JP3294445B2 - 確率型割引機能を有する課金システム - Google Patents

確率型割引機能を有する課金システム

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JP3294445B2
JP3294445B2 JP25737294A JP25737294A JP3294445B2 JP 3294445 B2 JP3294445 B2 JP 3294445B2 JP 25737294 A JP25737294 A JP 25737294A JP 25737294 A JP25737294 A JP 25737294A JP 3294445 B2 JP3294445 B2 JP 3294445B2
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正晴 鈴木
正博 竹内
剛 竹之内
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ケイディーディーアイ株式会社
総合通信エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話等の交換網における
課金処理に関するものであり、特に通信料金について、
確率的に割り引きを行う確率型割引機能を有する課金シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話等の通信サービスにおける従来の割
り引きサービスは主に月額通信料金等、ユーザの一定期
間の通信料金の合計額に対して割り引きを行うものであ
り、その割り引き内容も、契約内容に応じて一定率の割
り引きを行うものであった。このためユーザは一定期間
が経過した後、例えば通信料金請求書がユーザに送付さ
れた時点で、初めて自らの通信料金の割り引き状況を知
ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
割り引きサービスにおいては、次のような問題点があっ
た。第1に、同一契約内容で一定期間の通信料金の合計
値が同額のユーザに対しては同じ割り引き率が適用され
るため、ユーザは全て平等に割り引きを受けることがで
きる反面、自分だけが際立って得をしたというような優
越感や満足感を味わうことができなかった。第2に、一
定期間の通信料金の合計値に対する割り引きであるため
に、個々の通信について割り引きを受けることができな
かった。第3に、ユーザは通信料金請求書がユーザに送
付されて、初めて自らの通信料金の割り引き状況を知る
ことになるために、ユーザによる通信終了直後に、ある
いはユーザの要求時に割り引きを受けたり、あるいは割
り引き状況を知ることはできなかった。本発明の目的
は、前記のような従来技術の問題点を解決し、ユーザの
所望する時期に個々の通信料金についても、確率的に割
り引きを受けることが可能な確率型割引機能を有する課
金システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端末あ
るいは中継線を収容した交換機および課金情報を記憶す
る手段を備えた交換網の課金システムにおいて、所定期
間の通信料金の合計あるいは個々の通信料金について、
例えば端末から入力された番号、あるいは呼の処理タイ
ミングに基づき、確率的に割り引きを行う割り引き手段
を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、上記したような構成によって、確率
的に通信料金を割り引く装置を交換網内に設けたので、
ユーザは所望の時期に、通信料金の割り引き操作を行
い、ゲーム的感覚で、割り引きを行う通信料金の選択、
割り引き額あるいは割り引き率の決定等を行うことがで
きる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明を適用可能な交換網の一例と
して、電話網に本発明を適用した場合の構成を示すブロ
ック図である。電話等の端末1は加入者線を介して交換
機2に収容されている。交換機2内には、例えば時間ス
イッチと空間スイッチを組み合わせ、デジタル信号をス
イッチングする通信路スイッチ10があり、この通信路
スイッチ10には図示しない複数の端末、中継線および
各種信号装置などが収容される。加入者線監視装置11
は、端末を接続した加入者線とのインターフェース回路
であり、コーデックや給電回路、呼び出し信号送出回路
および直流信号検出回路を備え、オフフック/オンフッ
クの検出などが行われる。そして検出した信号情報はバ
ス17を介してCPU14に通知される。ダイヤル信号
受信装置13は、例えば端末1の発呼時に加入者線監視
装置11と通信路スイッチ10によって接続され、端末
から送出されるダイヤル信号、即ち接続先選択信号を受
信、検出し、CPU14に通知する。また、後述する本
発明の方式において、端末から送出されるダイヤル信号
を受信する。
【0007】トーキー装置12は、CPU14の制御に
基づき、予め登録されている任意のアナウンスの内の1
つを選択して送出可能な装置である。CPU14は交換
機2全体の制御を行い、メモリ15は交換機の制御プロ
グラムおよび各種データ等を記憶している。インターフ
ェース回路16は、課金装置3と接続された通信回線1
8とバス17の相互接続回路であり、バス17は交換機
2内の各装置を接続している。課金装置3は、網内の複
数の交換機と接続されており、各交換機から課金のため
の情報(発信および着信電話番号、接続および終話時刻
など)を収集し、通信料金を算出して蓄積する。そして
例えば毎月請求書を発行する。また、本発明の処理に関
して、交換機から要求されたユーザの料金情報を読み出
して交換機に送出する。
【0008】図1は、本発明の1実施例における各装置
間の信号あるいは情報の流れを示すフロー図である。確
率型割り引きサービスを登録している端末1は、割り引
き処理を希望する場合には、発呼して予め定められた特
番をダイヤルする。交換機2は特番を受信すると、発呼
ユーザ番号を検出し、課金装置3に対して課金データの
読み出し要求を行う。課金装置3は、内蔵するデータベ
ースを検索し、当該ユーザに関する通信料金情報を転送
する。交換機2はまず割り引き処理可能か否かを判断
し、可能である場合には、例えば所定期間内の呼の通信
料金をランダムに並べ替えると共に、呼数、最高通信料
金、最低通信料金、平均通信料金などの課金情報、およ
び操作案内をトーキー装置により送出する。ユーザは操
作案内に従って、例えば思い付いた任意の番号をダイヤ
ルする。
【0009】交換機2はダイヤル信号を受信すると、該
数字に従って、ランダムに並べ替えられた通信料金の中
から割り引きサービスを受ける呼(通信料金)を選択す
る。即ち、例えば入力された数字が3であれば3番目の
通信料金を選択する。そして、端末1に対しては、トー
キーにより、割り引き対象となった通信料金、割り引き
額(あるいは割り引き率)等を通知する。例えば「対象
となった通信料金が1000円であり、半額の500円
が割り引かれる」というような内容が通知される。ま
た、交換機2は課金装置3に対して、通知した内容の割
り引きを行うように指示を送信し、課金装置3は指示に
従って通信料金を割り引くと共に、割り引き処理を行っ
たことを記録する。このような処理により、例えば選択
された通信料金の所定率を割り引くような割り引き方式
を採用した場合には、ユーザが入力した番号により高額
の通信料金が選択された時には、ユーザは高額の割り引
きを受けることができる。
【0010】図3は、図1に示した第1の実施例の交換
機における処理の詳細を示すフローチャートである。交
換機2が割り引きサービス用の特番を受信した場合に
は、ステップS1において、発呼者の電話番号を周知の
方法により検出する。ステップS2においては、交換機
のメモリに記憶されているユーザ情報を参照することに
より、該発呼者が割り引きサービスに登録しているか否
かが判定され、判定結果が否定の場合にはステップS5
に移行し、「未登録であるので、割り引きサービスは受
けられない」という内容のトーキーが送出される。一
方、登録ユーザである場合にはステップS3に移行し、
ステップS3においては、課金装置3から料金データを
読み出す。ステップS4においては、該ユーザが割り引
き条件を満足するか否かが判定される。条件とは、例え
ば所定期間内の通信合計額が所定値以上であり、かつ割
り引き処理を行っていないことである。そして、判定結
果が否定の場合にはステップS5に移行して、「合計額
あるいは期間が条件を満足していないので割り引きサー
ビスは受けられない」という内容のトーキーが送出され
るが、肯定の場合にはステップS6に移行する。
【0011】ステップS6においては、ステップS3で
読み出された料金データから通信回数、最高通信料金、
最低通信料金を検出し、また平均通信料金を算出する。
ステップS7においては、呼毎の通信料金データをラン
ダムに並べ替える。ステップS8においては、ステップ
S6で求めた各料金情報および操作ガイダンスをトーキ
ーで通知する。ユーザは操作ガイダンスに従って、通信
回数以下の任意の数字をダイヤルする。交換機2はステ
ップS9において、ダイヤル信号を受信、分析し、ステ
ップS10においては、割り引き対象となる通信料金デ
ータを決定する。即ち、例えば入力された数字が3であ
れば、ランダムに並べ替えられた通信料金の先頭から3
番目のものを選択する。
【0012】ステップS11においては、端末1に対し
てトーキーにより、割り引き対象となった通信料金、割
り引き額(あるいは割り引き率)等を通知する。例えば
「対象となった通信料金が1000円であり、半額の5
00円が割り引かれる」というような内容が通知され
る。ステップS12においては、交換機2は課金装置3
に対して、通知した内容の割り引きを行うように指示を
送信し、課金装置3は指示に従って通信料金を割り引く
と共に、割り引き処理を行ったことを記録する。以上の
ような処理により、ユーザは所望の時期に割り引き処理
を受けることができる。
【0013】図4は、第2の実施例における交換機の処
理の主要部を示すフローチャートである。第2の実施例
は、図3に示した第1の実施例において、割り引き処理
を行う時期をユーザが発呼した通信の終了時に変更した
ものである。ステップS20においては、任意の通信が
終了するまで待ち、ステップS21においては、該通信
の発呼者が割り引きサービスに登録しているか否かが判
定される。そして結果が否定の場合には処理を終了する
が、肯定の場合にはステップS22に移行する。ステッ
プS22においては課金装置から料金データを読み出
し、ステップS23においては、図3のステップS4と
同様の処理により、割り引き条件を満足するか否かが判
定される。そして結果が否定の場合には処理を終了する
が、肯定の場合にはステップS24に移行し、ステップ
S24においては、当該ユーザを呼び出す。この後の処
理は図3のステップS6以降の処理と同一である。この
ような処理を行えば、割り引きサービスを受けられる状
態になった場合に、自動的に交換機がユーザを呼び出
し、ユーザが割り引き処理を受けることができるので、
ユーザの手間が省ける。なおステップS21から23の
処理はユーザの通信中に行ってもよい。
【0014】図5は、第3の実施例における交換機の処
理の主要部を示すフローチャートである。第3の実施例
は、図3に示した第1の実施例において、ユーザのダイ
ヤルした数字と、内部で発生した乱数とが一致するか、
あるいはダイヤル数字が特定の優位関係にある場合に、
通信合計額に対して一定額あるいは一定率の割り引き処
理を行うようにしたものである。第3の実施例は、図3
のステップS4までは第1の実施例と同一であり、ステ
ップS30においては、通信料金合計額および操作ガイ
ダンスをトーキーにより通知する。操作ガイダンスにお
いては、乱数の一致/不一致による判定の場合には1桁
の任意の数字を、また特定の優位関係にあるか否かを判
定する場合には例えば後述するような3種類の数字を入
力するように案内する。ステップS31においては、乱
数を発生させ、ステップS32においては、ユーザから
のダイヤル信号を受信し、分析して数字情報を抽出す
る。ステップS33においては、ダイヤル数字と乱数と
の一致/不一致、あるいはダイヤル数字が特定の優位関
係にあるか否かが判定される。特定の優位関係とは、例
えば、乱数およびダイヤルすべき数字を”1”、”
2”、”3”の3種類に限定し、2は1より、3は2よ
り、1は3よりそれぞれ優位であると定義する、いわゆ
るジャンケンの関係である。そして、ステップS34に
おいて、ダイヤル数字が乱数と一致するか、あるいは優
位である場合には、図3のステップS11に移行する
が、そうでない場合にはステップS35に移行し、「不
一致あるいは優位でないので、割り引きは受けられな
い」という内容のトーキーを送出する。なお、この第3
の実施例においては、ステップS11、12の処理にお
いて、通信料金の合計額に対して一定額あるいは一定率
の割り引きを行う。なお、第3の実施例において、ユー
ザから特番発呼するのではなく、図4に示すように、通
信終了後に交換機から呼び出すようにしてもよい。
【0015】図6は、第4の実施例における交換機の処
理を示すフローチャートである。この実施例は、ユーザ
が通信後に特番に再発呼し、任意の数字をダイヤルする
ことにより確率的に直前の通信の料金を割り引くもので
ある。ステップS40においては、割り引きサービスに
登録しているユーザが発呼して通信を行う。ステップS
41においては、該ユーザが再度発呼し、割り引きサー
ビス用の特番をダイヤルする。ステップS42において
は、該発呼者が割り引きサービスに登録しているか否か
が判定され、判定結果が否定の場合にはステップS43
に移行し、「未登録であるので、割り引きサービスは受
けられない」という内容のトーキーが送出される。一
方、登録ユーザである場合にはステップS44に移行
し、操作ガイダンスをトーキーにより通知する。なお、
ステップS42において、ユーザの通信から再発呼まで
の時間が所定時間以内であることを判定条件に加えても
よい。
【0016】ステップS45においては、乱数を発生さ
せ、ステップS46においては、操作ガイダンスに従っ
てユーザが送出したダイヤル信号を受信、分析する。ス
テップS47においては、受信したダイヤル数字が乱数
と一致したか、あるいは前記した優位状態であるか否か
が判定され、結果が否定の場合にはステップS48に移
行して「不一致あるいは優位でないので、割り引きは受
けられない」という内容のトーキーを送出するが、肯定
の場合にはステップS49に移行する。ステップS49
においては、トーキーにより、直前の通信の料金、割り
引き額(あるいは割り引き率)等を通知する。なお交換
機は通信料金の算出機能を有し、通信終了後の所定時
間、課金に関する情報を記憶しているものとする。ステ
ップS50においては、交換機2は課金装置3に対し
て、通知した内容の割り引きを行うように指示を送信
し、課金装置3は指示に従って通信料金を割り引くと共
に、割り引き処理を行ったことを記録する。以上のよう
な処理により、ユーザは呼ごとに確率的に割り引きを受
けることができる。
【0017】図7は、第5の実施例の交換機における処
理の主要部を示すフローチャートである。この実施例
は、第4の実施例において、ユーザが入力した数字によ
り割り引き判定を行う代わりに、特番への発呼タイミン
グにより判定を行うようにしたものである。第5の実施
例は、図6のステップS45までは第4の実施例と同じ
である。ステップS55においては、特番への発呼タイ
ミングに対応する数値を求める。例えば交換機内に設け
られた時計回路により、発呼した時刻の最下位桁の数字
(例えばミリ秒の桁)を求める。この値はほとんどラン
ダムな値となる。ステップS56においては、ステップ
S55において求めた数値と別途発生した乱数との一致
あるいは優位を判定する。そして結果が否定の場合には
図6のステップS48に移行するが、肯定の場合には図
6のステップS49へ移行する。このような処理によ
り、ユーザは単に特番に再発呼するだけで、確率的に割
り引きを受けることができる。なお、タイミングに対応
する数値の求め方としては、例えば直前の通信との時間
間隔、特番のダイヤル終了までの時間等任意のタイミン
グ情報が利用可能である。また測定したタイミング数値
がランダムなものであれば、乱数を発生させる必要はな
く、固定値と比較すればよい。
【0018】図8は、第6の実施例の交換機における処
理の主要部を示すフローチャートである。この実施例
は、図6に示す第4の実施例において、ユーザが特番プ
ラス接続先番号をダイヤルして通信を行い、通信終了後
に交換機が該ユーザを呼び出して割り引き処理を行うも
のである。ステップS60においては、ユーザが発呼
し、”特番+接続先番号”をダイヤルする。ステップS
61においては、該ユーザが割り引きサービスに登録さ
れているか否かが判定され、結果が否定の場合にはステ
ップS62に移行するが、肯定の場合にはステップS6
3に移行する。ステップS63においては、相手と通信
を行い、通信が終了するとユーザは回線を切断する。ス
テップS64においては、交換機は該ユーザを呼び出
す。その後の処理は図6のステップS44以降と同じで
ある。このような処理によれば、交換機から呼び出して
くれるので、ユーザは割り引きサービスを受けるために
再発呼する必要がなくなる。
【0019】図9は、第7の実施例の交換機における処
理の主要部を示すフローチャートである。この実施例は
図7に示す第5の実施例と図8に示す第6の実施例とを
組み合わせたものであり、前半の処理は図8に示す第6
の実施例と同じである。そして、ステップS64から図
6のステップS44に移行し、更に、図6のステップS
45から図9のステップS70に移行する。ステップS
70においては、接続先との通信の発呼あるいは終話タ
イミングに対応する数値求める。ステップS71におい
ては、図7のステップS56と同様に、ステップS70
において求めた数値と別途発生した乱数との一致あるい
は優位を判定する。そして結果が否定の場合には図6の
ステップS48に移行するが、肯定の場合には図6のス
テップS49へ移行する。このような処理により、ユー
ザは単に特番を付加して発呼するだけで、確率的に割り
引きを受けることができる。
【0020】以上、実施例を説明したが、発明の各構成
要件について、複数の実施態様が存在し、それぞれの構
成要件として1つの実施態様を選択して組み合わせるこ
とにより各種の変形例が構成できる。発明に必須あるい
は任意の構成要件としては、割り引きを受ける通信料金
の種類(所定期間の合計額、直前の通信料金など)、割
り引きサービスを受ける時期(ユーザからの特番発呼、
呼の終了後の特番への再発呼、呼の終了後の交換機から
の呼び出しなど)、ユーザの操作(数値の入力、発呼タ
イミングなど)、割り引き方法(呼の選択、一定額、一
定率など)等があり、これらの各構成要件から任意の実
施態様を1つづつ選択して組み合わせることにより各種
の実施例が構成可能である。
【0021】本発明は前述したように、有線の電話通信
に適用されるのはもちろんのこと、携帯電話網、ファク
シミリ網、テレビ電話網、データ網、ISDN、マルチ
メディア通信等任意の通信網に適用可能である。例えば
ファクシミリ網に適用する場合には、図2のトーキー装
置12の代わりに画像信号合成装置を用い、課金情報、
操作情報等の文字コード情報をファクシミリ用画像信号
に変換し、端末に送出することによって、本発明を実施
可能である。テレビ電話のような画像と音声の混合端末
については、トーキー装置と、画像信号合成装置の双方
を用いて端末に情報を提供すればよい。データ端末につ
いては、図2のトーキー装置12の代わりに交換機から
端末に対してデータを送出する装置があればよく、交換
機において、送出すべきコード情報を端末に適合した文
字コードに変換し、また所定の通知フォーマットに情報
を埋め込んで送出する。ISDNのように複数種の端末
が存在してる場合には、任意の端末から割引処理が受け
られるように、また、マルチメディア通信のように複数
種のメディアを取り扱う場合には、任意のメディア通信
について割引処理が受けられるように、網内に、トーキ
ー装置、画像信号合成装置、データ送出装置など、各種
のメディアに対応した情報通知装置を備える必要があ
る。
【0022】本発明は以下に示すような変形例も考えら
れる。割り引きサービスに登録しているユーザにのみ割
り引きを行う例を開示したが、全てのユーザに割り引き
を行ってもよいし、他のサービスと組み合わせてもよ
い。割り引き率等を決定する手段としては、数値の入力
による一致または優位の判定の例を開示したが、例えば
ルーレットの機能を模倣して、交換機がスタートの合図
を送出してからユーザが何らかのボタンを押すまでの時
間により数値を決定してもよい。割り引き処理は、割り
引き処理を行っていない通信料金の合計が所定値に達す
るごとに行うようにしてもよいし、あるいは月毎の合計
額が所定値に達している場合に行うようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上記したような構成によっ
て、確率的に通信料金を割り引くシステムを交換網内に
設けたので、ユーザは所望の時期に、通信料金の割り引
き操作を行い、ゲーム的感覚で、割り引きを行う通信料
金の選択、割り引き額あるいは割り引き率の決定等を行
うことができ、また即時に通信料金の現状および割り引
き状況を知ることができる。このため、ユーザは割り引
きを実感するとともに、一種の優越感を味わうことがで
きる。従って、網がこのようなサービスを備えれば、ユ
ーザ勧誘のための材料として効果があり、また、所定額
以上の通信料金のユーザについてのみ割り引くようにす
れば、通信量の増加につながるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における各装置間の信号ある
いは情報の流れを示すフロー図である。
【図2】本発明が適用される交換網の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1実施例の交換機の処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図4】第2実施例の交換機処理の主要部を示すフロー
チャートである。
【図5】第3実施例の交換機処理の主要部を示すフロー
チャートである。
【図6】第4実施例の交換機の処理を示すフローチャー
トである。
【図7】第5実施例の交換機処理の主要部を示すフロー
チャートである。
【図8】第6実施例の交換機処理の主要部を示すフロー
チャートである。
【図9】第7実施例の交換機処理の主要部を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…端末、2…交換機、3…課金装置、10…通信路ス
イッチ、11…加入者線監視装置、12…トーキー装
置、13…ダイヤル信号受信装置、14…CPU、15
…メモリ、16…インターフェース回路、17…バス、
18…通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹之内 剛 東京都千代田区六番町六番地 日本移動 通信株式会社内 審査官 篠塚 隆 (56)参考文献 特開 平4−3568(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 15/00 - 15/38 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末あるいは中継線を収容した交
    換機および課金情報を記憶する手段を備えた交換網にお
    ける課金システムにおいて、 端末の通信料金について、確率的に割り引きを行う割り
    引き手段を設けたことを特徴とする確率型割引機能を有
    する課金システム。
  2. 【請求項2】 前記割り引き手段は、端末からの特定番
    号の発呼により起動されることを特徴とする請求項1に
    記載の確率型割引機能を有する課金システム。
  3. 【請求項3】 前記割り引き手段は、通信が終了した時
    に起動され、課金される端末を呼び出す手段を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の確率型割引機能を有する
    課金システム。
  4. 【請求項4】 前記割り引き手段は、端末から特定番号
    および接続先番号を指定して発呼し、通信が終了した時
    に起動され、該端末を呼び出す手段を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の確率型割引機能を有する課金シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記通信料金は、所定の期間内の通信料
    金の合計であることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の確率型割引機能を有する課金システム。
  6. 【請求項6】 前記通信料金は、該端末における直前の
    通信の料金であることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の確率型割引機能を有する課金システム。
  7. 【請求項7】 前記割り引き手段は、所定期間内の呼ご
    との通信料金の中から、端末から入力された数字情報に
    基づき、ランダムに割り引くべき1つの通信料金を選択
    する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の確率型割引機能を有する課金システム。
  8. 【請求項8】 前記割り引き手段は、端末から入力され
    た数字情報に基づき割り引きを行うか否かを決定する判
    定手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の確率型割引機能を有する課金システム。
  9. 【請求項9】 前記割り引き手段は、呼の処理タイミン
    グに基づき割り引きを行うか否かを決定する判定手段を
    有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の確率型割引機能を有する課金システム。
  10. 【請求項10】 前記割り引き手段は、端末に対して課
    金情報および操作案内情報のうちの少なくとも1つを送
    出する手段を有することを特徴とする請求項1乃至9の
    いずれかに記載の確率型割引機能を有する課金システ
    ム。
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