JP2502020Y2 - 鏡装着具 - Google Patents

鏡装着具

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JP2502020Y2
JP2502020Y2 JP1991110980U JP11098091U JP2502020Y2 JP 2502020 Y2 JP2502020 Y2 JP 2502020Y2 JP 1991110980 U JP1991110980 U JP 1991110980U JP 11098091 U JP11098091 U JP 11098091U JP 2502020 Y2 JP2502020 Y2 JP 2502020Y2
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JP
Japan
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mounting
frame member
rear surface
plate
inner frame
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JP1991110980U
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JPH0543959U (ja
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勝章 立石
靖彦 池田
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Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、ロッカーの扉内面などに
取り付けて使用する小型の鏡装着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前面に鏡板を装着して枠部材の後
面に背板を設けて、この背板に下向きL字状の係合片を
突接し、この係合片を、ロッカーの扉内面に高さ方向に
隔設した係合孔に使用者の身長に合わせて選択的に係合
して、鏡板の高さ位置を調整できるように構成した鏡装
着具は公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来の構成によれば、鏡板の高さ位置を調整するための複
数の係合孔が扉内面に露出状態に存在するので、体裁を
著しく損なうばかりでなく、鏡板はどの高さ位置におい
てもほぼ垂直状態におかれるので、必要に応じて鏡面を
傾けて例えば顔面を上向き乃至下向きに写し出すことが
できないという使用上の不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、鏡を上向
き乃至下向きに傾動できるようにして、前記した従来の
ものの不都合を解消したものである。即ち本願は外枠部
材の後面に、該後面を閉じるように取付板を一体に設け
ると共に、取付板の後面に取付用脚片を突設して成る取
付部材の枠内に、内枠部材の後面に、該後面を閉じ、か
つ、前面に内枠部材との間で鏡板を装着する背板を設け
て成る傾動部材を嵌合して垂直傾動可能に支承すると共
に、前記取付板と前記背板との間に摺動摩擦手段を設け
たことを特徴とするものであり、上記において、鏡板が
ガタ付かないように、背板に、切込みにより遊離され、
その前面に突条を有して鏡板を内枠部材の前面に押圧付
勢する押圧片を設ける。また好ましくは外枠部材及び内
枠部材を縦長方形状に形成し、摺動摩擦手段を、先端面
で開口する縦長の嵌合孔を有した複数の摺接部片と、前
記嵌合孔に夫々密嵌する複数の摺接片とから成り、これ
らを傾動部材の傾動軸芯に沿って配設して構成するもの
である。
【0005】
【作用】しかして、使用に際しては取付部材の後面をロ
ッカー扉の内壁面に取り付け、この状態で使用者の身長
に合わせ、或いは使用態様に合わせて内枠部材の上縁部
を押圧すると、鏡面が上向きに、また下縁部を押圧する
と鏡面が下向きに夫々傾動し、この傾動状態は摺動摩擦
による摺動摩擦抵抗により保持される。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例を図面について詳述する。
本願は、取付部材1と、前面に鏡板2を装着した傾動部
材3とから成り、その分解斜視図を示す図4から明らか
なように、取付部材1は四隅位置に丸味を帯び、かつ、
周片が断面V字状に屈曲された縦長方形状の外枠部材4
から成り、その左右側片5,5の内面縦方向の中間位置
に横向きの軸受孔6a,6bを夫々有すると共に、前記
外枠部材4の後面中間部を閉じるように取付板7が一体
に設けてあり、その前面の前記軸受孔6a,6bの中心
を結ぶ線に沿って先端面が縦長円弧状に湾曲し、かつ、
その先端面で開口する縦長の嵌合孔8を内部に有した扁
平筒状の摺接部片9が所要の間隔で複数個隔設してあ
り、前記取付板7の四隅位置には、後方に突出する取付
用脚片10が夫々設けてある。
【0007】前記取付部材1に垂直傾動自在に取り付け
られる傾動部材3は、取付部材1の外枠部材4内に緩く
嵌合し得る大きさを有し、かつ、周片が断面L字状に折
曲した内枠部材11から成り、その左右側片12,12
の側面は中高に形成されていると共に、その中高の中央
位置に前記軸受孔6a,6bに嵌合する傾動軸13a,
13bが外向きに夫々突設してあり、また上片14の後
面には、鏡板2を係挿するための切欠口部15が設けて
ある。さらに前記左右側片12,12の中央部間には、
前記内枠部材11の後面との間に鏡板2を介入するに適
した空隙16が存するように背板17が横架してあり、
この背板17の上部と下部の中央位置には、切込みによ
り遊離され、かつ、前面に突部18を有して鏡板2を内
枠部材11の後面に押圧付勢する押圧片19が、また背
板17の後面には補強用のリブ20と前記取付部材1に
設けた各摺接部片9,・・・の嵌合孔8内に夫々密嵌し
て、摺動摩擦抵抗を保有する複数の摺接片21,・・・
とが夫々設けてあり、さらに前記内枠部材11の上片1
4と下片22の後面に、鏡板2を内枠部材11に介入し
たとき、その上下縁を受け止める突片23,23が設け
てある。
【0008】なお図中24はロッカー扉の内壁板を示し
ており、この内壁板24には前記取付部材1を嵌合し得
る大きさの凹状面25を有しており、この凹状面25に
前記取付用脚片10を圧入により係止する係止孔26が
穿設してある。
【0009】しかして、使用に際しては傾動部材3の切
欠口部15を介して鏡板2を内枠部材11の後面と背板
17の前面との間に介入し、前記鏡板2の下縁が内枠部
材11の下片22に設けた突片23に当接したとき、鏡
板2が内枠部材11の後面に正しく保持され、かつ、鏡
板2は押圧片19の付勢力により内枠部材11の後面に
密接すると共に、その上縁が上片14の突片23により
受け止められる。このようにして傾動部材3に鏡板2を
装着した状態で各摺接部片9の嵌合孔8内に摺接片21
が夫々介入するように傾動部材3を取付部材1の前面か
ら外枠部材4内に嵌め込むと共に、傾動軸13a,13
bを夫々対応する軸受孔6a,6bに夫々係合する。こ
の状態で傾動部材3は取付部材1に対し傾動軸13a,
13bの位置で傾動可能に支承されると共に、摺接片2
1と摺接部片9との間に摺動摩擦抵抗が生じる。
【0010】このようにして鏡装着具を組み立てたの
ち、取付部材1をロッカー扉の内壁板24に形成した凹
状面25に嵌合すると共に、脚片10を係止孔26に圧
入により係止することにより鏡装着具をロッカー扉に装
着するものであり、この状態で傾動部材3の上縁部を押
圧すると、それが上向きに傾動し、また下縁部を押圧す
ると、それぎ下向きに傾動し、その傾動状態は任意の傾
斜角で摺接部片9と摺接片21の摺動摩擦抵抗により保
持される。
【0011】
【考案の効果】以上のように本願によれば、使用者の身
長或いは使用態様に合わせて傾動部材を所要の傾斜角度
に容易に調整することができ、しかも無段階調整が可能
であるので、使用に極めて便利であり、特に請求項2記
載の構成によるときは、鏡板が内枠部材の後面に密接し
てガタ付きが生じないなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠した総体の正面図
【図2】一部切欠した総体の平面図
【図3】使用状態の縦断側面図
【図4】分解した斜視図
【符号の説明】
1 取付部材 2 鏡板 3 傾動部材 4 外枠部材 7 取付板 8 嵌合孔 9 摺接部片 10 脚片 11 内枠部材 13 傾動軸 16 空隙 17 背板 18 突部 19 押圧片 21 摺接片

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠部材の後面に、該後面を閉じるよう
    に取付板を一体に設けると共に、取付板の後面に取付用
    脚片を突設して成る取付部材の枠内に、内枠部材の後面
    に、該後面を閉じ、かつ、前面に内枠部材との間で鏡板
    を装着する背板を設けて成る傾動部材を嵌合して垂直傾
    動可能に支承すると共に、前記取付板と前記背板との間
    に摺動摩擦手段を設けたことを特徴とする鏡装着具。
  2. 【請求項2】 背板に、切込みにより遊離され、その前
    面に突条を有して鏡板を内枠部材に押圧付勢する押圧片
    を設けて成る請求項2記載の鏡装着具。
  3. 【請求項3】 外枠部材及び内枠部材を縦長方形状に形
    成して成る請求項1または2記載の鏡装着具。
  4. 【請求項4】 摺動摩擦手段が、先端面で開口する縦長
    の嵌合孔を有した複数の摺接部片と、前記嵌合孔に夫々
    密嵌する復数の摺接片とから成り、これらを傾動部材の
    傾動軸芯に沿って配設して成る請求項1,2または3記
    載の鏡装着具。
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JPH0543959U JPH0543959U (ja) 1993-06-15
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