JP4615938B2 - 光学式変位測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル式ノギス、リニヤゲージ、リニヤスケール等に応用される、光学式変位測定装置に関する。
従来から直線変位や角度変位等の高精度な測定に光学式変位測定装置が利用されている。この装置は、光学式エンコーダとも呼ばれ、長手方向が測定軸方向となるスケールと、測定軸方向に沿ってスケールに対して移動可能なセンサヘッドと、を備える。センサヘッドを移動させながら、センサヘッドの光源部からの光をスケールの光学格子を介してセンサヘッドの受光部で受光させると、受光部から正弦波状の電気信号が出力される。この信号を基にしてセンサヘッドの変位量が測定される。
光学格子は凹部と凸部が測定軸方向に沿って交互に並べられた構造を有する。光学格子はフォトリソグラフィとエッチングにより形成される。光学格子の凸部の断面は一般に矩形状であり、光の回折効率を高めるために断面を台形状にしたものもある(例えば特許文献1)。
特開平10−318793号公報(段落[0012]〜[0013]、図3)
スケールの汚れを布で拭き洗浄する場合、光学格子の凸部に布が引っかかり、光学格子が破損することがある。
本発明は、破損しにくい光学格子を有する光学式変位測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学式変位測定装置は、ガラス基板の上にベース層が形成され、前記ベース層の上に、上層と下層とからなる二層構造を有し、前記ベース層と接続される下層が前記ベース層とは異なる材質で形成された凸部が測定軸方向に所定間隔で並べられた構造を有し、且つ前記凸部が外部に露出した光学格子が配置されたスケールと、前記光学格子に照射する光を発生する光源部と、前記光学格子を介して前記光源部からの光を受光すると共に前記光源部と一緒に前記測定軸方向に前記スケールに対して相対移動可能である受光部と、を備え、前記凸部の上面と前記凸部の側面とで規定される角部が面取り形状を有することを特徴とする。
本発明に係る光学式変位測定装置よれば、スケールに配置された光学格子の凸部の角部は面取り形状を有するので、スケールを布で拭いても、凸部の角部に布が引っかかりにくくなる。このため、スケールの汚れを布で拭き洗浄する際の上記光学格子の破損を防止できる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記光源部からの光は、前記スケールの表面に垂直な線に対して斜め方向から、回折格子である前記光学格子に照射されるようにすることができる。これによれば、スケールと光源部との位置合わせに余裕が生じるので、スケールと光源部とのアライメントが容易となる。
本発明によれば、スケールに配置された光学格子の凸部の角部が面取り形状を有するので、スケールの汚れを布で拭く際において上記光学格子の破損を防止できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る光学式変位測定装置1の構成について説明する。図1は、この装置1の概略構成を示す図である。光学式変位測定装置1は、干渉型であり、装置1の測定軸X方向に延びた長尺状のスケール3と、測定軸X方向にスケール3上を移動可能なセンサヘッド5と、を備える。
スケール3は、ガラス等の透明材料からなる基板7と、スケール3の表面に配置された光学格子9と、により構成される。図1にはスケール3の一部が表れている。光学格子9は、凸部11が所定のピッチを設けて測定軸X方向に沿って配置されたものである。言い換えれば、光学格子9は、凹部13と凸部11が測定軸X方向に沿って交互に並べられた構造を有する。凸部11及び凹部13は、図1の紙面の垂直方向に延びている。光学格子9は光反射型であり、その材料はクロム等の金属である。
センサヘッド5は光源部15、受光部17,19及びインデックス基板21を備える。光源部15は、光学格子9に照射するレーザ光を発生する。受光部17,19は、フォトダイオードやフォトトランジスタであり、光学格子9を介して光源部15からのレーザ光を受光する。インデックス基板21は、光学格子9の凸部11と同じピッチで配置された凸部23を有する光透過型の回折格子である。光源部15からのレーザ光は、光学格子9に対して斜め方向から照射される。
センサヘッド5のその他の構成要素については、光学式変位測定装置1の動作において説明する。なお、センサヘッドが固定され、スケールが移動する光学式変位測定装置でも本発明を適用できる。したがって、光源部及び受光部は測定軸方向にスケールに対して相対移動可能であるということができる。
次に、光学式変位測定装置1の動作について説明する。センサヘッド5を測定軸Xに沿って移動させながら、光源部15からレーザ光L1を出射する。レーザ光L1は、コリメータレンズ25で平行光にされて、インデックス基板21に照射される。レーザ光L1のうちインデックス基板21で回折された光は、偏光板27でP偏光L2にされ、スケール3の光学格子9で反射かつ回折されて偏光板27を通りインデックス基板21に戻る。一方、レーザ光L1のうちインデックス基板21を透過した光は偏光板29でS偏光L3にされ、スケール3の光学格子9で反射かつ回折されて、偏光板29を通りインデックス基板21に戻る。
これらの戻ってきた光はインデックス基板21で回折して、P偏光とS偏光とを含む合成光L4となる。P偏光とS偏光は偏光方向が直交しているため相互に干渉しない。合成光L4はビームスプリッタ30で二分割され、一方の分割光L5は、P偏光及びS偏光の両偏光に対して光軸を45°に設定した偏光板31を通る。これにより、両偏光の45°成分の間で干渉が起こり、正弦波状のA相の光信号が生成される。この光信号は受光部19で受光されて、そこで電気信号に変換されて、出力される。
他方の分割光L6は、1/4波長板33を通ることにより、一方の分割光L5に対して90°位相差が生じる。そして、他方の分割光L6は、P偏光及びS偏光の両偏光に対して光軸を45°に設定した偏光板35を通る。これにより、A相に対して90°位相差を有する正弦波状のB相の光信号が生成されて、受光部17で受光される。受光部17はこの光信号を電気信号に変換して出力する。センサヘッド5の変位量はA相の光信号で測定可能である。B相の光信号を用いることにより、変位の方向を測定することができる。
ここで、スケール3について詳細に説明する。図2はスケール3の一部の拡大断面図である。光学格子9は、基板7の表面全面に形成されたベース層37と、ベース層37上に選択的に形成された複数の凸部11とを備える。ベース層37の材料は例えばクロムである。凸部11は二層構造を有し、下層39の材料は例えばタングステンであり、上層41の材料は例えばクロムである。
凸部11の上層41は、その断面が台形状である。言い換えれば、凸部11の上面43と凸部11の側面45とで規定される角部47は、面取り形状を有する。したがって、スケール3を布で拭いても、凸部11の角部47に布が引っかかりにくくなる。よって、本実施形態によれば、スケール3の汚れを布で拭き洗浄する際の光学格子11の破損を防止できる。
なお、本実施形態に係る光学格子9は回折格子である。しかし、光を回折するのではなく、光を単に反射や透過する光学格子に上記面取り形状を形成した場合でも、同様に光学格子の破損を防止できる。
さて、本実施形態によれば、上記面取り形状により、光源部15とスケール3との位置合わせに余裕が生じる。この効果を確認できたシミュレーションについて説明する。図3の(A),(B),(C)は、シミュレーションに用いたスケール3の一部の断面図である。(A)は面取り形状が設けられていないスケール3であり、(B)は面取り角度が15°のスケール3であり、(C)は面取り角度が45°のスケール3である。面取り角度とは、面取り形状の面とスケール3の表面に垂直な線とで規定される角度である。面取り形状に関すること以外は、(A)〜(C)のスケール3は同じであり、(A)のスケール3を用いて、材料等を説明する。
基板7はガラス基板であり、ベース層37は厚さ50〜200nmのクロムであり、凸部11の下層39は厚さ50〜100nmのタングステンであり、凸部11の上層41は厚さ30〜100nmのクロムである。測定軸X方向に沿った凸部11の寸法S1及び凹部13の寸法S2は、100〜500nmである。
図3に示す三種類のスケール3に入射する光は、波長633nmのP偏光である。この入射光L6の入射角αは図4に示すように、スケール3の表面に垂直な線に対して、52.537°である。入射光L6の−1次回折光L7の反射角βは、図5に示すようにスケール3の表面に垂直な線に対して、52.537°であり、入射角αと同じである。したがって、入射角αはリトロー角である。
入射光L6の角度Phiについて、図6で説明する。図6はスケール3の一部の平面図である。測定軸X方向と対応する入射光L6の方向が角度Phi=0°であり、測定軸X方向に対してスケール3の表面上で直交する方向Yと対応する入射光L6の方向が角度Phi=−90°,+90°と定義する。角度Phi=0°となるようにスケール3と光源部15との位置合わせがされる。
入射角α=52.537°を保ちながら、入射光L6の角度Phiを変えて、(A)〜(C)のスケール3について、それぞれ、−1次回折光L7の回折効率を求めた。回折効率とは、入射光に対する回折光の割合、すなわち、(回折光/入射光)×100[%]である。
図7は、シミュレーションの結果を示すグラフである。横軸が入射光L6の角度Phiであり、縦軸が−1次回折光L7の回折効率である。グラフの(A),(B),(C)は、それぞれ、図3の(A),(B),(C)のスケール3と対応する。角度Phiが−30°〜+30°の範囲において、次のことが分かる。いずれのスケール3も角度Phi=0°のときに、回折効率が最大となり、角度Phi=0°より遠ざかるにしたがい回折効率が低下する。
(B),(C)のように面取り形状を有する場合は、(A)のように面取り形状がない場合に比べて、回折効率の低下量が小さい。そして、(C)のように面取り角度が大きい場合は、(B)のように小さい場合に比べて、回折効率の低下量が小さい。回折効率の低下量が大きい場合、入射光L6の角度PhiがPhi=0°からずれると、回折効率が大きく変わる。このため、角度Phiに関するスケール3と光源部15との位置合わせに多少のずれが生じただけでも、測定精度に大きな影響を与える。
これに対して、回折効率の低下量が小さい場合、角度Phiに関するスケール3と光源部15との位置合わせが多少ずれても、回折効率はそれほど変化しないので、測定精度への影響が小さい。以上のように、本実施形態によれば、スケール3の凸部11に面取りを設けることにより、スケール3と光源部15との位置合わせに余裕が生じるので、スケールと光源部とのアライメントが容易となる。
次に、本実施形態に係るスケール3の製造方法の一例について説明する。図8〜図13はこれを説明するための工程図であり、図2の断面図と対応する。図3に示すように、クロム層49、タングステン層51、クロム層53が積層された基板7を準備する。クロム層53上にネガレジスト55を塗布する。ネガレジスト55は化学増幅型であり、詳しくは、ネガレジスト55のうち光が照射された箇所では酸が活性化されて、この活性化された酸を触媒として上記箇所のポリマーが架橋反応する。架橋反応が起きた上記箇所は現像液に不溶となる。
クロムのような物質は、ネガレジスト55中の酸と反応して酸を消費する(酸の失活)。したがって、図9に示すように、ネガレジスト55のクロム層53と接触する箇所は酸の失活層57となる。
図10に示すように、マスク59を用いてネガレジスト55を選択的に露光する。ネガレジスト55のうち、光が照射された照射部61は架橋反応が進み、光が照射されない非照射部63や失活層57では架橋反応が進まない。
図11に示すように、ネガレジスト55を現像すると、非照射部63が除去され、照射部61及び失活層57が残り、レジストパターン65が形成される。失活層57は、下に向かうに従い幅が短くなる。これは、失活層57は下に向かうに従って酸が消費される割合が高いので、失活層57は下に向かうに従い現像液に溶けやすいからである。
図12に示すように、レジストパターン65をマスクにし、塩素系のガスを用いてクロム層53を異方性ドライエッチングする。これにより、凸部の上層41が形成される。上層41は、下に向かうに従い幅が大きい、言い換えれば、角部47が面取り形状を有する。この理由を説明する。異方性のドライエッチングは、縦方向(ここでは基板7の表面の垂直方向)に進む。失活層57とクロム層53との隙間67(図11)にもエッチングのガスが入り込むので、クロム層53のうち隙間67の下に位置する部分もエッチングされる。隙間67の奥に向かうに従いエッチングのガスが入りにくくなるので、隙間67の奥に向かうに従いエッチングされにくくなる。したがって、凸部の上層41は、上から下に向かうに従い幅が大きくなる形状を有するのである。
次に、図13に示すように、レジストパターン65をマスクにし、例えばCFガスを用いて、タングステン層51を異方性ドライエッチングする。このエッチングにおいて、ベース層37となるクロム層49はエッチングストッパとなる。このエッチングにより、凸部11の下層39が形成される。この結果、凸部11及び凹部13を有する光学格子9がパターニングされる。レジストパターン65を除去すると、図2に示すスケール3が完成する。
以上説明した製造方法の一例では、化学増幅型のネガレジスト55を用いて光学格子9のパターニングをした。しかし、本実施形態に係るスケール3の製造方法の他の例を用いれば、化学増幅型のネガレジスト55を用いることなく光学格子9のパターニングが可能である。この他の例では、ドライエッチングとウエットエッチングを組み合わせて、光学格子9を形成している。図14〜図21は、本実施形態に係るスケール3の製造方法の他の例を説明するための工程図である。
図14に示すように、金属層69、これと異なる金属の金属層71、金属層69と同じ金属の金属層73が積層された基板7を準備する。金属層73上にレジスト75を塗布する。
図15に示すように、レジスト75を選択的に露光・現像して、レジストパターン77を形成する。図16に示すように、レジストパターン77をマスクにして、金属層73をウエットエッチングする。これにより、金属層73は等方性にエッチングされるので、横方向にもエッチングが進む。よって、下に向かうに従い幅が大きくなる凸部の上層41が形成される。
その後、図17に示すように、レジストパターン77をマスクにして、金属層71を異方性ドライエッチングする。これは、金属層69,73が削れにくく、金属層71が削れやすいエッチングである。このエッチングにより、凸部11及び凹部13を有する光学格子9がパターニングされる。レジストパターン77を除去すると、図18に示すように光反射型の光学格子9が完成する。光透過型の光学格子を形成する場合、さらに次の工程が必要である。
図19に示すように、凸部11を選択的に覆うレジストパターン79を形成する。図20に示すように、レジストパターン79をマスクにして、金属層69をウエットエッチングすることにより、凹部13上の金属層69を除去して、基板7を露出させる。レジストパターン79を除去すると、図21に示すように、光透過型の光学格子9が配置されたスケール3が完成する。
ここで、金属層69,73の材料は、例えばクロムであり、金属層71の材料は、例えばタングステンである。また、図16で説明した金属層73を選択的に除去するウエットエッチングや図20で説明した金属層69を選択的に除去するウエットエッチングには、例えば硝酸第二セリウムアンモニウムと過塩素酸の混合液を用いる。図17で説明した金属層71を選択的に除去するドライエッチングには、例えばCFガスを用いる。
本実施形態に係る光学式変位測定装置の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る光学式変位測定装置に備えられるスケールの一部の拡大断面図である。 本実施形態に係るシミュレーションに用いたスケールの一部の断面図である。 同シミュレーションにおける入射光を説明する図である。 同シミュレーションにおける−1次回折光を説明する図である。 同シミュレーションにおける入射光の角度Phiを説明する図である。 同シミュレーションの結果を示すグラフである。 本実施形態に係るスケールの製造方法の一例の第1工程図である。 同第2工程図である。 同第3工程図である。 同第4工程図である。 同第5工程図である。 同第6工程図である。 本実施形態に係るスケールの製造方法の他の例の第1工程図である。 同第2工程図である。 同第3工程図である。 同第4工程図である。 同第5工程図である。 同第6工程図である。 同第7工程図である。 同第8工程図である。
符号の説明
1・・・光学式変位測定装置、3・・・スケール、5・・・センサヘッド、7・・・基板、9・・・光学格子、11・・・凸部、13・・・凹部、15・・・光源部、17,19・・・受光部、21・・・インデックス基板、23・・・凸部、25・・・コリメータレンズ、27,29・・・偏光板、30・・・ビームスプリッタ、31・・・偏光板、33・・・1/4波長板、35・・・偏光板、37・・・ベース層、39・・・凸部の下層、41・・・凸部の上層、43・・・凸部の上面、45・・・凸部の側面、47・・・角部、49・・・クロム層、51・・・タングステン層、53・・・クロム層、55・・・ネガレジスト、57・・・失活層、59・・・マスク、61・・・照射部、63・・・非照射部、65・・・レジストパターン、67・・・隙間、69,71,73・・・金属層、75・・・レジスト、77,79・・・レジストパターン、L1・・・レーザ光、L2・・・P偏光、L3・・・S偏光、L4・・・合成光、L5・・・分割光、L6・・・入射光、L7・・・−1次回折光

Claims (2)

  1. ガラス基板の上にベース層が形成され、前記ベース層の上に、上層と下層とからなる二層構造を有し、前記ベース層と接続される下層が前記ベース層とは異なる材質で形成された凸部が測定軸方向に所定間隔で並べられた構造を有し、且つ前記凸部が外部に露出した光学格子が配置されたスケールと、
    前記光学格子に照射する光を発生する光源部と、
    前記光学格子を介して前記光源部からの光を受光すると共に前記光源部と一緒に前記測定軸方向に前記スケールに対して相対移動可能である受光部と、を備え、
    前記凸部の上面と前記凸部の側面とで規定される角部が面取り形状を有する
    ことを特徴とする光学式変位測定装置。
  2. 前記光源部からの光は、前記スケールの表面に垂直な線に対して斜め方向から、回折格子である前記光学格子に照射される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位測定装置。
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