JP3289536B2 - 自動車用変速機 - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
るものである。
ンに加えることを可能にした車両が提供されている(特
公昭61−54949号公報参照)。この場合、電気モ
ータとして駆動する状態(以下「モータ駆動状態」とい
う。)と発電機として駆動する状態(以下「発電機駆動
状態」という。)とを切り換えることができるようにし
た電機装置が車両に搭載される。
おいては、前記電機装置がモータ駆動状態にされ、該電
機装置によって発生させられた正のトルクが、前記内燃
エンジンに加えられるようになっている。また、車両の
走行中において、前記電機装置を発電機駆動状態にした
場合、該電機装置によって発生させられた電流をバッテ
リに供給し、蓄電することもできる。
のクランク軸に取り付けられた回転界磁極、該回転界磁
極を励磁するフィールドコイル、内燃エンジンのケーシ
ングに固定されたステータコア、及び該ステータコアに
巻装された三相のステータコイルから成り、前記フィー
ルドコイル及びステータコイルが制御装置に接続され
る。
制御することによって、回転界磁極が形成されたロータ
に発生させられるトルクを制御し、該トルクを前記ロー
タと一体に連結されたエンジン出力軸に伝達することに
よって、通常走行時において内燃エンジンが発生させた
トルク(以下「エンジントルク」という。)を電機装置
により効果的に補助し、車両の加速性を向上させること
ができる。
きいときに発電機駆動状態にし、エンジントルクが小さ
いときにモータ駆動状態にすることによって、内燃エン
ジンのトルク変動を吸収することもできる。
来の電機装置においては、内燃エンジンによる加速を補
助するために使用されることが多く、電機装置をモータ
駆動状態にしたときに電機装置によって発生させられた
トルク(以下「モータトルク」という。)を車両走行用
として十分に使用することができない。したがって、燃
費が悪くなってしまう。
題点を解決して、モータトルクを車両走行用として十分
に使用することができ、燃費を良くすることができる自
動車用変速機を提供することを目的とする。
動車用変速機においては、内燃エンジン、変速装置、運
転者が前記変速装置の変速段を選択するための変速段選
択装置、前記内燃エンジンと変速装置との間に配設さ
れ、解放され、係合させられるクラッチ装置、前記変速
装置の入力軸に配設された電機装置、及び運転者が前記
変速段選択装置を操作して次の変速段を選択する場合
に、前記クラッチ装置を解放し、前記変速段選択装置の
操作が終了した場合に、前記クラッチ装置を係合させる
制御装置を有する自動車用変速機に適用される。
開度センサと、運転者がギヤ比の大きい変速段を選択
し、アクセル開度が設定値以下である場合に、エンジン
トルクを使用せずモータトルクだけで車両を走行させる
モータ駆動モードを設定し、運転者がギヤ比の大きい変
速段を選択し、アクセル開度が設定値より大きい場合
に、エンジントルク及びモータトルクで車両を走行させ
る加速アシストモードを設定し、運転者がギヤ比の小さ
い変速段を選択し、アクセル開度が設定値以下である場
合に、モータトルクを使用せずエンジントルクだけで車
両を走行させるエンジン駆動モードを設定し、運転者が
ギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセル開度が設定値
より大きい場合に、エンジントルク及びモータトルクで
車両を走行させる加速アシストモードを設定する走行モ
ード設定手段とを備える。
さらに、前記電機装置は、モータ駆動状態及び発電機駆
動状態で駆動される。
においては、内燃エンジン、変速装置、運転者が前記変
速装置の変速段を選択するための変速段選択装置、前記
内燃エンジンと変速装置との間に配設され、解放され、
係合させられるクラッチ装置、前記変速装置の入力軸に
配設された電機装置、及び運転者が前記変速段選択装置
を操作して次の変速段を選択する場合に、前記クラッチ
装置を解放し、前記変速段選択装置の操作が終了した場
合に、前記クラッチ装置を係合させる制御装置を有する
自動車用変速機に適用される。
開度センサと、運転者がギヤ比の大きい変速段を選択
し、アクセル開度が設定値以下である場合に、エンジン
トルクを使用せずモータトルクだけで車両を走行させる
モータ駆動モードを設定し、運転者がギヤ比の大きい変
速段を選択し、アクセル開度が設定値より大きい場合
に、エンジントルク及びモータトルクで車両を走行させ
る加速アシストモードを設定し、運転者がギヤ比の小さ
い変速段を選択し、アクセル開度が設定値以下である場
合に、モータトルクを使用せずエンジントルクだけで車
両を走行させるエンジン駆動モードを設定し、運転者が
ギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセル開度が設定値
より大きい場合に、エンジントルク及びモータトルクで
車両を走行させる加速アシストモードを設定する走行モ
ード設定手段とを備える。
を選択し、アクセル開度が設定値以下である場合に、エ
ンジントルクを使用せずモータトルクだけで車両を走行
させるモータ駆動モードが設定され、運転者がギヤ比の
大きい変速段を選択し、アクセル開度が設定値より大き
い場合に、エンジントルク及びモータトルクで車両を走
行させる加速アシストモードが設定され、運転者がギヤ
比の小さい変速段を選択し、アクセル開度が設定値以下
である場合に、モータトルクを使用せずエンジントルク
だけで車両を走行させるエンジン駆動モードが設定さ
れ、運転者がギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセル
開度が設定値より大きい場合に、エンジントルク及びモ
ータトルクで車両を走行させる加速アシストモードが設
定される。
さらに、前記電機装置は、モータ駆動状態及び発電機駆
動状態で駆動される。この場合、エンジン駆動モードに
おいて電機装置を発電機駆動状態に置くことができる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
自動車用変速機の概念図、図2は本発明の実施例におけ
る自動車用変速機の第1の概略図、図3は本発明の実施
例における自動車用変速機の第2の概略図である。
マニュアル式の変速装置であり、該変速装置12は、図
示しない変速段選択装置、例えば、シフトレバーによっ
て選択された変速段を達成する。また、14は前記変速
装置12にエンジントルクを選択的に伝達するためのク
ラッチ装置である。該クラッチ装置14は前記内燃エン
ジン11の出力軸(クランクシャフト)16と前記変速
装置12の第1軸21の入力軸部との間に配設される。
前記内燃エンジン11の回転はクラッチ装置14を介し
て変速装置12に伝達され、該変速装置12において変
速させられる。
力軸16に円板状のフライホイール24を介して発進ク
ラッチ部材26が接続される。そして、前記フライホイ
ール24に対してトルク伝達部材27が相対回転自在に
支持され、前記フライホイール24とトルク伝達部材2
7との間に磁気カップリング28が形成される。また、
前記変速装置12の第1軸21の入力軸部の端部に、ダ
ンパ31を介して変速クラッチ部材32が配設される。
前記ダンパ31は、前記発進クラッチ部材26と変速ク
ラッチ部材32とを介して第1軸21の入力軸部に伝達
されるエンジントルクの変動を平滑化する。
33と連結され、該クラッチカバー33とレリーズベア
リング34とがダイヤフラムスプリング35によって挟
持され保持される。そして、前記レリーズベアリング3
4を軸方向に移動させることによって、変速クラッチ部
材32とトルク伝達部材27とを係脱したり、発進クラ
ッチ部材26及び変速クラッチ部材32とトルク伝達部
材27とを係脱したりすることができる。
向に移動させるためにレリーズフォーク40が配設さ
れ、該レリーズフォーク40の外端はレリーズシリンダ
41のロッドと対向させられる。前記レリーズシリンダ
41は、油路を介して図示しないアクチュエータと連結
される。したがって、該アクチュエータを作動させ、ア
クチュエータによって発生させられた油圧を前記レリー
ズシリンダ41に供給することによって、前記レリーズ
ベアリング34を軸方向に移動させることができる。
シリンダ41に油圧を供給するとクラッチ解放状態にな
り、発進クラッチ部材26及び変速クラッチ部材32と
トルク伝達部材27とは解放される。次に、前記アクチ
ュエータを作動させ、レリーズシリンダ41に供給され
ている油圧を低くすると、前記変速クラッチ部材32と
トルク伝達部材27との係合が開始され、半クラッチ状
態が形成される。このとき、磁気カップリング28を介
して伝達されたエンジントルクは変速クラッチ部材32
を介して変速装置12に伝達される。
レリーズシリンダ41に供給される油圧を更に低くする
と、トルク伝達部材27と発進クラッチ部材26とが係
合させられ、クラッチ係合状態が形成される。このと
き、発進クラッチ部材26及び変速クラッチ部材32と
トルク伝達部材27とが係合し、フライホイール24の
回転は発進クラッチ部材26を介してトルク伝達部材2
7に直接伝達され、更に変速クラッチ部材32を介して
変速装置12に伝達される。
1軸21及び第2軸22上に配設された歯数比が異なる
複数のギヤセットG1〜G4を有し、該ギヤセットG1
〜G4のうちの一つを選択して噛合(しごう)させるこ
とによって、特定のギヤ比を設定することができるよう
になっている。そして、前記第2軸22に出力ギヤ55
が配設され、該出力ギヤ55から前記変速装置12にお
いて選択された変速段による回転が出力され、ディファ
レンシャル装置18に伝達される。
ギヤ57を外周に備えたディファレンシャルケース6
1、該ディファレンシャルケース61に固定されたピニ
オン軸62、該ピニオン軸62に回転自在に支持された
ピニオン63、及び該ピニオン63と噛合する左右のサ
イドギヤ64、65から成る。したがって、ディファレ
ンシャル装置18によって、前記リングギヤ57に伝達
された回転を左右の駆動軸67、68に伝達するととも
に、該駆動軸67、68を差動させて回転数差を吸収す
ることができる。
19、20が固定され、駆動軸67、68に伝達された
回転は前記駆動輪19、20に伝達される。ところで、
前記変速装置12の最も後方の端部には、3個のギヤ4
5〜47が配設され、該ギヤ45〜47を介して前記変
速装置12と電機装置51とが連結される。そして、該
電機装置51によってモータトルクが発生させられ、該
モータトルクを、前記ギヤ45、46を介して前記第1
軸21に伝達し、内燃エンジン11を始動させたり、モ
ータトルクだけで車両を走行させたり、前記エンジント
ルクを補助して車両を走行させたりすることができるよ
うになっている。
行な軸線上に配設され、回転が出力される出力軸52、
該出力軸52に固定され、回転自在に配設されたロータ
53、該ロータ53の周囲に配設されたステータ54、
及び該ステータ54に巻装されたコイル56から成る。
前記電機装置51は、コイル56に供給される電流によ
ってモータトルクを発生させる。そのために、前記コイ
ル56は図示しない電機装置コントローラに接続され、
該電機装置コントローラによって制御された電流がコイ
ル56に供給されるようになっている。
給し、電機装置51をモータ駆動状態にすると、ロータ
53が回転させられ、該ロータ53の回転は、ギヤ45
〜47を介して第1軸21に伝達される。次に、前記構
成の自動車用変速機の動作について説明する。図4は本
発明の実施例における自動車用変速機の制御ブロック図
である。
G)、12は変速装置、14はクラッチ装置、51は電
機装置である。また、71は前記クラッチ装置14をク
ラッチ解放状態、半クラッチ状態及びクラッチ係合状態
にするためのアクチュエータ、72は前記変速装置12
において図示しない変速段選択装置によって選択された
変速段を、ギヤ比、変速比等によって検出する変速段検
出手段としてのギヤセンサ、73は前記電機装置51を
電気モータ駆動状態、発電機駆動状態等にするととも
に、コイル56(図2)を流れる電流を制御する電機装
置コントローラ、74は制御装置としてのCPU、75
は前記内燃エンジン11を停止させたり、駆動したりす
るとともに、スロットル開度を制御するエンジンコント
ローラである。なお、前記変速段検出手段としては、ギ
ヤ比、変速比等のほか、変速段選択装置の操作自体を検
出するものを使用することもできる。
された制御プログラムに従って、内燃エンジン11、ア
クチュエータ71、電機装置コントローラ73、エンジ
ンコントローラ75等を統括する。そして、76は車速
を検出する車速センサ、77は図示しないアクセルペダ
ルの踏込量、すなわち、アクセル開度を検出するアクセ
ル開度センサ、78は図示しないブレーキペダルの踏込
量(以下「ブレーキ踏込量」という。)を検出するブレ
ーキセンサ、79は前記クラッチ装置14が解放状態で
あるか係合状態であるかを検出するクラッチセンサであ
る。
を使用した場合、該シフトレバーに感圧スイッチ等を配
設し、該感圧スイッチ等によって前記アクチュエータ7
1を作動させることができる。この場合、運転者が変速
を行うためにシフトレバーを操作すると、前記感圧スイ
ッチ等が操作を検出し、クラッチ装置14が解放状態に
置かれる。そして、変速の終了が検出されると、クラッ
チ装置14が係合状態に置かれる。
れた車両の走行モードについて説明する。まず、エンジ
ン始動モードにおいては、内燃エンジン11を停止させ
た状態で、前記アクチュエータ71を作動させてクラッ
チ装置14を係合状態に置き、前記電機装置51を駆動
してモータ駆動状態にする。この場合、モータトルクを
内燃エンジン11に伝達することによって、該内燃エン
ジン11を始動させることができる。
ッチ装置14をクラッチ解放状態にし、前記電機装置5
1をモータ駆動状態にする。この場合、モータトルクを
駆動輪19、20(図1)に伝達することによって、モ
ータトルクだけで車両を走行させることができる。そし
て、加速アシストモードにおいては、内燃エンジン11
を駆動した状態で、クラッチ装置14をクラッチ係合状
態にし、前記電機装置51をモータ駆動状態にする。こ
の場合、エンジントルク及びモータトルクを駆動輪1
9、20に伝達し、エンジントルク及びモータトルクに
よって車両を走行させることができる。そして、モータ
トルクによってエンジントルクを効果的に補助し、車両
の加速性を向上させることができる。
燃エンジン11を駆動した状態で、クラッチ装置14を
クラッチ係合状態にし、前記電機装置51を発電機駆動
状態にする。この場合、エンジントルクを駆動輪19、
20に伝達し、エンジントルクだけで車両を走行させる
ことができる。しかも、内燃エンジン11からのエンジ
ントルクを電機装置51に伝達し、該電機装置51によ
って発電することができる。
1及び電機装置51の制御について説明する。この場
合、変速段が1速又は2速のギヤ比が大きい変速段であ
るか、3速又は4速のギヤ比が小さい変速段であるかに
よって、エンジントルク及びモータトルクの発生方法を
異ならせてある。
合、前記アクセルペダルが踏み込まれると、車両はモー
タ駆動モードになり、電機装置51はモータ駆動状態に
され、アクセル開度センサ77によって検出されたアク
セル開度に対応させてモータトルクを発生させる。した
がって、モータトルクだけで車両を走行させることがで
きる。
50〔%〕より大きくなると、車両は加速アシストモー
ドになり、クラッチ装置14が係合状態にされるととも
に、内燃エンジン11が始動されてエンジントルクが発
生させられる。したがって、モータトルク及びエンジン
トルクによって車両を走行させることができる。この場
合、前記内燃エンジン11のスロットル開度は、アクセ
ル開度が50〔%〕以下であるときは0〔%〕であり、
アクセル開度が大きくなるに従って大きくなり、アクセ
ル開度が100〔%〕であるときには100〔%〕にな
る。
が50〔%〕より大きくなると、内燃エンジン11を始
動するようにしているが、あらかじめ始動しておくこと
もできる。ところで、ギヤ比が大きい変速段において
は、車速が低く、減速比が大きいので、第1軸21の回
転数を低くし、該第1軸21に伝達されるトルクを小さ
くした低回転・低トルク領域において車両を走行させる
頻度が高くなる。
エンジン回転数を低くした低回転数領域、及びエンジン
トルクを小さくした低トルク領域において燃費が悪くな
る。一方、電機装置51において、モータトルクがモー
タ回転数を低くした低回転数領域において大きくなり、
モータ回転数を高くした高回転数領域において小さくな
るので、広い領域において効率を高くすることができ
る。
50〔%〕以下であるときはモータトルクによって、ア
クセル開度が50〔%〕より大きいときはエンジントル
ク及びモータトルクによって、車両を走行させるように
すると、アクセルペダルの踏込量に対応させた出力特性
を得ることができる。そして、低回転・低トルク領域に
おいて内燃エンジン11を駆動する必要がなくなるの
で、燃費を良くすることができる。
る場合、アクセルペダルが踏み込まれると、車両はエン
ジン駆動モードになり、電機装置51は発電機駆動状態
にされ、クラッチ装置14が係合状態にされ、内燃エン
ジン11が始動されてエンジントルクを発生させる。し
たがって、該エンジントルクだけで車両を走行させるこ
とができる。
きくなると、車両は加速アシストモードになり、電機装
置51はモータ駆動状態にされる。したがって、エンジ
ントルク及びモータトルクによって車両を走行させるこ
とができる。この場合、前記内燃エンジン11のスロッ
トル開度は、アクセル開度が0〔%〕であるときは0
〔%〕であり、アクセル開度が大きくなるに従って大き
くなり、アクセル開度が50〔%〕であるときには10
0〔%〕になる。
ル開度が50〔%〕であるときは0〔%〕であり、アク
セル開度が大きくなるに従って大きくなり、アクセル開
度が100〔%〕であるときには100〔%〕になる。
ところで、ギヤ比が小さい変速段においては、車速が高
く、減速比が小さいので、第1軸21の回転数を高く
し、該第1軸21に伝達されるトルクを大きくした高回
転・高トルク領域において車両を走行させる頻度が高く
なる。。
ても内燃エンジン11を駆動し、急加速が必要な場合等
において、アクセル開度が大きくされると、電機装置5
1をモータ駆動状態にするようになっている。このよう
にすると、内燃エンジン11はエンジン回転数が高く、
エンジントルクが大きい高回転・高トルク領域において
車両を走行させることができるので、燃費を良くするこ
とができる。
くことによって、回生しながら車両を走行させることが
できる。図5は本発明の実施例における自動車用変速機
の動作を示すメインフローチャートである。ステップS
1 初期設定を行う。ステップS2 ギヤセンサ72
(図4)によって検出された変速段、車速センサ76に
よって検出された車速、アクセル開度センサ77によっ
て検出されたアクセル開度、ブレーキセンサ78によっ
て検出されたブレーキペダル踏込量等のセンサ入力を行
う。ステップS3 変速段判断手段は、ギヤ比が大きい
変速段であるかどうか判断する。ギヤ比が大きい変速段
である場合はステップS4に、ギヤ比が大きい変速段で
ない場合はステップS5に進む。ステップS4 低速用
処理を行う。ステップS5 高速用処理を行う。
処理のサブルーチンについて説明する。図6は本発明の
実施例における低速用処理のサブルーチンを示す図であ
る。 ステップS4−1 モータ指令値計算処理を行う。 ステップS4−2 電機装置コントローラ73(図4)
にモータ指令値を指令する。 ステップS4−3 走行モード設定手段は、モータ駆動
モードとするか加速アシストモードとするかのモードを
決定する。 ステップS4−4 アクセル開度が50〔%〕より大き
いかどうかを判断する。50〔%〕より大きい場合はス
テップS4−5に進み、50〔%〕以下である場合はス
テップS4−1に戻る。 ステップS4−5 エンジン・モータ指令値計算処理を
行う。 ステップS4−6 エンジンコントローラ75にエンジ
ン指令値としてスロットル開度を指令する。 ステップS4−7 電機装置コントローラ73にモータ
指令値としてモータトルクを指令する。
タ指令値計算処理のサブルーチンについて説明する。図
7は本発明の実施例におけるモータ指令値計算処理のサ
ブルーチンを示す図、図9は本発明の実施例における第
1のマップを示す図である。なお、図9において、横軸
に車速を、縦軸にモータトルクを採ってある。 ステップS4−1−1 アクセル開度センサ77(図
4)によって検出されたアクセル開度を読み込む。 ステップS4−1−2 ブレーキセンサ78によって検
出されたブレーキ踏込量を読み込む。 ステップS4−1−3 車速センサ76によって検出さ
れた車速を読み込む。 ステップS4−1−4 図9の第1のマップを参照し
て、アクセル開度及び車速に対応するモータトルクを計
算する。
ジン・モータ指令値計算処理のサブルーチンについて説
明する。図8は本発明の実施例におけるエンジン・モー
タ指令値計算処理のサブルーチンを示す図、図10は本
発明の実施例における第2のマップを示す図である。な
お、図10において、横軸にアクセル開度を、縦軸にス
ロットル開度を採ってある。 ステップS4−5−1 アクセル開度センサ77(図
4)によって検出されたアクセル開度を読み込む。 ステップS4−5−2 車速センサ76によって検出さ
れた車速を読み込む。 ステップS4−5−3 図9の第1のマップを参照し
て、アクセル開度及び車速に対応するモータトルクを計
算する。 ステップS4−5−4 図10の第2のマップを参照し
て、アクセル開度に対応する内燃エンジン11のスロッ
トル開度を計算する。
理のサブルーチンについて説明する。図11は本発明の
実施例における高速用処理のサブルーチンを示す図、図
13は本発明の実施例における第3のマップを示す図で
ある。なお、図13において、横軸にアクセル開度を、
縦軸にスロットル開度を採ってある。 ステップS5−1 図13の第3のマップを参照して、
エンジン指令値、すなわちアクセル開度に対応する内燃
エンジン11(図4)のスロットル開度を計算する。 ステップS5−2 エンジンコントローラ75にエンジ
ン指令値として前記スロットル開度を指令する。 ステップS5−3 走行モード設定手段は、エンジン駆
動モードとするか加速アシストモードとするかのモード
を決定する。 ステップS5−4 アクセル開度が50〔%〕より大き
いかどうかを判断する。50〔%〕より大きい場合はス
テップS5−5に進み、50〔%〕以下である場合はス
テップS5−1に戻る。 ステップS5−5 エンジン・モータ指令値計算処理を
行う。 ステップS5−6 エンジンコントローラ75にエンジ
ン指令値としてスロットル開度を指令する。 ステップS5−7 電機装置コントローラ73にモータ
指令値としてモータトルクを指令する。
ンジン・モータ指令値計算処理のサブルーチンについて
説明する。図12は本発明の実施例におけるエンジン・
モータ指令値計算処理のサブルーチンを示す図、図14
は本発明の実施例における第4のマップを示す図であ
る。なお、図14において、横軸に車速を、縦軸にモー
タトルクを採ってある。 ステップS5−5−1 アクセル開度センサ77(図
4)によって検出されたアクセル開度を読み込む。 ステップS5−5−2 車速センサ76によって検出さ
れた車速を読み込む。 ステップS5−5−3 図14の第4のマップを参照し
て、アクセル開度及び車速に対応するモータトルクを計
算する。 ステップS5−5−4 図13の第3のマップを参照し
て、アクセル開度に対応する内燃エンジン11のスロッ
トル開度を計算する。
ーキペダルを踏み込んだ場合の回生について説明する。
図15は本発明の実施例における第5のマップを示す図
である。なお、図において、横軸に車速を、縦軸にモー
タトルクを採ってある。回生電流を発生させるためのモ
ータ指令値は、第5のマップを参照することによって得
ることができる。車速及びブレーキ踏込量に対応するモ
ータトルクが計算され、該モータトルクがモータ指令値
として電機装置コントローラ73(図4)に指令され
る。
れば、自動車用変速機においては、内燃エンジン、変速
装置、運転者が前記変速装置の変速段を選択するための
変速段選択装置、前記内燃エンジンと変速装置との間に
配設され、解放され、係合させられるクラッチ装置、前
記変速装置の入力軸に配設された電機装置、及び運転者
が前記変速段選択装置を操作して次の変速段を選択する
場合に、前記クラッチ装置を解放し、前記変速段選択装
置の操作が終了した場合に、前記クラッチ装置を係合さ
せる制御装置を有する自動車用変速機に適用される。
開度センサと、運転者がギヤ比の大きい変速段を選択
し、アクセル開度が設定値以下である場合に、エンジン
トルクを使用せずモータトルクだけで車両を走行させる
モータ駆動モードを設定し、運転者がギヤ比の大きい変
速段を選択し、アクセル開度が設定値より大きい場合
に、エンジントルク及びモータトルクで車両を走行させ
る加速アシストモードを設定し、運転者がギヤ比の小さ
い変速段を選択し、アクセル開度が設定値以下である場
合に、モータトルクを使用せずエンジントルクだけで車
両を走行させるエンジン駆動モードを設定し、運転者が
ギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセル開度が設定値
より大きい場合に、エンジントルク及びモータトルクで
車両を走行させる加速アシストモードを設定する走行モ
ード設定手段とを備える。
を選択し、アクセルペダルを踏み込むと、モータ駆動モ
ードが設定され、車両はモータトルクだけで走行させら
れる。そして、アクセル開度が設定値より大きくなると
加速アシストモードが設定され、車両はモータトルク及
びエンジントルクによって走行させられる。したがっ
て、アクセルペダルの踏込量に対応させた出力特性を得
ることができる。
エンジンを駆動することなく車両を走行させることがで
きるので、燃費を良くすることができる。一方、運転者
がギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセルペダルを踏
み込むと、エンジン駆動モードが設定され、車両はエン
ジントルクだけで走行させられる。そして、アクセル開
度が設定値より大きくなると加速アシストモードが設定
され、車両はモータトルク及びエンジントルクによって
走行させられる。したがって、高回転・高トルク領域に
おいて内燃エンジンを駆動することによって車両を走行
させることができるので、燃費を良くすることができ
る。
さらに、前記電機装置は、モータ駆動状態及び発電機駆
動状態で駆動される。この場合、エンジン駆動モードに
おいて電機装置を発電機駆動状態に置くことができる。
したがって、回生しながら車両を走行させることができ
る。
図である。
の概略図である。
の概略図である。
ブロック図である。
を示すメインフローチャートである。
チンを示す図である。
のサブルーチンを示す図である。
値計算処理のサブルーチンを示す図である。
である。
図である。
ーチンを示す図である。
令値計算処理のサブルーチンを示す図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃エンジン、変速装置、運転者が前記
変速装置の変速段を選択するための変速段選択装置、前
記内燃エンジンと変速装置との間に配設され、解放さ
れ、係合させられるクラッチ装置、前記変速装置の入力
軸に配設された電機装置、及び運転者が前記変速段選択
装置を操作して次の変速段を選択する場合に、前記クラ
ッチ装置を解放し、前記変速段選択装置の操作が終了し
た場合に、前記クラッチ装置を係合させる制御装置を有
する自動車用変速機において、アクセル開度を検出する
アクセル開度センサと、運転者がギヤ比の大きい変速段
を選択し、アクセル開度が設定値以下である場合に、エ
ンジントルクを使用せずモータトルクだけで車両を走行
させるモータ駆動モードを設定し、運転者がギヤ比の大
きい変速段を選択し、アクセル開度が設定値より大きい
場合に、エンジントルク及びモータトルクで車両を走行
させる加速アシストモードを設定し、運転者がギヤ比の
小さい変速段を選択し、アクセル開度が設定値以下であ
る場合に、モータトルクを使用せずエンジントルクだけ
で車両を走行させるエンジン駆動モードを設定し、運転
者がギヤ比の小さい変速段を選択し、アクセル開度が設
定値より大きい場合に、エンジントルク及びモータトル
クで車両を走行させる加速アシストモードを設定する走
行モード設定手段とを備えることを特徴とする自動車用
変速機。 - 【請求項2】 前記電機装置は、モータ駆動状態及び発
電機駆動状態で駆動される請求項1に記載の自動車用変
速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05291495A JP3289536B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 自動車用変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05291495A JP3289536B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 自動車用変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08251712A JPH08251712A (ja) | 1996-09-27 |
JP3289536B2 true JP3289536B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=12928110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05291495A Expired - Lifetime JP3289536B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 自動車用変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289536B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6234930B1 (en) * | 1998-04-28 | 2001-05-22 | Hitachi, Ltd. | Transmission and vehicle using same |
DE19925100B4 (de) * | 1999-06-01 | 2017-06-01 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Regelung einer Brennkraftmaschine |
DE102016208595A1 (de) | 2016-05-19 | 2017-11-23 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zur Steuerung eines Antriebssystems und Antriebssystem |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP05291495A patent/JP3289536B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08251712A (ja) | 1996-09-27 |
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