JP3296597B2 - メンバーシップ関数発生回路 - Google Patents

メンバーシップ関数発生回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファジィ推論演算に際
して補の関係のSZ関数を発生するメンバーシップ関数
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ファジィ推論にて情報を定義するために
メンバーシップ関数を用いる。例えば、入力情報に対し
「大きい」と「小さい」の2つのラベルのメンバーシッ
プ関数を図6に示す。図に示されるように「大きい」と
か「小さい」とかを関数として扱い、それらの程度をグ
レードとして数値表現する。このとき、関数の形により
ラベル「大きい」をS関数、「小さい」をZ関数と称
す。そして、これらの関数発生回路に回路に関する技術
は、例えば特開昭62−95673号,特開昭62−9
5674号,特開昭62−95676号にて既に提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれば
S,Z関数を個別の回路で構成したものである。したが
ってS,Z関数等の複合特性を得るためには、これら個
々の各特性を有する回路を複数個備える必要がある。し
たがってファジィ推論演算回路内でのメンバーシップ関
数発生回路の使用個数が多くなり、回路規模の縮小や共
通化部品に必要性があった。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、補の関係のS,Z関数が簡単な回
路構成にて発生することの可能なメンバーシップ関数発
生回路を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】グレード指示信号を受け
てグレード信号I1を発生する手段と、2つの入力信号
VA,VBの限界差(VB*VA)に応じた電流と前記
グレード信号I1とのいずれか小さい信号値I2(=K
(VB*VA)**I1)を出力する手段と、前記グレー
ド信号I1と出力信号値I2の差I3(=I1−I2)
を出力する手段とからなり、前記入力信号VA,VBの
いずれか一方はブレークポイント信号とした。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明によるメンバーシップ関数発生回路の一実施例
の構成図である。図において、1はグレード発生回路で
あってNPNトランジスタTr1からなる。Tr1のコ
レクタはNPNトランジスタTrAのエミッタに接続さ
れ、更にTrAのコレクタはPNPトランジスタTr3
のコレクタに接続し、Tr3のエミッタは電源Pに接続
される。Tr31はPNPトランジスタで前記トランジス
タTr3とベースを共通し、電流ミラー回路を構成す
る。なお、Tr31のエミッタは電源Pに接続し、コレク
タは抵抗R3を介して接地する。そしてCは出力ポート
である。抵抗RGはその一端をTr1とTrAの接続位
置に接続し、他端をNPNトランジスタTrBのエミッ
タに接続し、そのコレクタはPNPトランジスタTr2
のコレクタに接続し、Tr2のエミッタは電源Pに接続
する。Tr21はPNPトランジスタで前記トランジスタ
Tr2とベースを共通とし、電流ミラー回路を構成す
る。なお、Tr21のエミッタは電源Pに接続し、コレク
タは抵抗R2を介して接地する。そしてDは出力ポート
である。4はグレード指示信号発生手段でNPNトラン
ジスタTr4からなり、コレクタは電源Pに接続され、
エミッタは他の電源E1 を介して接地する。又、トラン
ジスタTr1も他の電源E2 を介して接地され、Eは電
源線Pに接続される電源である。
【0006】次に作用について説明する。先ず、グレー
ド指示信号発生手段4よりグレード発生回路1に対して
指示信号が送られ電流I1が発生する。トランジスタT
rAとTrBのベースには電圧VAとVBとが印加さ
れ、その電位差は抵抗RGの両端に印加され、その電位
差に比例した電流I2が発生する。しかしトランジスタ
は一方向にしか電流は流れない。したがってVA>VB
のときはI2=0となる。このことは電圧VA,VBの
限界差(VB*VA)を用いると(*印は限界差を意味
する)、(1) 式のようになる。そして変数VBとVAの
限界差Zは(2) 式のようになる。 I2=(VB*VA)/RG …………………………………(1) Z=VB*VA=VB−VA>0(atVB>VA), =0(atVB≦VA) …………(2)
【0007】ここで抵抗RGはグレード発生回路1に接
続されているため、電流I2はグレード信号電流I1以
上の値にはならない。要するにI2は(VB*VA)/
RGとグレード信号電流I1のどちらか小さい方のこと
を式で記述すると(3) 式のようになり、トランジスタT
rAには(4) 式のように電流I1とI2の差が流れる。 I2=(VB*VA)/RG ** I1 ……………………(3) I3=I1−I2 ………………………………………………(4) 前記した通り、トランジスタTr2とTr21とは電流ミ
ラー回路であるため、トランジスタTr2に流れる電流
I2をトランジスタTr21に再現する。即ち、出力Dに
は電流値I2が電圧に変換された値が出現する。
【0008】一方、トランジスタTr3とTr31とは電
流ミラー回路であるため、トランジスタTr3に流れる
電流I3をトランジスタTr31に再現する。即ち、出力
ポートCには電流値I3が電圧に変換された値が出現す
る。図2は図1によるグレード指示信号発生手段4から
グレード指示信号が送られるモジュールであり、図1と
同様の入出力情報が示されている。そして図3(a)は出
力ポートDの特性図、図3(b) は出力ポートCの特性図
であり、この場合はいずれの図も横軸に入力VAをと
り、縦軸に出力値をとった。なお、VBはブレークポイ
ント電圧であり、これはメンバーシップ関数の形状を規
定する要素である。要するにAに入力信号VA,Bにブ
レークポイント信号VBを入力すると、ポートCにS関
数,ポートDにZ関数が発生する。
【0009】図4は図2同様にモジュールを示すが、図
2と反対にVBを入力,VAをブレークポイントとした
場合であり、図5(a) は出力ポートDの特性図、図5
(b) は出力Cの特性図である。図4のモジュールからわ
かるように、この場合は横軸に入力VBをとり、縦軸に
出力をとったものである。そしてVAはブレークポイン
ト信号としたものである。要するにBに入力信号VB,
Aにブレークポイント信号VAを入力すると、ポートD
にS関数,ポートCにZ関数が出現する。なお、上記し
た図3,図5とも、いずれも実測値である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
流ミラー回路を構成する2つの回路の各々に入力回路を
直列接続することにより、2つの独立した入力を各々印
加できるようにし、前記電流ミラー回路の各一方端を互
いに一括接続してグレード信号発生回路に接続し、前記
各ミラー側である他方端から各々出力を取り出す構成と
したので、補の関係にあるS,Z関数が同時に出力でき
る。この場合、回路が簡単な構成となったため、部品と
しての共用化がはかれ、コスト的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメンバーシップ関数発生回路の一
実施例の構成図。
【図2】VAを入力としVBをブレークポイントとした
場合のモジュールの図。
【図3】図2における出力特性図。
【図4】VAをブレークポイントとしVBを入力とした
場合のモジュールの図。
【図5】図4における出力特性図。
【図6】メンバーシップ関数を説明する図。
【符号の説明】
1 グレード発生回路 2 モジュール 4 グレード指示信号発生手段 VA,VB 入力 C,D 出力ポート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレード指示信号を受けてグレード信号
    I1を発生する手段と、2つの入力信号VA,VBの限
    界差(VB*VA)に応じた電流と前記グレード信号I
    1とのいずれか小さい信号値I2(=K(VB*VA)
    **I1)を出力する手段と、前記グレード信号I1と出
    力信号値I2の差I3(=I1−I2)を出力する手段
    とからなり、前記入力信号VA,VBのいずれか一方は
    ブレークポイント信号であることを特徴とするメンバー
    シップ関数発生回路。但し、*は「限界差」を意味し、
    **は「かつ」を意味し、いずれか小さい方をとることを
    意味する。
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