JP3294992B2 - 可変動弁機構 - Google Patents
可変動弁機構Info
- Publication number
- JP3294992B2 JP3294992B2 JP13443096A JP13443096A JP3294992B2 JP 3294992 B2 JP3294992 B2 JP 3294992B2 JP 13443096 A JP13443096 A JP 13443096A JP 13443096 A JP13443096 A JP 13443096A JP 3294992 B2 JP3294992 B2 JP 3294992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- rotation
- valve
- contact
- follow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2307/00—Preventing the rotation of tappets
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の低回転時か
ら高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を連続
的に又は段階的に変化させる可変動弁機構に関するもの
である。
ら高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を連続
的に又は段階的に変化させる可変動弁機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特公平7−45803号公報には、図2
3に示すように、カムプロフィールが軸方向に変化する
立体カム100を備えたカムシャフト101と、立体カ
ム100によって往復動することにより一つずつのバル
ブ102を開閉する直打式バルブリフタ103とを備え
た可変動弁機構が開示されている。直打式バルブリフタ
103は、各バルブ102の上端部に被さるカップ10
4と、カップ104の上面に取り付けられたサドル10
5と、該サドル105に揺動可能に装着されて立体カム
100の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら立
体カム100に接触するシュー106とを備えている。
3に示すように、カムプロフィールが軸方向に変化する
立体カム100を備えたカムシャフト101と、立体カ
ム100によって往復動することにより一つずつのバル
ブ102を開閉する直打式バルブリフタ103とを備え
た可変動弁機構が開示されている。直打式バルブリフタ
103は、各バルブ102の上端部に被さるカップ10
4と、カップ104の上面に取り付けられたサドル10
5と、該サドル105に揺動可能に装着されて立体カム
100の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら立
体カム100に接触するシュー106とを備えている。
【0003】また、特公平6−84722号公報には、
同じく立体カム100を備えたカムシャフト101と、
図23に二点鎖線で示すように、内燃機関の回転数に応
じてカムシャフト101を軸方向へ変位させる油圧アク
チュエータ107と、一つずつのバルブ102を開閉す
る直打式バルブリフタ103とを備えた可変動弁機構が
開示されている。
同じく立体カム100を備えたカムシャフト101と、
図23に二点鎖線で示すように、内燃機関の回転数に応
じてカムシャフト101を軸方向へ変位させる油圧アク
チュエータ107と、一つずつのバルブ102を開閉す
る直打式バルブリフタ103とを備えた可変動弁機構が
開示されている。
【0004】これらの可変動弁機構によれば、内燃機関
の低回転時から高回転時まで、バルブタイミング及びリ
フト量を連続的に変化させて、内燃機関の運転状況に応
じた精密な制御を行なうことができるという利点があ
る。
の低回転時から高回転時まで、バルブタイミング及びリ
フト量を連続的に変化させて、内燃機関の運転状況に応
じた精密な制御を行なうことができるという利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の内燃機関は、一
気筒当り3バルブ、4バルブ又は5バルブといったバル
ブ数の増加(マルチバルブ化)が進み、カムシャフトに
多数のカムを密に形成するようになった。しかし、上記
の立体カムは、軸方向に変位させるために、軸線方向の
長さ(以下、カム巾という。)を一般的なカムより大き
くしたいので、カムシャフトに多数の立体カムを密に形
成するということが難しかった。このため、上記の可変
動弁機構でマルチバルブ化を行うのは難しく、あえて行
う場合には立体カムのカム巾を一般的なカムのカム巾程
度に小さくしなければならない。そうすると、立体カム
におけるカムプロフィールの軸方向の変化率が急になる
とともに、カムシャフトの変位量が小さくなるため、該
変位による連続可変制御が難しくなるという問題があっ
た。
気筒当り3バルブ、4バルブ又は5バルブといったバル
ブ数の増加(マルチバルブ化)が進み、カムシャフトに
多数のカムを密に形成するようになった。しかし、上記
の立体カムは、軸方向に変位させるために、軸線方向の
長さ(以下、カム巾という。)を一般的なカムより大き
くしたいので、カムシャフトに多数の立体カムを密に形
成するということが難しかった。このため、上記の可変
動弁機構でマルチバルブ化を行うのは難しく、あえて行
う場合には立体カムのカム巾を一般的なカムのカム巾程
度に小さくしなければならない。そうすると、立体カム
におけるカムプロフィールの軸方向の変化率が急になる
とともに、カムシャフトの変位量が小さくなるため、該
変位による連続可変制御が難しくなるという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明の課題は、立体カムによ
り、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バルブタイ
ミング及びリフト量を連続的に又は段階的に変化させ
て、内燃機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうこ
とができ、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリ
ーン性等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上さ
せることができるだけでなく、立体カム及び直打式バル
ブリフタの数をバルブの数の半分以下で済むようにし
て、カム巾の大きい立体カムをカムシャフトに形成でき
るようにすることにある。もって、立体カムにおけるカ
ムプロフィールの軸方向の変化率を緩やかにするととも
に、カムシャフトの変位量を大きくし、該変位による連
続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機関
にも適用できる可変動弁機構を提供する。
り、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バルブタイ
ミング及びリフト量を連続的に又は段階的に変化させ
て、内燃機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうこ
とができ、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリ
ーン性等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上さ
せることができるだけでなく、立体カム及び直打式バル
ブリフタの数をバルブの数の半分以下で済むようにし
て、カム巾の大きい立体カムをカムシャフトに形成でき
るようにすることにある。もって、立体カムにおけるカ
ムプロフィールの軸方向の変化率を緩やかにするととも
に、カムシャフトの変位量を大きくし、該変位による連
続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機関
にも適用できる可変動弁機構を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の可変動弁機構は、低回転用カムプロフィー
ルから高回転用カムプロフィールまでカムプロフィール
を軸方向に連続的に変化させた立体カムを備えたカムシ
ャフトと、内燃機関の回転数等の運転状況に応じてカム
シャフトを軸方向へ連続的に又は段階的に変位させる変
位装置と、立体カムのカムプロフィールに基づいて往復
動することにより隣り合う二以上のバルブを同時に開閉
する直打式バルブリフタとを備え、直打式バルブリフタ
は、立体カムの回転に伴う接触線角度の変化に追従しな
がら立体カムに接触する追従接触部を含む追従接触機構
と、二以上のバルブの端部を押圧する二以上の押圧部と
を含むことを特徴としている。
に、本発明の可変動弁機構は、低回転用カムプロフィー
ルから高回転用カムプロフィールまでカムプロフィール
を軸方向に連続的に変化させた立体カムを備えたカムシ
ャフトと、内燃機関の回転数等の運転状況に応じてカム
シャフトを軸方向へ連続的に又は段階的に変位させる変
位装置と、立体カムのカムプロフィールに基づいて往復
動することにより隣り合う二以上のバルブを同時に開閉
する直打式バルブリフタとを備え、直打式バルブリフタ
は、立体カムの回転に伴う接触線角度の変化に追従しな
がら立体カムに接触する追従接触部を含む追従接触機構
と、二以上のバルブの端部を押圧する二以上の押圧部と
を含むことを特徴としている。
【0008】ここで、低回転用カムプロフィールにおけ
るバルブタイミングの位相、開弁作用角及びリフト量
と、高回転用カムプロフィールにおけるバルブタイミン
グの位相、開弁作用角及びリフト量は、個々の内燃機関
における要求事項に応じて適宜設定することができる。
もっとも、多くの場合、低回転用カムプロフィールは開
弁作用角及びリフト量が小さく、高回転用カムプロフィ
ールは開弁作用角及びリフト量が大きい。
るバルブタイミングの位相、開弁作用角及びリフト量
と、高回転用カムプロフィールにおけるバルブタイミン
グの位相、開弁作用角及びリフト量は、個々の内燃機関
における要求事項に応じて適宜設定することができる。
もっとも、多くの場合、低回転用カムプロフィールは開
弁作用角及びリフト量が小さく、高回転用カムプロフィ
ールは開弁作用角及びリフト量が大きい。
【0009】変位装置によりカムシャフトを段階的に変
位させる場合、二段階に変化させてもよいが、その場合
は二段階の変位を調節できるようにすることが好まし
い。さらに好ましくは、カムシャフトを少なくとも三段
階に変位させることである。最も好ましくは、カムシャ
フトを連続的に変位させることである。変位装置は特定
の構造に限定されず、油圧、電磁力等を利用したものを
例示できる。
位させる場合、二段階に変化させてもよいが、その場合
は二段階の変位を調節できるようにすることが好まし
い。さらに好ましくは、カムシャフトを少なくとも三段
階に変位させることである。最も好ましくは、カムシャ
フトを連続的に変位させることである。変位装置は特定
の構造に限定されず、油圧、電磁力等を利用したものを
例示できる。
【0010】追従接触機構としては、次の機構(A)
(B)を例示できる。 (A)直打式バルブリフタに設けられた半円筒内面座
と、該半円筒内面座にロール運動可能に嵌合された追従
接触部とからなる機構。 (B)追従接触部付ローラ機構。この追従接触部付ロー
ラ機構としては、次の(B1)〜(B4)を例示でき
る。
(B)を例示できる。 (A)直打式バルブリフタに設けられた半円筒内面座
と、該半円筒内面座にロール運動可能に嵌合された追従
接触部とからなる機構。 (B)追従接触部付ローラ機構。この追従接触部付ロー
ラ機構としては、次の(B1)〜(B4)を例示でき
る。
【0011】(B1)リフタに取り付けられた支軸と、
支軸に滑り回動可能に外挿された球面滑り軸受とで構成
され、球面滑り軸受の外レースが追従接触部とされたも
の。 (B2)リフタに取り付けられた支軸と、支軸に滑り回
動可能に外挿された自動調心ころがり軸受とで構成さ
れ、自動調心ころがり軸受の外レースが追従接触部とさ
れたもの。 (B3)外周面が凸状球面とされリフタに取り付けられ
たボール支軸と、内レースの内周面が凹状球面とされボ
ール支軸に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころ
がり軸受とで構成され、ころがり軸受の外レースが追従
接触部とされたもの。 (B4)リフタに取り付けられた支軸と、外周面が凸状
球面とされ支軸に滑り回動可能に外挿されたローラとで
構成され、ローラの特に凸状球面が追従接触部とされた
もの。
支軸に滑り回動可能に外挿された球面滑り軸受とで構成
され、球面滑り軸受の外レースが追従接触部とされたも
の。 (B2)リフタに取り付けられた支軸と、支軸に滑り回
動可能に外挿された自動調心ころがり軸受とで構成さ
れ、自動調心ころがり軸受の外レースが追従接触部とさ
れたもの。 (B3)外周面が凸状球面とされリフタに取り付けられ
たボール支軸と、内レースの内周面が凹状球面とされボ
ール支軸に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころ
がり軸受とで構成され、ころがり軸受の外レースが追従
接触部とされたもの。 (B4)リフタに取り付けられた支軸と、外周面が凸状
球面とされ支軸に滑り回動可能に外挿されたローラとで
構成され、ローラの特に凸状球面が追従接触部とされた
もの。
【0012】立体カムの低回転用カムプロフィール側の
隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しないアイド
ル回転用カムが並設され、追従接触部には、内燃機関の
負荷回転時に立体カムに接触する負荷回転用接触面と、
内燃機関のアイドル回転時にアイドル回転用カムに接触
するアイドル回転用接触面とが並設されることが好まし
い。さらに、立体カムとアイドル回転用カムとの間に
は、追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル回転用接
触面との境界部を逃がすための間隙部が設けられること
が好ましい。
隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しないアイド
ル回転用カムが並設され、追従接触部には、内燃機関の
負荷回転時に立体カムに接触する負荷回転用接触面と、
内燃機関のアイドル回転時にアイドル回転用カムに接触
するアイドル回転用接触面とが並設されることが好まし
い。さらに、立体カムとアイドル回転用カムとの間に
は、追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル回転用接
触面との境界部を逃がすための間隙部が設けられること
が好ましい。
【0013】直打式バルブリフタは、例えば次のような
構造(E)(F)によって往復動可能に支持される。 (E)シリンダヘッドには二以上の部分円筒内面が分離
形成され、直打式バルブリフタは、部分円筒内面にガイ
ドされて摺動する円筒部分と、バルブ用のリテーナ及び
バルブスプリングを逃がすための凹筒部分とからなる異
形筒状のスカート部を備えた構造。 (F)直打式バルブリフタのうち二つの押圧部とともに
平面十字配列をなす二位置と、該二位置に対応するシリ
ンダヘッドの二位置とに、ピンと該ピンの摺動をガイド
するスリーブとが相対的に設けられた構造。
構造(E)(F)によって往復動可能に支持される。 (E)シリンダヘッドには二以上の部分円筒内面が分離
形成され、直打式バルブリフタは、部分円筒内面にガイ
ドされて摺動する円筒部分と、バルブ用のリテーナ及び
バルブスプリングを逃がすための凹筒部分とからなる異
形筒状のスカート部を備えた構造。 (F)直打式バルブリフタのうち二つの押圧部とともに
平面十字配列をなす二位置と、該二位置に対応するシリ
ンダヘッドの二位置とに、ピンと該ピンの摺動をガイド
するスリーブとが相対的に設けられた構造。
【0014】直打式バルブリフタがバルブの軸線の周り
に回転するのを阻止する回転阻止構造を備えることが好
ましい。この回転阻止構造としては、次の(I)(J)
を例示できる。 (I)直打式バルブリフタの押圧部の近傍に設けられた
掛止部がバルブの端部に掛止する構造。 (J)直打式バルブリフタとシリンダヘッドとに相対的
に設けられた、二組以上のピンと該ピンの摺動をガイド
するスリーブとの組み合わせ。
に回転するのを阻止する回転阻止構造を備えることが好
ましい。この回転阻止構造としては、次の(I)(J)
を例示できる。 (I)直打式バルブリフタの押圧部の近傍に設けられた
掛止部がバルブの端部に掛止する構造。 (J)直打式バルブリフタとシリンダヘッドとに相対的
に設けられた、二組以上のピンと該ピンの摺動をガイド
するスリーブとの組み合わせ。
【0015】バルブクリアランス調整を可能とするため
に、例えば次のような構造(M)(N)を備えることが
好ましい。 (M)押圧部とバルブの端部との間にバルブクリアラン
ス調整用のシムが装着された構造。 (N)追従接触部がバルブクリアランス調整用の取替部
品とされること。
に、例えば次のような構造(M)(N)を備えることが
好ましい。 (M)押圧部とバルブの端部との間にバルブクリアラン
ス調整用のシムが装着された構造。 (N)追従接触部がバルブクリアランス調整用の取替部
品とされること。
【0016】なお、本発明の可変動弁機構は、吸気バル
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を吸気バルブ及び排
気バルブの両方に適用した可変動弁機構の実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。よって、実施形態にお
いて単にバルブというときは、吸気バルブと排気バルブ
の両方を指す。
気バルブの両方に適用した可変動弁機構の実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。よって、実施形態にお
いて単にバルブというときは、吸気バルブと排気バルブ
の両方を指す。
【0018】まず、図1〜図7は第一実施形態の可変動
弁機構を示し、カムシャフト1には、図1において右側
の低回転用カムプロフィールから左側の高回転用カムプ
ロフィールまで、カムプロフィールを軸方向に連続的に
変化させた立体カム2が形成されている。立体カム2は
ベース円部2aとノーズ部2bとからなり、ベース円部
2aは、低回転用カムプロフィールにおいても高回転用
カムプロフィールにおいても同一半径であるため、傾斜
の無い円柱面である。しかし、ノーズ部2bは、低回転
用カムプロフィールにおいては開弁作用角及びリフト量
が小さく、高回転用カムプロフィールにおいては開弁作
用角及びリフト量が大きいため、円錐面のように傾斜し
ている。
弁機構を示し、カムシャフト1には、図1において右側
の低回転用カムプロフィールから左側の高回転用カムプ
ロフィールまで、カムプロフィールを軸方向に連続的に
変化させた立体カム2が形成されている。立体カム2は
ベース円部2aとノーズ部2bとからなり、ベース円部
2aは、低回転用カムプロフィールにおいても高回転用
カムプロフィールにおいても同一半径であるため、傾斜
の無い円柱面である。しかし、ノーズ部2bは、低回転
用カムプロフィールにおいては開弁作用角及びリフト量
が小さく、高回転用カムプロフィールにおいては開弁作
用角及びリフト量が大きいため、円錐面のように傾斜し
ている。
【0019】カムシャフト1の端部には、内燃機関の回
転数等の運転状況に応じてカムシャフト1を軸方向へ連
続的に変位させる変位装置3が設けられている。変位装
置3は、スプラインを用いたカムシャフト1のガイド部
と、油圧を用いたカムシャフト1の駆動部とからなり
(いずれも図示略)、内燃機関の回転センサやアクセル
開度センサ等に基づいて作動するマイクロコンピュータ
等の制御装置(図示略)により制御されるようになって
いる。
転数等の運転状況に応じてカムシャフト1を軸方向へ連
続的に変位させる変位装置3が設けられている。変位装
置3は、スプラインを用いたカムシャフト1のガイド部
と、油圧を用いたカムシャフト1の駆動部とからなり
(いずれも図示略)、内燃機関の回転センサやアクセル
開度センサ等に基づいて作動するマイクロコンピュータ
等の制御装置(図示略)により制御されるようになって
いる。
【0020】カムシャフト1の下方には、立体カム2の
カムプロフィールに基づいて上下方向に往復動すること
により隣り合う二つのバルブ4を同時に開閉する直打式
バルブリフタ10が配されている。二つのバルブ4は一
つの気筒にダブルで設けられた吸気バルブ(又は排気バ
ルブ)である。
カムプロフィールに基づいて上下方向に往復動すること
により隣り合う二つのバルブ4を同時に開閉する直打式
バルブリフタ10が配されている。二つのバルブ4は一
つの気筒にダブルで設けられた吸気バルブ(又は排気バ
ルブ)である。
【0021】直打式バルブリフタ10は、円板の180
度離れた二位置から二つの押圧部12を突出させてなる
端壁部11と、該端壁部11から下方へ延びる円筒部分
14及び凹筒部分15からなる異形筒状のスカート部1
3とを備えている。二つの押圧部12は二つのバルブ4
の端部を押圧するためのもので、各押圧部12とバルブ
4の端部との間には、バルブクリアランス調整用のシム
9が、バルブ4の端部を被冠するようにして介装されて
いる。なお、各バルブ4の上端近傍に取り付けられたバ
ルブリテーナ5にはバルブスプリング6が当接してい
る。
度離れた二位置から二つの押圧部12を突出させてなる
端壁部11と、該端壁部11から下方へ延びる円筒部分
14及び凹筒部分15からなる異形筒状のスカート部1
3とを備えている。二つの押圧部12は二つのバルブ4
の端部を押圧するためのもので、各押圧部12とバルブ
4の端部との間には、バルブクリアランス調整用のシム
9が、バルブ4の端部を被冠するようにして介装されて
いる。なお、各バルブ4の上端近傍に取り付けられたバ
ルブリテーナ5にはバルブスプリング6が当接してい
る。
【0022】シリンダヘッド7には押圧部12の往復動
を逃がせるように二以上の部分円筒内面8が分離形成さ
れ、該部分円筒内面8がスカート部13の円筒部分14
の上下摺動をガイドしている。また、スカート部13の
凹筒部分15は、バルブリテーナ5及びバルブスプリン
グ6を逃がすためのものである。
を逃がせるように二以上の部分円筒内面8が分離形成さ
れ、該部分円筒内面8がスカート部13の円筒部分14
の上下摺動をガイドしている。また、スカート部13の
凹筒部分15は、バルブリテーナ5及びバルブスプリン
グ6を逃がすためのものである。
【0023】前記部分円筒内面8によるガイドだけで
は、直打式バルブリフタ10がバルブ4の軸線の周りに
回転してしまうため、その回転阻止構造として、各押圧
部12の下面にはシム9を掴むことでバルブ4の端部に
掛止する一対の掛止突部16が設けられている。
は、直打式バルブリフタ10がバルブ4の軸線の周りに
回転してしまうため、その回転阻止構造として、各押圧
部12の下面にはシム9を掴むことでバルブ4の端部に
掛止する一対の掛止突部16が設けられている。
【0024】端壁部11には次のように構成された追従
接触機構17が設けられている。端壁部11の上面中央
部には立体カム2の軸線とは直角方向に長い隆起部18
が形成され、隆起部18には同方向に延びる半円筒内面
座19が凹設され、該座19の両端は閉壁20で閉じて
いる。半円筒内面座19には、該半円筒内面座19にロ
ール摺動可能に接触する半円柱面22と、立体カム2に
接触する平らな接触面23とからなる、半割り円柱状の
追従接触部21がロール運動可能に嵌合されている。追
従接触部21は、小角度のロール運動によって、立体カ
ム2の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら、接
触面23において立体カム2に接触するようになってい
る。24は押圧部12から隆起部18にかけて端壁部1
1を補強する一対のリブである。
接触機構17が設けられている。端壁部11の上面中央
部には立体カム2の軸線とは直角方向に長い隆起部18
が形成され、隆起部18には同方向に延びる半円筒内面
座19が凹設され、該座19の両端は閉壁20で閉じて
いる。半円筒内面座19には、該半円筒内面座19にロ
ール摺動可能に接触する半円柱面22と、立体カム2に
接触する平らな接触面23とからなる、半割り円柱状の
追従接触部21がロール運動可能に嵌合されている。追
従接触部21は、小角度のロール運動によって、立体カ
ム2の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら、接
触面23において立体カム2に接触するようになってい
る。24は押圧部12から隆起部18にかけて端壁部1
1を補強する一対のリブである。
【0025】本実施形態の可変動弁機構は、次のように
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図4に示す
ように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ変
位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフィ
ールが追従接触部21に対応する。
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図4に示す
ように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ変
位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフィ
ールが追従接触部21に対応する。
【0026】そして、図4(a)に示すように、ベース
円部2aが追従接触部21の接触面23に接触すると
き、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し平行であ
るから、接触面23は端壁部11に対し傾かないで、ベ
ース円部2aに接触する。しかし、図4(b)に示すよ
うに、ノーズ部2bが追従接触部21の接触面23に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
例えば数度〜10数度程度傾くから、追従接触部21は
同角度分だけロール運動して、接触面23がノーズ部2
bにうまく接触する。
円部2aが追従接触部21の接触面23に接触すると
き、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し平行であ
るから、接触面23は端壁部11に対し傾かないで、ベ
ース円部2aに接触する。しかし、図4(b)に示すよ
うに、ノーズ部2bが追従接触部21の接触面23に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
例えば数度〜10数度程度傾くから、追従接触部21は
同角度分だけロール運動して、接触面23がノーズ部2
bにうまく接触する。
【0027】このように、追従接触部21は立体カム2
の1回転毎に小角度ロール運動して、接触線角度の変化
に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押
圧される。従って、直打式バルブリフタ10は低回転用
カムプロフィールに基づいて上下に往復動し、図6の曲
線Lに示すように、排気側及び吸気側の二つずつのバル
ブ4を小さい開弁作用角及びリフト量で開閉させ、低速
トルクを高めるとともに、燃費を向上させる。
の1回転毎に小角度ロール運動して、接触線角度の変化
に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押
圧される。従って、直打式バルブリフタ10は低回転用
カムプロフィールに基づいて上下に往復動し、図6の曲
線Lに示すように、排気側及び吸気側の二つずつのバル
ブ4を小さい開弁作用角及びリフト量で開閉させ、低速
トルクを高めるとともに、燃費を向上させる。
【0028】また、内燃機関の高回転時には、図5に示
すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向へ
変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロフ
ィールが追従接触部21に対応する。
すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向へ
変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロフ
ィールが追従接触部21に対応する。
【0029】そして、追従接触部21は、図5(a)
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回ロー
ル運動して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム
2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直打
式バルブリフタ10は高回転用カムプロフィールに基づ
いて上下に往復動し、図6の曲線Hに示すように、排気
側及び吸気側の二つずつのバルブ4を大きい開弁作用角
及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、高速出力を
高める。
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回ロー
ル運動して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム
2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直打
式バルブリフタ10は高回転用カムプロフィールに基づ
いて上下に往復動し、図6の曲線Hに示すように、排気
側及び吸気側の二つずつのバルブ4を大きい開弁作用角
及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、高速出力を
高める。
【0030】そして、上記の低回転時から高回転時に至
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部21に対応する。従って、直打式バルブ
リフタ10はそのカムプロフィールに基づいて上下に往
復動し、図6の曲線Mに示すように、バルブ4を中間的
な開弁作用角及びリフト量で開閉させ、運転状況に応じ
たトルク及び出力を発生させる。
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部21に対応する。従って、直打式バルブ
リフタ10はそのカムプロフィールに基づいて上下に往
復動し、図6の曲線Mに示すように、バルブ4を中間的
な開弁作用角及びリフト量で開閉させ、運転状況に応じ
たトルク及び出力を発生させる。
【0031】以上のように、本実施形態の可変動弁機構
によれば、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バル
ブタイミング及びリフト量を連続的に変化させて、内燃
機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうことがで
き、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性
等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上させるこ
とができる。また、カムシャフト1の変位によって、前
記変化をスムーズかつ静かに行なわせることができる。
によれば、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バル
ブタイミング及びリフト量を連続的に変化させて、内燃
機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうことがで
き、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性
等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上させるこ
とができる。また、カムシャフト1の変位によって、前
記変化をスムーズかつ静かに行なわせることができる。
【0032】図7には、本実施形態により得られる内燃
機関のトルク特性を実線で示したが、破線で示したよう
な従来の可変タイプではない一般的な動弁機構や、一点
鎖線で示したような低・高回転で二段階に変化させるタ
イプの可変動弁機構に対し、全回転域にわたってトルク
が増加しており、谷も生じていない。また、設定にもよ
るが、燃費は、二段階変化タイプに対し、最大で15〜
20%程度向上すると考えられる。
機関のトルク特性を実線で示したが、破線で示したよう
な従来の可変タイプではない一般的な動弁機構や、一点
鎖線で示したような低・高回転で二段階に変化させるタ
イプの可変動弁機構に対し、全回転域にわたってトルク
が増加しており、谷も生じていない。また、設定にもよ
るが、燃費は、二段階変化タイプに対し、最大で15〜
20%程度向上すると考えられる。
【0033】さらに、立体カム2及び直打式バルブリフ
タ10の数がバルブ4の数の半分で済むので、カム巾の
大きい立体カム2をカムシャフト1に形成することがで
きる。このため、立体カム2におけるカムプロフィール
の軸方向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャ
フトの変位量を大きくとることができる。従って、この
可変動弁機構は、カムシャフト1の変位による連続可変
制御が容易であり、かつマルチバルブ化した内燃機関に
も適用できる。
タ10の数がバルブ4の数の半分で済むので、カム巾の
大きい立体カム2をカムシャフト1に形成することがで
きる。このため、立体カム2におけるカムプロフィール
の軸方向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャ
フトの変位量を大きくとることができる。従って、この
可変動弁機構は、カムシャフト1の変位による連続可変
制御が容易であり、かつマルチバルブ化した内燃機関に
も適用できる。
【0034】次に、図8〜図10は第二実施形態の可変
動弁機構を示し、内燃機関のアイドル回転の安定化を図
る構造を加えた点においてのみ、第一実施形態と相違す
るものである。すなわち、第一実施形態では、内燃機関
の負荷を伴わないアイドル回転時に、最低回転数(自動
車では一般に650rpm前後)となって、図6の曲線
Lの状態となり、排気バルブと吸気バルブとのオーバー
ラップ角がX0 となるはずである。しかし、立体カム2
の加工精度(一般的なカムの加工精度より低くなりやす
い。)や、カムシャフト1の軸方向位置の制御精度によ
って、オーバーラップ角がばらついて、例えば同図のX
1 に増加することがある。そうなると、アイドル回転が
不安定になって乱れるという問題がある。
動弁機構を示し、内燃機関のアイドル回転の安定化を図
る構造を加えた点においてのみ、第一実施形態と相違す
るものである。すなわち、第一実施形態では、内燃機関
の負荷を伴わないアイドル回転時に、最低回転数(自動
車では一般に650rpm前後)となって、図6の曲線
Lの状態となり、排気バルブと吸気バルブとのオーバー
ラップ角がX0 となるはずである。しかし、立体カム2
の加工精度(一般的なカムの加工精度より低くなりやす
い。)や、カムシャフト1の軸方向位置の制御精度によ
って、オーバーラップ角がばらついて、例えば同図のX
1 に増加することがある。そうなると、アイドル回転が
不安定になって乱れるという問題がある。
【0035】そこで、本実施形態では、立体カム2の低
回転用カムプロフィール側の隣に、カムプロフィールが
軸方向に変化しないアイドル回転用カム27が並設され
ている。アイドル回転用カム27のカムプロフィール
(図10(a)の曲線I)は、立体カム2の最端の低回
転用カムプロフィール(図10(b)の曲線L)と同一
である。
回転用カムプロフィール側の隣に、カムプロフィールが
軸方向に変化しないアイドル回転用カム27が並設され
ている。アイドル回転用カム27のカムプロフィール
(図10(a)の曲線I)は、立体カム2の最端の低回
転用カムプロフィール(図10(b)の曲線L)と同一
である。
【0036】また、追従接触部21の上面には、内燃機
関の負荷を伴う負荷回転時(低回転から高回転までを含
む。)に立体カム2に接触する負荷回転用接触面28
(図8では追従接触部21の左半分)と、内燃機関の負
荷を伴わないアイドル回転時にアイドル回転用カム27
に接触するアイドル回転用接触面29(図8では追従接
触部21の右半分)とが山形状に並設されている。立体
カム2とアイドル回転用カム27との間には、負荷回転
用接触面28とアイドル回転用接触面29との境界角部
30を逃がすための間隙部31が設けられている。
関の負荷を伴う負荷回転時(低回転から高回転までを含
む。)に立体カム2に接触する負荷回転用接触面28
(図8では追従接触部21の左半分)と、内燃機関の負
荷を伴わないアイドル回転時にアイドル回転用カム27
に接触するアイドル回転用接触面29(図8では追従接
触部21の右半分)とが山形状に並設されている。立体
カム2とアイドル回転用カム27との間には、負荷回転
用接触面28とアイドル回転用接触面29との境界角部
30を逃がすための間隙部31が設けられている。
【0037】本実施例の可変動弁機構は、次のように作
用する。まず、内燃機関のアイドリング回転時には、図
8に示すように、カムシャフト1が左方向へ変位し切
り、アイドル回転用カム27が追従接触部21のアイド
ル回転用接触面29に対応する。
用する。まず、内燃機関のアイドリング回転時には、図
8に示すように、カムシャフト1が左方向へ変位し切
り、アイドル回転用カム27が追従接触部21のアイド
ル回転用接触面29に対応する。
【0038】そして、図8(a)に示すように、アイド
ル回転用カム27のベース円部27aがアイドル回転用
接触面29に接触するとき、その接触線角度は水平であ
り、負荷回転用接触面28は立体カム2のベース円部2
aから離れる。また、図8(b)に示すように、アイド
ル回転用カム27のノーズ部27bがアイドル回転用接
触面29に接触するときも、その接触線角度は水平であ
り、負荷回転用接触面28は立体カム2のノーズ部2b
に形式的に接触する。
ル回転用カム27のベース円部27aがアイドル回転用
接触面29に接触するとき、その接触線角度は水平であ
り、負荷回転用接触面28は立体カム2のベース円部2
aから離れる。また、図8(b)に示すように、アイド
ル回転用カム27のノーズ部27bがアイドル回転用接
触面29に接触するときも、その接触線角度は水平であ
り、負荷回転用接触面28は立体カム2のノーズ部2b
に形式的に接触する。
【0039】従って、直打式バルブリフタ10はアイド
ル回転用カム27のカムプロフィールに基づいて上下に
往復動し、図10(a)の曲線Iに示すように、排気側
及び吸気側の二つずつのバルブ4を小さい開弁作用角及
びリフト量で開閉させる。このアイドル回転用カム27
のカムプロフィールは軸方向に変化せず、カムシャフト
1の軸方向位置の制御精度には影響されない。また、ア
イドル回転用カム27は高い加工精度が期待できる。こ
のため、排気バルブと吸気バルブとのオーバーラップ角
はX0 に決まり、アイドル回転が安定する。
ル回転用カム27のカムプロフィールに基づいて上下に
往復動し、図10(a)の曲線Iに示すように、排気側
及び吸気側の二つずつのバルブ4を小さい開弁作用角及
びリフト量で開閉させる。このアイドル回転用カム27
のカムプロフィールは軸方向に変化せず、カムシャフト
1の軸方向位置の制御精度には影響されない。また、ア
イドル回転用カム27は高い加工精度が期待できる。こ
のため、排気バルブと吸気バルブとのオーバーラップ角
はX0 に決まり、アイドル回転が安定する。
【0040】また、内燃機関の負荷回転時には、図9に
示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、アイド
ル回転用カム27が追従接触部21のアイドル回転用接
触面29から外れ、立体カム2の低回転カムプロフィー
ルないし高回転カムプロフィールが追従接触部21の負
荷回転用接触面28に対応する。この接触面29、28
の切替に伴って追従接触部21は小角度傾くが、間隙部
31は境界角部30を逃がすので、スムーズに切り替わ
る。
示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、アイド
ル回転用カム27が追従接触部21のアイドル回転用接
触面29から外れ、立体カム2の低回転カムプロフィー
ルないし高回転カムプロフィールが追従接触部21の負
荷回転用接触面28に対応する。この接触面29、28
の切替に伴って追従接触部21は小角度傾くが、間隙部
31は境界角部30を逃がすので、スムーズに切り替わ
る。
【0041】そして、追従接触部21は、図9(a)
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に小角度ロ
ール運動して、接触線角度の変化に追従しながら立体カ
ム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直
打式バルブリフタ10は、第一実施形態の図4及び図5
と同様に、低回転カムプロフィールないし高回転用カム
プロフィールに基づいて上下に往復動し、図10(b)
の曲線L〜M〜Hに示すように、排気側及び吸気側の二
つずつのバルブ4を最適な開弁作用角及びリフト量で開
閉させる。
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に小角度ロ
ール運動して、接触線角度の変化に追従しながら立体カ
ム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直
打式バルブリフタ10は、第一実施形態の図4及び図5
と同様に、低回転カムプロフィールないし高回転用カム
プロフィールに基づいて上下に往復動し、図10(b)
の曲線L〜M〜Hに示すように、排気側及び吸気側の二
つずつのバルブ4を最適な開弁作用角及びリフト量で開
閉させる。
【0042】次に、図11〜13は第三実施形態の可変
動弁機構を示し、直打式バルブリフタ10の回転阻止構
造を、端壁部11から下方へ延びる二つのピン33と、
シリンダヘッド7に設けられて各ピンの上下摺動をガイ
ドする二つのスリーブ34とで構成した点においての
み、第一実施形態と相違するものである。また、図14
は第三実施形態の変更例を示し、シリンダヘッド7側に
ピン33を設け、端壁部11側にスリーブ34を設けた
ものである。
動弁機構を示し、直打式バルブリフタ10の回転阻止構
造を、端壁部11から下方へ延びる二つのピン33と、
シリンダヘッド7に設けられて各ピンの上下摺動をガイ
ドする二つのスリーブ34とで構成した点においての
み、第一実施形態と相違するものである。また、図14
は第三実施形態の変更例を示し、シリンダヘッド7側に
ピン33を設け、端壁部11側にスリーブ34を設けた
ものである。
【0043】本実施形態によれば、第一実施形態におけ
る掛止突部16が不要になり、さらにスカート部13も
不要になる。
る掛止突部16が不要になり、さらにスカート部13も
不要になる。
【0044】次に、図15は第四実施形態の可変動弁機
構を示し、バルブクリアランス調整においてのみ、第一
実施形態と相違するものである。本実施形態では、追従
接触部21として厚さの少しずつ異なるもの21’,2
1”…が用意され、バルブクリアランス調整用の取替部
品とされている。
構を示し、バルブクリアランス調整においてのみ、第一
実施形態と相違するものである。本実施形態では、追従
接触部21として厚さの少しずつ異なるもの21’,2
1”…が用意され、バルブクリアランス調整用の取替部
品とされている。
【0045】本実施形態によれば、第一実施形態では必
要な押圧部とバルブ端部との間のシムが不要になる。但
し、直打式バルブリフタ10の回転を阻止するために、
押圧部12の下面に掛止部としての掛止凹所35が設け
られ、バルブ4の端部が嵌入している。36はバルブ4
の端部に潤滑油を供給するための油孔である。また、図
16は第四実施形態の変更例を示し、押圧部12の下面
に掛止部としての掛止環状壁37を設けたものである。
要な押圧部とバルブ端部との間のシムが不要になる。但
し、直打式バルブリフタ10の回転を阻止するために、
押圧部12の下面に掛止部としての掛止凹所35が設け
られ、バルブ4の端部が嵌入している。36はバルブ4
の端部に潤滑油を供給するための油孔である。また、図
16は第四実施形態の変更例を示し、押圧部12の下面
に掛止部としての掛止環状壁37を設けたものである。
【0046】次に、図17及び図18は、第五実施形態
の可変動弁機構を示し、追従接触機構として追従接触部
付ローラ機構を使用した点においてのみ、第一実施形態
と相違するものである。
の可変動弁機構を示し、追従接触機構として追従接触部
付ローラ機構を使用した点においてのみ、第一実施形態
と相違するものである。
【0047】追従接触部付ローラ機構41は、端壁部1
1に立設された一対の支持壁40にカシメにより固定さ
れた中空支軸42と、該中空支軸42に滑り回動可能に
外挿された球面滑り軸受43とで構成されている。球面
滑り軸受43は、外周面が凸状球面とされた内レース4
4と、内周面が凹状球面とされ内レース44に滑り回動
可能かつ傾動可能に外挿された外レース45とで構成さ
れ、外レース45が立体カム2への追従接触部とされて
いる。なお、外レース45は内レース44より幅狭に形
成され、内レース44の両端の溝には外レース45の外
れを防ぐストッパリング46が嵌着されている。
1に立設された一対の支持壁40にカシメにより固定さ
れた中空支軸42と、該中空支軸42に滑り回動可能に
外挿された球面滑り軸受43とで構成されている。球面
滑り軸受43は、外周面が凸状球面とされた内レース4
4と、内周面が凹状球面とされ内レース44に滑り回動
可能かつ傾動可能に外挿された外レース45とで構成さ
れ、外レース45が立体カム2への追従接触部とされて
いる。なお、外レース45は内レース44より幅狭に形
成され、内レース44の両端の溝には外レース45の外
れを防ぐストッパリング46が嵌着されている。
【0048】本実施例の可変動弁機構は、次のように作
用する。まず、内燃機関の低回転時には、図17に示す
ように、カムシャフト1が左方向へ変位し、立体カム2
のうちの右側の低回転用カムプロフィールが追従接触部
付ローラ機構41に対応する。
用する。まず、内燃機関の低回転時には、図17に示す
ように、カムシャフト1が左方向へ変位し、立体カム2
のうちの右側の低回転用カムプロフィールが追従接触部
付ローラ機構41に対応する。
【0049】そして、図17(a)に示すように、ベー
ス円部2aが外レース45に接触するとき、その接触線
角度は立体カム2の軸線に対し平行であるから、外レー
ス45は内レース44に対し傾かないで、ベース円部2
aに接触する。しかし、図17(b)に示すように、ノ
ーズ部2bが外レース45に接触するとき、その接触線
角度は立体カム2の軸線に対し傾くから、外レース45
は内レース44に対し傾動して、ノーズ部2bにうまく
接触する。
ス円部2aが外レース45に接触するとき、その接触線
角度は立体カム2の軸線に対し平行であるから、外レー
ス45は内レース44に対し傾かないで、ベース円部2
aに接触する。しかし、図17(b)に示すように、ノ
ーズ部2bが外レース45に接触するとき、その接触線
角度は立体カム2の軸線に対し傾くから、外レース45
は内レース44に対し傾動して、ノーズ部2bにうまく
接触する。
【0050】このように、外レース45は立体カム2の
1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変化に追従しな
がら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。
従って、直打式バルブリフタ10は低回転用カムプロフ
ィールに基づいて上下に往復動し、バルブ4を小さい開
弁作用角及びリフト量で開閉させる。
1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変化に追従しな
がら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。
従って、直打式バルブリフタ10は低回転用カムプロフ
ィールに基づいて上下に往復動し、バルブ4を小さい開
弁作用角及びリフト量で開閉させる。
【0051】また、内燃機関の高回転時には、図18に
示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、立体カ
ム2のうちの左側の高回転用カムプロフィールが追従接
触部付ローラ機構41に対応する。
示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、立体カ
ム2のうちの左側の高回転用カムプロフィールが追従接
触部付ローラ機構41に対応する。
【0052】そして、外レース45は、図18(a)
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回傾動
して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム2に接
触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直打式バル
ブリフタ10は高回転用カムプロフィールに基づいて上
下に往復動し、バルブ4を大きい開弁作用角及びリフト
量で開閉させる。
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回傾動
して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム2に接
触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、直打式バル
ブリフタ10は高回転用カムプロフィールに基づいて上
下に往復動し、バルブ4を大きい開弁作用角及びリフト
量で開閉させる。
【0053】そして、上記の低回転時から高回転時に至
る途中においても、カムシャフト1が連続的に変位し、
立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィールが追従
接触部付ローラ機構41に対応する。従って、直打式バ
ルブリフタ10はそのカムプロフィールに基づいて揺動
し、バルブ4を中間的な開弁作用角及びリフト量で開閉
させる。
る途中においても、カムシャフト1が連続的に変位し、
立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィールが追従
接触部付ローラ機構41に対応する。従って、直打式バ
ルブリフタ10はそのカムプロフィールに基づいて揺動
し、バルブ4を中間的な開弁作用角及びリフト量で開閉
させる。
【0054】次に、図19、図20、図21並びに図2
2はそれぞれ第六、第七、第八及び第九実施形態の可変
動弁機構を示し、追従接触部付ローラ機構41の具体的
構成においてのみ、第五実施形態と相違するものであ
る。
2はそれぞれ第六、第七、第八及び第九実施形態の可変
動弁機構を示し、追従接触部付ローラ機構41の具体的
構成においてのみ、第五実施形態と相違するものであ
る。
【0055】図19に示す第六実施形態の追従接触部付
ローラ機構41は、外レース45を二つに分割形成して
内レース44に外挿しやすくするとともに、両外レース
45が離れないようその外周にカバーリング47をカシ
メにより取り付けたものである。
ローラ機構41は、外レース45を二つに分割形成して
内レース44に外挿しやすくするとともに、両外レース
45が離れないようその外周にカバーリング47をカシ
メにより取り付けたものである。
【0056】図20に示す第七実施形態の追従接触部付
ローラ機構41は、中空支軸42と、中空支軸42に滑
り回動可能に外挿された自動調心ころがり軸受48とで
構成されたもので、自動調心ころがり軸受48は内レー
ス49とローラ50(又はボール)と内周面が凹状球面
とされた外レース51とからなり、外レース51が追従
接触部となっている。
ローラ機構41は、中空支軸42と、中空支軸42に滑
り回動可能に外挿された自動調心ころがり軸受48とで
構成されたもので、自動調心ころがり軸受48は内レー
ス49とローラ50(又はボール)と内周面が凹状球面
とされた外レース51とからなり、外レース51が追従
接触部となっている。
【0057】図21に示す第八実施形態の追従接触部付
ローラ機構41は、外周面が凸状球面とされ、一対の支
持壁40に取り付けられたボール支軸52と、ボール支
軸52に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころが
り軸受53とで構成され、ころがり軸受53は内周面が
凹状球面とされた内レース54とローラ55(又はボー
ル)と外レース56とからなり、外レース56が追従接
触部となっている。
ローラ機構41は、外周面が凸状球面とされ、一対の支
持壁40に取り付けられたボール支軸52と、ボール支
軸52に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころが
り軸受53とで構成され、ころがり軸受53は内周面が
凹状球面とされた内レース54とローラ55(又はボー
ル)と外レース56とからなり、外レース56が追従接
触部となっている。
【0058】図22に示す第九実施形態の追従接触部付
ローラ機構41は、中空支軸42と、外周面が凸状球面
とされ、中空支軸42に滑り回動可能に外挿されたロー
ラ57とで構成され、ローラ57の凸状球面58が追従
接触部となっている。ベース円部2aが凸状球面58に
接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対
し平行であるから、凸状球面58の頂部がベース円部2
aに接触する。また、ノーズ部2bが凸状球面58に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
傾くから、凸状球面58の頂部から少し下った部位がノ
ーズ部2bにうまく接触する。
ローラ機構41は、中空支軸42と、外周面が凸状球面
とされ、中空支軸42に滑り回動可能に外挿されたロー
ラ57とで構成され、ローラ57の凸状球面58が追従
接触部となっている。ベース円部2aが凸状球面58に
接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対
し平行であるから、凸状球面58の頂部がベース円部2
aに接触する。また、ノーズ部2bが凸状球面58に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
傾くから、凸状球面58の頂部から少し下った部位がノ
ーズ部2bにうまく接触する。
【0059】これらの第六〜第九実施形態の可変動弁機
構によっても、第五実施形態と同様の効果が得られる。
構によっても、第五実施形態と同様の効果が得られる。
【0060】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)カムシャフト1を段階的に変位させるようにする
こと。 (2)変位装置3の構成や制御の仕方を適宜変更するこ
と。 (3)第二実施形態のアイドル回転用カム及びアイドル
回転用接触面を、第三〜第九実施形態に適用すること。
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)カムシャフト1を段階的に変位させるようにする
こと。 (2)変位装置3の構成や制御の仕方を適宜変更するこ
と。 (3)第二実施形態のアイドル回転用カム及びアイドル
回転用接触面を、第三〜第九実施形態に適用すること。
【0061】
【発明の効果】本発明の可変動弁機構は、上記の通り構
成されているので、立体カムにより、内燃機関の低回転
時から高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を
連続的に又は段階的に変化させて、内燃機関の運転状況
に応じた精密な制御を行なうことができ、もってトル
ク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性等の諸特性を全
回転域にわたって最大限に向上させることができるだけ
でなく、立体カム及び直打式バルブリフタの数がバルブ
の数の半分以下で済み、カム巾の大きい立体カムをカム
シャフトに形成できる、という優れた効果を奏する。も
って、立体カムにおけるカムプロフィールの軸方向の変
化率を緩やかにできるとともに、カムシャフトの変位量
を大きくできるので、該変位による連続可変制御が容易
で、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用できる可
変動弁機構を提供できる。
成されているので、立体カムにより、内燃機関の低回転
時から高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を
連続的に又は段階的に変化させて、内燃機関の運転状況
に応じた精密な制御を行なうことができ、もってトル
ク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性等の諸特性を全
回転域にわたって最大限に向上させることができるだけ
でなく、立体カム及び直打式バルブリフタの数がバルブ
の数の半分以下で済み、カム巾の大きい立体カムをカム
シャフトに形成できる、という優れた効果を奏する。も
って、立体カムにおけるカムプロフィールの軸方向の変
化率を緩やかにできるとともに、カムシャフトの変位量
を大きくできるので、該変位による連続可変制御が容易
で、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用できる可
変動弁機構を提供できる。
【図1】本発明を具体化した第一実施形態の可変動弁機
構を示す斜視図である。
構を示す斜視図である。
【図2】同可変動弁機構の側面図である。
【図3】同可変動弁機構の平面図である。
【図4】同可変動弁機構を内燃機関の低回転時において
示す一部破断正面図である。
示す一部破断正面図である。
【図5】同可変動弁機構を内燃機関の高回転時において
示す一部破断正面図である。
示す一部破断正面図である。
【図6】同可変動弁機構によるバルブタイミング及びリ
フト量を示すグラフである。
フト量を示すグラフである。
【図7】同可変動弁機構により得られる内燃機関のトル
ク特性を従来例と比較して示すグラフである。
ク特性を従来例と比較して示すグラフである。
【図8】第二実施形態の可変動弁機構を内燃機関のアイ
ドル回転時において示す一部破断正面図である。
ドル回転時において示す一部破断正面図である。
【図9】同可変動弁機構を内燃機関の負荷回転時におい
て示す一部破断正面図である。
て示す一部破断正面図である。
【図10】同可変動弁機構によるバルブタイミング及び
リフト量を示すグラフである。
リフト量を示すグラフである。
【図11】第三実施形態の可変動弁機構を示す側断面図
である。
である。
【図12】同可変動弁機構の平面図である。
【図13】同可変動弁機構の一部破断正面図である。
【図14】同可変動弁機構の変更例を示す一部破断正面
図である。
図である。
【図15】第四実施形態の可変動弁機構を示す一部破断
正面図である。
正面図である。
【図16】同可変動弁機構の変更例を示す一部破断正面
図である。
図である。
【図17】第五実施形態の可変動弁機構を内燃機関の低
回転時において示す一部破断正面図である。
回転時において示す一部破断正面図である。
【図18】同可変動弁機構を内燃機関の高回転時におい
て示す一部破断正面図である。
て示す一部破断正面図である。
【図19】第六実施形態の可変動弁機構を示す一部破断
正面図である。
正面図である。
【図20】第七実施形態の可変動弁機構を示す一部破断
正面図である。
正面図である。
【図21】第八実施形態の可変動弁機構を内燃機関の低
回転時において示す一部破断正面図である。
回転時において示す一部破断正面図である。
【図22】第九実施形態の可変動弁機構を内燃機関の低
回転時において示す一部破断正面図である。
回転時において示す一部破断正面図である。
【図23】従来の可変動弁機構を示す斜視図である。
1 カムシャフト 2 立体カム 3 変位装置 4 バルブ 6 バルブスプリング 7 シリンダヘッド 8 部分円筒内面 9 シム 10 直打式バルブリフタ 11 端壁部 12 押圧部 12 各押圧部 13 スカート部 14 円筒部分 15 凹筒部分 16 掛止突部 17 追従接触機構 19 半円筒内面座 21 追従接触部 22 半円柱面 23 接触面 27 アイドル回転用カム 28 負荷回転用接触面 29 アイドル回転用接触面 30 境界角部 31 間隙部 33 ピン 34 スリーブ 35 掛止凹所 37 掛止環状壁 41 追従接触部付ローラ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−179116(JP,A) 特開 平5−18221(JP,A) 特開 平7−332045(JP,A) 特開 昭59−90711(JP,A) 特開 昭62−267512(JP,A) 特開 平5−79308(JP,A) 実開 昭60−162202(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 301 F01L 1/14 F01L 1/26
Claims (11)
- 【請求項1】 低回転用カムプロフィールから高回転用
カムプロフィールまでカムプロフィールを軸方向に連続
的に変化させた立体カム(2)と、 前記立体カム(2)を軸方向へ変位させる変位装置
(3)と、 前記立体カム(2)のカムプロフィールに基づいて往復
動することにより隣り合う二以上のバルブ(4)を同時
に開閉する直打式バルブリフタ(10)とを備え、 前記直打式バルブリフタ(10)は、前記立体カム
(2)の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら前
記立体カム(2)に接触する追従接触部(21,45,
51,56,58)を含む追従接触機構(17,41)
と、前記二以上のバルブ(4)の端部を押圧する二以上
の押圧部(12)とを含み、 シリンダヘッド(7)には二以上の部分円筒内面(8)
が分離形成され、 前記直打式バルブリフタ(10)は、前記部分円筒内面
(8)にガイドされて摺動する円筒部分(14)と、前
記バルブ(4)用のリテーナ(5)及びバルブスプリン
グ(6)を逃がすための凹筒部分(15)とからなる異
形筒状のスカート部(13)を備えたことを特徴とする
可変動弁機構。 - 【請求項2】 低回転用カムプロフィールから高回転用
カムプロフィールまでカムプロフィールを軸方向に連続
的に変化させた立体カム(2)と、 前記立体カム(2)を軸方向へ変位させる変位装置
(3)と、 前記立体カム(2)のカムプロフィールに基づいて往復
動することにより隣り合う二つバルブ(4)を同時に開
閉する直打式バルブリフタ(10)とを備え、 前記直打式バルブリフタ(10)は、前記立体カム
(2)の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら前
記立体カム(2)に接触する追従接触部(21,45,
51,56,58)を含む追従接触機構(17,41)
と、前記二つのバルブ(4)の端部を押圧する二つの押
圧部(12)とを含み、 前記直打式バルブリフタ(10)のうち前記二つの押圧
部(12)とともに平面十字配列をなす二位置と、該二
位置に対応するシリンダヘッド(7)の二位置とに、ピ
ン(33)と該ピンの摺動をガイドするスリーブ(3
4)とが相対的に設けられたことを特徴とする可変動弁
機構。 - 【請求項3】 前記追従接触機構は、前記直打式バルブ
リフタに設けられた半円筒内面座と、該半円筒内面座に
ロール運動可能に嵌合された追従接触部とからなる請求
項1又は2記載の可変動弁機構。 - 【請求項4】 前記追従接触機構は、追従接触部付ロー
ラ機構である請求項1又は2記載の可変動弁機構。 - 【請求項5】 前記立体カムの低回転用カムプロフィー
ル側の隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しない
アイドル回転用カムが並設され、前記追従接触部には、
内燃機関の負荷回転時に前記立体カムに接触する負荷回
転用接触面と、内燃機関のアイドル回転時に前記アイド
ル回転用カムに接触するアイドル回転用接触面とが並設
された請求項1又は2記載の可変動弁機構。 - 【請求項6】 前記立体カムとアイドル回転用カムとの
間には、前記追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル
回転用接触面との境界部を逃がすための間隙部が設けら
れた請求項5記載の可変動弁機構。 - 【請求項7】 前記直打式バルブリフタが前記バルブの
軸線の周りに回転するのを阻止する回転阻止構造を備え
た請求項1記載の可変動弁機構。 - 【請求項8】 前記回転阻止構造は、前記直打式バルブ
リフタの押圧部の近傍に設けられた掛止部が前記バルブ
の端部に掛止する構造である請求項7記載の可変動弁機
構。 - 【請求項9】 前記押圧部と前記バルブの端部との間に
バルブクリアランス調整用のシムが装着された請求項1
又は2記載の可変動弁機構。 - 【請求項10】 前記追従接触部がバルブクリアランス
調整用の取替部品とされた請求項1又は2記載の可変動
弁機構。 - 【請求項11】 前記追従接触部として厚さの少しずつ
異なるものが用意された請求項10記載の可変動弁機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13443096A JP3294992B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 可変動弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13443096A JP3294992B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 可変動弁機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296714A JPH09296714A (ja) | 1997-11-18 |
| JP3294992B2 true JP3294992B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=15128203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13443096A Expired - Fee Related JP3294992B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 可変動弁機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3294992B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100410502C (zh) * | 2006-04-14 | 2008-08-13 | 江门市硕普科技开发有限公司 | 一种发动机自适应气门相位装置 |
| CN111348355B (zh) * | 2020-03-26 | 2022-04-01 | 徐州徐工环境技术有限公司 | 一种可以调节的压桶机构 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13443096A patent/JP3294992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09296714A (ja) | 1997-11-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3245492B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
| JP4053201B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| JPS5838603B2 (ja) | 内燃機関のバルブリフト装置 | |
| US6186102B1 (en) | Valve operating system for internal combustion engine | |
| KR20050020829A (ko) | 연소 기관의 밸브용 스트로크 조정 장치 | |
| EP1515009A1 (en) | Engine valve driver | |
| JP3294992B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| US5937811A (en) | Variable valve system | |
| JPH1018823A (ja) | 可変動弁機構 | |
| JP3914631B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| US5870984A (en) | Variable engine valve driver | |
| JP4109926B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| JPH02241916A (ja) | エンジンバルブのリフト調節装置 | |
| JP4091709B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| JP2001227315A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| JPWO2003074845A1 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
| JP3853287B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| JP3359524B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| JP4051179B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| JPH1018822A (ja) | 可変動弁機構 | |
| JP2001329809A (ja) | バルブリフタ及び動弁機構 | |
| JP4108300B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| JP3415706B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
| US7980210B2 (en) | Variable valve drive system for engine | |
| JP2006097473A (ja) | エンジンの可変動弁装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |