JP3291437B2 - 電子ビーム加速器の窓箔冷却方法および装置 - Google Patents

電子ビーム加速器の窓箔冷却方法および装置

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    • G21K5/00Irradiation devices
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    • H01J33/00Discharge tubes with provision for emergence of electrons or ions from the vessel; Lenard tubes
    • H01J33/02Details
    • H01J33/04Windows

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビーム加速器
の窓箔冷却方法および装置に係り、特にボイラ排ガス等
の処理に用いられるダブルウィンドウを有する走査型電
子ビーム加速器の窓箔冷却方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従釆の技術】電子ビーム加速器は、多くの産業分野に
おいて幅広く使用されている。このうち、ボイラ排ガス
のように被照射体の処理を大気中でおこなう形の電子ビ
ーム加速器は、真空中で高速に加速した電子ビームを大
気中に取り出さなければならない。このための電子ビー
ムの取り出しには、30〜50μm程度の純チタンやチ
タン合金の箔を取り付けた窓が使用される。また、被照
射体の処理効果をあげるためには電子電流密度をあげる
必要があり、このため電子流数百mAの加速器も次第に
要求されつつある。このような加速器では、電子ビーム
が窓箔を通過する際にエネルギーの一部を失い、その結
果箔を加熱し場合によっては箱を破損する。これを防止
するため、通常電子ビーム取り出し窓は長方形構造をな
しており、電子ビームは長方形の長軸方向に走査され、
電子ビームが箔の1カ所に集中することを避けている。
同時に、箔部分に窒素ガス等を吹き付け、冷却をおこな
い箔の温度上昇を防止していろ。
【0003】さらに、電子ビームの電流値が数百mAと
大きな場合には、電子ビームの走行距離を大きくとるた
め、長方形の短軸方向にも走査させる必要が生じている
が、これをおこなうことにより長方形の断面積は大きく
なる。箔は電子ビームを加速するための真空と大気を隔
離するものであるが、この部分の断面積が大きくなると
箔に加わる力が増大し、箔が真空中に引っ張りこまれる
ようなことが起きる。これを防止するため、窓箔中央に
桟を設けて箔を保持する方法がとられている。したがっ
て、窓部分が2つの領域に分割されることになる。これ
を一般にダブルウィンドウ構造と呼んでいる。また、ボ
イラ排ガスのように、電子ビームの照射により硫酸や硝
酸の生じるようなプロセスにおいては、1次箔、2次箔
と箔を2枚用いて窓箔の保護を図っている。
【0004】図3に電子ビーム加速器の構成、図4にダ
ブルウィンドウの構造、図5に従来型の窓箔冷却機構
(短軸方向失視図)を示す。図において、1は高圧電
源、2は高圧ケーブル、3は加速管、4は走査コイル、
5は走査管、6は窓箔取付けフランジ、7は排ガスダク
ト、8は電子ビーム、9は排ガスの流れ、10は1次窓
箔の1番目のウィンドウ、11は1次窓箔の2番目のウ
ィンドウ、12は電子ビーム走査の軌跡である。このよ
うなダブルウィンドウ、2枚窓箔を使用した従来の電子
ビーム加速器では、窓10,11の長方形長軸方向のそ
れぞれ片側より対向してガスを吹き付け、1次箔14,
15、2次箔16を冷却している。この場合には、1次
箔のダブルウィンドウ両方を同時に冷却する必要がある
ため、一般に中央桟13は窓箔取付フランジ6の端面よ
りも真空側にひっこんでおり、1次窓箔冷却用吹き出し
スリツット17、2次窓箔冷却用吹き出しスリツット1
8より、それぞれ対応する窓箔に冷却風19,20を送
り、1次窓箔の1番目のウィンドウ14と2番目のウィ
ンドウ15の両方と、2次窓箔16に、冷却風19,2
0があたるようになっている。この従来の冷却方法にお
いては、電子ビームの走行距離を増やすため窓箔の短軸
方向の距離を大きくした場合に、1次窓箔の2番目のウ
ィンドウ15に充分な冷却風があたらず、2番目のウィ
ンドウが過熱破損されることがある。それを防ぐため
に、冷却風量を増やそうとすると非常に大きな容量のブ
ロワーが必要になり、経済的でない。
【0005】また、図6に示すような真空中にある中央
桟13に、大気側からガスの反転機構29を取り付けた
従来の両方向ガス吹き付け冷却方法では、窓箔14,1
5を中央桟13と反転機構29の間にはさみ込んだ構造
となり、窓箔部分で中央桟に反転機構を取り付けること
はできない。したがって、中央桟と反転機構の取り付け
が窓の短軸部のみでしかできないため、加速器の運転中
に細長い(1〜3M)反転機構29に散乱電子ビームが
衝突し、これを加熱膨張して変形させ、中央桟13と反
転機構29の間に隙間が生じてガスが漏れ、冷却風がう
まく反転しなくなったり、隙間に挨等が詰まり、流れに
乱れをおこしたりして、場合によっては箔が破損してし
まう。なお、図6に示す冷却構造は一般的に2次窓箔を
用いる用途には使用していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点を解決し、電子ビームの走行距離を増やすため窓
部短軸方向の長さが増大しても、窓箔の冷却が充分にお
こなえる窓箔の冷却方法および装置を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、電子ビームの走査管と、該走査管の出
口に取り付けられた電子ビーム取り出し用のダブルウィ
ンドウを有する1次窓箔と、該1次窓箔の大気側に配置
された2次窓箔とを有する走査型電子ビーム加速器の電
子ビーム取り出し用の窓箔冷却方法において、電子ビー
ム走査面にたいして両側より冷却風を吹き付けて1次窓
箔を冷却し、窓箔の冷却風の流れを窓箔中央部で反転さ
せた後、電子ビーム走査面にたいして両側より吸い込み
循環させて、2次窓箔も同時に冷却することを特徴とす
る。また、前記冷却方法において、前記冷却風の反転
は、箔のたわみと冷却桟の先端形状を利用しておこなう
ことを特徴とする。さらに、前記冷却方法において、前
記1次窓箔のたわみは、窓箔中央部に設けた冷却桟を窓
箔取り付けフランジ端面と同一面またはフランジ端面か
ら大気側に突き出すことにより形成したことを特徴とす
る。また、上記課題を解決するために、本発明では、電
子ビームの走査管と、該走査管の出口に取付けられた電
子ビーム取り出し用の1次窓箔と、該1次窓箔の大気側
に配置された2次窓箔と、該1次窓箔を走査管出口に取
付けるフランジと、該走査管内に設けられ1次窓箔を支
持する中央桟と、該窓箔の表面に冷却風を供給する冷却
風吹き出しスリットとを備えたダブルウィンドゥを有す
る走査型電子ビーム加速器の電子ビーム取り出し用の窓
箔冷却装置において、前記冷却風が該1次窓箔中央部で
反転されるよう前記吹き出しスリツトを該1次窓箔の両
側部に沿って対向配置せしめ、該1次窓箔中央部で反転
した前記冷却風を吸い込む吸引ダクトを2次窓箔の両側
部に沿って対向配置したことを特徴とする。また、前記
冷却装置において、前記1次窓箔を支持する中央桟を前
記フランジの端面と同一面またはフランジ端面より大気
側に突出せしめたことを特徴とする。また、前記冷却装
置において、前記中央桟は窓箔を支持する端面付近に沿
って冷却水通路を有することを特徴とする。また、前記
冷却装置において、前記1次窓箔は押え板により周囲部
を前記フランジに固定されたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて具体
的に説明する。図1に本発明の窓箔冷却方法を説明する
全体構成図を示し、図2に窓箔の取付けを説明する組立
図を示す。図1において、5は電子ビームの走査管、6
は該走査管の出口に窓箔を取付るために走査管と一体に
設けられたフランジ、7は排ガスダクト、8は電子ビー
ム、9は排ガスの流れ、13は走査管内に取り付けられ
て窓箔の幅方向中央部を支持する中央桟、14は1次窓
箔の1番目ウィンドウ窓箔、15は1次窓箔の2番目ウ
ィンドウ窓箔、16は1次窓箔の外側つまり大気側に設
けられた2次窓箔、17は窓箔表面に冷却風を供給する
吹き出しダクトスリット、17’は冷却風を回収する吸
引ダクト、19は冷却風の流れ、21は吹き出し兼吸い
込みダクト、24は中央桟内に設けられた水冷パイプ、
27は中央桟先端部である。また、図2において、6は
窓箔取付フランジ、25は窓箔押え板、26は1次窓
箔、27は中央桟先端部、28は冷却媒体ポートであ
る。本実施例では、図示のように、中央桟13の先端部
27がフランジ6の端面と同一面または端面より外側つ
まり大気側に突出せしめられ、冷却風吹き出しスリツト
17が1次窓箔の両側部に沿って対向配置され、また冷
却風吸引ダクト17’が2次窓箔16の両側部に沿って
対向配置されている。
【0009】次に、本実施例の作用を図1を用いて説明
する。ダクト21よりそれぞれ吹き出された1次窓箔の
冷却ガス19は、吹き出しスリット17より1次窓箔の
1番目、2番目のウィンドウ14、15にそれぞれ吹き
付けられる。吹き付けられた冷却風19は真空と大気圧
の圧力差でたわんだ箔の表面に沿って流れ、1次窓箔の
1番目、2番目のウィンドウ14、15をそれぞれ冷却
する。その後、冷却風は窓箔取付フランジ6の端面とほ
ぼ同一面または端面から大気側に突き出した状態で配置
された中央桟先端部27に衝突し、流れ方向を変えなが
ら、互いに干渉し合い斜め下向きに反転する。そして、
2次窓箔16にあたり2次窓箔表面に沿って流れ、2次
窓箔を冷却させながら、それぞれ対向配置された吸引ダ
クト17’へと導かれる。なお、中央桟先端部を大気側
に突き出す場合には、その突き出し長さが窓部短軸方向
の長さの3%以内であれば箔に加わる応力を抑制するこ
とができ好ましい。このように、冷却風19を1次窓箔
の両側部に対向配置された吹き出しスリツトより吹き出
し、窓箔中央部で反転せしめることにより、真空と大気
圧の圧力差でたわんだ1次窓箔の1番目と2番目のウィ
ンドウ14,15にまんべんなく冷却風を当てることが
でき、窓部の短軸方向の長さ、つまり窓箔の幅寸法が増
大されても効果的に冷却を行うことができる。また、冷
却風19の反転機構を中央桟13の一体部分である先端
部27で形成することにより、散乱電子ビームが反転機
構に衝突しても反転機構の変形が小さく、したがって冷
却風の流れを乱したり、窓箔を破損するおそれがない。
さらに、反転した冷却風で2次窓箔16をも同時に冷却
することができる。なお、冷却風の窓箔中央部での反転
は、中央桟先端部27を窓箔取り付けフランジ6の端面
より内側つまり真空側に若干後退した状態で配置して
も、窓箔のたわみによって可能である。
【0010】このような冷却風の流れは、1次窓箔と2
次窓箔の間の距離やスリットの幅による風量調整、さら
に大気側に突き出る中央桟の突出長さにより、実現可能
となる。さらに図1に示すように、中央桟の先端形状を
変化させることで、1次窓箔で散乱された電子ビームが
中央桟に衝突する割合を低減することができる。なお箔
の取り付けにおいては、図2に示すように、フランジ6
及び窓箔押え板25の形状を大気側に突き出す中央桟先
端部の形状に対応させるようにして、フランジ端面での
箔のたわみを防止し、気密性を充分に保つことが可能で
ある。このように、1次窓箔のダブルウィンドウを均等
に冷却し、さらに2次窓も同時に冷却することが可能と
なり窓箔、特に1次窓箔のダブルウィンドウの破損が防
止できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単純な機構で冷却風を左右均一に反転させ従来技術の欠
点を補うことができる。すなわち、従来の片側吹き出し
方式では、電子ビームの走行距離を増やすため窓部短軸
方向の長さが増大して、ウィンドウの幅が広くなった場
合には、ダクトのスリット幅を広げて冷却風の風量を増
やさなければ、1次窓箔の2番目のウィンドウまで冷却
風が到達せず、充分な冷却がおこなえない。本発明で
は、両側吹き出しを採用することで冷却風量を増やすこ
となく、1次窓箔の両方のウィンドウを効率よく冷却す
ることが可能となる。
【0012】また、従来の両側吹き出し冷却方法とは異
なり、冷却風の反射機構として、真空中にある中央桟に
大気側から反転機構を取り付ける従来方法とは異なり、
反転機構を中央桟の一部分により形成している。すなわ
ち、中央桟先端部の位置を大気側に突きだし、先端を冷
却風の反転に最適かつ散乱された電子ビームの衝突を、
できるだけ避けるような形状に工夫することで、従来法
のような熱膨張による反転機構の変形、ひいては箔の加
熱破損を引き起こすことなく、箔の冷却がおこなえる。
さらに、反転した冷却風で2次窓箔も同時に冷却するこ
とで、従来方法と比較しても大幅な機器の増加を必要と
することなく1次、2次の窓箔冷却が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却方法を説明する全体構成図。
【図2】本発明の窓箔を取付けるための組立図で組立前
と組立後の状態を示す斜視図。
【図3】電子ビーム加速器の構成図。
【図4】ダブルウィンドウの構造説明図であり、図3の
IVーIV線に沿った矢視図。
【図5】従来型冷却方法を説明する全体構成図。
【図6】2次窓箔を用いない場合の従来型冷却方法の全
体構成図。
【符号の説明】
1:高圧電源、2:高圧ケーブル、3:加速管、4:走
査コイル、5:走査管、6:窓箔取付フランジ、7:排
ガスダクト、8:電子ビーム、9:排ガスの流れ、1
0:1次窓箔の1番目のウィンドウ、11:1次窓箔の
2番目のウィンドウ、12:電子ビーム走査の軌跡、1
3:中央桟、14:1番目ウィンドウ窓箔、15:2番
目ウィンドウ窓箔、16:2次窓箔、17:1次窓冷却
用吹き出しスリット、17’:冷却風吸引ダクト、1
8:2次窓冷却用吹き出しスリット、19:1次窓箔冷
却風の流れ、20:2次窓箔冷却風の流れ、21:吹き
出し兼吸い込みダクト、22:吹き出し兼吸い込みダク
ト(従来片側吹き出し方式)、23:吹き出しダクト
(従来両側吹き出し方式)、24:中央桟水冷パイプ、
25:窓箔押え板、26:窓箔、27:中央桟先端部、
28:冷却媒体ボート、29:反転機構

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームの走査管と、該走査管の出口
    に取り付けられた電子ビーム取り出し用のダブルウィン
    ドウを有する1次窓箔と、該1次窓箔の大気側に配置さ
    れた2次窓箔とを有する走査型電子ビーム加速器の電子
    ビーム取り出し用の窓箔冷却方法において、電子ビーム
    走査面にたいして両側より冷却風を吹き付けて1次窓箔
    を冷却し、窓箔の冷却風の流れを窓箔中央部で反転させ
    た後、電子ビーム走査面にたいして両側より吸い込み循
    環させて、2次窓箔も同時に冷却することを特徴とする
    窓箔冷却方法。
  2. 【請求項2】 前記冷却風の反転は、1次窓箔のたわみ
    と該1次窓箔中央部に設けた冷却桟の先端形状を利用し
    ておこない、前記1次窓箔のたわみは、前記1次窓箔中
    央部に設けた冷却桟を窓箔取り付けフランジ端面と同一
    面またはフランジ端面から大気側に突き出すことにより
    形成したことを特徴とする請求項1記載の窓箔冷却方
    法。
  3. 【請求項3】 電子ビームの走査管と、該走査管の出口
    に取付けられた電子ビーム取り出し用の1次窓箔と、該
    1次窓箔の大気側に配置された2次窓箔と、該1次窓箔
    を走査管出口に取付けるフランジと、該走査管内に設け
    られ1次窓箔を支持する中央桟と、該窓箔の表面に冷却
    風を供給する冷却風吹き出しスリットとを備えたダブル
    ウィンドウを有する走査型電子ビーム加速器の電子ビー
    ム取り出し用の窓箔冷却装置において、前記冷却風が該
    1次窓箔中央部で反転されるよう前記吹き出しスリツト
    を該1次窓箔の両側部に沿って対向配置せしめ、該1次
    窓箔中央部で反転した前記冷却風を吸い込む吸引ダクト
    を2次窓箔の両側部に沿って対向配置したことを特徴と
    する窓箔冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記1次窓箔を支持する中央桟を前記フ
    ランジの端面と同一面またはフランジ端面より大気側に
    突出せしめたことを特徴とする請求項3の窓箔冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中央桟は窓箔を支持する端面付近に
    沿って冷却水通路を有することを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の窓箔冷却装置。
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