JP3296020B2 - 共有メモリの監視方法 - Google Patents

共有メモリの監視方法

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JP3296020B2
JP3296020B2 JP13225393A JP13225393A JP3296020B2 JP 3296020 B2 JP3296020 B2 JP 3296020B2 JP 13225393 A JP13225393 A JP 13225393A JP 13225393 A JP13225393 A JP 13225393A JP 3296020 B2 JP3296020 B2 JP 3296020B2
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善文 福屋
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統のディジタル式
保護継電器(いわゆるディジタルリレー)などにおい
て、複数のディジタル演算部が共通に使用する共有メモ
リのハードの異常やデータエラーを監視する方法に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図3は共有メモリの従来の監視方式の一
例を説明するためのシステム構成図である。同図におい
て1−1,1−2は互に共有メモリ3を介してデータを
授受するCPUなどからなるディジタル演算部(なお便
宜上この2つの演算部を夫々ディジタル演算部#1,#
2とも呼ぶ)、4−1,4−2は夫々演算部#1,#2
が共有メモリ3をアクセスするためのアドレスバス、5
−1,5−2は同じくデータバス、6−1,6−2は同
じく制御線である。
【0003】また11はディジタル演算部#1,#2に
共通のハードウェアとしてのパリティビット作成回路
(但し、この例ではこのパリティビット作成回路11は
演算部#1,#2を代表するディジタル演算部#1内に
設けられている)、12は同じくディジタル演算部#
1,#2に共通のハードウェアとしてのパリティチェッ
ク回路である。
【0004】また図4は共有メモリ3内のデータ構成の
例を示し、31はアドレス順に並ぶ8ビットの本来のデ
ータの一部、32はこの各本来データ31に夫々対応す
るパリティビットである。共有メモリ3の各アドレスに
は本来のデータ31とパリティビット32との9ビット
のデータが書込まれる。なお33はパリティビットの原
理説明用のデータで本来データ31の各ビットの値とパ
リティビット32との和(2進数)の末尾のビットを示
す。
【0005】このシステムで例えばディジタル演算部#
1が同演算部#2にデータを送る場合、演算部#1が共
有メモリ3の1つのアドレスにこの送信用の本来データ
31を書込むつど、図4に示すようにパリティビット作
成回路11がそのデータ31についてのパリティビット
32を作り、当該のデータ31と対にして共有メモリ3
に書込む。パリティにはデータ31の各ビット値の和と
パリティビット32との和が奇数(つまりこの和の末尾
ビット33が“1”)となるような奇数パリティと、前
記の和が偶数(つまりこの和の末尾ビット33が
“0”)となるような偶数パリティとがあり、この例は
偶数パリティの例を示す。
【0006】次にディジタル演算部#2が共有メモリ3
の本来データ31を読出す際は、そのデータ31と対の
パリティビット32をも読出して、まずパリティチェッ
ク回路12に与える。このチェック回路12は読出され
た両データ31,32の各ビットの和を求め、この和が
偶数でなければ異常を示す信号をディジタル演算部#2
に出力してこの演算部#2が当該のデータ31を取込む
ことを禁止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の共
有メモリの監視方法には次のような問題点がある。 (1)パリティビットが共有メモリ3の各アドレスに対
して必要となり、共有メモリの必要容量が大きくなる。 (2)パリティビット作成回路11や、パリティチェッ
ク回路12などの専用ハードウェアが必要である。
【0008】(3)上記専用ハードウェアが必要なた
め、共有メモリ1に関わる回路の専有面積が大きくな
り、装置の小型化ができない。そこで本発明はこの問題
を解消できる共有メモリの監視方法を提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の共有メモリの監視方法では、第1および
第2の制御演算手段を含む複数の制御演算手段が共有メ
モリを介して相互にデータを授受するシステムにおける
共有メモリの監視方法であって、第1の制御演算手段は
共有メモリの監視対象領域(41など)のデータのサム
値を求めてこのサム値を共有メモリの第1の所定のアド
レス(サム値書込領域42など)に書込むと共に、第2
の制御演算手段に前記領域を監視対象とする旨を割込に
よって伝え、これに応じて第2の制御演算手段は当該監
視対象領域のデータのサム値を求めてこのサム値を共有
メモリの第2の所定のアドレス(サム値書込領域43な
ど)に書込んで必要に応じ第1の制御演算手段にこの書
込を行った旨を割込または共有メモリの第3の所定のア
ドレスへのデータの書込によって伝え、次に第1又は第
2の制御演算手段は前記第1,第2のアドレスのサム値
を照合し、不一致であるときは警報を出力するようにす
る。
【0010】
【作用】共有メモリ3のチェックしたい領域のデータ3
1のサム値を演算部#1,#2の両者で同時に求めて照
合し、共有メモリ3およびそのアクセス回路のハードの
良否を判定する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例としてのシステム構成
図である。本発明においてはディジタル演算部#1,#
2内にソフトウェアとしての共有メモリ監視手段8が設
けられている。なお7−1は演算部#1から#2に対す
る割込の信号線(割込線という)、7−2は演算部#2
から#1に対する割込の信号線(割込線)である。
【0012】図2において41は共有メモリ3の監視対
象領域、42は監視対象領域41のデータのサム値をデ
ィジタル演算部#1が書込むアドレス領域、43は同じ
く領域41のデータのサム値をディジタル演算部#2が
書込む領域である。対象領域41の検査を行う時は、演
算部#1が主導権を持つ場合、演算部#1はその旨を割
込線7−1によって演算部#2に伝え、対象領域41内
の全データについてのサム値を求めて領域42へ書込
む。そこで同時に演算部#2も対象領域41内の全デー
タについてのサム値を求めて領域43に書込み、必要に
応じ演算部#1へこの書込を行った旨を割込線7−2又
は共有メモリ3の所定アドレスへのデータの書込によっ
て伝える。
【0013】次にこの伝達を受けた演算部#1又は演算
部#2はサム値書込領域42,43のサム値を読出して
比較し、両者が一致しないときは異常警報を出力する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば従来ハードウェアのみで
監視していた共有メモリの異常を、ソフトウェアで監視
するようにしたため、1つの共有メモリに関して、多種
の監視方法を採用することができるのでメモリの信頼度
が向上する。また共有メモリ監視用の専用ハードウェア
が不必要となるので共有メモリに関わる回路の専有面積
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのシステム構成図
【図2】本発明を説明するための共有メモリの構成図
【図3】図1に対応する従来のシステム構成図
【図4】図3の動作説明用の共有メモリの構成図
【符号の説明】
1−1 ディジタル演算部#1 1−2 ディジタル演算部#2 3 共有メモリ 4−1,4−2 アドレスバス 5−1,5−2 データバス 6−1,6−2 制御線 7−1,7−2 割込線 8 共有メモリ監視手段 31 本来データ 41 監視対象領域 42 演算部#1のサム値書込領域 43 演算部#2のサム値書込領域
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/16 - 15/177 G06F 11/16 - 11/20 G06F 12/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の制御演算手段を含む複数
    の制御演算手段が共有メモリを介して相互にデータを授
    受するシステムにおける共有メモリの監視方法であっ
    て、 第1の制御演算手段は共有メモリの監視対象領域のデー
    タのサム値を求めてこのサム値を共有メモリの第1の所
    定のアドレスに書込むと共に、第2の制御演算手段に前
    記領域を監視対象とする旨を割込によって伝え、 これに応じて第2の制御演算手段は当該監視対象領域の
    データのサム値を求めてこのサム値を共有メモリの第2
    の所定のアドレスに書込んで必要に応じ第1の制御演算
    手段にこの書込を行った旨を割込または共有メモリの第
    3の所定のアドレスへのデータの書込によって伝え、 次に第1又は第2の制御演算手段は前記第1,第2のア
    ドレスのサム値を照合し、不一致であるときは警報を出
    力するようにしたことを特徴とする共有メモリの監視方
    法。
JP13225393A 1993-06-03 1993-06-03 共有メモリの監視方法 Expired - Lifetime JP3296020B2 (ja)

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