JP3294018B2 - 光検知器 - Google Patents

光検知器

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JP3294018B2
JP3294018B2 JP23592594A JP23592594A JP3294018B2 JP 3294018 B2 JP3294018 B2 JP 3294018B2 JP 23592594 A JP23592594 A JP 23592594A JP 23592594 A JP23592594 A JP 23592594A JP 3294018 B2 JP3294018 B2 JP 3294018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式のデジタル
複写機或いはレーザービームプリンタ等のレーザー書き
込み部の構成の改良に関する。
【0002】
【従来技術】図4に従来より用いられているレーザー書
き込み部の光学系の構成例を示す。符号1は光源である
半導体レーザー、2はアパーチャー、3はシリンドリカ
ルレンズ、4はポリゴンスキャナーユニット、5はfθ
レンズ、6は面倒れ補正用レンズ、7はミラー、8は感
光体ベルトであって、更に同期ミラー10a、10b、
同期シリンドリカルレンズ11a、11b、12a、1
2bは光検知器が備えられている。このように構成した
レーザー書き込み部では、半導体レーザー1からの発散
光束はコリメートレンズにより平行光束化され、次にア
パーチャー2により光束の大きさが制限される。該アパ
ーチャー2を出射した平行光束はシリンドリカルレンズ
3を透過することにより、その屈折力方向にのみ集束作
用を受け、ポリゴンスキャナーユニット4の回転多面鏡
により光束に偏向走査される。
【0003】該偏向光はfθレンズ5及び面倒れ補正レ
ンズ6からなる走査レンズにより感光体上に微少な光ス
ポットとして結合される。前記fθレンズ5は図5に示
すように、ポリゴンスキャナーユニット4の回転多面鏡
による等角走査を等速走査に変換する機能を有する。光
検知器12aはレーザー光路上の書き込み領域外の書き
込み開始側に配置され、主走査方向の書き込み開始位置
を決定するための同期信号を得るためのものであり、ま
た光検知器12bと共にレーザー光の走査速度を計測す
るのに使用する。同様に光検知器12bはレーザー光路
上の書き込み領域外の書き込み終了側に配置され、前記
光検知器12aと共にレーザー光の走査速度を計測する
のに用いられる。このようなレーザー書き込み方式では
書き込みクロック周波数と、レンズ光学系による主走査
速度により主走査方向の画素密度が決定され、正確な書
き込み密度を得ることは良好な画像品質を得るのに重要
な事項である。また複数の書き込み系によって複数色の
画像を重ね合わせて1つの画像を形成する装置において
は、各書き込み系の画素密度が異なると色ズレが生じる
ため、正確な書き込み密度は特に重要な事項である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
光学系では、各部材の熱変形によりレーザー光の主走査
速度は微妙に異なるのが実情であり、この温度による光
走査速度の変動に拘わらず、正確な書き込み密度を達成
するために、本願出願人はレーザー光の走査路上の画像
領域外の二点に光検知器を配置し、その検知タイミング
により二点間の主走査時間を計測し、該計測結果から必
要とする書き込みクロック周波数を補正する方式を提案
している。しかし、従来の二点間の主走査時間を計測す
る方式を用いたレーザー書き込み部における光検知器
は、図6に示すように二つの光検知器12a、12bを
ベース部材15上に取り付けただけであるため、ベース
部材の周囲の温度変化による熱変形で二つの光検知器間
の距離が変化してしまい、正確な走査時間を求めること
ができないという問題点があった。
【0005】即ち、図6において、2つの光検知器12
a、12bとベース部材15の締結位置をc1、c2と
すると、2つの光センサの検知位置距離Lssと、光検
知器とベース部材の締結位置間距離Lbとを同一と見な
し、ベース部材の熱膨張係数をα1として温度変化をΔ
Tとすると、温度変化によるLssの伸び(収縮)ΔL
ssは、 ΔLss=α1*ΔT*Lb となる。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述したような従来の問題点に
鑑みなされたものであって、温度変化により二つの光検
知器間の距離が変化し、正確な走査時間を求めることが
できないという不具合をなくすために、温度変化による
二つの光検知器間の距離の変動を極力なくし、正確な書
き込みクロック周波数に補正し、正確な主走査方向の書
き込み密度を得ることができるレーザー書き込み装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかるレーザー書き込み装置は、走査光路
上に配置された2つの光検知器によって光走査速度を計
測する光検知器であって、2つの光検知器のうち少なく
とも1つの光検知器が、ベース部材の熱膨張係数よりも
大きい熱膨張係数を有する中間部材を介して、ベース部
材と結合されており、光検知器と中間部材の締結位置
が、中間部材とベース部材の締結位置よりも他方の光検
出器側であることによりベース部材と中間部材の熱膨張
(収縮)が相殺され、結果的に二つの光検知器間の相対
距離が変動しないことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記手段により、温度変化が生じた場合に、ベ
ース部材の膨張(収縮)と中間部材の膨張(収縮)とが
逆方向に作用することにより、二つの光検知器間の距離
の変化を抑える。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明にかかるレーザ
ー書き込み装置を詳細に説明する。尚、本発明の主要な
点は従来技術の欄で説明したように、色ズレ等を生じさ
せないために正確な書き込み密度を得ることであり、そ
のためにレーザー光の走査路上の画像領域外の二点に光
検知器を配置し、その検知タイミングにより二点間の主
走査時間を計測し、該計測結果から必要とする書き込み
クロック周波数を補正する方式において、更なる書き込
み密度の精度を向上を図るものであるので、光検知器の
配置という点に焦点を当てて説明を行う。
【0010】図1は本発明にかかる光検知装置の構成を
示す図であって、該光検知装置は図3に示した光検出器
部分のみを抽出して説明するための図である。同図にお
いて21は熱膨張係数がα1であるベース部材、23a
及びbは熱膨張係数がα2である中間部材、25a、b
は光検知器である。前記ベース部材21の熱膨張係数α
1と前記中間部材23a、bの熱膨張係数α2との関係
は、α1<α2の関係を有し、更に光検知器25a、b
が中間部材23a、bに締結されている位置をb1、b
2とし、該中間部材23a、bは光検知器25a、bの
締結位置b1、b2より水平方向に外側の位置a1、a
2においてベース部材21に締結している。
【0011】このように構成した光検知装置において、
中間部材23a、bがベース部材21に締結されている
位置a1とa2との間の距離をLb、光検知器25a、
bが中間部材に締結されている位置b1とb2との間の
距離をLssとし、更にa1とb1との距離をLm1、
a2とb2との距離をLm2とする。温度変化を△Tと
すると、その温度変化によるLssの伸び或いは収縮△
Lssは次式で表すことができる。 △Lss=α1*△T*Lb−α2*△T*(Lm1+Lm2)・・・(1) 即ち、温度変化が生じた場合であっても、光検知器25
a、b間の距離が不変であれば、正確な走査時間を求め
た上で、書き込みクロック周波数に補正し、正確な主走
査方向の書き込み密度を得ることができるので、前記L
ssの伸び或いは収縮である△Lssが0となるような
関係とすればよい。
【0012】 α1*Lb=α2*(Lm1+Lm2)・・・(2) したがって、上記(2)式の関係を保つように、ベース
部材21の熱膨張係数α1、中間部材23a、bの熱膨
張係数α2、中間部材23a、bのベース部材21に対
する締結位置、光検知器25a、bの中間部材23a、
bに対する締結位置を設定することにより温度が変動し
ても光検知器25a、b間の距離は不変となる。
【0013】図2は本発明にかかる光検知装置の他の実
施例を示す図であって、前記図1に示した実施例と比較
して、一方の光検知器を中間部材を介すことなくベース
部材に直接取り付けている。この実施例において、光検
知器25bと中間部材23bとの締結位置をb2、該中
間部材23bとベース部材21との締結位置をa2、ベ
ース部材21と光検知器25aとの締結位置をc1と
し、c1とa2との間の距離をLb、a2とb2との間
の距離をLm2、2つの光検知期間の距離をLssとす
る。温度変化を△Tとすると、その温度変化によるLs
sの伸び或いは収縮△Lssは次式で表すことができ
る。 △Lss=α1*△T*Lb−α2*△T*Lm2・・・(3) 即ち、温度変化が生じた場合であっても、光検知器25
a、b間の距離が不変であれば、正確な走査時間を求め
た上で、書き込みクロック周波数に補正し、正確な主走
査方向の書き込み密度を得ることができるので、前記L
ssの伸び或いは収縮である△Lssが0となるような
関係とすればよい。 α1*△T*Lb=α2*△T*Lm2・・・(4) α1*Lb=α2*Lm2・・・(5) したがって、上記(5)式の関係を保つように、ベース
部材21の熱膨張係数α1、中間部材23bの熱膨張係
数α2、光検知器25bの中間部材23bに対する締結
位置(b2)と該中間部材23bのベース部材21に対
する締結位置(a2)との距離Lm2、中間部材23b
のベース部材21に対する締結位置(a2)と光検知器
25aのベース部材21に対する締結位置(c1)との
距離Lbとを設定することにより温度が変動しても光検
知器25a、b間の距離は不変となる。
【0014】図3は本発明にかかる光検知装置の他の実
施例を示す図であって、ベース部材が一体でなく、ベー
ス部材21a上にベース部材21b、cとが配置され、
更にベース部材21b、c上に中間部材23a、bを締
結し、該中間部材23a、b上にそれぞれ光検知器25
a、bを締結したものであり、この実施例においても中
間部材23a、bを配置することによって温度変化によ
る2つの光検知器25a、b間の距離の変動を抑えるこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、温度変
化による2つの光検知期間の距離変動をなくすか若しく
は低減することにより、正確な走査速度を検出し、書き
込みクロック周波数を補正することができるので、正確
な主走査方向の書き込み密度を得ることができ、色ズレ
等の不具合をなくす上で優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光検知装置の構成を示す図。
【図2】本発明にかかる光検知装置の他の実施例の構成
を示す図。
【図3】本発明にかかる光検知装置の他の実施例の構成
を示す図。
【図4】従来より用いられているレーザー書き込み部の
光学系の構成例を示す図。
【図5】fθレンズの機能を説明するための図。
【図6】従来用いられていたレーザー書き込み部におけ
る光検知装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1・・・半導体レーザー、 2・・・アパーチャー、
3・・・シリンドリカルレンズ、 4・・・ポリゴン
スキャナーユニット、5・・・fθレンズ、6・・・面
倒れ補正用レンズ、7・・・ミラー、 8・・・感光
体ベルト、10a、10b、・・・同期ミラー、11
a、11b、・・・同期シリンドリカルレンズ、12
a、b、25a、b・・・光検知器、21a、b、c・
・・ベース部材、23a、b・・・中間部材、a1、a
2、b1、b2、c1・・・締結位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光路上に配置された2つの光検知器
    によって光走査速度を計測する光検知器であって、 2つの光検知器のうち少なくとも1つの光検知器が、ベ
    ース部材の熱膨張係数よりも大きい熱膨張係数を有する
    中間部材を介して、ベース部材と結合されており、 光検知器と中間部材の締結位置が、中間部材とベース部
    材の締結位置よりも他方の光検出器側であることを特徴
    とした光検知器。
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