JP3474596B2 - 音声記録装置 - Google Patents

音声記録装置

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JP3474596B2
JP3474596B2 JP32661592A JP32661592A JP3474596B2 JP 3474596 B2 JP3474596 B2 JP 3474596B2 JP 32661592 A JP32661592 A JP 32661592A JP 32661592 A JP32661592 A JP 32661592A JP 3474596 B2 JP3474596 B2 JP 3474596B2
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修司 野瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声記録装置に関し、特
に音声のみ、更には特定の人の音声のみを、再生時に他
と区別してできるだけ明瞭に聴くことができるようにす
るための記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声記録装置は基本的に、マイク
ロホンやラインから入力する信号を忠実に記録するよう
に設計されている。そのため野外で例えば我が子を対象
にしてビデオカメラにより撮影を行った場合、後で再生
してみると、音声に加えて自動車の通過音等も一緒に録
音されているため、騒音ばかり目立って耳ざわりとな
り、肝心の音声は不明瞭であるということがある。ま
た、運動会など我が子以外の人が多数いる場合は、仮に
自動車等が通過しなくても、他人の音声も一緒に記録さ
れるから、再生時には他人の音声が騒音と同様に目立っ
て耳ざわりとなり、我が子の音声が不明瞭になることが
ある。
【0003】この場合、録音レベル調整用のつまみがあ
れば、記録時につまみを操作して自動車の通過音や他人
の音声を抑制することが不可能ではない。しかし、手動
操作は面倒であるばかりか、再生時に比べると記録時に
は自動車の通過音や他人の音声がさほど気にならないこ
とが多いため、適切な操作を行い難い等の理由により、
現実的ではない。
【0004】一方、録音レベルを自動調整する技術が実
開昭60−155005号公報や特開昭64−1955
8号公報等の文献で知られている。また、受信音量を自
動調整する技術が特開昭64−74815号公報や実開
平2−10842号公報等の文献で知られている。しか
し、いずれの技術も、上述した問題を解決することがで
きない。その理由は次の通りである。
【0005】実開昭60−155005号公報では、マ
イクロコンピュータとA/D変換器とを利用した電子式
ボリュームをカセットテープレコーダに設け、テープの
種類やNR(ノイズ低減)のON/OFFに対応した最
適な録音レベルとなるように、テープ種類の選択スイッ
チやNRのON/OFFスイッチに連動して電子式ボリ
ュームを動作させることにより、入力信号レベルを自動
調整する。従って、音声更には特定の人の音声だけが明
瞭となるように記録することはできない。
【0006】特開昭64−19558号公報では、入力
信号の平均レベルを求めて録音レベルを自動調整する場
合、平均レベルを求めることから必然的に応答遅れが生
じるが、応答時間が一定だと種々の音量変化のパターン
にうまく対応できないので、平均レベルを求めるための
積分時間をキーボードから手動で可変設定できるように
することにより、発音中の音量変化に適した応答時間に
予め設定して原音に忠実な記録を行う。従って、この技
術でも、音声更には特定の人の音声だけを他と区別して
明瞭になるように記録することはできない。
【0007】特開昭64−74814号公報、あるいは
実開平2−108425号公報では、テレビやラジオ等
の受信音を周囲の騒音に負けずに聴くことができるよう
に、聴取場所近傍の騒音をマイクロホンで検出し、騒音
レベルに応じて電子ボリュームを制御して、周囲が騒が
しい時には受信音量を大きくし、周囲が静かな時には受
信音量を小さくする。この技術を音声記録に適用する
と、騒音が大きいほど録音レベルを高くすることにな
り、、これでは再生時にかえって騒音が目立って耳ざわ
りになるから、逆効果になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑み、音声を更には特定の人の音声を、再生
時に他と区別して明瞭に聴くことができる音声記録装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明の音声記録装置は、音声記録装置の入力
信号が音声か否かを認識する音声認識装置と、認識結果
に応じて自動的に入力信号のレベルを変化させるレベル
調整器と、入力信号を記録前に通すフィルタとして、認
識結果に応じて周波数特性が変化する可変フィルタとを
具備することを特徴とするものである。また、請求項2
の発明の音声記録装置では、請求項1の発明に加えて、
音声認識装置が周波数が異なる複数のバンドパスフィル
タと、各バンドパスフィルタで抽出された信号成分間の
レベルを比較する比較処理器と、比較結果から信号成分
間のレベル差が所定値以上のとき入力信号が音声である
と判定する判定器とからなることを特徴とするものであ
る。いずれの場合も、音声認識装置は音声を騒音と区別
して認識することができるものであれば何でも良い。
【0010】また、上記目的を達成するため請求項3
発明の音声記録装置は、音声記録装置の入力信号が予め
定めた特定の人の音声か否かを認識する音声認識装置
と、認識結果に応じて自動的に入力信号のレベルを変化
させるレベル調整器と、入力信号を記録前に通すフィル
タとして、認識結果に応じて周波数特性が変化する可変
フィルタとを具備することを特徴とするものである。ま
た、請求項4の発明の音声記録装置は、請求項3の発明
加えて、音声認識装置が所定範囲で通過周波数をスイ
ープするデジタルフィルタと、デジタルフィルタの出力
を各周波数毎にサンプルホールドする複数のサンプルホ
ールド器と、サンプルホールド器間で信号を比較し大小
関係の順位を定める比較処理器と、順位の情報を記憶す
る第1のメモリと、順位の時間的変化を記憶する第2の
メモリと、第1及び第2のメモリの内容が予め定めた情
報に所定の許容範囲で一致するとき入力信号が特定の人
の音声であると判定する判定器とからなることを特徴と
するものである。いずれの場合も、音声認識装置は特定
の人の音声を他の人の音声及び騒音と区別して認識する
ことができるものであれば何でも良い。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、入力信号が音声か否かを
認識し、その結果により入力信号のレベルを自動的に調
整して記録を行う。これに加えて請求項1の発明では、
音声認識の結果に応じてフィルタの周波数特性を変え、
これに入力信号を通してから記録を行う。請求項2の発
明では、請求項1の発明において、入力信号から複数の
周波数について信号成分を抽出して相互間のレベルを比
較し、レベル差が大きいとき、入力信号が音声であると
認識する。
【0012】請求項3の発明では、入力信号が特定の人
の音声か否かを認識し、その結果により入力信号のレベ
ルを自動的に調整して記録を行う。これに加えて請求項
の発明では、音声認識の結果に応じてフィルタの周波
数特性を変え、これに入力信号を通してから記録を行
う。請求項4の発明では、請求項3の発明において、
ジタルフィルタにて所定周波数範囲をスイープしながら
入力信号を通し、各周波数の信号成分をサンプルホール
ドして比較して大小関係の順位を決め、この順位を記憶
すると共に時間的に変化してゆくものを記憶し、これら
の記憶内容が予め定めた情報と比較して許容範囲内で一
致するとき、入力信号が特定の人の音声であると認識す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例に係る音声記録装置を示し、この
装置はカメラ一体型ビデオテープレコーダに設けられた
ものであり、マイクロホン1と、マイクアンプ2と、イ
コライザ3と、バイパス回路4と、スイッチ5と、電圧
制御アンプ6と、マイクロコンピュータ7と、メモリ8
と、D/A変換器9と、音声認識装置10と、モード設
定器11と、記録再生器12とで構成されている。
【0014】初めに記録再生における基本的な信号の流
れを説明する。記録時には、マイクロホン1の出力をマ
イクアンプ2で増幅し、その出力をイコライザ3または
バイパス回路4に通して電圧制御アンプ6で増幅し、そ
の出力で記録再生器12内のFM変調器13においてキ
ャリアを周波数変調し、記録アンプ14で増幅して磁気
ヘッド16に記録電流を流すことにより、磁気テープ1
7に対して記録を行う。再生時には、磁気テープ17の
記録内容を磁気ヘッド16で読取り、その出力を再生ア
ンプ18で増幅したのち、FM復調器19により復調を
行い、オーディオアンプ20で増幅して音声出力21を
得る。図中の符号15は、記録と再生の切替えを行うス
イッチである。
【0015】音声認識装置10はモード設定器11の設
定に応じて、入力信号(本実施例では電圧制御アンプ6
の出力)が(1)音声か否か、即ち音声か騒音かを認識
する第1モードと、(2)特定の人の音声か否か、即ち
特定の人の音声か他の人の音声又は騒音かを認識する第
2モードとのいずれかで動作する。そして、第1モード
では音声を認識したとき、第2モードでは特定の人の音
声を認識したとき、認識結果信号10Aを“1”(ハイ
レベル)にし、これら以外では“0”(ローレベル)に
する。
【0016】電圧制御アンプ6と、マイクロコンピュー
タ7と、メモリ8と、D/A変換器9とがレベル調整器
を構成している。一方、イコライザ3と、バイパス回路
4と、スイッチ5と、マイクロコンピュータ7と、メモ
リ8とが可変フィルタを構成している。図2(a)にイ
コライザ3の周波数特性例を示す。
【0017】メモリ8にはROMを用いており、第1デ
ータとして「イコライザ有り」と「電圧制御アンプのゲ
インA1 」というデータを書込み、第2データとして
「イコライザ無し」と「電圧制御アンプのゲインA2
というデータを書込んである。なお、A1 >A2 である
が、記録再生器12において正規の記録が行われる場合
のゲインがAN であれば、例えばA1 =AN +3dB、
2 =AN とする。
【0018】マイクロコンピュータ7は音声認識装置1
0からの信号10Aが“1”であるときはROM8から
第1データを読出し、スイッチ5を5A側に投入させて
マイクアンプ2の出力をイコライザ4を通して電圧制御
アンプ6に入力させる。同時に、ゲインデータA1 をD
/A変換器9によりアナログ電圧に変換して電圧制御ア
ンプ6に与え、このアンプ6を高いゲインA1 で動作さ
せる。
【0019】これにより、第1モードでは音声を認識し
たとき、あるいは第2モードでは特定の人の音声を認識
したときは、自動的に高い信号レベルになって記録が行
われる。また同時に、自動的にイコライザ3によって図
2(a)に示すように音声の主要エネルギ部分のみが抽
出され、仮に騒音があっても大部分は抑制されて記録さ
れる。
【0020】一方、音声認識装置10からの信号10A
が“0”であるときは、マイクロコンピュータ7はRO
M8から第2データを読出し、スイッチ5を5B側に投
入させてマイクアンプ2の出力をバイパス回路4を通し
て、即ちイコライザ3をバイパスして直接電圧制御アン
プ6に入力させる。同時に、ゲインデータA2 をD/A
変換器9によりアナログ電圧に変換して電圧制御アンプ
6に与え、このアンプ6を低いゲインA2 で動作させ
る。
【0021】これにより、第1モードでは音声を認識し
ないとき即ち入力信号が騒音であるとき、あるいは第2
モードでは特定の人の音声を認識しないとき即ち入力信
号が他の人の音声または騒音であるときは、自動的に低
い信号レベルになって記録が行われる。また同時に、自
動的にイコライザ3が無い図2(b)に示す平坦な周波
数特性で記録される。
【0022】以上のことから判るように、第1モードで
は自動的に、騒音は抑制され、音声のみが高い信号レベ
ルで記録されるから、再生時に明瞭な音声を聴くことが
できる。また第2モードでは自動的に、騒音及び特定の
人以外の音声が抑制され、特定の人の音声のみが高い信
号レベルで記録されるから、再生時に特定の人の音声を
明瞭に聴くことができる。
【0023】次に、図3、図4を参照して音声か否かを
認識するための音声認識装置の構成例を説明する。図3
には、“ア”という音声のスペクトル(a)を示すと共
に、騒音の例として乗用車の通過音のスペクトル
(b)、トラックの通過音のスペクトル(c)及びバイ
クの通過音のスペクトル(d)を示してある。図3から
判るように、騒音のスペクトルは略平坦であり、特定の
周波数でレベルが大きく突出するようなことはない。ま
た、このような状態が長く続くのが一般的である。一
方、音声のスペクトルは平坦ではなく、発音する言葉に
よって異なるが、いずれかの周波数のレベルが大きく突
出する。例えば、5KHz →160Hz→1.25KHz→63
0Hzという順でレベルが高くなるのが一般的であり、こ
の順位は言葉によって入れ替わる。
【0024】そこで、図4に示すように、音声か否かを
認識するための音声認識装置10Aを4個のバンドパス
フィルタBPF1〜BPF4と、4個の検波器D1〜D
4と、比較処理器22と、マイクロコンピュータ23
と、メモリ24とで構成してある。
【0025】バンドパスフィルタBPF1は160Hzの
信号を抜取るものであり、これを検波器D1で直流電圧
V1に変換して比較処理器22に与える。バンドパスフ
ィルタBPF2は630Hzの信号を抜取るものであり、
これを検波器D2で直流電圧V2に変換して比較処理器
22に与える。バンドパスフィルタBPF3は1.25KH
z の信号を抜取るものであり、これを検波器D3で直流
電圧V3に変換して比較処理器22に与える。バンドパ
スフィルタBPF4は5KHz の信号を抜取るものであ
り、これを検波器D4で直流電圧V4に変換して比較処
理器22に与える。
【0026】比較処理器22は各検波器D1〜D4の出
力V1〜V4間でレベル比較を行い、結果をマイクロコ
ンピュータ23に与える。
【0027】マイクロコンピュータ23は比較結果か
ら、所定のレベル差以上で、V2(630Hz)>V3
(1.25KHz)>V1(160Hz)>V4(5KHz)という
条件が成立したとき、入力信号が音声であると認識し、
認識結果信号10Aを“1”とする。メモリ24には上
記の条件が書込まれている。この条件が成立しない場合
は、基本的には音声ではない即ち騒音であると認識して
信号10Aを“0”にするが、順位が時間経過とともに
明確に入れ替るときも音声と認識することとしている。
なお、ハンチングを防止するため、一旦いずれかを認識
したらその状態を一定時間保持するものとしている。な
お、図4中の符号で1〜9及び12〜21は図1におけ
ると同じ部材を示す。
【0028】次に、図5を参照して特定の人の音声か否
かを認識するための音声認識装置の構成例を説明する。
図5に示すように、この音声認識装置10Cはデジタル
フィルタ25と、多数N個のサンプルホールド器S/H
1 〜S/HN と、比較処理器26と、第1のメモリ27
と、第2のメモリ28と、マイクロコンピュータ29
と、メモリ30とで構成してある。
【0029】デジタルフィルタ25は25Hzから20KH
z まで通過周波数をスイープするものであり、予め定め
たN個の各周波数f1 〜fN 毎にフィルタ出力を各々の
サンプリングホールド器S/H1 〜S/HN でサンプル
ホールドし、比較処理器26に与える。
【0030】比較処理器26はサンプルホールドされた
各信号間で信号レベルの大小関係を比較し、大きい順に
周波数を並べて、第1のメモリ27に書込み、また時間
の経過とともに順位が変化してゆくものを第2のメモリ
28に書込む。
【0031】マイクロコンピュータ29は第1のメモリ
27に記憶された大小関係の順位と、第2のメモリ28
に記憶された順位の時間変化のパターンとを読出し、予
め定めた条件に一致するときに、入力信号が特定の人の
音声であると認識し、認識結果信号10Aを“1”にす
る。上記条件は、特定の人の音声について予め大小関係
の順位とその時間変化パターンとを測定してこれらから
基準値と許容範囲を求めたものであり、メモリ30に書
込まれている。この条件に一致しない場合は、基本的に
は特定の人の音声ではない即ち騒音か他の人の音声であ
ると認識して信号10Aを“0”にする。なお、ハンチ
ングを防止するため、一旦いずれかを認識したらその状
態を一定時間保持するものとしている。なお、図5中の
符号で1〜9及び12〜21は図1におけると同じ部材
を示す。
【0032】なお、音声認識装置の処理に時間を要する
場合は、バッファメモリ等を用いて時間調整を行うと良
い。
【0033】上記実施例はマイクロホン1からの信号を
記録する場合についてのものであるが、ライン入力信号
を記録する場合にも本発明を同様に適用することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば音声以外更には特定の人の音声以外の信号を抑制し
て記録することができるので、再生時に音声更には特定
の人の音声を明瞭に聴くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声記録装置の一実施例を示す図。
【図2】イコライザの特性例を示す図。
【図3】音声と騒音のスペクトルを示す図。
【図4】音声か否かを認識する音声認識装置の構成例を
示す図。
【図5】特定の人の音声か否かを認識する音声認識装置
の構成例を示す図。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 マイクアンプ 3 イコライザ 4 バイパス回路 5 スイッチ 6 電圧制御アンプ 7,23,29 マイクロコンピュータ 8 ROM 9 D/A変換器 10,10B,10C 音声認識装置 10A 認識結果信号 11 モード設定器 12 記録再生器 22,26 比較処理器 24,27,28,30 メモリ 25 デジタルフィルタ BPF1,BPF2,BPF3,BPF4 バンドパス
フィルタ D1,D2,D3,D4 検波器 S/H1 ,S/H2 ,S/HN サンプルホールド器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−22179(JP,A) 実開 平1−126660(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声記録装置の入力信号が音声か否かを
    認識する音声認識装置と、認識結果に応じて自動的に入
    力信号のレベルを変化させるレベル調整器と、入力信号
    を記録前に通すフィルタとして、認識結果に応じて周波
    数特性が変化する可変フィルタとを具備することを特徴
    とする音声記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声記録装置において、
    音声認識装置が周波数が異なる複数のバンドパスフィル
    タと、各バンドパスフィルタで抽出された信号成分間の
    レベルを比較する比較処理器と、比較結果から信号成分
    間のレベル差が所定値以上のとき入力信号が音声である
    と判定する判定器とからなることを特徴とする音声記録
    装置。
  3. 【請求項3】 音声記録装置の入力信号が予め定めた特
    定の人の音声か否かを認識する音声認識装置と、認識結
    果に応じて自動的に入力信号のレベルを変化させるレベ
    ル調整器と、入力信号を記録前に通すフィルタとして、
    認識結果に応じて周波数特性が変化する可変フィルタ
    を具備することを特徴とする音声記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の音声記録装置において、
    音声認識装置が所定範囲で通過周波数をスイープするデ
    ジタルフィルタと、デジタルフィルタの出力を各周波数
    毎にサンプルホールドする複数のサンプルホールド器
    と、サンプルホールド器間で信号を比較し大小関係の順
    位を定める比較処理器と、順位の情報を記憶する第1の
    メモリと、順位の時間的変化を記憶する第2のメモリ
    と、第1及び第2のメモリの内容が予め定めた情報に所
    定の許容範囲で一致するとき入力信号が特定の人の音声
    であると判定する判定器とからなることを特徴とする音
    声記録装置。
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