JP3292305B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP3292305B2
JP3292305B2 JP23212891A JP23212891A JP3292305B2 JP 3292305 B2 JP3292305 B2 JP 3292305B2 JP 23212891 A JP23212891 A JP 23212891A JP 23212891 A JP23212891 A JP 23212891A JP 3292305 B2 JP3292305 B2 JP 3292305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置は、磁気共鳴
現象を利用して被検体中の所望の検査部位における原子
核スピンの密度分布、緩和時間分布等を計測して、その
計測データから該被検体の断面を画像表示する医用画像
診断装置である。
【0003】均一な静磁場内におかれた被検体の原子核
スピンは、該静磁場の強さによって定まる周波数(ラー
モア周波数)で静磁場方向を軸として歳差運動を行う。
そこで、このラーモア周波数に等しい周波数の高周波パ
ルスを外部より照射すると、スピンが励起され高いエネ
ルギ状態に遷移するようになる(磁気共鳴現象)。そし
て、この照射を打ち切ると、スピンはそれぞれの状態に
応じた時定数でもとの低いエネルギ状態に戻り、この際
に外部に電磁波を放出する。これをその周波数に同調し
た高周波受信コイルで検出するようにする。このとき、
空間内に位置情報を付加する目的で、三軸の傾斜磁場を
静磁場空間に印加する。この結果、空間内の位置情報を
周波数情報として捕らえることが可能となる。
【0004】そして、このような原理で断層像情報を得
る磁気共鳴イメージング装置は、前記高周波パルスおよ
び傾斜磁場等の印加タイミングを示すパルスシーケンス
に基づく制御で駆動されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成からなる磁気共鳴イメージング装置は、たとえ
ばスピンエコー法のパルスシーケンスを用いて駆動させ
るにしても、被検体の撮影する部位、たとえば頭部、
首、腹部等により適切なシーケンスが微妙に異なってく
る。けだし、撮影部位により反復時間Tr、エコー時間
Te、撮影視野等において適切な条件(以下においてこ
のような条件を撮影条件と称す)が定まっているからで
ある。
【0006】従来においては、たとえばスピンエコー法
の場合、その基本的なパルスシーケンスを撮影部位に応
じて部分的に改変調整し、その改変調整したパルスシー
ケンスに基づいて装置本体を駆動させていた。そして、
その調整は各調整部分の多いことに原因して極めて煩雑
なものとなり、診断の効率を低下させるものとなってい
た。
【0007】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的とするところのものは、種々
の撮影部位を撮影する場合においても、その都度パルス
シーケンスを調整することなく撮影でき、これにより診
断の効率を図った磁気共鳴イメージング装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、シーケンスに基づく
制御で駆動される磁気共鳴イメージング装置において、
受信コイルの種類に応じて設定されるそれぞれのシーケ
ンスを予め格納するメモリを備え、使用する受信コイル
に応じて前記メモリから該当するシーケンスを読みだし
この読みだされたシーケンスに基づいて駆動されること
を特徴とするものである。
【0009】そして、本発明は、さらに、上記発明にお
いて、使用する受信コイルを装置本体に接続した際に該
受信コイルの種類を判別する判別手段と、この判別手段
により前記メモリから前記受信コイルに対して予め設定
されたシーケンスを読みだす手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】このように構成される磁気共鳴イメージング装
置は、複数のシーケンスを予め格納させているメモリを
備えたものとなっており、これら各シーケンスのそれぞ
れは、たとえば頭部用、首用、腹部用、四肢用、脊椎用
等の各受信コイルの種類に応じて設定されるシーケンス
となっている。
【0011】そして、これらシーケンスのうちから、こ
れから使用しようとする受信コイルの種類に応じたもの
が選択され、すなわち前記メモリから読みだされるよう
になっている。この場合、たとえば受信コイルを選択し
た者がその受信コイルの種類に応じた信号を装置本体に
入力しこの入力で前記メモリの読みだしを行うようにし
てもよい。
【0012】読みだされたシーケンスは、使用する受信
コイルに応じて調整の必要なく設定されたものであるこ
とから、そのまま適切に装置本体を駆動させることがで
きるようになる。
【0013】したがって、このようにすれば、撮影部位
に応じて撮影条件設定の各種調整をする煩雑さからオペ
レータは回避されることになる。
【0014】また、特に、使用する受信コイルを装置本
体に接続した際に該受信コイルの種類を判別する判別手
段と、この判別手段により前記メモリから前記受信コイ
ルに対して予め設定されたシーケンスを読みだす手段と
を備えるように構成すれば、オペレータは、受信コイル
の交換使用に対して全く特別の操作をすることなく、装
置本体を駆動させることができるようになる。
【0015】
【実施例】図1は本発明による磁気共鳴イメージング装
置の一実施例を示す概略ブロック図である。
【0016】同図における磁気共鳴イメージング装置
は、まず、大別すると、中央処理装置(CPU)31
と、シーケンサ32と、送信系33と、静磁場発生磁石
30と、受信系35と、信号処理系36とを備えて構成
されたものとなっている。
【0017】中央処理装置(CPU)31は、予め定め
られたプログラムに従ってシーケンサ32、送信系3
3、受信系35、信号処理系36の各々を制御するよう
になっている。
【0018】シーケンサ32は、中央処理装置31から
の制御指令に基づいて動作し、被検体29の断層画像の
データ収集に必要な種々の命令を、後述の図3に示すシ
ーケンスに基づいて、送信系33、静磁場発生磁石30
の傾斜磁場発生系34、受信系35に送るようにしてい
る。ここで、前記静磁場発生装置30は、たとえば0.
02〜2T(テスラ)程度の静磁場を発生するものとな
っている。
【0019】送信系33は、高周波発信器37と変調器
38と高周波コイルとしての照射コイル20を有し、シ
ーケンサ32の指令により高周波発振器37からの高周
波パルスを変調器38で振幅変調、もしくは周波数変調
し、この変調された高周波パルスを高周波増幅器39を
介して照射コイル20に供給することにより、所定のパ
ルス状の電磁波を被検体29に照射するようにしてい
る。高周波増幅器39の利得は、CPU31により求め
られ、シーケンサ12により制御するようにしている。
【0020】なお、照射コイル20に印加するパルス
は、そのパワーの度合いにより、たとえば90°パルス
あるいは180°パルスとすることができる。そして、
パルスのパワーの度合いとは、その一実施例として照射
コイル20に流す電流値に対応するものである。
【0021】静磁場発生磁石30は、被検体29の周り
に任意の方向に均一な静磁場を発生させるためのもので
ある。この静磁場発生磁石30の内部には、照射コイル
20のほか、傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル群2
1と、受信系35の受信コイル10が設置されている。
傾斜磁場発生系34は互いに直交するデカルト座標軸方
向にそれぞれ独立に傾斜磁場を印加できる構成を有す傾
斜磁場コイル群21とは傾斜磁場コイルに電流を供給す
る傾斜磁場電源22と、傾斜磁場電源22を制御するシ
ーケンサ32により構成されている。
【0022】受信系35は、高周波コイルとしての受信
コイル10と該受信コイル10に接続された増幅器23
と直交位相検波器24とA/D変換器25とを有し、被
検体29からのNMR信号を受信コイル10が検出する
とその信号を増幅器23、直交位相検波器24、A/D
変換器25を介しディジタル量に変換するとともに、シ
ーケンサ32からの指令によるタイミングで直交位相検
波器24によってサンプリングされた二系列の収集デー
タに変換して中央処理装置31に送るようにしている。
【0023】信号処理系36は、磁気ディスク26、光
ディスク27等の外部記憶装置と、CRT等からなるデ
ィスプレイ28とを有し、受信系35からのデータが中
央処理装置31に入力されると、該中央処理装置31が
信号処理、画像再構成等の処理を実行し、その結果の被
検体29の所望の断面像をディスプレイ28に表示する
とともに、外部記憶装置の磁気ディスク26等に記録す
るようになっている。
【0024】そして、この実施例では、特に、受信コイ
ル10がコネクタ40に対して装着自在になっており、
種々の受信コイル、すなわち、頭部用、首用、腹部用、
四肢用、脊椎用等の受信コイル10を交換して使用する
ことができるようになっている。
【0025】また、前記コネクタ40に受信コイル10
を装着した際に、装着された受信コイル10の種類を判
別する信号が中央処理装置31に送出されるようになっ
ている。受信コイル10の種類を判別する手段として
は、図2を用いて後述する。
【0026】一方、メモリ41があり、このメモリ41
には、前記受信コイル10の種類に応じて設定されるシ
ーケンスが格納されている。
【0027】通常、このシーケンスは、種々のものが創
作されているが、たとえば2次元フーリエイメージング
法のうちの代表的なスピンエコー法を示したパルスシー
ケンスを図3に示す。このパルスシーケンスでは、同図
に示すように、90°パルス50を印加した後、エコー
時間をTeとしたときTe/2の時間後に180°パル
ス51を加える。90°パルス50を加えた後、各スピ
ンはそれぞれに固有の速度でX−Y面内で回転を始める
ため、時間の経過とともに各スピン間に位相差が生じ
る。ここで180°パルス51が加わると、各スピンは
X軸に対称に反転し、その後も同じ速度で回転を続ける
ために時間Teでスピンは再び収束し、エコー信号52
を形成するようになる。
【0028】ここで、上述のようにしてエコー信号52
は計測されるが、断層画像を構成するためには信号の空
間的な分布を求めねばならない。このために線形な傾斜
磁場を用いる。均一な静磁場に傾斜磁場を重畳すること
で空間的な磁場勾配ができる。先にも述べたようにスピ
ンの回転周波数は磁場強度に比例しているから傾斜磁場
が加わった状態においては、各スピンの回転周波数は空
間的に異なる。従って、この周波数を調べることによっ
て各スピンの位置を知ることができる。この目的のため
に、スライシング傾斜磁場53、位相エンコード傾斜磁
場54、周波数エンコード傾斜磁場55が用いられてい
る。
【0029】上述したシーケンスは、たとえば上述した
ように、頭部用、首用、腹部用等の受信コイルを用いた
際、前記エコー時間Te、90°パルスから次の90°
パルスまでのいわゆる反復時間Tr、撮像視野を設定す
るエンコード傾斜磁場の各回における印加電圧の間隔等
を変えて設定する必要がある。また、受信コイルの検出
信号強度はコイルによる高周波パルスの減衰や輻射によ
り影響をうけることから、図4に示すように、減衰の影
響(図中60に示す)のときには検出信号強度を最高に
するため大きい高周波パルスのパワーを必要となり、ま
た、輻射の影響(図中61に示す)のときには小さいパ
ルスパワーで済むことになる。
【0030】前記メモリ41には、前記受信コイルの種
類に応じて変更されたそれぞれのシーケンスが予め格納
されるようになっている。
【0031】そして、これら各シーケンスは、中央処理
装置31を介して送出される前記コネクタ40からの受
信コイル判別信号によって読みだされるようになってい
る。
【0032】読みだされた前記シーケンスは前記シーケ
ンサ32に格納され、上述して説明したようにこのシー
ケンサ32に基づいて装置本体が駆動されるようにな
る。
【0033】次に、図2を用いて、前記コネクタ40に
おける受信コイル判別信号形成手段について説明する。
【0034】前記コネクタ40には、受信コイル10が
接続された際、その受信コイル10の種類に応じて接続
個所の異なる接続部40Aを備えている。図中では、端
子a−d間が互いに接続されていることを示し、他の種
類の受信コイルによっては、端子b−eあるいは端子c
−fが接続されるようになる。端子dとe、端子eと
f、端子fと接地間にそれぞれ抵抗40Bが接続され、
電源Eが前記端子dに供給されている。
【0035】端子a、b、cのそれぞれの出力は検出器
40Cに入力されるようになっており、この検出器40
Cでは接地に対する電位を測定するようになっている。
すなわち、この検出器40Cでは前記抵抗40Bの電圧
降下分を検出することにより、端子a−d、端子b−
e、端子c−fのいずれが接続されているか、つまりコ
ネクタ40に接続された受信コイル10の種類を判別す
ることができ、その旨の信号を中央処理装置31に送出
するようになっている。
【0036】次に、図5のフロー図を用いて上述した構
成からなる磁気共鳴イメージング装置の動作について説
明する。
【0037】ステップ501 被検体29を装置内にセッティングする。
【0038】ステップ502 得ようとする断層像の部位(頭部、首等)に応じた受信
コイル10を用意し、この用意された受信コイル10を
コネクタ40に接続する。この際、コネクタ40からは
接続された受信コイル10の種類(頭部用、首用等)に
応じて、その種類を特定する判別信号を中央処理装置3
1に送出する準備がなされる。
【0039】ステップ503 自動撮影をするか否かをオペレータが決定し、自動撮影
をする場合、オペレータはその操作を行う。この操作
は、図1に示すように、中央処理装置31に指令信号を
送出する操作卓11上の自動撮影選択ボタン12によっ
て行うようになっている。
【0040】ステップ504 前記自動撮影選択ボタン12が操作された場合、中央処
理装置31は前記コネクタ40からの判別信号により、
該コネクタ40に接続され使用されようとしている受信
コイル10の種類を識別する。
【0041】ステップ505 使用されようとしている受信コイル10の種類を識別で
きるということは、これから撮影しようとする部位を判
断しているということになる。
【0042】ステップ506 撮影部位に適した撮影条件が設定される。これは、前記
判別信号が中央処理装置31を介して前記メモリ41に
入力され、該判別信号に応じたシーケンス情報が読みだ
されるようになっている。すなわち、これから撮影しよ
うとする部位に応じて適正に設定されたシーケンス情報
が読みだされ、シーケンサ32に格納される。
【0043】ステップ507 その後は、前記シーケンサ32内に格納されているシー
ケンス情報に基づいて装置本体が駆動され、被検体撮影
が行われる。ステップ503からこれらの一連の動作は
全て自動的になされるものである。
【0044】ステップ508 オペレータが自動撮影の選択を行わない場合は、従来ど
おりマニュアルで撮影条件を設定できる。この場合の撮
影条件は基本形として設定されたシーケンスを基に部分
的に変更調整する手法でなされる。
【0045】ステップ509 この撮影条件設定は撮影が終了するまで繰り返されるよ
うになっている。
【0046】以上説明した実施例によれば、複数のシー
ケンスを予め格納させているメモリ41を備えたものと
なっており、これら各シーケンスのそれぞれは、たとえ
ば頭部用、首用、腹部用、四肢用、脊椎用等の各受信コ
イル10の種類に応じて設定されるシーケンスとなって
いる。
【0047】そして、これらシーケンスのうちから、こ
れから使用しようとする受信コイル10の種類に応じた
ものが選択され、すなわち前記メモリ41から読みださ
れるようになっている。
【0048】すなわち、使用する受信コイル10をコネ
クタ40に接続した際に、該コネクタ40に受信コイル
10の種類を判別する判別手段が備わっていることか
ら、この判別手段により前記メモリ41から前記受信コ
イル10に対して予め設定されたシーケンスを読みだす
ように構成されていることから、オペレータは、前記受
信コイル10の交換使用に対して全く特別の操作をする
ことなく、装置本体を駆動させることができるようにな
る。
【0049】したがって、このようにすれば、撮影部位
に応じて撮影条件設定の各種調整をする煩雑さからオペ
レータは回避されることになる。
【0050】上述した実施例では、受信コイル10をコ
ネクタ40に装着した際に、自動的に前記受信コイル1
0の種類を判別し、その判別信号で対応するシーケンス
をメモリ41から読みだすようにしているものである
が、これに限定されず、たとえば、受信コイルの種類に
応じた信号をオペレータ自身が入力させるようにして、
この入力によって対応するシーケンスをメモリ41から
読みだすようにしてもよい。
【0051】また、上述した実施例では、シーケンスの
一実施例として、スピンエコー法からなるシーケンスを
用いたものであるが、これに限定されず、他の方法のシ
ーケンスであってもよいことはいうまでもない。
【0052】また、上述した実施例では、受信コイル1
0をコネクタ40に装着した際、受信コイル10の種類
に応じた電位差を有する信号が送出されるようにしたも
のであるが、これに限定されず、受信コイル10の種類
に応じた論理信号が発生するように構成してもよいこと
はもちろんである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による磁気共鳴イメージング装置によれば、種々
の撮影部位を撮影する場合においても、その都度パルス
シーケンスを調整することなく撮影でき、これにより診
断の効率を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による磁気共鳴イメージング装置の一
実施例を示す概略ブロック図である。
【図2】 本発明による磁気共鳴イメージング装置に適
用される受信コイルのコネクタの一実施例を示す構成図
である。
【図3】 本発明による磁気共鳴イメージング装置に適
用されるメモリに格納されるシーケンスの一実施例を示
した説明図である。
【図4】 本発明による磁気共鳴イメージング装置にお
けるシーケンスの部分調整を必要とする説明図である。
【図5】 本発明による磁気共鳴イメージング装置の動
作の一実施例を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…受信コイル、32…シーケンサ、40…コネク
タ、41…メモリ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−291851(JP,A) 特開 平3−99634(JP,A) 特開 平3−158135(JP,A) 特開 昭60−29139(JP,A) 特開 昭63−203147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスに基づく制御で駆動される磁
    気共鳴イメージング装置において、受信コイルの種類に
    応じて設定されるそれぞれのシーケンスを予め格納する
    メモリを備え、前記受信コイルのセットによって前記メ
    モリから該当するシーケンス読みだされ、この読みだ
    されたシーケンスに基づいて駆動されることを特徴とす
    る磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 使用する受信コイルを装置本体に接続し
    た際に該受信コイルの種類を判別する判別手段と、この
    判別手段により前記メモリから前記受信コイルに対して
    予め設定されたシーケンスを読みだす手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージング装
    置。
  3. 【請求項3】 被検体に対し静磁場を与える静磁場発生
    装置と、前記被検体の原子核スピンを励起するための高
    周波パルスを繰り返し発生する照射コイルと、前記高周
    波パルスの印加と同時に前記検査対象のスライス位置を
    選択する傾斜磁場を印加すると共に前記励起された磁化
    に対し位相エンコード方向、周波数エンコード方向の位
    置情報を与える各傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生装置
    と、前記被検体の所望の部位に装着され前記励起により
    発生するエコー信号を計測する受信コイルと、前記エコ
    ー信号を再構成して画像化すると共に前記高周波パルス
    及び前記傾斜磁場の印加を制御する制御手段と、前記再
    構成された画像を表示する表示手段とを備えた磁気共鳴
    イメージング装置において、 前記受信コイルの種類を判別する受信コイル判別手段
    と、前記受信コイルの種類に応じて高周波パルス及び傾
    斜磁場の各種撮影パラメータを複数格納するメモリとを
    備え、前記制御手段は前記受信コイル判別手段からの判
    別信号に基づいて、前記メモリから前記受信コイルの種
    類に応じた撮影パラメータを読み出すように制御するこ
    とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記受信コイル判別手
    段からの判別信号に基づいて、前記メモリに格納された
    前記励起からエコー信号発生までのエコー時間、前記高
    周波パルスの繰り返し時間、前記傾斜磁場の強度、前記
    傾斜磁場の印加間隔、前記高周波パルスの振幅の内の少
    なくとも1つのパラメータから前記受信コイルの種類に
    応じたパラメータを読み出すように制御することを特徴
    とする 請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記受信コイル判別手
    段の受信コイルの判別、前記メモリからの撮影パラメー
    タの読み出し、前記読み出された撮影パラメータによる
    撮影の実行を自動で行うことを特徴とする請求項3に記
    載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段における自動撮影の選択を
    行うスイッチを設けたことを特徴とする請求項5に記載
    の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記メモリから読み出
    された撮影パラメータに対し再度調整し撮影を実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  8. 【請求項8】 被検体に対し静磁場を与える静磁場発生
    装置と、前記被検体の原子核スピンを励起するための高
    周波パルスを繰り返し発生する照射コイルと、前記高周
    波パルスの印加と同時に前記検査対象のスライス位置を
    選択する傾斜磁場を印加すると共に前記励起された磁化
    に対し位相エンコード方向、周波数エンコード方向の位
    置情報を与える各傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生装置
    と、前記被検体の所望の部位に装着され前記励起により
    発生するエコー信号を計測する受信コイルと、前記エコ
    ー信号を再構成して画像化すると共に前記高周波パルス
    及び前記傾斜磁場の印加を制御する制御手段と、前記再
    構成された画像を表示する表示手段とを備えた磁気共鳴
    イメージング装置において、前記受信コイルの種類により 前記被検体の撮影部位を判
    別する撮影部位判別手段と、前記受信コイルの種類によ
    り判別される前記撮影部位に応じ高周波パルス及び傾
    斜磁場の各種撮影パラメータを複数格納するメモリとを
    備え、前記制御手段は前記撮影部位判別手段からの判別
    信号に基づいて、前記メモリから前記撮影部位に応じた
    撮影パラメータを読み出すように制御することを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。
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