JP3292945B2 - 排気ガス還流装置 - Google Patents

排気ガス還流装置

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JP3292945B2 JP04777696A JP4777696A JP3292945B2 JP 3292945 B2 JP3292945 B2 JP 3292945B2 JP 04777696 A JP04777696 A JP 04777696A JP 4777696 A JP4777696 A JP 4777696A JP 3292945 B2 JP3292945 B2 JP 3292945B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼル機関等
の内燃機関の吸気通路に配置されて、吸気絞り弁(スロ
ットルバルブとも言う)と、排気ガスを再循環させる還
流制御弁(EGRバルブとも言う)と、を備えた排気ガ
ス還流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排気ガス還流装置におい
て、吸気通路に開口する還流制御弁の弁座の還流口が、
フードにより吸気絞り弁側を覆われるタイプのものがあ
った(公技番号94−16978参照)。
【0003】このタイプは、還流制御弁の弁体で開口す
る還流口が、吸気通路の内周面から延設されたフードに
より、吸気絞り弁側で覆われていることから、吸気絞り
弁側への排気ガスの逆流を抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなタ
イプの排気ガス還流装置では、フード自体に、排気ガス
に含まれるカーボン等からなるデポジットが付着・堆積
する場合がある。この場合、フードの開口側、例えば、
下流側端面にデポジットが付着・堆積すると、還流制御
弁の開弁時における排気ガスの流れに抵抗を与えること
から、EGR率を大きく変化させてしまい、好ましくな
い。なお、EGR率は、EGR率=排気ガス還流量/
(吸気空気量+排気ガス還流量)である。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、排気ガスを流出させる還流口の吸気絞り弁側を覆う
フードを備えていても、排気ガスの流れを阻害するよう
なフードへのデポジットの付着を防止できる排気ガス還
流装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排気ガス還
流装置は、内燃機関に連通する吸気通路に、吸気絞り弁
と、該吸気絞り弁の下流側に位置する還流制御弁と、を
配置させて構成され、前記吸気通路の内周面に、前記還
流制御弁の弁体の開弁時に開口させる還流口を有した弁
座が、配設されるとともに、該還流口の周囲における前
記吸気絞り弁側に、前記還流口を覆うフードが、下流側
を開口させて配設されている排気ガス還流装置であっ
て、前記弁座が、前記吸気通路の内周面から突出して形
成され、前記フードが、上流側を閉塞させて下流側を開
口させた有底の筒形状とするとともに、下流側端部より
上流側の位置で前記弁座を接続させ、前記フードの下流
側端面が、断面形状を下流側に向かって先細りとなるテ
ーパ状としていることを特徴とする。
【0007】前記フードの下流側端面における先端の角
度は、60°以下とすることが望ましい。
【0008】また、前記フードが、前記吸気通路の内周
面から延びるステーに支持されている場合には、該ステ
ーにおける下流側の先端部を、前記フードの下流側端部
より、上流側に配置させることが望ましい。
【0009】さらに、前記フードとしては、前記吸気通
路の中心側の周壁部を、下流側にかけて開いた形状に形
成することが望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る排気ガス還流装置では、フ
ードの下流側端面が、断面形状を下流側に向かって先細
りとなるテーパ状としており、吸気や排気ガスが下流側
ヘ流れる際に、フードの下流側端面部位で乱流等が発生
し難く、円滑に吸気や排気ガスが下流側へ流れ、フード
の下流側端面にカーボン等のデポジットが付着すること
を防止できる。
【0011】特に、フード自体が、上流側を閉塞させて
下流側を開口させた有底の筒形状とするとともに、下流
側端部より上流側の位置で、吸気通路の内周面から突出
して形成された弁座を接続させていることから、フード
の下流側端部が、吸気通路の半径方向において、吸気通
路内で宙に浮いた状態に配置されて、吸気通路の内周面
に直接接触しない状態とすることができ、吸気通路の内
周面や弁座の下流側の表面にデポジットが付着・堆積し
ても、フードの下流側端面には影響を与え難く、フード
の下流側端面の全周にわたって、デポジットの付着を防
止することができる。
【0012】したがって、本発明に係る排気ガス還流装
置では、排気ガスを流出させる還流口の吸気絞り弁側を
覆うフードを備えていても、排気ガスの流れを阻害する
ような、フードの下流側端面へのデポジットの付着を防
止できて、EGR率の変化を小さく抑えることができ、
長期間使用しても、内燃機関の排ガス性能等を悪化させ
ない。
【0013】そして、フードの下流側端面における先端
の角度を、60°以下とすれば、フードの下流側端面付
近を流れる吸気や排気ガスの流れが一層円滑になること
から、デポジットの付着が一層抑えられる。
【0014】また、フードが、吸気通路の内周面から延
びるステーに支持されている場合、ステーにおける下流
側の先端部がフードの下流側端部より上流側に配置され
ていれば、ステーの下流側先端部にデポジットが付着・
堆積しても、フードの下流側端面には影響を与え難い。
そのため、フードが吸気通路の内周面から延びるステー
に支持されていても、フードの下流側端面の全周にわた
って、デポジットの付着を防止することができる。
【0015】なお、吸気通路に、内燃機関のクランクケ
ースからのブローバイガスが流れている場合には、吸気
にオイルミストが含まれており、そのオイルミストがフ
ードの下流側端面に付着すれば、排気ガスのカーボン等
からなるデポジットが、そのフードの下流側端面に付着
し易くなる。しかし、上記のように、ステーにおける下
流側の先端部や弁座が、フードの下流側端部より、上流
側に配置されていれば、ブローバイガスのオイルミスト
を、フードの下流側端面に付着させる前に、ステーの下
流側先端部や弁座の下流側の表面に付着させることがで
きるため、オイルミストによるフードの下流側端面への
デポジットの付着を防止することができる。
【0016】さらにまた、フードとして、吸気通路の中
心側の周壁部を、下流側にかけて開いた形状に形成すれ
ば、還流口から流出する排気ガスを吸気通路の中心側の
下流側へ流し易くなるため、吸気通路内周面へのデポジ
ットの付着防止に寄与できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】実施形態の排気ガス還流装置M1は、図1
・2・3に示すように、内燃機関に連通する吸気通路2
を備えた筒状のボディ1を備えるとともに、ボディ1に
吸気絞り弁6と還流制御弁10とを配設させて構成され
ている。
【0019】吸気絞り弁6は、従来と同様に、ボディ1
の吸気通路2を開閉可能な円板状の弁体7を弁軸8に保
持させて構成されている。弁軸8は、ボールベアリング
等の軸受(図符号省略)に両端を支持させるとともに、
一方の端部にアクセルワイヤを接続させ、他方の端部に
スロットルバルブ開度センサを接続させている。また、
実施形態の弁軸8は、後述する還流制御弁10の弁軸1
2と平行に配置されている。
【0020】還流制御弁10は、還流口21を開閉可能
な弁体11を先端に配置させた弁軸12と、弁軸12を
移動させるアクチュエータ14と、を備えて構成されて
いる。なお、符号13は、弁軸12の移動を円滑にする
ための軸受メタルである。
【0021】アクチュエータ14は、ケース15、ダイ
アフラム16、ばね17等を備えて構成され、ダイアフ
ラム16に弁軸12が連結されている。ケース15とダ
イアフラム16とで囲まれた部位が負圧室18となり、
この負圧室18のニップル19は、図示しない負圧源と
接続されている。
【0022】還流口21は、円筒状の弁座22をボディ
1に接合させる際の、その弁座22の上端内周側に配置
されており、図示しない排気ガス還流路に連通されてい
る。弁座22は、ボディ1の吸気通路2の内周側におい
て、吸気通路2内へ突出して配設されている。
【0023】そして、還流口21の周囲には、吸気絞り
弁6側を覆うフード24が配設されている。フード24
は、吸気Aの上流側を閉塞させて下流側を開口させるよ
うに、底部25と、底部25周縁から下流側に延びる略
楕円筒形状の周壁部26と、を備えて構成されている。
【0024】なお、このフード24の周壁部26は、図
4に示す排気ガス還流装置M2のように、還流口21か
ら流出する排気ガスGを吸気通路2の中心側へ流し易く
して、吸気通路2における還流制御弁10の下流側の内
周面へのデポジット付着防止に寄与できるように、吸気
通路中心側部位26aを吸気Aの下流側にかけて開いた
形状に形成しても良い。
【0025】周壁部26には、弁座22を嵌合させるよ
うに接続させる接続孔27と、還流制御弁10の弁軸1
2を嵌挿させる挿通孔28と、が形成されている。接続
孔27や挿通孔28は、フード24における吸気Aの下
流側の端部29より上流側の位置で、弁座22を接続さ
せたり、弁軸12を嵌挿させることができるように、周
壁部26の下流側端部29より上流側の位置に形成され
ている。
【0026】また、フード周壁部26の下流側端部29
の端面30は、断面形状を下流側に向かって先細りとな
るテーパ状に形成されている。実施形態の場合、テーパ
状の端面30における先端の角度θは、90°としてい
る。
【0027】さらに、実施形態の場合、フード24は、
周壁部26には、ボディ1における吸気通路2の内周面
から延びる薄い板状の2本のステー3により、支持され
ている。各ステー3は、図3に示すように、吸気Aの下
流側の先端部4が、フード24の下流側端部29より、
段差を有するように、上流側に配置されている。
【0028】この実施形態の排気ガス還流装置M1の使
用態様について説明すると、エンジンの運転状態におい
て、吸気絞り弁6の弁軸8が回動して、弁体7が吸気通
路2を開閉する。また、還流制御弁10の負圧室18に
負圧が作用して、弁体11が還流口21を開閉する。そ
のため、図示しない排気ガス還流路からの排気ガスG
が、還流口21から流入して吸気Aと混合され、エンジ
ンに供給されることとなる。
【0029】その際、実施形態の排気ガス還流装置M1
では、フード24の下流側端面30が、断面形状を下流
側に向かって先細りとなるテーパ状としており、吸気A
や排気ガスGが下流側ヘ流れる際に、フード24の下流
側端面30の部位で乱流等が発生し難く、円滑に吸気A
や排気ガスGが下流側へ流れ、フード24の下流側端面
30にカーボン等のデポジットが付着することを防止で
きる。
【0030】特に、フード24自体が、下流側端部29
より上流側の位置で、吸気通路2の内周面から突出して
形成された弁座22・ステー3・弁軸12と接続させて
いることから、フード24の下流側端部29が、吸気通
路2の半径方向において、吸気通路2内で宙に浮いた状
態に配置されて、吸気通路2の内周面に直接接触しない
状態とすることができ、吸気通路2の内周面・弁座22
の下流側の表面・弁軸22の下流側の表面にデポジット
が付着・堆積しても、フード24の下流側端面33には
影響を与えず、フード24の下流側端面33の全周にわ
たって、デポジットの付着を防止することができる。
【0031】また、吸気通路2に、エンジンのクランク
ケースからのブローバイガスが流れるように構成されて
いる場合には、吸気Aにオイルミストが含まれており、
そのオイルミストがフード24の下流側端面30に付着
すれば、排気ガスGのカーボン等からなるデポジット
が、そのフード24の下流側端面30に付着し易くな
る。しかし、実施形態のように、ステー3における下流
側の先端部4・弁座22・制御弁弁軸12が、フード2
4の下流側端部29より、上流側に配置されていれば、
ブローバイガスのオイルミストを、フード24の下流側
端面30に付着させる前に、ステー3の下流側先端部4
・弁座22の下流側の表面・制御弁弁軸12に付着させ
ることができるため、オイルミストによるフード24の
下流側端面30へのデポジットの付着を防止することが
できる。
【0032】したがって、実施形態の排気ガス還流装置
M1では、排気ガスGを流出させる還流口21の吸気絞
り弁6側を覆うフード24を備えていても、排気ガスG
の流れを阻害するような、フード24の下流側端面30
へのデポジットの付着を防止できて、EGR率の変化を
小さく抑えることができ、長期間使用しても、エンジン
の排ガス性能等を悪化させない。
【0033】なお、フード24の下流側端面30におけ
る先端の角度θを、60°以下とすれば、フード24の
下流側端面30付近を流れる吸気Aや排気ガスGの流れ
が一層円滑になることから、デポジットの付着を一層抑
えることができる。
【0034】上記効果の実験をした結果を説明すると、
図6・7に示すようである。すなわち、フード24の下
流側端面30として、図6に示す試験例では、先端角度
θを60°として、図7に示す比較例では、平坦面と
し、図5のような実験装置で実験を行なった。なお、実
験装置は、オイルミストが吸気Aに混入されてデポジッ
トの付着が多くなるように、すなわち、吸気Aにブロー
バイガスが混合されるように、吸気通路にPCVホース
を連結した。また、試験例と比較例とにおいて、20
は、フード24の挿通孔28が弁軸12より大径となっ
ており、挿通孔28からの排気ガスGの漏れを防止する
ために設けたカバーである。
【0035】その結果、図6に示す試験例では、図7に
示す比較例に比べて、デポジットの付着を抑えることが
できた。
【0036】さらに、フード下流側端面30の先端角度
θを、種々変えた場合の、デポジットDの堆積高さを調
べた結果を図8に示す。なお、実験装置は図5に示すも
のを使用した。
【0037】このグラフ図から解るように、先端角度θ
を60°以下とすれば、急激に、デポジットDの付着を
抑えることができることとなる。なお、先端角度θの下
限は、小さ過ぎると、フード24の長さを著しく増加さ
せて、排気ガス還流装置M1・M2の大型化を招いた
り、フード下流側端部の強度を低下させてしまうことか
ら、40°以上が好ましい。
【0038】また、実施形態では、フード24を、吸気
通路2の内周面から延びるステー3で支持する構成とし
たが、ステー3・3を無くして、ボディ1に接合させた
弁座22にフード24を保持させるように構成しても良
い。
【0039】さらに、実施形態では、フード24を貫通
するように還流制御弁10の弁軸12を配設させた場合
を示したが、還流制御弁10の耐熱性や断熱性を高めれ
ば、弁座22内を貫通するように弁軸12を設けて、弁
座22側のボディ1に還流制御弁10を設けるようにし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す排気ガス還流装置の
断面図である。
【図2】同実施形態の排気ガス還流装置における図1の
II方向から見た図である。
【図3】図2のIII −III 断面図である。
【図4】同実施形態の変形例を示す断面図である。
【図5】フードの下流側端面のテーパ状の有無の相違に
よるデポジット付着状態を調べるための実験装置を示す
図である。
【図6】同実験での試験例の状態を示す図である。
【図7】同実験での比較例の状態を示す図である。
【図8】フードの下流側端面の先端角度の相違によるデ
ポジットの堆積高さを調べたグラフ図である。
【符号の説明】
2…吸気通路、 3…ステー、 4…下流側先端部、 6…吸気絞り弁、 10…還流制御弁、 11…弁体、 21…還流口、 22…弁座、 24…フード、 26a…(吸気通路の中心側の周壁部)吸気通路中心側
部位、 29…下流側端部、 30…下流側端面、 θ…先端角度、 M1・M2…排気ガス還流装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧村 敏朗 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛三工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−17659(JP,A) 実開 昭57−10455(JP,U) 実開 平6−34157(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 580 F02D 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に連通する吸気通路に、吸気絞
    り弁と、該吸気絞り弁の下流側に位置する還流制御弁
    と、を配置させて構成され、 前記吸気通路の内周面に、前記還流制御弁の弁体の開弁
    時に開口させる還流口を有した弁座が、配設されるとと
    もに、 該還流口の周囲における前記吸気絞り弁側に、前記還流
    口を覆うフードが、下流側を開口させて配設されている
    排気ガス還流装置であって、 前記弁座が、前記吸気通路の内周面から突出して形成さ
    れ、 前記フードが、上流側を閉塞させて下流側を開口させた
    有底の筒形状とするとともに、下流側端部より上流側の
    位置で前記弁座を接続させ、 前記フードの下流側端面が、断面形状を下流側に向かっ
    て先細りとなるテーパ状としていることを特徴とする排
    気ガス還流装置。
  2. 【請求項2】 前記フードの下流側端面における先端の
    角度が、60°以下としていることを特徴とする請求項
    1記載の排気ガス還流装置。
  3. 【請求項3】 前記フードが、前記吸気通路の内周面か
    ら延びるステーに支持され、該ステーにおける下流側の
    先端部が、前記フードの下流側端部より、上流側に配置
    されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2
    記載の排気ガス還流装置。
  4. 【請求項4】 前記フードにおける前記吸気通路の中心
    側の周壁部が、下流側にかけて開いた形状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の排気
    ガス還流装置。
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JPH09242618A (ja) 1997-09-16

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