JP3287794B2 - 光電位置測定装置 - Google Patents

光電位置測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回折格子での光
ビームの回折により互いに移動する二つの物体の相対位
置を測定する光電位置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の位置測定装置およびこの装置に
使用する目盛板は、例えばドイツ公開特許第43296
27号およびドイツ公開特許第4303975号明細書
により周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、走
査信号が高い変調度を有し、簡単に作製できる高分解能
光電位置測定装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、少なくとも一つの回折格子2で光ビーム回折に
より互いに移動する二つの物体の相対位置を測定するた
め照明光源11と検出装置20を備えた位置測定装置に
あって、回折格子2が測定方向Xに向けて交互に配置さ
れたウェブ22と溝23を持つ反射性のレリーフ格子で
あり、回折格子2の目盛周期TPが入射するビーム束1
3,14の波長λにほぼ等しいかあるいは短く、ウェブ
22の断面が少なくも近似的に台形状に形成され、ウェ
ブ22のエッジ角度γが 70 °± 10 °である、ことに
よって解決されている。
【0005】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0006】
【発明の実施の形態】
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づきこの発明を
より詳しく説明する。図1にはこの発明による位置測定
装置が模式的に示してある。この位置測定装置は走査ユ
ニット1とこのユニットに対して測定方向Xに相対移動
する目盛板2で構成されている。両方の物体の相対位置
を測定するため、この走査ユニット1は第一物体に、ま
た目盛板2は第二物体に固定されている。
【0008】走査ユニット1は半導体レーザー11の形
の光源を含み、この光源の光はビームスプリッタ12に
入射し、そこで二つの部分ビーム束13と14に分離す
る。図示する実施例では、ビームスプリッタ12は回折
格子で、この回折格子は入射光を二つの部分ビーム束1
3と14に回折する。その場合、部分ビーム束13は−
1次の回折を、部分ビーム束14は+1次の回折を示
す。これ等の部分13と14は目盛板2上に測定方向X
に互いに間隔を保って入射して、再び回折する。この目
盛板2は、図3〜6に基づきより詳しく説明する位相格
子の形の回折格子である。部分ビーム束13は目盛板2
のところで、この部分ビーム束13が目盛板2に入射し
た角度と同じ角度βで出射する−1次の回折方位に回折
する。入射角に参照符号αを付け、回折した部分ビーム
束に参照符号15を付ける。部分ビーム束14も目盛板
2のところで回折する。この場合、ここでも回折した部
分ビーム束16(−1次の回折次数)は部分ビーム束1
4が入射した角度と同じ角度βで出射する。この時の入
射角にも参照符号αを付ける。同じ回折次数の回折した
部分ビーム束15と16はビームスプリッタ12で互い
に干渉する。ビームスプリッタ12で干渉し、回折した
部分ビーム束17〜19は検出装置20に入射し、この
検出装置により部分ビーム束17〜19は互いに位相の
ずれた電気測定信号に変換される。
【0009】図1から分かるように、レーザー11の光
はビームスプリッタ12上の一点に入射する。この点は
二つのビーム束15と16の交点から測定方向Xに垂直
に間隔を保っている。この処置により簡単な構造でビー
ムを確実に分離できる。入射角αと出射角βは測定方向
Xの垂線に対して測定されている。従って、部分ビーム
束13と15は目盛板2の表面に対して角度(90°−
α)ほど傾いている。この角度は部分ビーム束14と1
6のなす平面に対して等しくなる。関係α=βはリトロ
ー(Littrow)条件とも称され、角度αはリトロー角と呼
ばれる。リトロー条件では、回折したP型偏光部分ビー
ム束15と16の強度は特に強く、位置測定装置の構造
は特に簡単になる。これは、特に目盛板2の目盛周期T
Pがレーザー11の波長λにほぼ等しいかあるいは小さ
いなら特にそのようになる。リトロー条件では、一般に
α=arc sin(λ/2TP)が当てはまる。λ=670 nmで、
TP=512 nmの場合、αは約 40 °である。
【0010】位相格子2に入射する部分ビーム束13,
14は直線偏光し、光の電気偏光成分ができる限り全て
入射面(X,Y面)内にあるように、つまりP型偏光す
るように偏光方向にされている。この光成分は位相格子
2に対してTM偏光に相当し、この成分の位相格子2へ
の投影は測定方向Xに調整される。偏光の調整はレーザ
ー11の回転および/または、部分ビーム束13,14
の偏光が適当に影響を受ける光学部材を挿入して行われ
る。検出装置20により得られる測定信号の振幅を特に
大きくするには、目盛板2の回折効率を大きくする必要
がある。この発明によれば、これに対して、図3〜6に
基づき更に説明するような最適化が行われている。
【0011】図2は目盛板2,ビームスプリッタ12,
レーザー11および検出装置20を備えた他の位置測定
装置を示す。この光ビーム通路は、図1の例と大体一致
するが、相違は目盛板2で回折した部分ビーム束15と
16が偏向部材30,特に三重プリズムにより、目盛板
2に二回入射し、そこで再び+1と−1回折波に回折
し、初めて図1のようにこれ等の部分ビーム束がビーム
スプリッタ12で干渉し、検出装置20に入射する点に
ある。目盛板2で二回回折することにより、1/4TPの
目盛周期を持つ、つまり図1の測定装置と比べて二倍分
解能の高い測定信号が得られる。この構造でも、目盛板
2に入射した4つの部分ビーム束の各々に対してリトロ
ー条件が維持されていれば、つまり、入射角αが少なく
とも近似的に出射角βに一致しているなら特に有利であ
る。この例でも、目盛板2が位相格子であり、この格子
の目盛周期TPがレーザー11の波長λにほぼ等しいか
あるいは小さいことになる。見通しを良くするため、三
重プリズム30のビーム通路を示していない。そして、
ビームスプリッタ12により影響を受けない部分ビーム
束はビームスプリッタ12の領域で一点鎖線で示してあ
る。
【0012】図3は目盛板2の断面を示す。この目盛板
2は、ウェブ22と溝23の形の位相格子を持つ基板2
1,特にガラスまたはガラスセラミックスで形成されて
いる。基板21上には、エッチング阻止部としての通し
の膜24,例えばクロムが付けてある。ウェブ22は、
主として誘電体27,例えば二酸化シリコン、二酸化チ
タン、五酸化タンタル、あるいは酸化アルミニウムで形
成されている。溝23をエッチングするマスクとして
は、エチッング防止膜25が部分的に付けてある。この
膜25は、例えば酸化チタンで形成されている。レリー
フ構造全体は反射膜26で被覆されている。この反射膜
は導電性の金属膜、特にクロム膜である。この成膜はス
パッタリングで行う。
【0013】この膜構造は例としてのみ示してあり、こ
の発明にとって必ずしも必要ではない。基板は金属テー
プであってもよく、その場合、特に膜24を省いてもよ
い。この発明による位相格子で重要なことは、溝23,
ウェブ22およびエッジ28が反射性であることにあ
る。光電位置測定装置の目盛板2では、エッジ28が測
定方向に垂直に延びるように溝を作製することを今まで
研究してきた。この発明では、エッジ角度γが 90°で
ない場合に回折効率が特に大きいことを認識した。即
ち、図1または図2の位置測定装置では、対称な台形状
の位相格子を持つ目盛板2が特に高い効率を持つことを
認識した。
【0014】図4には、これに対してウェブ22のエッ
ジ角度γに応じた横磁場モードTMの回折効率Bの関数
が記入されている。このグラフは一連の試験で確認され
たものである。エッジ角度γが 80 °より小さい場合に
第一回折次数15,16に対して特に良好な回折効率が
得られた。 80 °より小さい、特に 70 ± 10 °のエッ
ジ角度は乾式エッチング法あるいは湿式エッチング法で
特に正確に作製できる。
【0015】段差27の材料としては、特に結晶性シリ
コンが適している。この場合、エッジ角度γは、例えば
湿式エッチング法で結晶方位に付いて調整できる。結晶
方位に関してエッチングすべきレリーフ構造の位置はエ
ッジ角度γを決める。目盛板2の材料として 110シリコ
ンウェハを使用し、溝23を結晶方位(結晶方位=Y方
向)に平行にエッチングすれば、エッチング速度が種々
の結晶方向で異なるため 67 °のエッジ角度γとなる。
特にKOHで 110Si ウェハを非等方エッチングする
と、必要なエッジ角度γが特に正確に、しかも再現性よ
く生じる。次に、エッチングされたシリコンの表面(ウ
ェブ、溝およびエッジ)に反射性で導電性の被膜26を
付ける。他の半導体結晶、例えばゲルマニウム(Ge )
あるいはガリウム砒素(GaAs )を使用することも考
えられる。
【0016】この発明により形成される位相格子2は圧
印加工法(エンボス法)でも作製できる。この場合、レ
リーフ構造が、例えば反射性の金属層に直接圧印される
か、あるいはレリーフ構造が圧印可能な非反射性の材料
に圧印され、次に反射性の被膜で被覆される。図5に
は、ウェブの高さhに応じたエッジ角度γの関数が相対
回折効率B= 1, 0.9, 0.8および 0.7に対して記入され
ている。これから分かることは、ウェブの高さhの許容
公差は回折効率の高い 80 °より小さいエッジ角度γに
対して特に大きい。図1と図2の位置測定装置では、理
論的に必要なウェブの高さはhs=λ/4である。λ= 67
0の場合、hs は約 170 nm となる。両方の場合、位相
格子は加算して出射ビームの光路差λ/2を発生させる。
図5には、図2の位置測定装置に対して実験的に求めた
状況が例示的に示してある。約1の相対変調度は約200
nm のウェブの高さまで得られる。こうして、ウェブの
高さhに対する許容公差はかなり大きい。
【0017】図6には、ウェブの高さhに応じた目盛周
期TP(例えば 512 nm )に対するウェブの幅Sの比の
関数がエッジ角度γ= 70 °で4つの相対回折効率B=
1,0.9, 0.8および 0.7に対して記入されている。この
場合、Sは溝23の底でのウェブ22の幅を意味する。
図3には、より良く理解するため、溝23の対応する幅
Lも記入されている。TP=S+Lである。図6から分
かることは、約 70 °のエッジ角度γで最大の回折効率
B=1がh= 160〜 200 nm のとき約 0.55 〜0.7の
S:TPに対する非常に広い許容公差内で得られる。未
だ良好な回折効率B= 0.9では、S:TPに対する可能
な範囲は 0.50 と 0.75 の間にあり、段差の高さhは 1
60と 210 nm の間にある。図6は、約 70 °のエッジ角
度γで比S:TP= 0.5の時でも未だ比較的大きな回折
効率Bが得られることを示す。S:L= 1:1 を持つこ
の種の目盛板は比較的簡単に作製できる。
【0018】図4〜6には相対回折効率Bを比較係数と
して選んだ。その理由は、絶対回折効率が反射膜26の
材料に依存するからである。この発明による位置測定装
置では、回折効率Bが入射角αのかなり広い範囲で非常
に大きい。従って、リトロー角α=arc sin(λ/2TP)
からの許容偏差は非常に大きく、±4°ずれてもよい。
これは位置測定装置の組立を容易にする。
【0019】この発明により形成された目盛板2で回折
効率を高めることは、反射性の表面をクロムで形成する
と特に顕著になる。クロムの反射率は金や窒化チタン
(TiN)の反射率より小さい。従って、金またはTiN
を被覆した目盛板2の回折効率もクロクを被覆した目盛
板2のものより大きいことが予想される。しかし、クロ
ムを付けたこの発明により作製した目盛板2での回折効
率は金またはTiNを付けた目盛板2よりも高いことが
示されている。
【0020】説明した例では、目盛板2はこの発明によ
り形成されている。目盛板および/または走査板(ビー
ムスプリッタ12)を説明した方法で形成することもこ
の発明の枠内にある。この発明は測長系や測角系に応用
できる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明による
位置測定装置の利点は、光源の出力が小さくても変調度
が依然として非常に良好である点にある。低出力の光源
を使用すると、測定装置全体の昇温が低減され、測定精
度や長時間安定性が向上すると言う利点ももとらす。こ
の発明の他の利点は、光源の波長、目盛周期とウェブと
溝の間の比、および回折格子の段差の高さのようなパラ
メータの許容公差が比較的大きい点にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による位置測定装置の第一実施例の
模式斜視図、
【図2】 この発明による位置測定装置の第二実施例の
断面図、
【図3】 図1および図2の位置測定装置の目盛板の断
面図、
【図4】 目盛板のウェブの立ち上がり傾斜角に応じた
回折効率の関数を示すグラフ、
【図5】 ウェブの高さに応じた立ち上がり傾斜角の関
数を示すグラフ、
【図6】 ウェブの高さに応じた目盛周期に対するウェ
ブの幅の比を示すグラフ。
【符号の説明】
1 走査ユニット 2 目盛板の回折格子 11 レーザー 12 ビームスプリッタ 13,14 部分ビーム束 15,16 回折した部分ビーム束 17〜19 干渉し回折した部分ビーム束 20 検出装置 21 基板 22 ウェブ 23 溝 24 通しのエッチング阻止膜 25 エッチング防止膜 26 反射性の膜 27 誘電体 28 エッジ 30 偏向部材 X 測定方向 TP 目盛周期 λ 波長 α 入射角 β 出射角 γ エッジ角度 S ウェブの幅 h ウェブの高さ B 回折効率 L 溝の幅
フロントページの続き (72)発明者 ペーター・シユペツクバツヒヤー ドイツ連邦共和国、84558 キルヒヴア イダツハ、ブルーメンストラーセ、3ア ー (72)発明者 ミヒヤエル・アールゴイヤー ドイツ連邦共和国、83371 シユタイン /タウヌス、キーンベルクストラーセ、 24 (72)発明者 ゲオルク・フラツシヤー ドイツ連邦共和国、83458 シユナイツ ルロイト、ヴアルデツク、7 (72)発明者 アントン・ザイラー ドイツ連邦共和国、83278 トラウンシ ユタイン、モースストラーセ、2 (72)発明者 ヴアルブルガ・ケルン ドイツ連邦共和国、83301 トラウンロ イト、ハスモニング、6 (56)参考文献 特開 昭63−205605(JP,A) 英国特許出願公開2164492(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/38 G01B 11/00 G02B 5/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの回折格子(2)で光ビ
    ーム回折により互いに移動する二つの物体の相対位置を
    測定するため照明光源(11)と検出装置(20)を備
    えた位置測定装置において、 回折格子(2)が測定方向(X)に向けて交互に配置さ
    れたウェブ(22)と溝(23)を持つ反射性のレリー
    フ格子であり、 回折格子(2)の目盛周期(TP)が入射するビーム束
    (13,14)の波長(λ)にほぼ等しいかあるいは短
    く、 ウェブ(22)の断面が少なくも近似的に台形状に形成
    され、ウェブ(22)のエッジ角度(γ)が 70 °± 1
    0 °である、ことを特徴とする位置測定装置。
  2. 【請求項2】 回折格子(2)に入射するビーム束(1
    3,14)は直線偏光していることを特徴とする請求項
    1に記載の位置測定装置。
  3. 【請求項3】 ビーム束(13,14)の偏光は、ビー
    ム束(13,14)の電気偏光成分が入射面内(X,
    Y)にあり、この成分が回折格子(2)に関して測定方
    向(X)に向いた横磁場モードに対応しているように調
    整されていることを特徴とする請求項2に記載の位置測
    定装置。
  4. 【請求項4】 回折格子(2)の反射表面は導電材料で
    形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
    に記載の位置測定装置。
  5. 【請求項5】 回折格子(2)の反射表面はクロムで形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載の位置測
    定装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも回折格子のウェブはシリコ
    ン、特に 110シリコンで形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜5の何れか1項に記載の位置測定装置。
  7. 【請求項7】 回折格子はシリコンで形成され、このシ
    リコンに溝をエッチングし、回折格子の反射性の表面は
    導電性材料の被膜であることを特徴とする請求項6に記
    載の位置測定装置。
  8. 【請求項8】 回折格子(2)に多数のビーム束(1
    3,14)が少なくとも近似的に入射角α=arc sin(λ
    /2TP)で入射し、そこで前記ビーム束(13,14)
    は第一回折次数(15,16)がそれぞれ出射角β=α
    で出射し、次いで互いに重なって互いに干渉するように
    回折することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に
    記載の位置測定装置。
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