JP3293590B2 - 高電圧駆動ブラシレスモータ - Google Patents

高電圧駆動ブラシレスモータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高電圧駆動ブラシ
レスモータに関するものであり、特に商用電源を整流し
た高電圧により直接駆動するブラシレスモータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータには、特開昭6
2−185584号公報に示された技術などがある。第
6図は従来のブラシレスモータの回路構成を示す回路図
である。図において1は直流電源で駆動するブラシレス
型のモータ、2はモータ1のロータのマグネット位置を
検出するホール素子などからなる検出器、3は交流電
源、4は交流を直流に整流する整流回路、5は整流後の
直流を平滑化するコンデンサ、19はモータ1の駆動を
直接制御するモータドライブ回路である。41は交流電
源3を低電圧の交流に変換する変圧器、42はその低電
圧の交流を直流に整流する整流回路、43は整流後の直
流を平滑化するコンデンサ、44は出力電圧を安定化す
る3端子レギュレータ、45はプリドライブ回路として
機能する制御ICであり、通常、30V以下の低電圧で
作動する。そしてこの制御IC45によりモータドライ
ブ回路19を駆動する。上記のような構成の従来のブラ
シレスモータでは、AC100VあるいはAC200V
の交流を直流に変換し、モータドライブ回路19に印加
するとともに、このモータドライブ回路19の駆動を直
流の低電圧電源で作動する制御IC45で適宜制御する
ことにより、モータ1の回転を可変速制御している。そ
してこのモータ1の回転数の制御は、制御IC45の外
部からの速度指令などにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のブ
ラシレスモータでは、制御IC45用の低電圧電源、1
2Vあるいは24V等が必要であり、この低電圧電源を
生成するために変圧器41を使用した特別の回路を必要
としていた。従って、回路構成が複雑であり、装置全体
が大型化せざるをえなかった。又変圧器41を使用する
ことなく、電圧降下による低電圧化も可能ではあるが、
例えば、DC280Vの高電圧からDC12Vの低電圧
を生成する場合には、抵抗で消費される電力が大きすぎ
て発熱による過熱の問題や、あるいは許容損失に耐え得
る抵抗を選定する必要性から、やはり装置全体の小型化
は困難であった。さらに、上記のような従来のブラシレ
スモータでは、印加電圧の変動により回転数が変化し、
負荷の変動によっても回転数が変化していた。そこでモ
ータ1の回転数を安定させるために、通常、定速制御が
行われていた。そしてこの定速制御を行うための速度制
御回路を有していた。また用途によってはモータ1の回
転数を任意に制御する必要があり、この速度制御を行う
ために上記速度制御回路とは別の速度制御回路を有して
いた。従って、回路構成が複雑であった。そこで、この
発明は回路構成および配線が簡素化でき、装置全体を小
型化できるとともに、安定した速度制御が出来る高電圧
駆動ブラシレスモータの提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に関る高電圧駆
動ブラシレスモータは、電源から供給される直流高電圧
によりブラシレスモータを可変速制御するモータドライ
ブ回路と、ブラシレスモータ側に設けられ直流高電圧を
変圧器を使用することなく所定の直流低電圧に制御する
自己電源制御チョッパ回路と、ブラシレスモータの回転
速度を検出して速度パルスを生成しモータドライブ回路
を駆動するプリドライブ出力を速度指令電圧によりPW
M制御するプリドライブ回路と、を備え、この直流低電
圧より速度パルスおよび速度指令電圧を生成し、ブラシ
レスモータを可変速駆動するものである。
【0005】更に、チョッパ回路で作られた直流低電圧
をコントロール側の電源に使用するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1. この発明の高電圧駆動ブラシレスモータにおいては、モ
ータ側に内蔵したチョッパ回路14が低電圧電源として
作用し、変圧器を使用することなく直流高電圧を直流低
電圧に変換する。そして、同じくモータ側に内蔵したプ
リドライブ回路が、このチョッパ回路14を制御して自
己電源とし、モータの回転速度を検出して速度パルスを
生成し、この速度パルスおよびチョッパ回路の出力電圧
に応じてモータ制御回路7で生成した速度指令電圧11
によりモータドライブ回路19をPWM制御して、モー
タの回転を適宜制御するから、プリドライブ回路作動用
の特別な低電圧電源回路または複数の電源を必要とせ
ず、回路構成が小型で簡単になるとともに、電源の電圧
変動及び負荷変動による回転変動を抑制できる。
【0007】図1はこの発明の一実施の形態の例である
高電圧駆動ブラシレスモータの制御回路を示す回路図で
ある。図において、1は各種の制御機構が内蔵され、三
相コイル構造のステータを有する直流ブラシレス型のモ
ータ、3はAC100VあるいはAC200Vの交流電
源、4は前記交流を直流DC130V−DC300Vに
整流する整流回路、5は整流後の直流を平滑化するコン
デンサ、6はモータ1の回転速度を制御する速度指令電
圧を生成する速度指令発生回路、7はモータ1の駆動源
として作動するモータ制御回路、8はモータ1に入力さ
れる直流高電圧である入力電圧、9は接地、10はモー
タ1から出力される直流低電圧である出力電圧、11は
モータ1の回転速度制御用の速度指令電圧、12はモー
タ1の回転速度に応じて生成される速度パルス、13は
モータ制御回路7から速度指令発生回路6に出力される
速度指令出力である。
【0008】この構成の高電圧駆動ブラシレスモータは
モータ側とコントロール側とに別れており、モータ1内
に図示していない低電圧電源が内蔵されている。そして
単一の高電圧で駆動する。すなわちこのモータ1は交流
電源3を整流回路4とコンデンサ5で整流した直流高電
圧電源のみで駆動する。DC130VからDC300V
の入力電圧8が入力されることにより、モータ1は低電
圧12Vを生成し、これを出力電圧10として出力する
とともに、この低電圧を自己電源としてモータ1内部の
モータ駆動用の制御機構(図示せず)を作動させる。又
このモータ1からの出力電圧10によりモータ制御回路
7も駆動し、速度指令発生回路6を制御してモータに速
度指令電圧11を与える。そして、この速度指令電圧1
1に応じた一定の回転数でモータ1は回転する。なお、
速度パルス12はコントロール側での精度を出すために
使用することを目的として設けられた速度検出用のパル
ス(エンコーダ出力)である。
【0009】続いて、この高電圧駆動ブラシレスモータ
をモータ側とコントロール側に分けて説明をする。まず
モータ側についてのべる。図2はこの発明の一実施の形
態の例である高電圧駆動ブラシレスモータの内部の回路
構成を示す回路図である。図中、図1と同一符号および
同一記号は、同一又は相当する構成部分を示す。図にお
いて2はホール素子2a、2b、2cなどからなる検出
器であり、この検出器2によりモータ1のロータのマグ
ネット位置を検出する。14は入力電圧8の直流高電圧
を変圧器を使用することなく直流低電圧に変換するチョ
ッパ回路、15は所定の周期でスイッチングを行うこと
により高電圧を所定の低電圧に落とすスイッチング回
路、16はエネルギー貯留用のコイル、17は還流用の
ダイオード、18は低電圧の直流を平滑化するコンデン
サであり、チョッパ回路14は上記のスイッチング回路
15と、コイル16と、ダイオード17と、およびコン
デンサ18とで構成されている。19a、19b、19
cはモータ1の駆動を直接制御するモータドライブ回路
である。20はモータドライブ回路19を駆動するプリ
ドライブ回路として機能するICである。
【0010】21はチョッパ回路14の制御手段として
機能する自己電源制御回路であり、具体的には、過電圧
保護回路、起動基準電圧回路、不足電圧保護回路、エラ
ーアンプ回路、およびチョッパ用PWM回路などにより
構成されている。これらの各回路は次のように動作す
る。過電圧保護回路はIC20の印加電圧Voutが所
定の電圧以上になったときに、スイッチング回路15へ
非同期でオフ指令を出す。起動基準電圧回路はIC20
の印加電圧が所定の電圧よりも低いときにスイッチング
回路15にオン指令を出す。エラーアンプ回路はIC2
0の印加電圧を所定の電圧を中心にして変動分を増幅し
てチョッパ用PWM回路用の比較電圧とする。チョッパ
用PWM回路は台形波とエラーアンプ回路の出力を各々
比較し、スイッチング回路15用のオン/オフ指令を生
成する。
【0011】22はホール入力回路であり、ホール素子
2a、2b、2cからの出力を差動で入力し、方形波に
変換する。23は3相全波ロジック回路であり、3相の
ホール入力回路22から得たロータのマグネット位置に
応じてプリドライブ上側出力回路27およびプリドライ
ブ下側出力回路28を制御して、出力段をオン/オフさ
せることによりモータ1を所望の回転方向に駆動する。
24はPWM制御回路で有り、3相全波ロジック回路2
3の出力と速度制御回路25の出力とでPWM制御信号
を生成し、プリドライブ下側出力回路28をPWM制御
をする。25は外部からの速度指令によりモータ1の回
転数を適宜制御する速度制御回路であり、具体的にはF
/Vパルス発生回路、制御アンプ回路、およびIC20
の外部に位置する抵抗およびコンデンサにより構成され
ている。F/Vパルス発生回路は3相全波ロジック回路
23からの出力段の切り替えタイミングに対応して一定
幅のパルスを発生させる。制御アンプ回路は一般的なオ
ペアンプで構成されており、非反転入力に速度指令コン
トロールを、そして反転入力にF/Vパルス発生回路か
らの出力を各々入力し、IC20の外部に位置する抵抗
およびコンデンサとで速度ループを構成する。26は検
出器2で検出したモータ1の回転数に応じて所定のパル
スを生成する速度パルス生成回路、27はプリドライブ
上側出力回路、28はプリドライブ下側出力回路であ
り、このプリドライブ上側出力回路27およびプリドラ
イブ下側出力回路28はモータドライブ回路19a、1
9b、19cを駆動する。
【0012】なおこのIC20のロジック部はIIL
(Integrated Injection Log
ic)で構成しリニア部はバイポーラ・プロセスで構成
されている。そしてこの高電圧駆動ブラシレスモータの
モータ側のモータ1を可変速制御するモータドライブ回
路19と直流高電圧を直流低電圧に変換するチョッパ回
路14とを高電圧回路で構成し、チョッパ回路14およ
びモータドライブ回路19を制御するプリドライブ回路
をIC化して低電圧回路で構成している。
【0013】ここで、モータ1に内蔵されているチョッ
パ回路14およびプリドライブ回路の動作について説明
する。チョッパ回路14はIC20内の自己電源制御回
路21とで低電源電圧装置として機能する。すなわちス
イッチング回路15に直流高電圧が印加されることによ
りスイッチング回路15はオン状態となり、所定の電圧
がコイル16とコンデンサ18との接続点から出力され
る。この電位が所定の電位以上になると自己電源制御回
路21はスイッチング回路15をオフ状態にして、ダイ
オード17を通して還流電流が流れる。またコイル16
とコンデンサ18との接続点の電位が所定の電位以下に
なると自己電源制御回路21がスイッチング回路15を
オン状態にする。この様に自己電源制御回路21がスイ
ッチング回路15をオン/オフさせることにより、高電
圧を所定の低電圧に変換する。
【0014】この様にこの実施の形態の例では、チョッ
パ回路14を制御する自己電源制御回路21がプリドラ
イブ回路として機能するIC20に一体で組み込まれて
いる。そしてこの自己電源制御回路21がIC20での
消費電力などに応じてチョッパ回路14を適宜制御し
て、安定した直流低電圧を生成する。しかもこのIC2
0は当初5V程度のわずかな電圧を印加するだけで作動
を開始し、以降は上記のようにチョッパ回路14で約1
2V程度の低電圧を生成して、自己電源としている。し
たがつてプリドライブ回路作動用の特別な低電圧電源回
路または複数の電源を必要としない。またプリドライブ
回路はモータドライブ回路19の駆動を制御してモータ
1の回転速度を制御する。すなわちF/Vパルス発生回
路でモータ1の回転数に応じた電圧に変換し、この電圧
と速度指令電圧11とを比較し、増幅位相保証回路など
によりモータ1に加えるべき電圧に変換する。そしてこ
の電圧と所定の周波数の鋸波等からなる搬送波とにより
PWM制御信号を生成し、このパルス幅に応じて電圧を
制御することにより、最終的にモータ1は速度指令電圧
11で指定された所定の回転数で回転する。従って、こ
の実施の形態の例ではモータ1の回転速度はPWM制御
により、安定した回転が維持されている。又、この実施
例ではプリドライブ回路をIC化してモータ1内に内蔵
しているので、モータ全体がコンパクトに構成されてい
る。
【0015】次に、この高電圧駆動ブラシレスモータの
コントロール側について述べる。図3はこの発明の高電
圧駆動ブラシレスモータ用の速度指令電圧発生回路の一
例を示す回路図である。図中、図1と同一符号および同
一記号は、同一又は相当する構成部分を示す。図におい
て30はトランジスタ、31から34は各々抵抗、35
はコンデンサであり、抵抗34とコンデンサ35とで速
度指令電圧11を安定化させる低域フィルタを構成し、
速度指令電圧11を安定させている。このトランジスタ
30はモータ制御回路7によりオン/オフの動作を繰り
返す。この構成の速度指令発生回路では、トランジスタ
30がオン/オフすることにより出力電圧10は分割さ
れるが、このオン/オフのデューティ比をリニア、すな
わち直線的に変化させれば、モータ1の回転数もリニア
に制御することが出来る。
【0016】又図4は、この発明の高電圧駆動ブラシレ
スモータ用の速度指令電圧発生回路の他の例を示す回路
図である。図中、図1と同一符号および同一記号は、同
一又は相当する構成部分を示す。図において30a、3
0b、30nはトランジスタ、31a、31b、31
n、32a、32b、32n、33a、33b、33
n、および36は各々抵抗である。この構成の速度指令
発生回路6では、モータ制御回路7がn個のトランジス
タ30a、30b、30nを適宜オン/オフ制御するこ
とにより、n個の抵抗31a、31b、31nのトータ
ル抵抗値が変化する。そして、抵抗36との分割比で与
えられる速度指令電圧11を得る。すなわち速度指令電
圧11は下記の式により求まる。速度指令電圧11=
{抵抗36の抵抗値/(抵抗36の抵抗値+抵抗31
a、31b、31nのトータル抵抗値)}*Vout従
って、この速度指令発生回路6ではn個のトランジスタ
数で定められる状態数2のn乗だけ速度指令電圧11を
設定できる。なおモータ制御回路7はモータ側からの速
度パルス12により駆動が制御される。
【0017】図5はこの発明の高電圧駆動ブラシレスモ
ータの回転数と速度指令電圧との関係を示す特性図であ
る。この様に、速度指令電圧11を変化させることによ
り、モータ1の回転数を0から最大回転数まで直線的に
制御することが出来、速度指令電圧11の大きさに比例
してモータ1の回転数は増大する。また、速度指令電圧
11を所定の電圧値に固定すれば、モータ1はこの速度
指令電圧11に応じた所定の回転数で安定した定速駆動
をする。上記のように、この実施例の高電圧駆動ブラシ
レスモータは、直流高電圧によりモータ1を可変速制御
するモータドライブ回路19と、このモータ1内に内蔵
され、直流高電圧を変圧器を使用することなく直流低電
圧に変換するチョッパ回路14と、同じくモータ1内に
内蔵されチョッパ回路14を自己電源制御回路21で制
御して自己電源とし、モータ1の回転速度を検出器2で
検出して速度パルス生成回路26で速度パルスを生成
し、モータドライブ回路19を駆動するプリドライブ出
力を速度指令電圧11によりPWM制御をするプリドラ
イブ回路と、速度パルスおよびチョッパ回路14の出力
電圧により速度指令発生回路6で速度指令電圧11生成
するモータ制御回路7とを具備する。
【0018】そして、プリドライブ回路内の自己電源制
御回路21がチョッパ回路14を適宜制御し、安定した
直流低電圧を生成して自己電源とするとともに、この直
流低電圧をモータ1の外部にも出力し、モータ制御回路
7の電源に供す。また、このプリドライブ回路内のPW
M制御回路24および速度制御回路25によるPWM制
御により、モータ1の回転数を一定に制御するととも
に、速度指令電圧11に応じてモータ1の回転数を適宜
制御する。従ってこの高電圧駆動ブラシレスモータで
は、プリドライブ回路作動用の特別な低電圧電源回路ま
たは複数の電源を必要とせず、自己電源機能を備えたプ
リドライブ回路がモータ1内に内蔵しているので、モー
タ全体が小型化出来る。
【0019】また、この高電圧駆動ブラシレスモータで
は、印加電圧の変動により回転数が変化したり、負荷の
変動によって回転数が変化することが無く、安定した定
速回転が維持できる。しかも、モータ1の回転数を一定
に維持するための速度制御と、回転数を任意に維持する
ための速度制御を一つの速度制御回路で出来、回路構成
をより簡素化でき、モータの小型化を促進できる。特
に、この実施例のようにプリドライブ回路をIC化し、
この内部の制御手段中に自己電源制御回路21や速度制
御回路を組み込めば、部品点数が削減でき装置全体を小
型化出来る。ところで、上記実施例ではモータ側で生成
した自己電源用の直流低電圧をコントロール側のモータ
制御回路7にのみ供給したが、他の機構の電源用に供給
することも当然出来る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の高電圧
駆動ブラシレスモータは、電源から供給される直流高電
圧によりブラシレスモータを可変速制御するモータドラ
イブ回路と、ブラシレスモータ側に設けられ直流高電圧
を変圧器を使用することなく所定の直流低電圧に制御す
る自己電源制御チョッパ回路と、ブラシレスモータの回
転速度を検出して速度パルスを生成しモータドライブ回
路を駆動するプリドライブ出力を速度指令電圧によりP
WM制御するプリドライブ回路と、を備え、この直流低
電圧より速度パルスおよび速度指令電圧を生成し、ブラ
シレスモータを可変速駆動するので、特別な低電圧電源
回路または複数の電源を必要としないとともに、電源の
電圧変動および負荷変動による回転変動を抑制でき、モ
ータの回転数がきわめて安定する。
【0021】この発明の高電圧駆動ブラシレスモータ
は、チョッパ回路で作られた直流低電圧をコントロール
側の電源に使用するので、モータの外の他の機構の電源
用に安定した直流低電圧を供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による高電圧駆動ブ
ラシレスモータの制御回路を示す回路図である。
【図2】 この発明の一実施の形態による高電圧駆動ブ
ラシレスモータの内部の回路構成を示す回路図である。
【図3】 この発明の一実施の形態による高電圧駆動ブ
ラシレスモータの速度指令電圧発生回路の一例を示す回
路図である。
【図4】 この発明の一実施の形態による高電圧駆動ブ
ラシレスモータの速度指令発生回路の他の例を示す回路
図である。
【図5】 この発明の一実施の形態による高電圧駆動ブ
ラシレスモータの回転数と速度指令電圧との関係を示す
特性図である。
【図6】 従来のブラシレスモータの回路構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 モータ、 2 検出器、 3 交流電源、 4 整
流回路、 5 コンデンサ、 6 速度指令発生回路、
7 モータ制御回路、 8 入力電圧、9接地、 1
0 出力電圧、 11 速度指令電圧、 12 速度パ
ルス、 13速度指令出力、 14 チョッパ回路、
15 スイッチング回路、 16コイル、 17 ダイ
オード、 18 コンデンサ、 19 モータドライブ
回路、 20 IC、 21 自己電源制御回路、 2
2 ホール入力回路、 23 三相全波ロジック回路、
24 PWM制御回路、 25 速度制御回路、26
速度パルス生成回路、 27 プリドライブ上側出力
回路、 28 プリドライブ下側出力回路、 30 ト
ランジスタ、 31 抵抗、 32 抵抗、 33 抵
抗、 34 抵抗、 35 コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−164483(JP,A) 特開 昭62−18990(JP,A) 特開 昭63−69487(JP,A) 実開 昭63−146478(JP,U) 実開 昭61−126798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から供給される直流高電圧によりブ
    ラシレスモータを可変速制御するモータドライブ回路
    と、前記ブラシレスモータ側に設けられ前記直流高電圧
    を変圧器を使用することなく所定の直流低電圧に制御す
    る自己電源制御チョッパ回路と、前記ブラシレスモータ
    の回転速度を検出して速度パルスを生成し前記モータド
    ライブ回路を駆動するプリドライブ出力を速度指令電圧
    によりPWM制御するプリドライブ回路と、を備え、こ
    の直流低電圧より前記速度パルスおよび速度指令電圧を
    生成し、前記ブラシレスモータを可変速駆動することを
    特徴とする高電圧駆動ブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 チョッパ回路で作られた直流低電圧をコ
    ントロール側の電源に使用することを特徴とする請求項
    1記載の高電圧駆動ブラシレスモータ。
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