また、ボルト部材１３
の頭部１３ａは、ショルダーパッド本体１１の凹部１１
ｆ内に収容され外面には現れないので、邪魔になった
り、外観上の見栄えが悪化するようなこともない。
【００２０】尚、上記実施例では、ショルダーパッド本
体１１の円弧面１１ｄが、外側に膨らむように湾曲して
いるものを示したが、このものに限定されるものではな
く、円弧面を内側に凹むように湾曲させて構成すること
もでき、この場合も前記実施例と略同様の作用・効果を
奏する。また、前後方向の位置決めを確実にできるよう
に、ガイド部材１２の他面１２ｂ上に凸部を複数設け、
台座１８に該凸部と係合する凹部を複数設けるように構
成してもよい。
体１１の円弧面１１ｄが、外側に膨らむように湾曲して
いるものを示したが、このものに限定されるものではな
く、円弧面を内側に凹むように湾曲させて構成すること
もでき、この場合も前記実施例と略同様の作用・効果を
奏する。また、前後方向の位置決めを確実にできるよう
に、ガイド部材１２の他面１２ｂ上に凸部を複数設け、
台座１８に該凸部と係合する凹部を複数設けるように構
成してもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ショルダーパッド本体の円弧面上でガイド部材を前後方
向に摺動させることにより、ショルダーパッド本体に対
するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度を調節できるよう
に構成されるので、簡易な構成により低コストでカメラ
アングルの調整が可能となり、カメラ筐体を固定して、
ガイド部材に対して前後方向に位置調整可能に載置する
台座を設ける一方、該台座をガイド部材とともに締結部
材で締結するように構成するので、カメラ筐体を前後方
向に位置調整することができるので、以て、安定した撮
影ができ、長時間撮影しても疲れるようなことはない。
ショルダーパッド本体の円弧面上でガイド部材を前後方
向に摺動させることにより、ショルダーパッド本体に対
するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度を調節できるよう
に構成されるので、簡易な構成により低コストでカメラ
アングルの調整が可能となり、カメラ筐体を固定して、
ガイド部材に対して前後方向に位置調整可能に載置する
台座を設ける一方、該台座をガイド部材とともに締結部
材で締結するように構成するので、カメラ筐体を前後方
向に位置調整することができるので、以て、安定した撮
影ができ、長時間撮影しても疲れるようなことはない。
【００２２】また、ショルダーパッド本体及びガイド部
材の円弧面上に、該円弧と直交する前後方向に互いに係
合する溝を刻設するように構成した場合には、該溝の係
合によりショルダーパッド本体に対するカメラ筐体の前
後方向の傾斜角度位置を固定することができる。
材の円弧面上に、該円弧と直交する前後方向に互いに係
合する溝を刻設するように構成した場合には、該溝の係
合によりショルダーパッド本体に対するカメラ筐体の前
後方向の傾斜角度位置を固定することができる。
【００２３】また、ショルダーパッド本体鞍部の肩と当
接する部分を、滑らかに凸設するように構成した場合に
は、カメラ筐体の肩に掛かる重量を分散させることによ
り、疲労を減少させることができる。
接する部分を、滑らかに凸設するように構成した場合に
は、カメラ筐体の肩に掛かる重量を分散させることによ
り、疲労を減少させることができる。
【図１】本発明に係るカメラ用ショルダーパッドの全体
構造を示す正面図。
構造を示す正面図。
【図２】図１の組み立て図。
【図３】ショルダーパッド本体の平面図。
【図４】図３の断面図。
【図５】図３の底面図。
【図６】図３の円弧面上の溝を示す部分拡大図。
【図７】ガイド部材の平面図。
【図８】図７の断面図。
【図９】台座の平面図。
【図10】図９の断面図。
【図11】ショルダーパッド本体、ガイド部材、及び台座
の締結状態を示す部分断面図。
の締結状態を示す部分断面図。
【図12】本発明に係るカメラ用ショルダーパッドの傾斜
角度を調整して使用した状態を示す側面図。
角度を調整して使用した状態を示す側面図。
【図13】従来例のカメラ用ショルダーパッドを示す斜視
図。
図。
１０ カメラ用ショルダーパッド １１ ショルダーパッド本体 １１ａ 鞍部 １１ｂ 円弧面 １１ｃ 傾斜面 １１ｄ 溝 １２ ガイド部材 １２ｃ ボス部 １２ｄ 長孔 １２ｅ 溝 １３ ボルト部材 １３ａ 頭 １４ ナット部材 １５ スプリング １６ ストッパー ２０ カメラ筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/225 - 5/247
Claims (5)
- 【請求項１】下端に肩を跨ぐように装着される鞍部を有
し、上端にカメラの撮影方向水平面上で前後方向に湾曲
した円弧面を有するショルダーパッド本体と、 該ショルダーパッド本体の円弧面と係合する一面を有
し、他面でカメラ筐体をガイドするガイド部材と、カメラ筐体を固定して、前記ガイド部材に対して前後方
向に位置調整可能に設置された台座と、 前記ショルダーパッド本体とガイド部材と台座とを上下
方向より締結する締結部材と、 前記ガイド部材をショルダーパッド本体方向へ付勢する
弾性部材と、 を備え、 前記ショルダーパッド本体の円弧面上でガイド部材を前
後方向に摺動させることにより、ショルダーパッド本体
に対するカメラ筐体の前後方向の傾斜角度を調節可能に
構成したことを特徴とするカメラ用ショルダーパッド。 - 【請求項２】前記ショルダーパッド本体及びガイド部材
の円弧面上には、該円弧と直交する左右方向に互いに係
合する溝が刻設されたことを特徴とする請求項１に記載
のカメラ用ショルダーパッド。 - 【請求項３】前記ショルダーパッド本体鞍部の肩と当接
する部分は、滑らかに凸設していることを特徴とする請
求項１又は請求項２に記載のカメラ用ショルダーパッ
ド。 - 【請求項４】前記ショルダーパッド本体の円弧面は、外
側に膨らむように湾曲していることを特徴とする請求項
１〜３のいずれか一つに記載のカメラ用ショルダーパッ
ド。 - 【請求項５】前記ショルダーパッド本体の円弧面は、内
側に凹むように湾曲していることを特徴とする請求項１
〜３のいずれか一つに記載のカメラ用ショルダーパッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23530594A JP3298058B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | カメラ用ショルダーパッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23530594A JP3298058B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | カメラ用ショルダーパッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898070A JPH0898070A (ja) | 1996-04-12 |
| JP3298058B2 true JP3298058B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=16984154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23530594A Expired - Lifetime JP3298058B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | カメラ用ショルダーパッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3298058B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056181A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 삼성전기주식회사 | Ｐｃ 카메라 |
| CN207636910U (zh) * | 2017-11-08 | 2018-07-20 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 镜头调节机构、相机、云台装置以及无人飞行器 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23530594A patent/JP3298058B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0898070A (ja) | 1996-04-12 |
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Legal Events
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