JP3287507B2 - 産業用ロボットのケーブル処理装置 - Google Patents

産業用ロボットのケーブル処理装置

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JP3287507B2
JP3287507B2 JP26164393A JP26164393A JP3287507B2 JP 3287507 B2 JP3287507 B2 JP 3287507B2 JP 26164393 A JP26164393 A JP 26164393A JP 26164393 A JP26164393 A JP 26164393A JP 3287507 B2 JP3287507 B2 JP 3287507B2
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arm
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正彦 大倉
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用多関節ロボット
のアーム間のケーブル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多関節ロボットの一方のアームか
らそのアームに対して回転する他方のアームにケーブル
を配線する場合、アームの外側に配線するとケーブルが
アームの移動と共に振り回されて危険を伴うため、アー
ムに沿って設けた保護カバーの中に収納することが行わ
れている。その時、ケーブルの余裕分が干渉しないよう
にするため、余裕分をケーブルドラムに巻き込むように
したものが開示されている。例えば図4に示すように、
円筒状の第1アーム1に対して垂直な回転軸の回りに回
転する第2アーム2の回転軸21にケーブル3を巻回し
得るケーブルドラム4を固定し、ケーブルドラム4には
ケーブル3の第2アーム2側の端部31を固定してあ
る。ケーブル3の他方の端部32は第1アーム1に固定
し、ケーブル3の途中がケーブルドラム4の回転面に沿
う面内において、所定の長さのU字状の弛み部33を形
成し、ケーブル3が移動する範囲を保護カバー5によっ
て保護するようにしてある(例えば、特開平2−160
498号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、ケーブル3の余裕分がケーブルドラムの回転面に沿
う面内において、所定の長さのU字状の弛み部33を形
成するようにしてあるので、第1アーム1の断面が円形
の場合でも、図5に示すように、ケーブル3の保護カバ
ー5は平板状となる。したがって、外部の物体に接触し
た時に保護カバーの角部が引っかかったり、第1アーム
1の中心から保護カバー5の両辺までの長さである干渉
半径Rが大きくなり、実質的にアームの断面積が大きく
なった時と同じことになって、アームが移動した時に外
部の物体と干渉する範囲が広くなるという欠点があっ
た。本発明は、保護カバーを円筒状のアームの外壁に沿
った形状にして外部の物体との干渉を少なくすることの
できるケーブル処理装置を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、円筒状の第1アームと、前記第1アーム
に対して垂直な回転軸の回りに回転する第2アームと、
前記第1アームと第2アームの間に配線されたケーブル
と、前記第2アームの回転軸に固定して前記ケーブルを
巻回し得るケーブルドラムと、前記ケーブルを覆う保護
カバーとを備えた産業用ロボットのケーブル処理装置に
おいて、前記ケーブルドラムを、前記第1アームの径方
向の外側に位置させるとともに、前記ケーブルドラムの
外周面に一方端を固定し、他方端を、前記第1アームの
径方向の反ケーブルドラム側に固定し、途中を前記第1
アームの外周に沿って湾曲させて所定の長さのU字状の
弛み部を形成した前記ケーブルと、前記第1アームの外
周に沿って前記ケーブルの太さより大きい間隔を前記第
1アームとの間に維持するように円筒状に形成し、前記
ケーブルが移動する範囲を覆う保護カバーとを備えたも
のである。
【0005】
【作用】上記手段により、ケーブルの弛み部を第1アー
ムの外周に沿って配置し、ケーブルの保護カバーは、第
1アームの外周の半径にケーブルの太さと保護カバーの
厚さを加えた長さに幾分の余裕を加えた長さの半径をも
った円筒形に形成してあるので、外部の物体に接触する
ようなことがあっても、外部の物体を引っかけて動かす
ようなことがなく、また干渉半径Rが平板状の保護カバ
ーの場合よりも小さくなるので、アームが移動した時に
外部の物体と干渉する範囲を小さくすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の実施例を示す側断面図、図2はそ
の平断面図、図3は図2に示すA−A線に沿う断面図で
ある。図において、円筒状の第1アーム1に対して垂直
な回転軸の回りに回転する第2アーム2の回転軸21に
ケーブル3を巻回し得るケーブルドラム4を固定する。
また、前記ケーブルドラム4は、第1アーム1の径方向
の外側に位置させる。さらに、ケーブルドラム4の外周
面にはケーブル3の第2アーム2側の端部31を固定し
てある。ケーブル3の他方の端部32は、前記第1アー
ムの径方向の反ケーブルドラム側に固定し、ケーブル3
の途中を第1アームの外周に沿って湾曲させて所定の長
さのU字状の弛み部33を形成してある。保護カバー5
は、第1アーム1の外周に沿ってケーブル3の太さより
大きい間隔を第1アーム1との間に維持するように円筒
状に形成し、ケーブル3が移動する範囲を保護するよう
にしてある。第2アーム2が回転すると、ケーブルドラ
ム4も同時に回転し、図1および図2に一点鎖線で示す
ようにケーブル3の弛み部33が第1アーム1の外周に
沿って移動する。このように、ケーブルの弛み部をアー
ムの外周に沿って配置し、ケーブルの保護カバーは、第
1アームの外周の半径に、ケーブルの太さと保護カバー
の厚さを加えた長さに幾分の余裕を加えた長さの半径を
もった円筒形に形成してあるので、外部の物体に接触す
るようなことがあっても、外部の物体を引っかけて動か
すようなことがなく、また干渉半径Rが平板状の保護カ
バーの場合よりも小さくなるので、アームが移動した時
に外部の物体と干渉する範囲を小さくすることができ
る。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ケ
ーブルの一方端を、ケーブルドラムの外周面に固定し、
他方端を、第1アームの径方向の反ケーブルドラム側に
固定し、かつ、途中を第1アームの外周に沿って湾曲さ
せて所定の長さのU字状の弛み部を形成し、さらに、第
1アームの外周に沿って設けたケーブル保護カバーを円
筒状に形成してあるので、アームを移動した時の外部の
物体との干渉する範囲が少なくなり、安全な産業用ロボ
ットのケーブル処理装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1の平断面図である。
【図3】図2に示すA−A線に沿う断面図である。
【図4】従来例を示す側断面図である。
【図5】図4に示すB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】 1 第1アーム、2 第2アーム、21 回転軸、3ケ
ーブル、31、32端部、33 弛み部、4 ケーブル
ドラム、5 保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−201193(JP,A) 特開 昭59−129688(JP,A) 特開 平4−336993(JP,A) 特開 平3−121791(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の第1アームと、前記第1アーム
    に対して垂直な回転軸の回りに回転する第2アームと、
    前記第1アームと第2アームの間に配線されたケーブル
    と、前記第2アームの回転軸に固定して前記ケーブルを
    巻回し得るケーブルドラムと、前記ケーブルを覆う保護
    カバーとを備えた産業用ロボットのケーブル処理装置に
    おいて、前記ケーブルドラムを、前記第1アームの径方向の外側
    に位置させるとともに、 前記ケーブルドラムの外周面に一方端を固定し、他方端
    を、前記第1アームの径方向の反ケーブルドラム側に固
    定し、途中を前記第1アームの外周に沿って湾曲させて
    所定の長さのU字状の弛み部を形成した前記ケーブル
    と、前記第1アームの外周に沿って前記ケーブルの太さ
    より大きい間隔を前記第1アームとの間に維持するよう
    に円筒状に形成し、前記ケーブルが移動する範囲を覆う
    保護カバーとを備えたことを特徴とする産業用ロボット
    のケーブル処理装置。
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