JP3289076B2 - 充電装置 - Google Patents
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- JP3289076B2 JP3289076B2 JP17177792A JP17177792A JP3289076B2 JP 3289076 B2 JP3289076 B2 JP 3289076B2 JP 17177792 A JP17177792 A JP 17177792A JP 17177792 A JP17177792 A JP 17177792A JP 3289076 B2 JP3289076 B2 JP 3289076B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ニカド電池などの充
電池に対する充電を可能とするインバータ式の充電装置
であって、特に検知信号の入力に対してインバータにお
ける発振動作を強制的に停止可能としたものに関する。
電池に対する充電を可能とするインバータ式の充電装置
であって、特に検知信号の入力に対してインバータにお
ける発振動作を強制的に停止可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の充電装置は、充電すべき二
次電池が装置内に固定またはそれに近い状態であること
を前提としていたため、充電状態の検知回路およびイン
バータ回路の制御手段は、いずれもインバータ回路から
出力される低圧の直流電圧で駆動するものが一般的であ
った。
次電池が装置内に固定またはそれに近い状態であること
を前提としていたため、充電状態の検知回路およびイン
バータ回路の制御手段は、いずれもインバータ回路から
出力される低圧の直流電圧で駆動するものが一般的であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電す
べき二次電池を使用者が任意に挿脱する形式のものにあ
っては、ともすると二次電池の取り扱いを誤り、インバ
ータ回路の動作中にかかわらず十分な出力電圧を得るこ
とができず、インバータ回路が過負荷状態となって破損
する虞れがある。
べき二次電池を使用者が任意に挿脱する形式のものにあ
っては、ともすると二次電池の取り扱いを誤り、インバ
ータ回路の動作中にかかわらず十分な出力電圧を得るこ
とができず、インバータ回路が過負荷状態となって破損
する虞れがある。
【0004】かかる問題に対し、インバータ回路の入力
側の高圧直流電圧を直接的に降圧して検知および制御に
利用することも考えられるが、インバータ回路を停止さ
せるためには比較的大電流の制御が必要となるため、各
素子に大電力用のものを使用しなければならないなど、
小型化および低価格化の障害となっていた。
側の高圧直流電圧を直接的に降圧して検知および制御に
利用することも考えられるが、インバータ回路を停止さ
せるためには比較的大電流の制御が必要となるため、各
素子に大電力用のものを使用しなければならないなど、
小型化および低価格化の障害となっていた。
【0005】本発明者は上記した不都合に鑑みて考察を
行った結果、インバータ回路における出力トランジスタ
のオフ期間中に帰還コイルから出力される電圧でコンデ
ンサを充電しておき、この充電電圧で出力トランジスタ
を逆バイアスすることにより、小電流の制御でインバー
タ回路を迅速に停止できることを知見した。本発明は上
記した知見に基づいてなされたものであって、制御素子
に低電力用のものが使用でき、装置全体の小型化および
低価格化が図れる充電装置を提供することを目的とす
る。
行った結果、インバータ回路における出力トランジスタ
のオフ期間中に帰還コイルから出力される電圧でコンデ
ンサを充電しておき、この充電電圧で出力トランジスタ
を逆バイアスすることにより、小電流の制御でインバー
タ回路を迅速に停止できることを知見した。本発明は上
記した知見に基づいてなされたものであって、制御素子
に低電力用のものが使用でき、装置全体の小型化および
低価格化が図れる充電装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明にかかる充電装置にあっては、図4にその
基本的な構成を示す如く、挿脱自在に接続される二次電
池16に対し、商用交流電圧26を整流した高圧直流電
圧を低圧直流電圧に変換して所定の充電電流を供給可能
とするインバータ回路部30および充電部34と、二次
電池16の充電状態を調べ、予め設定した充電の終了条
件が検知されると所定の検知信号を出力可能とする充電
状態検知部36と、検知信号の入力と連動し、前記した
インバータ回路部30における発振動作を強制的に停止
するインバータ制御部40とを備えている。 また、温度
が設定値を超えると検知信号を前記したインバータ制御
部40に送る温度検知部38を更に備え、その温度検知
部38とインバータ制御部40を、高圧直流電圧を直接
降圧した電圧で駆動させる一方、充電状態検知部36は
インバータ回路部30からの出力電圧により駆動させ
る。
ため、本発明にかかる充電装置にあっては、図4にその
基本的な構成を示す如く、挿脱自在に接続される二次電
池16に対し、商用交流電圧26を整流した高圧直流電
圧を低圧直流電圧に変換して所定の充電電流を供給可能
とするインバータ回路部30および充電部34と、二次
電池16の充電状態を調べ、予め設定した充電の終了条
件が検知されると所定の検知信号を出力可能とする充電
状態検知部36と、検知信号の入力と連動し、前記した
インバータ回路部30における発振動作を強制的に停止
するインバータ制御部40とを備えている。 また、温度
が設定値を超えると検知信号を前記したインバータ制御
部40に送る温度検知部38を更に備え、その温度検知
部38とインバータ制御部40を、高圧直流電圧を直接
降圧した電圧で駆動させる一方、充電状態検知部36は
インバータ回路部30からの出力電圧により駆動させ
る。
【0007】更にインバータ制御部40には、図1に示
す如く、インバータ回路部30に備えた帰還コイル60
の出力電圧により充電されるコンデンサ182と、検知
信号の入力と連動してオンし、インバータ回路部30に
おける出力トランジスタ54のベース・エミッタ間にコ
ンデンサ182の充電電圧による逆バイアス電圧を印加
可能とするスイッチング用トランジスタ184とを備え
ている。
す如く、インバータ回路部30に備えた帰還コイル60
の出力電圧により充電されるコンデンサ182と、検知
信号の入力と連動してオンし、インバータ回路部30に
おける出力トランジスタ54のベース・エミッタ間にコ
ンデンサ182の充電電圧による逆バイアス電圧を印加
可能とするスイッチング用トランジスタ184とを備え
ている。
【0008】
【作用】上記した構成により、正常な二次電池16が充
電に供されている場合は、インバータ回路部30および
充電部34が作動し、二次電池16は規定の充電電流が
供給されて充電が行われる。かかる場合にあっては、イ
ンバータ回路部30の出力トランジスタ54がオンオフ
動作を繰り返して一次コイル56に流れる電流を断続す
る結果、出力トランジスタ54のオフ期間中に、図2
(a)の如く、充電部34が二次電池16の充電を行う
のと同時に、帰還コイル60の出力電圧によりコンデン
サ182は充電される。
電に供されている場合は、インバータ回路部30および
充電部34が作動し、二次電池16は規定の充電電流が
供給されて充電が行われる。かかる場合にあっては、イ
ンバータ回路部30の出力トランジスタ54がオンオフ
動作を繰り返して一次コイル56に流れる電流を断続す
る結果、出力トランジスタ54のオフ期間中に、図2
(a)の如く、充電部34が二次電池16の充電を行う
のと同時に、帰還コイル60の出力電圧によりコンデン
サ182は充電される。
【0009】ここで、インバータ回路部30が異常な過
負荷状態になるなどして、インバータ回路部30からの
出力電圧で駆動される充電状態検知部36が正常に働か
ない場合にあっては、二次電池16やインバータ回路部
30の温度が上昇する結果、高圧直流電圧を直接降圧し
た電圧で駆動される温度検知部38が検知動作を行い、
検知信号104をインバータ制御部40に送る。そして
検知信号104がスイッチング用トランジスタ184に
入力されると、そのトランジスタ184はオン状態とな
る。この時、図2(b)で示す如く、インバータ回路部
30の出力トランジスタ54がオン期間中であれば、オ
フ期間中に帰還コイル60の出力電圧で充電されている
コンデンサ182の充電電圧が出力トランジスタ54の
エミッタ・ベース間に逆バイアス状態で印加される結
果、出力トランジスタ54は急激にオフされるのであ
る。
負荷状態になるなどして、インバータ回路部30からの
出力電圧で駆動される充電状態検知部36が正常に働か
ない場合にあっては、二次電池16やインバータ回路部
30の温度が上昇する結果、高圧直流電圧を直接降圧し
た電圧で駆動される温度検知部38が検知動作を行い、
検知信号104をインバータ制御部40に送る。そして
検知信号104がスイッチング用トランジスタ184に
入力されると、そのトランジスタ184はオン状態とな
る。この時、図2(b)で示す如く、インバータ回路部
30の出力トランジスタ54がオン期間中であれば、オ
フ期間中に帰還コイル60の出力電圧で充電されている
コンデンサ182の充電電圧が出力トランジスタ54の
エミッタ・ベース間に逆バイアス状態で印加される結
果、出力トランジスタ54は急激にオフされるのであ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の如く、インバータ回路部
30の駆動電圧で、装置全体の温度を検知する温度検知
部38と、インバータ回路部30の停止制御を行うイン
バータ制御部40とを駆動する様に構成したので、装置
全体の安全性を向上できる。更に、出力トランジスタ5
4のオフ期間中に充電されたコンデンサ182の充電電
圧を利用して出力トランジスタ54を強制的にオフする
様に構成したので、スイッチング用トランジスタ184
で制御すべき電流値は小さく抑制され、そのトランジス
タ184を始めとする各制御素子に小電力のものが使用
可能となり、装置全体の小型化および低価格化が図れ
る。
30の駆動電圧で、装置全体の温度を検知する温度検知
部38と、インバータ回路部30の停止制御を行うイン
バータ制御部40とを駆動する様に構成したので、装置
全体の安全性を向上できる。更に、出力トランジスタ5
4のオフ期間中に充電されたコンデンサ182の充電電
圧を利用して出力トランジスタ54を強制的にオフする
様に構成したので、スイッチング用トランジスタ184
で制御すべき電流値は小さく抑制され、そのトランジス
タ184を始めとする各制御素子に小電力のものが使用
可能となり、装置全体の小型化および低価格化が図れ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明にかかる充電装置を、ガムタイプ
のニカド電池を充電するものに実施した一例に基づいて
説明するがこれに限らず、各種タイプの二次電池を充電
する、充電専用に構成された装置あるいは各種小型電気
機器に内蔵された回路に対しても略同様に実施できるこ
とは勿論である。
のニカド電池を充電するものに実施した一例に基づいて
説明するがこれに限らず、各種タイプの二次電池を充電
する、充電専用に構成された装置あるいは各種小型電気
機器に内蔵された回路に対しても略同様に実施できるこ
とは勿論である。
【0012】本発明にかかる充電装置10は、図3にそ
の全体的な構成を示す如く、略矩形状に形成した本体ケ
ース12の正面14側に二次電池16の装着部18を凹
設するとともに、その周囲に発光ダイオード20を配設
して充電時期を表示可能とする一方、裏面22側にプラ
グ刃24を本体ケース12から出没自在に設け、更に内
部に電気回路を収納している。
の全体的な構成を示す如く、略矩形状に形成した本体ケ
ース12の正面14側に二次電池16の装着部18を凹
設するとともに、その周囲に発光ダイオード20を配設
して充電時期を表示可能とする一方、裏面22側にプラ
グ刃24を本体ケース12から出没自在に設け、更に内
部に電気回路を収納している。
【0013】本体ケース12に収納される電気回路は、
図4に示す如く、プラグ刃24を介して入力される商用
交流電圧26を全波整流する整流部28と、その整流さ
れた高圧直流電圧を低周波のパルス信号に変換するイン
バータ回路部30と、インバータ回路部30の出力信号
をトランス32を使用して降圧整流し所定の低圧直流電
圧を形成して二次電池16に供給する充電部34と、イ
ンバータ回路部30の出力電圧で駆動され、二次電池1
6の充電状態に対応した検知信号104を出力する充電
状態検知部36と、整流部28の出力電圧で直接駆動さ
れ、本体ケース12内部の温度に対応した検知信号10
4を出力する温度検知部38と、検知信号104の入力
と連動してインバータ回路部30の動作を強制的に停止
するインバータ制御部40とを備えている。
図4に示す如く、プラグ刃24を介して入力される商用
交流電圧26を全波整流する整流部28と、その整流さ
れた高圧直流電圧を低周波のパルス信号に変換するイン
バータ回路部30と、インバータ回路部30の出力信号
をトランス32を使用して降圧整流し所定の低圧直流電
圧を形成して二次電池16に供給する充電部34と、イ
ンバータ回路部30の出力電圧で駆動され、二次電池1
6の充電状態に対応した検知信号104を出力する充電
状態検知部36と、整流部28の出力電圧で直接駆動さ
れ、本体ケース12内部の温度に対応した検知信号10
4を出力する温度検知部38と、検知信号104の入力
と連動してインバータ回路部30の動作を強制的に停止
するインバータ制御部40とを備えている。
【0014】商用交流電圧26は、温度ヒューズ42を
介して整流部28に入力され、該整流部28で全波整流
されて高圧直流電圧が出力される。かかる高圧直流電圧
は、図3および図5に示す如く、二次電池16の装着部
18に対する差し込み時期に対応してオンする常開のス
イッチ44を介してインバータ回路部30に印加される
とともに、電圧降下用の高抵抗46と電圧安定用の定電
圧ダイオード48およびコンデンサ50を備えた降圧回
路52で所定の低圧直流電圧に変換したものを、インバ
ータ制御部40と温度検知部38に印加することによ
り、インバータ回路部30からの出力電圧の有無にかか
わらず、両者40・38を確実に動作してインバータ回
路部30の制御が行える様にしている。
介して整流部28に入力され、該整流部28で全波整流
されて高圧直流電圧が出力される。かかる高圧直流電圧
は、図3および図5に示す如く、二次電池16の装着部
18に対する差し込み時期に対応してオンする常開のス
イッチ44を介してインバータ回路部30に印加される
とともに、電圧降下用の高抵抗46と電圧安定用の定電
圧ダイオード48およびコンデンサ50を備えた降圧回
路52で所定の低圧直流電圧に変換したものを、インバ
ータ制御部40と温度検知部38に印加することによ
り、インバータ回路部30からの出力電圧の有無にかか
わらず、両者40・38を確実に動作してインバータ回
路部30の制御が行える様にしている。
【0015】
【インバータ回路部】インバータ回路部30は、出力ト
ランジスタ54のコレクタ側に一次コイル56を、ベー
ス側に帰還回路58を各々備えている。帰還回路58
は、帰還コイル60、コンデンサ62および抵抗64を
直列に接続したものであって、更にベース端と電源ライ
ン66との間に高抵抗68を接続するとともに、一次コ
イル56と並列に出力トランジスタ54のオフ時の衝撃
電圧吸収回路70を接続している。
ランジスタ54のコレクタ側に一次コイル56を、ベー
ス側に帰還回路58を各々備えている。帰還回路58
は、帰還コイル60、コンデンサ62および抵抗64を
直列に接続したものであって、更にベース端と電源ライ
ン66との間に高抵抗68を接続するとともに、一次コ
イル56と並列に出力トランジスタ54のオフ時の衝撃
電圧吸収回路70を接続している。
【0016】かかる構成により、出力トランジスタ54
のオフ期間中に、抵抗68を通じてコンデンサ62を放
電し終えると出力トランジスタ54にベース電流が流れ
始める。すると一次コイル56にも電流が流れ始め、こ
の一次コイル56中の電流変化により帰還コイル60に
帰還電圧が発生する。この帰還電圧がコンデンサ62お
よび抵抗64を通じて出力トランジスタ54のベース電
流を増加させる結果、出力トランジスタ54は急激にオ
ンする。すると一次コイル56に流れる電流の大きさが
略直線状に増大し、帰還コイル60からは略一定の帰還
電圧が出力され、この電圧で出力トランジスタ54のベ
ース端に接続された定電圧ダイオード72を駆動させて
ベース電圧を安定化させることにより、出力トランジス
タ54は安定したオン状態を維持する。
のオフ期間中に、抵抗68を通じてコンデンサ62を放
電し終えると出力トランジスタ54にベース電流が流れ
始める。すると一次コイル56にも電流が流れ始め、こ
の一次コイル56中の電流変化により帰還コイル60に
帰還電圧が発生する。この帰還電圧がコンデンサ62お
よび抵抗64を通じて出力トランジスタ54のベース電
流を増加させる結果、出力トランジスタ54は急激にオ
ンする。すると一次コイル56に流れる電流の大きさが
略直線状に増大し、帰還コイル60からは略一定の帰還
電圧が出力され、この電圧で出力トランジスタ54のベ
ース端に接続された定電圧ダイオード72を駆動させて
ベース電圧を安定化させることにより、出力トランジス
タ54は安定したオン状態を維持する。
【0017】かかる状態で、所定の時定数でコンデンサ
62の充電が進むと、出力トランジスタ54のベース電
流が減少し、このベース電流の減少が一次コイル56に
流れる電流の増加を抑える結果、帰還電圧の大きさは減
少し更にその極性は反転する。この帰還電圧の反転は、
出力トランジスタ54のベース・エミッタ間を逆方向に
バイアスして出力トランジスタ54を急激にオフする。
62の充電が進むと、出力トランジスタ54のベース電
流が減少し、このベース電流の減少が一次コイル56に
流れる電流の増加を抑える結果、帰還電圧の大きさは減
少し更にその極性は反転する。この帰還電圧の反転は、
出力トランジスタ54のベース・エミッタ間を逆方向に
バイアスして出力トランジスタ54を急激にオフする。
【0018】本発明を実施したインバータ回路部30に
あっては、上記した基本的な回路に加えて、出力電流の
制限回路74と帰還電圧の制限回路76とを更に備え
る。出力電流制限回路74は、出力トランジスタ54の
エミッタ側は抵抗78が介装され、更にその抵抗78の
両端電圧でトランジスタ80をオン可能とすることによ
り、該トランジスタ80のエミッタ・コレクタ間で出力
トランジスタ54のベース電流をバイパスさせる。すな
わち、一次コイル56に流れる電流の大きさが設定値を
越えると強制的に出力トランジスタ54のベース・エミ
ッタ間を短絡してオフし、該トランジスタ54のオフ時
に取り出される電流量を、入力電圧の増大にかかわらず
略一定に制限する。
あっては、上記した基本的な回路に加えて、出力電流の
制限回路74と帰還電圧の制限回路76とを更に備え
る。出力電流制限回路74は、出力トランジスタ54の
エミッタ側は抵抗78が介装され、更にその抵抗78の
両端電圧でトランジスタ80をオン可能とすることによ
り、該トランジスタ80のエミッタ・コレクタ間で出力
トランジスタ54のベース電流をバイパスさせる。すな
わち、一次コイル56に流れる電流の大きさが設定値を
越えると強制的に出力トランジスタ54のベース・エミ
ッタ間を短絡してオフし、該トランジスタ54のオフ時
に取り出される電流量を、入力電圧の増大にかかわらず
略一定に制限する。
【0019】一方、帰還電圧制限回路76は、コンデン
サ62と並列に制御用のトランジスタ82を接続した定
電圧回路であって、帰還電圧の大きさが設定値を越える
とダイオード83、抵抗85および定電圧ダイオード8
4に電流が流れ、制御用トランジスタ82にコレクタ電
流を流すことによって、帰還電圧の増大にかかわらず、
制御用トランジスタ82のエミッタ端における電圧値を
設定値以下に制限する。
サ62と並列に制御用のトランジスタ82を接続した定
電圧回路であって、帰還電圧の大きさが設定値を越える
とダイオード83、抵抗85および定電圧ダイオード8
4に電流が流れ、制御用トランジスタ82にコレクタ電
流を流すことによって、帰還電圧の増大にかかわらず、
制御用トランジスタ82のエミッタ端における電圧値を
設定値以下に制限する。
【0020】
【充電部】充電部34は、図6に示す如く、インバータ
回路部30の出力トランジスタ54のオフ期間に二次コ
イル86から出力される電流をダイオード88で選択的
に二次電池16に供給して充電する充電回路90と、二
次電池16の充電期間に対応して点灯する表示回路92
とから構成される。
回路部30の出力トランジスタ54のオフ期間に二次コ
イル86から出力される電流をダイオード88で選択的
に二次電池16に供給して充電する充電回路90と、二
次電池16の充電期間に対応して点灯する表示回路92
とから構成される。
【0021】表示回路92は、出力トランジスタ54の
オン期間に出力される電流で発光ダイオード20に通電
して充電時期表示を行わせるものであって、本体ケース
12の装着部18に設ける負極用電極94を、図3に示
す如くやや離間して配置された2本のピン状の電極94
a・94bとするとともに、一方の電極94aを二次コ
イル86の一方の端子に、他方の電極94bを発光ダイ
オード20と電流制限用の抵抗96を介して二次コイル
86の他方の端子に接続している。従って、二次電池1
6が装着部18に正しく挿入された場合にのみ2つの電
極94a・94bは二次電池16の負極で短絡され、発
光ダイオード20に通電して充電時期を表示させる。
オン期間に出力される電流で発光ダイオード20に通電
して充電時期表示を行わせるものであって、本体ケース
12の装着部18に設ける負極用電極94を、図3に示
す如くやや離間して配置された2本のピン状の電極94
a・94bとするとともに、一方の電極94aを二次コ
イル86の一方の端子に、他方の電極94bを発光ダイ
オード20と電流制限用の抵抗96を介して二次コイル
86の他方の端子に接続している。従って、二次電池1
6が装着部18に正しく挿入された場合にのみ2つの電
極94a・94bは二次電池16の負極で短絡され、発
光ダイオード20に通電して充電時期を表示させる。
【0022】
【充電状態検知部】充電状態検知部36は、充電開始か
ら例えば15分程度の設定時間が経過後に所定の信号を
発生するタイマー回路98と、充電中の端子電圧を調
べ、該端子電圧が設定値を超えると信号を発生する過電
圧検知回路100と、端子電圧が略0ボルトにまで低下
すると信号を発生するゼロ電圧検知回路102と、上記
した各信号の入力と連動して検知信号104を発生する
検知信号発生回路106と、充電状態検知部36の全体
に所定の電力を供給する電源回路108とから構成され
る。
ら例えば15分程度の設定時間が経過後に所定の信号を
発生するタイマー回路98と、充電中の端子電圧を調
べ、該端子電圧が設定値を超えると信号を発生する過電
圧検知回路100と、端子電圧が略0ボルトにまで低下
すると信号を発生するゼロ電圧検知回路102と、上記
した各信号の入力と連動して検知信号104を発生する
検知信号発生回路106と、充電状態検知部36の全体
に所定の電力を供給する電源回路108とから構成され
る。
【0023】電源回路108は、インバータ回路部30
の一次コイル56と同一鉄心上に巻かれた三次コイル1
10から、ダイオード112を介して出力トランジスタ
54のオフ期間中に出力される電流を選択的に取り出す
とともに、コンデンサ114あるいは定電圧ダイオード
116により安定化させたものである。
の一次コイル56と同一鉄心上に巻かれた三次コイル1
10から、ダイオード112を介して出力トランジスタ
54のオフ期間中に出力される電流を選択的に取り出す
とともに、コンデンサ114あるいは定電圧ダイオード
116により安定化させたものである。
【0024】タイマー回路98は、インバータ回路部3
0が作動して電源回路108から電圧が出力されると所
定のリセット信号118を発生するリセット回路120
と、このリセット信号118の入力と連動してカウント
を開始し、所定数のカウントを完了すると出力端121
がオフして信号を出力するカウンタ122とを備える。
0が作動して電源回路108から電圧が出力されると所
定のリセット信号118を発生するリセット回路120
と、このリセット信号118の入力と連動してカウント
を開始し、所定数のカウントを完了すると出力端121
がオフして信号を出力するカウンタ122とを備える。
【0025】リセット回路120は、インバータ回路部
30の始動と連動して上昇する電源回路108の出力電
圧が印加されるコンデンサ124と、電源回路108か
らの出力電圧が印加され、その電圧が所定のツエナー電
圧を超えるとコンデンサ126に通電する定電圧ダイオ
ード128と、コンデンサ126の両端がベース・エミ
ッタ間に接続され、その充電電圧がターンオン電圧を超
えるとコレクタ・エミッタ間およびダイオード130で
上記したコンデンサ124の両端を短絡し、カウンタ1
22にリセット信号118を印加可能とするトランジス
タ132とから構成される。
30の始動と連動して上昇する電源回路108の出力電
圧が印加されるコンデンサ124と、電源回路108か
らの出力電圧が印加され、その電圧が所定のツエナー電
圧を超えるとコンデンサ126に通電する定電圧ダイオ
ード128と、コンデンサ126の両端がベース・エミ
ッタ間に接続され、その充電電圧がターンオン電圧を超
えるとコレクタ・エミッタ間およびダイオード130で
上記したコンデンサ124の両端を短絡し、カウンタ1
22にリセット信号118を印加可能とするトランジス
タ132とから構成される。
【0026】過電圧検知回路100では、電源回路10
8から出力される安定化電圧を抵抗134・136で分
圧して基準電圧を形成する。一方、充電回路90の正極
用の電極138および一方の負極用電極94bの両端を
抵抗140・142・144で分圧することにより、充
電中における二次電池16の端子電圧に比例した検知電
圧を取り出す。
8から出力される安定化電圧を抵抗134・136で分
圧して基準電圧を形成する。一方、充電回路90の正極
用の電極138および一方の負極用電極94bの両端を
抵抗140・142・144で分圧することにより、充
電中における二次電池16の端子電圧に比例した検知電
圧を取り出す。
【0027】ここで基準電圧を、充電の進行にともなう
二次電池16の端子電圧のピーク値より稍低い値に設定
するとともに、かかる基準電圧と検知電圧とを比較器1
46で比較し、検知電圧が基準電圧を上回ると信号を検
知信号発生回路106に送ることにより、後記する如
く、タイマー回路98がタイムアップする前であって
も、過充電や二次電池16内部のオープン状態あるいは
低温度による充電状態を検知し、インバータ回路部30
を強制的に停止して充電を終了させる。
二次電池16の端子電圧のピーク値より稍低い値に設定
するとともに、かかる基準電圧と検知電圧とを比較器1
46で比較し、検知電圧が基準電圧を上回ると信号を検
知信号発生回路106に送ることにより、後記する如
く、タイマー回路98がタイムアップする前であって
も、過充電や二次電池16内部のオープン状態あるいは
低温度による充電状態を検知し、インバータ回路部30
を強制的に停止して充電を終了させる。
【0028】なお、抵抗144と並列にコンデンサ14
8を接続することにより、二次電池16を装着時に、接
触抵抗に起因して端子電圧が乱れ、過電圧状態を誤検知
するのを未然に防止する。また、抵抗142・144と
並列に挿入された素子150は、静電気の放電用であ
る。
8を接続することにより、二次電池16を装着時に、接
触抵抗に起因して端子電圧が乱れ、過電圧状態を誤検知
するのを未然に防止する。また、抵抗142・144と
並列に挿入された素子150は、静電気の放電用であ
る。
【0029】本実施例にあっては更に、二次電池16の
ショート状態を検知して、インバータ回路部30を強制
的に停止可能とするゼロ電圧検知回路102を備える。
すなわち、電源回路108からの出力ラインを、抵抗1
52・154・140および定電圧ダイオード156を
介して充電回路90の正極用電極138に接続するとと
もに、抵抗152と並列にトランジスタ158のエミッ
タ・ベース間を接続している。
ショート状態を検知して、インバータ回路部30を強制
的に停止可能とするゼロ電圧検知回路102を備える。
すなわち、電源回路108からの出力ラインを、抵抗1
52・154・140および定電圧ダイオード156を
介して充電回路90の正極用電極138に接続するとと
もに、抵抗152と並列にトランジスタ158のエミッ
タ・ベース間を接続している。
【0030】従って、充電部34に二次電池16を挿入
すると、整流部28の出力側に備えたスイッチ44がオ
ンしてインバータ回路部30が始動し、充電状態検知部
36の電源回路108から所定の駆動電圧が出力され
る。しかしながら、二次電池16が内部でショート状態
であれば、充電回路90の正極用電極138の電位が略
ゼロとなり、定電圧ダイオード156を介して抵抗15
2に通電し、トランジスタ158をオンして所定の信号
を検知信号発生回路106に送るのである。
すると、整流部28の出力側に備えたスイッチ44がオ
ンしてインバータ回路部30が始動し、充電状態検知部
36の電源回路108から所定の駆動電圧が出力され
る。しかしながら、二次電池16が内部でショート状態
であれば、充電回路90の正極用電極138の電位が略
ゼロとなり、定電圧ダイオード156を介して抵抗15
2に通電し、トランジスタ158をオンして所定の信号
を検知信号発生回路106に送るのである。
【0031】検知信号発生回路106は、上記したタイ
マー回路98、過電圧検知回路100あるいはゼロ電圧
検知回路102の何れか1つから信号が出力されると、
インバータ制御部40に向け、フォトカプラ160を用
いて電気的に分離した状態で検知信号104を送出す
る。
マー回路98、過電圧検知回路100あるいはゼロ電圧
検知回路102の何れか1つから信号が出力されると、
インバータ制御部40に向け、フォトカプラ160を用
いて電気的に分離した状態で検知信号104を送出す
る。
【0032】すなわち、フォトカプラ160の発光ダイ
オード162と直列にトランジスタ164のコレクタ・
エミッタ端を接続するとともに、ベース端にダイオード
166を介して上記した電源回路108の出力電圧を信
号として印加可能とする。したがって、信号がトランジ
スタ164のベース端に印加されると該トランジスタ1
64はオンし、電源回路108からフォトカプラ160
の発光ダイオード162に通電して発光させ、図5に示
すインバータ制御部40に備えたフォトカプラ160の
フォトトランジスタ168に検知信号104を送る。
オード162と直列にトランジスタ164のコレクタ・
エミッタ端を接続するとともに、ベース端にダイオード
166を介して上記した電源回路108の出力電圧を信
号として印加可能とする。したがって、信号がトランジ
スタ164のベース端に印加されると該トランジスタ1
64はオンし、電源回路108からフォトカプラ160
の発光ダイオード162に通電して発光させ、図5に示
すインバータ制御部40に備えたフォトカプラ160の
フォトトランジスタ168に検知信号104を送る。
【0033】
【温度検知部】温度検知部38は、降圧回路52の出力
電圧を抵抗170・172で分圧して基準電圧を作る一
方、本体ケース12の内部で二次電池16の裏面側など
の適所に固定されるサーミスタ174と抵抗176とで
分圧して検知電圧を取り出すとともに、基準電圧と検知
電圧とを比較器178で比較することにより、充電装置
10における本体ケース12内部での温度が設定値を超
えると、その信号レベルが「H」から「L」に変化する
検知信号104を、ダイオード179を介してインバー
タ制御部40に送る。
電圧を抵抗170・172で分圧して基準電圧を作る一
方、本体ケース12の内部で二次電池16の裏面側など
の適所に固定されるサーミスタ174と抵抗176とで
分圧して検知電圧を取り出すとともに、基準電圧と検知
電圧とを比較器178で比較することにより、充電装置
10における本体ケース12内部での温度が設定値を超
えると、その信号レベルが「H」から「L」に変化する
検知信号104を、ダイオード179を介してインバー
タ制御部40に送る。
【0034】
【インバータ制御部】本発明は、かかるインバータ制御
部40の構成にその特徴を有するものであって、上記し
たインバータ回路部30における帰還コイル60と並列
に接続され、出力トランジスタ54のオフ期間中にダイ
オード180を介して充電されるコンデンサ182と、
検知信号104の入力と連動してオンするスイッチング
用トランジスタ184と、該トランジスタ184のオン
状態を維持するロック回路186とから構成される。
部40の構成にその特徴を有するものであって、上記し
たインバータ回路部30における帰還コイル60と並列
に接続され、出力トランジスタ54のオフ期間中にダイ
オード180を介して充電されるコンデンサ182と、
検知信号104の入力と連動してオンするスイッチング
用トランジスタ184と、該トランジスタ184のオン
状態を維持するロック回路186とから構成される。
【0035】ロック回路186は、抵抗188・190
とフォトトランジスタ168とを直列接続したものに降
圧回路52の出力電圧を印加するとともに、抵抗188
と並列にトランジスタ192のエミッタ・ベース端を接
続する。更に、トランジスタ192のコレクタ端をスイ
ッチング用トランジスタ184のベース端に接続し、抵
抗190とフォトトランジスタ168間とスイッチング
用トランジスタ184のコレクタ端とを、ダイオード1
94を介して接続している。
とフォトトランジスタ168とを直列接続したものに降
圧回路52の出力電圧を印加するとともに、抵抗188
と並列にトランジスタ192のエミッタ・ベース端を接
続する。更に、トランジスタ192のコレクタ端をスイ
ッチング用トランジスタ184のベース端に接続し、抵
抗190とフォトトランジスタ168間とスイッチング
用トランジスタ184のコレクタ端とを、ダイオード1
94を介して接続している。
【0036】したがって、上記した充電状態検知部36
からフォトトランジスタ168に検知信号104が送ら
れて該フォトトランジスタ168がオンするか、温度検
知部38の出力端がアースされると、抵抗188に電流
が流れてトランジスタ192をオンし、スイッチング用
トランジスタ184にベース電圧を印加して該トランジ
スタ184をオンする。すると、抵抗188を今まで流
れていた電流は、ダイオード194を介してオン状態の
スイッチング用トランジスタ184を流れるので、検知
信号104の持続時間の長短にかかわらず、ロック回路
186はオン状態が固定され、スイッチング用トランジ
スタ184のオン状態がそのまま維持される。
からフォトトランジスタ168に検知信号104が送ら
れて該フォトトランジスタ168がオンするか、温度検
知部38の出力端がアースされると、抵抗188に電流
が流れてトランジスタ192をオンし、スイッチング用
トランジスタ184にベース電圧を印加して該トランジ
スタ184をオンする。すると、抵抗188を今まで流
れていた電流は、ダイオード194を介してオン状態の
スイッチング用トランジスタ184を流れるので、検知
信号104の持続時間の長短にかかわらず、ロック回路
186はオン状態が固定され、スイッチング用トランジ
スタ184のオン状態がそのまま維持される。
【0037】ここでスイッチング用トランジスタ184
は、そのエミッタ端をコンデンサ182とダイオード1
80間に、コレクタ端を出力トランジスタ54のベース
端に接続している。したがって、スイッチング用トラン
ジスタ184のオンと同時に、出力トランジスタ54の
オフ期間中にコンデンサ182に蓄えた電圧を、スイッ
チング用トランジスタ184を介して出力トランジスタ
54のベース・エミッタ間に逆バイアス状態で印加する
ことにより、スイッチング用トランジスタ184に殆ど
電流を流すことなく、出力トランジスタ54を急激にオ
フ状態にする。
は、そのエミッタ端をコンデンサ182とダイオード1
80間に、コレクタ端を出力トランジスタ54のベース
端に接続している。したがって、スイッチング用トラン
ジスタ184のオンと同時に、出力トランジスタ54の
オフ期間中にコンデンサ182に蓄えた電圧を、スイッ
チング用トランジスタ184を介して出力トランジスタ
54のベース・エミッタ間に逆バイアス状態で印加する
ことにより、スイッチング用トランジスタ184に殆ど
電流を流すことなく、出力トランジスタ54を急激にオ
フ状態にする。
【0038】出力トランジスタ54がオフした後は、高
抵抗68を通じて供給される微小な電流をダイオード1
80および帰還コイル60を通じてアースすることによ
り、出力トランジスタ54のベース電圧を略ゼロ状態に
維持し、インバータ回路部30における発振の停止状態
を保持させるのである。
抵抗68を通じて供給される微小な電流をダイオード1
80および帰還コイル60を通じてアースすることによ
り、出力トランジスタ54のベース電圧を略ゼロ状態に
維持し、インバータ回路部30における発振の停止状態
を保持させるのである。
【0039】勿論この場合、インバータ回路部30を完
全停止させるだけでなく、若干のベース電圧が残るよう
にすれば、出力トランジスタ54が弱い発振を行い、二
次側に小電力を供給し、消費電力の小さい充電状態検知
部36を駆動し続けることも可能である。またこのよう
にすれば、二次電池16の充電完了後の補充電を行うこ
ともできる。なおインバータ回路部30は、別途備えた
発振器により駆動する他励式でもよい。
全停止させるだけでなく、若干のベース電圧が残るよう
にすれば、出力トランジスタ54が弱い発振を行い、二
次側に小電力を供給し、消費電力の小さい充電状態検知
部36を駆動し続けることも可能である。またこのよう
にすれば、二次電池16の充電完了後の補充電を行うこ
ともできる。なおインバータ回路部30は、別途備えた
発振器により駆動する他励式でもよい。
【図1】本発明の基本的な構成を示す電気回路図であ
る。
る。
【図2】図1の動作状態を示す説明図である。
【図3】本発明を実施した一例を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明にかかる充電装置の全体的な構成を示す
概略図である。
概略図である。
【図5】図4中におけるインバータ回路部、インバータ
制御部および温度検知部の構成を具体的に示す電気回路
図である。
制御部および温度検知部の構成を具体的に示す電気回路
図である。
【図6】図4中における充電部および充電状態検知部の
構成を具体的に示す電気回路図である。
構成を具体的に示す電気回路図である。
10 充電装置 12 本体ケース 16 二次電池 26 商用交流電圧 30 インバータ回路部 34 充電部 36 充電状態検知部 38 温度検知部 40 インバータ制御部 54 出力トランジスタ 56 一次コイル 60 帰還コイル 86 二次コイル 98 タイマー回路 100 過電圧検知回路 102 ゼロ電圧検知回路 104 検知信号 106 検知信号発生回路 160 フォトカプラ 182 コンデンサ 184 スイッチング用トランジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−153738(JP,A) 特開 平5−300662(JP,A) 特開 平4−271279(JP,A) 特開 昭62−71434(JP,A) 特開 昭59−60836(JP,A) 特開 昭50−86643(JP,A) 実開 平1−131242(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36
Claims (1)
- 【請求項1】 挿脱自在に接続される二次電池(16)
に対し、商用交流電圧(26)を整流した高圧直流電圧
を低圧直流電圧に変換して所定の充電電流を供給可能と
するインバータ回路部(30)および充電部(34)
と、 二次電池(16)の充電状態を調べ、予め設定した充電
の終了条件が検知されると所定の検知信号を出力可能と
する充電状態検知部(36)と、 検知信号の入力と連動し、前記インバータ回路部(3
0)における発振動作を強制的に停止するインバータ制
御部(40)とを備えた充電装置であって、 温度が設定値を超えると検知信号を前記インバータ制御
部(40)に送る温度検知部(38)を更に備え、 該温度検知部(38)と前記インバータ制御部(40)
を、前記高圧直流電圧を直接降圧した電圧で駆動させる
一方、 前記充電状態検知部(36)は、インバータ回路部(3
0)からの出力電圧により駆動させ、更に 前記インバー
タ制御部(40)に、 前記インバータ回路部(30)に備えた帰還コイル(6
0)の出力電圧により充電されるコンデンサ(182)
と、 前記 検知信号の入力と連動してオンし、前記インバータ
回路部(30)における出力トランジスタ(54)のベ
ース・エミッタ間に前記コンデンサ(182)の充電電
圧による逆バイアス電圧を印加可能とするスイッチング
用トランジスタ(184)とを備えた充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17177792A JP3289076B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17177792A JP3289076B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344661A JPH05344661A (ja) | 1993-12-24 |
JP3289076B2 true JP3289076B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=15929488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17177792A Expired - Fee Related JP3289076B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289076B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP17177792A patent/JP3289076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05344661A (ja) | 1993-12-24 |
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