JP3295200B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3295200B2
JP3295200B2 JP32211693A JP32211693A JP3295200B2 JP 3295200 B2 JP3295200 B2 JP 3295200B2 JP 32211693 A JP32211693 A JP 32211693A JP 32211693 A JP32211693 A JP 32211693A JP 3295200 B2 JP3295200 B2 JP 3295200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置等に使
用され、複数種類の記録シートを給送可能な画像記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等に使用され、
複数種類の記録シートを給送可能な画像記録装置におい
ては、記録シートは主走査方向の片側基準、または中央
を基準として給送されている。
【0003】このため、同じサイズの記録シートは給送
時のばらつきを除けば、記録経路の主走査方向において
必ず同じ位置を通過する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため上記従来例に
おいては、給送可能な最大サイズの記録シートを除く小
さなサイズの記録シートのうち、同一サイズのものを連
続して給送・記録すると、以下のような問題が発生する
ことがあった。
【0005】給送ローラの記録シート通過部が集中的
に摩耗し、最大サイズの給送経路内で摩耗状態がアンバ
ランスとなり、給送状態が不安定になることがある。
【0006】LBP(レーザビームプリンタ)等の電
子写真方式の画像記録装置を使用している場合、感光体
や定着器が1箇所への記録シート側端部の連続通過によ
って傷がつくことがある。また、小さなサイズの記録シ
ートを連続して給送・記録した後に大きなサイズの記録
シートに記録を行うと、クリーニング不足等の原因によ
って小さなサイズの記録シートが通過しなかった部分の
画像にカブリが発生することがある。
【0007】また、ヒートローラ方式等の熱定着方式
の定着部においては、記録シートが通過しない部分の定
着ローラ表面は連続して定着を行うと通過する部分に比
べて温度が必要以上に高くなり、主走査方向で温度分布
が不均一になる。その理由は、通過部は記録シートに熱
を奪われること、定着ローラは記録シートの通過部の温
度が一定になるように加熱されることによる。
【0008】このため、耐熱性の高い特殊な材料を使用
するなどして定着器全体の耐熱性を向上させる必要があ
り、コストアップ要因となる。また、連続記録によって
定着器の一部が過熱した場合は、いったん記録を停止し
て定着器が放熱により正常に戻るまで待つ必要があり、
装置のスループットが低下する可能性がある。
【0009】さらに、インクジェット記録方式による
印字ヘッドを主走査方向にスキャンして記録を行う画像
記録装置を使用した場合、印字ヘッドの移動領域が前記
録幅の一部のみとなり、ヘッド部を支持するレールなど
の偏摩耗を招く。このような場合、摩耗した部分と摩耗
の少ない部分の境界で印字ヘッドがショックを受け、画
像が悪化する可能性がある。
【0010】上記の問題点〜は近年の画像記録装
置の高速化,記録シートの大容量収納化,多サイズ化等
によって深刻な問題となっている。
【0011】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、記
録シートの給送態様を改良することにより上記問題点を
解消した画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、積載された記録シート
に画像の記録を行う画像記録装置において、積載された
同一サイズの記録シートを、シート搬送方向に対して直
交する主走査方向に変位させた位置から給送する送給手
段と、前記給送された記録シートに画像の記録を行う記
録手段と、前記記録手段における記録画像の主走査方向
の記録開始位置を前記記録シートの主走査方向の変位に
対応して変位させる記録制御手段とを備え、前記記録画
像の主走査方向の記録開始位置の変位は、主走査方向の
頭出し位置から画像データの出力開始までの待機時間を
変更することにより生じさせ、前記待機時間は、記録シ
ートのサイズと、記録シートのサイズに対応して設定さ
れた待機時間テーブルとを関連させることによって決定
されるものである。請求項2に係る本発明は、積載され
た記録シートに画像の記録を行う画像記録装置におい
て、積載された記録シートの積載位置を、シート搬送方
向に対して直交する主走査方向に移動させる移動手段
と、前記積載された記録シートを選択的に1枚ずつ給送
する給送手段と、前記給送された記録シートに画像の記
録を行う記録手段とを備え、前記移動手段は、記録シー
ト積載台を主走査方向にスライド可能なスライドレール
を介して取付け、更に前記記録シート積載台をスライド
させる駆動手段を設けるものである。請求項3に係る本
発明は、請求項2において、前記記録シートの積載位置
は当該画像記録装置の制御部が決定するものである。請
求項4に係る本発明は、ファクシミリ装置に内蔵された
画像記録装置であって、同一サイズの記録シートを主走
査方向に変位させた複数の位置から給送する手段と、1
通信単位の記録中は1箇所の給送位置から給送を行い、
次の通信単位では別の箇所の給送位置から給送を行う制
御手段とを備え、1通信単位の出力ページ数が所定のペ
ージ数より多かった場合には、別の箇所の給送位置から
給送を行うものである。請求項5に係る本発明は、請求
項4において、1通信単位の出力を別の箇所の給送位置
から給送を行った場合にも、記録画像に付加する通信ヘ
ッダ情報は1通信単位として連続性を持たせるようにし
たものである。請求項6に係る本発明は、請求項5にお
いて、複数ページの画像を複数枚数出力する場合は、一
旦全ページを1枚ずつ記録した後に、別の箇所の給送位
置からの給送によって更に次の全ページを記録し、これ
を出力枚数分繰り返すものである。請求項7に係る本発
明は、請求項4及至6のいずれか1項において、現在ま
たは次回の給送位置を保持するレジスタを持つものであ
る。請求項8に係る本発明は、請求項4及至7のいずれ
か1項において、給送中に記録紙がなくなった場合に
は、別の箇所の給送位置からの給送によって記録を継続
するものである。請求項9に係る本発明は、請求項4及
至8のいずれか1項において、前記複数の位置からの給
送を行うモードと、これを行わない通常のモードとの切
り換えを行うモード設定手段を持つものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】さらに、その他の本発明はファクシミリ装
置に内蔵された画像記録装置であって、同一サイズの記
録シートを主走査方向に変位させた複数の位置から給送
する手段と、1通信単位の記録中は1箇所の給送位置か
ら給送を行い、次の通信単位では別の箇所の給送位置か
ら給送を行う制御手段とを具備したものである。ここ
で、1通信単位の出力ページ数が所定のページ数より多
かった場合には、別の箇所の給送位置から給送を行う。
また、1通信単位の出力を別の箇所の給送位置から給送
を行った場合にも、記録画像に付加する通信ヘッダ情報
は1通信単位として連続性を持たせるのが好適である。
さらに、複数ページの画像を複数枚数出力する場合は、
一旦全ページを1枚ずつ記録した後に、別の箇所の給送
位置からの給送によって更に次の全ページを記録し、こ
れを出力枚数分繰り返す。かかる画像記録装置は、現在
または次回の給送位置を保持するレジスタを持つ。ま
た、給送中に記録紙がなくなった場合には、別の箇所の
給送位置からの給送によって記録を継続する。さらに、
前記複数の位置からの給送を行うモードと、これを行わ
ない通常のモードとの切り換えを行うモード設定手段を
持つ。
【0017】
【作用】本発明によれば、積載された記録シートに画像
の記録を行う画像記録装置において、積載された記録シ
ートを選択的に1枚ずつ給送し、給送された記録シート
に画像の記録を行う際に、同一サイズの記録シートを、
シート搬送方向に対して直交する主走査方向に変位させ
た位置から給送することによって、上記問題点を解決す
ることができる。
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0020】実施例1 まず図1〜図3を参照して、本発明を適用した画像記録
装置を内蔵したファクシミリ装置全体の概略を説明す
る。図1〜図3において1は装置本体、2は装置本体1
の上面カバーに原稿Sを複数枚積載することができるよ
うに構成された原稿載置台、2は原稿Sの画像情報を読
取る画像読取部、4はレーザビームプリンタからなる記
録部、5は原稿搬送部、6は原稿押圧部、7は密着型イ
メージセンサ、8は原稿排紙トレイ、9はレーザスキャ
ナ、10は画像形成部、11はカセット給紙部、12は
記録紙排紙トレイ、13はMP(マルチ記録紙手差し)
トレイ、14は開閉蓋、15はADFカバー、16は上
原稿ガイド、17は重り用軸、18は原稿押え板、19
は下原稿ガイド、20は画像読取部と記録部の仕切部、
21はファクシミリ装置の制御部、22はハンドセッ
ト、23は読取画像処理基板、24は操作部、25は表
示部、26はファクシミリ装置の動作状態を示すタリー
ランプ、27は2段目カセット部、28はMPスライ
ダ、29はMPサイズスイッチ、30は電源である。
【0021】画像読取部3は、原稿載置台2上に積載し
た原稿Sを予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ロー
ラ5b及び分離押圧片5cと圧接した分離ローラ5dで
1枚ずつ分離し、さらに押圧バネ5kにより押圧された
給紙コロ5eと圧接した給紙ローラ5f等で密着型イメ
ージセンサ7に搬送し、原稿押圧部6で重り用軸17、
原稿押え板18により原稿Sを密着型イメージセンサ7
に押圧して密着させつつ原稿Sの画像情報を読取った
後、原稿Sを押圧バネ5kにより押圧された排紙コロ5
gと圧接した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレイ8
に排出するようになっている。この間、原稿Sは上原稿
ガイド16と下原稿ガイド19によりガイドされる。
【0022】原稿載置台2には原稿Sの搬送方向と直角
方向(原稿Sの幅方向)にスライド可能なスライダ2a
が設けられていて、前記スライダ2aによって原稿載置
台2上に積載された原稿Sの両サイドを揃えることが出
来るようになっている。
【0023】記録部4は、制御部21から出力される画
像信号に基づいてレーザスキャナ9のレーザビーム発振
器9aから変調信号を射出し、この変調ビームをポリゴ
ンミラー9bによって画像形成部10の感光体ドラム1
0aに走査光を照射して、感光体ドラム10a表面に画
像情報を形成し、カセット給紙部11または2段目カセ
ット部27またはMPトレイ13から画像形成部10に
給送された記録紙S′に画像情報を転写して定着した
後、記録紙積載トレイ12に排紙するようになってい
る。
【0024】感光体ドラム10aは1次帯電器10bと
現像ローラ10cとクリーニングローラ10dと共に記
録カートリッジ10e内に1体に組込まれていて、装置
本体1に対して着脱自在に構成されている。そして感光
体ドラム10aの表面は1次帯電器10bにより均一に
帯電され、表面にポリゴンミラー9bから走査光が照射
されると潜像が形成され、潜像が現像ローラ10cから
供給されるトナーによって顕像化されるようになってい
る。
【0025】画像形成部10の感光体ドラム10a周辺
部には転写帯電器10fが配置され、また感光体ドラム
10aよりも下流側の記録紙搬送経路に熱定着ローラ1
0g、排紙ローラ10hが配置されている。
【0026】記録紙S′は転写帯電器10fで感光体ド
ラム10a表面に形成されたトナー像を転写された後、
熱定着ローラ10gでトナー像を定着されて、排紙ロー
ラ10hにより記録紙排紙トレイ12に排出されるよう
になっている。
【0027】装置本体1にはMPトレイ13が開閉可能
に設けられていて、MPトレイ13をほぼ水平に近い状
態にまで倒すことにより手差し口13aを開口し、MP
トレイ13上に記録紙S′を積載して手差し口13aに
差込むと、圧接部材13bにより記録紙S′が搬送ロー
ラ対11dのうち径の大きい方のローラ11eに圧接さ
れて、ローラ11eによって1枚ずつ分離し、レジスト
センサ11fにより給送中記録紙S′の先端位置を検知
し、感光体ドラム10aに形成されたトナー像の先端と
記録紙S′の先端が一致するように給紙タイミングを取
り、搬送ローラ対11dによって転写帯電器10fと感
光体ドラム10aとの間に搬送する。画像は積載された
記録紙S′の下面側に記録される。
【0028】また、記録紙S′はMPスライダ28によ
って両サイドを揃えることが出来るようになっている。
また、記録紙S′のサイズはMPサイズスイッチ29に
より設定される。記録紙積載可能枚数は100枚であ
る。
【0029】カセット給紙部11は、装置本体1の底部
に引出し可能に装着された給紙カセット11aより記録
紙S′を半円状の給紙ローラ11bによって1枚ずつ分
離して、この分離された記録紙S′をカセット搬送ロー
ラ対11cにより搬送し、レジストセンサ11fにより
給送中記録紙S′の先端位置を検知し、感光体ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端と記録紙S′の先端が
一致するように給紙タイミングを取り、搬送ローラ対1
1cを通して転写帯電器10fと感光体ドラムとの間に
給紙するようになっている。画像は積載された記録紙
S′の上面側に記録される。
【0030】2段目カセット給紙部27は図3では省略
されているが、図示されているカセット給紙部11とほ
ぼ同等の構成であり、2段目カセット27a内部の記録
紙S′はカセット給紙部11の側方空間部11gを通し
て記録部4に給紙される。
【0031】カセット11a,27aはいずれも記録紙
積載可能枚数は500枚であり、装置本体1に対して全
面に引き出されるように構成されている(フロントロー
ディング方式)。
【0032】装置本体1には開閉蓋14が開閉可能に設
けられていて、開閉蓋14にMPトレイ13が設けら
れ、また記録紙排紙トレイ12が着脱自在に取付けられ
ている。また開閉蓋14を開くことによって記録カート
リッジ10eを装置本体1の外に引出して交換できるよ
うになっている。
【0033】開閉蓋14は記録カートリッジ10eに設
けたドラム感光防止シャッター10iと連動するように
なっており、開閉蓋14を開いたときにシャッター10
iが閉じ、開閉蓋14を閉じたときにシャッター10i
が開くようになっている。
【0034】仕切部20は画像読取部3と記録部4を分
離しており、ここに断熱板として例えばデュポン社製ノ
ーメックス(商品名)などを配置することによって記録
部4から発生した熱により画像読取部3が悪影響を受け
ることを防いでいる。
【0035】密着型イメージセンサ7は光源としてのL
EDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、画像
情報面を反射した反射光をセルフォックレンズでセンサ
素子に結像して画像情報を読取るものである。読取られ
た画像情報は読取画像処理基板23に送られ、シェーデ
ィング補正、AD変換などの処理をされ、主制御基板2
1aに送られる。
【0036】図4は、本実施例におけるLBP(レーザ
ビームプリンタ)を使用したファクシミリ装置の制御系
300のブロック図である。本図において301はファ
クシミリ装置全体を制御するCPUであり、MPU、M
PUの制御プログラム等を格納するROM、各種データ
処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部として使
用されるRAM、画像の変倍、解像度変換等を行う画像
処理部等により構成されている。またCPU301には
公知の構成からなるカレンダー、時計機能などが備えら
れ、RAMのうちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェ
アスイッチ情報等の重要なシステム設定情報を格納する
領域はバッテリーバックアップによって停電等の不慮の
障害から保護されている。ファクシミリ装置の制御系は
上述のCPU301と以下の各要素302〜310をイ
ンタフェースを通じて結合した構成をとるものである。
【0037】操作部302はテンキー、ファンクション
キー、ワンタッチキー、スタートキー、ストップキー等
の各種キースイッチ等からなる。
【0038】表示部303は各種メッセージの表示を行
うLCD、送信モード等の表示を行う各種LED、通信
状態や障害発生を遠方の操作者に知らせるタリーランプ
320等からなる。
【0039】読取部304は、読取モータ等の駆動部、
画像の読取を行う読取センサ、読取った画像のシェーデ
ィングや2値化を行う画像処理部、原稿検知等を行う各
種センサ等からなる。
【0040】記録部305は記録モータ等の駆動部、レ
ーザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行う記録ユ
ニット、記録する画像のスムージング等を画像処理部、
記録紙等の検知を行う各種センサからなる。
【0041】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306はDSU,NCU等からなる接続部3
29を持ち、接続部329には通信網307、ハンドセ
ット308が接続される。
【0042】CPU外部インタフェース309はCPU
301から直接データの送受信を行うインタフェースで
あり、例えばRS232C,SCSI,LAN等によっ
て装置外部のコンピュータと接続することで装置を外部
のコンピュータのスキャナプリンタ等として使用する。
【0043】HDD310は大容量の不揮発性メモリと
して画像情報等の保存に使用される。
【0044】次に、図5を参照してカセット11aまた
は27aの詳細の説明を行う。カセット11a,27a
の構造は基本的に同一であり、各々を交換して装着して
も問題なく動作する。
【0045】本実施例のファクシミリ装置に使用される
LBPは最大記録幅がB4サイズであり、使用される記
録紙はB4及びA4である。カセットはカセットオケ5
3がいずれの記録紙サイズも収納できる空間を有してお
り、この空間を記録紙サイズに合わせて所定の大きさに
区切ることによって使い分けることが可能になってい
る。
【0046】まずB4カセット50について説明する。
カセットオケ53にはサイド規制板55a,55b及び
後端規制板58が配設され、記録紙の主走査方向、副走
査方向の積載の乱れを防いでいる。サイド規制板55
a,55bにはそれぞれコーナー爪54a,54bが配
設されている。
【0047】また、記録紙の下方には図示しない中板と
押圧バネが配設され記録紙をコーナー爪54に付勢して
いる。給紙ローラ11bによって記録紙が図中矢印方向
に一枚ずつコーナー爪54を乗り越えながら分離、給紙
される(コーナー爪分離方式)。なおこの分離方式につ
いての詳細説明は公知であるため省略する。
【0048】また、カセットオケ53にはカセット有無
検知コマ56、カセットサイズ検知コマ57が配設さ
れ、カセット給紙部11または27に装着された際、給
紙部側に配設された図示しない検知スイッチによって、
カセット装着の有無、記録紙サイズを検知可能にしてい
る。また、カセットサイズ検知コマ57は記録紙サイズ
変更に合わせて交換可能となっている。
【0049】次にA4カセットについて説明する。A4
カセットは主走査方向左側基準のA4カセット左51と
右側基準のA4カセット右52の2種類がある。サイド
規制板59aは55aと、サイド規制板60bは55b
とそれぞれ同じ位置になるように配設される。また、カ
セットサイズ検知コマ61と62はコマ位置が異なるた
め、記録紙の位置が判別可能である。
【0050】サイド規制板59,60はいずれも図5
(C)に示すように底板63で左右が結合されており、
カセットオケ53の内部でA4幅を保ったまま左右の基
準位置変更が可能である。
【0051】上記のように構成したカセット50〜52
のそれぞれから給紙し、記録した場合の記録紙積載トレ
イ12への積載状態を図6に示す。本図に示すように、
A4カセット左51,右52から給紙された記録紙は主
走査方向にB4幅256mmとA4幅210mmとの差
分、つまり46mmずれた位置に積載される。
【0052】次に同一サイズかつ主走査方向にずれて給
紙された記録紙に画像を記録する際の記録部4の制御に
ついて述べる。
【0053】まず、LBPの基本動作を概念図である図
7を用いて説明する。図7において、400は記録する
画像データに対してレーザ光を点滅する半導体レーザ、
401はポリゴンモータ、402はポリゴンモータによ
り回転するポリゴンミラー、403は結像、倒れ補正等
を行う光学系、404はフォトディテクタ、405は折
り返しミラー、406は感光ドラム、407は現像器、
408は記録紙、409は搬送ベルト、410は定着ロ
ーラである。
【0054】以上の構成において、まず半導体レーザ4
00から発射されたレーザ光はポリゴンミラー402に
反射することにより偏向され、光学系403、折り返し
ミラー405を介して感光ドラム406上に照射される
(主走査)。このときフォトディテクタ404により頭
出しされ、照射位置を決定する。この主走査が1ライン
分終了する間に感光ドラム406は1ライン分回転する
(副走査)。
【0055】以上のようにして感光ドラム406上に結
像された画像は現像器407により現像され、記録紙4
08上に転写される。更に搬送ベルト409によって搬
送され、定着ローラ410で定着され、排出される。
【0056】なお、上述の感光ドラム406,現像器4
07,搬送ベルト409,定着ローラ410等の副走査
系の要素は図示しない記録モータ,ギア,ベルト等によ
って、同期して駆動されている。また、上記の説明はL
BPの基本動作を概念的に説明するものであるので実施
例においては例えば記録紙408の搬送方向が水平でな
い、折り返しミラー405がない、搬送ベルト409が
なく全ての搬送系が搬送ローラによって構成される等の
相違点がある場合があるが、これは本質的な問題ではな
い。
【0057】次に、本発明の実施例における半導体レー
ザ400からの画像データの発射タイミングについて、
図8のタイミングチャートを用いて説明する。
【0058】まずB4記録の場合、フォトディテクタ4
04により頭出しされた後、所定の時間データ出力を待
機することで左側基準の照射開始位置を決定し、ここか
らB4幅分の画像データを射出することで1ライン分の
記録を行う。射出終了位置は右側基準と一致する。これ
をB4長さ分繰り返すことによって1ページの記録を終
了する。
【0059】次にA4左側基準記録の場合、まずB4記
録の場合と同様に、フォトディテクタ404により頭出
しされた後、所定の時間データ出力を待機することで左
側基準の照射開始位置を決定し、ここからA4幅分の画
像データを射出することで1ライン分の記録を行う。こ
こで、右側基準までの領域ではデータ出力の待機とな
る。これをA4長さ分繰り返すことによって1ページの
記録を終了する。
【0060】次にA4右側基準記録の場合、まずB4記
録の場合と同様に、フォトディテクタ404により頭出
しされた後、所定の時間データ出力を待機した後更にB
4幅とA4幅との差分、つまり47mm分の時間データ
出力を待機する。ここより照射を開始し、ここからA4
幅分の画像データを射出することで1ライン分の記録を
行う。射出終了位置は右側基準と一致する。これをA4
長さ分繰り返すことによって1ページの記録を終了す
る。
【0061】上記のデータ出力を待機時間は使用する記
録紙サイズに合わせてテーブル化され、ROM312に
格納されており、記録の際、CPU301により読み出
されて記録紙のサイズ、主走査方向の位置に対応した待
機時間が設定される。
【0062】以上のように画像データの出力を制御して
記録を行うことによって同一サイズかつ主走査方向にず
れて給紙された記録紙に画像を記録することで、画像が
記録紙幅からはみ出すことがなくなり、記録画像の欠け
や、レーザ光の無駄な照射が抑制できる。
【0063】実施例2 次に本発明を適用した画像記録装置の第2の実施例とし
て、図9を用いてカセット11aまたは27aから給紙
する記録紙と主走査方向に異なる位置にMPトレイ13
から給紙する方法を説明する。
【0064】図9においてMPスライダ28は最大記録
紙幅B4の主走査方向中心を基準にして両端が移動する
ように構成されている。これはファクシミリ装置の読取
部に使用されるスライダ2aと同様の構成である。
【0065】図10に示すように、MPトレイ13は中
央基準でB4サイズの記録紙がB4カセット50から給
紙された記録紙と同じ位置に積載されるように配設され
る。A4記録紙を給紙した場合、B4サイズの中央部分
に積載される。また、MPトレイ13は中央基準でB4
サイズの記録紙がB4カセット50から給紙された記録
紙と同じ位置に移動している場合、A4記録紙を給紙し
た場合、B4サイズの中央部分に積載される。これは例
えばA4カセット左51から給紙された記録紙と比較し
て主走査方向にB4幅257mmとA4幅210mmと
の差分の半分、つまり23.5mmずれた位置に積載さ
れる。これでA4カセット右52から給紙された記録紙
と合わせてA4サイズの記録紙を主走査方向にずれた位
置3箇所に積載可能になる。
【0066】実施例3 次に、本発明を適用した画像記録装置の第3の実施例と
して、一つの給紙部から複数の主走査方向にずれた位置
に積載されるように記録紙を給紙する方法を述べる。
【0067】図9において31はスライドレール、32
はMPトレイ移動ユニットである。MPトレイ13は開
閉蓋14にスライドレール31を介して配設され、主走
査方向に移動可能に構成されている。MPトレイ移動ユ
ニット32はモータ、減速機構、ラックピニオン等によ
って構成されCPU301の制御によってMPトレイ1
3を移動させるようになっている。
【0068】給紙を行う前に、MPトレイ13を例えば
A4カセット左51から給紙された記録紙と主走査方向
が同じ位置に一致するように移動させることで、MPト
レイ13のみから複数の主走査方向にずれた位置に積載
されるように給紙することが可能となる。この場合、移
動量を変えることで主走査方向のずれ量を変化させるこ
とが可能となる。このようにすると同じサイズの記録紙
を複数の給紙部から給紙する必要がなくなる。また、同
様の構成をカセットにも適用すれば複数種類の記録紙を
それぞれ主走査方向にずれた位置に積載されるように給
紙することが可能となる。
【0069】また、移動量は記録部4の搬送、記録最大
幅より外側に記録紙が給紙されないようにすればよく、
記録紙最大幅(本実施例ではB4)より記録部4の搬
送、記録最大幅を大きく設定すれば最大サイズの記録紙
も主走査方向にずれた位置に積載されるように給紙する
ことが可能となる。
【0070】また、移動量はMPトレイ13のみでな
く、搬送ローラ対11d等の記録紙搬送部も一体化して
移動するように構成しても構わない。
【0071】また、移動量の変化に合わせてフォトディ
テクタ404により頭出しされた後のデータ出力を待機
時間及び記録幅分の記録を行った後のデータ出力を待機
時間を変更するのは言うまでもないことである。
【0072】実施例4 次に、本発明を適用した画像記録装置の第4の実施例と
して、図11および図12を用いて同一のカセットで記
録紙を主走査方向にずれた位置に積載されるように給紙
する方法を述べる。
【0073】図11および図12において、図1および
図2と異なっているのは、2段目カセット給紙部33で
あり、2段目カセット33aはカセット給紙部11のカ
セット11aに対し、主走査方向右側に23.5mmず
れた位置に装着されるように構成される。これは2段目
カセット給紙部33全体を主走査方向右側に23.5m
mずれた位置配設したことによる。
【0074】この状態で例えばA4カセット左51を2
個カセット11a、2段目カセット33aとして装着
し、それぞれ給紙、記録を行うと図10に示すように主
走査方向にずれた位置に積載されるように給紙すること
が可能となる。このように構成すると例えばA4カセッ
ト右52を使用する必要がなくなり、少ないカセットの
種類で記録紙を主走査方向にずれた位置に積載されるよ
うに給紙することが可能になる。
【0075】実施例5 次に、本発明を適用した画像記録装置としてサーマルイ
ンクジェット方式を採用した印字ヘッドを主走査方向に
スキャンして記録を行うシリアルスキャンタイプの画像
記録装置について説明する。ここで前述したLBPと異
なるのは記録部のみであるのでこの部分についてのみ説
明する。
【0076】図13において、100はインクジェット
プリンタの記録部、101は記録ヘッド、102はヘッ
ドガイドレール、103はヘッド移動モータ・プーリ、
104はアイドラプーリ、105はタイミングベルト、
106はプラテンローラ、107は頭出しセンサであ
る。
【0077】記録ヘッド101はヘッドガイドレール1
02に沿ってプラテンローラ106の軸方向に移動可能
に配設されている。記録ヘッド101はヘッド移動モー
タ・プーリ103及びアイドラプーリ104にかけられ
たタイミングベルト105に固定され、ヘッド移動モー
タ・プーリ103が正,逆転することでヘッドガイドレ
ール102に沿って移動する(主走査)。このとき頭出
しセンサ107を通過してから所定の時間待機してから
画像を記録し始めることによって記録開始位置108が
一定に保たれる。また、記録ヘッド101が主走査を繰
り返す間に記録ヘッド101の印字幅分プラテンローラ
106を回転させることによって記録紙が送られ連続し
て画像を記録する(副走査)。
【0078】図13(A)に示すように、記録ヘッド1
01が記録開始位置108を通過してから47mm分更
に待機してから画像を記録し始めることによってA4記
録紙が左右どちら基準で給紙されたときも記録紙から画
像がはみ出すことなく記録が可能となる。
【0079】ここで記録ヘッド101は往復動作、記録
が可能であるのでいったん画像記録位置を設定したなら
次回の主走査記録時には記録ヘッド101を頭出しする
必要はなく、画像記録幅の内側を往復走査、記録しても
かまわない。
【0080】ここで制御部の構成、制御方式はLBPと
全く共通に出来る。これは両者が印字プロセスが異なる
のみで基本的な走査方式が同一だからである。
【0081】実施例6 次に、本発明を適用した画像記録装置を内蔵したファク
シミリ装置における動作制御について述べる。前提とし
て画像記録装置の第1の実施例においてMPトレイ13
からはB4記録紙を、カセット給紙部11からはA4カ
セット左51を使用してA4記録紙を左側基準で、2段
目カセット給紙部27からはA4カセット右52を使用
してA4記録紙を右側基準で給紙する状態を想定する。
【0082】図14は、本実施例によるファクシミリ装
置における動作制御を示したフローチャートである。
【0083】まずスタートすると、カセット、MPトレ
イの記録紙サイズをチェックし、同一サイズの記録紙を
主走査方向にずれた位置に積載されるように給紙するこ
とが可能かどうかチェックする。カセット、MPトレイ
の記録紙サイズがすべて異なる、記録紙がセットされて
いない等の理由で不可能な場合、図14の動作は行われ
ず(S0)、従来のファクシミリ装置と同等の動作とな
る。可能な場合、まずRAM313上に設定された給紙
ポジションレジスタPを左にセットする(S1)。
【0084】次に、受信があるまで待機する(S2)。
着呼があり、受信を開始すると、通信プロトコルに従っ
て受信サイズを決定し、画像を受信し、HDD310に
蓄積し、全ページの受信を終了したら記録を開始する
(S3)。
【0085】次に受信時のサイズをチェックし(S
4)、B4の場合はMPトレイ13からB4記録紙を給
紙することに決定し(S8)、決定に従って1通信分を
給紙、記録した後(S9)記録を終了し(S11)、待
機状態に戻る(S2)。受信時のサイズがA4だった場
合、給紙ポジションレジスタPをチェックし(S5)、
左ならA4カセット左51から(S6)、右ならA4カ
セット右52から給紙することに決定し(S7)、決定
に従って1通信分を給紙、記録した後(S8)、給紙ポ
ジションレジスタPの内容の左右を反転した後(S1
0)、記録を終了し(S11)、待機状態に戻る(S
2)。
【0086】上記のように動作を制御することで、1通
信の記録の度にA4サイズの記録紙の積載位置が変わる
ので1通信毎に区分けされた状態で記録紙排紙トレイ1
2に積載されるので操作者が通信毎に分類する際に便利
である。
【0087】また、上記の制御中にカセットの交換など
で状態が変化した場合は上記制御を再スタートし、再度
カセットチェックを行う(S0)。また、一旦電源がオ
フになった場合もカセットチェックを行う(S0)。ま
た、S1において、給紙ポジションレジスタPはカセッ
トチェックの度にデフォルト値に戻してもかまわない
し、所定の操作によってレジスタがクリアされるまで保
持していてもかまわない。
【0088】また、1通信分の記録ページが多く(例え
ば100ページ以上)、連続記録によって問題が発生し
そうな場合には以下のように制御を行うことで1箇所か
らの同一サイズの記録紙の大量給紙を回避することが出
来る。
【0089】図15は上記回避を行う際のフローチャー
トであり、図14に示したフローチャートの1部を変更
したものである。ここで、S4までと記録紙がB4の場
合は、図14のフローチャートと同様である。
【0090】S4で受信時のサイズがA4だった場合、
まず給紙カウンタKを1にセットする(S12)。次に
給紙ポジションレジスタPをチェックし(S5)、左な
らA4カセット左51から(S6)、右ならA4カセッ
ト右52から給紙することに決定し(S7)、決定に従
って1ページを給紙、記録した後(S13)、給紙カウ
ンタKを1増やす(S14)。K>Nなら給紙ポジショ
ンレジスタPの内容の左右を反転し、K=1とした後、
次ページ有りならS5に戻り、引き続き記録を行う(S
15)。全ページ記録終了なら給紙ポジションレジスタ
Pの内容の左右を反転した後(S10)、記録を終了し
(S11)、待機状態に戻る(S2)。
【0091】ここでNを適当な数に設定する(例えば3
0)ことで一定のページ毎に給紙ポジションレジスタP
の内容の左右を反転し、給紙位置を変更することができ
る。Nの設定はあらかじめROM312に書き込んだも
のを使用してもかまわないし、操作者に操作部302か
ら入力され、バッテリーバックアップされたRAM31
3に保持しておいても良い。
【0092】また、カウンタKを設けず、受信後に受信
ページをカウントし、一定のページ毎に区切り、複数の
通信扱いで出力しても良い。
【0093】上記のように1通信分の画像を複数の位置
に区切って記録する場合でも、記録画像に付加する通信
ヘッダのページ番号は通し番号とする。
【0094】また、ローカルコピーをとる際や、HDD
310に蓄積された画像をマルチコピーする際には、全
画像を1枚ずつ記録した後給紙ポジションレジスタPの
内容の左右を反転し、給紙位置を変更することでソータ
ー装着したのと同等の効果を得ることが可能である。
【0095】他の実施例 これまで説明してきた実施例では記録紙サイズをA4,
B4の2種類で説明したが、A3等を含めた3種類以上
の記録紙サイズがあっても適用可能である。また、レタ
ー紙,リーガル紙等の海外規格の紙と併用してもかまわ
ない。
【0096】また、画像記録装置はLBP,インクジェ
ットプリンタのみ説明したが、画像記録装置の種類は本
質的な問題ではないので他の電子写真方式や熱転写式の
画像記録装置にも適用可能である。
【0097】また、画像記録装置は上述した各実施例を
任意に組み合わせたものでも構わないし、給紙部の数も
特に制限はない。
【0098】また、使用する記録紙の種類、組み合わせ
も特に制限はない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一サイズの記録シートを主走査方向に変位させた位置か
ら給送することによって、記録シートを予めオフセット
した状態で給送し、記録を行うので、給送ローラの記録
シート通過部が集中的に摩耗することがない。
【0100】また、その他の本発明によれば、同一サイ
ズの記録シートの積載位置を主走査方向に移動させる手
段を持ち、記録シートを主走査方向に変位させた位置か
ら給送することによって、記録シートをあらかじめオフ
セットした状態で給送し、記録を行うので、給送ローラ
の記録シート通過部が集中的に摩耗することがない。
【0101】さらに、LBP等の電子写真方式の画像記
録装置を使用している場合にも、感光体や定着器が1箇
所への記録シート側端部の連続通過によって傷がつくこ
とがない。また、クリーニング不足等の原因による画像
のカブリも発生しない。
【0102】また、熱定着方式の定着部においては定着
部の主走査方向の温度が平均化されるので連続記録によ
っても定着器の一部が過熱することがなく、定着器全体
の耐熱性を低く設定でき、コストアップ要因とならな
い。さらに過熱した場合の放熱が不要となるため装置の
スループットが連続記録によっても低下しない。
【0103】また、印字ヘッドを主走査方向にスキャン
して記録を行う画像記録装置を使用した場合、印字ヘッ
ドがショックを受け、画像が悪化する可能性がなくな
る。
【0104】さらに記録後の記録シートがオフセットさ
れた状態で積載されるため、記録シートの区分けをソー
ターやオフセットトレイなどの排紙部区分け装置なしで
行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファクシミリ装置の外観図で
ある。
【図2】本発明を適用したファクシミリ装置の外観図で
ある。
【図3】本発明を適用したファクシミリ装置の全体の断
面構成図である。
【図4】本発明を適用したファクシミリ装置の制御系を
示すブロック図である。
【図5】本ファクシミリ装置に用いるカセットの詳細図
である。
【図6】記録紙の積載トレイへの積載状態を示す図であ
る。
【図7】LBP(レーザビームプリンタ)の基本動作を
説明する概念図である。
【図8】画像データの発射タイミングについてのタイミ
ング図である。
【図9】その他の実施例におけるMPトレイ部の詳細図
である。
【図10】MPトレイから給紙された記録紙の積載トレ
イへの積載状態を示す図である。
【図11】さらに別の実施例における外観図である。
【図12】さらに別の実施例における外観図である。
【図13】インクジェットプリンタの基本構成を説明す
る概念図である。
【図14】本発明を適用したファクシミリ装置の動作制
御を示すフローチャートである。
【図15】1箇所からの同一サイズの記録紙の大量給紙
を回避するフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿載置台 3 原稿Sの画像情報を読取る画像読取部 4 レーザビームプリンタからなる記録部 5 原稿搬送部 6 原稿押圧部 7 密着型イメージセンサ 8 原稿排紙トレイ 9 レーザスキャナ 10 画像形成部 11 カセット給紙部 12 記録紙排紙トレイ 13 MP(マルチ記録紙手差し) 14 開閉蓋 15 ADFカバー 16 上原稿ガイド 17 重り用軸 18 原稿押え板 19 下原稿ガイド 20 画像読取部と記録部の仕切部 21 ファクシミリ装置の制御部 22 ハンドセット 23 読取画像処理基板 24 操作部 25 表示部 26 タリーランプ 27 2段目カセット部 28 MPスライダ 29 MPサイズスイッチ 30 電源 31 スライドレール 32 MPトレイ移動ユニット 33 2段目カセット給紙部 50 B4カセット 51 A4カセット左 52 A4カセット右 53 カセットオケ 54 コーナー爪 55 サイド規制板 56 カセット有無検知コマ 57 カセットサイズ検知コマ 58 後端規制板 59,60 サイド規制板 61,62 カセットサイズ検知コマ 63 底板 100 インクジェットプリンタの記録部 101 記録ヘッド 102 ヘッドガイドレール 103 ヘッド移動モータ・プーリ 104 アイドラプーリ 105 タイミングベルト 106 プラテンローラ 107 頭出しセンサ 300 ファクシミリ装置の制御系 301 ファクシミリ装置全体を制御するCPU 302 操作部 303 表示部 304 読取部 305 記録部 306 通信制御部 307 通信網 308 ハンドセット 309 CPU外部バスインタフェース(接続部) 310 HDD 400 半導体レーザ 401 ポリゴンモータ 402 ポリゴンモータにより回転するポリゴンミラー 403 結像、倒れ補正等を行う光学系 404 フォトディテクタ 405 折り返しミラー 406 感光ドラム 407 現像器 408 記録紙 409 搬送ベルト 410 定着ローラ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された記録シートに画像の記録を行
    う画像記録装置において、 積載された同一サイズの記録シートを、シート搬送方向
    に対して直交する主走査方向に変位させた位置から給送
    する送給手段と、 前記給送された記録シートに画像の記録を行う記録手段
    と、 前記記録手段における記録画像の主走査方向の記録開始
    位置を前記記録シートの主走査方向の変位に対応して変
    位させる記録制御手段とを備え、 前記記録画像の主走査方向の記録開始位置の変位は、主
    走査方向の頭出し位置から画像データの出力開始までの
    待機時間を変更することにより生じさせ、 前記待機時間は、記録シートのサイズと、記録シートの
    サイズに対応して設定された待機時間テーブルとを関連
    させることによって決定されることを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】 積載された記録シートに画像の記録を行
    う画像記録装置において、 積載された記録シートの積載位置を、シート搬送方向に
    対して直交する主走査方向に移動させる移動手段と、 前記積載された記録シートを選択的に1枚ずつ給送する
    給送手段と、 前記給送された記録シートに画像の記録を行う記録手段
    とを備え、 前記移動手段は、記録シート積載台を主走査方向にスラ
    イド可能なスライドレールを介して取付け、更に前記記
    録シート積載台をスライドさせる駆動手段を具備したこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記記録シートの積
    載位置は当該画像記録装置の制御部が決定することを特
    徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ装置に内蔵された画像記録
    装置であって、 同一サイズの記録シートを主走査方向に変位させた複数
    の位置から給送する手段と、 1通信単位の記録中は1箇所の給送位置から給送を行
    い、次の通信単位では別の箇所の給送位置から給送を行
    う制御手段とを備え、 1通信単位の出力ページ数が所定のページ数より多かっ
    た場合には、別の箇所の給送位置から給送を行うことを
    特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、1通信単位の出力を
    別の箇所の給送位置から給送を行った場合にも、記録画
    像に付加する通信ヘッダ情報は1通信単位として連続性
    を持たせることを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、複数ページの画像を
    複数枚数出力する場合は、一旦全ページを1枚ずつ記録
    した後に、別の箇所の給送位置からの給送によって更に
    次の全ページを記録し、これを出力枚数分繰り返すこと
    を特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項4及至6のいずれか1項におい
    て、現在または次回の給送位置を保持するレジスタを持
    つことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項4及至7のいずれか1項におい
    て、給送中に記録紙がなくなった場合には、別の箇所の
    給送位置からの給送によって記録を継続することを特徴
    とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項4及至8のいずれか1項におい
    て、前記複数の位置からの給送を行うモードと、これを
    行わない通常のモードとの切り換えを行うモード設定手
    段を持つことを特徴とする画像記録装置。
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