JP3287779B2 - 生鮮物処理装置 - Google Patents

生鮮物処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、青果や魚肉等の
生鮮物を冷塩水処理する場合などに用いられる生鮮物処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生鮮物を冷塩水処理する装置として、た
とえば特公平4−74992号公報に開示された生鮮物
処理装置が知られている。この生鮮物処理装置は、生鮮
物の冷塩水処理を行うための処理槽と、この処理槽の内
部を処理部と冷却部とに区画する仕切体とを備えてお
り、仕切体を乗り越えて処理部から冷却部に流入した処
理水(塩水)を冷却部に配置された冷却パイプにより冷
却するとともに、循環ポンプにより処理水を処理部と冷
却部との間で循環させて生鮮物を処理するように構成さ
れている。また、この生鮮物処理装置は、処理水の塩分
濃度を検出する塩分濃度センサを備えており、この塩分
濃度センサで検出した塩分濃度が設定濃度よりも低い場
合には濃塩水供給装置を作動させ、この濃塩水供給装置
から処理槽内に濃塩水を供給して処理水の塩分濃度を設
定濃度に調整するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
生鮮物処理装置を用いて生鮮物の冷塩水処理を行う場
合、その前工程として処理槽内に配置された食塩籠に所
定量の食塩を収容し、これを処理槽内に供給した水で溶
かして処理水を作る必要がある。このとき、運転スイッ
チを投入して循環ポンプを作動させると、食塩の溶解を
促進させることが可能であるが、従来では運転スイッチ
を投入すると、塩分濃度の調整も開始されるため、処理
水を作成している間に濃塩水供給装置内の濃塩水が無く
なってしまうことがあった。このため、従来の生鮮物処
理装置では生鮮物を処理水により冷塩水処理しようとし
た場合に処理水の塩分濃度を濃塩水供給装置により自動
調整することができない場合があった。
【0004】そこで、この発明が解決しようとする課題
は、食塩籠に収容された食塩により処理水を作成する際
に循環ポンプを作動させて処理水を作ることができ、且
つ生鮮物を冷塩水処理する場合に処理水の塩分濃度を濃
塩水供給装置により自動調整することのできる生鮮物処
理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に係る発明は、所定量の水が
収容される処理槽と、処理槽内の水を循環させる循環ポ
ンプと、処理槽内の水の塩分濃度を検出する塩分濃度セ
ンサと、処理槽内の水に濃塩水を加えてその塩分濃度を
調整するための濃塩水供給装置と、処理槽内に設けられ
ると共に所定量の食塩が収容される食塩籠と、食塩籠に
収容された食塩の溶解時間よりも作動時間の長いタイマ
手段を有し、電源が投入されるとタイマ手段を作動させ
ると共に循環ポンプを駆動して食塩籠に収容された食塩
を溶解させることにより処理水を作成し、その後タイマ
手段の作動が終了すると塩分濃度センサにより検出され
た塩分濃度に基づいて処理水の塩分濃度が設定濃度とな
るように濃塩水供給装置を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。請求項2に係る発明は、請求項1記
載の生鮮物処理装置において、処理槽内の水の温度を検
出する温度センサをさらに備え、制御手段は、温度セン
サにより検出された水温に対応したタイマ手段の作動時
間を設定することを特徴とする請求項1記載の生鮮物処
理装置ことを特徴とする。請求項3に係る発明は、請求
項1記載の生鮮物処理装置において、制御手段はタイマ
手段の作動を手動操作により強制的に終了させるための
タイマ作動停止手段を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して、
この発明の第1の実施形態について説明する。図1はこ
の発明の第1の実施形態に係る生鮮物処理装置の概略図
であり、図中1は生鮮物を処理するための処理槽を示し
ている。この処理槽1の内部は板状の仕切体2により処
理部3と冷却部4とに区画されており、処理部3内には
食塩籠5が設けられている。一方、処理槽1の冷却部4
内には冷却パイプ6が設けられている。この冷却パイプ
6は仕切体2を乗り越えて処理部3から冷却部4に流入
した処理水7を冷却するためのもので、冷却装置8から
冷媒が供給されるようになっている。
【0007】冷却部4の底部には循環ポンプ10の吸入
口が吸入管9を介して接続されている。この循環ポンプ
10は処理水7を処理部3と冷却部4との間で循環させ
るためのもので、循環ポンプ10から吐出された処理水
7は冷塩水供給管11を経て処理部3に送り込まれるよ
うになっている。冷却部4の上部には濃塩水供給装置1
2が設けられている。この濃塩水供給装置12は処理槽
1内に濃塩水を供給して処理水7の塩分濃度を調整する
ためのもので、制御手段としてのマイクロコンピュータ
13から制御用ドライバ14を介して送出される信号に
基づいて作動するようになっている。
【0008】マイクロコンピュータ13は上述した冷却
装置8、循環ポンプ10および濃塩水供給装置12を制
御するもので、このマイクロコンピュータ13には制御
用ドライバ14の他にAD変換器15およびウィークリ
ータイマ16が接続されている。ここで、AD変換器1
5は増幅器17及び18から出力されたアナログ信号を
デジタル信号に変換するもので、増幅器17及び18に
は冷却部4内に設けられた温度センサ19および塩分濃
度センサ20の出力が供給されるようになっている。ま
た、マイクロコンピュータ13には操作パネル21が接
続されており、この操作パネル21には図2に示す如く
運転スイッチ22、休日スイッチ23、温度設定スイッ
チ24、塩分濃度設定スイッチ25、設定値上昇用UP
スイッチ26、設定値下降用DOWNスイッチ27、温
度表示部28および塩分濃度表示部29が設けられてい
る。
【0009】マイクロコンピュータ13はメモリ131
を備えており、このメモリ131には処理水7の設定温
度データと設定塩分濃度データが格納されている。ま
た、マイクロコンピュータ13はタイマ132を備えて
おり、このタイマ132は運転スイッチ22が投入され
ると、予め定められた時間(例えば45分)だけ作動す
るようになっている。
【0010】図3は運転スイッチ22を投入したときの
マイクロコンピュータ13の制御シーケンスを示すフロ
ーチャートであり、同図に示すように、運転スイッチ2
2が投入されると、マイクロコンピュータ13はタイマ
132を予め定められた時間(例えば45分)だけ作動
させる(ステップS1)。ステップS1にてタイマ13
2が作動すると、マイクロコンピュータ13は冷却装置
8および循環ポンプ10に作動開始信号を送出する(ス
テップS2)。これにより冷却装置8および循環ポンプ
10が作動し、冷却装置8から冷却パイプ6に冷媒が供
給されると共に処理槽1内の水が処理部3と冷却部4と
の間を循環する。
【0011】ステップS2にて冷却装置8および循環ポ
ンプ10が作動すると、マイクロコンピュータ13はタ
イマ132の作動が終了したかどうかを判断する(ステ
ップS3)。ここで、タイマ132が作動中である場合
には、マイクロコンピュータ13はタイマ132の作動
が終了するまで待ち状態となり、またタイマ132の作
動が終了した場合には、マイクロコンピュータ13は塩
分濃度センサ20の出力を取り込んで処理水7の塩分濃
度を測定する(ステップS4)。
【0012】ステップS4にて処理水7の塩分濃度を測
定すると、マイクロコンピュータ13は処理水7の塩分
濃度が設定濃度であるかどうかを判断する(ステップS
5)。ここで、処理水7の塩分濃度が設定濃度でない場
合には、マイクロコンピュータ13は濃塩水供給装置1
2に濃度調整信号を送出する(ステップS6)。これに
より濃塩水供給装置12が作動し、濃塩水供給装置12
から処理槽1内に所定量の濃塩水が供給される。ステッ
プS5にて処理水7の塩分濃度が設定濃度である場合に
は、マイクロコンピュータ13は生鮮物の冷塩水処理が
終了であるかどうかを判断する(ステップS7)。ここ
で、冷塩水処理が終了でない場合には塩分濃度の測定が
再び行われ、ステップS4〜S7が繰り返されることに
より処理水7の塩分濃度が設定濃度に調整される。ま
た、冷塩水処理が終了の場合には、マイクロコンピュー
タ13から冷却装置8および循環ポンプ10に作動停止
信号が送出され、冷却装置8および循環ポンプ10の作
動が停止する(ステップS8)。
【0013】図4は休日スイッチ23を投入したときの
マイクロコンピュータ13の制御シーケンスを示すフロ
ーチャートであり、同図に示すように、休日スイッチ2
3が投入されると、マイクロコンピュータ13からウィ
ークリータイマ16にタイマ作動信号が送出される(ス
テップS11)。これによりウィークリータイマ16が
作動し、同タイマ16のタイマ接点がONになると(ス
テップS12)、マイクロコンピュータ13は上述した
ステップS1〜ステップS8に従って冷却装置8、循環
ポンプ10および濃塩水供給装置12を制御する。
【0014】このように第1の実施形態では運転スイッ
チ22を投入すると、マイクロコンピュータ13のタイ
マ132が作動し、タイマ132の作動が終了した後に
処理水7の塩分濃度が設定濃度に調整される。したがっ
て、タイマ132の作動時間を食塩籠5に収容された食
塩の溶解時間(約40分)よりも長め(例えば約45
分)に設定しておけば処理水の作成中に濃塩水供給装置
12から処理槽1内に濃塩水が供給されることを防止で
きる。よって、食塩籠5に収容された食塩により処理水
7を作成する際に循環ポンプ10を作動させて処理水7
を作ることができ、且つ生鮮物を冷塩水処理する場合に
処理水7の塩分濃度を濃塩水供給装置12により自動調
整することができる。
【0015】次に、この発明の第2の実施形態について
説明するが、この実施形態の全体構成は図1に示したも
のと同じであるので、ここでは第1の実施形態と異なる
部分について図5および図6を参照して説明する。上述
した第1の実施形態ではタイマ132を予め定められた
時間だけ作動させたが、例えば図5に示すような複数の
水温データDS(例えば5℃),DS(例えば10
℃),DS(例えば15℃),…DSnと複数のタイ
マ時間データDT(例えば50分),DT(例えば
45分),DT(例えば40分),…DTnとをメモ
リ131に格納しておき、処理槽1内の水温に基づいて
タイマ132の作動時間を設定しても良い。具体的に
は、図6に示すように、マイクロコンピュータ13は運
転スイッチ22が投入されると、温度センサ19の出力
を取り込んで処理槽1内の水温を測定する(ステップS
21)。そして、測定した温度をメモリ131に格納さ
れた水温データDS,DS,DS,…DSnと比
較し、測定温度に最も近い水温データ(例えばDS
を選択する(ステップS22)。さらに、選択した水温
データに対応するタイマ作動時間データ(例えばD
)をタイマ132の作動時間として設定し(ステッ
プS23)、ステップS1にてタイマ132を作動させ
る。
【0016】このように第2の実施形態ではタイマ13
2の作動時間を処理槽1内の水温に基づいて設定するこ
とにより、処理槽1内の水温が高い場合にはタイマ13
2の作動時間が短くなり、処理槽1内の水温が低い場合
にはタイマ132の作動時間が長くなる。したがって、
食塩籠5に収容された食塩が溶け終わる前にタイマ13
2の作動が終了してしまうことがなく、処理水の作成中
に濃塩水供給装置12から処理槽1内に濃塩水が供給さ
れることを確実に防止できる。
【0017】なお、上述した第2の実施形態ではタイマ
132の作動時間を処理槽1内の水温に基づいて適宜設
定するために複数の水温データDS,DS,D
,…DSnとタイマ時間データDT,DT,…
DTnとをメモリ131に格納したが、例えば処理槽1
内の水温と食塩の溶解速度との相関関係を表す式をメモ
リ131に格納しておき、この式に基づいてタイマ13
2の作動時間を設定するようにしても良い。
【0018】次に、この発明の第3の実施形態を図7及
び図8を参照して説明するが、図中図1と同一部分また
は相当する部分には同一符号を付し、重複部分の説明は
割愛する。図7はこの発明の第3の実施形態に係る生鮮
物処理装置の概略図であり、同図に示すように、マイク
ロコンピュータ13はタイマ132の作動を手動操作に
より強制的に終了させるためのタイマ作動停止回路13
3を備えている。
【0019】図8は運転スイッチ22を投入したときの
マイクロコンピュータ13の制御シーケンスを示すフロ
ーチャートであり、同図に示すように、運転スイッチ2
2が投入されると、マイクロコンピュータ13はタイマ
132を予め定められた時間(例えば45分)だけ作動
させる(ステップS31)。そして、ステップS21に
てタイマ132が作動すると、マイクロコンピュータ1
3は冷却装置8および循環ポンプ10に作動開始信号を
送出する(ステップS32)。これにより冷却装置8お
よび循環ポンプ10が作動し、冷却装置8から冷却パイ
プ6に冷媒が供給されると共に処理槽1内の水が処理部
3と冷却部4との間を循環する。
【0020】ステップS31にてタイマ132が作動す
ると、マイクロコンピュータ13は図2に示す設定値上
昇用UPスイッチ24と設定値下降用DOWNスイッチ
25がタイマ132の作動中に同時に操作されたかどう
かを判断する(ステップS33)。ここで、タイマ13
2の作動中にUPスイッチ24とDOWNスイッチ25
が同時に操作された場合には、マイクロコンピュータ1
3はタイマ作動停止回路133を作動させる(ステップ
S34)。これによりタイマ132の作動が停止し、ス
テップS34にてタイマ132の作動が停止すると、マ
イクロコンピュータ13は後述するステップS36に進
む。
【0021】タイマ132の作動中にUPスイッチ24
とDOWNスイッチ25が同時に操作されず、ステップ
S35にてタイマ132の作動が終了すると、マイクロ
コンピュータ13は塩分濃度センサ20の出力を取り込
み、処理水7の塩分濃度を測定する(ステップS3
6)。そして、ステップS36にて処理水7の塩分濃度
を測定すると、マイクロコンピュータ13は処理水7の
塩分濃度が設定濃度であるかどうかを判断する(ステッ
プS37)。ここで、処理水7の塩分濃度が設定濃度で
ない場合には、マイクロコンピュータ13は濃塩水供給
装置12に濃度調整信号を送出する(ステップS3
8)。これにより濃塩水供給装置12が作動し、濃塩水
供給装置12から処理槽1内に濃塩水が供給される。。
【0022】ステップS37にて処理水7の塩分濃度が
設定濃度である場合には、マイクロコンピュータ13は
生鮮物の冷塩水処理が終了であるかどうかを判断する
(ステップS39)。ここで、冷塩水処理が終了でない
場合には塩分濃度の測定が再び行われ、ステップS36
〜S38が繰り返されることにより処理水7の塩分濃度
が設定濃度に調整される。また、冷塩水処理が終了の場
合には、マイクロコンピュータ13から冷却装置8およ
び循環ポンプ10に作動停止信号が送出され、冷却装置
8および循環ポンプ10の作動が停止する(ステップS
40)。
【0023】このように第3の実施形態では運転スイッ
チ22を投入すると、マイクロコンピュータ13のタイ
マ132が予め定められた時間だけ作動し、タイマ13
2の作動が終了した後に処理水7の塩分濃度が設定濃度
に調整される。したがって、タイマ132の作動時間を
食塩籠5に収容された食塩の溶解時間(約40分)より
も長め(例えば約45分)に設定しておけば処理水の作
成中に濃塩水供給装置12から処理槽1内に濃塩水が供
給されることを防止できる。よって、食塩籠5に収容さ
れた食塩により処理水7を作成する際に循環ポンプ10
を作動させて処理水7を作ることができ、且つ生鮮物を
冷塩水処理する場合に処理水7の塩分濃度を濃塩水供給
装置12により自動調整することができる。また、第3
の実施形態ではタイマ132の作動中にUPスイッチ2
4およびDOWNスイッチ25が同時に操作されると、
タイマ作動停止回路133が作動し、このタイマ作動停
止回路133の作動によってタイマ132の作動が停止
する。したがって、処理水の作成中に処理槽1内の水温
上昇し、これに伴って食塩籠5に収容された食塩の溶
解速度が増大してもタイマ132の作動を食塩の溶解終
了時刻に合わせて停止させることができ、食塩の溶解が
終了した直後に処理水7の塩分濃度を調整することがで
きる。
【0024】なお、上述した第3の実施形態では運転ス
イッチ22を投入したときの作用について説明したが、
休日スイッチ23を投入した場合もタイマ132の作動
が終了した後に処理水7の塩分濃度が設定濃度に調整さ
れる。また、第3の実施形態ではUPスイッチ24およ
びDOWNスイッチ25が同時に押されたときにタイマ
132の作動を停止させるようにしたが、タイマ132
の作動停止は必ずしもUPスイッチ24とDOWNスイ
ッチ25の同時操作でなくても良く、運転スイッチ以外
のスイッチが操作されたときにタイマ132の作動を停
止させるようにしても良い。また、上述した第1および
第3の実施形態では運転スイッチ22を投入すると、タ
イマ132が予め定められた時間だけ作動すると説明し
たが、例えば操作パネル21に塩分濃度時間設定スイッ
チを設け、このスイッチによりタイマ132の作動時間
を任意に設定できるようにしてもよい。さらに、第1乃
至第3の実施形態では食塩籠5を処理槽1の処理部3内
に配置したが、食塩籠5を処理槽1の冷却部4内に配置
しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、食塩籠に収容された食塩により処理水を作成する際
に循環ポンプを作動させて処理水を作ることができ、且
つ生鮮物を冷塩水処理する場合に処理水の塩分濃度を濃
塩水供給装置により自動調整することのできる生鮮物処
理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係る生鮮物処理
装置の概略図である。
【図2】 図1に示す操作パネルの正面図である。
【図3】 第1の実施形態に係る生鮮物処理装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同実施形態に係る生鮮物処理装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】 この発明の第2の実施形態に係る生鮮物処理
装置のメモリに格納されたデータを示す図である。
【図6】 同実施形態に係る生鮮物処理装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図7】 この発明の第3の実施形態に係る生鮮物処理
装置の概略図である。
【図8】 同実施形態に係る生鮮物処理装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…処理槽、2…仕切体、3…処理部、4…冷却部、5
…食塩籠、6…冷却パイプ、8…冷却装置、10…循環
ポンプ、12…濃塩水供給装置、13…マイクロコンピ
ュータ、16…ウィークリータイマ、19…温度セン
サ、20…塩分濃度センサ、22…運転スイッチ、13
1…メモリ、132…タイマ、133…タイマ作動停止
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23B 4/00 - 5/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の水が収容される処理槽と、 前記処理槽内の水を循環させる循環ポンプと、前記処理槽内の水の塩分濃度を検出する塩分濃度センサ
    と、 前記処理槽内の水に濃塩水を加えての塩分濃度を調整
    するための濃塩水供給装置と、 前記処理槽内に設けられると共に所定量の食塩が収容さ
    れる食塩籠と、 前記食塩籠に収容された食塩の溶解時間よりも作動時間
    の長いタイマ手段を有し、電源が投入されると前記タイ
    マ手段を作動させると共に前記循環ポンプを駆動して前
    記食塩籠に収容された食塩を溶解させることにより処理
    水を作成し、その後前記タイマ手段の作動が終了すると
    前記塩分濃度センサにより検出された塩分濃度に基づい
    前記処理水の塩分濃度が設定濃度となるように前記濃
    塩水供給装置を制御する制御手段と を備えたことを特徴
    とする生鮮物処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理槽内の水の温度を検出する温度
    センサをさらに備え、前記制御手段は、前記温度センサ
    により検出された水温に対応した前記タイマ手段の作動
    時間を設定することを特徴とする請求項1記載の生鮮物
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記タイマ手段の作動
    を手動操作により強制的に終了させるためのタイマ作動
    停止手段を有することを特徴とする請求項1記載の生鮮
    物処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8404035B2 (en) 2003-10-17 2013-03-26 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Electroless copper plating solution

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8404035B2 (en) 2003-10-17 2013-03-26 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Electroless copper plating solution

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