JP3296020B2 - 共有メモリの監視方法 - Google Patents
共有メモリの監視方法Info
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- shared memory
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- monitoring
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Description
保護継電器(いわゆるディジタルリレー)などにおい
て、複数のディジタル演算部が共通に使用する共有メモ
リのハードの異常やデータエラーを監視する方法に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
例を説明するためのシステム構成図である。同図におい
て1−1,1−2は互に共有メモリ3を介してデータを
授受するCPUなどからなるディジタル演算部(なお便
宜上この2つの演算部を夫々ディジタル演算部#1,#
2とも呼ぶ)、4−1,4−2は夫々演算部#1,#2
が共有メモリ3をアクセスするためのアドレスバス、5
−1,5−2は同じくデータバス、6−1,6−2は同
じく制御線である。
共通のハードウェアとしてのパリティビット作成回路
(但し、この例ではこのパリティビット作成回路11は
演算部#1,#2を代表するディジタル演算部#1内に
設けられている)、12は同じくディジタル演算部#
1,#2に共通のハードウェアとしてのパリティチェッ
ク回路である。
例を示し、31はアドレス順に並ぶ8ビットの本来のデ
ータの一部、32はこの各本来データ31に夫々対応す
るパリティビットである。共有メモリ3の各アドレスに
は本来のデータ31とパリティビット32との9ビット
のデータが書込まれる。なお33はパリティビットの原
理説明用のデータで本来データ31の各ビットの値とパ
リティビット32との和(2進数)の末尾のビットを示
す。
1が同演算部#2にデータを送る場合、演算部#1が共
有メモリ3の1つのアドレスにこの送信用の本来データ
31を書込むつど、図4に示すようにパリティビット作
成回路11がそのデータ31についてのパリティビット
32を作り、当該のデータ31と対にして共有メモリ3
に書込む。パリティにはデータ31の各ビット値の和と
パリティビット32との和が奇数(つまりこの和の末尾
ビット33が“1”)となるような奇数パリティと、前
記の和が偶数(つまりこの和の末尾ビット33が
“0”)となるような偶数パリティとがあり、この例は
偶数パリティの例を示す。
の本来データ31を読出す際は、そのデータ31と対の
パリティビット32をも読出して、まずパリティチェッ
ク回路12に与える。このチェック回路12は読出され
た両データ31,32の各ビットの和を求め、この和が
偶数でなければ異常を示す信号をディジタル演算部#2
に出力してこの演算部#2が当該のデータ31を取込む
ことを禁止する。
有メモリの監視方法には次のような問題点がある。 (1)パリティビットが共有メモリ3の各アドレスに対
して必要となり、共有メモリの必要容量が大きくなる。 (2)パリティビット作成回路11や、パリティチェッ
ク回路12などの専用ハードウェアが必要である。
め、共有メモリ1に関わる回路の専有面積が大きくな
り、装置の小型化ができない。そこで本発明はこの問題
を解消できる共有メモリの監視方法を提供することを課
題とする。
めに、本発明の共有メモリの監視方法では、第1および
第2の制御演算手段を含む複数の制御演算手段が共有メ
モリを介して相互にデータを授受するシステムにおける
共有メモリの監視方法であって、第1の制御演算手段は
共有メモリの監視対象領域(41など)のデータのサム
値を求めてこのサム値を共有メモリの第1の所定のアド
レス(サム値書込領域42など)に書込むと共に、第2
の制御演算手段に前記領域を監視対象とする旨を割込に
よって伝え、これに応じて第2の制御演算手段は当該監
視対象領域のデータのサム値を求めてこのサム値を共有
メモリの第2の所定のアドレス(サム値書込領域43な
ど)に書込んで必要に応じ第1の制御演算手段にこの書
込を行った旨を割込または共有メモリの第3の所定のア
ドレスへのデータの書込によって伝え、次に第1又は第
2の制御演算手段は前記第1,第2のアドレスのサム値
を照合し、不一致であるときは警報を出力するようにす
る。
1のサム値を演算部#1,#2の両者で同時に求めて照
合し、共有メモリ3およびそのアクセス回路のハードの
良否を判定する。
図である。本発明においてはディジタル演算部#1,#
2内にソフトウェアとしての共有メモリ監視手段8が設
けられている。なお7−1は演算部#1から#2に対す
る割込の信号線(割込線という)、7−2は演算部#2
から#1に対する割込の信号線(割込線)である。
象領域、42は監視対象領域41のデータのサム値をデ
ィジタル演算部#1が書込むアドレス領域、43は同じ
く領域41のデータのサム値をディジタル演算部#2が
書込む領域である。対象領域41の検査を行う時は、演
算部#1が主導権を持つ場合、演算部#1はその旨を割
込線7−1によって演算部#2に伝え、対象領域41内
の全データについてのサム値を求めて領域42へ書込
む。そこで同時に演算部#2も対象領域41内の全デー
タについてのサム値を求めて領域43に書込み、必要に
応じ演算部#1へこの書込を行った旨を割込線7−2又
は共有メモリ3の所定アドレスへのデータの書込によっ
て伝える。
部#2はサム値書込領域42,43のサム値を読出して
比較し、両者が一致しないときは異常警報を出力する。
監視していた共有メモリの異常を、ソフトウェアで監視
するようにしたため、1つの共有メモリに関して、多種
の監視方法を採用することができるのでメモリの信頼度
が向上する。また共有メモリ監視用の専用ハードウェア
が不必要となるので共有メモリに関わる回路の専有面積
を削減することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】第1および第2の制御演算手段を含む複数
の制御演算手段が共有メモリを介して相互にデータを授
受するシステムにおける共有メモリの監視方法であっ
て、 第1の制御演算手段は共有メモリの監視対象領域のデー
タのサム値を求めてこのサム値を共有メモリの第1の所
定のアドレスに書込むと共に、第2の制御演算手段に前
記領域を監視対象とする旨を割込によって伝え、 これに応じて第2の制御演算手段は当該監視対象領域の
データのサム値を求めてこのサム値を共有メモリの第2
の所定のアドレスに書込んで必要に応じ第1の制御演算
手段にこの書込を行った旨を割込または共有メモリの第
3の所定のアドレスへのデータの書込によって伝え、 次に第1又は第2の制御演算手段は前記第1,第2のア
ドレスのサム値を照合し、不一致であるときは警報を出
力するようにしたことを特徴とする共有メモリの監視方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225393A JP3296020B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 共有メモリの監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225393A JP3296020B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 共有メモリの監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348672A JPH06348672A (ja) | 1994-12-22 |
JP3296020B2 true JP3296020B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=15076957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13225393A Expired - Lifetime JP3296020B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 共有メモリの監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3296020B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111258636B (zh) * | 2018-11-30 | 2022-10-04 | 上海寒武纪信息科技有限公司 | 数据处理方法、处理器、数据处理装置及存储介质 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP13225393A patent/JP3296020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06348672A (ja) | 1994-12-22 |
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