JP3296085B2 - ポリオキシメチレン樹脂組成物 - Google Patents
ポリオキシメチレン樹脂組成物Info
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- JP3296085B2 JP3296085B2 JP10577694A JP10577694A JP3296085B2 JP 3296085 B2 JP3296085 B2 JP 3296085B2 JP 10577694 A JP10577694 A JP 10577694A JP 10577694 A JP10577694 A JP 10577694A JP 3296085 B2 JP3296085 B2 JP 3296085B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性、耐熱性および
成形特性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物に関す
るものである。
成形特性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ポリオキシメチレン樹脂は機械的強度と
耐衝撃性のバランスのとれたエンジニアリングプラスチ
ックとして知られ、電子機器用品、自動車部品として広
範な分野において使用されている。近年、ポリオキシメ
チレン樹脂を屋外などの太陽光照射下過酷な条件で部品
に使用することも多くなり、屋外での色調および表面外
観安定性や熱安定性が要求されるようになってきてい
る。また、量産性を向上させるために高い成形特性も要
求されるようになってきている。
耐衝撃性のバランスのとれたエンジニアリングプラスチ
ックとして知られ、電子機器用品、自動車部品として広
範な分野において使用されている。近年、ポリオキシメ
チレン樹脂を屋外などの太陽光照射下過酷な条件で部品
に使用することも多くなり、屋外での色調および表面外
観安定性や熱安定性が要求されるようになってきてい
る。また、量産性を向上させるために高い成形特性も要
求されるようになってきている。
【0003】これまでにも、ポリオキシメチレン樹脂の
耐候性を向上させる目的で耐候安定剤を添加することが
種々試みられている。例えば、アクリル系樹脂の添加
(特開平02−55756号公報)、カーボンの添加
(特開昭61−285240号公報)、紫外線吸収剤と
ヒンダードアミン系安定剤、脂肪酸エステルとの併用
(特開昭61−47744号公報)、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤とヒンダードアミン系安定剤の併用
(特開昭61−36339号公報、特公平4−6586
2号公報、特公平5−48780号公報)などが提案さ
れている。
耐候性を向上させる目的で耐候安定剤を添加することが
種々試みられている。例えば、アクリル系樹脂の添加
(特開平02−55756号公報)、カーボンの添加
(特開昭61−285240号公報)、紫外線吸収剤と
ヒンダードアミン系安定剤、脂肪酸エステルとの併用
(特開昭61−47744号公報)、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤とヒンダードアミン系安定剤の併用
(特開昭61−36339号公報、特公平4−6586
2号公報、特公平5−48780号公報)などが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクリ
ル系樹脂やカーボンの添加では、変色や表面外観の悪化
が著しく、また、耐熱性も不十分である。一方、紫外線
吸収剤、ヒンダードアミン系安定剤等の併用も、屋外等
の過酷な条件下ではまだまだ不十分であり、また、耐熱
性や成形時の金型付着物(モールドデポジット)発生の
点でも必ずしも十分とは言えない。
ル系樹脂やカーボンの添加では、変色や表面外観の悪化
が著しく、また、耐熱性も不十分である。一方、紫外線
吸収剤、ヒンダードアミン系安定剤等の併用も、屋外等
の過酷な条件下ではまだまだ不十分であり、また、耐熱
性や成形時の金型付着物(モールドデポジット)発生の
点でも必ずしも十分とは言えない。
【0005】そこで本発明は、耐候性に優れ、かつ、耐
熱性、成形特性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物
の取得を課題とする。
熱性、成形特性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物
の取得を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、ポリオキシメチレン樹脂
に対して特定のヒンダードアミン系安定剤を添加してな
るポリオキシメチレン樹脂組成物が、耐候性、耐熱性お
よび成形特性に優れていることを見い出し、本発明に到
達した。
解決すべく鋭意検討した結果、ポリオキシメチレン樹脂
に対して特定のヒンダードアミン系安定剤を添加してな
るポリオキシメチレン樹脂組成物が、耐候性、耐熱性お
よび成形特性に優れていることを見い出し、本発明に到
達した。
【0007】即ち、本発明は、(A)ポリオキシメチレ
ン樹脂100重量部に対して(B)
ン樹脂100重量部に対して(B)
【化3】 で表されるテトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート0.01〜3重量部および(C)
チル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート0.01〜3重量部および(C)
【化4】 で表されるコハク酸ジメチレート(2−ヒドロキシエチ
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン重縮合物0.01〜3重量部を配合してなる
ポリオキシメチレン樹脂組成物を提供するものである。
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン重縮合物0.01〜3重量部を配合してなる
ポリオキシメチレン樹脂組成物を提供するものである。
【0008】本発明で使用される(A)ポリオキシメチ
レン樹脂としては、オキシメチレンホモポリマ、及び、
主としてオキシメチレン単位からなり、ポリマ主鎖中に
少なくとも1種の炭素数2〜8のオキシアルキレン単位
を含有するオキシメチレンコポリマなどがあげられる。
レン樹脂としては、オキシメチレンホモポリマ、及び、
主としてオキシメチレン単位からなり、ポリマ主鎖中に
少なくとも1種の炭素数2〜8のオキシアルキレン単位
を含有するオキシメチレンコポリマなどがあげられる。
【0009】オキシメチレンホモポリマとしては、末端
の不安定なヒドロキシル基をエステル基またはエーテル
基等に置換し、安定化されたオキシメチレン単独重合体
が使用できる。例えば、実質的に無水のホルムアルデヒ
ドを有機アミン、有機あるいは無機の錫化合物、金属水
酸化物のような塩基性重合触媒を含有する有機溶媒中に
導入して重合し、重合体を濾別したのち、無水酢酸中、
酢酸ナトリウムの存在下で加熱して末端をアセチル化し
て製造する。
の不安定なヒドロキシル基をエステル基またはエーテル
基等に置換し、安定化されたオキシメチレン単独重合体
が使用できる。例えば、実質的に無水のホルムアルデヒ
ドを有機アミン、有機あるいは無機の錫化合物、金属水
酸化物のような塩基性重合触媒を含有する有機溶媒中に
導入して重合し、重合体を濾別したのち、無水酢酸中、
酢酸ナトリウムの存在下で加熱して末端をアセチル化し
て製造する。
【0010】オキシメチレンコポリマとしては、例え
ば、実質的に無水のトリオキサン、あるいは、テトラオ
キサンのようなホルムアルデヒドの環状オリゴマと共重
合成分としての少なくとも1種の環状エーテルまたは環
状ホルマールとをシクロヘキサンやベンゼンのような有
機溶媒中に溶解、あるいは、懸濁したのち、重合触媒、
例えば、三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物及び三
フッ化ホウ素と酸素原子または硫黄原子を含む有機化合
物との配位化合物からなる群から選ばれる少なくとも一
種の化合物を添加して重合し、不安定末端を分解除去し
て製造する。あるいは、溶媒を全く使用せずにセルフク
リーニング型撹拌機の中へトリオキサンと共重合成分/
触媒の予備混合物を導入して塊状重合する。所望によ
り、この重合体から洗浄によって触媒を除去、あるい
は、失活剤によって触媒を失活させたのち、不安定末端
を分解除去して製造する。
ば、実質的に無水のトリオキサン、あるいは、テトラオ
キサンのようなホルムアルデヒドの環状オリゴマと共重
合成分としての少なくとも1種の環状エーテルまたは環
状ホルマールとをシクロヘキサンやベンゼンのような有
機溶媒中に溶解、あるいは、懸濁したのち、重合触媒、
例えば、三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物及び三
フッ化ホウ素と酸素原子または硫黄原子を含む有機化合
物との配位化合物からなる群から選ばれる少なくとも一
種の化合物を添加して重合し、不安定末端を分解除去し
て製造する。あるいは、溶媒を全く使用せずにセルフク
リーニング型撹拌機の中へトリオキサンと共重合成分/
触媒の予備混合物を導入して塊状重合する。所望によ
り、この重合体から洗浄によって触媒を除去、あるい
は、失活剤によって触媒を失活させたのち、不安定末端
を分解除去して製造する。
【0011】本発明で使用される(B)テトラキス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレートは
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレートは
【化5】 で表される化合物であり、添加量の範囲は0.01〜3
重量部が好ましい。0.01重量部未満では効果が不十
分となり、3重量部を越えると色調や表面外観が悪化す
るため、好ましくない。
重量部が好ましい。0.01重量部未満では効果が不十
分となり、3重量部を越えると色調や表面外観が悪化す
るため、好ましくない。
【0012】本発明で使用される(C)コハク酸ジメチ
レート(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物は、
レート(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物は、
【化6】 で表される化合物であり、数平均分子量は1500以
上、好ましくは3000以上であり、添加量の範囲は
0.01〜3重量部が好ましい。0.01重量部未満で
は効果が不十分となり、3重量部を越えると色調や表面
外観が悪化するため、好ましくない。
上、好ましくは3000以上であり、添加量の範囲は
0.01〜3重量部が好ましい。0.01重量部未満で
は効果が不十分となり、3重量部を越えると色調や表面
外観が悪化するため、好ましくない。
【0013】本発明で必要に応じて使用される(B)ヒ
ンダードアミン系安定剤である(D)ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケー
トの添加量の範囲は通常0.01〜3重量部が好まし
い。少な過ぎると効果が不十分となり、多過ぎると色調
や表面外観が悪化する傾向にある。
ンダードアミン系安定剤である(D)ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケー
トの添加量の範囲は通常0.01〜3重量部が好まし
い。少な過ぎると効果が不十分となり、多過ぎると色調
や表面外観が悪化する傾向にある。
【0014】本発明で必要に応じて使用される(E)ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は通常0.01〜5重
量部の範囲で添加され、好ましくは0.05〜2重量部
である。
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は通常0.01〜5重
量部の範囲で添加され、好ましくは0.05〜2重量部
である。
【0015】本発明で必要に応じて使用される(F)ヒ
ンダードフェノール系化合物は、分子量300以上のも
ので、具体的には、2,2’−メチレン−ビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、トリエチレングリ
コール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘ
キサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタ
エリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、
N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシヒドロシンナマミド)、2−t−ブ
チル−6−(3’−t−ブチル−5’−メチル−2’−
ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレー
ト、3,9−ビス[2−{3−(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキ
シ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−
テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどがあげら
れる。この中でトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]が特に好ましい。
ンダードフェノール系化合物は、分子量300以上のも
ので、具体的には、2,2’−メチレン−ビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、トリエチレングリ
コール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘ
キサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタ
エリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、
N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシヒドロシンナマミド)、2−t−ブ
チル−6−(3’−t−ブチル−5’−メチル−2’−
ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレー
ト、3,9−ビス[2−{3−(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキ
シ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−
テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどがあげら
れる。この中でトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]が特に好ましい。
【0016】また、添加量はポリオキシメチレン樹脂1
00重量部に対して0.01〜10重量部が好ましく、
さらに好ましくは0.05〜3.0重量部である。
00重量部に対して0.01〜10重量部が好ましく、
さらに好ましくは0.05〜3.0重量部である。
【0017】本発明で必要に応じて使用されるホルムア
ルデヒド捕捉剤の添加量は、0.01〜10重量部が好
ましく、さらに好ましくは0.02〜2重量部である。
ルデヒド捕捉剤の添加量は、0.01〜10重量部が好
ましく、さらに好ましくは0.02〜2重量部である。
【0018】本発明で必要に応じて使用されるポリエチ
レングリコールの添加量は、ポリオキシメチレン樹脂1
00重量部に対し、0.01〜15重量部、好ましくは
0.05〜2重量部の範囲で選ばれる。
レングリコールの添加量は、ポリオキシメチレン樹脂1
00重量部に対し、0.01〜15重量部、好ましくは
0.05〜2重量部の範囲で選ばれる。
【0019】本発明のポリオキシメチレン樹脂組成物の
製造方法としては、通常公知の方法が採用できる。例え
ば、ポリオキシメチレン樹脂の重合ないしは安定化工程
で添加剤を添加する方法、ポリオキシメチレン樹脂と添
加剤をペレット状、粉状、または粒状で混合し、このま
ま溶融加工してもよく、バンバリーミキサー、ロール、
押出機等により溶融混合する方法も採用できる。また、
一般に市販されているポリオキシメチレン樹脂に添加剤
を上記と同様の方法で溶融混練する方法も採用できる。
特に1軸ないしは2軸の押出機を使用して、150〜2
50℃の温度で溶融混合する方法が好ましい。
製造方法としては、通常公知の方法が採用できる。例え
ば、ポリオキシメチレン樹脂の重合ないしは安定化工程
で添加剤を添加する方法、ポリオキシメチレン樹脂と添
加剤をペレット状、粉状、または粒状で混合し、このま
ま溶融加工してもよく、バンバリーミキサー、ロール、
押出機等により溶融混合する方法も採用できる。また、
一般に市販されているポリオキシメチレン樹脂に添加剤
を上記と同様の方法で溶融混練する方法も採用できる。
特に1軸ないしは2軸の押出機を使用して、150〜2
50℃の温度で溶融混合する方法が好ましい。
【0020】また、本発明の樹脂組成物には本発明の効
果を損なわない範囲で、上記以外の光安定剤や紫外線吸
収剤を添加してもよい。また、さらにポリオキシメチレ
ン樹脂に通常、使用されている添加剤や充填剤、例え
ば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、酸化チタ
ン、酸化珪素、マイカ粉末、ガラスビーズのような充填
剤、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、アラミド
繊維、チタン酸カリ繊維のような補強剤、着色剤(顔
料、染料)、核剤、可塑剤、エチレンビスステアロアミ
ド、ポリエチレンワックスのような離型剤、カーボンブ
ラックのような導電剤、チオエーテル系化合物、ホスフ
ァイト系化合物のような酸化防止剤、粘着剤、多価アル
コール、脂肪酸エステル、金属石鹸のような滑剤、耐加
水分解改良剤、接着助剤などを任意に含有させることが
できる。
果を損なわない範囲で、上記以外の光安定剤や紫外線吸
収剤を添加してもよい。また、さらにポリオキシメチレ
ン樹脂に通常、使用されている添加剤や充填剤、例え
ば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、酸化チタ
ン、酸化珪素、マイカ粉末、ガラスビーズのような充填
剤、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、アラミド
繊維、チタン酸カリ繊維のような補強剤、着色剤(顔
料、染料)、核剤、可塑剤、エチレンビスステアロアミ
ド、ポリエチレンワックスのような離型剤、カーボンブ
ラックのような導電剤、チオエーテル系化合物、ホスフ
ァイト系化合物のような酸化防止剤、粘着剤、多価アル
コール、脂肪酸エステル、金属石鹸のような滑剤、耐加
水分解改良剤、接着助剤などを任意に含有させることが
できる。
【0021】本発明により得られるポリオキシメチレン
樹脂組成物は、耐候性の要求されるあらゆる分野の成形
部品、例えば自動車などの機器部品、電気・電子機器、
コンピューター等の事務機器、その他建築配管、雑貨な
どの用途等に好適に使用し得る。
樹脂組成物は、耐候性の要求されるあらゆる分野の成形
部品、例えば自動車などの機器部品、電気・電子機器、
コンピューター等の事務機器、その他建築配管、雑貨な
どの用途等に好適に使用し得る。
【0022】以下実施例を挙げて説明するが、本発明
は、これらに限定されるものではない。
は、これらに限定されるものではない。
【0023】
【実施例】以下実施例によって本発明を説明する。な
お、実施例中の%及び部はすべて重量基準である。
お、実施例中の%及び部はすべて重量基準である。
【0024】また、実施例及び比較例中に示される成形
品の耐候性、機械物性、色調、表面外観、耐熱エージン
グ性および低モールドデポジット性は次のようにして測
定した。
品の耐候性、機械物性、色調、表面外観、耐熱エージン
グ性および低モールドデポジット性は次のようにして測
定した。
【0025】・成形:型締圧60トンを有する射出成形
機を用いて、シリンダ温度190℃、金型温度80℃、
成形サイクル20秒に設定して、ASTM1号ダンベル
試験片および80×80×3mmtの角板を射出成形し
た。
機を用いて、シリンダ温度190℃、金型温度80℃、
成形サイクル20秒に設定して、ASTM1号ダンベル
試験片および80×80×3mmtの角板を射出成形し
た。
【0026】・耐候テスト:ウェザーメーター(スガ試
験機(株)製WEL−SUN−HC型)およびフェード
メーター(スガ試験機(株)製FAL−5型)により実
施した。ウェザーメーターでは上記射出成形で得られた
ASTM1号ダンベル試験片を、89℃、800hr
(雨なし)の条件で処理し、機械物性、表面外観を評価
した。フェードメーターでは上記射出成形で得られた角
板を83℃、800hrの条件で処理し、色調および表
面外観を評価した。
験機(株)製WEL−SUN−HC型)およびフェード
メーター(スガ試験機(株)製FAL−5型)により実
施した。ウェザーメーターでは上記射出成形で得られた
ASTM1号ダンベル試験片を、89℃、800hr
(雨なし)の条件で処理し、機械物性、表面外観を評価
した。フェードメーターでは上記射出成形で得られた角
板を83℃、800hrの条件で処理し、色調および表
面外観を評価した。
【0027】・色調:フェードメーター処理で得られた
角板のΔΕ値をSMカラーコンピューター(スガ試験
機)により測定した。
角板のΔΕ値をSMカラーコンピューター(スガ試験
機)により測定した。
【0028】・機械物性:上記射出成形によって得られ
たASTM1号ダンベル試験片およびウェザーメーター
処理で得られたASTM1号ダンベル試験片を用い、A
STMD−638法に準じて引張強度を測定した。
たASTM1号ダンベル試験片およびウェザーメーター
処理で得られたASTM1号ダンベル試験片を用い、A
STMD−638法に準じて引張強度を測定した。
【0029】・表面外観:耐候テスト処理品の表面状態
を目視により次のように評価した。
を目視により次のように評価した。
【0030】良好:○、少し悪い:△、悪い:×
【0031】・耐熱エージング性:上記射出成形で得ら
れたASTM1号ダンベル試験片を150℃ギアーオー
ブン(タバイエスペック(株)製 GPHH−200
型)に480時間保持し評価した。測定項目は引張強度
保持率である。
れたASTM1号ダンベル試験片を150℃ギアーオー
ブン(タバイエスペック(株)製 GPHH−200
型)に480時間保持し評価した。測定項目は引張強度
保持率である。
【0032】・低モールドデポジット性:型締圧60ト
ンを有する射出成形機を用いて、シリンダ温度220
℃、金型温度80℃、成形サイクル20秒に設定して、
ASTM1号ダンベル試験片を射出成形し、5,000
ショットの連続成形後、金型を観察し、白色固体状の物
質が付着しているかどうかを観察し以下の基準で評価し
た。○:付着物が観察されない。
ンを有する射出成形機を用いて、シリンダ温度220
℃、金型温度80℃、成形サイクル20秒に設定して、
ASTM1号ダンベル試験片を射出成形し、5,000
ショットの連続成形後、金型を観察し、白色固体状の物
質が付着しているかどうかを観察し以下の基準で評価し
た。○:付着物が観察されない。
【0033】△:わずかに白色状の固体物付着が認めら
れる。
れる。
【0034】×:はっきりと白色状の固体物の付着が認
められる。
められる。
【0035】また、実施例および比較例で用いた添加剤
の符号は次の構造または名称のものを意味する。
の符号は次の構造または名称のものを意味する。
【0036】(1)ヒンダードアミン系安定剤 ・HA−1:“アデカスタブ”LA−52[旭電化工業
(株)製、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート]
(株)製、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート]
【化7】 ・HA−2:“Tinuvin”622LD[チバガイ
ギ(株)製、コハク酸ジメチレート(2−ヒドロキシエ
チル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン重縮合物]
ギ(株)製、コハク酸ジメチレート(2−ヒドロキシエ
チル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン重縮合物]
【化8】 ・HA−3:“サノール”LS765[三共(株)製、
ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリ
ジル)セバケート] ・HA−4:[旭電化工業(株)製、”アデカスタブ”
LA−82]
ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリ
ジル)セバケート] ・HA−4:[旭電化工業(株)製、”アデカスタブ”
LA−82]
【化9】 ・HA−5:[旭電化工業(株)製、“アデカスタブ”
LA−63] 分子量約2,000
LA−63] 分子量約2,000
【化10】 ・HA−6:[旭電化工業(株)製、“アデカスタブ”
LA−68LD] 分子量約1,900
LA−68LD] 分子量約1,900
【化11】
【0037】(2)紫外線吸収剤 ・UV−1:“Tinuvin”234[チバガイギ
(株)製、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,
α−ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾー
ル] ・UVー2:“Tinuvin”213[チバガイギ
(株)製、メチル−3−〔3−t−ブチル−5−(2H
−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフ
ェニル〕プロピオネート−ポリエチレングリコール(分
子量約300)との縮合物] ・UVー3:“Tinuvin”320[チバガイギ
(株)製、2−(3,5−ジ−ブチル−2−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール]
(株)製、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,
α−ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾー
ル] ・UVー2:“Tinuvin”213[チバガイギ
(株)製、メチル−3−〔3−t−ブチル−5−(2H
−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフ
ェニル〕プロピオネート−ポリエチレングリコール(分
子量約300)との縮合物] ・UVー3:“Tinuvin”320[チバガイギ
(株)製、2−(3,5−ジ−ブチル−2−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール]
【0038】(3)酸化防止剤 ・AO−1:“Irganox”245{チバガイギ
(株)製、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−
t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]} ・AO−2:“Irganox”259{チバガイギ
(株)製、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート] ・AO−3:“Irganox”1010{チバガイギ
(株)製、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート]
(株)製、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−
t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]} ・AO−2:“Irganox”259{チバガイギ
(株)製、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート] ・AO−3:“Irganox”1010{チバガイギ
(株)製、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート]
【0039】(4)ホルムアルデヒド捕捉剤 ・F−1:メラミン ・F−2:ベンゾグアナミン ・F−3:シアノグアニジン
【0040】(5)ポリエチレングリコール ・PEG:ポリエチレングリコール“ニューポール”P
EG6,000EXP(三洋化成(株)製)(平均分子
量8,500)
EG6,000EXP(三洋化成(株)製)(平均分子
量8,500)
【0041】実施例1 2軸押出機型重合機(100mmφ、シリンダー長
(L)/シリンダー径(D)=7.2)にトリオキサ
ン、1,3−ジオキソラン、触媒として三フッ化ホウ素
・ジエチルエーテラート、分子量調節剤をそれぞれ供給
し、連続重合を行い、白色微粉末の重合体を得た。この
白色微粉末に表1に示すHA−3”Sanol”765
を0.3重量部と酸化防止剤0.1重量部を添加し、2
軸押出機により、ポリマーの不安定末端を分解すること
により安定化した。
(L)/シリンダー径(D)=7.2)にトリオキサ
ン、1,3−ジオキソラン、触媒として三フッ化ホウ素
・ジエチルエーテラート、分子量調節剤をそれぞれ供給
し、連続重合を行い、白色微粉末の重合体を得た。この
白色微粉末に表1に示すHA−3”Sanol”765
を0.3重量部と酸化防止剤0.1重量部を添加し、2
軸押出機により、ポリマーの不安定末端を分解すること
により安定化した。
【0042】得られたペレット状のポリオキシメチレン
樹脂100重量部に対し、表1に示す種類と量のヒンダ
ードアミン系安定剤、紫外線吸収剤を添加してブレンド
した後、2軸押出機で溶融混練して試験サンプルペレッ
トを調整した。
樹脂100重量部に対し、表1に示す種類と量のヒンダ
ードアミン系安定剤、紫外線吸収剤を添加してブレンド
した後、2軸押出機で溶融混練して試験サンプルペレッ
トを調整した。
【0043】次にペレットを熱風乾燥機で80℃、4時
間乾燥した後、試験片を射出成形した。耐候テスト、耐
熱エージングテスト処理サンプルおよび低モールドデポ
ジット性の評価結果を表2に示す。いずれの物性も良好
である。
間乾燥した後、試験片を射出成形した。耐候テスト、耐
熱エージングテスト処理サンプルおよび低モールドデポ
ジット性の評価結果を表2に示す。いずれの物性も良好
である。
【0044】実施例2、3 酸化防止剤であるヒンダードフェノールの種類をAO−
2、3とした時の結果を表2に示す。耐候テスト、耐熱
エージングテスト処理サンプルおよび低モールドデポジ
ット性のいずれの物性も良好である。
2、3とした時の結果を表2に示す。耐候テスト、耐熱
エージングテスト処理サンプルおよび低モールドデポジ
ット性のいずれの物性も良好である。
【0045】実施例4〜8 実施例1にホルムアルデヒド捕捉剤F−1〜3およびP
EGを添加したサンプルのテスト結果を表2に示す。耐
候テスト、耐熱エージングテストおよび低モールドデポ
ジット性のいずれの物性も良好である。
EGを添加したサンプルのテスト結果を表2に示す。耐
候テスト、耐熱エージングテストおよび低モールドデポ
ジット性のいずれの物性も良好である。
【0046】実施例9〜18 表1に示すヒンダードアミン系安定剤および紫外線吸収
剤の種類と量の添加剤を加え、調整したサンプルの耐候
テスト、耐熱エージングテストおよび低モールドデポジ
ット性の結果を表2に示す。いずれの物性も良好であ
る。
剤の種類と量の添加剤を加え、調整したサンプルの耐候
テスト、耐熱エージングテストおよび低モールドデポジ
ット性の結果を表2に示す。いずれの物性も良好であ
る。
【0047】比較例1〜4 ヒンダードアミン系安定剤、紫外線吸収剤およびヒンダ
ードフェノールを表3に示す量の添加剤を加え調整した
サンプルの耐候テスト、耐熱エージングテストおよび低
モールドデポジット性の結果を表4に示す。いずれの物
性も不良である。
ードフェノールを表3に示す量の添加剤を加え調整した
サンプルの耐候テスト、耐熱エージングテストおよび低
モールドデポジット性の結果を表4に示す。いずれの物
性も不良である。
【0048】比較例5〜7 表3に示すようにHA−4〜6のヒンダードアミン系安
定剤を添加したサンプルの耐候テスト、耐熱エージング
テストおよび低モールドデポジット性の結果を表4に示
す。いずれも良好な結果は得られなかった。
定剤を添加したサンプルの耐候テスト、耐熱エージング
テストおよび低モールドデポジット性の結果を表4に示
す。いずれも良好な結果は得られなかった。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】これらの結果から本発明のポリオキシメチ
レン樹脂組成物が耐候性に優れ、かつ、耐熱性、成形特
性に優れていることが明らかである。
レン樹脂組成物が耐候性に優れ、かつ、耐熱性、成形特
性に優れていることが明らかである。
【0054】
【発明の効果】本発明のポリオキシメチレン樹脂組成物
は、耐候性に優れ、かつ、耐熱性、成形特性に優れてい
る。従って、本発明により得られるポリオキシメチレン
樹脂組成物は、耐候性の要求されるあらゆる分野の成形
部品、例えば自動車などの機器部品、電気・電子機器、
コンピューター等の事務機器、その他建築配管、雑貨な
どの用途等に好適に使用することができる。
は、耐候性に優れ、かつ、耐熱性、成形特性に優れてい
る。従って、本発明により得られるポリオキシメチレン
樹脂組成物は、耐候性の要求されるあらゆる分野の成形
部品、例えば自動車などの機器部品、電気・電子機器、
コンピューター等の事務機器、その他建築配管、雑貨な
どの用途等に好適に使用することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 (A)ポリオキシメチレン樹脂100重
量部に対して、 (B) 【化1】 で表されるテトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート0.01〜3重量部および(C) 【化2】 で表されるコハク酸ジメチレート(2−ヒドロキシエチ
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン重縮合物0.01〜3重量部を配合してなる
ポリオキシメチレン樹脂組成物。 - 【請求項2】ポリオキシメチレン樹脂(A)100重量
部に対して、(D)ビス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジル)セバケート0.01〜3重量
部をさらに配合してなる請求項1記載のポリオキシメチ
レン樹脂組成物。 - 【請求項3】 ポリオキシメチレン樹脂(A)100重
量部に対して、(E)ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤0.01〜5重量部をさらに配合してなる請求項1ま
たは2記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。 - 【請求項4】ポリオキシメチレン樹脂(A)100重量
部に対して、(F)分子量300以上のヒンダードフェ
ノール系化合物0.01〜10重量部をさらに配合して
なる請求項1〜3のいずれか記載のポリオキシメチレン
樹脂組成物。 - 【請求項5】(E)ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
が2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメ
チルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾールである請
求項3記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。 - 【請求項6】(F)分子量300以上のヒンダードフェ
ノール系化合物がトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]から選ばれた1種以上の
化合物である請求項4記載のポリオキシメチレン樹脂組
成物。 - 【請求項7】(F)分子量300以上のヒンダードフェ
ノール系化合物がトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]である請求項6記載のポリオキシ
メチレン樹脂組成物。 - 【請求項8】ポリオキシメチレン樹脂(A)100重量
部に対して、ホルムアルデヒド捕捉剤としてメラミン、
ベンゾグアナミン、シアノグアニジンから選ばれた1種
以上の化合物を0.01〜10重量部さらに添加してな
る請求項1〜7のいずれか記載のポリオキシメチレン樹
脂組成物。 - 【請求項9】 ポリオキシメチレン樹脂(A)100重
量部に対して、ポリエチレングリコール0.01〜15
重量部をさらに添加してなる請求項1〜8のいずれか記
載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10577694A JP3296085B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10577694A JP3296085B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309994A JPH07309994A (ja) | 1995-11-28 |
JP3296085B2 true JP3296085B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=14416565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10577694A Expired - Fee Related JP3296085B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3296085B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6200583B1 (en) * | 1998-03-24 | 2001-03-13 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Antimicrobial agents, antimicrobial resin compositions, and articles having antimicrobial activity |
EP1264858B1 (en) * | 2000-09-21 | 2006-07-26 | Polyplastics Co Ltd | Polyacetal resin composition and process for its production |
JP5085061B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2012-11-28 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10577694A patent/JP3296085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07309994A (ja) | 1995-11-28 |
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---|---|---|---|
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