JPH07273910A - 課金先可変型交換システム - Google Patents

課金先可変型交換システム

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JPH07273910A
JPH07273910A JP6056878A JP5687894A JPH07273910A JP H07273910 A JPH07273910 A JP H07273910A JP 6056878 A JP6056878 A JP 6056878A JP 5687894 A JP5687894 A JP 5687894A JP H07273910 A JPH07273910 A JP H07273910A
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JP
Japan
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call
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party
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JP6056878A
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English (en)
Inventor
Toshichika Oda
稔周 小田
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KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話中に任意に被課金者を変更することがで
きる課金先可変型交換システムを提供すること。 【構成】 通話者A,Bが用いる電話機1A,1Bに対
応して交換機2A,2Bとともに、被課金者変更制御装
置3A,3Bを設け、この被課金者変更制御装置3A,
3Bの課金先変更処理機能部4A,4Bは被課金者の変
更要求を受信する毎に相手側の課金先変更処理機能部4
A,4Bと信号の授受を行なうとともに、自己が被課金
者となる通話量を料金計算部5A,5Bで計算し、被課
金者の変更要求がある毎に同様の動作を繰り返すように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は課金先可変型交換システ
ムに関し、特に2者以上の通話者を接続して通信サービ
スを提供する交換システムにおいて、通話者がその通話
に関わる被課金者を通話中に変更可能とし、当該通話料
金を単一又は複数の通話者に配分可能とする場合に用い
て有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な電話交換システムでは、
発呼時に特定のサービス番号をダイヤルするなどの手続
きを経て、当該通話の通話料金を発信者又は着信者のい
づれか一方に課金することを決定し、通話開始後は当該
通話料金の課金先を変更しないものとして構成されてい
た。
【0003】また、発信加入者に対して課金する電話交
換システムでは、通話中に着信者から当該通話料金の振
替指示を受けて、終話後に当該通話料金のうち全額又は
指定分を自動的に着信者に振り替える手段が具備されて
いるものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発信側課金か
ら着信側課金への変更を行なうに際し、発信側課金によ
る通話の途中のある時点からは着信側課金として通話を
継続したいと思っても、上述の如き従来のシステムで
は、一旦回線を切断し、切断前は着信者であった方に課
金されるよう再発呼する必要があり、通話者にとって再
発呼の手間がかかっていた。
【0005】このような通話中に被課金者を変更したい
という要求に対して、着信者の指示に従って終話後に発
信者に課金された通話料金のうち一定額を自動的に着信
者に振り替える手段が具備されている電話交換システム
は提案されているが、このシステムを適用する場合に
は、発信者側課金の処理を行なう装置が着信者に対する
課金ルールを認識して処理する必要があり、国際通信網
等のように提供者が異なる複数の通信網を接続した交換
システムにおいては発信者側、着信者側の課金を司る装
置はそれぞれ異なる独自の課金ルールを適用しているこ
とから、自網以外の網の課金ルールを常に保持する仕組
みを新たに具備することが必要となる。
【0006】また、発信者が硬貨投入等によって利用す
る課金式電話機により通話している場合には、終話後に
発信者に課金された通話料金のうち一定額を自動的に着
信者に振り替えることは、既に発信者から料金を徴収済
みであるため不可能である。
【0007】さらに、着信側課金から発信側課金への変
更、すなわちフリーフォンサービス等を利用して着信側
課金による通話を行なっている途中において、ある時点
から、着信側からの特別な情報提供サービスを受ける等
のため、発信側課金として通話を継続したいと思って
も、従来の技術では、一旦回線を切断し、切断前は発信
者であった側に課金されるよう再発呼する必要があり、
通話者にとって再発呼の手間がかかっていた。
【0008】本発明は、上記のような通話中における被
課金者の変更を、通話回線を切断することなく、かつ課
金ルールが異なる相互接続される複数の網間で各課金ル
ールに関する情報を交換することなく可能とする課金先
可変型交換システムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、単一の網における場合で
も、例えば、発信者側課金の処理中に着信者に対する固
有の課金ルールに従うための度数加算周期の変更処理な
どを行なうことなく、正確に被課金者に対する課金ルー
ルに従った課金処理が行なえる課金先可変型交換システ
ムを提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、硬貨投入等によって利
用する課金式電話機により通話している場合でも被課金
者の変更を、通話回線を切断することなく可能とする課
金先可変型交換システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、発信者が通信端末から指示した着信者選択
番号をもとに、交換機を介して発信者と着信者とを通話
回線を設定して接続し、その通話に対する料金を発信者
又は着信者のいずれかに、発信者、着信者それぞれに共
通若しくは固有の課金体系に従って課金する交換システ
ムにおいて、被課金者変更の指示を受けると、通話中の
ある指定された変更時点から次に指定される変更時点ま
での通話料金を、変更直前には被課金者でなかった通話
者を新たな被課金者として、当該被課金者に対する課金
ルールに従って課金するよう、通話者の指示を受けて通
話中に被課金者を変更する被課金者変更制御手段を具備
することを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成の本発明によれば、被課金者の変更の
指示により被課金者変更制御手段が被課金者の変更を行
なう。このとき、被課金者に対する課金ルールの変更が
あれば、以後は新課金ルールに従がう。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。図1は本発明による通話に対する被課金者の変
更の態様を概念的に示す説明図である。同図に示すよう
に、本発明では、変更メニューを複数設け、被課金者変
更要求時に通話者が変更メニューを選択して本発明のシ
ステムに指示することにより、単純に変更要求後の通話
時区についてのみ被課金者を変更する場合(図1
(a))や、変更以前に既に経過している通話時区につ
いて指定されたその一部分又は全部に対する課金先を変
更後の被課金者に変更する場合(図1(b))などが選
択可能である。
【0014】図2は本発明の一実施例のシステム構成を
示すブロック図である。本実施例は、電話交換網又はI
SDNに本発明を適用するものであり、特徴的に、課金
先変更処理機能部4A,4B、料金計算部5A,5B及
びメモリ6A,6Bで構成する被課金者変更制御装置3
A,3Bを有する。
【0015】図3は被課金者変更要求信号の処理フロー
である。
【0016】被課金者変更要求を送出する態様として、
【0017】(要求法1) 発呼前にデータベースに登
録された指示(変更時間、被課金者指定などのプラン)
に従って自動的に変更要求を行なう場合、
【0018】(要求法2) 変更後被課金者とならない
通話者又は第三者が変更要求を送出する場合、
【0019】(要求法3) 変更後被課金者となる通話
者が変更要求を送出する場合、が考えられる。
【0020】要求法1の場合には、登録時に変更後被課
金者となる通話者の承認が得られているものとする。要
求法2の場合には、変更後被課金者となる通話者の承認
を得ることが必要となる。
【0021】また、通話者からの要求に従って発信者、
着信者それぞれに課金されるべき通話料金を集計する方
法として、
【0022】(集計法1) 被課金者の課金を司る交換
機がそれぞれ個別に通話度数又は課金額を集計する方
法、
【0023】(集計法2) 発呼時に通話量集計を実行
する交換機を1つ決定して通話中は集中処理し、終話後
に課金通話量などの必要な情報を関係する交換機に転送
して個別の通話度数又は課金額を集計する方法、が考え
られる。
【0024】本実施例に係る課金先可変型交換システム
は、上記要求法1〜3及び集金法1,2を実現し得るも
のであり、図2に示すように、両端末には、通信端末で
ある電話機1A,1B、交換機2A,2B、被課金者変
更制御装置3A,3B、共通線信号インタフェース7
A,7Bを有するとともに、被課金者変更制御装置3
A,3Bが共通線信号インタフェース7A,7Bを介し
て共通線信号網8で接続され、交換機2A,2Bが通話
路網10を介して相互に接続されている。共通線信号網
8には、例えば要求法1を実現するための所定の情報を
記憶しているデータベース9が接続してある。また、電
話機1Aの通話者を通話者A、電話機1Bの通話者を通
話者Bと称す。
【0025】交換機2Aは、電話機1Aによる電話機1
Bに対する呼があった場合、従来と同様の交換処理を実
行する他、通話開始前に、共通線インタフェース7A、
共通線信号網8を経由してデータベース9を検索し、通
話者A,Bに関する被課金者自動変更要求の登録の有無
を検査して自動変更要求が登録されていれば(この場合
が要求法1である)、その変更の指示内容(変更時刻、
課金変更先などの変更内容)を課金先変更処理機能部4
Aに送出する一方、そうでなければ当該処理をすること
なく、通話開始等の通話状態を表わす信号を被課金者変
更制御装置3Aに送出してこの被課金者変更制御装置3
Aによる課金処理のトリガを供給する。
【0026】被課金者変更制御手段3Aは、交換機2A
を介して供給される通話状態を表わす信号により課金処
理を行なうとともに、被課金者の変更要求等があった場
合の所定の被課金者変更処理を行なうもので、課金先変
更処理機能部4A、料金計算部5A及びメモリ6Aを有
している。
【0027】さらに、課金先変更処理機能部4Aは、必
要に応じて相手側の課金先変更処理機能部4Bと情報の
授受を行ない乍ら被課金者の変更要求を表わす信号を処
理して所定の変更処理を行なうよう、要求信号受信部4.
1A、変更要求解析部4.2A、認証処理部4.3A、動作
指示部4.4A、状態メモリ4.5A及び状態通知処理部4.
6Aを有している。
【0028】料金計算部5Aは、課金先変更処理機能部
4Aの制御により、通話者Aに課金すべく電話機1Aの
通話量をカウントするとともに、このカウント値及びメ
モリ6Aに記憶されたデータに基づき通話度数を計算し
て図4(a)に示す電話料表X(後に詳説する)を作成
するよう、カウンタ5.1A、通話度数計算部5.3A及び
メモリ5.4Aを有する。また、通話者Aのみならず、通
話者Bに課金すべき通話量も一括してカウントして図4
(b)に示す通話量表Y(後に詳説する)を作成するよ
う、カウンタ5.2A及びメモリ5.5Aを有する。さら
に、電話機1Aが公衆電話等の課金式電話である場合に
は、通話度数計算部5.3Aが課金のための通話度数パル
スを交換機2Aを介して電話機1Aに送出する。
【0029】メモリ6Aは、通話者Aに関する情報(通
話サービス契約内容、通話実績など)及び通話者Bの属
性(着信対地、通話距離、通話サービス契約内容な
ど)、すなわち課金のための基礎となるデータを記憶し
ている。1通話度数当たりの通話時間や金額などの課金
ルールはメモリ6Aの記憶内容に基づき決定される。し
たがって、このメモリ6Aは必ずしも被課金者変更制御
装置3A内に含んでいる必要はない。当該システムの何
れかに有していれば良い。
【0030】上述の如き交換機2A、被課金者変更制御
装置3A、課金先変更処理機能部4A、料金計算部5A
及びメモリ6Aに関する構成は、通話者Bの電話機1B
に対応する交換機2B、被課金者変更制御装置3B、課
金先変更処理機能部4B、料金計算部5B及びメモリ6
Bに関しても全く同様である。
【0031】ここで通話者A,Bが通話者Aを初期被課
金者として通話し、被課金者変更制御装置3A,3Bで
個別に料金を集計する方法(集計法1)が適用される場
合について、図2に基づき変更制御手順を説明する。
【0032】以下の手順の説明では、課金の対象である
通話量は通話時間である場合を前提として述べるが、本
発明の交換システムでは、計測可能である限り、課金の
対象である通話量として通話時間に限るものではない。
【0033】(1) 通話者Aが通話者B宛てに発呼す
る。発呼前に被課金者変更制御装置3A及び3Bの料金
計算部5A及び5B内にある通話時間計測用カウンタ5.
1A,5.2A,5.1B及び5.2B、並びにメモリ5.4
A,5.5A,5.4B及び5.5B上にある通話量表X,Y
は初期化されているものとする。
【0034】通話開始前に交換機2A又は2Bは、共通
線信号インタフェース7A、共通線信号網8及び共通線
信号インタフェース7Bを経由して通話者A,Bのデー
タベース9を検索し、被課金者自動変更要求の登録の有
無を検査する。
【0035】自動変更要求が登録されていれば(要求法
1の場合)、その変更指示(変更時刻、課金変更先など
変更内容)を要求信号受信部4.1Aで受信し、変更要求
解析部4.2Aで内容を解析して、変更時刻(例えば、通
話開始後3分後)において変更処理を自動起動するよう
タイマ4.7Aを設定する。
【0036】(2) 当該通話を開始する。通話開始と
同時に、交換機2Aからの通話状態信号に基づき動作指
示部4.4Aがカウンタ5.1Aをスタートさせて当該通話
の通話時間計測を開始させ、現在の被課金者(この場
合、通話者A)を示す状態メモリ4.5Aを設定する。
【0037】動作指示部4.4Aは、さらに、共通線信号
インタフェース7A、共通線信号網8及び共通線信号イ
ンタフェース7Bを経由して通話者B側の動作指示部4.
4Bに通話者Aが現時点の被課金者であることを通知す
る。動作指示部4.4Bは、この通知を受けて状態メモリ
4.5Bに通話者Aを設定する。
【0038】状態通知処理部4.6A及び4.6Bは、それ
ぞれ状態メモリ4.5A及び4.5Bを読み取り、それぞれ
電話機1A及び1Bに、トーキー信号送出、電話機のラ
ンプ点灯、文字記号表示などにより当該通話の現被課金
者を通知する。
【0039】(3) 電話機1Aが課金式電話機である
場合には、通話度数計算部5.3Aが、メモリ6Aに記録
された通話者Aに関する情報(通信サービス契約内容、
通話実績など)及び通話者Bの属性(着信対地、通話距
離、通信サービス契約内容など)から課金ルール(1通
話度数当たりの通話時間や金額など)を決定し、カウン
タ5.1Aの内容を逐次読み取り、通話度数加算毎に電話
機1Aに課金信号を送出して、現被課金者である通話者
Aに対して課金する。
【0040】(4)変更要求受信処理 (4−1) 事前登録による自動変更要求(要求法1) 事前登録による自動変更要求の場合に通話中において変
更時刻が到来する(タイマ4.7Aのタイムアウトにより
検知)と、変更要求解析部4.2Aは変更要求を解析し、
下記(5)の認証処理を実施せず、動作指示部4.4Aに
変更要求R1(ここでは、事前登録の内容で規定これる
ものとする)の実施を指示し、下記(6)以降の処理を
実施する。
【0041】(4−2) 通話者Aが変更を要求(要求
法2) 通話中において、通話者Aが所定の番号体系に従って電
話機1AのPBを押下し、被課金者変更要求R2(ここ
では「本要求R2受付後の通話については通話者Bを被
課金者とする」を要求するものとする)をPB信号とし
て送出すると、要求信号受信部4.1Aは当該PB信号を
受信し、受信結果を変更要求解析部4.2Aに送る。変更
要求解析部4.2Aは受信した要求内容を解析する。当該
変更要求R2に対して通話者Bの承諾が必要となるた
め、変更要求解析部4.2Aは認証処理部4.3Aにその旨
を通知する。
【0042】(5)認証処理 (5―1) 認証処理部4.3Aは、共通線信号インタフ
ェース7A、共通線信号網8及び共通線信号インタフェ
ース7Bを経由して、通話者B側の被課金者変更制御装
置3Bにこの変更要求R2を通話者Aから受信したこと
を通知し、さらに認証処理部4.3Bに対し通話者Bへの
承認要求及び承認信号受信の指示を送出する。これと同
時に、認証処理部4.3Aは、タイマ4.7Aを設定する。
【0043】(5―2) 認証処理部4.3Bは、状態通
知処理部4.6Bに対して、通話者Aの変更要求R2に対
する通話者Bの承認要求信号を送信する指示を与える。
状態通知処理部4.6Bは、電話機1Bに対しトーキー信
号送出、電話機のランプ点滅、文字記号表示などにより
当該変更要求R1に対する通話者Bの承認を要求する。
【0044】(5―3) タイマ4.7Aのタイムアウト
までに通話者Bが、所定の番号体系に従って電話機1B
のPBを押下することにより当該変更要求R2に対する
承認信号R2′をPB信号として送信すると、要求信号
受信部4.1Bは当該PB信号を受信し、受信結果を変更
要求解析部4.2Bに送る。変更要求解析部4.2Bは受信
信号内容を解析し、承認信号であればそれを認証処理部
4.3Bに転送する。
【0045】(5―4) 認証処理部4.3Bは、共通線
信号インタフェース7B、共通線信号網8及び共通線信
号インタフェース7Aを経由して、通話者A側の認証処
理部4.3Aに承認信号R2′を受信したことを通知す
る。認証処理部4.3Aは、承認信号R2′の受信通知を
受けると変更要求R2が承認されたものと判断し、動作
指示部4.4Aに変更要求R2の実施を指示する。
【0046】(5―5) タイマ4.7Aのタイムアウト
までに承認信号R2′の受信の通知を受けなければ、認
証処理部4.3Aは当該変更要求R2を未承認と判断して
拒否し、その旨を状態通知処理部4.6Aに指示して通話
者Aに通知する。同時に、認証処理部4.3Aは課金先変
更処理機能部4Bに同様の旨を通知する。
【0047】(6) 変更処理 認証処理部4.3Aから変更要求R2の実施の指示を受け
た動作指示部4.4Aは、カウンタ5.1Aを一旦停止させ
るとともに、共通線信号インタフェース7A、共通線信
号網8及び共通線信号インタフェース7Bを経由して、
動作指示部4.4Bに通話者Bの課金を開始するための指
示を行ない、カウンタ5.1Bによる通話時間計測を開始
させる。必要により、動作指示部4.4Aは交換接続装置
2Aに指示し、カウンタ停止/開始制御のための時間間
隔を含むある時間だけ通話回線を一時保留させたり、あ
るいはアナウンスメント回路に接続させる。
【0048】動作指示部4.4Aは、通話度数計算部5.3
Aに指示し、カウンタ5.1Aの現在値をメモリ5.4A上
の通話者Aに対する通話量表X(図4(a)参照)に転
記させる。一般に、通話内での通話者Aが被課金者とな
るn番目の通話時区の通話量(ここでは時間長)をカウ
ンタ5.1Aで計測しメモリ5.4A上の通話量表Xのn番
目に記録しておく。これと同時に、通話度数計算部5.3
Aは、メモリ6Aに記録された通話者Aに関する情報
(通信サービス契約内容、通話実績など)及び通話者B
の属性(着信対地、通話距離、通信サービス契約内容な
ど)から課金ルール(1通話度数当たりの通話時間や金
額など)を決定し、当該通話時区における通話者Aに対
する課金ルール識別子を通話量表Xに記録する。
【0049】かくして作成されるのが通話量表Xであ
り、この通話量表Xは、図(a)に示す場合、通話者A
が被課金者となる通話時区番号1,3,5,18におけ
る通話時間がそれぞれ180(sec)、511(sec)、3
2(sec)、11(sec)であり、各場合の課金ルール識別
子(例えば一度数毎の単価)が(r−1),(r−
1),(r−2),(r−3)であることを示してお
り、通話時区番号2,4,6は通話者Aが被課金者とな
っていないことを示している。
【0050】これに対応する通話量表Yは、図4(b)
に示す場合、通話者Bが被課金者となる通話時区番号
2,4,6における通話時間がそれぞれ247(sec)、
13(sec)、9(sec)であり、各場合の課金ルール識別
子が(r−5),(r−7),(r−7)であることを
示している。
【0051】さらに、動作指示部4.4A,4.4Bは、そ
れぞれ状態メモリ4.5A,4.5Bに通話者Bが現在の被
課金者であることを設定する。
【0052】状態通知処理部4.6A及び4.6Bは、それ
ぞれ状態メモリ4.5A,4.5Bを読み取り、それぞれ電
話機1A,1Bに、トーキー信号送出、電話機のランプ
点灯、文字記号表示などにより当該通話時区の被課金者
を通知する。
【0053】(7) 変更処理終了後は、カウンタ5.1
Bにより変更要求R2以後の通話時間を計測して、通話
を継続する。
【0054】(8) 通話者Aが変更を要求(要求法
3) 現在通話者Bが被課金者となっている通話中において、
通話者Aが電話機1BのPB押下により、被課金者の変
更要求R3(ここでは「本要求R3受付後の通話につい
ては通話者Aを被課金者とする」を要求するものとす
る)をPB信号として送出すると、要求信号受信部4.1
Aは当該PB信号を受信し、受信結果を変更要求解析部
4.2Aに送る。変更要求解析部4.2Aは受信した要求内
容を解析する。この場合、変更後被課金者となる通話者
Aの承認を再度受ける必要がないので、変更要求解析部
4.2Aは動作指示部4.4Aに対して変更要求R3の実施
を指示する。
【0055】(9) 変更処理 変更要求R3実施の指示を受けた動作指示部4.4Aは、
共通線信号インタフェース7A、共通線信号網8及び共
通線信号インタフェース7Bを経由して動作指示部4.4
Bに通話者Aを被課金者とする指示を行ない、カウンタ
5.1Bを一旦停止させるとともに、カウンタ5.1Aによ
る通話時間計測を再開させる。必要により、動作指示部
4.4Aは交換機2Aに指示し、カウンタ停止/開始制御
のための時間間隔を含むある時間だけ通話回線を一時保
留させたり、あるいはアナウンスメント回路に接続させ
る。
【0056】さらに、動作指示部4.4Bは、通話度数計
算部5.3Bに指示し、カウンタ5.1Bの現在値をメモリ
5.4B上の通話者Bに対する通話量表Y(図4(b)参
照)に転記させる。一般に、通話内での通話者Bが被課
金者となるn番目の通話時区の時間長をカウンタ5.1B
で計測しメモリ5.4B上の通話量表Yのn番目に記録し
ておく。これと同時に、通話度数計算部5.3Bは、メモ
リ6Bに記録された通話者Bに関する情報(通信サービ
ス契約内容、通話実績など)及び通話者Aの属性(着信
対地、通話距離、通信サービス契約内容など)から課金
ルール(1通話度数当たりの通話時間や金額など)を決
定し、当該通話時区における通話者Bに対する課金ルー
ル識別子を通話量表Yに記録する。この通話量表Yの構
成に関しては前述した通りである。
【0057】また、動作指示部4.4A,4.4Bは、それ
ぞれ状態メモリ4.5A,4.5Bに通話者Aが現在被課金
者である旨を設定する。状態通知処理部4.6A,4.6B
は、それぞれ状態メモリ4.5A,4.5Bを読み取り、そ
れぞれ電話機1A,1Bに、トーキー信号送出、電話機
のランプ点灯、文字記号表示などにより当該通話の現被
課金者を通知する。
【0058】(10) 本変更処理終了後は、カウンタ
5.1Aにより変更要求R2以後の通話時間を計測して通
話を継続する。 (11) さらに変更要求R1〜R3が発生する場合に
も、上記(4)〜(10)に述べた手順に従って被課金
者変更制御を行ない、通話を継続する。 (12) 変更要求として、通話者Aが、既に通話者B
に課金されるものとして終了したk番目の通話時区を通
話者A自身に課金し直したい旨の変更要求R4を発信し
た場合には、その要求信号を要求信号受信部4.1Aで受
信し、変更要求解析部4.2Aにて要求R3を解析し、動
作指示部4.4Aに変更の旨を通知する。
【0059】動作指示部4.4Aは、共通線信号インタフ
ェース7A、共通線信号網8及び共通線信号インタフェ
ース7Bを経由して動作指示部4.4Bに変更要求R4の
内容を通知する。
【0060】動作指示部4.4Bは、通話度数計算部5.3
Bに指示してメモリ5.4Bの通話量表Yのk番目に記録
されている通話時間Ty(k)を読み取るとともにクリ
アする。動作指示部4.4Bは、値Ty(k)を動作指示
部4.4Aに通知する。動作指示部4.4Aは、通話度数計
算部5.3Aに指示して、受信した値Ty(k)をメモリ
5.4Aの通話量表Xのk番目もしくは適当な空き領域に
記録する。
【0061】これにより、既に終了している通話時区に
ついても被課金者の変更が可能となる。
【0062】また、必要により、通話者Aに変更要求R
4の実施結果を通知する。ただし、電話機1Bが硬貨又
はカードにより即時的に課金する課金式電話機である場
合など、このような変更要求の受付が困難である場合に
は、その旨を状態通知処理部4.6Aにより要求発信者で
ある通話者Bに通知し、変更要求R4の受付を拒否す
る。
【0063】(13)通話料金精算処理 (13―1) 当該通話が終了すると、被課金者変更制
御装置3Aは交換機2Aから終話信号を受信する。この
結果、動作指示部4.4Aは、終話に伴い、カウンタ5.1
Aを停止させると同時に、通話度数計算部5.3Aに指示
しカウンタ5.1Aの内容をメモリ5.4A上の通話量表X
へ転記させる。さらに、動作指示部4.4Aは、通話度数
計算部5.3Aに通話者Aに課金すべき通話料金の集計処
理を実行する旨指示する。
【0064】通話度数計算部5.3Aは、通話量表Xの情
報をもとに、当該通話に係わる通話者Aに課金すべき通
話料金を計算し、その結果をメモリ6Aに記録する。
【0065】(13―2) 同様に、被課金者変更制御
装置3Bは交換接続装置2Bから終話信号を受信し、カ
ウンタ5.1Bを停止させ、カウンタ5.1Bの内容をメモ
リ5.4B上の通話量表Yに転記し、通話量表Yの情報を
もとに、当該通話に係わる通話者Bに課金すべき通話料
金を計算し、その結果をメモリ6Bに記録する。
【0066】以上は集計法1による課金計算処理の実施
例であるが、集計法2による課金計算処理は、カウンタ
5.1と5.2を併用して通話量を計測する実施例である。
【0067】例えば、上記(1)〜(13)の流れと同
様な通話において、被課金者変更制御装置3Aの料金計
算部5Aで集中的に計測する場合には、カウンタ5.1B
による計測の代わりにカウンタ5.2Aにより通話者Bが
被課金者となる通話時区の時間長を計測し、計測結果を
メモリ5.5A上の通話量表Yに記録する。このため、カ
ウンタ5.2Aの計数開始、停止、再開などの制御及び通
話度数計算部5.3Aへの処理実行指示は全て動作指示部
4.4Aによって実行する。
【0068】終話直後の通話料金精算は、(イ) 料金
計算部5Aで集中的に実行し、計算結果である通話者B
に課金すべき通話料金を被課金者変更制御装置3Bに通
知して、メモリ6Bに記録する。すなわち、この場合、
通話者Bの通話料金も料金計算部5Aで所定の課金ルー
ルに基づき計算する。
【0069】または、(ロ) 被課金者変更制御装置3
Aがメモリ5.5A上の通話量表Yの内容を被課金者変更
制御装置3Bに通知し、一旦メモリ5.5B上の通話量表
Yへ転記してから、通話度数計算部5.3Bにより通話者
Bに課金すべき通話料金を計算しメモリ6Bに記録す
る。すなわち、この場合、通話者Bの通話量のみを料金
計算部5Aで計算し、これに基づく課金ルールを適用し
ての通話料金の計算は料金計算部5Bで行なう。
【0070】したがって、前者(イ)の場合、通話者B
に対する固有の課金ルールを適用して課金するためには
被課金者変更制御装置3Aが当該課金ルールを認識して
いる必要がある。この場合の通話者Bに対する課金ルー
ルを決定するための課金データは、最初からメモリ6
Aに記憶させておく、 メモリ6Bに記憶しておき、
これを必要に応じ動作指示部4,4Aの制御によりメモ
リ6Aに読込んで利用する、メモリ6A,6Bを共通
のデータベースを構成する他のメモリで構成し、このメ
モリ中の課金データを適宜読出して利用する等、種々の
構成が考えられる。したがって、課金データを記憶して
いるメモリは、ハード的には既存のものを利用すること
も可能であり、またシステムの何れの部分に有していて
も良く、上記実施例におけるメモリ6A,6Bのような
構成に限定されるものでは勿論ない。
【0071】また、後者(ロ)の場合でもメモリ6A,
6Bを一個のデータベース化したメモリで構成すること
は勿論可能である。
【0072】本実施例の如く被課金者変更制御装置3
A,3B毎に対応させてメモリ6A,6Bを個別に設け
た場合、課金データの変更等に柔軟に対処し得る。
【0073】また、要求変更の受付を被課金者変更制御
装置3A又は3Bのいづれか一方に集中処理させる実施
例もある。すなわち、被課金者変更制御装置3Bで受信
する通話者Bからの変更要求信号及び承認信号、並びに
事前登録による自動変更要求を全て被課金者変更制御装
置3Aの課金先変更処理機能部4Aに転送し、ここで要
求内容の解析、認証処理、動作指示を一括して実行す
る。
【0074】通話者Bが情報提供センターであり提供情
報に対する料金を通話料金に含めて課金する通信サービ
スについては、通話量表X,Yに集計された通話量に対
して情報量課金単価が定まっている場合、料金計算部5
A又は5Bでその情報量課金ルールを適用して情報提供
料金を通話時区毎に計算し、指定された被課金者に対す
る課金額を集計して、当該の被課金者に対応するメモリ
6A又は6Bにその課金額を記録する。
【0075】情報提供料金を通常の通話料金とは区別し
て被課金者を変更する場合には、まず、その旨を通話者
が指示できるよう変更要求PB信号による番号体系に特
定番号を設け、変更要求解析部4.2で当該番号を解釈さ
せることとする。動作指示部4.4及び料金計算部5で
は、通常の通話料金と情報提供料金を区別して計測・集
計させる。例えば、j 番目の通話時区について、通話料
金は通話者Bが、情報提供料金は通話者Aがそれぞれ被
課金者となるよう変更要求信号により指定された場合に
は、動作指示部4.4は当該通話時区についてはカウンタ
5.1、5.2を制御して通話者A及びBの課金対象となる
通話量を計測させ、通話度数計算部5.3に指示してその
結果を通話量表X 及びYに記録させる。このとき、通話
量表X 内の値Tx(j)に対しては対応する情報量課金
ルールを適用すること、並びに、通話量表Y内の値Ty
(j)に対しては対応する通話料金の課金ルールを適用
することを通話量表X及びYの課金ルール識別子欄に記
録する。かくして適当な時点において、通話量表X及び
Yの情報をもとに課金額を集計する。
【0076】以上では、電話網に代表される回線交換網
を想定して実施例を述べたが、ATM技術を基盤とするB
−ISDNやパケット通信網に対しても、単一あるいは
複数の仮想回線接続を通話単位とし、通話時間内に課金
の基礎となる量(例えば、仮想回線接続継続時間、仮想
回線毎の転送情報量など)が計測可能であるならば、本
発明の課金先可変型交換システムを適用可能である。
【0077】さらに、3者以上を同時に接続する会議通
話等の多者間通信に対しても、本発明の課金先可変型交
換システムを適用して、通話中に被課金者を変更するこ
とが可能となる。ただし、通話者A,B間の通話分に対
して通話者Cが被課金者となる場合で、通話者A,Bが
それぞれ所属する交換網における固有の課金ルールを適
用するときには、通話者Cには通話者A又はBに対する
課金額を単純に振り替えることとなる。この場合、通話
者Cが所属する交換機に接続された被課金者変更制御装
置3において当該課金額を計算するためには、同装置3
に通話者A,Bがそれぞれ所属する交換網における固有
の課金ルールを事前に認識させておく必要がある。
【0078】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば次の効果を奏する。
【0079】(1) 通常の電話自動ダイヤル通話のよ
うに発信者課金サービスとして発呼した通話において、
通話者がその通話を切断し再発呼手続きを経ることな
く、必要により、発信者課金の通話に変更し、かつ、発
着信両側で双方の課金ルールの情報を保持することな
く、被課金者に対する課金ルールに従って正確に課金す
ることが可能となる。
【0080】(2) 着信課金サービスとして発呼した
通話においても、通話者がその通話を切断し再発呼手続
きを経ることなく、必要により、発信者課金の通話に変
更し、かつその被課金者に対する課金ルールに従って正
確に課金することが可能となる。
【0081】(3) 発信者課金又は着信者課金として
時間が経過している通話の一部又は全部について、被課
金者を変更し、変更後の被課金者に対する課金ルールに
従って正確に課金し直すことが可能となる。さらに、変
更後の被課金者の承認を得て当該通話部分について変更
前の通話料のまま、変更後の被課金者に振り替えること
が可能となる。
【0082】(4) 課金は発信側及び着信側で個別に
自己の側の通話者に課金される分のみをそれぞれ処理す
ることも、また何れかの側で一括して処理することも可
能になる。
【0083】(5) 硬貨あるいはカードを投入する課
金式電話機から発信者課金により通話中に、硬貨切れ等
となっても、通話中に被課金者を変更することで通話を
継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通話に対する被課金者の変更の態
様を概念的に示す説明図。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図。
【図3】被課金者変更要求信号の処理手順を示すフロー
チャート。
【図4】通話量表を概念的に示す説明図。
【符号の説明】
1A,1B 電話機 2A,2B 交換機 3A,3B 被課金者変更制御装置 4A,4B 課金先変更処理機能部 5A,5B 料金計算部 6A,6B メモリ 9 データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者が通信端末から指示した着信者選
    択番号をもとに、交換機を介して発信者と着信者とを通
    話回線を設定して接続し、その通話に対する料金を発信
    者又は着信者のいずれかに、発信者、着信者それぞれに
    共通若しくは固有の課金体系に従って課金する交換シス
    テムにおいて、 被課金者変更の指示を受けると、通話中のある指定され
    た変更時点から次に指定される変更時点までの通話料金
    を、変更直前には被課金者でなかった通話者を新たな被
    課金者として、当該被課金者に対する課金ルールに従っ
    て課金するよう、通話者の指示を受けて通話中に被課金
    者を変更する被課金者変更制御手段を具備することを特
    徴とする課金先可変型交換システム。
  2. 【請求項2】 発信者が通信端末から指示した着信者選
    択番号をもとに、交換機を介して発信者と着信者とを通
    話回線を設定して接続し、その通話に対する料金を発信
    者又は着信者のいずれかに、発信者、着信者それぞれに
    共通若しくは固有の課金体系に従って課金する交換シス
    テムにおいて、 発信側と着信側とに課金先変更処理機能部と、料金計算
    部とをそれぞれ有し、 課金先変更処理機能部は、被課金者の変更要求の内容を
    解析して相手側の課金変更処理機能部と信号の授受を行
    なうとともに、自己が被課金者であると指示された何れ
    か一方の料金計算部により通話量のカウントを行なうよ
    う制御する一方、 料金計算部は自己が被課金者となる場合の通話量をカウ
    ントするカウント手段を有するとともに、このカウント
    量と共通若しくは固有の課金ルールとを照合することに
    より通話料金を演算してそれぞれのメモリに記憶するよ
    うに構成したことを特徴とする課金先可変型交換システ
    ム。
  3. 【請求項3】 発信者が通信端末から指示した着信者選
    択番号をもとに、交換機を介して発信者と着信者とを通
    話回線を設定して接続し、その通話に対する料金を発信
    者又は着信者のいずれかに、発信者、着信者それぞれに
    共通若しくは固有の課金体系に従って課金する交換シス
    テムにおいて、 発信側と着信側とに課金先変更処理機能部と、料金計算
    部とをそれぞれ有し、 課金先変更処理機能部は、被課金者の変更要求の内容を
    解析して相手側の課金変更処理機能部と信号の授受を行
    なうとともに、何れか一方の料金計算部により発信側と
    着信側との両方の通話量のカウントを一括して行なわ
    せ、終話後に相手方の通話料金に関する情報を相手方に
    転送し、その課金先変更処理機能部及び料金計算部を介
    してそのメモリに記憶するように制御する一方、 料金計算部は自己が被課金者となる場合の通話量をカウ
    ントするカウント手段の他に、相手側が被課金者となる
    場合の通話量をカウントするカウント手段を有し、各カ
    ウント手段のカウント量と相互に共通若しくはそれぞれ
    固有の課金ルールとを照合することにより通話料金を演
    算して自己の通話料金に関する情報をメモリに記憶する
    とともに相手方の通話料金に関する情報を転送するよう
    に構成したことを特徴とする課金先可変型交換システ
    ム。
  4. 【請求項4】 発信者が通信端末から指示した着信者選
    択番号をもとに、交換機を介して発信者と着信者とを通
    話回線を設定して接続し、その通話に対する料金を発信
    者又は着信者のいずれかに、発信者、着信者それぞれに
    共通若しくは固有の課金体系に従って課金する交換シス
    テムにおいて、 発信側と着信側とに課金先変更処理機能部と、料金計算
    部とをそれぞれ有し、 課金先変更処理機能部は、被課金者の変更要求の内容を
    解析して相手側の課金変更処理機能部と信号の授受を行
    なうとともに、何れか一方の料金計算部により発信側と
    着信側との両方の通話量のカウントを一括して行なわ
    せ、終話後に相手方の通話量に関する情報を相手方に転
    送し、その課金先変更処理機能部及び料金計算部を介し
    てそのメモリに記憶するように制御する一方、 料金計算部は自己が被課金者となる場合の通話量をカウ
    ントするカウント手段の他に、相手側が被課金者となる
    場合の通話量をカウントするカウント手段を有し、自己
    が被課金者となる場合のカウント手段のカウント量と自
    己に固有の課金ルールとを照合することにより通話料金
    を演算してメモリに記憶するとともに、相手方が被課金
    者となる場合のカウント手段のカウント量に基づいて通
    話量を演算し、この通話量に関する情報を転送するよう
    に構成したことを特徴とする課金先可変型交換システ
    ム。
  5. 【請求項5】 発信側と着信側とに課金先変更処理機能
    部と、料金計算部とをそれぞれ有するとともに、被課金
    者の変更のタイミング等の内容が通信端末の情報ととも
    に予め登録されているデータベースを有し、通話に先立
    ち読出したこのデータベースに登録された変更要求に基
    づき被課金者の変更制御を行なう課金先変更処理機能部
    を有することを特徴とする[請求項2]〜[請求項4]
    に記載する課金先可変型交換システム。
  6. 【請求項6】 被課金者の変更要求信号を処理し、この
    変更要求が新たに被課金者となる者による要求でないこ
    とを検出した場合には、この変更要求があったことを相
    手側の課金先変更処理機能部を介して相手側の通信端末
    に伝え、被課金者変更に関して相手側の承諾を表わす信
    号を受信した後に被課金者の変更処理を行なう課金先変
    更処理機能部を有することを特徴とする[請求項2]〜
    [請求項4]に記載する課金先可変交換システム。
  7. 【請求項7】 被課金者の変更要求信号を処理し、この
    要求が自己を新たな被課金者とする要求であることを検
    出した場合には、この変更要求があったことを相手側の
    課金先変更処理機能部に伝えるとともに自己の料金計算
    部が通話量をカウントするよう制御する課金先変更処理
    機能部を有することを特徴とする[請求項2]〜[請求
    項4]に記載する課金先可変型交換システム。
  8. 【請求項8】 一方の通信端末は公衆電話等の課金式の
    通信端末であり、この通信端末側が被課金者である場合
    には、通話度数が更新される毎に課金パルスを送出する
    一方、この通信端末側が被課金者でなくなった場合に
    は、課金パルスの送出を停止する料金計算部を有するこ
    とを特徴とする[請求項5]及び[請求項6]に記載す
    る課金先可変型交換システム。
JP6056878A 1994-03-28 1994-03-28 課金先可変型交換システム Pending JPH07273910A (ja)

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