JP3295480B2 - 周波数コントロール装置および方法 - Google Patents

周波数コントロール装置および方法

Info

Publication number
JP3295480B2
JP3295480B2 JP7555493A JP7555493A JP3295480B2 JP 3295480 B2 JP3295480 B2 JP 3295480B2 JP 7555493 A JP7555493 A JP 7555493A JP 7555493 A JP7555493 A JP 7555493A JP 3295480 B2 JP3295480 B2 JP 3295480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency component
audio signal
characteristic
frequency
extracting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7555493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0645858A (ja
Inventor
進 菊地
四郎 鈴木
悟 古平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP7555493A priority Critical patent/JP3295480B2/ja
Priority to US08/054,433 priority patent/US5337368A/en
Priority to DE69326094T priority patent/DE69326094T2/de
Priority to EP93106576A priority patent/EP0567134B1/en
Publication of JPH0645858A publication Critical patent/JPH0645858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3295480B2 publication Critical patent/JP3295480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号を1/f特性
に沿った再生出力にコントロールする周波数コントロー
ル装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに対する録音/再生にあって
は、その過程で種々の損失が発生するので、これらの損
失を補い、オーバーオールでフラットな周波数特性を得
る必要がある。そのために、録音アンプでは高域を、再
生アンプでは低域をそれぞれ補償する方法がとられてお
り、この周波数補償を等化(egualization)という。
【0003】しかし現実には理想的な再生ヘッドではな
いので、高域の補償が別に必要になる場合がある。たと
えば、高域の損失は、ヘッドの巻線インダクタンスと、
ヘッドと並列に挿入したコンデンサの共振を利用して補
償している。
【0004】また、一般に周波数特性を評価する場合、
規定録音レベルより20dB低いレベルで行い、録音再
生した結果を表す。カタログ等には、30〜18000
HZ±3dB(−20dB録音時)というように表示さ
れている。録音レベルが大きくなっても高域で平坦度を
維持できるかが音質を良くする決めてとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、周波数特性
の良くない磁気テープやAM放送等のように高域特性の
悪い信号を録音したものを再生する場合、高域成分の再
生出力が不足し、再生音がこもった感じに聞こえてしま
う場合がある。
【0006】また、このような高域成分の再生出力の不
足は、録音又は再生ヘッドの特性によっても影響される
ものであり、高域特性の悪いヘッドを用いた場合には上
記同様に再生音がこもった感じに聞こえる。
【0007】このようなことは、特に録音系にバイアス
レベル等をコントロールするBLE(バイアスレベルイ
コライザ)調整機能が備わっていないテープデッキでの
再生の場合、顕著なものとなっている。
【0008】ここで、CD及び磁気テープの再生特性の
一例を図1に示す。同図から解る通り、CDの再生特性
は1/fゆらぎ特性に沿っていることが解る。これに対
して、周波数特性が悪い磁気テープの再生特性における
高域側は1/fゆらぎ特性から大幅に下回っていること
が解る。
【0009】ちなみに、1/fゆらぎ特性は、ゆらぎを
波動として周波数分析した際に、パワーとフーリエ周波
数とが反比例のスペクトル特性を呈する現象であり、自
然界の躍動する現象の中に様々な形をとって存在してい
ることが知られている。
【0010】また、音楽は、物理的には、人間の聴覚領
域(周波数15HZ 〜20KHZ 、音圧レベル120d
B以下)で時間と共に変動するゆらぎ波であるが、周波
数のゆらぎはメロディとして、音圧レベルのゆらぎは強
調(ダイナミックス)として、音と音との間隔ゆらぎは
リズム、テンポとして、またゆらぎ波相互間の調和はハ
ーモニーとして知覚され、音楽要素が構成される。
【0011】したがって、1/fゆらぎ特性に沿った再
生特性が得られれば、安心感及びやすらぎ感を与えるこ
とができる。
【0012】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、音声信号の再生特性を1/fゆらぎ特性に
沿わすことにより、安心感及びやすらぎ感を与えること
ができる周波数コントロール装置および方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数コントロ
ール装置は、上記目的を達成するために、音声信号から
少なくとも低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段
と、前記音声信号から中高域成分を抽出する中高域成分
抽出手段と、前記低周波成分抽出手段及び中高域成分抽
出手段のそれぞれの出力を比較するとともに、1/f特
性からのずれ量を出力する1/f特性分析手段と、この
1/f特性分析手段の分析結果に基づき前記中高域成分
を前記1/f特性に近づけるようにレベル補正を行うレ
ベル補正手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の周波数コントロール装置は、たとえば
磁気テープからの再生特性を1/fゆらぎ特性に沿わせ
ようとするものであり、低周波成分抽出フィルタ及び中
高域成分抽出フィルタのそれぞれの出力を比較し、1/
f特性からのずれ量の分析結果に基づいて中高域成分に
対し1/f特性に沿うようにレベル補正を行うようにし
たものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図2は、本発明の周波数コントロール装置
をテープデッキに適用した場合の一実施例を示すもので
ある。同図に示すように、磁気ヘッド1によって再生さ
れた磁気テープ(図示省略)からの再生信号は、再生ア
ンプ2によって所定レベルまで増幅され、更にドルビー
IC3によって磁気テープ自体の持つヒスノイズが低減
されると、補正回路4によって1/f特性に沿った高域
補正が行われる。
【0016】補正回路4からの出力は分析回路5によっ
てスペクトルが分析される。CPU6はその分析結果に
基づき、補正回路4に対して1/f特性に沿った高域補
正を行わせる。
【0017】分析回路5には、中心周波数が9KHZ の
BPF7及び中心周波数が250HZ のBPF8が備え
られている。BPF7を通過した高域成分はコンパレー
タ9によってBPF8を通過した中低域成分と比較され
る。またBPF7を通過した高域成分はレベル検知回路
10によってそのレベルが検出される。
【0018】図3は、補正回路4の回路構成の一例を示
すもので、L,Rの片チヤンネルを示している。同図に
示すように、ドルビーIC3のドルビー出力は、抵抗R
1 を介して差動アンプA1 の非反転入力端に取り込まれ
る。差動アンプA1 の反転入力端とアースとの間には、
抵抗R5 及びコンデンサC3 が直列に接続されている。
差動アンプA1 の反転入力端と差動アンプA1 の出力端
との間には、抵抗R3 が接続されている。差動アンプA
1 の出力は、電界コンデンサC1 を経て出力される。な
お、C2 ,R6 は分析回路5側への出力ラインに設けら
れたコンデンサ及び抵抗を示している。
【0019】上記の抵抗R3 ,R5 間には、抵抗R4 及
びコンデンサC4 ,C5 ,C6 を介して補正信号を出力
するトランジスタTr1 ,Tr2 ,Tr3 のコレクタ側
が接続されている。トランジスタTr1 ,Tr2 ,Tr
3 のエミッタ側は接地されている。
【0020】各トランジスタTr1 ,Tr2 ,Tr3 の
ベース側には抵抗R7 ,R8 ,R9を介してCPU6か
らの制御信号が入力される。なお、これらTr1 ,Tr
2 ,Tr3 はCPU6の制御信号に基づいてオン/オフ
することから3ビット構成とされている。また、C7 ,
C8 ,C9 及びR7 ,R8 ,R9 は、各トランジスタT
r1 ,Tr2 ,Tr3 のベース電圧の切換えノイズを除
去する作用を有したコンデンサ及び抵抗である。
【0021】そして、各トランジスタTr1 ,Tr2 ,
Tr3 がオンされると、オンされたトランジスタTr1
,Tr2 ,Tr3 の出力に応じて抵抗R4 とGNDと
の間の容量が変化する。
【0022】図4は、補正回路4における補正カーブを
示すもので、フラットなステップを含めてまでの計
8種類の補正ステップが設けられており、最初のサンプ
リング期間でたとえば中高域が低下している場合、第1
段階として中高域をステップに沿ってレベルアップ
し、次のサンプリング期間で中高域が低下している場
合、第2段階として中高域をステップに沿ってレベル
アップするというようにステップアップさせる。
【0023】図5は、上記の分析回路5の内部構成の一
例を示すもので、BPF7にはオペアンプA2 ,A3 が
設けられている。オペアンプA2 の入力端はコンデンサ
C10によって短絡されている。オペアンプA2 の一方の
入力端には、可変抵抗R10と抵抗R11とによって分圧さ
れた電圧が印加される。オペアンプA2 の出力側とオペ
アンプA3 の一方の入力端との間には、コンデンサC1
1、抵抗R12、コンデンサC12が介在されている。オペ
アンプA3 の一方の入力端とコンデンサC12との間に
は、抵抗R13及びコンデンサC13の一端が接続されてい
る。
【0024】オペアンプA3 の他方の入力端には、抵抗
R14,R15によって分圧された電圧が印加される。オペ
アンプA3 の出力は、コンパレータ9のコンパレータA
4 の一方の入力端に、ダイオードD1 及び抵抗R16を介
して取り込まれる。R17,C14は抵抗及びコンデンサを
それぞれ示している。
【0025】コンパレータA4 の他方の入力端には、B
PF8の出力が取り込まれる。BPF8には、+Bの動
作電源が与えられているオペアンプA5 ,A6 が設けら
れている。オペアンプA5 の入力端はコンデンサC15に
よって短絡されている。オペアンプA5 の出力側と+B
の動作電源が与えられているオペアンプA6 の一方の入
力端との間には、コンデンサC16、抵抗R18、コンデン
サC17が介在されている。オペアンプA6 の一方の入力
端とコンデンサC17との間には、抵抗R19及びコンデン
サC18の一端が接続されている。
【0026】オペアンプA6 の他方の入力端には、抵抗
R21,R20によって分圧された電圧が印加される。オペ
アンプA6 の出力は、レベル検知回路10の+Bの動作
電源が与えられているコンパレータA7 の一方の入力端
とコンパレータA4 の一方の入力端とが接続されてい
る。コンパレータA7 の他方の入力端には、抵抗R24,
R25によって分圧された電圧が印加される。
【0027】ここで、各BPF7及びBPF8の出力で
ある直流電圧をもたらすオペアンプA2 ,A3 及びA5
,A6 のゲインは、入力信号が1/fゆらぎ特性に沿
っているとき、それぞれの直流電圧出力が等しくなるよ
うに調整されている。その結果、BPF7側のオペアン
プA2 ,A3 のゲインはBPF8側のオペアンプA5 ,
A6 のゲインより、高く設定されている。なぜならば、
入力信号が1/fゆらぎ特性になっているときは、低域
から高域にかけて−6dB/octの比率でレベルが減
少しているからである。
【0028】以下に、BPF7,BPF8間に必要なゲ
イン差を求める考え方の一例を示す。まず、図6に示す
ように、仮にBPF7,8への入力信号が全周波数帯域
において同レベルであり、各BPF7,8のゲインが同
一とされている場合、それぞれのBPF7,8の出力は
同一となる。ただし、その周波数帯域は−∞〜∞とす
る。ところが、磁気記録再生装置における記録/再生の
周波数帯域は可聴帯域の20〜20kHZ とされている
ため、各BPF7,8の出力は同一とはならない。ちな
みに、同図における出力は、−−−に沿った特
性とされる。またこの場合のゲイン差は、各BPF7,
8の特性の積分によって求められる面積(斜線部分)
A,Bの差によって求められ、略7.9dBとなる。
【0029】すなわち、図7に示すように、再生信号
(入力信号)のスペクトル特性が1/fの傾きである場
合を考えると、中心周波数250HZ の場合、250H
Z より低域側は6dB/oct増加しているので、傾き
はフラットとなり、高域側は12dB/octの傾きと
なる。また、中心周波数9kHZ のBPF7の出力は2
50HZ のBPF8の出力に対して6dB/octにな
る点が9kHZ の基準点となり、250HZ の時、同様
に考えると同図に示すように−−−に沿った出
力特性が得られる。
【0030】ここで、図7において、面積Cと面積Dと
を同じにするための9kHZ のフィルターの増幅量を計
算すると、約7.9dBとなる。また、典型的な音楽ソ
ースである再生信号のスペクトル特性である場合、一般
に図8に示すようにBPF7,8への入力における1/
f特性の1kHZ 以下が3dB/octに従って減少す
る。この場合の出力特性は、上記同様にして、−−
−に沿ったものとされ、またそのゲイン差は中心周
波数250HZ の特性の面積Eと、中心周波数9kHZ
の特性の面積Fとの差から、7.9dBが求められる。
【0031】更に、上記のBPF7,8の中心周波数を
それぞれ5kHZ ,100HZ としてもよく、この場合
には図9に示すように、−−−に沿った出力特
性が得られる。またこの場合のBPF7,8のゲイン差
は、上記同様に、7.9dBである。
【0032】更にまた、上記のBPF7,8の中心周波
数をそれぞれ12.5kHZ ,400HZ としてもよ
く、この場合には図10に示すように、−−−
−に沿った出力特性が得られる。またこの場合のBP
F7,8のゲイン差は、上記同様に、7.9dBであ
る。
【0033】図11は、コンパレータ9の出力パルスを
示すもので、同図(a)に示すように、1/f特性dに
従う場合には、同図(d)に示すように、幅t3 のパル
スが出力される。これに対し、高域成分が不足している
場合には、同図(b)に示すように、幅t1 のパルスが
出力される。高域成分が過剰な場合には、同図(c)に
示すように、幅t2 のパルスが出力される。なお、各パ
ルス幅の関係は、t1<t3 <t2 とされている。
【0034】図12は、BPF7,BPF8の特性を示
すもので、それぞれ9KHZ 及び250HZ でピークが
与えられている。
【0035】続いて、以上のような構成のテープデッキ
の動作について説明する。磁気ヘッド1によって再生さ
れた磁気テープからの再生信号は再生アンプ2により所
定レベルまで増幅され、更にドルビーIC3によって磁
気テープ自体の持つヒスノイズが低減された後、補正回
路4によって1/f特性に沿った高域補正が行われる。
【0036】このとき、分析回路5が補正回路4の出力
のスペクトルを分析する。分析回路5による分析に際し
ては、BPF8によって中低域成分である250HZ 近
傍の波形を抽出する。抽出された250HZ 近傍の成分
は、図5に示したオペアンプA5 ,A6 の演算によって
直流電圧とされる。同じく、BPF7によって高域成分
である9KHZ 近傍の波形を抽出する。抽出した9KH
Z 近傍の成分は、図5に示したオペアンプA2 ,A3 の
演算によって直流電圧とされる。
【0037】コンパレータ9は、中低域フィルタである
BPF8の出力電圧を基準とし、中高域フィルタである
BPF7の出力電圧の信号の瞬時レベルにおける大小の
比較を行う。
【0038】BPF7及びBPF8の出力がコンパレー
タ9に取り込まれると、図11に示したように、音楽成
分に応じて幅t1 ,t2 ,t3 のいずれかのパルスが出
力される。
【0039】このとき、入力信号が1/fゆらぎ特性に
合致している場合、コンパレータ9の出力が図11
(d)に示すように、幅t3 の基準パルスが出力され
る。高域成分が1/fゆらぎ特性を上回っている場合、
コンパレータ9の出力は基準パルスより“H”レベル時
間が長くなり、図11(c)に示すように、幅t2 のパ
ルスが出力される。高域成分が1/fゆらぎ特性を下回
っている場合、コンパレータ9の出力は基準パルスより
“H”レベル時間が短くなり、図11(b)に示すよう
に、幅t1 のパルスが出力される。
【0040】一方、レベル検知回路10では、図5に示
したように、オペアンプA7 により、抵抗R24,R25に
よって分圧された電圧に対するBPF8からの高域成分
のレベルが検出される。
【0041】なお、このレベル検知回路10による高域
成分のレベル検出による作用は、次の通りである。つま
り、クラシック音楽等のような場合、一般に中高域成分
(たとえば9KHZ 付近)が不足していることが多く、
この場合、補正回路4に対して単に1/fゆらぎ特性に
沿う補正を行わせると、聴感上耳障りな音となって再生
されてしまうことがある。
【0042】このため、図5に示すように、オペアンプ
A7 の他方の入力端に取り込まれる抵抗R24,R25によ
って分圧された電圧である基準電圧を上回った場合にの
み補正回路4に対して単に1/fゆらぎ特性に沿う補正
を行わせることで、聴感上耳障りな音となって再生され
てしまうことがなくなる。
【0043】したがって、原音自体がたとえば9KHZ
付近の中高域成分が大幅に不足するクラシック音楽等以
外のオーディオ信号を再生する場合には、本実施例にお
けるレベル検知回路10を省いた場合であっても「再生
信号に対して安心感及びやすらぎ感を与えること」とい
う当初の目的を達成することは可能である。
【0044】CPU6はコンパレータ9の出力を取込む
と、たとえば図14に示すように、期間t4 (たとえば
2sec )にてサンプリングを行う。またサンプリング間
隔は、たとえば10msec 毎とされている。
【0045】サンプリングに際しては、たとえば期間t
4 にて“H”レベルである時間をカウントし、図11
(d)に示す1/fゆらぎ特性に合致した場合の幅t3
のパルスのカウント数(適正数)と一致しているか否か
を判定し、カウント数が適正数と一致した場合には補正
回路4へのレベル制御は行われず現在のレベル制御を継
続させる。
【0046】一方、カウント数が適正数より少ない場合
(高域成分が不足している)、CPU6は図3に示した
トランジスタTr1 〜Tr3 のオン数を増加させ、抵抗
R4とGND間の容量を増加させる。これにより、オペ
アンプA1 における中高域の利得が増加し、ドルビー出
力は1/fゆらぎ特性に合致するまで補正ステップが上
げられる。
【0047】このとき、CPU6はコンパレータ9から
の検出結果を取り込み、最初のサンプリング期間でたと
えば中高域が低下している場合、第1段階として中高域
をステップに沿ってレベルアップし、次のサンプリン
グ期間で中高域が低下している場合、第2段階として中
高域をステップに沿ってレベルアップするというよう
にステップアップさせる。
【0048】これに対し、カウント数が適正数より多い
場合(高域成分が過剰)、CPU6は図3に示したトラ
ンジスタTr1 〜Tr3 のオン数を減少させ、抵抗R4
とGNDとの間のコンデンサの容量を減少させる。これ
により、オペアンプA1 における中高域の利得が減少
し、1/fゆらぎ特性に合致するまで補正ステップが下
げられる。
【0049】このように、この実施例では、中低域成分
抽出フィルタであるBPF8及び高域成分抽出フィルタ
であるBPF7のそれぞれの出力に基づき、コンパレー
タ9が1/f特性からのずれ量を分析すると、CPU6
がその分析結果に基づき補正回路4に対して中高域成分
が1/f特性に沿うようにレベル補正を行わせるように
したので、磁気テープの再生音に安心感及びやすらぎ感
を与えることができる。
【0050】なお、この実施例では、CPU6がコンパ
レータ9の出力を、たとえば2secの10msec 間隔毎
に常時行わせる場合について説明したが、この例に限ら
ずある法則により、ブースト量を固定するようにしても
よい。つまり、たとえば最初の段階(たとえば1分程
度)でサンプリングを行うとともに、このサンプリング
結果を分析し、この分析結果に基づいてブースト量を固
定する。
【0051】更には、サンプリング期間を可変としても
よく、たとえば2〜3sec →1sec→0.5sec のよう
に変則的に行わせてもよい。
【0052】また、この実施例では、本発明を磁気テー
プの再生信号に対して中高域成分を1/f特性に沿うよ
うにレベル補正を行う場合について説明したが、この例
に限らず高域成分が不足しているAM放送等のような受
信信号を復調したものに対しても同様に中高域成分を1
/f特性に沿うように補正してもよく、この場合にも上
記同様にAM放送の再生音に安心感及びやすらぎ感を与
えることができる。
【0053】更には、本発明をグラフィックイコライザ
等のように、分割した帯域毎に周波数特性を補正する補
正装置やインテグレーテッドアンプ、コントロールアン
プ、パワーアンプ等の増幅装置に適用してもよい。
【0054】図15は、図2の周波数コントロール装置
の分析回路5におけるBPFの数を増やした場合の他の
実施例を示すもので、この実施例では1kHZ のBPF
8a及びコンパレータ9bが増加されている。
【0055】すなわち、BPF8,8a,7がそれぞれ
250HZ ,1kHZ ,9kHZ とされており、低中域
のフィルタである250HZ のBPF8の出力レベルを
基準としたものであって、BPF8の出力レベルを基準
とした場合の1kHZ ,9kHZ のBPF8a,7の出
力のレベル差が検出され、そのレベル差に基づいて補正
回路4により補正が行われる。ここで、分析回路5の内
部構成において、コンパレータの総数をCとし、BPF
の総数をNとした場合、N−C=1という関係がもたさ
れている。
【0056】但し、N及びCの数を増やせば1/fゆら
ぎ特性とのずれ量の分析はある程度精度は上がるが、数
を増やす程、精度アップ量は減少するので、これらは適
切な数に設定することが好ましい。
【0057】なお、この実施例においては、コンパレー
タ9bの入力は1kHZ のBPF8aの出力を基準とし
た場合について説明したが、この例に限らず、250H
Z のBPF8の出力を基準としてもよい。
【0058】図16は、図5の分析回路5の構成を変え
た場合の他の実施例を示すもので、オペアンプA2 ,A
3 ,A5 ,A6 を有したBPF7,8、コンパレータA
4 を有したコンパレータ9、,コンパレータA7 を有し
たレベル検知回路10及びオペアンプA8 ,A9 を有し
たブースタ回路11が設けられている。
【0059】このような構成の分析回路5においては、
BPF7,8のそれぞれの出力をA/D変換し、このA
/D変換した変換データの絶対値を読取り、その差ΔV
を求める。そして、その差ΔVの大きさに応じてブース
ト量を定期的に可変する。
【0060】ここで、分析及び補正は、たとえば図17
に示す通りであり、一定のサンプリングのインターバル
Tの間でLO,HOのレベルをA/D変換にて(1回2
0ms以下の程度で読む)読み取り、各区間におけるL
O,HOのそれぞれの最大値PL ,PH を見つける。各
節目(a,b,c・・・)でΔP=PH −PL を求め、
ΔPの大小により、ブーストデータをアップ/ダウンさ
せる。但し、ブーストデータは、(a,b,c・・・)
のポイントでのみ変えるものとする。
【0061】ここで、ΔPの大きさと、ブーストデータ
のアップ/ダウンの関係を図18に示す。ちなみに、本
実施例では、たとえば5ビットデータを用いており、Δ
Pのとり得る値は−1FH〜+1FH(但し、16進数
で表す)となる。
【0062】また、同図において、磁気ヘッド1のアジ
マス調整を行う場合には、分析回路5の出力に基づいて
行うことができる。すなわち、CPU6の出力をたとえ
ばスペクトルアナライザによって分析表示し、調整によ
ってアジマスが合致した場合には、高域レベルが最大と
なることから、所定のサンプリング期間にてハイレベル
をカウントし、カウント値が最大となる箇所をアジマス
調整適性位置とする。したがって、このカウント値を他
の表示手段を用いて表示させることにより、アジマス調
整を極めて容易に行うことが可能となる。
【0063】図19は、図16の分析回路5の構成を変
えた場合の他の実施例を示すもので、BPF8のオペア
ンプA5 が省略されている。
【0064】このような構成では、全周波数帯域の出力
レベルと高域用のBPF7の出力レベルとをそれぞれA
/D変換して絶対値をとり、その差ΔV´を計算する。
そして、その差ΔV´の大きさに応じて定期的にブース
ト量を可変する。
【0065】なお、上記の各実施例においては、テープ
再生信号の高域をブーストすると、再生信号のレベルが
小さい場合には、ヒスノイズレベルが強調されて聞こえ
るので、再生信号のレベルの大小に応じてブースト量に
リミッタを設けてもよい。
【0066】また、ノイズリダクション回路を設けてい
る場合には、ノイズリダクションのオン/オフ時にブー
スト量のリミット量を可変するようにしてもよい。
【0067】更には、曲間において、ブースト量を零に
してもよい。また、BPF7,8の出力差から単純に補
正量を求めるようにしてもよい。すなわち、図20に示
すように、BPF7,8のそれぞれの出力が求められた
場合、低中域側のBPF8の出力を固定とし、高域側の
出力をステップ状に可変するようにする。このとき、再
生信号をBPF7,8を通して出力されたDC電圧をコ
ンパレータで比較し、コンパレータの出力を検知するこ
とによってカウント数が適性となるように、ステップ数
を解析する。この場合、再生信号が1/fの傾きである
ときのゲイン差は決められているので、基準ステップを
設けておくことにより、基準ステップより越えた場合、
補正量を下げる方向となり、基準ステップを下回ってい
れば補正量を上げる方向となる。但し、BPF7側のス
テップ量は、補正ステップ量に対応させておく必要があ
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数コ
ントロール装置によれば、低周波成分抽出フィルタ及び
中高域成分抽出フィルタのそれぞれの出力を比較し、1
/f特性からのずれ量の分析結果に基づいて中高域成分
に対し1/f特性に沿うようにレベル補正を行うように
したので、たとえば磁気テープの再生音に安心感及びや
すらぎ感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテープデッキによるCD及び磁気テープ
の再生特性を示す図である。
【図2】本発明の周波数コントロール装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図3】図2の補正回路の内部構成を示す回路図であ
る。
【図4】図3の補正回路における補正カーブを示す図で
ある。
【図5】図2の分析回路の内部構成を示す回路図であ
る。
【図6】図2のBPFの出力特性を示す図である。
【図7】図2のBPFの出力特性を示す図である。
【図8】図2のBPFの出力特性を示す図である。
【図9】図2のBPFの出力特性を示す図である。
【図10】図2のBPFの出力特性を示す図である。
【図11】図2の分析回路のコンパレータ出力を示す図
である。
【図12】図2のBPFの特性を示す図である。
【図13】図2のBPF出力を示す図である。
【図14】図2のCPUにおけるサンプリング期間を示
す図である。
【図15】図2の分析回路の構成を変えた場合の他の実
施例を示す図である。
【図16】図5の分析回路の構成を変えた場合の他の実
施例を示す図である。
【図17】図16の分析回路における分析・補正方法を
示す図である。
【図18】図16の分析回路における分析・補正方法を
示す図である。
【図19】図16の分析回路の構成を変えた場合の他の
実施例を示す図である。
【図20】図19の分析回路の分析・補正方法を示す図
である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 再生アンプ 3 ドルビーIC 4 補正回路 5 分析回路 6 CPU 7,8 BPF 9 コンパレータ 10 レベル検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−38696(JP,A) 特開 昭56−158544(JP,A) 実開 昭60−12858(JP,U) 特公 昭59−24440(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 5/00 - 11/08 G11B 20/00 - 20/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号から少なくとも低周波成分を抽
    出する低周波成分抽出手段と、 前記音声信号から中高域成分を抽出する中高域成分抽出
    手段と、 前記低周波成分抽出手段及び中高域成分抽出手段のそれ
    ぞれの出力を比較するとともに、1/f特性からのずれ
    量を出力する1/f特性分析手段と、 この1/f特性分析手段の分析結果に基づき前記中高域
    成分を前記1/f特性に近づけるようにレベル補正を行
    うレベル補正手段とを具備することを特徴とする周波数
    コントロール装置。
  2. 【請求項2】 音声信号から第1の周波数成分を抽出す
    る第1抽出手段と、 前記音声信号から前記第1の周波数成分とは異なる第2
    の周波数成分を抽出する第2抽出手段と、 前記第1抽出手段および前記第2抽出手段の出力に基づ
    いて、前記音声信号を1/f特性に近づけるようにレベ
    ル補正を行う補正手段を有することを特徴とする周波数
    コントロール装置。
  3. 【請求項3】 音声信号から第1の周波数成分を抽出す
    る第1抽出手段と、 前記音声信号レベルと、前記第1抽出手段の出力に基づ
    いて、前記音声信号を1/f特性に近づけるようにレベ
    ル補正を行う補正手段を有することを特徴とする周波数
    コントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の周波数帯域が高域成分である
    ことを特徴とする請求項3に記載の周波数コントロール
    装置。
  5. 【請求項5】 音声信号から少なくとも低周波成分を抽
    出する低周波成分抽出工程と、 前記音声信号から中高域成分を抽出する中高域成分抽出
    工程と、 前記低周波成分抽出工程及び中高域成分抽出工程におけ
    る、それぞれの出力を比較するとともに、1/f特性か
    らのずれ量を出力する1/f特性分析工程と、 この1/f特性分析工程の分析結果に基づき前記中高域
    成分を前記1/f特性に近づけるようにレベル補正を行
    うレベル補正工程とを有することを特徴とする周波数コ
    ントロール方法。
  6. 【請求項6】 音声信号から第1の周波数成分を抽出す
    る第1抽出工程と、 前記音声信号から前記第1の周波数成分とは異なる第2
    の周波数成分を抽出する第2抽出工程と、 前記第1抽出工程および前記第2抽出工程における出力
    に基づいて、前記音声信号を1/f特性に近づけるよう
    にレベル補正を行う補正工程を有することを特徴とする
    周波数コントロール方法。
  7. 【請求項7】 音声信号から第1の周波数成分を抽出す
    る第1抽出工程と、 前記音声信号レベルと、前記第1抽出工程における出力
    に基づいて、前記音声信号を1/f特性に近づけるよう
    にレベル補正を行う補正工程を有することを特徴とする
    周波数コントロール方法
  8. 【請求項8】 前記第1の周波数帯域が高域成分である
    ことを特徴とする請求項7に記載の周波数コントロール
    方法。
JP7555493A 1992-04-24 1993-04-01 周波数コントロール装置および方法 Expired - Fee Related JP3295480B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7555493A JP3295480B2 (ja) 1992-04-24 1993-04-01 周波数コントロール装置および方法
US08/054,433 US5337368A (en) 1992-04-24 1993-04-20 Frequency control system in an audio device
DE69326094T DE69326094T2 (de) 1992-04-24 1993-04-22 Frequenzsteuerungssystem für ein Audiogerät
EP93106576A EP0567134B1 (en) 1992-04-24 1993-04-22 Frequency control system in an audio device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13161992 1992-04-24
JP4-131619 1992-04-24
JP7555493A JP3295480B2 (ja) 1992-04-24 1993-04-01 周波数コントロール装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0645858A JPH0645858A (ja) 1994-02-18
JP3295480B2 true JP3295480B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=26416694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7555493A Expired - Fee Related JP3295480B2 (ja) 1992-04-24 1993-04-01 周波数コントロール装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5337368A (ja)
EP (1) EP0567134B1 (ja)
JP (1) JP3295480B2 (ja)
DE (1) DE69326094T2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3436777B2 (ja) * 1993-08-11 2003-08-18 パイオニア株式会社 ノイズリダクションシステムにおける再生ポジション選択方法および装置
JP3107006B2 (ja) * 1996-09-30 2000-11-06 ヤマハ株式会社 音場拡大器
US6721428B1 (en) * 1998-11-13 2004-04-13 Texas Instruments Incorporated Automatic loudspeaker equalizer
US7171010B2 (en) * 2003-09-11 2007-01-30 Boston Acoustics, Inc. Dynamic bass boost apparatus and method
US7961896B1 (en) * 2006-02-28 2011-06-14 Plantronics, Inc. Expander circuit with reduced distortion

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3292116A (en) * 1964-03-20 1966-12-13 Hazeltine Research Inc Dynamic speech equalizing system having a control circuit that separates and compares the high and low frequency energy
US4182930A (en) * 1978-03-10 1980-01-08 Dbx Inc. Detection and monitoring device
US4539526A (en) * 1983-01-31 1985-09-03 Dbx, Inc. Adaptive signal weighting system
JPS6012858U (ja) * 1983-07-04 1985-01-28 日本ビクター株式会社 ノイズリダクシヨン回路
US4939782A (en) * 1987-06-24 1990-07-03 Applied Research & Technology, Inc. Self-compensating equalizer
JPH02118322U (ja) * 1989-03-08 1990-09-21

Also Published As

Publication number Publication date
EP0567134A1 (en) 1993-10-27
JPH0645858A (ja) 1994-02-18
DE69326094D1 (de) 1999-09-30
DE69326094T2 (de) 2000-04-13
EP0567134B1 (en) 1999-08-25
US5337368A (en) 1994-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930003520B1 (ko) 프로그램 신호 보정방법 및 부하 보정장치
KR0129429B1 (ko) 오디오신호처리장치
JP3295480B2 (ja) 周波数コントロール装置および方法
EP1221159B1 (en) Method and apparatus for performing level compensation for an input signal
KR20000029950A (ko) 전자오디오신호의고조파개선장치및방법
US4186280A (en) Method and apparatus for restoring aged sound recordings
JP3284176B2 (ja) オーディオ装置
US20160294344A1 (en) Method for dynamically adjusting the spectral content of an audio signal
JP3024502B2 (ja) オーディオ装置
US4163264A (en) Noise improvement by capacitor bank in magnetic recording and playback apparatus
US20230163739A1 (en) Method for increasing perceived loudness of an audio data signal
JPH0744996A (ja) ノイズ低減回路
JP3474596B2 (ja) 音声記録装置
CA2005228C (en) High fidelity regenerative amplifier with phase correction circuit
Thoshkahna et al. A psychoacoustics based sound onset detection algorithm for polyphonic audio
CA2380658C (en) Method and apparatus for performing level compensation for an input signal
JPH0633702Y2 (ja) レベル検出装置
JPS60246111A (ja) 片電源用スピ−カ駆動装置
KR890002048Y1 (ko) 녹음기의 특정 주파수 선택회로
KR100636247B1 (ko) 자동 라우드니스 제어 시스템 및 그 방법
JPH01314097A (ja) 車両用オーディオ装置
SU536510A1 (ru) Способ магнитной записи и воспроизведени информации
JP2970299B2 (ja) 歌唱信号分離装置
JP3265820B2 (ja) 音声抽出装置と音声比較装置
JPH04243309A (ja) 自動レベル制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees