JP3294008B2 - プリンタ及びその印字方法 - Google Patents

プリンタ及びその印字方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅行代理店などで発行
されるクーポン券、航空券などの座席予約券を発行する
発券装置内で使用され、券に印字を行うプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、旅行代理店などで発行されるクー
ポン券、航空券などの座席予約券を発行する発券装置内
で使用され、券に印字を行うプリンタには、印字幅全体
に発熱体を並べたラインサーマルヘッドを媒体の給送に
合わせて駆動し、印字を行うものがある。
【0003】このようなプリンタに使用されるラインサ
ーマルヘッドは、昭和60年7月1日、株式会社トリケ
ップス発行の「プリンタ設計」、第271頁〜第285
頁にその技術が開示されている。このラインサーマルヘ
ッドの構成について説明する。図10は従来のラインサ
ーマルヘッドの構成を示す説明図である。
【0004】図10において、ラインサーマルヘッド
は、印字幅全体に発熱体1を並べて構成される。図示せ
ぬ制御部は、シフトレジスタ3へクロックaに同期して
1ライン分のデータbを転送する。データbを転送し終
わると、ラッチ信号cを出してシフトレジスタ3のデー
タbをラッチする。ここでストローブ信号dを出すと、
ストローブ信号dを出している時間だけ、ラッチしたデ
ータの“1”に相当する発熱体1に通電される。通電さ
れた発熱体1は、発熱して図示せぬインクリボンを介し
て媒体にドットを形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタにあっ
ては、数十枚に及ぶ複数の媒体の同じ位置に、一度に同
じ図柄や文字を印字する、または罫線を引くなどの場
合、特定の発熱体のみに集中して多量のエネルギーが印
加されるので、それらの発熱体のみが早く劣化してドッ
トの品質が低下し、その他の発熱体がまだ劣化していな
くてもラインサーマルヘッド全体を交換しなくてはなら
なくなって、ラインサーマルヘッドの寿命が短くなって
しまうという問題点があった。
【0006】なお、ライン型ワイヤドット印字ヘッドに
おいても、同じように特定のワイヤのみが集中して駆動
され、その先端が他のワイヤに比べて早く摩耗してしま
うので、ライン型ワイヤドット印字ヘッドの寿命が短く
なってしまうという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のプリンタにおいては、媒体の印字幅に相当
する印字素子以上の個数の印字素子をライン型印字ヘッ
ドに設け、媒体を所定枚印字する毎に、印字幅に相当す
印字素子の個数と有効データ幅に相当する印字素子の
個数との差であるずらし可能個数内で、所定個ずつずら
してライン型印字ヘッドを駆動する制御部を設けた。
【0008】
【作用】上記のように構成されたプリンタのラインサー
マルヘッドに対向する位置に媒体が給送されると、制御
部が印字データと媒体の給送とに合わせて所定の印字素
子を駆動して印字を行い、次の媒体が給送されると、媒
体の印字幅に相当する印字素子の個数と有効データ幅に
相当する印字素子の個数との差であるずらし可能個数内
であれば、前の媒体に印字をする際に駆動した印字素子
を所定個ずつずらして駆動して印字を行う。
【0009】
【実施例】本発明の第一実施例について図面を参照しな
がら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符
号を付す。図1は本発明の第一実施例を示すブロック
図、図2は第一実施例の発券プリンタを示す概略説明
図、図3は第一実施例の印字部を示す斜視図である。
【0010】図2において、発券プリンタ11は、券紙
に印字をして座席指定券、航空券などとして発行するも
のである。発券プリンタ11内の券紙カセット12、1
3、14には、それぞれ違う種類の媒体である券紙2が
150枚ずつ収容可能である。券紙カセット12、1
3、14の券紙繰出口付近には、繰出ローラ15、分離
ローラ16と、これらのローラを駆動するモータ17が
設けられている。
【0011】複数の搬送ガイド18と搬送ローラ19と
で構成され、券紙排出部20に通じる搬送路21には、
磁気読取書込ヘッド22と印字部23とが備えられてい
る。磁気読取書込ヘッド22は、券紙2の表面、または
裏面に設けられた磁気ストライプ内の磁気データの読取
り、書込みを行う。印字部23は、ラインサーマルヘッ
ド24、プラテン25、インクリボンカートリッジ26
で構成される。
【0012】券紙2に印字を行う際は、繰出ローラ15
を矢印A方向に回転して券紙2を繰出し、分離ローラ1
6によって一枚に分離して搬送路21を搬送する。ま
た、磁気読取り書込ヘッド22により、例えば座席指定
券であれば日付、区間、座席番号などのデータを券紙2
の磁気ストライプ内に書き込む。
【0013】搬送ローラ19により、券紙2を印字部2
3まで搬送する。ここで、図3に示すように、券紙2を
矢印B方向に搬送しながらラインサーマルヘッド24の
図示せぬ発熱体を発熱させる。この熱によりインクリボ
ン27を介して券紙2上にドットが形成され、印字が行
われる。なお、図3においては、インクリボンカートリ
ッジ26とインクリボン27とは省略してある。印字が
終了した券紙2は、券紙排出部20に排出される。
【0014】図1において、発券プリンタ11の制御部
28は、上位インタフェース部29を介して中央のホス
ト30と接続されている。また、制御部28には、操作
部31、電源装置32、スタッカ部33、印字部23、
磁気記録部34、ホッパ部35が接続されている。制御
部28内には、設定部36、比較器37、カウンタ38
が設けられている。
【0015】上述したような第一実施例の発券プリンタ
11は、券紙2をラインサーマルヘッド24で一枚印字
する毎に、券紙2の印字幅に相当する発熱体の個数と有
効データ幅に相当する発熱体の個数との差であるずらし
可能個数内で、通電する発熱体を一個ずつずらして発熱
させるものである。
【0016】以下に第一実施例における発券プリンタ
の印字動作について説明する。図4は第一実施例のラ
インサーマルヘッドを示す説明図、図5は第一実施例の
ラインサーマルヘッドの発熱状態を示す説明図、図6は
第一実施例のサーマルヘッドのデータ転送を示す説明
図、図7は有効データ幅の位置設定動作を示すフローチ
ャートである。
【0017】図4において、ラインサーマルヘッド24
の発熱体1は、ラインサーマルヘッド24の幅L4にわ
たって、100個一列に並べられている。また、券紙2
の点線で示す印字エリア39の印字幅L1に対向する発
熱体1の個数を80個、その両側のダミー幅L2をそれ
ぞれ10個とする。なお、印字エリア39は、券紙2上
で許される印字可能領域である。
【0018】また、実際に印字ドットパターンが存在す
る幅を有効データ幅L3とする。ここで、この印字幅L
1に相当する発熱体1の個数と有効データ幅L3に相当
する発熱体1の個数との差をずらし可能個数N=30と
する。このずらし可能個数N=30は、あらかじめ図1
中の制御部28の設定部36に設定しておく。
【0019】図7において、上述したような有効データ
幅L3の位置を設定する際には、まずステップ1でずら
し可能個数Nを算出する。このとき、N=L1−L3+
1で算出される。つまり、有効データ幅L3を1ドット
ずつずらしていく場合、印字幅L1内においては、有効
データ幅L3の位置をN通りに設定することが可能とな
る。ステップ2でずらし可能個数Nを設定部36に記憶
する。また、ステップ3でずらし個数n=1を初期値と
してカウンタ38に記憶する。
【0020】次に、ステップ4で有効データ幅L3内の
印字位置pを算出する。このとき、p=L2+nで算出
される。ステップ5で、p番目のドットが有効データ幅
L3の左端に位置するように印字を行う。印字終了後、
ステップ6で全ての印字が終了したか否かを判定する。
継続して印字をする場合は、ステップ7でカウンタ38
のずらし個数nをカウントアップする。
【0021】また、ステップ8で比較器37によりカウ
ンタ38のずらし個数nと設定部36のずらし可能個数
Nとを比較する。n<Nであればステップ4で再び有効
データ幅L3内の印字位置pを算出し、印字を行う。n
=Nであれば、ステップ9でカウンタ38のずらし個数
nをn=1に再設定し、次にステップ4で有効データ幅
L3内の印字位置pを算出し、印字を行う。
【0022】通常、券紙2に印字を行う際は、図3に示
すように罫線と文字とを一緒に印字するが、ここでは券
紙2のほぼ中央に罫線を一本引く場合を例に挙げて説明
する。図5(a)において、一枚目の券紙2に印字をす
る場合、有効データ幅L3を印字幅L1の左端に位置さ
せ、有効データ幅L3のほぼ中央に位置する左から25
番目の発熱体1aを発熱させる。この有効データ幅L3
の左から25番目の発熱体1aは、左側のダミー幅L2
分の発熱体1が10個あるので、ラインサーマルヘッド
11全体としては左から35番目にあたる。
【0023】図6(a)において、ラインサーマルヘッ
24のどの発熱体1に通電して発熱させるかは、図1
中の制御部28が、従来の技術で説明した図9中のシフ
トレジスタ3へクロックaと同期して転送するデータb
の位置によって決まる。つまり、100発のクロックa
の立上がりエッジに同期して100個のデータbをシフ
トレジスタ3へ転送するが、このとき35番目のデータ
を“1”にすると、サーマルヘッド24全体の左から3
5番目の発熱体1aに通電される。
【0024】券紙2の搬送に合わせて発熱体1aを発熱
させることにより、1枚目の券紙2の図5(a)に示す
位置に罫線が引かれる。1枚目の券紙2の印字が終了す
ると、図1中の制御部28のカウンタ38がそれをカウ
ントする。2枚目の券紙2が搬送されると、制御部28
は、36番目のデータbを“1”にして、サーマルへッ
24全体の左から36番目の発熱体1に通電される。
【0025】このサーマルへッド24全体の左から36
番目の発熱体1は、有効データ幅L3としては、左から
25番目に相当する。このように、券紙2を一枚印字す
る毎に、カウンタ38でカウントしながら一個ずつ発熱
体をずらして発熱させ、印字を行う。
【0026】30枚目の券紙2に印字をする場合は、図
6(b)に示すように65番目のデータbを“1”にす
ると、図6(b)に示すサーマルへッド24全体の左か
ら65番目、有効データ幅L3としては左から25番目
の発熱体1bに通電される。券紙2の搬送に合わせて発
熱体1bを発熱させることにより、30枚目の券紙2の
図5(a)に示す位置に罫線が引かれる。このとき有効
データ幅L3は、印字幅L1の右端に位置している。
【0027】30枚目の券紙2の印字が終了すると、図
1中の制御部28のカウンタ38がそれをカウントす
る。比較器37は、カウンタ38がカウントする発熱体
1のずれ個数nとあらかじめ設定部36に設定されたず
らし可能個数N=30とを比較し、このときn=N=3
0になったと判定する。これにより制御部28は、次の
券紙2から再び左から25番目の発熱体1aを発熱さ
せ、同じようにずらしながら印字を行う。
【0028】このように、券紙をラインサーマルヘッド
で一枚印字する毎に、券紙の印字幅に相当する発熱体の
個数と有効データ幅に相当する発熱体の個数との差であ
るずらし可能個数内で、通電する発熱体を一個ずつずら
して発熱させることにより、それぞれの発熱体に印加さ
れるエネルギーをほぼ均一にすることができるので、特
定の発熱体のみが早く劣化することを防止してラインサ
ーマルヘッドの寿命を長くすることが可能となる。
【0029】本発明の第二実施例について図面を参照し
ながら説明する。図8は本発明の第二実施例を示す斜視
図である。図8において、ラインサーマルヘッド24の
側部には、スクリューナット41が固着されている。こ
のスクリューナット41には、スクリューシャフト42
が取り付けられている。
【0030】スクリューシャフト42は、その一端がモ
ータ43に連結されており、モータ43の駆動によって
矢印C−C´方向に回転する。また、ラインサーマルヘ
ッド24は、スクリューシャフト42の回転に伴って矢
印D−D´方向に移動する。第二実施例の発券プリンタ
11のその他の構成要素と印字動作については、第一実
施例と同様であるので、説明は省略する。
【0031】上述したような第二実施例の発券プリンタ
11において、券紙2に印字をする際は、第一実施例と
同様に、券紙2をラインサーマルヘッド24で一枚印字
する毎に、券紙2の印字幅に相当する発熱体の個数と有
効データ幅に相当する発熱体の個数との差であるずらし
可能個数内で、通電する発熱体を一個ずつずらして発熱
させる。このとき、発熱体をずらした分、モータ43を
駆動してラインサーマルヘッド24を逆方向に移動し、
印字を行う。
【0032】例えば、券紙2を一枚印字する毎に発熱さ
せる発熱体を矢印D方向へ一個ずつずらしていくとする
と、モータ43は、スクリューシャフト42を矢印C方
向に回転して、ラインサーマルヘッド24を矢印D´方
向に移動する。逆に、券紙2を一枚印字する毎に発熱さ
せる発熱体を矢印D´方向へ一個ずつずらしていくとす
ると、モータ43は、スクリューシャフト42を矢印C
´方向に回転して、ラインサーマルヘッド24を矢印D
方向に移動する。
【0033】このように、発熱体をずらした分、ライン
サーマルヘッドを逆方向に移動して印字を行うことによ
り、全ての券紙に対する印字位置を統一することが可能
となり、発行する券の品質が向上する。
【0034】本発明の第三実施例について図面を参照し
ながら説明する。図9は本発明の第三実施例を示す説明
図である。図9において、搬送ローラ51、52を支持
するシャフト53は、搬送方向に垂直な方向に対して2
°傾いて図示せぬ筐体に取り付けられている。このシャ
フト53が傾いた側には、移動自在の搬送ガイド54が
設けられている。搬送ガイド54には、スクリューナッ
ト55が固着されている。このスクリューナット55に
は、スクリューシャフト56が取り付けられている。
【0035】スクリューシャフト56は、その一端がモ
ータ57に連結されており、モータ57の駆動によって
矢印E−E´方向に回転する。また、搬送ガイド54
は、スクリューシャフト42の回転に伴って矢印F−F
´方向に移動する。矢印G方向へ搬送されてきた券紙2
は、搬送ローラ51、52によって、矢印G方向に対し
て2°傾いた矢印H方向に方向付けされて搬送ガイド5
4に突き当たる。
【0036】搬送ガイド54に突き当たった券紙2は、
再び矢印G方向に修正されてラインサーマルヘッド24
へ搬送される。つまり、搬送ガイド54を移動すること
により、券紙2の搬送位置が決められる。第三実施例の
発券プリンタ11のその他の構成要素と印字動作につい
ては、第一実施例と第二実施例と同様であるので、説明
は省略する。
【0037】上述したような第三実施例の発券プリンタ
11において、券紙2に印字をする際は、第一実施例と
同様に、券紙2をラインサーマルヘッド24で一枚印字
する毎に、券紙2の印字幅に相当する発熱体の個数と有
効データ幅に相当する発熱体の個数との差であるずらし
可能個数内で、通電する発熱体を一個ずつずらして発熱
させる。このとき、発熱体をずらした分、モータ57を
駆動して搬送ガイド54を同方向に移動し、印字を行
う。
【0038】例えば、券紙2を一枚印字する毎に発熱さ
せる発熱体を矢印F方向へ一個ずつずらしていくとする
と、モータ57は、スクリューシャフト56を矢印E´
方向に回転して、ラインサーマルヘッド24を矢印F方
向に移動する。逆に、券紙2を一枚印字する毎に発熱さ
せる発熱体を矢印F´方向へ一個ずつずらしていくとす
ると、モータ57は、スクリューシャフト56を矢印E
方向に回転して、ラインサーマルヘッド24を矢印F´
方向に移動する。
【0039】このように、発熱体をずらした分、搬送ガ
イドを同方向に移動して券紙の印字位置を決めて印字を
行うことにより、全ての券紙に対する印字位置を統一す
ることが可能となり、発行する券の品質が向上する。
【0040】なお、本実施例においては、ライン型印字
ヘッドとしてラインサーマルヘッドを用いて説明した。
このラインサーマルヘッドを使用することにより、高速
印字、および小電力駆動が可能となり、印字品質が良く
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0042】すなわち、媒体の印字幅に相当する印字素
子以上の個数の印字素子をライン型印字ヘッドに設け、
媒体を所定枚印字する毎に、印字素子の個数と有効デー
タ幅に相当する印字素子の個数との差であるずらし可能
個数内で、所定個ずつずらしてライン型印字ヘッドを駆
動する制御部を設けたことにより、それぞれの発熱体に
印加されるエネルギーをほぼ均一にすることができるの
で、特定の発熱体のみが早く劣化することを防止してラ
インサーマルヘッドの寿命を長くすることが可能とな
る。また、媒体毎に印字内容が異なる場合でも、最適な
ずらし可能個数を算出して設定するので、印字内容の切
り替わりの際に人手によりずらし可能個数を再設定する
必要がなく、印字の自動化に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すブロック図である。
【図2】第一実施例の発券プリンタを示す概略説明図で
ある。
【図3】第一実施例の印字部を示す斜視図である。
【図4】第一実施例のラインサーマルヘッドを示す説明
図である。
【図5】第一実施例のラインサーマルヘッドの発熱状態
を示す説明図である。
【図6】第一実施例のラインサーマルヘッドのデータ転
送を示す説明図である。
【図7】有効データ幅の位置設定動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第二実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第三実施例を示す説明図である。
【図10】従来のラインサーマルヘッドの構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 発熱体 2 券紙 11 発券プリンタ 24 ラインサーマルヘッド 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−155794(JP,A) 特開 昭57−135176(JP,A) 特開 昭59−223072(JP,A) 特開 昭57−142373(JP,A) 特開 昭63−176160(JP,A) 特開 昭59−220374(JP,A) 特開 昭58−160170(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/355

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字幅全体に印字素子を並べたライン型
    印字ヘッドを媒体の給送に合わせて駆動するプリンタに
    おいて、 上記媒体の印字幅に相当する印字素子以上の個数の印字
    素子を上記ライン型印字ヘッドに設け、 媒体を所定枚印字する毎に、印字幅と有効データ幅の差
    から算出したずらし可能個数内で、印字データ全体を媒
    体の印字幅で副走査方向に所定個ずつずらしてライン型
    印字ヘッドを駆動する制御部を設けたことを特徴とする
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 上記ライン型印字ヘッドは、サーマルヘ
    ッドである請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記駆動する印字素子をずらした分、上
    記ライン型印字ヘッドを逆方向に移動する移動手段を設
    けた請求項1または請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記媒体を突き当てて、上記駆動する印
    字素子をずらした分、上記ライン型印字ヘッドに対する
    媒体の搬送位置を同方向にずらす、移動可能のガイド部
    材を設けた請求項1または請求項2記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 印字幅内でずらすことの可能な印字素子
    のずらし可能個数を印字幅と有効データ幅の差から算出
    し、 上記ずらし可能個数を設定部に記憶し、 券紙に印字する毎にずらした上記印字素子の個数をカウ
    ンタでカウントし、 上記ずらし個数とずらし可能個数とを比較器で比較し、 ずらし個数とずらし可能個数とが一致すると、カウンタ
    の初期値を1にして再び印字素子をずらしながら印字を
    行うことを特徴とするプリンタの印字方法。
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