JP3295541B2 - 棒状化粧品用サンプル容器 - Google Patents

棒状化粧品用サンプル容器

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JP3295541B2 JP19745194A JP19745194A JP3295541B2 JP 3295541 B2 JP3295541 B2 JP 3295541B2 JP 19745194 A JP19745194 A JP 19745194A JP 19745194 A JP19745194 A JP 19745194A JP 3295541 B2 JP3295541 B2 JP 3295541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小さなサンプル口紅等
を収容する簡易な棒状化粧品用サンプル容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】繰出し容器等に収容した口紅は周知であ
る。ところで、近年、口紅のサンプル容器として、図5
及び図6に示す簡易なサンプル容器が出回っている。こ
のサンプル容器は、上端部を段付き小径の口紅支持部Aa
としたベース筒Aと、該口紅支持部の外周に離脱可能に
嵌合させた型カバーBと、そのベース筒Aの下端に嵌合
させる底板Cと、上記口紅支持部Aaに着脱自在に嵌合さ
せるキャップDとから成り、ベース筒Aの口紅支持部Aa
の外周に型カバーBを嵌合させ、この結合両者を倒立さ
せて、型カバーB乃至上記口紅支持部Aa内に適量の溶融
化粧品を充填し、かつ、硬化させることにより、小棒状
口紅Eを形成させ、次いで、そのベース筒Aの下端に底
板Cを嵌着するとともに、型カバーBを除去し、ベース
筒Aの口紅支持部Aaの外周にキャップDを着脱自在に嵌
合させて、小棒状口紅入り容器として組み立てたもので
ある(商標名「イヴ・サンローラン」)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このサンプル
口紅が実際に使用できるのは外部へ突出しているわずか
な部分であり、多くの部分が口紅支持部Aa内に位置して
使用できないため、甚だ無駄が多い欠点がある。本発明
は、かかる欠点を除去しようとするものであり、併せ
て、小棒状化粧品の充填を容易にし、かつ、外力による
小棒状化粧品の損傷を少なくしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、ベース筒1と、該ベース筒の上部内周
に中途部乃至下部外周にて嵌合固定させた化粧品支持筒
2と、該化粧品支持筒の上端外縁に着脱自在に嵌合させ
た型カバー3と、該型カバーの外周に内周を嵌合させる
とともに前記ベース筒1に着脱自在に装着したキャップ
4とから成ることを特徴とする。
【0005】また、請求項2の発明は、上端部内周に螺
条11を周設し、該螺条の直下に突当凸条12を周設したベ
ース筒1と、外周中途部にその突当凸条12の下側へ当接
させる段部21を周設して、その突当凸条12以下を上記ベ
ース筒1の中途部内周へ嵌着させた化粧品支持筒2と、
該化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌合させた型カ
バー3と、該型カバーの外周に周壁41内周を嵌合させる
とともに、該周壁の下端内縁に型カバー抜け止め凸条42
を周設し、更に、周壁の下部外周に上記ベース筒1の螺
条11へ螺合させる螺条43を周設して、そのベース筒1へ
着脱自在に螺着したキャップ4とから成ることを特徴と
する。
【0006】そして、請求項3の発明は、上端部を段付
き小径部11に形成し、該段付き小径部の外周に螺条13を
形成したベース筒1と、該ベース筒の上半部内周に対応
させて段付き小筒22を設け、該段付き小筒の上端から小
径の突縁23を突設し、該突縁の内側に化粧品支持凸条24
を周設して、段付き小筒22にて上記ベース筒の上半部内
周へ嵌合固定させた化粧品支持筒2と、頂面31を平坦に
形成するとともに、上端部外周に係合凹溝32を周設し
て、上記化粧品支持筒の前記突縁23の外周に着脱自在に
嵌合させた型カバー3と、該型カバーの頂面31を頂壁44
内面に当接させ、該頂壁内面に前記係合凹溝32と係合さ
せる係合短筒45を垂設し、かつ、周壁41の下部内周に上
記ベース筒1の螺条13へ螺合させる螺条46を周設して、
そのベース筒1へ着脱自在に螺着したキャップ4とから
成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】如上の構成であり、いずれの発明にあっても、
ベース筒1の上端部内周に嵌合させる化粧品支持筒2
は、長さが短く、内径が小さいものとなって、使用でき
ない支持部分を極力少なくするとともに、その溶融化粧
品の充填を容易にする。
【0008】
【実施例】
その1. 図1乃至図3は、請求項1及び請求項2の発明に係る棒
状化粧品用サンプル容器の実施例を示している。図にお
いて、1は、ベース筒1、2は、該ベース筒の上部内周
に中途部乃至下部外周にて嵌合固定させた化粧品支持
筒、3は、該化粧品支持筒の上端外縁に着脱自在に嵌合
させた型カバー、4は、該型カバーの外周に内周を嵌合
させるとともに前記ベース筒1に着脱自在に装着したキ
ャップであり、これらは合成樹脂成形して成る。ベース
筒1は、円筒状であり、上端部内周に螺条11を周設し、
該螺条の直下に突当凸条12を周設している。化粧品支持
筒2は、上記ベース筒1の内側に対応するより小さな円
筒状のものであり、外周中途部に上記突当凸条12の下側
へ当接させる段部21を周設して、その突当凸条12以下を
上記ベース筒1の中途部内周へ嵌着させている。型カバ
ー3は、弾丸状をなし、上記化粧品支持筒2の上端外縁
に離脱可能に嵌合させている。キャップ4は、外周が上
記ベース筒1の外周と面一に対応する円筒状であり、上
記型カバー3の外周に周壁41内周を嵌合させるととも
に、該周壁の下端内縁に型カバー抜け止め凸条42を周設
し、更に、周壁の下部外周に上記ベース筒1の螺条11と
着脱自在に螺合させる螺条43を周設しており、上記ベー
ス筒1に着脱自在に螺着している。
【0009】而して、次のようにして組み立てる。 (1) 化粧品支持筒2の上端外縁に型カバー3を嵌合さ
せ、この結合両者を倒立させて、適量の溶融化粧品を充
填し、硬化させる。これにより、結合両者の内部に小棒
状化粧品5が形成される。 (2) その化粧品支持筒2乃至型カバー3を正立状態にし
て、予めキャップ4を螺着したベース筒1内に下から差
し込みし(図2)、化粧品支持筒2の段部21をベース筒
1の突当凸条12へ当接させて、その段部21以下をベース
筒1の中間部に嵌合固定させる。 こうして組み立てた棒状化粧品用サンプル容器は、キャ
ップ4内に型カバー3を取り付けたままでそのキャップ
4を着脱すればよく、キャップ4を取り外すだけでその
小棒状化粧品5を化粧に供することができる。この際、
型カバー3は上方へ押し上げてもよい。なお、上記小棒
状化粧品5とは、口紅の他、棒状化に適する各種の化粧
品をいうものとする。
【0010】その2. 図4は、請求項1及び請求項3の発明に係る棒状化粧品
用サンプル容器の実施例を示している。図において、1
は、ベース筒1、2は、該ベース筒の上部内周に中途部
乃至下部外周にて嵌合固定させた化粧品支持筒、3は、
該化粧品支持筒の上端外縁に着脱自在に嵌合させた型カ
バー、4は、該型カバーの外周に内周を嵌合させるとと
もに前記ベース筒1に着脱自在に装着したキャップであ
り、これらは合成樹脂成形して成る。この点、前例と同
じである。ベース筒1は、円筒状であり、上端部を段付
き小径部11に形成し、該段付き小径部の外周に螺条13を
形成している。化粧品支持筒2は、上記ベース筒1の内
側に対応するより小さな円筒状のものであり、上記ベー
ス筒1の上半部内周に対応させて段付き小筒22を設け、
該段付き小筒の上端から小径の突縁23を突設し、該突縁
の内側に化粧品支持凸条24を周設して、段付き小筒22に
て上記ベース筒の上半部内周へ嵌合固定させている。型
カバー3は、内面形状が弾丸状、外面形状が円筒状をな
し、外面において、頂面31を平坦に形成するとともに、
上端部外周に係合凹溝32を周設して、上記化粧品支持筒
2の前記突縁23の外周に着脱自在に嵌合させている。キ
ャップ4は、外周が上記ベース筒1の外周と面一に対応
する円筒状であり、上記型カバー3の頂面31を頂壁44内
面に当接させ、該頂壁内面に前記係合凹溝32と係合させ
る係合短筒45を垂設し、かつ、周壁41の下部内周に上記
ベース筒1の螺条13へ螺合させる螺条46を周設してい
る。
【0011】この場合も、その組み立ては前例とほぼ同
じであるが、化粧品支持筒2乃至型カバー3を正立状態
にして差し込みする際、型カバー3の係合凹溝32とキャ
ップ4の係合短筒45とを嵌合連結させる。こうして組み
立てた棒状化粧品用サンプル容器は、前例と同様に、キ
ャップ4内に型カバー3を取り付けたままでそのキャッ
プ4を着脱すればよく、キャップ4を取り外すだけでそ
の小棒状化粧品5を化粧に供することができる。なお、
この場合も、上記小棒状化粧品5は、口紅の他、棒状化
に適する各種の化粧品をいうものとする。
【0012】
【発明の効果】いずれの発明にあっても、ベース筒1の
上端部内周に化粧品支持筒2を嵌合させているので、該
化粧品支持筒2は長さを短くかつ内径を小さくでき、し
たがって、小棒状化粧品5の大半を外部へ突出させるこ
とができて、使用できない支持部分を大幅に少なくで
き、無駄をなくすことができる。また、その短く小さい
化粧品支持筒2は溶融化粧品の充填を容易にし、充填時
間を短縮して、作業性を向上させる。
【0013】請求項2及び請求項3の発明によれば、更
に、型カバー3をキャップ4内の取り付けたままとする
ので、組み立て時に型カバー3を取り外す手間が省け、
また、外力による小棒状化粧品5の損傷を少なくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1及び請求項2の発明の棒状化粧品
用サンプル容器に係る実施例を示す一部截断側面図であ
る。
【図2】 同例の組立を示す斜視図である。
【図3】 同例のキャップを外した状態での一部截断
側面図である。
【図4】 請求項1及び請求項3の発明の棒状化粧品
用サンプル容器に係る実施例を示す一部截断側面図であ
る。
【図5】 従来例を示す一部截断側面図である。
【図6】 同例の一部截断分解側面図である。
【符号の説明】
1…ベース筒 2…化粧品支持筒 3…型カバー 4…キャップ 5…小棒状化粧品 11…螺条 12…突当凸条 13…螺条 21…段部 22…段付き小筒 23…突縁 24…化粧品支持凸条 31…頂面 32…係合凹溝 41…周壁 42…型カバー抜け止
め凸条 43…螺条 44…頂壁 45…係合短筒 46…螺条 A…ベース筒 Aa…口紅支持部 B…型カバー C…底板 D…キャップ E…小棒状口紅

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース筒1と、該ベース筒の上部内周に中
    途部乃至下部外周にて嵌合固定させた化粧品支持筒2
    と、該化粧品支持筒の上端外縁に着脱自在に嵌合させた
    型カバー3と、該型カバーの外周に内周を嵌合させると
    ともに前記ベース筒1に着脱自在に装着したキャップ4
    とから成ることを特徴とする棒状化粧品用サンプル容
    器。
  2. 【請求項2】上端部内周に螺条11を周設し、該螺条の直
    下に突当凸条12を周設したベース筒1と、外周中途部に
    その突当凸条12の下側へ当接させる段部21を周設して、
    その突当凸条12以下を上記ベース筒1の中途部内周へ嵌
    着させた化粧品支持筒2と、該化粧品支持筒の上端外縁
    に離脱可能に嵌合させた型カバー3と、該型カバーの外
    周に周壁41内周を嵌合させるとともに、該周壁の下端内
    縁に型カバー抜け止め凸条42を周設し、更に、周壁の下
    部外周に上記ベース筒1の螺条11へ螺合させる螺条43を
    周設して、そのベース筒1へ着脱自在に螺着したキャッ
    プ4とから成ることを特徴とする棒状化粧品用サンプル
    容器。
  3. 【請求項3】上端部を段付き小径部11に形成し、該段付
    き小径部の外周に螺条13を形成したベース筒1と、該ベ
    ース筒の上半部内周に対応させて段付き小筒22を設け、
    該段付き小筒の上端から小径の突縁23を突設し、該突縁
    の内側に化粧品支持凸条24を周設して、段付き小筒22に
    て上記ベース筒の上半部内周へ嵌合固定させた化粧品支
    持筒2と、頂面31を平坦に形成するとともに、上端部外
    周に係合凹溝32を周設して、上記化粧品支持筒の前記突
    縁23の外周に着脱自在に嵌合させた型カバー3と、該型
    カバーの頂面31を頂壁44内面に当接させ、該頂壁内面に
    前記係合凹溝32と係合させる係合短筒45を垂設し、か
    つ、周壁41の下部内周に上記ベース筒1の螺条13へ螺合
    させる螺条46を周設して、そのベース筒1へ着脱自在に
    螺着したキャップ4とから成ることを特徴とする棒状化
    粧品用サンプル容器。
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