JP3291239B2 - 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP3291239B2
JP3291239B2 JP04372198A JP4372198A JP3291239B2 JP 3291239 B2 JP3291239 B2 JP 3291239B2 JP 04372198 A JP04372198 A JP 04372198A JP 4372198 A JP4372198 A JP 4372198A JP 3291239 B2 JP3291239 B2 JP 3291239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
setting
rice cooking
data
cooking data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04372198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11239532A (ja
Inventor
恵一 三平
好央 松本
実章 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP04372198A priority Critical patent/JP3291239B2/ja
Publication of JPH11239532A publication Critical patent/JPH11239532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291239B2 publication Critical patent/JP3291239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動炊飯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特開平9−215595号公報に示すよ
うに、従来の自動炊飯機は、自動炊飯の操作パネルを有
し、この操作パネルのスイッチを操作することにより自
動炊飯における炊飯量、洗米度、水加減等を決定するデ
ータの値を一定範囲内で調整可能とされ、好みに応じて
炊き上がり具合を調整することができる。そして、炊飯
量、洗米度、水加減等のような調整可能な炊飯データお
よびその他自動炊飯のために予め設定された他の炊飯デ
ータ並びにこれらのデータに基づいて自動炊飯を行うプ
ログラムは、自動炊飯機の制御装置が有するROMに記
録されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水加減調整
の場合、その調整可能な範囲を超えて水量を増減したい
という要望が存在する。すなわち、米の質や水の条件に
より水量を大幅に増減したい場合や店舗によって炊き方
にこだわりがある場合等である。特に、炊き方にこだわ
りがある場合、水加減のように従来から調整可能なもの
だけでなく、米の洗い方等のように予め(工場出荷時
に)設定されたデータをも変更して炊き方を調整したい
との要望(以下、特殊要望という)もある。このような
特殊要望には、数多くの種類があり、その対応は容易で
なかった。
【0004】すなわち、特殊要望があった場合には、そ
の特殊要望に応じたデータに書き換えたROMを用意
し、自動炊飯機内の制御ボックス(制御装置)を分解し
てROMを交換することが必要であり、時間と手間のか
かる作業であった。また、特殊要望に対する設定を行う
ために、制御ボックスに特殊要望を設定するためのディ
ップスイッチを複数設けて、ディップスイッチを切り換
えることにより対応することもできる。しかし、この場
合、ディップスイッチの切り換えをどのようにすれば特
殊要望に対応した設定ができるのかという特殊な知識が
必要であり、その知識のない者にとっては設定が困難
で、操作性に問題がある。
【0005】一方、操作パネルに、調整可能な範囲の調
整や、予め設定され従来調整不能であったデータの設定
変更をするためのスイッチ類をも設けることにより、従
来より調整・設定可能な事項を増やして、操作パネルで
すべての調整・設定が行えるようにすることも考えられ
る。しかしながら、単に調整・設定可能な事項を増やす
と、操作パネルのスイッチ類が増加してスイッチ類の判
別が困難になったり、操作手順が増加したりして、操作
性の低下を招くという問題がある。特に、特殊要望は店
舗ごとのこだわり、好み又はそのメニュー等によって発
生するものであるから、特殊要望に対応する設定は、自
動炊飯機の購入時に販売店のサービスマンによって設定
されることが多く、一旦、なされるとその後変更される
ことはほとんどない。
【0006】つまり、使用者が炊飯をする度に操作する
必要がある炊飯量、洗米度、水加減の調整スイッチ類
と、ほとんど操作することのない特殊要望対応用のスイ
ッチ類を共に操作パネルに設けると、使用者が混乱し、
誤操作や誤設定を招き易くなる。本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであって、特殊要望に対して容易
に対応することができる自動炊飯機および自動炊飯機の
炊飯データ設定プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、特殊要望に対応しても操
作性を低下させないことをも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明の特徴は、自動炊飯に関する炊飯データの値を一定
の範囲で調整可能な自動炊飯機において、炊飯データの
値を調整な範囲を変更させる変更手段が設けられている
点にある。この場合、調整可能な炊飯データ(例えば、
洗米度、水加減等)の値をその調整可能範囲を超えて調
整したい場合には、変更手段によって炊飯データの調整
可能範囲を所望の範囲に変更し、変更後の調整可能範囲
内で炊飯データの値を調整することにより、もとの調整
可能範囲を超えて炊飯データの値を調整することができ
る。
【0009】したがって、店舗ごとのこだわり、好み又
はメニューに応じた炊飯を行うことができる。また、本
発明では、画面部と操作部とを備えた自動炊飯機であっ
て、前記画面部は、自動炊飯に関する炊飯データの一部
の値を設定するための第1の設定表示画面と、自動炊飯
に関する炊飯データの他の一部の値を設定するための第
2の設定表示画面とを表示可能とされ、前記操作部に
は、前記第1の設定表示画面を表示させるための機能を
有するスイッチが含まれ、前記第2の設定表示画面は、
操作部に含まれる複数のスイッチの複合操作により表示
されるように構成されているものとすることができる。
【0010】この場合、炊飯データのうち、炊飯をする
度に調整する可能性の高い炊飯データ、例えば洗米度、
水加減を第1の設定表示画面で設定するように割り当
て、特殊要望に対応する設定頻度の低い炊飯データ(例
えば、吸水方式、排米前攪拌時間等)を第2の設定表示
画面で設定するように割り当てれば、特殊要望に対して
は第2の設定表示画面で設定することができる。また、
設定頻度の高い炊飯データ(洗米度等)は、操作部のス
イッチを押すだけで表示される第1の設定表示画面にお
いて値の調整をすることができるのに対し、第2の設定
表示画面は、操作部に含まれる複数のスイッチの複合操
作により表示されるものである。したがって、操作部に
は第2の設定表示画面を表示させるための専用のスイッ
チを別途設ける必要がない。よって、スイッチ類の増加
による操作性の低下を防止できる。
【0011】また、日常的に炊飯機を使用する作業者
は、特殊な操作によらなければ表示できない第2の設定
表示画面の存在を考慮する必要がないから、従来と比べ
て、調整・設定のできる炊飯データの数が増えても、第
2の設定画面で設定できる炊飯データのことを考慮する
ことなく、第1の設定画面で調整できる炊飯データの操
作を知っていれば良いから調整・設定の操作も容易であ
る。また本発明では、異なる初期設定値を有する複数種
の炊飯データからなる炊飯データ群が記憶された記憶部
と、当該炊飯データ群から一の炊飯データを選択させる
選択手段と、選択された炊飯データに基づいて自動炊飯
制御を行う制御実行手段とを備えているものとすること
ができる。
【0012】この場合、特殊要望等に対しては、予め記
録された炊飯データ群から特殊要望等に応じた一の炊飯
データを選択して、その炊飯データにより自動炊飯制御
を行うようにすることができ、従来のようにROM等の
記録媒体を交換することなく容易に対応することができ
る。ここで、前記炊飯データ群は、機種の異なる複数の
炊飯機にそれぞれ対応した初期設定値を有する炊飯デー
タの集合とされ、選択された炊飯データの値を変更する
変更手段を備えているものとすることができる。
【0013】この場合、機種毎に異なる炊飯データが記
録されたROM等の記録媒体を用意する必要がなくコス
ト低減を図ることができる。また、選択された炊飯デー
タの値を更に変更することができるので、特殊要望にも
容易に対応することができる。さらに本発明では、機種
の異なる複数の炊飯機にそれぞれ対応した初期設定値を
有する炊飯データの集合からなる炊飯データ群と、当該
炊飯データ群から一の炊飯データを選択させる手順と、
選択された炊飯データに基づいて自動炊飯制御を行う手
順とを含む炊飯プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明すると、炊飯機1の全体を側面視で
示している図1および正面視(前面視)で示している図
2において、該炊飯機1は本体フレーム2を有し、該フ
レーム2の下部に単輪、具体的にはキャスタ3が設けら
れていて移動自在であり、所定位置に据付けたときは、
車輪をロック可能としている。本体フレーム2の上部に
貯米部4、貯米部4の下方に洗米部5、洗米部5の下方
に炊飯部6が縦方向に並べて備えられている。
【0015】貯米部4は、漏斗形の貯米タンク7を備
え、該タンク7の下部には計量ドラム8が備えられ、該
ドラム8はモータ9によって横軸廻りに回転駆動されて
その回転数によって炊飯量を計量可能である。貯米タン
ク7はその上部に開閉自在な蓋10を有し、この蓋10
を開いて米が補給可能であり、該タンクの内部には米の
量を検出するセンサーが設けられているとともに、モー
タ9にはその回転量(数)を検出する汁量センサーが設
けられている。
【0016】貯米部4は本体フレーム2の上部で略箱形
に構成されていてその前面(正面)には開閉自在な表示
パネル11が備えられていて、この表示パネル11の前
面に示す平面ディスプレイによる画面部12と操作部1
3とを有する操作表示部14が備えられ、表示パネル1
1内部には、図3に示すような、CPU11aと、EE
PROMを含むメモリ(記憶部)11bからなる制御部
11cが備えられており、メモリ11bには、炊飯デー
タ群(後述)と炊飯プログラムが記録されている。
【0017】洗米部5は計量ドラム8から供給された計
量米を受け入れて洗う漏斗形の洗米タンク15を備え、
該タンク15の下部には排米口を有し、該排米口は上下
動することで開閉自在な円錐形で示している排米弁16
を備えている。排米弁16は、洗米タンク15の中心
(軸心)上に配した弁棒17の下部に備えられていて、
該弁棒17をその上部に備えたモータ、カム等からなる
弁駆動体(図示せず)によって上下動することで排米弁
16によって排米口を開閉自在である。
【0018】弁棒17には中空軸が套嵌されていて、こ
の中空軸に攪拌棒18を備えており、モータ、ベベルギ
ヤ等の攪拌駆動体(図示せず)によって中空軸をその軸
心廻りに回転駆動することで攪拌棒18によって洗米タ
ンク15内で計量米を洗米可能としている。洗米部5に
はタンク15の上部に給水ノズル19を備え、このノズ
ル19は電磁弁20を有する配管系21を介して水道蛇
口等の圧力水源に接続されていて、洗米に必要な水量の
調整、炊飯に必要な水加減等が調整可能である。
【0019】更に、洗米タンク15の下部には排水ジャ
ケット22を備え、このジャケット22には開閉自在な
排水弁を内蔵した排水ボックス23を有する排水装置に
接続されていて、洗米後の汚水等は機外に放出可能であ
る。炊飯部6は本体フレーム2の下部において前後に引
出し自在とされた架台24上に載置されていて、ガス、
電気等のコンロ部25と、外釜26およびこの外釜26
に挿脱自在な内釜27を備え、この内釜27に洗米部5
によって洗米されかつザル上げされた米を水加減して受
入れ可能である。
【0020】内釜27はフタ28によって炊飯中は圧力
下に保持可能であり、この実施例ではフタ28を炊飯機
1に残して炊飯部6を取出し可能としており、このため
フタ28には駆動モータ29によって開閉自在なシャッ
タ装置30を有し、このシャッタ装置30を有するフタ
28は開閉レバー31の上下動でリンク32を介して上
下動可能であり、これらは、従来例と同様であり、コン
ロ部25は手動着火と自動着火が選択可能とされてい
る。図4には、画面部12と操作部13とを有する操作
表示部14の詳細が例示されている。
【0021】操作部13は予約ボタン(スイッチ)3
6、設定ボタン(スイッチ)37、取消ボタン(スイッ
チ)38、スタートボタン(スイッチ)39を画面部1
2の下方位置で横並べして配置しているとともに、選択
ボタン(スイッチ)40およびメンテナンスボタン(ス
イッチ)41を画面部12の右側方位置(左側方位置で
も可)に配置し、ここに、操作部13を操作中に、画面
部12がオペレータ(作業者)の腕,手等によって目隠
しされるのを防止しているのであり、また、操作部13
には、図2で示しているメインスイッチ42を含むもの
である。
【0022】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部11cをマイコン処理
して運転するようになっており、前記設定ボタン(設定
スイッチ)37の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設
定してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)36が
操作できない電気的インターロック手段(図示せず)を
制御部11cに備えている。
【0023】画面部12は、平面ディスプレイ、例えば
液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパ
ネル(PDP)等から構成され、図4の画面部12は、
炊飯モードの設定表示画45(以下、第1の設定表示画
面という)を表示している。この第1の設定表示画面4
5は、電源投入後の初期画面で設定スイッチ37を押す
ことによって表示されるものであり、その上段左欄に
「コースの設定」等の文字表示部45A,上段右欄に
「運転中か否か」の文字表示部45Bを備え、中段左欄
には上から下にかけて「炊飯量」、「水加減」、「洗い
方」、「モード」、「ザル上」、「むらし」のような炊
飯データを示す各文字表示部45Cを備え、これに対応
して中段右欄に「炊飯量(図では 4.5升と 1.8Lのリッ
トル表示」、「水加減量の多少」、洗い方の度合いは
「軽く〜念入」、モードは「自動1回、自動2回、準
備、洗米」、ザル上げむらしはそれぞれ時間表示等の文
字表示部45Dとされており、下段には次の作業の指示
(メッセージ)表示部(図では、「設定後、スタートま
たは予約を押す」を指示している)45Eがそれぞれ区
画されている。
【0024】選択ボタン40はその中心に選択主ボタン
40A、その上下に上下切換選択ボタン40B,40
C、その左右に、左右増減切換選択ボタン40D,40
Fを有している。すなわち、操作部13における設定ス
イッチ37をオンにすると、画面部12は第1の設定表
示画面45になり、この設定表示部33において選択ボ
タン40をオンにすることによってコースの設定が選択
される。炊飯量を設定するには選択ボタン40のオンに
よってまず「炊飯量」が表示されるので、その炊飯量を
増減するときは左右増減選択ボタン40D,40Eを操
作することで希望(設定)した炊飯量が表示部45Dの
上段に文字表示され、次に、切換選択ボタン40Cをオ
ンすれば表示部45Cは「水加減」を表示し、ついで左
右増減切換ボタン40D,40Eを操作することで水加
減量が設定され、以下、同じ要領で「洗い方」、「モー
ド」、「ザル上」「むらし」とボタン40Cを操作して
切換えるとともにボタン40D,40Eをその都度操作
することで炊飯データが希望通りに設定され、最後にメ
ッセージが表示部45Eに文字表示されるのである。
【0025】なお、設定を途中で変更するときは、ボタ
ン40Bを操作し、表示部45Cを順次切換えて例えば
「洗い方」を選択し、「軽く」から「念入」にボタン4
0Eに変更して下段へと進むのであり、この表示におい
て文字部分を枠囲いして表示しても反転表示しても良
く、いずれにしても設定コースの各部を個々に表示する
のである。また、画面部12には、上記第1の設定表示
画面45で設定される値の範囲や設定の種類、設定表示
方法等を更に設定するための第2の設定表示画面46が
表示可能とされている。
【0026】第1の設定表示画面45は、メインスイッ
チ(電源スイッチ)42をオンにした後、初期画面から
第1の設定表示画面を表示させるための機能を有するス
イッチとしての設定ボタン37を押すと表示されるのに
対し、第2の設定表示画面46は、上下切換選択スイッ
チ40B,40C(又は左右増減切換選択ボタン40
D,40F)を同時に押しながら、メインスイッチ(電
源スイッチ)42をオンにすることによって、表示され
るものである。このように、第2の設定表示画面46
は、複数のスイッチの複合操作によって表示され、専用
のスイッチが存在しないので、作業者は第2の設定表示
画面45のことを考慮する必要がない。そして、販売店
のサービスマン等は、複数のスイッチの複合操作により
簡単に第2の設定表示画面46を表示させることができ
るのである。
【0027】第2の設定表示画面46は、図5に示すよ
うな、機種設定、炊飯量設定、吸水方式設定、排水前攪
拌時間設定、洗米度設定、無洗米設定、洗い方設定、研
米時間設定、排水時間設定、スタートOK水量設定、水
加減設定、設定米量表示切替え、の計12項目の炊飯デ
ータの設定を行うためのものであり、設定のために順次
切り換わる一連の15種類の画面によって構成されてい
る。第2の設定表示画面46における設定手順は、図6
のフローチャートに示すように行われる。
【0028】まず、上切換選択ボタン40B(以下、上
SW40Bという)と下切換選択ボタン40C(以下、
下SW40Cという)とを同時に押しながらメインスイ
ッチ42をONにする(ステップS1)。すると、図7
(a)に示す画面1が表示され(ステップS2)、「設
定モード」か「設定初期化」のいずれかを選択可能にな
り、上下SW40B,40Cでいずれかを選択する。
「設定初期化」を選択して、スタートボタン30を押す
と、図7(b)に示す画面2が表示されて(ステップS
3)、「初期化をします」との予告表示がなされる。さ
らにスタートボタン30を押すと(ステップS4)、図
7(d)に示す画面4が表示され(ステップS5)、現
在設定されている機種で各設定項目を初期化する(ステ
ップS6)。
【0029】なお、ステップS4においてスタートボタ
ン30が押されないと、第2の設定表示画面46の表示
が終了し、第1の設定表示画面45が表示される。初期
化がされた後、取消ボタン38が押されると(ステップ
S7)、初期化がメモリ(保存)され、画面1が再び表
示される(ステップS8)。したがって、ステップS2
以降の設定を再び行える。なお、ステップS7において
取消ボタン38が押されないと、第2の設定表示画面4
6の表示が終了し、初期画面が表示される。
【0030】画面1において、「設定モード」を選択
し、スタートボタン30を押すと、図7(c)に示す画
面3が表示され(ステップS9,10)、各データ項目
の設定が可能になる。なお、ステップS10においてス
タートボタン39が押されないと、第2の設定表示画面
46の表示が終了し、初期画面が表示される。この画面
3では、「設定モード」の表示の下方であって画面左側
に設定されるデータ項目の番号と名称(画面3では、
「01(機種設定)」)が表示されており、同じく画面
右側には、そのデータ項目の現在の値(画面3では、
「KR722」:機種名)が表示されている。
【0031】この画面3で、左増減切換選択ボタン40
D(以下、「左SW40D」という)と右増減切換選択
ボタン40F(以下、「右SW40F」という)を押す
と、選択手段たるCPU11aにより、データ項目の値
である機種を選択することができる。本実施の形態で
は、KR722,KR902,KR542,KR72
1,KR901,KR451,KR721H,KR36
3,KR543,KR723の10種類の機種を選択す
ることができる。機種を選択した後に、上下SW40
B,40Cを押すと、図8〜図11に示す画面5〜画面
15に表示されているように、設定できるデータ項目を
選択できる。
【0032】画面5〜画面15では、画面3で選択され
た機種における各データ項目の現在の値が表示される。
すなわち、設定初期化した後であれば、各データ項目の
値は、初期設定値とされている。また、設定初期化によ
って設定される炊飯データの初期設定値は、機種によっ
て一部異なるものであり、言い換えれば、メモリ(具体
的にはEEPROM)(記憶部:記録媒体)11bは、
炊飯データを異なる初期設定値を有する複数種の炊飯デ
ータからなる炊飯データ群として保持しているのであ
る。
【0033】上記のように画面3で複数の機種のデータ
群の中から、その炊飯機の機種のデータを選択すること
により、1つの炊飯プログラムで複数の機種に対応する
ことができる。図8(a)の画面5では、第1の設定表
示画面45において一定の範囲で炊飯量を調整・設定す
る際の、その調整可能範囲を変更設定するものである。
すなわち、標準の炊飯量範囲より−0.5升少ない範囲
まで調整可能としたり、標準の炊飯量範囲より−1.0
升少ない範囲まで調整可能としたりするものである。
【0034】具体的には、例えば機種KR722では、
本来炊飯量を調整可能な範囲(第1の設定表示画面45
で調整可能な範囲)は、2升〜4升とされている(標準
の炊飯量範囲)。画面5での選択肢には、「標準」、
「−0.5升」、「−1.0升」の3つがあり、「標
準」を選択すれば、変更手段たるCPU11aにより、
2〜4升の範囲で調整可能となり、「−0.5升」を選
択すれば、1.5升〜4升の範囲で調整可能となり、
「−1.0升」を選択すれば、1升〜4升の範囲で調整
可能となる。「−0.5升」や「−1.0升」を選択す
ることで、少量の炊飯をしたいという特殊要望に対応す
ることができる。
【0035】なお、標準の炊飯量範囲は、機種によって
異なる。また、以下の画面6から画面15までの各選択
も、変更手段たるCPU11aによって、行われる。図
8(b)の画面6は、米の吸水方式を設定するためのも
のであり、「ザル上げ方式」か「浸漬方式」かのいずれ
かを選択するものである。例えば、機種KR722で
は、初期設定では「ザル上げ方式」に設定されている
が、米の質や炊きあがりの好みという特殊要望に対応す
べく、「浸漬方式」に変更することができる。
【0036】図8(c)の画面7は、排米前攪拌時間を
設定するためのものであり、攪拌時間を5秒〜30秒の
間で1秒単位で設定するものである。例えば、機種KR
722の初期設定では「10秒」に設定されている。こ
の排米前攪拌時間は、設定頻度が低いので第1の設定表
示画面45ではなく、この画面7において、5秒〜30
秒の間で調整可能とされている。この排米前攪拌時間の
調整は、米によっては洗米タンク15から落ちにくい場
合があることへの対応で、時間を長くすることによって
残米を減少させることができる。
【0037】図9(a)の画面8は、洗米度の調整可能
範囲を変更設定するためのものである。洗米度は、洗米
水量と洗米時間によって決定される洗米の度合いであ
り、図3の第1の設定表示画面45において「洗い方」
の表示で示されるものである。第1の設定表示画面45
では「軽く」〜「念入」まで、5段階で調整可能とされ
ている。この画面8での選択肢には、「標準」、「−2
目盛シフト」、「+2目盛シフト」の3つがある。な
お、KR722の初期設定では、「標準」とされてい
る。ここで、便宜上「標準」における洗米度の調整可能
な範囲を数値で表し、「−2〜+2」であるとする(数
値が大きい程、洗い方が念入りになり、数値が1増加す
ると洗い方の度合いが1段増加する)。
【0038】「−2目盛シフト」を選択すると、洗米度
の調整可能な範囲は、全体的に−2目盛(2段階)シフ
トし、−4〜0となる。また、「+2目盛シフト」を選
択すると洗米度の調整可能な範囲は、全体的に+2目盛
(2段階)シフトし、0〜+4となる。このような選択
により、第1の設定表示画面45で調整可能な範囲を超
えて洗い方を調整したいという特殊要望に対応すること
ができる。また、調整可能な幅(五段階)は変化しない
ので、この画面8での変更前後で第1の設定表示画面4
5における表示や操作方法に影響を与えない。
【0039】図9(b)の画面9は、無洗米設定を行う
ためのものであり、洗米の必要のない無洗米を炊飯する
ときに設定される。画面9の選択肢には、「標準(白
米)」と「無洗米」があり、機種KR722の初期設定
では「標準(白米)」とされている。無洗米を炊飯する
ときは、「標準」から「無洗米」に切り換えればよい。
図9(c)の画面10は、米の洗い方を設定するための
ものであり、「前溜め無し」(洗米、研米方式)か「前
溜め有り」(貯水洗米方式:研米を無くした方式)かを
選択するものであり、機種722の初期設定では、「前
溜め無し」とされている。
【0040】図10(a)の画面11は、研米時間を設
定するためのものであり、研米時間を0秒〜50秒の間
で1秒単位で設定するものである。例えば機種KR72
2の初期設定では、「30秒」に設定されている。この
研米時間も設定頻度が低いので第1の設定表示画面45
ではなく、この画面11において、0秒〜50秒の間で
調整可能とされている。この研米時間の調整により、研
ぎの度合いが調整でき、炊きあがりのこだわりに応じた
研米をすることができる。図10(b)の画面12は、
排水時間を設定するためのものであり、排水時間を6
0秒、90秒、120秒、180秒、300
秒、600秒の中から選択することができる。この排
水時間の初期設定は、設定された機種に依存し、機種K
R722では、180秒に設定されている。
【0041】図10(c)の画面13は、スタートOK
水量を設定するためのものであり、3〜20・、5
〜20・、5〜25・の中から選択することができる。
機種KR722の初期設定では、5〜20・に設定さ
れている。図11(a)の画面14は、炊飯の水加減の
調整範囲を設定するためのものである。水加減は、図3
の第1の設定表示画面において「水加減」の表示で示さ
れ調整されるものであり、第1の設定表示画面45で
は、「少」〜「多」まで、17段階に調整可能とされて
いる。
【0042】この画面14での選択肢には、「標準」、
「−3目盛シフト」、「+3目盛シフト」、「+5目盛
シフト」の4つがある。なお、KR722の初期設定で
は、「標準」とされている。ここで、便宜上「標準」に
おける水加減の調整可能な範囲を数値で表し、「−8〜
+8であるとする。(数値が大きい程、水が多くなり、
数値が1増加すると水加減の段階が1段増加する)。
「−3目盛シフト」を選択すると、水加減の調整可能な
範囲は、全体的に−3目盛(3段階)シフトし、−11
〜+5となる。また、「+3目盛シフト」を選択すると
水加減の調整可能な範囲は、全体的に+3目盛(3段
階)シフトし、−5〜+11となる。「+5目盛シフ
ト」を選択すると、−3〜+13となる。
【0043】このような選択により、「標準」の場合に
おける第1の設定表示画面45で調整可能な範囲を超え
て水加減を調整したいという特殊要望に対応することが
できる。図11(b)の画面15は、第1の設定表示画
面45に表示される設定米量表示の切替えを行うもので
あり、米量の単位として「升」、「Kg」を切替えるこ
とができる。機種KR721の初期設定では、升設定と
されており、この画面15でKg設定に切替えることが
できる。
【0044】なお、画面15の次は、図11(c)で示
すような画面3が表示可能であり、言い換えれば画面3
〜画面15はループ状の連結関係にある。上記画面3,
5〜15において、取消ボタン38を押すと、変更され
た設定内容がメモリされると共に、画面2が表示される
(ステップS14)。取消ボタン38が押されなかった
場合は、変更された内容が記録されることなく、初期画
面が表示される。第2の設定表示画面46で特殊要望に
対応する炊飯データが変更設定されると、変更された炊
飯データに基づき第1の設定表示画面45での設定が行
われ、かつ変更された炊飯データに基づき制御実行手段
としてのCPU11aにより炊飯機1全体の自動炊飯制
御が行われる。
【0045】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、炊飯データ群を構成する各
炊飯データは、機種に対応したものでなくともよく、様
々な特殊要望に対応する炊飯データであってもよい。こ
の場合、選択された炊飯データをさらに変更する必要が
ない程、多くの種類を用意しておけば、変更手段が不要
となる。
【0046】
【発明の効果】以上、本発明によれば、特殊要望に対し
て容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯機の全体を示す側面図である。
【図2】炊飯機の全体を示す正面図である。
【図3】炊飯機の制御ブロック図である。
【図4】画面部と操作部とを示す前面図である。
【図5】第2の設定表示画面による設定内容の一覧であ
る。
【図6】第2の設定表示画面による設定の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】画面1〜画面4を示す前面図である。
【図8】画面5〜画面7を示す前面図である。
【図9】画面8〜画面10を示す前面図である。
【図10】画面11〜画面13を示す前面図である。
【図11】画面14、画面15及び画面3を示す前面図
である。
【符号の説明】
1 炊飯機 12 画面部 13 操作部 45 第1の設定表示画面 46 第2の設定表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−161117(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103 A47J 27/00 109

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯データと炊飯プログラムが記録され
    ているメモリを有する制御部を備えると共に、画面部と
    操作部とを備え、自動炊飯に関する炊飯データの値を
    炊飯をする度に調整する可能性の高い範囲で調整可能に
    した自動炊飯機において、 炊飯データの値を調整可能な範囲を変更できるように、
    前記制御部のメモリに、炊飯をする度に調整する可能性
    の高い炊飯データと、特殊要望に対応する設定頻度の低
    い炊飯データとが記録され、 前記画面部は、自動炊飯に関する炊飯データのうち、炊
    飯をする度に調整する可能性の高い炊飯データの値を設
    定するための第1の設定表示画面と、自動炊飯に関する
    炊飯データのうち、特殊要望に対応する設定頻度の低い
    炊飯データの値を設定するための第2の設定表示画面と
    を表示可能とされ、 前記操作部には、前記第1の設定表示画面を表示させる
    ための機能を有するスイッチが含まれ、 前記第2の設定表示画面は、操作部に含まれる複数のス
    イッチの複合操作により表示されるように構成され、 前記第2の設定表示画面が表示されているときに、前記
    操作部のスイッチ操作により、炊飯データの値を調整可
    能な範囲を変更させるように構成されている ことを特徴
    とする自動炊飯機。
  2. 【請求項2】 画面部と操作部とを備えた自動炊飯機で
    あって、 前記画面部は、自動炊飯に関する炊飯データのうち、炊
    飯をする度に調整する可能性の高い炊飯データの値を
    定するための第1の設定表示画面と、自動炊飯に関する
    炊飯データのうち、特殊要望に対応する設定頻度の低い
    炊飯データの値を設定するための第2の設定表示画面と
    を表示可能とされ、 前記操作部には、前記第1の設定表示画面を表示させる
    ための機能を有するスイッチが含まれ、 前記第2の設定表示画面は、操作部に含まれる複数のス
    イッチの複合操作により表示されるように構成されてい
    ることを特徴とする自動炊飯機。
  3. 【請求項3】 異なる初期設定値を有する複数種の炊飯
    データからなる炊飯データ群が記憶された記憶部と、 当該炊飯データ群から一の炊飯データを選択させる選択
    手段と、選択された炊飯データに基づいて自動炊飯制御
    を行う制御実行手段とを備えていることを特徴とする
    求項2に記載の自動炊飯機。
  4. 【請求項4】 前記炊飯データ群は、機種の異なる複数
    の炊飯機にそれぞれ対応した初期設定値を有する炊飯デ
    ータの集合とされ、 選択された炊飯データの値を変更する変更手段を備えて
    いることを特徴とする請求項3記載の自動炊飯機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の自動炊飯機に使用
    される記録媒体であって、 機種の異なる複数の炊飯機にそれぞれ対応した初期設定
    値を有する炊飯データの集合からなる炊飯データ群と、 当該炊飯データ群から一の炊飯データを選択させる手順
    と、選択された炊飯データに基づいて自動炊飯制御を行
    う手順とを含む炊飯プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP04372198A 1998-02-25 1998-02-25 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Lifetime JP3291239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04372198A JP3291239B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04372198A JP3291239B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11239532A JPH11239532A (ja) 1999-09-07
JP3291239B2 true JP3291239B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=12671668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04372198A Expired - Lifetime JP3291239B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291239B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087130A (ja) * 1999-09-28 2001-04-03 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯器
JP2002085254A (ja) * 2000-09-20 2002-03-26 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP5992361B2 (ja) * 2013-05-14 2016-09-14 象印マホービン株式会社 炊飯器および炊飯制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11239532A (ja) 1999-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102973172B (zh) 通过构造为触摸屏的显示器操作的厨房设备
US10996820B2 (en) Method for displaying an operating menu and activating a cooking appliance
JP3291239B2 (ja) 自動炊飯機、および自動炊飯機の炊飯データ群と炊飯プログラムとを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001258726A (ja) 自動炊飯装置
JP7295500B2 (ja) 洗米炊飯機
JP4231979B2 (ja) 洗米炊飯機の操作表示装置
JP2011019696A (ja) 炊飯機
JP2000201818A (ja) 自動炊飯装置及びその運転方法
JP3745059B2 (ja) 自動精米装置
JP3706291B2 (ja) 自動炊飯機
JP3266822B2 (ja) 業務用炊飯機およびその運転方法
JP2000005055A (ja) 自動炊飯機の表示装置
JP2000197564A (ja) 業務用炊飯機の表示装置
JP6694585B2 (ja) 炊飯器
JP2003093228A (ja) 給水装置
JP3352355B2 (ja) 自動炊飯機の表示装置
JP4345234B2 (ja) 洗米炊飯機の運転操作装置
JPH10201622A (ja) 自動炊飯機の表示装置
JP3352356B2 (ja) 自動炊飯機の表示装置
JP3352357B2 (ja) 業務用炊飯装置
JP2008267665A (ja) 加熱調理器
JP2011020041A (ja) 洗米装置
JP5246252B2 (ja) 加熱調理器
JP3339781B2 (ja) 自動炊飯装置
JP3295382B2 (ja) 炊飯調理器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

Year of fee payment: 11