JP3296233B2 - 光ディスク記録装置及び光ディスク記録方法 - Google Patents

光ディスク記録装置及び光ディスク記録方法

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JP3296233B2
JP3296233B2 JP04808497A JP4808497A JP3296233B2 JP 3296233 B2 JP3296233 B2 JP 3296233B2 JP 04808497 A JP04808497 A JP 04808497A JP 4808497 A JP4808497 A JP 4808497A JP 3296233 B2 JP3296233 B2 JP 3296233B2
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隆也 田辺
寿昇 土橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクの記録装
置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置の記録において
は、消去、記録および再生して媒体の記録状態を確認し
ていたため、記録時間が再生時間より長くなっていた。
この時間を短くするものとして、相変化などのオーバラ
イト媒体が開発されてきた。そして、特開昭63−19
3330号等に示される通り、媒体にオーバライト媒体
を用い、消去と記録は記録用のビームで同時に行い。再
生には記録ビームに近接して設けられた別のビームで記
録された信号を再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の装置では記録・消去用ビームの光学系と再生用ビー
ムの光学系を2つ設けることが必要であった。本発明は
上記の事情に鑑みてなされたもので、一つの光学系で、
記録と再生を同時に行い得、再生速度と同様の記録速度
が高信頼に実現し得る光ディスク記録装置及び光ディス
ク記録方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光ビームを用いて媒体上にデータを記録す
る光ディスク記録装置において、記録光照射の立上り・
立下りを検出する立上り・立下り検出回路と、前記立上
り・立下り検出回路からの信号を基に記録光照射前の再
生信号レベルを検出する立上り・立下り前レベル検出回
と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に
録光照射後の再生信号レベルを検出する立上り・立下り
後レベル検出回路と、前記立上り・立下り前レベル検出
回路の検出信号と立上り・立下り後レベル検出回路の検
出信号の差を検出して記憶するレベル差検出回路と、前
レベル差検出回路記憶内容と予め設定した前縁・後
縁基準値とを比較する比較回路と、前記比較回路で比較
した結果が一定値以上となった数を記録し、予め設定し
た値を越えた場合にエラー信号を出力する積算・判定回
とを具備することを特徴とするものである。
【0005】また本発明は、光ビームを用いて媒体上に
データを記録する光ディスク記録装置において、記録光
照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り検出回
路と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に
録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り前レベル
検出回路と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を
基に記録光照射後の再生信号レベルを検出する立上り後
レベル検出回路と、前記立上り前レベル検出回路の検出
信号と立上り後レベル検出回路の検出信号の差を検出し
て記憶する第1のレベル差検出回路と、前記第1のレベ
ル差検出回路記憶内容が一定時間後に移される第1の
メモリと、前記第1のレベル差検出回路に新しく前記
上り前レベル検出回路の検出信号と立上り後レベル検出
回路の検出信号の差を検出して記憶した後に前記第1の
レベル差検出回路第1のメモリとの信号の内容を比較
する第1の比較回路と、前記第1の比較回路の比較結果
が一定値以上となった数を記録し、予め設定した値を越
えた場合にエラー信号を出力する積算・判定回路と、前
記立上り・立下り検出回路からの信号を基に記録光照射
前の再生信号レベルを検出する立下り前レベル検出回路
と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に記録
光照射後の再生信号レベルを検出する立下り後レベル検
出回路と、前記立下り前レベル検出回路の検出信号と立
下り後レベル検出回路の検出信号の差を検出して記憶す
る第2のレベル差検出回路と、前記第2のレベル差検出
回路の記憶内容が一定時間後に移される第2のメモリ
と、前記第2のレベル差検出回路に新しく前記立下り前
レベル検出回路の検出信号と立下り後レベル検出回路の
検出信号の差を検出して記憶した後に前記第2のレベル
差検出回路と第2のメモリとの信号の内容を比較する第
2の比較回路と、前記第2の比較回路の比較結果が一定
値以上となった数を記録し、予め設定した値を越えた場
合にエラー信号を出力する前記積算・判定回路とを具備
することを特徴とするものである。
【0006】また本発明は、光ビームを用いて媒体上に
データを記録する光ディスク記録方法において、記録光
照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り検出ス
テップと、前記立上り・立下り検出ステップからの信号
を基に記録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り
・立下り前レベル検出ステップと、前記立上り・立下り
検出ステップからの信号を基に記録光照射後の再生信号
レベルを検出する立上り・立下り後レベル検出ステップ
と、前記立上り・立下り前レベル検出ステップの検出信
号と立上り・立下り後レベル検出ステップの検出信号の
差を検出して記憶するレベル差検出ステップと、前記
ベル差検出ステップの記憶内容と予め設定した前縁・後
縁基準値とを比較する比較ステップと、前記比較ステッ
プで比較した結果が一定値以上となった数を記録し、予
め設定した値を越えた場合にエラー信号を出力する積算
・判定ステップとよりなることを特徴とする。
【0007】また本発明は、光ビームを用いて媒体上に
データを記録する光ディスク記録方法において、記録光
照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り検出ス
テップと、前記立上り・立下り検出ステップからの信号
を基に記録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り
前レベル検出ステップと、前記立上り・立下り検出ステ
ップからの信号を基に記録光照射後の再生信号レベルを
検出する立上り後レベル検出ステップと、前記立上り前
レベル検出ステップの検出信号と立上り後レベル検出
テップの検出信号の差を検出して記憶する第1のレベル
差検出ステップと、前記第1のレベル差検出ステップの
記憶内容が一定時間後に移される第1のメモリステップ
と、前記第1のレベル差検出ステップに新しく前記立上
り前レベル検出ステップの検出信号と立上り後レベル検
ステップの検出信号の差を検出して記憶した後に前記
第1のレベル差検出ステップと第1のメモリステップと
の信号の内容を比較する第1の比較ステップと、前記
1の比較ステップの比較結果が一定値以上となった数を
記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信号を出
力する積算・判定ステップと、前記立上り・立下り検出
ステップからの信号を基に記録光照射前の再生信号レベ
ルを検出する立下り前レベル検出ステップと、前記立上
り・立下り検出ステップからの信号を基に記録光照射後
の再生信号レベルを検出する立下り後レベル検出ステッ
プと、前記立下り前レベル検出ステップの検出信号と立
下り後レベル検出ステップの検出信号の差を検出して記
憶する第2のレベル差検出ステップと、前記第2のレベ
ル差検出ステップの記憶内容が一定時間後に移される第
2のメモリステップと、前記第2のレベル差検出ステッ
プに新しく前記立下り前レベル検出ステップの検出信号
と立下り後レベル検出ステップの検出信号の差を検出し
て記憶した後に前記第2のレベル差検出ステップと第2
のメモリステップとの信号の内容を比較する第2の比較
ステップと、前記第2の比較ステップの比較結果が一定
値以上となった数を記録し、予め設定した値を越えた場
合にエラー信号を出力する前記積算・判定ステップと
りなることを特徴とする。
【0008】すなわち、記録時に媒体から戻ってくる信
号をレベル差で観測することで、オーバライト媒体の前
に書いた記録マークからの影響を抑圧して、記録状態を
観測することができ、再生を行わなくても、媒体に記録
した信号の善し悪しが判断できる。また、記憶手段を用
いて前後の変化だけで、媒体に記録した信号の善し悪し
が判断できる。従って、一つの光学系で記録と再生を同
時に行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
例を示す構成説明図である。図中、10は光ディスク、
11はレーザ、12はコリメートレンズ等から構成され
るビーム整形部、13は出力光を分離するビームスプリ
ッタ、14は光ディスク10上に光ビームスポット17
を形成する対物レンズ、15は検出器、16は記録状態
検出回路、18は光ディスク10の記録マーク、19は
光ディスク10の回転方向、S1 は記録信号、S2 は再
生信号である。
【0010】以下、本実施形態例の動作を説明する。レ
ーザ11から出力された光はビーム整形部12で平行光
に整形され、ビームスプリッタ13を通り、対物レンズ
14により光ディスク10上の記録層の位置に光ビーム
スポット17として集光される。光ディスク10のオー
バライト媒体への記録時には、レーザ11から強い光が
出力され、記録層に記録マーク18が形成される。ま
た、消去時には記録より弱い光があてられ、記録層に記
録されていた記録マーク18を消し去る。このように、
光ディスク10のオーバライト媒体への記録時において
マーク形成には記録用パワーが照射され、それ以外の部
分には消去用のパワーが照射される。なお、光ディスク
10の媒体の特性を考慮した記録補償が行われ、記録時
のパルス幅、パルス形状が変更されることもある。
【0011】記録層からの反射光は、ビームスプリッタ
13で入力光と分離され(分離させるためには、周知の
1/4波長板をビームスプリッタ13と対物レンズ14
の間に挿入したり、ビームスプリッタ13としてPBS
(偏光ビームスプリッタ)を用いるなどしてもよい)、
検出器15で電気信号の再生信号に変えられる。なお、
検出器15の前に光を収束するレンズ等を入れても良
い。また、光ディスク装置の制御に必要な実際の信号の
検出に必要なフォーカス信号、トラッキング信号の検出
およびその制御は周知の方法でよく、ここでは説明およ
び図面を省略する。検出器15から再生信号を記録状態
検出回路16を通して出力する。
【0012】図2は図1の記録状態検出回路16の一例
を示す構成説明図である。すなわち、光ビームを用いて
媒体上にデータを記録する光ディスク記録装置におい
て、記録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り・
立下り前レベル検出回路162と、記録光照射後の再生
信号レベルを検出する立上り・立下り後レベル検出回路
163と、前記立上り・立下り前レベル検出回路162
の検出信号と立上り・立下り後レベル検出回路163の
検出信号の差を検出して記憶するレベル差検出回路16
4と、前記レベル差検出回路164の記憶内容と予め設
定した前縁・後縁基準値165とを比較する比較回路1
66と、前記比較回路166で比較した結果が一定値以
上となった数を記録し、予め設定した値を越えた場合に
エラー信号を出力する積算・判定回路167とよりなる
ことを特徴とする。
【0013】図3は図1の記録状態検出回路16による
波形等化の一例を示す波形図である。すなわち、図3
(1)に示すような記録時の光が光ディスク10に照射
されると、光ディスク10の媒体の反射率が変化しその
ときの反射光は図3(2)に示した様になり、この信号
が検出器15から記録状態検出回路16に送られる。記
録状態検出回路16では、図2に示すような立上り・立
下り検出回路161で波形の立上り・立下りを図3
(3)の様に検出し、その信号を基に、波形の立上り・
立下り前後の値を、立上り・立下り前レベル検出回路1
62、立上り・立下り後レベル検出回路163で検出す
る。なお、立上り・立下り前のレベルを検出するために
立上り・立下り前レベル検出回路162内に遅延回路を
設け、立上り・立下りを契機にその前の信号を検出する
ことが好例である。立上り・立下り前レベル検出回路1
62および立上り・立下り後レベル検出回路163の出
力差をレベル差検出回路164で図3(4)に示すよう
に導出し、この値を比較回路166に送る。比較回路1
66では、前縁・後縁基準値165とレベル差検出回路
164からの信号を比較し、基準値の範囲を越えたらア
ラーム信号を積算・判定回路167に送る。図3では、
波形21の部分で光ディスク10の媒体の不良により再
生信号にレベル差異常22があり、前縁基準値の範囲2
3,24からはずれており、そのレベル差異常がアラー
ムとして検出される。なお、後縁基準値の範囲25,2
6をはずれているものは図3には示してない。前縁・後
縁基準値165を前縁基準値の上下の範囲、後縁基準値
の上下の範囲を別々に規定したが、前縁と後縁とで同一
の値を用いても良い。積算・判定回路167では、セク
タに含まれた個数の上限値あるいは1ブロックに含まれ
た個数の上限値を設定してあり、アラームの個数が設定
値を越えた場合に光ディスク装置に対してエラーを通知
する。
【0014】光ディスク装置では、このエラーの通知を
受けて、当該セクタで、エラーの発生した個所の再生を
行う。この再生により、正しく記録されていればそのま
まにし、セクタ交換の基準に達していれば通常行われて
いるセクタの交代処理を行う。セクタ単位だけでなく、
複数のセクタをまとめたブロック単位で行っても良い。
【0015】したがって、本装置を用いれば1つの光学
系を用いて、記録している光の反射光を用いて記録状態
を評価できるので、再生と同様の記録速度が実現でき
る。本方式は、記録時に媒体から戻ってくる信号をレベ
ル差で観測することで、オーバライト媒体の前に書いた
記録マークの有無の影響を抑圧できるので、DVD−R
AM,CD−RW等のダイレクトオーバライト媒体の記
録が高速で行える他にCD−R,DVD−R等の追記型
の記録にも高速に対応できるものである。
【0016】図4は図1の記録状態検出回路16の他の
例を示す構成説明図である。すなわち、光ビームを用い
て媒体上にデータを記録する光ディスク記録装置におい
て、記録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り前
レベル検出回路302と、記録光照射後の再生信号レベ
ルを検出する立上り後レベル検出回路303と、前記立
上り前レベル検出回路302の検出信号と立上り後レベ
ル検出回路303の検出信号の差を検出して記憶するレ
ベル差検出回路304と、前記レベル差検出回路304
の記憶内容が一定時間後に移されるメモリ305と、前
記レベル差検出回路304に新しく前記立上り前レベル
検出回路302の検出信号と立上り後レベル検出回路3
03の検出信号の差を検出して記憶した後に前記レベル
差検出回路304とメモリ305との信号の内容を比較
する比較回路306と、前記比較回路306の比較結果
が一定値以上となった数を記録し、予め設定した値を越
えた場合にエラー信号を出力する積算・判定回路307
と、記録光照射前の再生信号レベルを検出する立上り前
レベル検出回路312と、記録光照射後の再生信号レベ
ルを検出する立上り後レベル検出回路313と、前記立
上り前レベル検出回路312の検出信号と立上り後レベ
ル検出回路313の検出信号の差を検出して記憶するレ
ベル差検出回路314と、前記レベル差検出回路314
の記憶内容が一定時間後に移されるメモリ315と、前
記レベル差検出回路314に新しく前記立上り前レベル
検出回路312の検出信号と立上り後レベル検出回路3
13の検出信号の差を検出して記憶した後に前記レベル
差検出回路314とメモリ315との信号の内容を比較
する比較回路316と、前記比較回路316の比較結果
が一定値以上となった数を記録し、予め設定した値を越
えた場合にエラー信号を出力する積算・判定回路307
とよりなることを特徴とする。
【0017】図5は図1の記録状態検出回路16による
波形等化の他の例を示す波形図である。ここでは媒体の
不良により再生信号に歪みがある場合について述べる。
すなわち、図5(1)のような記録時の光が光ディスク
10に照射されると、そのときの反射光は例えば図5
(2)の様になり、この信号が図1に示す検出器15か
ら記録状態検出回路16に送られる。図4の記録状態検
出回路では、立上り検出回路301で波形の立上りを図
5(3)の様に検出し、その信号を基に、波形の立上り
前後の値を、立上り前レベル検出回路302、立上り後
レベル検出回路303で検出する。なお、立上り前のレ
ベルを検出するために立上り前レベル検出回路302内
に遅延回路を設け、立上り契機にその前の信号を検出す
ることが好例である。立上り前レベル検出回路302お
よび立上り後レベル検出回路303の出力差をレベル差
検出回路304で図5(4)に示すように導出する。比
較回路306では、メモリ305とレベル差検出回路3
04からの信号31、32(32はメモリ305に蓄積
された一つ前の立ち上がり時の信号)を比較し、この差
が予め媒体毎に設定した基準値を越えたらアラーム信号
を積算・判定回路307に送る。この基準値は、媒体の
テスト領域にテスト記録と再生を行って決めることが好
例である。なお、比較が終わった後、レベル差検出回路
304の内容がメモリ305に移される。図5では、波
形41の部分で媒体の不良により再生信号に歪みがある
が、その歪みがメモリ305とレベル差検出回路304
からの信号31、32に信号43に対する42のような
形で現れ、アラームとして検出される。また、立ち上が
りの次の部分でも信号44に対する45のような形で現
れ、エラーがカウントされるので図2の例の約2倍の数
で検出される。
【0018】また、記録状態検出回路16では、立下り
検出回路311で波形の立下りを図5(5)の様に検出
し、その信号を基に、波形の立下り前後の値を、立下り
前レベル検出回路312、立下り後レベル検出回路31
3で検出する。なお、立下り前のレベルを検出するため
に立下り前レベル検出回路312内に遅延回路を設け、
立下りを契機にその前の信号を検出することが好例であ
る。立下り前レベル検出回路312および立下り後レベ
ル検出回路313の出力差をレベル差検出回路314で
図5(6)に示すように導出する。比較回路316で
は、メモリ315とレベル差検出回路314からの信号
33、34を比較し、この差が立上りの場合で述べたよ
うにして求めた基準値を越えたらアラーム信号を積算・
判定回路307に送る。なお、比較が終わった後、レベ
ル差検出回路314の内容がメモリ315に移される。
【0019】積算・判定回路307では、セクタに含ま
れた個数の上限値あるいは1ブロックに含まれた個数の
上限値を設定してあり、アラームの個数が設定値を越え
た場合に光ディスク装置に対してエラーを通知する。
【0020】光ディスク装置では、このエラーの通知を
受けて、当該セクタで、エラーの発生した個所の再生を
行う。この再生により、正しく記録されていればそのま
まにし、セクタ交代の基準に達していれば通常行われて
いるセクタの交代を行う。セクタ単位だけでなく、複数
のセクタをまとめたブロック単位で行っても良い。
【0021】したがって、本装置を用いれば1つの光学
系を用いて、記録するための光の反射光を用いて記録状
態を評価できるので、再生と同様の記録速度が実現でき
る。また、前後の変化を捉えることで、媒体の感度変動
に追従したエラー検出が行え、媒体に記録した信号の善
し悪しが判断できる。
【0022】本方式は、ダイレクトオーバライト媒体の
他、追従型の記録にも高速に対応できるものである。上
記実施形態例では、A/D変換器で最初に再生信号をデ
ィジタル化した後に、記録状態検出回路をディジタル処
理しても良い。また、各例は単独で用いても、組み合わ
せて用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、記録
時に媒体から戻ってくる信号をレベル差で観測すること
で、オーバライト媒体の前に書いた記録マークの有無の
影響を抑圧して、記録状態を観測することができ、再生
を行わなくても、媒体に記録した信号の善し悪しが判断
できる。
【0024】また、前後の変化を捉えることで、媒体の
感度変動に追従したエラー検出が行え、媒体に記録した
信号の善し悪しが判断できる。したがって、一つの光学
系で、記録と再生を同時に行うことが可能となり、再生
速度と同様の記録速度が高信頼に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す構成説明図であ
る。
【図2】図1の記録状態検出回路の一例を示す構成説明
図である。
【図3】図1の記録状態検出回路による波形等化の一例
を示す波形図である。
【図4】図1の記録状態検出回路の他の例を示す構成説
明図である。
【図5】図1の記録状態検出回路による波形等化の他の
例を示す波形図である。
【符号の説明】
10 光ディスク 11 レーザ 12 コリメートレンズ等から構成されるビーム整形部 13 出力光を分離するビームスプリッタ 14 光ディスク10上に光ビームスポットを形成する
対物レンズ 15 検出器 16 記録状態検出回路 17 光ビームスポット 18 光ディスク10の記録マーク 19 光ディスク10の回転方向 S1 記録信号 S2 再生信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 学 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−329467(JP,A) 特開 平7−65379(JP,A) 特開 平4−26924(JP,A) 特開 平4−291063(JP,A) 特開 昭59−218635(JP,A) 特開 昭57−94937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 20/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを用いて媒体上にデータを記録
    する光ディスク記録装置において、記録光照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り
    検出回路と、 前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に 記録光照
    射前の再生信号レベルを検出する立上り・立下り前レベ
    ル検出回路と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に 記録光照
    射後の再生信号レベルを検出する立上り・立下り後レベ
    ル検出回路と、 前記立上り・立下り前レベル検出回路の検出信号と立上
    り・立下り後レベル検出回路の検出信号の差を検出して
    記憶するレベル差検出回路と、 前記レベル差検出回路記憶内容と予め設定した前縁・
    後縁基準値とを比較する比較回路と、 前記比較回路で比較した結果が一定値以上となった数を
    記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信号を出
    力する積算・判定回路とを具備することを特徴とする光
    ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを用いて媒体上にデータを記録
    する光ディスク記録装置において、記録光照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り
    検出回路と、 前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に 記録光照
    射前の再生信号レベルを検出する立上り前レベル検出回
    と、前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に 記録光照
    射後の再生信号レベルを検出する立上り後レベル検出回
    と、 前記立上り前レベル検出回路の検出信号と立上り後レベ
    ル検出回路の検出信号の差を検出して記憶する第1のレ
    ベル差検出回路と、 前記第1のレベル差検出回路記憶内容が一定時間後に
    移される第1のメモリと、 前記第1のレベル差検出回路に新しく前記立上り前レベ
    ル検出回路の検出信号と立上り後レベル検出回路の検出
    信号の差を検出して記憶した後に前記第1のレベル差検
    出回路第1のメモリとの信号の内容を比較する第1の
    比較回路と、 前記第1の比較回路の比較結果が一定値以上となった数
    を記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信号を
    出力する積算・判定回路と、 前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に記録光照
    射前の再生信号レベルを検出する立下り前レベル検出回
    路と、 前記立上り・立下り検出回路からの信号を基に記録光照
    射後の再生信号レベルを検出する立下り後レベル検出回
    路と、 前記立下り前レベル検出回路の検出信号と立下り後レベ
    ル検出回路の検出信号の差を検出して記憶する第2のレ
    ベル差検出回路と、 前記第2のレベル差検出回路の記憶内容が一定時間後に
    移される第2のメモリと、 前記第2のレベル差検出回路に新しく前記立下り前レベ
    ル検出回路の検出信号と立下り後レベル検出回路の検出
    信号の差を検出して記憶した後に前記第2のレベル差検
    出回路と第2のメモリとの信号の内容を比較する第2の
    比較回路と、 前記第2の比較回路の比較結果が一定値以上となった数
    を記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信号を
    出力する前記積算・判定回路と を具備することを特徴と
    する光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 光ビームを用いて媒体上にデータを記録
    する光ディスク記録方法において、記録光照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り
    検出ステップと、 前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に 記録
    光照射前の再生信号レベルを検出する立上り・立下り前
    レベル検出ステップと、前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に 記録
    光照射後の再生信号レベルを検出する立上り・立下り後
    レベル検出ステップと、 前記立上り・立下り前レベル検出ステップの検出信号と
    立上り・立下り後レベル検出ステップの検出信号の差を
    検出して記憶するレベル差検出ステップと、 前記レベル差検出ステップの記憶内容と予め設定した
    縁・後縁基準値とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップで比較した結果が一定値以上となった
    数を記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信号
    を出力する積算・判定ステップとよりなることを特徴と
    する光ディスク記録方法。
  4. 【請求項4】 光ビームを用いて媒体上にデータを記録
    する光ディスク記録方法において、記録光照射の立上り・立下りを検出する立上り・立下り
    検出ステップと、 前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に 記録
    光照射前の再生信号レベルを検出する立上り前レベル検
    ステップと、前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に 記録
    光照射後の再生信号レベルを検出する立上り後レベル検
    ステップと、 前記立上り前レベル検出ステップの検出信号と立上り後
    レベル検出ステップの検出信号の差を検出して記憶する
    第1のレベル差検出ステップと、 前記第1のレベル差検出ステップの記憶内容が一定時間
    後に移される第1のメモリステップと、 前記第1のレベル差検出ステップに新しく前記立上り前
    レベル検出ステップの検出信号と立上り後レベル検出
    テップの検出信号の差を検出して記憶した後に前記第1
    のレベル差検出ステップと第1のメモリステップとの信
    号の内容を比較する第1の比較ステップと、 前記第1の比較ステップの比較結果が一定値以上となっ
    た数を記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信
    号を出力する積算・判定ステップと、 前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に記録
    光照射前の再生信号レベルを検出する立下り前レベル検
    出ステップと、 前記立上り・立下り検出ステップからの信号を基に記録
    光照射後の再生信号レベルを検出する立下り後レベル検
    出ステップと、 前記立下り前レベル検出ステップの検出信号と立下り後
    レベル検出ステップの検出信号の差を検出して記憶する
    第2のレベル差検出ステップと、 前記第2のレベル差検出ステップの記憶内容が一定時間
    後に移される第2のメモリステップと、 前記第2のレベル差検出ステップに新しく前記立下り前
    レベル検出ステップの検出信号と立下り後レベル検出ス
    テップの検出信号の差を検出して記憶した後に前記第2
    のレベル差検出ステップと第2のメモリステップとの信
    号の内容を比較 する第2の比較ステップと、 前記第2の比較ステップの比較結果が一定値以上となっ
    た数を記録し、予め設定した値を越えた場合にエラー信
    号を出力する前記積算・判定ステップと よりなることを
    特徴とする光ディスク記録方法。
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