JP3297444B2 - 内燃機関 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は船用推進装置に関し、且
つ更に詳しくは船用推進装置機関構造及びそのような機
関の製造方法に関する。
つ更に詳しくは船用推進装置機関構造及びそのような機
関の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】「開放デッキ」構造を有するシリンダブ
ロックでは、１つ又はそれ以上の内腔を取囲む水ジャケ
ットはシリンダヘッド面において露出されており且つシ
リンダヘッドによって閉鎖されている。「閉鎖デッキ」
構造を有するシリンダブロックでは、水ジャケットはシ
リンダブロックによってほぼ包囲されており且つシリン
ダヘッド面において露出されていない。閉鎖デッキ構造
を有するシリンダブロックの例は１９５１年５月１５日
に発行されたウォールグレンの米国特許第2,553,222 号
に開示されている。
ロックでは、１つ又はそれ以上の内腔を取囲む水ジャケ
ットはシリンダヘッド面において露出されており且つシ
リンダヘッドによって閉鎖されている。「閉鎖デッキ」
構造を有するシリンダブロックでは、水ジャケットはシ
リンダブロックによってほぼ包囲されており且つシリン
ダヘッド面において露出されていない。閉鎖デッキ構造
を有するシリンダブロックの例は１９５１年５月１５日
に発行されたウォールグレンの米国特許第2,553,222 号
に開示されている。
【０００３】シリンダヘッドと開放デッキ構造を有する
シリンダブロックとの間の結合部をゴムのＯ−リングで
シールすることは知られている。そのような構成は１９
８５年１月２２日に発行されたタカダの米国特許第4,49
4,491号に開示されている。
シリンダブロックとの間の結合部をゴムのＯ−リングで
シールすることは知られている。そのような構成は１９
８５年１月２２日に発行されたタカダの米国特許第4,49
4,491号に開示されている。
【０００４】次の米国特許に注意が向けられる。
【０００５】 アイ・オルンベルグ 1,791,572 1931年 2月10日、 ウイーバーほか 2,111,828 1938年 3月22日、 デー・ホレイ 2,757,650 1956年 8月 7日、 アルビンソンほか 3,161,182 1964年12月15日、 ステファン 3,228,381 1966年 1月11日、 ウォルシュ 3,246,637 1966年 4月19日、 シェレンベルグほか 3,363,608 1968年 1月16日、 クエニーほか 3,667,431 1972年 6月 6日、 バスター 3,385,273 1968年 5月28日、 オルソンほか 3,481,316 1969年12月 2日、 クビス 4,108,135 1978年 8月22日、 ブラウン 4,357,912 1982年11月 9日、 ハウザー・ジュニア 4,399,783 1983年 8月23日、 カゼンマイヤーほか 4,417,549 1983年11月29日、 ハンダートマーク 4,674,449 1987年 6月23日。
【０００６】また、次の外国特許に注意が向けられる。
英国特許第582,376 号、フランス特許第718,174 号、英
国特許第1,265,980 号、及び英国特許第2,069,046 号。
英国特許第582,376 号、フランス特許第718,174 号、英
国特許第1,265,980 号、及び英国特許第2,069,046 号。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、外方端を有す
るシリンダ内腔、シリンダ内腔の外方端にある端ぐり、
及び端ぐりから延びる外方シリンダヘッド取付表面を含
む外方壁を含む閉鎖デッキシリンダブロックと、シリン
ダ内腔中に受入れられ且つ端ぐりと共にＵ字形状環状溝
をシリンダヘッド取付表面に画成するシリンダライナ
と、シリンダブロックのシリンダヘッド取付表面と係合
されたシリンダブロック取付表面を含むシリンダヘッド
と、環状溝中に位置決めされ且つシリンダブロック及び
シリンダヘッドと係合されたシール部材と、シリンダブ
ロック及びシリンダヘッドの間に延び且つシリンダブロ
ック及びシリンダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個
の締着具とを具えた機関を提供する。
るシリンダ内腔、シリンダ内腔の外方端にある端ぐり、
及び端ぐりから延びる外方シリンダヘッド取付表面を含
む外方壁を含む閉鎖デッキシリンダブロックと、シリン
ダ内腔中に受入れられ且つ端ぐりと共にＵ字形状環状溝
をシリンダヘッド取付表面に画成するシリンダライナ
と、シリンダブロックのシリンダヘッド取付表面と係合
されたシリンダブロック取付表面を含むシリンダヘッド
と、環状溝中に位置決めされ且つシリンダブロック及び
シリンダヘッドと係合されたシール部材と、シリンダブ
ロック及びシリンダヘッドの間に延び且つシリンダブロ
ック及びシリンダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個
の締着具とを具えた機関を提供する。
【０００８】また、本発明は、外方端を有するシリンダ
内腔、シリンダ内腔の外方端から延びるシリンダヘッド
取付表面を含む外方壁、シリンダ内腔に対して離間した
包囲関係で位置決めされ且つ外方壁によって一部画成さ
れた冷却剤ジャケット、及び外方壁中に位置決めされ且
つシリンダヘッド取付表面と冷却剤ジャケットとの間を
連通する通路を含む閉鎖デッキシリンダブロックと、シ
リンダブロックのシリンダヘッド取付表面と係合された
シリンダブロック取付表面、内部冷却剤ジャケット、及
びシリンダヘッド中の冷却剤ジャケットからシリンダヘ
ッドのシリンダブロック取付表面まで延び且つシリンダ
ブロック中の通路と連通する通路を含むシリンダヘッド
と、シリンダブロック及びシリンダヘッド中の通路の一
方に位置決めされ且つ環状弁座表面を含む環状座部材
と、座部材の弁座表面と係合し得る表面を含み、シリン
ダブロック中の冷却剤ジャケットとシリンダヘッド中の
冷却剤ジャケットとの間の冷却剤流れ通路を通る冷却剤
流れを解放可能に妨げる弁部材と、シリンダブロック及
びシリンダヘッドの間に延び且つシリンダブロック及び
シリンダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具
とを具えた機関を提供する。
内腔、シリンダ内腔の外方端から延びるシリンダヘッド
取付表面を含む外方壁、シリンダ内腔に対して離間した
包囲関係で位置決めされ且つ外方壁によって一部画成さ
れた冷却剤ジャケット、及び外方壁中に位置決めされ且
つシリンダヘッド取付表面と冷却剤ジャケットとの間を
連通する通路を含む閉鎖デッキシリンダブロックと、シ
リンダブロックのシリンダヘッド取付表面と係合された
シリンダブロック取付表面、内部冷却剤ジャケット、及
びシリンダヘッド中の冷却剤ジャケットからシリンダヘ
ッドのシリンダブロック取付表面まで延び且つシリンダ
ブロック中の通路と連通する通路を含むシリンダヘッド
と、シリンダブロック及びシリンダヘッド中の通路の一
方に位置決めされ且つ環状弁座表面を含む環状座部材
と、座部材の弁座表面と係合し得る表面を含み、シリン
ダブロック中の冷却剤ジャケットとシリンダヘッド中の
冷却剤ジャケットとの間の冷却剤流れ通路を通る冷却剤
流れを解放可能に妨げる弁部材と、シリンダブロック及
びシリンダヘッドの間に延び且つシリンダブロック及び
シリンダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具
とを具えた機関を提供する。
【０００９】本発明の他の特徴及び利点は以下の詳細な
説明、特許請求の範囲、及び図面を検討すると当業者に
明らかになろう。
説明、特許請求の範囲、及び図面を検討すると当業者に
明らかになろう。
【００１０】本発明の一実施例を詳細に説明する前に、
本発明はその適用において、以下の説明で述べられ又は
図面に示された構造の細部及び構成要素の構成に制限さ
れないことは理解されるべきである。本発明は他の実施
例が可能であり且つ種々の様態で実施され又は実行され
ることができる。また、ここで用いた表現及び用語は説
明のためのものであり、制限と考えられるべきでない。
本発明はその適用において、以下の説明で述べられ又は
図面に示された構造の細部及び構成要素の構成に制限さ
れないことは理解されるべきである。本発明は他の実施
例が可能であり且つ種々の様態で実施され又は実行され
ることができる。また、ここで用いた表現及び用語は説
明のためのものであり、制限と考えられるべきでない。
【００１１】
【実施例】図１に船用推進装置１０が示され、該船用推
進装置はボートの横梁１２上に取付けられた取付組立体
を含む。種々の適当な取付組立体が使用され得るが、図
示した構造では、取付組立体は横梁１２上に固定された
横梁ブラケット１４と、横梁ブラケット１４上に概ね水
平な傾動軸線１８の周りにそれに対して枢動可能に取付
けられたスイベルブラケット１６とを含む。
進装置はボートの横梁１２上に取付けられた取付組立体
を含む。種々の適当な取付組立体が使用され得るが、図
示した構造では、取付組立体は横梁１２上に固定された
横梁ブラケット１４と、横梁ブラケット１４上に概ね水
平な傾動軸線１８の周りにそれに対して枢動可能に取付
けられたスイベルブラケット１６とを含む。
【００１２】また、船用推進装置１０は、スイベルブラ
ケット１６上に取付けられ、概ね垂直な舵取軸線２２の
周りにそれに対して枢動することができ且つ傾動軸線１
８の周りにそれと共に共通の運動をすることができる推
進ユニット２０を具える。推進ユニット２０はプロペラ
２５を担持する回転可能に取付けられたプロペラ軸２４
と、通常の駆動列２８によってプロペラ２５へ駆動連結
された内燃機関２６（図１に概略的に示す）とを含む。
ケット１６上に取付けられ、概ね垂直な舵取軸線２２の
周りにそれに対して枢動することができ且つ傾動軸線１
８の周りにそれと共に共通の運動をすることができる推
進ユニット２０を具える。推進ユニット２０はプロペラ
２５を担持する回転可能に取付けられたプロペラ軸２４
と、通常の駆動列２８によってプロペラ２５へ駆動連結
された内燃機関２６（図１に概略的に示す）とを含む。
【００１３】図２に最良に示したように、機関２６は機
関又はシリンダブロック３１を含む閉鎖デッキシリンダ
又は機関ブロック組立体２９を具え、該機関又はシリン
ダブロックは好ましくはロストフォーム法でアルミニウ
ムから鋳造され、且つ機械加工された平らなクランクケ
ース端又はクランクケースカバー取付表面３３を設けて
おり、該クランクケース端又はクランクケースカバー取
付表面３３は鋳造されたクランクケース端３４（破線の
輪郭で示す）から機械加工され且つその中に半円筒状の
クランク軸凹部３５を有し、その直径方向平面は凹部３
５及びクランク軸（図示せず）の回転合致軸線３７を含
み、且つ機械加工されたクランクケースカバー取付表面
３３と同一平面にある。
関又はシリンダブロック３１を含む閉鎖デッキシリンダ
又は機関ブロック組立体２９を具え、該機関又はシリン
ダブロックは好ましくはロストフォーム法でアルミニウ
ムから鋳造され、且つ機械加工された平らなクランクケ
ース端又はクランクケースカバー取付表面３３を設けて
おり、該クランクケース端又はクランクケースカバー取
付表面３３は鋳造されたクランクケース端３４（破線の
輪郭で示す）から機械加工され且つその中に半円筒状の
クランク軸凹部３５を有し、その直径方向平面は凹部３
５及びクランク軸（図示せず）の回転合致軸線３７を含
み、且つ機械加工されたクランクケースカバー取付表面
３３と同一平面にある。
【００１４】加えて、機関ブロック３１は機械加工され
た平らな外方又はシリンダヘッド取付表面４１を含み、
該機械加工された平らな外方又はシリンダヘッド取付表
面４１は鋳造されたシリンダヘッド端表面４２（破線の
輪郭で示す）から機械加工され、且つクランク軸軸線３
７に対して所定の又は与えられた垂線距離４４において
クランクケースカバー取付表面３３から離間している。
た平らな外方又はシリンダヘッド取付表面４１を含み、
該機械加工された平らな外方又はシリンダヘッド取付表
面４１は鋳造されたシリンダヘッド端表面４２（破線の
輪郭で示す）から機械加工され、且つクランク軸軸線３
７に対して所定の又は与えられた垂線距離４４において
クランクケースカバー取付表面３３から離間している。
【００１５】また、機関ブロック３１はそれぞれの機械
加工された円筒状内腔４３を画成する１つ以上の環状壁
を含み、該環状壁は鋳造された円筒状内腔４６（図３に
破線で輪郭を示す）から機械加工され、且つ機械加工さ
れたシリンダヘッド取付表面４１から内方へ且つそれに
対して垂直に延在し、且つクランク軸軸線３７と交差す
る軸線４５をそれぞれ含む。各ケース円筒状内腔４６は
肩４７を形成するように機械加工され（特に図３を参
照）、該肩４７は機械加工されたシリンダヘッド取付表
面４１から遠方でシリンダ軸線４５に対して垂直な平面
においてクランク軸軸線３７から所定の又は与えられ軸
線方向距離５０に位置決めされる。
加工された円筒状内腔４３を画成する１つ以上の環状壁
を含み、該環状壁は鋳造された円筒状内腔４６（図３に
破線で輪郭を示す）から機械加工され、且つ機械加工さ
れたシリンダヘッド取付表面４１から内方へ且つそれに
対して垂直に延在し、且つクランク軸軸線３７と交差す
る軸線４５をそれぞれ含む。各ケース円筒状内腔４６は
肩４７を形成するように機械加工され（特に図３を参
照）、該肩４７は機械加工されたシリンダヘッド取付表
面４１から遠方でシリンダ軸線４５に対して垂直な平面
においてクランク軸軸線３７から所定の又は与えられ軸
線方向距離５０に位置決めされる。
【００１６】また、シリンダブロック３１は機械加工さ
れたシリンダヘッド取付表面４１に近接して端ぐり５１
を含み、該端ぐり５１はシリンダ軸線４５に対して垂直
な平面においてクランク軸軸線３７から与えられた又は
所定の軸線方向距離に位置決めされた底部表面５３と、
シリンダ軸線４５と同心状の円筒状壁５５とを有する。
れたシリンダヘッド取付表面４１に近接して端ぐり５１
を含み、該端ぐり５１はシリンダ軸線４５に対して垂直
な平面においてクランク軸軸線３７から与えられた又は
所定の軸線方向距離に位置決めされた底部表面５３と、
シリンダ軸線４５と同心状の円筒状壁５５とを有する。
【００１７】また、シリンダブロック組立体２９は１つ
以上の鉄金属製シリンダライナ６１を含み（図２を参
照）、該シリンダライナ６１は対向した第１及び第２の
端６３及び６５並びに内方及び外方円筒状表面６７及び
６９を有する円筒状スリーブの形であり、且つ機械加工
された円筒状内腔４３中へそれぞれプレス嵌めされ、そ
れにより第１の端６３は肩４７と係合し、第２の端６５
は機械加工されたシリンダヘッド取付表面４１と同一平
面にあり且つ機械加工されたシリンダヘッド取付表面４
１の部分を形成する。内方円筒状表面６７は耐摩耗性シ
リンダ内腔を提供する。
以上の鉄金属製シリンダライナ６１を含み（図２を参
照）、該シリンダライナ６１は対向した第１及び第２の
端６３及び６５並びに内方及び外方円筒状表面６７及び
６９を有する円筒状スリーブの形であり、且つ機械加工
された円筒状内腔４３中へそれぞれプレス嵌めされ、そ
れにより第１の端６３は肩４７と係合し、第２の端６５
は機械加工されたシリンダヘッド取付表面４１と同一平
面にあり且つ機械加工されたシリンダヘッド取付表面４
１の部分を形成する。内方円筒状表面６７は耐摩耗性シ
リンダ内腔を提供する。
【００１８】このように組立てられた時、シリンダヘッ
ド取付表面４１中に１つ以上の環状溝７１が提供され、
該環状溝７１のそれぞれは関連したシリンダライナの外
方円筒状表面６９によって、関連した端ぐりの底部表面
５３によって及び関連した端ぐりの円筒状表面５５によ
って形成される。
ド取付表面４１中に１つ以上の環状溝７１が提供され、
該環状溝７１のそれぞれは関連したシリンダライナの外
方円筒状表面６９によって、関連した端ぐりの底部表面
５３によって及び関連した端ぐりの円筒状表面５５によ
って形成される。
【００１９】機械加工されたシリンダブロック取付表面
４１は、閉鎖デッキの特徴を提供するように後述するこ
とを除いて破断されない様態で端ぐりの円筒状表面５５
から外方へ延在する外方又は頂部壁７５によってシリン
ダブロック３１中に設けられる。
４１は、閉鎖デッキの特徴を提供するように後述するこ
とを除いて破断されない様態で端ぐりの円筒状表面５５
から外方へ延在する外方又は頂部壁７５によってシリン
ダブロック３１中に設けられる。
【００２０】また、シリンダブロック３１は外方又は頂
部壁７５を含む適当な壁手段を含み、該壁手段は機関ブ
ロックの円筒状内腔４３を画成する環状壁を包囲する機
関冷却剤ジャケット７７を画成する。
部壁７５を含む適当な壁手段を含み、該壁手段は機関ブ
ロックの円筒状内腔４３を画成する環状壁を包囲する機
関冷却剤ジャケット７７を画成する。
【００２１】また、シリンダブロック３１は冷却剤供給
ポンプ（図示せず）と連通する適当な冷却剤入口通路
（図示せず）を設けており、且つまた外方壁７５を貫通
し且つ冷却剤ジャケット７７とシリンダヘッド取付表面
４１中の口部８３との間を連通する単一の冷却剤出口通
路８１を設けている。
ポンプ（図示せず）と連通する適当な冷却剤入口通路
（図示せず）を設けており、且つまた外方壁７５を貫通
し且つ冷却剤ジャケット７７とシリンダヘッド取付表面
４１中の口部８３との間を連通する単一の冷却剤出口通
路８１を設けている。
【００２２】また、シリンダブロック３１はシリンダヘ
ッド取付表面４１中の口部８７中で一端を終端する適当
な冷却剤船外通路８５を含む。口部８３及び８７は特に
従来技術の開放した冷却剤ジャケット環状路と比較して
比較的非常に小さい寸法を有する。
ッド取付表面４１中の口部８７中で一端を終端する適当
な冷却剤船外通路８５を含む。口部８３及び８７は特に
従来技術の開放した冷却剤ジャケット環状路と比較して
比較的非常に小さい寸法を有する。
【００２３】シリンダブロック３１がロストフォーム法
を採用して鋳造されることが企図されるので、外方又は
頂部壁７５は一連の通路９１を含み（図４を参照）、該
通路９１は個々に比較的小さい寸法を有し、シリンダヘ
ッド取付表面４１と冷却剤ジャケット７７との間を連通
し、且つ鋳造に先立ってロストフォームパターンの冷却
剤ジャケット空所中への砂の流れを与える。
を採用して鋳造されることが企図されるので、外方又は
頂部壁７５は一連の通路９１を含み（図４を参照）、該
通路９１は個々に比較的小さい寸法を有し、シリンダヘ
ッド取付表面４１と冷却剤ジャケット７７との間を連通
し、且つ鋳造に先立ってロストフォームパターンの冷却
剤ジャケット空所中への砂の流れを与える。
【００２４】また、機関２６はシリンダヘッド１０１を
含み、該シリンダヘッド１０１は好ましくはロストフォ
ーム法を用いてアルミニウムから製作され、且つ平らな
機械加工されたシリンダブロック取付表面１０３を含
み、該シリンダブロック取付表面１０３はシリンダブロ
ック３１のシリンダヘッド取付表面４１と緊密に係合さ
れ、且つシリンダライナ６１中のシリンダ内腔６７と整
合し且つそれと連通する１つ以上の空所又は凹部を除い
て且つ後述されることを除いて概ね破断されない。
含み、該シリンダヘッド１０１は好ましくはロストフォ
ーム法を用いてアルミニウムから製作され、且つ平らな
機械加工されたシリンダブロック取付表面１０３を含
み、該シリンダブロック取付表面１０３はシリンダブロ
ック３１のシリンダヘッド取付表面４１と緊密に係合さ
れ、且つシリンダライナ６１中のシリンダ内腔６７と整
合し且つそれと連通する１つ以上の空所又は凹部を除い
て且つ後述されることを除いて概ね破断されない。
【００２５】加えて、シリンダヘッド１０１はシリンダ
ブロック取付表面１０３から離間した外方表面１０７を
含む。シリンダヘッド１０１の内部に、空所又は凹部に
近接して延在するシリンダヘッド冷却剤ジャケット１０
９が位置決めされ、該シリンダヘッド冷却剤ジャケット
１０９はシリンダヘッド１０１の外方表面１０７中の開
口１１３を有する室部分１１１をシリンダヘッド１０１
の一端に含む。加えて、シリンダヘッド１０１はその同
じ端に冷却剤入口通路１２１を含み、該冷却剤入口通路
１２１はシリンダヘッド冷却ジャケット１０９の室部分
１１１とシリンダブロック取付表面１０３との間を連通
し且つシリンダブロック取付表面４１中の冷却剤通路８
３と連通整合状態で位置決めされる。
ブロック取付表面１０３から離間した外方表面１０７を
含む。シリンダヘッド１０１の内部に、空所又は凹部に
近接して延在するシリンダヘッド冷却剤ジャケット１０
９が位置決めされ、該シリンダヘッド冷却剤ジャケット
１０９はシリンダヘッド１０１の外方表面１０７中の開
口１１３を有する室部分１１１をシリンダヘッド１０１
の一端に含む。加えて、シリンダヘッド１０１はその同
じ端に冷却剤入口通路１２１を含み、該冷却剤入口通路
１２１はシリンダヘッド冷却ジャケット１０９の室部分
１１１とシリンダブロック取付表面１０３との間を連通
し且つシリンダブロック取付表面４１中の冷却剤通路８
３と連通整合状態で位置決めされる。
【００２６】更に加えて、シリンダヘッド１０１はその
他端に冷却剤排出通路１２５を含み、該冷却剤排出通路
１２５はシリンダヘッド冷却剤ジャケット１０９とシリ
ンダブロック取付表面１０３との間を連通し且つシリン
ダブロック３１のシリンダヘッド取付表面４１中の船外
口部８７と連通整合状態で位置決めされる。
他端に冷却剤排出通路１２５を含み、該冷却剤排出通路
１２５はシリンダヘッド冷却剤ジャケット１０９とシリ
ンダブロック取付表面１０３との間を連通し且つシリン
ダブロック３１のシリンダヘッド取付表面４１中の船外
口部８７と連通整合状態で位置決めされる。
【００２７】また、機関２６は各環状溝７１中にＯ−リ
ング１３１を含み、該Ｏ−リング１３１は適当なゴム又
はゴム状材料で製作され、シリンダブロック３１中の端
ぐり底部表面５３とシリンダヘッド１０１のシリンダブ
ロック取付表面１０３とシール係合し、関連した燃焼室
又はシリンダを漏洩のないようにシールする。
ング１３１を含み、該Ｏ−リング１３１は適当なゴム又
はゴム状材料で製作され、シリンダブロック３１中の端
ぐり底部表面５３とシリンダヘッド１０１のシリンダブ
ロック取付表面１０３とシール係合し、関連した燃焼室
又はシリンダを漏洩のないようにシールする。
【００２８】また、機関２６はシリンダヘッド冷却剤ジ
ャケット１０９の室部分１１１中に位置決めされたばね
偏圧弁部材１３５を含み、該ばね偏圧弁部材１３５はシ
リンダブロック冷却剤ジャケット７７からシリンダヘッ
ド冷却剤ジャケット１０９への冷却剤の流れを解放可能
に制御するように冷却剤入口通路１２１中の弁座と係合
し得る表面１３７を含む。
ャケット１０９の室部分１１１中に位置決めされたばね
偏圧弁部材１３５を含み、該ばね偏圧弁部材１３５はシ
リンダブロック冷却剤ジャケット７７からシリンダヘッ
ド冷却剤ジャケット１０９への冷却剤の流れを解放可能
に制御するように冷却剤入口通路１２１中の弁座と係合
し得る表面１３７を含む。
【００２９】弁部材１３５は弁部材１３５と栓部材１４
５との間に位置決めされたつる巻ばね１４１によって冷
却剤入口通路１２１を閉鎖する位置へ、即ち冷却剤の流
れを阻止する位置へ偏圧され、該栓部材１４５は開口１
１３中へねじ込まれ又は別の方法でシリンダヘッド１０
１へ適当に組付けられ、開口１１３を閉鎖し且つばね１
４１の支持を提供する。
５との間に位置決めされたつる巻ばね１４１によって冷
却剤入口通路１２１を閉鎖する位置へ、即ち冷却剤の流
れを阻止する位置へ偏圧され、該栓部材１４５は開口１
１３中へねじ込まれ又は別の方法でシリンダヘッド１０
１へ適当に組付けられ、開口１１３を閉鎖し且つばね１
４１の支持を提供する。
【００３０】また、機関２６は冷却剤通路８１及び１２
１の間の連通を漏洩のないようにシールするための及び
弁部材１３５が冷却剤通路８１及び１２１を通る流れを
阻止し又は制限するように係合し得る弁座を提供するた
めの手段を含む。他の構造が採用され得るが、開示した
構造では、該手段は冷却剤通路に対して包囲関係でシリ
ンダブロック取付表面１０３からシリンダヘッド１０１
の内方へ延在する端ぐり１４９をシリンダヘッド１０１
に形成することを含み、該端ぐり１４９はシリンダブロ
ック取付表面１０３から離間した横断方向壁又は肩１５
１を含む。
１の間の連通を漏洩のないようにシールするための及び
弁部材１３５が冷却剤通路８１及び１２１を通る流れを
阻止し又は制限するように係合し得る弁座を提供するた
めの手段を含む。他の構造が採用され得るが、開示した
構造では、該手段は冷却剤通路に対して包囲関係でシリ
ンダブロック取付表面１０３からシリンダヘッド１０１
の内方へ延在する端ぐり１４９をシリンダヘッド１０１
に形成することを含み、該端ぐり１４９はシリンダブロ
ック取付表面１０３から離間した横断方向壁又は肩１５
１を含む。
【００３１】ゴムのような弾性材料で製作された環状シ
ール部材１６１が端ぐり１４９中に位置決めされ且つシ
リンダヘッド１０１中の横断方向壁又は肩１５１とシリ
ンダブロック３１上のシリンダヘッド取付表面４１との
間に係合され、該環状シール部材１６１は冷却剤の流通
を可能にする中央通路１６３を画成し且つ環状弁座表面
１６５を提供する環状壁を含む。
ール部材１６１が端ぐり１４９中に位置決めされ且つシ
リンダヘッド１０１中の横断方向壁又は肩１５１とシリ
ンダブロック３１上のシリンダヘッド取付表面４１との
間に係合され、該環状シール部材１６１は冷却剤の流通
を可能にする中央通路１６３を画成し且つ環状弁座表面
１６５を提供する環状壁を含む。
【００３２】また、機関はボルト１７１の形の一連の締
着具を含み、該ボルト１７１はシリンダヘッド１０１中
の適当な穴１７２を貫通し且つねじ山付盲穴１７５中へ
延び、該盲穴１７５はシリンダブロック３１中に位置決
めされ且つシリンダブロック３１のシリンダヘッド取付
表面４１中で終端している。ボルト１７１は、シリンダ
ヘッド取付表面４１及びシリンダブロック取付表面１０
３の緊密な係合を保証するため及びシリンダブロック３
１及びシリンダヘッド１０１の間のＯ−リング１３１及
びシール部材１６１の緊密なシール係合を保証するため
に充分なだけ個数を有し且つ互いに離間し且つシリンダ
内腔６７に対して離間している。
着具を含み、該ボルト１７１はシリンダヘッド１０１中
の適当な穴１７２を貫通し且つねじ山付盲穴１７５中へ
延び、該盲穴１７５はシリンダブロック３１中に位置決
めされ且つシリンダブロック３１のシリンダヘッド取付
表面４１中で終端している。ボルト１７１は、シリンダ
ヘッド取付表面４１及びシリンダブロック取付表面１０
３の緊密な係合を保証するため及びシリンダブロック３
１及びシリンダヘッド１０１の間のＯ−リング１３１及
びシール部材１６１の緊密なシール係合を保証するため
に充分なだけ個数を有し且つ互いに離間し且つシリンダ
内腔６７に対して離間している。
【００３３】また、機関２６はシリンダヘッド取付表面
４１とシリンダブロック取付表面１０３との間に位置決
めされた嫌気性シーラント１８１を含み、該シーラント
１８１はシリンダヘッド取付表面４１及びシリンダブロ
ック取付表面１０３の一方又は両方へそれらの組付けに
先立って液体として塗布される。
４１とシリンダブロック取付表面１０３との間に位置決
めされた嫌気性シーラント１８１を含み、該シーラント
１８１はシリンダヘッド取付表面４１及びシリンダブロ
ック取付表面１０３の一方又は両方へそれらの組付けに
先立って液体として塗布される。
【００３４】上述したことの結果として、閉鎖デッキ機
関構造が提供され、そこではシリンダ又は燃焼室はＯ−
リング１３１によって充分にシールされ、またシール部
材１６１はシリンダブロック３１からシリンダヘッド１
０１へ冷却剤の流れを与える流れ通路８１及び１２１を
充分にシールする。船外通路８５及び１２５中の冷却剤
に実質的な圧力がないことと関連したシリンダブロック
３１及びシリンダヘッド１０１中の冷却剤船外通路８５
及び１２５の比較的小さい寸法と共に該冷却剤船外通路
８５及び１２５に近接する少なくとも２つのボルト１７
１は船外通路８５及び１２５の間の連結部からの冷却剤
の漏洩を阻止するに充分である。
関構造が提供され、そこではシリンダ又は燃焼室はＯ−
リング１３１によって充分にシールされ、またシール部
材１６１はシリンダブロック３１からシリンダヘッド１
０１へ冷却剤の流れを与える流れ通路８１及び１２１を
充分にシールする。船外通路８５及び１２５中の冷却剤
に実質的な圧力がないことと関連したシリンダブロック
３１及びシリンダヘッド１０１中の冷却剤船外通路８５
及び１２５の比較的小さい寸法と共に該冷却剤船外通路
８５及び１２５に近接する少なくとも２つのボルト１７
１は船外通路８５及び１２５の間の連結部からの冷却剤
の漏洩を阻止するに充分である。
【００３５】シリンダヘッド１０１のシリンダブロック
取付表面１０３は冷却剤ジャケット７７からの冷却剤の
損失を防止するように開口９１を閉鎖する。開口９１に
近接するボルト１７１は冷却剤の損失又は漏洩を防止す
るに充分にシリンダヘッド１０１をシリンダブロック３
１へシールする作用をする。
取付表面１０３は冷却剤ジャケット７７からの冷却剤の
損失を防止するように開口９１を閉鎖する。開口９１に
近接するボルト１７１は冷却剤の損失又は漏洩を防止す
るに充分にシリンダヘッド１０１をシリンダブロック３
１へシールする作用をする。
【００３６】機関２６は、シリンダ内腔４３の機械加
工、肩４７の位置決めの確立、及びクランク軸軸線３７
から所望の所定の距離４８及び５０にある底部壁５３を
含むシリンダ端ぐり５１を設けることを単一の作業で同
時に行う方法によって製作される。
工、肩４７の位置決めの確立、及びクランク軸軸線３７
から所望の所定の距離４８及び５０にある底部壁５３を
含むシリンダ端ぐり５１を設けることを単一の作業で同
時に行う方法によって製作される。
【００３７】更に詳しくは、シリンダブロック組立体２
９を製作する方法は、機械加工されないクランクケース
端表面３４、機械加工されないクランクケース端表面３
４と離間した関係にある機械加工されない鋳造シリンダ
ヘッド端表面４２、及び機械加工されないシリンダヘッ
ド端表面４２から延び且つクランクケース凹部３５と連
通する機械加工されない鋳造シリンダ内腔４６を有する
シリンダブロック３１を鋳造することと、シリンダブロ
ックによって支持されるようにクランク軸の軸線を含む
ようになっている平面に位置決めされ且つクランク軸軸
線が好ましくはクランクケース凹部３５の軸線と同軸状
にある機械加工され又は仕上加工された表面３３を提供
するように機械加工されないクランクケース端表面３４
を機械加工することと、機械加工されないシリンダヘッ
ド端表面４２から遠方の機械加工されたシリンダ内腔４
３の端においてクランク軸軸線３７から与えられた距離
に位置決めされた肩４７を有し且つ他端において機械加
工されないシリンダヘッド端表面４２に近接し且つクラ
ンク軸軸線３７から与えられた距離に底部表面５３を含
む端ぐり５１を有する機械加工されたシリンダ内腔４３
を提供するように、肩４７を作る第１の部分２０３及び
端ぐり５７を同時に作る第２の部分２０５を有する単一
の穿孔バー２０１を用いて機械加工されないクランクケ
ース端表面３４を機械加工することと、シリンダライナ
６１を仕上げされたシリンダ内腔４３中へ挿入し、その
第１の端６３を肩４７と係合状態にし且つその第２の端
６５を機械加工されないシリンダヘッド端表面４２に近
接させることと、シリンダライナ６１の第２の端６５と
包囲関係で位置決めされた環状Ｕ字形状の及び又は溝７
１を中に有し且つクランク軸軸線３７から所定の又は与
えられた距離に位置決めされた平らな機械加工されたシ
リンダヘッド取付表面４１を提供するように機械加工さ
れないシリンダヘッド端表面４２及びシリンダライナ６
１の第２の端６５を機械加工することとのステップから
なる。
９を製作する方法は、機械加工されないクランクケース
端表面３４、機械加工されないクランクケース端表面３
４と離間した関係にある機械加工されない鋳造シリンダ
ヘッド端表面４２、及び機械加工されないシリンダヘッ
ド端表面４２から延び且つクランクケース凹部３５と連
通する機械加工されない鋳造シリンダ内腔４６を有する
シリンダブロック３１を鋳造することと、シリンダブロ
ックによって支持されるようにクランク軸の軸線を含む
ようになっている平面に位置決めされ且つクランク軸軸
線が好ましくはクランクケース凹部３５の軸線と同軸状
にある機械加工され又は仕上加工された表面３３を提供
するように機械加工されないクランクケース端表面３４
を機械加工することと、機械加工されないシリンダヘッ
ド端表面４２から遠方の機械加工されたシリンダ内腔４
３の端においてクランク軸軸線３７から与えられた距離
に位置決めされた肩４７を有し且つ他端において機械加
工されないシリンダヘッド端表面４２に近接し且つクラ
ンク軸軸線３７から与えられた距離に底部表面５３を含
む端ぐり５１を有する機械加工されたシリンダ内腔４３
を提供するように、肩４７を作る第１の部分２０３及び
端ぐり５７を同時に作る第２の部分２０５を有する単一
の穿孔バー２０１を用いて機械加工されないクランクケ
ース端表面３４を機械加工することと、シリンダライナ
６１を仕上げされたシリンダ内腔４３中へ挿入し、その
第１の端６３を肩４７と係合状態にし且つその第２の端
６５を機械加工されないシリンダヘッド端表面４２に近
接させることと、シリンダライナ６１の第２の端６５と
包囲関係で位置決めされた環状Ｕ字形状の及び又は溝７
１を中に有し且つクランク軸軸線３７から所定の又は与
えられた距離に位置決めされた平らな機械加工されたシ
リンダヘッド取付表面４１を提供するように機械加工さ
れないシリンダヘッド端表面４２及びシリンダライナ６
１の第２の端６５を機械加工することとのステップから
なる。
【００３８】本発明はＶ形ブロック機関及びインライン
形機関へ等しく適用することができる。
形機関へ等しく適用することができる。
【００３９】本発明の他の特徴は特許請求の範囲で述べ
られる。
られる。
【図１】本発明の種々の特徴を具現化する船用推進装置
の一部断面側面図。
の一部断面側面図。
【図２】図１に示した船用推進装置の機関の部分断面
図。
図。
【図３】図２の部分の拡大図。
【図４】図３に示した機関ブロック部分を成形するため
の工具の破断図。
の工具の破断図。
【図５】図２の線５−５に沿った断面図。
【図６】図２の線６−６に沿った断面図。
【図７】図２に示した機関の別の部分の拡大図。
２６ 機関 ２９ 閉鎖デッキシリンダ又は機関ブロック組立体 ３１ 機関又はシリンダブロック ３３ クランクケース端又はクランクケースカバー取付
表面 ３４ 組立体ランクケース端表面 ３５ 組立体ランク軸凹部 ４１ 外方又はシリンダヘッド取付表面 ４２ シリンダヘッド端表面 ４３ 機械加工された円筒状内腔 ４６ 鋳造された円筒状内腔 ４７ 肩 ５１ 端ぐり ６１ 円筒状ライナ ７７ 機関冷却剤ジャケット ８１ 冷却剤出口通路 ８５ 冷却剤船外通路 １０１ シリンダヘッド １０３ 機械加工されたシリンダブロック取付表面 １０５ シリンダヘッド空所又は凹部 １０９ シリンダヘッド冷却剤ジャケット １２１ 冷却剤入口通路 １３１ Ｏ−リング １３５ 弁部材 １４９ 端ぐり １５１ 横断方向壁又は肩 １６１ 環状シール部材 １７１ ボルト。
表面 ３４ 組立体ランクケース端表面 ３５ 組立体ランク軸凹部 ４１ 外方又はシリンダヘッド取付表面 ４２ シリンダヘッド端表面 ４３ 機械加工された円筒状内腔 ４６ 鋳造された円筒状内腔 ４７ 肩 ５１ 端ぐり ６１ 円筒状ライナ ７７ 機関冷却剤ジャケット ８１ 冷却剤出口通路 ８５ 冷却剤船外通路 １０１ シリンダヘッド １０３ 機械加工されたシリンダブロック取付表面 １０５ シリンダヘッド空所又は凹部 １０９ シリンダヘッド冷却剤ジャケット １２１ 冷却剤入口通路 １３１ Ｏ−リング １３５ 弁部材 １４９ 端ぐり １５１ 横断方向壁又は肩 １６１ 環状シール部材 １７１ ボルト。
フロントページの続き (72)発明者 ポール・ダブリュー・ブレッケンフェル ド アメリカ合衆国ウィスコンシン州53142, ケノーシャ，フォーティセヴンス・アベ ニュー 11107 (56)参考文献 特開 昭57−110714（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−118549（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−118550（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−90955（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−62813（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F02F 1/00 F02F 1/10 F01P 3/02 F01P 3/20 F01P 7/16 F02F 11/00
Claims (4)
- 【請求項１】 外方端を有するシリンダ内腔、前記シリ
ンダ内腔の前記外方端から延びる外方シリンダヘッド取
付表面を含む外方壁、前記シリンダ内腔に対して離間し
た包囲関係で配置され且つ前記外方壁によって一部画成
された冷却剤ジャケット、及び前記外方壁中に配置され
且つ前記シリンダヘッド取付表面と前記冷却剤ジャケッ
トとの間を連通する通路を含むシリンダブロックと、前
記シリンダブロックの前記シリンダヘッド取付表面に係
合するシリンダブロック取付表面及び内部冷却剤ジャケ
ットを含むシリンダヘッドであって該シリンダヘッド中
の前記冷却剤ジャケットから前記シリンダブロック取付
表面まで延び且つ前記シリンダブロック中の前記通路と
連通する通路を含むシリンダヘッドと、前記シリンダブ
ロック又は前記シリンダヘッド中の前記通路の一方に配
置され前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの
両方に封止係合し且つ環状弁座表面を含む環状シール部
材と、前記シール部材の前記弁座表面と係合し得る表面
を含み前記シリンダブロック中の前記冷却剤ジャケット
と前記シリンダヘッド中の前記冷却剤ジャケットとの間
の前記通路を通る冷却剤流れを開放可能に妨げる弁部材
と、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間
に延び且つ前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッ
ドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具とを具えた機
関。 - 【請求項２】 外方端を有するシリンダ内腔、前記シリ
ンダ内腔の前記外方端から延びる外方シリンダヘッド取
付表面を含む外方壁、前記シリンダ内腔に対して離間し
た包囲関係で配置され且つ前記外方壁によって一部画成
された冷却剤ジャケット、及び前記外方壁中に配置され
前記シリンダヘッド取付表面と前記冷却剤ジャケットと
の間を連通する通路を含むシリンダブロックと、前記シ
リンダブロックの前記シリンダヘッド取付表面に係合す
るシリンダブロック取付表面、該シリンダブロック取付
表面から間隔を置いた外方表面、該外方表面に配置され
外気と連通する開口を有する室部分を備えた内部冷却剤
ジャケット及び前記室部分から前記シリンダブロック取
付表面まで延び前記シリンダブロック中の前記通路と連
通する通路を含むシリンダヘッドであって該シリンダヘ
ッドの前記通路に対し包囲関係で前記シリンダブロック
取付表面に形成された端ぐりを含むシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドの前記端ぐりに配置され前記シリン
ダブロック及び前記シリンダヘッドの両方にそれぞれ封
止係合する対向表面を含む環状シール部材と、該シール
部材に形成された環状の内側弁座表面と、該弁座表面と
係合し得る表面を有し前記シリンダヘッドの前記冷却剤
ジャケットの前記室部分に配置され前記シリンダブロッ
ク中の前記冷却剤ジャケットと前記シリンダヘッド中の
前記冷却剤ジャケットとの間の前記通路を通る冷却剤流
れを開放可能に妨げる弁部材と、前記シリンダヘッドの
前記開口に配置され前記室部分を大気に対し閉鎖する着
脱可能な栓部材と、前記弁部材と前記栓部材との間に配
置され前記弁部材の表面を前記弁座表面に対し偏倚させ
るばねと、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッド
との間に延び且つ前記シリンダブロック及び前記シリン
ダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具とを具
えた機関。 - 【請求項３】 外方端を有するシリンダ内腔、前記シリ
ンダ内腔の前記外方端の端ぐり、該端ぐりから延びる外
方シリンダヘッド取付表面を含む外方壁、前記シリンダ
内腔に対して離間した包囲関係で配置され且つ前記外方
壁によって一部画成された冷却剤ジャケット、及び前記
外方壁中に配置され且つ前記シリンダヘッド取付表面と
前記冷却剤ジャケットとの間を連通する通路を含むシリ
ンダブロックと、前記シリンダ内腔中に受入れられ且つ
前記端ぐりと共にＵ字形環状溝を前記シリンダヘッド取
付表面に画成するシリンダライナと、前記シリンダブロ
ックの前記シリンダヘッド取付表面に係合するシリンダ
ブロック取付表面及び内部冷却剤ジャケットを含むシリ
ンダヘッドであってシリンダヘッド中の前記冷却剤ジャ
ケットから前記シリンダブロック取付表面まで延び且つ
前記シリンダブロック中の前記通路と連通する通路を含
むシリンダヘッドと、前記環状溝中に配置され且つ前記
シリンダブロック及び前記シリンダヘッドに係合する第
１のシール部材と、前記シリンダブロック又は前記シリ
ンダヘッド中の前記通路の一方に配置され前記シリンダ
ブロック及び前記シリンダヘッドの両方に封止係合し、
且つ環状弁座表面を含む環状の第２のシール部材と、前
記第２のシール部材の前記弁座表面と係合し得る表面を
含み前記シリンダブロック中の前記冷却剤ジャケットと
前記シリンダヘッド中の前記冷却剤ジャケットとの間の
前記通路を通る冷却剤流れを開放可能に妨げる弁部材
と、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間
に延び且つ前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッ
ドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具とを具えた機
関。 - 【請求項４】 外方端を有するシリンダ内腔、該シリン
ダ内腔の前記外方端の端ぐりであって底面及び該底面か
ら軸方向に外方へ延びる円筒面を有する端ぐり、前記シ
リンダ内腔の前記外方端の前記端ぐりから延びる外方シ
リンダヘッド取付表面を含む外方壁、前記シリンダ内腔
に対して離間した包囲関係で配置され且つ前記外方壁に
よって一部画成された冷却剤ジャケット、及び前記外方
壁中に配置され前記シリンダヘッド取付表面と前記冷却
剤ジャケットとの間を連通する通路を含むシリンダブロ
ックと、前記シリンダ内腔中に受入れられ且つ一部が前
記シリンダ内腔を係合する外側円筒面及び前記シリンダ
ヘッド取付表面と同一平面の外方端を有するシリンダラ
イナであって、該シリンダライナの前記外方端と前記端
ぐりの前記底面及び前記円筒面とによりＵ字形環状溝を
画成するシリンダライナと、前記シリンダブロックの前
記シリンダヘッド取付表面に係合するシリンダブロック
取付表面、該シリンダブロック取付表面から間隔を置い
た外方表面、該外方表面に配置され外気と連通する開口
を有する室部分を備えた内部冷却剤ジャケット、及び前
記室部分から前記シリンダブロック取付表面まで延び前
記シリンダブロック中の前記通路と連通する通路を含む
シリンダヘッドであって前記シリンダヘッドの前記通路
に対し包囲関係で前記シリンダブロック取付表面に形成
された端ぐりを含むシリンダヘッドと、前記環状溝中に
配置され且つ前記シリンダブロック及び前記シリンダヘ
ッドに封止係合する第１のシール部材と、前記シリンダ
ヘッドの前記端ぐりに配置され前記シリンダブロック及
び前記シリンダヘッドの両方にそれぞれ封止係合する対
向表面を含む環状の第２のシール部材と、該第２のシー
ル部材に形成された環状の内側弁座表面と、該弁座表面
と係合し得る表面を有し前記シリンダヘッドの前記冷却
剤ジャケットの前記室部分に配置され前記シリンダブロ
ック中の前記冷却剤ジャケットと前記シリンダヘッド中
の前記冷却剤ジャケットとの間の前記通路を通る冷却剤
流れを開放可能に妨げる弁部材と、前記シリンダヘッド
の前記開口に配置され前記室部分を大気に対し閉鎖する
着脱可能な栓部材と、前記弁部材と前記栓部材との間に
配置され前記弁部材の表面を前記弁座表面に対し偏倚さ
せるばねと、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッ
ドとの間に延び且つ前記シリンダブロック及び前記シリ
ンダヘッドを一緒に緊密に取付ける複数個の締着具とを
具えた機関。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US50960990A | 1990-04-16 | 1990-04-16 | |
| US509609 | 1990-04-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228858A JPH04228858A (ja) | 1992-08-18 |
| JP3297444B2 true JP3297444B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=24027373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08407591A Expired - Fee Related JP3297444B2 (ja) | 1990-04-16 | 1991-04-16 | 内燃機関 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3297444B2 (ja) |
| CA (1) | CA2037339A1 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 CA CA 2037339 patent/CA2037339A1/en not_active Abandoned
- 1991-04-16 JP JP08407591A patent/JP3297444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04228858A (ja) | 1992-08-18 |
| CA2037339A1 (en) | 1991-10-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |