JP3296004B2 - 着信保留方式 - Google Patents

着信保留方式

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JP3296004B2
JP3296004B2 JP02830593A JP2830593A JP3296004B2 JP 3296004 B2 JP3296004 B2 JP 3296004B2 JP 02830593 A JP02830593 A JP 02830593A JP 2830593 A JP2830593 A JP 2830593A JP 3296004 B2 JP3296004 B2 JP 3296004B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保留機能と留守番機能
とを具備する端末装置における着信保留方式に関する。
【0002】電話網に収容される端末装置の具備機能と
して、着信呼に通話開始迄待合せを依頼する保留機能が
あり、また着信呼に応答不能を通知し、伝言録音を可能
とする留守番機能とが実用されている。
【0003】
【従来の技術】図6は本発明の対象となる電話網の一例
を示す図であり、図7は従来ある着信保留過程の一例を
示す図である。
【0004】図6および図7において、交換機(1)に
収容される電話機(2)は、保留機能を実現する保留部
(211)と、留守番機能を実現する留守番部(21
2)とを具備している。
【0005】留守番部(212)は、公知の如く、電話
機(2)の利用者が外出する場合等に、予め定められた
留守番設定操作を実行することにより、電話機(2)を
留守番モードに設定して置き、交換機(1)から着信し
た場合に、予め録音されている不在を通知するメッセー
ジ〔例えば「只今外出しております、ご用件をどう
ぞ」〕を再生し、着信者に伝言の録音を可能とするもの
である。
【0006】一方、保留部(211)は、電話機(2)
の利用者が、例えば電話機(2)から離れた場所で仕事
を行う為に、電話機(2)への着信に対する応答に多少
の遅れが生ずる場合に使用されるもので、予め定められ
た保留設定操作を実行することにより、電話機(2)を
保留モードに設定するものである。
【0007】かかる状態で、交換機(1)に収容される
他の電話機(3)の利用者〔以後着信者と称する〕が、
電話機(2)の利用者〔以後単に利用者と称する〕と通
話を行う為に、電話機(3)から交換機(1)に対して
呼設定要求信号(a)を送出したとする。
【0008】交換機(1)は、電話機(3)から送出さ
れた呼設定要求信号(a)を受信すると、公知の手順で
被呼電話機(2)を選択・捕捉し、電話機(2)に対し
て呼出信号(b)の送出を開始する。
【0009】なお呼出信号(b)は、通常一定期間〔例
えば一秒間〕送出および一定期間〔例えば二秒間〕送出
停止を繰返している〔以後断続的に送出される各呼出信
号を断続呼出信号(bi )(但しiは1、2、……)と
称する〕。
【0010】保留部(211)は、電話機(2)を保留
モードに設定した状態で、交換機(1)から呼出信号
(b)を受信すると、断続呼出信号(bi )の受信回数
を計測し、受信回数が予め定められた回数(N)〔例え
ば5回〕に達すると、電話機(2)を交換機(1)に対
して自動的に応答状態に設定し、交換機(1)に対して
自動応答信号(c)を返送し、交換機(1)に電話機
(3)との間に通話路を設定さた後、予め録音済の保
留メッセージ(d)〔例えば「一寸お待ち下さい」〕を
繰返し再生し、交換機(1)を経由して電話機(3)に
返送する。
【0011】着信者は、電話機(2)から返送される保
留メッセージ(d)を聴取し乍ら、利用者が通話を開始
するのを待機する。ここで利用者が、電話機(2)を保
留モードに設定したことを忘れて外出したとすると、利
用者が通話出来ないにも拘らず、着信者は保留メッセー
ジ(d)を聴取し乍ら利用者の通話開始を待機し続け、
遂には被呼者の通話開始を諦め、電話機(3)から交換
機(1)に対して呼切断要求信号(e)を送出すると、
交換機(1)は電話機(2)に対して呼切断信号(f)
を送出する。
【0012】保留部(211)は、交換機(1)から送
出される呼切断信号(f)を受信すると、保留メッセー
ジ(d)の再生、並びに自動応答信号(c)の返送を停
止する。
【0013】なお保留部(211)は、前述の留守番部
(212)の如く、着信者の伝言を録音する機能を具備
していない為、電話機(2)には電話機(3)の利用者
からの着信記録は全く残らない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある着信保留方式においては、利用者が電
話機(2)を保留モードに設定した儘で不在となると、
着信者は利用者と通話が出来ないことも知らずに無駄に
待機させられることとなり、更に伝言を残すことも出来
ず、当該電話機(2)の利便性を著しく低下させる問題
があった。
【0015】本発明は、保留機能を具備する端末装置の
利便性を極力向上することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る端末装置であり、101および102は、それぞれ端
末装置(100)が具備する保留機能および留守番機能
である。
【0017】保留機能(101)は、予め定められた保
留設定操作が実行された場合に保留モードに設定し、着
信呼に通話開始迄待合せを依頼する。留守番機能(10
2)は、予め定められた留守番設定操作が実行された場
合に留守番モードに設定し、着信呼に応答不能を通知
し、伝言録音を可能とする。
【0018】103は、本発明(第1の発明)により端
末装置(100)に設けられた保留設定通知手段であ
る。104は、本発明(第1の発明)により端末装置
(100)に設けられた第一の切替手段である。
【0019】105は、本発明(第2の発明および第3
の発明)により端末装置(100)に設けられた第二の
切替手段である。
【0020】
【作用】保留設定通知手段(103)は、保留モードに
設定中であることを、前記端末装置(100)の利用者
に周期的に通知する。
【0021】第一の切替手段(104)は、保留設定通
知手段(103)が保留モードの設定中を通知した場合
に、利用者が前記保留モードの継続設定を要求する所定
の操作を実行した場合には、保留モードを継続して設定
させて置き、利用者が保留モードの継続設定を要求する
所定の操作を実行しなかった場合には、保留モードを留
守番モードに設定変更する。
【0022】第二の切替手段(105)は、保留機能
(101)が着信呼に待合せを依頼してからの経過時間
を計測し、経過時間が予め定められた時間に達する迄
に、端末装置(100)の利用者が通話を開始しなかっ
た場合に、保留モードを留守番モードに設定変更する。
【0023】なお第二の切替手段(105)は、前述の
経過時間が予め定められた時間に達する迄に、端末装置
(100)の利用者が留守番設定操作を実行した場合
に、保留モードを留守番モードに設定変更することが考
慮される。
【0024】従って、端末装置は保留モードに設定され
ていることを周期的に利用者に通知する為、利用者が端
末装置を保留モードに設定したことを忘れることが防止
され、仮に利用者が端末装置を保留モードに設定した儘
で不在となった場合にも、自動的に留守番モードに切替
えられることとなり、当該端末装置の保留機能の利便性
が大幅に向上する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による電話機を示す図であ
り、図3は図2における保留通知処理の一例を示す図で
あり、図4は図2における保留モード中の着信処理の一
例を示す図であり、図5は図2における着信保留過程の
一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物を示す。また対象とする電話網は図6に示す通
りとする。
【0026】図2に示される電話機(2)は、プロセッ
サ(21)、メモリ(22)、回線制御部(23)、通
話回路(24)、送受器(25)、スピーカ(26)、
録音回路(27)、再生回路(28)、フックスイッチ
(29)、ダイヤルキー(30)、保留キー(31)、
留守番キー(32)および解除キー(33)を具備して
いる。
【0027】プロセッサ(21)内には、図1における
保留機能(101)および留守番機能(102)として
保留部(211)および留守番部(212)が設けられ
ており、また図1における保留設定通知手段(103)
として保留通知部(213)が設けられ、また図1にお
ける第一の切替手段(104)および第二の切替手段
(105)として切替部(214)および(215)が
設けられている。
【0028】最初に、本発明(第1の発明)の実施例を
図2および図3を用いて説明する。図2および図3にお
いて、電話機(2)の利用者が、保留モードおよび留守
番モードの何れにもされていない状態〔以後通常モード
と称する〕にある電話機(2)を保留モードに設定する
為に、予め定められた保留設定操作として、保留キー
(31)を操作すると、プロセッサ(21)は保留キー
(31)の動作を検出し、保留部(211)を起動す
る。
【0029】起動された保留部(211)は、電話機
(2)を保留モードに設定すると共に、保留通知部(2
13)を起動する。かかる状態で、利用者が電話機
(2)に設定中の保留モードを解除する為に、解除キー
(33)を操作すると、プロセッサ(21)は、現在電
話機(2)が保留モードに設定された状態で、解除キー
(33)の動作を検出したことにより、保留部(21
1)を起動停止する。
【0030】起動停止された保留部(211)は、電話
機(2)に設定中の保留モードを解除して通常モードに
切替えると共に、保留通知部(213)を起動停止す
る。また、利用者が例えば外出することとなり、保留モ
ードに設定中の電話機(2)を留守番モードに切替える
為に、留守番キー(32)を操作すると、プロセッサ
(21)は、現在電話機(2)が保留モードに設定され
た状態で、留守番キー(32)の動作を検出したことに
より、保留部(211)を起動停止した後、留守番部
(212)を起動する。
【0031】起動停止された保留部(211)は、前述
と同様に、電話機(2)に設定中の保留モードを解除す
ると共に、保留通知部(213)を起動停止する。一方
起動された留守番部(212)は、電話機(2)を保留
モードに設定する。
【0032】以上の過程で起動された保留通知部(21
3)は、経過時間を計測する図示されぬタイマの計測時
間(t)を初期設定した後〔図3ステップS31〕、電
話機(2)が保留モードに設定中であり〔ステップS3
2〕、且つ交換機(1)から電話機(2)に着信してな
いことを確認の上で〔ステップS33〕、タイマを起動
して経過時間を計測し、〔ステップS34〕、タイマの
計測時間(t)が予め定められた所定時間(T1 )に達
すると〔ステップS35〕、再生回路(28)を起動
し、再生回路(28)に予め録音されている保留モード
設定中を通知すると共に、設定継続の要否を確認するメ
ッセージ〔例えば「この電話機は保留モードに設定中で
す、保留モードを継続する場合には保留キーを操作して
下さい。」〕を再生し、スピーカ(26)から送出させ
る〔ステップS36〕。
【0033】利用者が、電話機(2)のスピーカ(2
6)から送出される保留モード設定中通知および設定継
続の要否確認用のメッセージを聴取し、保留モードの設
計継続を必要として保留キー(31)を操作すると〔ス
テップS37〕、プロセッサ(21)は、前述と同様
に、保留キー(31)の動作を検出し、保留部(21
1)を継続して起動する。
【0034】保留部(211)は、起動される度に、前
述と同様に、電話機(2)を保留モードに継続して設定
すると共に、保留通知部(213)を起動する。保留通
知部(213)も、起動される度に、前述と同様に、タ
イマを一旦リセットして経過時間の計測を開始し、計測
時間(t)が所定時間(T1 )に達する度に、保留モー
ド設定中通知および設定継続の要否確認用のメッセージ
をスピーカ(26)から送出させる。
【0035】ここで、利用者が、電話機(2)を保留モ
ードに設定した儘、留守番モードに切替えるのを忘れて
外出したとする。かかる状態では、起動されている保留
通知部(213)が、前述と同様の過程で、図示されぬ
タイマを起動して経過時間を計測し〔ステップS3
5〕、タイマの計測時間(t)が所定時間(T1 )に達
すると、保留モード設定中通知および設定継続の要否確
認用のメッセージをスピーカ(26)から送出させるが
〔ステップS36〕、利用者が不在の為、保留キー(3
1)を操作することは無い。
【0036】保留通知部(213)は、保留モード設定
中通知および設定継続の要否確認用のメッセージをスピ
ーカ(26)から送出した後、保留部(211)から再
起動されぬと、切替部(214)を起動する。
【0037】起動された切替部(214)は、保留部
(211)を起動停止した後、留守番部(212)を起
動する。起動停止された保留部(211)は、電話機
(2)に設定中の保留モードを解除すると共に、保留通
知部(213)を起動停止する。
【0038】留守番部(212)は、留守番キー(3
2)の動作検出を通知されると、電話機(2)を保留モ
ードに設定する〔ステップS38〕。以上の説明から明
らかな如く、本発明(第1の発明)の実施例によれば、
利用者が電話機(2)を保留モードに設定した状態で
は、保留モード設定中通知および設定継続の要否確認用
のメッセージが所定時間(T1 )周期でスピーカ(2
6)から送出されて利用者に保留モードの継続設定の要
否を確認し、利用者が保留モードを継続設定することを
要求する為に保留キー(31)を操作しないと、自動的
に保留モードから留守番モードに切替える為、利用者が
電話機(2)を保留モードに設定した儘で不在となって
も、自動的に留守番モードに切替えられることとなる。
【0039】次に、本発明(第2の発明)の実施例を、
図2、図4、図5および図6を用いて説明する。電話機
(2)の利用者が保留キー(31)を操作し、電話機
(2)を保留モードに設定した状態で、交換機(1)に
収容される他の電話機(3)の利用者が、電話機(2)
の利用者と通話を行う為に、電話機(3)から交換機
(1)に対して呼設定要求信号(a)を送出したとす
る。
【0040】交換機(1)は、電話機(3)から送出さ
れた呼設定要求信号(a)を受信すると、公知の手順で
被呼電話機(2)を選択・捕捉し、電話機(2)に対し
て呼出信号(b)〔即ち断続呼出信号(bi )〕の送出
を開始する。
【0041】電話機(2)においては、回線制御部(2
3)が、交換機(1)から送出される断続呼出信号(b
i )を受信し、プロセッサ(21)に通知する。プロセ
ッサ(21)は、電話機(2)が保留モードに設定され
た状態で〔図4ステップS41〕、交換機(1)から送
出される断続呼出信号(bi )を、回線制御部(23)
を介して検出すると、公知の通り、スピーカ(26)を
鳴動させて、利用者に着信を通知すると共に、保留部
(211)に断続呼出信号(bi )の検出を通知する。
【0042】保留部(211)は、プロセッサ(21)
から断続呼出信号(bi )の検出を通知されると、保留
通知部(213)を起動停止させると共に、通知された
断続呼出信号(bi )の検出回数を計数し、計数値が予
め定められた回数(N)〔例えば5回〕に達すると〔ス
テップS42〕、回線制御部(23)を交換機(1)に
対して応答状態に設定させ、交換機(1)に対して自動
応答信号(c)を返送させ〔ステップS43〕、交換機
(1)に電話機(3)との間に通話路を設定さた後、予
め再生回路(28)に録音済の保留メッセージ(d)
〔例えば「一寸お待ち下さい」〕を繰返し再生させ〔ス
テップS47〕、回線制御部(23)および交換機
(1)を経由して電話機(3)に返送した後、切替部
(215)を起動する。
【0043】起動された切替部(215)は、図示され
ぬタイマにより、起動後の経過時間の計測を開始する。
発信者は、電話機(2)から返送される保留メッセージ
(d)を聴取し乍ら、被呼者が通話を開始するのを待機
する。
【0044】利用者が、断続呼出信号(bi )によるス
ピーカ(26)の鳴動に気付き、切替部(215)の計
測時間(t)が予め定められた所定時間(T2 )に達す
る以前に、通話を開始する為に送受器(25)を取る
と、プロセッサ(21)は、現在電話機(2)が保留モ
ードに設定された状態で、フックスイッチ(29)の動
作を検出したことにより〔ステップS45〕、保留部
(211)を起動停止する。
【0045】起動停止された保留部(211)は、、電
話機(2)に設定中の保留モードを解除して通常モード
に切替える〔ステップS46〕。また、利用者が、断続
呼出信号(bi )によるスピーカ(26)の鳴動に気付
かずに、電話機(2)を放置したとする。
【0046】かかる場合には、切替部(215)は、タ
イマによる計測時間(t)が所定時間(T2 )に達した
ことを検出すると〔ステップS48〕、保留部(21
1)を起動停止した後、留守番部(212)を起動す
る。
【0047】起動停止された保留部(211)は、電話
機(2)に設定中の保留モードを解除する。起動された
留守番部(212)は、電話機(2)を録音モードに設
定し〔ステップS49〕、再生回路(28)に予め録音
されている留守メッセージ(g)〔例えば「只今外出し
ております、ご用件をどうぞ」〕を再生し、回線制御部
(23)および交換機(1)を経由して電話機(3)に
返送した後、発信者が電話機(3)から利用者に対する
伝言メッセージ(h)を送出した場合には、交換機
(1)を経由して電話機(2)に伝達される伝言メッセ
ージ(h)を、回線制御部(23)を介して受信し、録
音回路(27)に録音させる。
【0048】伝言メッセージ(h)を送出し終えた発信
者が、電話機(3)から交換機(1)に対して呼切断要
求信号(e)を送出すると、交換機(1)は電話機
(2)に対して呼切断信号(f)を送出する。
【0049】電話機(2)においては、回線制御部(2
3)が、交換機(1)から送出される呼切断信号(f)
を受信すると、録音モードに設定した状態で、自動応答
信号(c)の返送を停止する。
【0050】また利用者が、断続呼出信号(bi )によ
るスピーカ(26)の鳴動に気付き、暫くは通話が開始
出来ぬと判断し、保留モードに設定中の電話機(2)を
留守番モードに切替える為に、留守番キー(32)を操
作すると、プロセッサ(21)が留守番キー(32)の
動作を検出し〔ステップS47〕、切替部(214)に
留守番キー(32)の動作検出を通知する。
【0051】切替部(214)は、現在電話機(2)が
保留モードに設定された状態で、留守番キー(32)の
動作検出を通知されると、保留部(211)に留守番キ
ー(32)の動作検出を通知した後、留守番部(21
2)に留守番キー(32)の動作検出を通知する。
【0052】保留部(211)は、留守番キー(32)
の動作検出を通知されると、電話機(2)に設定中の保
留モードを解除する。留守番部(212)は、留守番キ
ー(32)の動作検出を通知されると、電話機(2)を
録音モードに設定し〔ステップS49〕、再生回路(2
8)に予め録音されている留守メッセージ(g)〔例え
ば「只今外出しております、ご用件をどうぞ」〕を再生
し、回線制御部(23)および交換機(1)を経由して
電話機(3)に返送した後、発信者が電話機(3)から
利用者に対する伝言メッセージ(h)を送出した場合に
は、交換機(1)を経由して電話機(2)に伝達される
伝言メッセージ(h)を、回線制御部(23)を介して
受信し、録音回路(27)に録音させる。
【0053】伝言メッセージ(h)を送出し終えた発信
者が、電話機(3)から交換機(1)に対して呼切断要
求信号(e)を送出すると、交換機(1)は電話機
(2)に対して呼切断信号(f)を送出する。
【0054】電話機(2)においては、回線制御部(2
3)が、交換機(1)から送出される呼切断信号(f)
を受信すると、録音モードに設定した状態で、自動応答
信号(c)の返送を停止する。
【0055】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項2)の実施例によれば、保留モードに設定された電
話機(2)に着信した場合に、利用者が中々応答出来な
かった場合にも、保留メッセージ(d)を繰返し送出し
た状態で、所定時間(T2 )が経過すると、自動的に保
留モードから留守番モードに切替えられ、発信者は利用
者との通話を諦め、必要に応じて利用者に対する伝言メ
ッセージ(h)を録音することが可能となる。
【0056】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば保留設定通知手段(103)、第
一の切替手段(104)および第二の切替手段(10
5)は図示される保留通知部(213)、切替部(21
4)および(215に限定されることは無く、他に幾多
の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は
変わらない。また本発明の対象となる端末装置(10
0)は、図示される電話機(2)に限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。更に本発明の対象となる電話
網は、図示されるものに限定されぬことは言う迄も無
い。
【0057】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記端末装置に
おいて、端末装置は保留モードに設定されていることを
周期的に利用者に通知する為、利用者が端末装置を保留
モードに設定したことを忘れることが防止され、仮に利
用者が端末装置を保留モードに設定した儘で不在となっ
た場合にも、自動的に留守番モードに切替えられること
となり、当該端末装置の保留機能の利便性が大幅に向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による電話機を示す図
【図3】 図2における保留通知処理の一例を示す図
【図4】 図2における保留モード中の着信処理の一例
を示す図
【図5】 図2における着信保留過程の一例を示す図
【図6】 本発明の対象となる電話網の一例を示す図
【図7】 従来ある着信保留過程の一例を示す図
【符号の説明】
1 交換機 2、3 電話機 21 プロセッサ 22 メモリ 23 回線制御部 24 通話回路 25 送受器 26 スピーカ 27 録音回路 28 再生回路 29 フックスイッチ 30 ダイヤルキー 31 保留キー 32 留守番キー 33 解除キー 100 端末装置 101 保留機能 102 留守番機能 103 保留設定通知手段 104 第一の切替手段 105 第二の切替手段 211 保留部 212 留守番部 213 保留通知部 214、215 切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−20054(JP,A) 特開 平3−249855(JP,A) 特開 平3−69298(JP,A) 実開 昭64−11048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/65 H04M 1/00 H04M 3/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた保留設定操作が実行され
    た場合に保留モードに設定し、着信呼に通話開始迄待合
    せを依頼する保留機能と、予め定められた留守番設定操
    作が実行された場合に留守番モードに設定し、着信呼に
    応答不能を通知し、伝言録音を可能とする留守番機能と
    を具備する端末装置において、 前記保留モードが設定中であることを、前記端末装置の
    利用者に周期的に通知する保留設定通知手段と、 前記保留設定通知手段が前記保留モードの設定中を通知
    した場合に、前記利用者が前記保留モードの継続設定を
    要求する所定の操作を実行した場合には、前記保留モー
    ドを継続して設定させてき、前記利用者が前記保留モ
    ードの継続設定を要求する所定の操作を実行しなかった
    場合には、前記保留モードを前記留守番モードに設定変
    更する第一の切替手段とを設けることを特徴とする着信
    保留方式。
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