JP3287012B2 - テープ状記録媒体の記録または再生装置 - Google Patents

テープ状記録媒体の記録または再生装置

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JP3287012B2
JP3287012B2 JP16246692A JP16246692A JP3287012B2 JP 3287012 B2 JP3287012 B2 JP 3287012B2 JP 16246692 A JP16246692 A JP 16246692A JP 16246692 A JP16246692 A JP 16246692A JP 3287012 B2 JP3287012 B2 JP 3287012B2
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拓也 西村
飯塚  裕之
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオテープレコ
ーダ,ビデオテープレコーダ(以下、VTRと称す),
データレコーダまたは光学読み取り式穿孔紙テープ等の
テープ状記録媒体に対してデータの記録または再生を行
う記録再生装置に関するものであって、特にその操作性
を飛躍的に改善するのに有効なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープ状記録媒体の記録または再
生装置の1例にはVTRがある。以下、VTRを例にと
って従来の技術を説明する。VTRにおいて、記録した
情報を検索する手段としては、磁気テープ上の単位情報
の先頭にサーボコントロール信号をデューティ変調させ
て頭出し信号を記録する方法がある。いわゆる家庭用1
/2インチVTRのVHS規格におけるVISSサーチ
機能と呼ばれるもので、早送り/巻戻し(以下、FF/
REWと称す)状態において前記頭だし信号(VISS
信号)を検出して停止状態あるいは再生状態に移行させ
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の手法で磁気テー
プ上に記録した情報を検索する場合の問題として、VT
Rを使う人間が、常に磁気テープの現在位置と目的とす
る単位情報の位置との関係を把握していなければならな
いことが挙げられる。すなわち、ある特定の単位情報を
検索しようとする際に、目的の単位情報は現在のテープ
位置よりも前方にあるのか、または後方にあるのかをV
TRの使用者が把握しておき、前方に検索するのか後方
に検索するのかを使用者が指定せねばならなかった。ま
た、1本のテープに複数の頭出し信号が記録されている
場合には、目的の単位情報の先頭位置と現在のテープ位
置の間に幾つの頭出し信号が存在しているかを使用者が
把握しておくか、または、目的の単位情報を検索するた
めに複数回の検索操作が必要であり、検索を行う際に使
用者に多大な負担を強いるという問題があった。
【0004】また、VHS規格のテープカセットには御
消去防止の為の機構があり、カセットに付いている爪を
折り取ることでそのテープには記録を禁止することが可
能である。あるテープが記録禁止状態であるということ
は、そのテープは再生専用テープであることを意味す
る。再生専用テープの先頭部分に使用者にとって不要な
情報が記録されており、必要な単位情報の先頭に頭出し
信号が打ち込まれている場合、使用者は、先頭まで巻き
戻されたその再生専用テープをVTRにセットする毎に
頭出し操作を行わねばならない。例えば、使用者が個人
的視聴を目的としてテレビ放送の映画番組をタイマ録画
した場合を考える。この場合、映画の本編のみを見るこ
とを目的とする使用者にとっては、番組の冒頭にある映
画の解説等は不要な部分である。また、目的の番組の開
始時間が何らかの理由によって遅れた場合、テープの冒
頭には使用者にとって不要な情報が記録されることにな
る。そこで使用者は、映画本編の開始部分に頭出し信号
を打ち込み、次回そのテープを見る際には頭出しを行っ
て映画を最初から見ることになる。このテープが再生専
用テープである場合のことを考えると、使用者は、先頭
まで巻き戻されたその再生専用テープをVTRにセット
する毎に頭出し部分の検索操作を行わねばならない。そ
のテープが再生専用テープではなかった場合は、使用者
は録画のためにそのテープをVTRにセットすることも
ありうるが、再生専用テープの場合には映画を見る目的
以外の意図でテープをVTRにセットすることはほとん
ど考えられない。このように従来のVTRでは、再生専
用であって、かつ、使用者が再生開始点を指定する意図
で頭出し信号を打ち込んであるテープであっても、使用
者は再生を行うごとに検索操作を行わねばならないので
操作が繁雑であるという問題があった。
【0005】また、再生専用テープの巻戻しを行う際
に、そのテープに再生開始点が指定されている場合のこ
とを考える。この場合再生開始点よりも前の部分は、そ
のテープが再生専用テープである限り使用される可能性
のない部分である。しかしながら従来のVTRを用いて
再生専用テープの巻戻しを行う場合は、使用者が再生開
始点を記録する意図で頭出し信号を記録してあった場合
でも、テープの先頭まで巻き戻されてしまう。それゆえ
使用者は、先頭まで巻き戻された再生専用テープをVT
Rにセットして再生する毎に、再生開始点を検索する間
待っていなければならないので時間の無駄であるという
問題があった。
【0006】また、従来のVTRを用いて、すでに1つ
以上の単位情報の記録がなされているテープに新しい単
位情報を追加記録しようとする場合のことを考える。新
しい単位情報を、前回の記録の終了点から続けて記録し
ようとする場合、使用者はFF,REWおよび再生動作
を繰り返すことにより前回の記録終了点を検索し、しか
る後に記録を行わねばならないので操作が繁雑であると
ともに、前回の記録終了点を使用者が記憶しておかねば
ならないので不便であるという問題があった。
【0007】また、従来のVTRには、ブランクサーチ
と呼ばれる機能を持つものがある。この機能は、ビデオ
テープ上で映像信号が記録されていない部分が検出され
るまでビデオテープを高速で送り、映像信号が記録され
ていない部分を検出すると送り動作を停止する機能であ
る。従来のVTRでは、1度も映像信号の記録を行って
いないビデオテープに映像信号の記録を行っている場合
には、このブランクサーチ機能を使用して前回の記録の
終了点を検索することが可能である。しかしながら、少
なくとも1度映像信号の記録を行ったビデオテープを用
いて、すでに映像信号が記録されている部分に映像信号
を上書きした場合のことを考えると、このブランクサー
チ機能では前回の記録の終了点を検索することは不可能
であるという問題があった。
【0008】また、テープを再生している場合、使用者
が必要とする部分の再生が終了した後も再生動作は継続
される。このように従来のVTRを用いて再生を行って
いる時は、使用者が必要とする部分の再生が終了した後
も、使用者が何らかの操作を行うか、もしくはテープの
終端を検出するまでは無駄な再生動作を続けるという問
題があった。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、頭出し信号を検索する際に、使用者が現在のテープ
位置と目的の頭出し信号の位置との位置関係を把握して
いなくても簡単に目的の頭出し位置を検索することが可
能なテープ状記録媒体の記録または再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】さらに、本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、再生開始位置が指定されている再生専用テ
ープカセットがセットされると、使用者が検索操作を行
うことなく再生開始指定位置の検索を行って再生を開始
することが可能なテープ状記録媒体の記録または再生装
置を提供することを目的としている。
【0011】さらに、本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、再生開始点が記録されており、再生専用テ
ープを巻き戻している最中にテープ位置が再生開始点と
一致したときに巻戻し動作を中止することが可能なテー
プ状記録媒体の記録または再生装置を提供することを目
的としている。
【0012】さらに、本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、テープ状記録媒体の前回の記録終了点から
継続して記録を行おうとする場合に、現在のテープ位置
に関係なく簡単な操作で前回の記録終端点を検索し、記
録待機状態に移行することが可能なテープ状記録媒体の
記録または再生装置を提供することを目的としている。
【0013】さらに、本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、テープ状記録媒体を再生中に前回の記録終
了位置と現在のテープ位置とが一致した場合に再生動作
を中止させることが可能なテープ状記録媒体の記録また
は再生装置を提供することを目的とする。
【0014】さらに、本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、再生専用テープを再生中に記録終了位置と
現在のテープ位置とが一致した場合に再生を中止し、巻
戻しを開始することが可能なテープ状記録媒体の記録ま
たは再生装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】さらに、上述の目的を達
成するために本願請求項第1項の発明は、テープ状記録
媒体への記録動作または再生動作を行うテープ位置を検
出してテープ位置情報を出力するテープ位置検出手段
と、読み出し書き込みが可能な記憶素子と、テープ位置
検出手段の出力を入力し、記憶素子にテープ位置情報を
書き込む書き込み手段と、カセットの装着を検出するカ
セット検出手段と、テープ状記録媒体への情報の記録動
作が許可されているか否かを検出する記録許可検出手段
と、記憶素子に書き込まれたテープ位置情報とテープ位
置検出手段の出力するテープ位置情報とが一致するよう
にテープ位置を移動させ、再生開始命令を出力する頭出
し手段とを具備している。
【0016】
【0017】さらに、上述の目的を達成するために本願
請求項第2項の発明は、テープ状記録媒体への記録動作
または再生動作を行うテープ位置を検出してテープ位置
情報を出力するテープ位置検出手段と、読み出し書き込
みが可能な記憶素子と、テープ位置検出手段の出力を入
力し、記憶素子にテープ位置情報を書き込む書き込み手
段と、テープ状記録媒体の巻戻し動作が行われているこ
とを検出する巻戻し検出手段と、テープ状記録媒体への
情報の記録動作が許可されているか否かを検出する記録
許可検出手段と、記憶素子に書き込まれたテープ位置情
報とテープ位置検出手段の出力するテープ位置情報とが
一致するようにテープ位置を移動させ、停止命令を出力
する頭出し手段とを具備している。
【0018】
【0019】さらに、上述の目的を達成するために本願
請求項第3項の発明は、テープ状記録媒体への記録動作
または再生動作を行うテープ位置を検出してテープ位置
情報を出力するテープ位置検出手段と、読み出し書き込
みが可能な記憶素子と、テープ状記録媒体への情報の記
録動作が許可されているか否かを検出する記録許可検出
手段と、テープ位置検出手段の出力を入力し、記憶素子
にテープ位置情報を書き込む書き込み手段と、巻戻し命
令を発行する終端検出手段とを具備している。
【0020】さらに、上述の目的を達成するために本願
請求項第4項の発明は、テープ状記録媒体への記録動作
または再生動作を行うテープ位置を検出してテープ位置
情報を出力するテープ位置検出手段と、読み出し書き込
みが可能な記憶素子と、テープ状記録媒体への情報の記
録動作が許可されているか否かを検出する記録許可検出
手段と、テープ位置検出手段の出力を入力し、記憶素子
にテープ位置情報を書き込む書き込み手段と、停止命令
を発行する終端検出手段とを具備している。
【0021】さらに、上述の目的を達成するために本願
請求項第5項の発明は、テープ状記録媒体への記録動作
または再生動作を行うテープ位置を検出してテープ位置
情報を出力するテープ位置検出手段と、読み出し書き込
みが可能な記憶素子と、テープ状記録媒体への情報の記
録動作が許可されているか否かを検出する記録許可検出
手段と、装置外部からの記録終端位置記録要求を受理し
て記録終端位置記録命令を出力する記録終端位置記録要
求入力手段と、テープ位置検出手段の出力を入力し、記
憶素子にテープ位置情報を書き込む書き込み手段と、巻
戻し命令を発行する終端検出手段とを具備している。
【0022】さらに、上述の目的を達成するために本願
請求項第6項の発明は、テープ状記録媒体への記録動作
または再生動作を行うテープ位置を検出してテープ位置
情報を出力するテープ位置検出手段と、読み出し書き込
みが可能な記憶素子と、テープ状記録媒体への情報の記
録動作が許可されているか否かを検出する記録許可検出
手段と、装置外部からの記録終端位置記録要求を受理し
て記録終端位置記録命令を出力する記録終端位置記録要
求入力手段と、テープ位置検出手段の出力を入力し、記
憶素子にテープ位置情報を書き込む書き込み手段と、停
止命令を発行する終端検出手段とを具備している。
【0023】
【作用】また、本願請求項第1項の発明は、上記した構
成により、以下に述べる手順で実現される。位置記録命
令を受理した書き込み手段は、テープ位置検出手段の出
力を読み出して頭出し位置データとして記憶素子に書き
込む。カセット検出手段によって記録再生手段にカセッ
トが装着されたことを検出した頭出し手段は、記録許可
検出手段を介して記録動作が許可されているか否かを検
出する。記録動作が禁止されているとともに、テープ位
置検出手段の出力するテープ位置情報から特定されるテ
ープ位置が、記憶素子から読み出した頭出し位置データ
から特定されるテープ位置よりもテープ始端側であった
場合には、両テープ位置が一致するように記録再生位置
を移動させ、移動が完了すると再生開始命令を出力す
る。再生開始命令を受理した記録再生手段は再生動作を
開始する。
【0024】
【0025】また、本願請求項第2項の発明は、上記し
た構成により、以下に述べる手順で実現される。位置記
録命令を受理した書き込み手段は、テープ位置検出手段
の出力を読み出して頭出し位置データとして記憶素子に
書き込む。頭出し手段は、記録許可検出手段を介して記
録動作が許可されているか否かを検出する。また、頭出
し手段は、巻戻し検出手段を介して巻戻し動作が行われ
ているか否かを検出する。頭出し手段は、記録動作が禁
止されているとともに巻戻し動作が行われているとき
に、テープ位置検出手段の出力するテープ位置情報から
特定されるテープ位置と、記憶素子から読み出した頭出
し位置データから特定されるテープ位置とが一致したな
らば、停止命令を出力する。停止命令を受理した記録再
生手段は巻戻し動作を停止する。
【0026】
【0027】また、本願請求項第3項の発明は、上記し
た構成により、以下に述べる手順で実現される。テープ
状記録媒体に対する情報の記録動作が終了すると記録再
生手段は位置記録命令を出力する。位置記録命令を受理
した書き込み手段は、テープ位置検出手段の出力を読み
出して記録終端位置データとして記憶素子に書き込む。
終端検出手段は、記録許可検出手段を介して記録動作が
許可されているか否かを検出する。終端検出手段は、記
録動作が禁止されているときに、テープ位置検出手段が
出力するテープ位置情報から特定されるテープ位置と記
憶素子から読み出した記録終端位置データから特定され
るテープ位置とが一致すると、巻戻し命令を発行する。
巻戻し命令を受理した記録再生手段は、再生動作中であ
れば巻戻し動作を開始する。
【0028】また、本願請求項第4項の発明は、上記し
た構成により、以下に述べる手順で実現される。テープ
状記録媒体に対する情報の記録動作が終了すると記録再
生手段は位置記録命令を出力する。位置記録命令を受理
した書き込み手段は、テープ位置検出手段の出力を読み
出して記録終端位置データとして記憶素子に書き込む。
終端検出手段は、記録許可検出手段を介して記録動作が
許可されているか否かを検出する。終端検出手段は、記
録動作が許可されているときに、テープ位置検出手段が
出力するテープ位置情報から特定されるテープ位置と記
憶素子から読み出した記録終端位置データから特定され
るテープ位置とが一致すると、停止命令を発行する。停
止命令を受理した記録再生手段は、再生動作中であれば
再生動作を中止する。
【0029】また、本願請求項第5項の発明は、上記し
た構成により、以下に述べる手順で実現される。位置記
録命令を受理した書き込み手段は、テープ位置検出手段
の出力を読み出して記録終端位置データとして記憶素子
に書き込む。終端検出手段は、記録許可検出手段を介し
て記録動作が許可されているか否かを検出する。終端検
出手段は、記録動作が禁止されているときに、テープ位
置検出手段が出力するテープ位置情報から特定されるテ
ープ位置と記憶素子から読み出した記録終端位置データ
から特定されるテープ位置とが一致すると、巻戻し命令
を発行する。巻戻し命令を受理した記録再生手段は、再
生動作中であれば巻戻し動作を開始する。
【0030】また、本願請求項第6項の発明は、上記し
た構成により、以下に述べる手順で実現される。位置記
録命令を受理した書き込み手段は、テープ位置検出手段
の出力を読み出して記録終端位置データとして記憶素子
に書き込む。終端検出手段は、記録許可検出手段を介し
て記録動作が許可されているか否かを検出する。終端検
出手段は、記録動作が許可されているときに、テープ位
置検出手段が出力するテープ位置情報から特定されるテ
ープ位置と記憶素子から読み出した記録終端位置データ
から特定されるテープ位置とが一致すると、停止命令を
発行する。停止命令を受理した記録再生手段は、再生動
作中であれば再生動作を中止する。
【0031】
【実施例】以下本発明の第1の実施例のテープ状記録媒
体の記録再生装置について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明第1の実施例におけるテープ状記録
媒体の記録再生装置のブロック図である。図1におい
て、記録再生手段3は、カセット1に格納されたビデオ
テープ2に対して情報の記録または情報の読み出しを行
う。テープ位置検出手段4は、テープ位置情報を読み出
して頭出し手段5および書き込み手段6に対してテープ
位置情報を出力する。頭出し要求入力手段8は、装置外
部からの頭出し要求15を入力し、頭出し手段5に対し
て頭出し命令を出力する。位置記録要求入力手段9は、
装置外部からの位置記録要求16を入力し、書き込み手
段6に対して位置記録命令を出力する。書き込み手段6
は、位置記録命令を入力し、テープ位置検出手段の出力
するテープ位置情報を記憶素子7に書き込む。カセット
1に取り付けられた記憶素子7は、カセット1がビデオ
テープ2を格納した状態でカセット1と共に記録再生手
段3から着脱可能である。頭出し手段5は、頭出し命令
を入力し、テープ位置検出手段4の出力するテープ位置
情報と記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報とを読
み出し、ビデオテープ2の記録位置または再生位置を移
動させるテープ駆動モーター(図示せず)を、記録再生
手段3を介して駆動する。
【0032】図2は、ビデオテープ2上に記録する位置
情報および映像信号の記録フォーマットである。ビデオ
テープ上への信号の記録は連続した単位フレームの集ま
りとして記録される。各フレームは位置情報トラック1
7と映像信号トラック18からなる。映像信号トラック
18には1フレームにつき1/30秒分の映像信号が記
録されており、位置情報トラック17にはテープ先頭か
らの経過時間(時間・分・秒)が記録されている。ビデ
オテープ2には、テープ始端からテープ終端まであらか
じめ位置情報トラック17の書き込みが行われている。
すなわち、ビデオテープ2を使用するに先立ち、全ての
フレームの位置情報トラック17にテープ始端からの経
過時間を書き込む処理をあらかじめ行ってある。
【0033】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段3が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置を
検出し、そのテープ位置情報を、常に頭出し手段5およ
び書き込み手段6に対して出力する。すなわち、記録再
生手段3はビデオテープ2の映像信号トラック18を読
み出すとき、位置情報トラック17に記録された位置情
報(時間・分・秒)も一緒に読み出してテープ位置検出
手段4に対して出力し、テープ位置検出手段4は記録再
生手段3が出力する位置情報を読み出すことにより、記
録動作または再生動作が行われているテープ上の位置を
検出する。また、テープ位置検出手段4は、記録再生手
段3から入力した位置情報(時・分・秒)をテープ位置
情報として頭出し手段5および書き込み手段6に対して
常に出力する。
【0034】位置記録要求入力手段9は、装置外部から
位置記録要求16を受理すると書き込み手段6に対して
位置記録命令を出力する。すなわち、位置記録要求入力
手段9は押しボタン式スイッチであり、通常状態におい
ては押しボタン式スイッチの端子間は開放されている。
使用者が位置記録要求16を発行する、すなわち押しボ
タンスイッチを押下することにより押しボタンスイッチ
の端子間は短絡され、端子間が短絡されたという情報は
位置記録命令として書き込み手段6に伝達される。
【0035】位置記録命令を受理した書き込み手段6
は、テープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報を
読み出し、頭出し位置情報として記憶素子7にテープ位
置情報を書き込む。
【0036】以上のようにして記憶素子7に書き込まれ
たテープ位置情報を用いて頭出しを行う場合の動作につ
いて次に述べる。
【0037】頭出し要求入力手段8は、装置外部からの
頭出し要求15を受理すると頭出し手段5に対して頭出
し命令を出力する。すなわち、頭出し要求入力手段8は
押しボタン式スイッチであり、通常状態においては押し
ボタン式スイッチの端子間は開放されている。使用者が
頭出し要求15を発行する、すなわち押しボタンスイッ
チを押下することにより押しボタンスイッチの端子間は
短絡され、端子間が短絡されたという情報は頭出し命令
として頭出し手段5に伝達される。
【0038】頭出し命令を受理した頭出し手段5は、テ
ープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報と記憶素
子7に書き込まれているテープ位置情報とを読み出して
比較する。この比較の結果、前者のテープ位置情報から
定まるテープ位置の方が後者のテープ位置情報から定ま
るテープ位置よりもテープ始端側であった場合にはFF
方向に、そうでない場合はREW方向にテープ駆動モー
ターを回転させ、両者のテープ位置が一致するようにテ
ープの記録位置または再生位置を移動させる。すなわ
ち、頭出し手段5は記録再生手段3に対してテープ駆動
モータの回転方向を指定し、記録再生手段3を介してテ
ープ駆動モータを回転させ、テープ位置検出手段4の出
力を逐次読み出して記憶素子7に書き込まれたテープ位
置情報と比較し、両者のテープ位置情報が一致したこと
を検出すると記録再生手段3に対してテープ駆動モータ
を停止する停止命令を発行する。この際、停止命令を発
行するよりも前に減速命令を発行する。すなわち頭出し
手段5は、テープ位置検出手段4の出力するテープ位置
情報と記憶素子に書き込まれたテープ位置情報との差が
10分以内であることを検出すると、記録再生手段3に
対して減速命令を発行し、減速命令を受理した記録再生
手段3はテープ駆動モータの回転数を減速させる。
【0039】以上のように本実施例によれば、テープ位
置を検出するテープ位置検出手段4と、テープ位置検出
手段4の出力を読み出して記憶素子7に書き込む書き込
み手段6と、テープ位置検出手段4の出力するテープ位
置情報と記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報とを
読み出して比較し、両者のテープ位置情報から定まるテ
ープ位置が一致するようにテープ位置を移動させる頭出
し手段5とを設けることにより、簡単な操作で頭出しを
行うことのできるテープ状記録媒体の記録再生装置を実
現することができる。すなわち、頭出しを行いたいテー
プ位置においてあらかじめ位置記録要求を発行しておき
さえすれば、頭出しを行う際に目的の位置と現在位置の
位置関係を気にすることなく、頭出し要求を発行するだ
けで頭出し操作を行うことができるようになる。また、
テープ位置情報を書き込んだ記憶素子7がカセット1に
取り付けられているので、複数のカセットを使用する場
合でもそれぞれのカセットについてテープ位置情報を記
憶させることが可能である。
【0040】次に、本発明の第2の実施例におけるテー
プ状記録媒体の記録再生装置について、図面を参照しな
がら説明する。図3は、本発明の第2の実施例における
テープ状記録媒体の記録再生装置のブロック図である。
なお、図3におけるテープ状記録媒体の記録再生装置
は、基本的には図1,図2に示した本発明第1の実施例
のテープ状記録媒体の記録再生装置と同じ構成であるの
で、同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省
略する。図3において、カセット検出手段11は、記録
再生手段13にカセット1が装着されているか否かを検
出し、検出結果を頭出し手段10に対して出力する。記
録許可検出手段12は、ビデオテープ2に対する情報の
記録動作が許可されているか否かを検出し、検出結果を
頭出し手段10に対して出力する。頭出し手段10は、
テープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報と記憶
素子7に書き込まれたテープ位置情報とを読み出し、ビ
デオテープ2の記録位置または再生位置を移動させるテ
ープ駆動モーター(図示せず)を駆動する。また、頭出
し手段10は、記録再生手段13に対して再生開始命令
を出力する。記録再生手段13は、カセット1に格納さ
れたビデオテープ2に対して情報の記録または情報の読
み出しを行う。
【0041】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段13が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置
を検出し、そのテープ位置情報を、常に頭出し手段10
および書き込み手段6に対して出力する。位置記録要求
入力手段9は、装置外部から位置記録要求16を受理す
ると書き込み手段6に対して位置記録命令を出力する。
位置記録命令を受理した書き込み手段6は、テープ位置
検出手段4の出力するテープ位置情報を読み出し、再生
開始位置情報として記憶素子7にテープ位置情報を書き
込む。
【0042】以上のようにして記憶素子7に再生開始位
置情報が書き込まれている状態で、カセット1が記録再
生手段13にセットされたときの動作を説明する。カセ
ット検出手段11を介して、カセット1が記録再生手段
13にセットされたことを検出した頭出し手段10は、
記録許可検出手段12を介してビデオテープ2への情報
の記録動作が許可されているか否かを検出する。情報の
記録動作が禁止されている場合、頭出し手段10はテー
プ位置検出手段4の出力するテープ位置情報と記憶素子
7に書き込まれているテープ位置情報とを比較する。こ
の比較の結果、前者のテープ位置情報から定まるテープ
位置の方が後者のテープ位置情報から定まるテープ位置
よりもテープ始端側であった場合にはFF方向にテープ
駆動モーターを回転させ、両者のテープ位置が一致する
ようにテープの記録位置または再生位置を移動させる。
移動が完了したこと、すなわちテープ位置検出手段4の
出力するテープ位置情報から定まるテープ位置と記憶素
子7に書き込まれたテープ位置情報から定まるテープ位
置とが一致したことを検出した頭出し手段10は、記録
再生手段13に対して再生開始命令を出力する。記録再
生手段13は、再生開始命令を受理するとビデオテープ
2の再生動作を開始する。
【0043】以上のように本実施例によれば、カセット
1が記録再生手段13に装着されているか否かを検出す
るカセット検出手段11と、ビデオテープ2に対する情
報の記録動作が許可されているか否かを検出する記録許
可検出手段12と、テープ位置を検出するテープ位置検
出手段4と、テープ位置検出手段4の出力を読み出して
記憶素子7に書き込む書き込み手段6と、テープ位置検
出手段4の出力するテープ位置情報と記憶素子7に書き
込まれたテープ位置情報とを読み出して比較し、両者の
テープ位置情報から定まるテープ位置が一致するように
テープ位置を移動させ、移動が完了すると再生開始命令
を出力する頭出し手段10と、再生開始命令を受理する
とビデオテープ2の再生動作を開始する記録再生手段1
3を設けることにより、カセット1を記録再生手段13
に装着するだけで指定した位置からの自動再生が可能な
テープ状記録媒体の記録再生装置を実現することができ
る。すなわち、再生開始点が指定されており、かつ情報
の記録動作が禁止されている状態でカセット1を記録再
生手段13に装着すれば、テープの現在位置が再生開始
点よりもテープ始端側である場合には自動的に再生開始
点を検索し、再生開始点から再生を開始することが可能
となる。
【0044】次に、本発明の第3の実施例におけるテー
プ状記録媒体の記録再生装置について、図面を参照しな
がら説明する。図4は、本発明の第3の実施例における
テープ状記録媒体の記録再生装置のブロック図である。
なお、図4におけるテープ状記録媒体の記録再生装置
は、基本的には図1,図2,図3に示した本発明第1,
第2の実施例のテープ状記録媒体の記録再生装置と同じ
構成であるので、同一構成部分には同一番号を付して詳
細な説明を省略する。図4において巻戻し検出手段21
は、ビデオテープ2が巻き戻されているか否かを検出
し、検出結果を頭出し手段20に対して出力する。頭出
し手段20は、テープ位置検出手段4の出力するテープ
位置情報と記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報と
を読み出し、ビデオテープ2の記録位置または再生位置
を移動させるテープ駆動モーター(図示せず)を駆動す
る。また、頭出し手段20は、記録再生手段22に対し
て停止命令を出力する。記録再生手段22は、カセット
1に格納されたビデオテープ2に対して情報の記録また
は情報の読み出しを行う。
【0045】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段22が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置
を検出し、そのテープ位置情報を、常に頭出し手段20
および書き込み手段6に対して出力する。位置記録要求
入力手段9は、装置外部から位置記録要求16を受理す
ると書き込み手段6に対して位置記録命令を出力する。
位置記録命令を受理した書き込み手段6は、テープ位置
検出手段の出力するテープ位置情報を読み出し、再生開
始位置データとして記憶素子7にテープ位置情報を書き
込む。
【0046】以上のようにして記憶素子7に再生開始位
置データが書き込まれている状態で、記録再生手段22
が巻戻しを開始したときの動作を説明する。巻戻し検出
手段21を介して巻戻し動作が開始されたことを検出し
た頭出し手段20は、記録許可検出手段12を介してビ
デオテープ2への情報の記録動作が許可されているか否
かを検出する。情報の記録動作が禁止されている場合、
頭出し手段20はテープ位置検出手段4の出力するテー
プ位置情報と記憶素子7に書き込まれているテープ位置
情報との比較を開始する。比較を行っている最中に、両
者のテープ位置情報から定まるテープ位置が一致したこ
とを検出すると、頭出し手段20は記録再生手段22に
対して停止命令を出力する。停止命令を受理した記録再
生手段22は、ビデオテープ2の巻戻し動作を停止す
る。
【0047】以上のように本実施例によれば、ビデオテ
ープ2が巻き戻されているか否かを検出する巻戻し検出
手段21と、ビデオテープ2に対する情報の記録動作が
許可されているか否かを検出する記録許可検出手段12
と、テープ位置を検出するテープ位置検出手段4と、テ
ープ位置検出手段4の出力を読み出して記憶素子7に書
き込む書き込み手段6と、テープ位置検出手段4の出力
するテープ位置情報と記憶素子7に書き込まれたテープ
位置情報とを読み出して比較し、両者のテープ位置情報
から定まるテープ位置が一致すると停止命令を出力する
頭出し手段20と、停止命令を受理するとビデオテープ
2の巻戻し動作を停止する記録再生手段22を設けるこ
とにより、ビデオテープ2の巻戻し動作を再生開始位置
で自動的に止めることが可能となり、次にビデオテープ
2を再生しようとしてカセットを記録再生手段22にセ
ットしたときに再生開始点を検索する検索操作を行う必
要がないので無駄な検索待ち時間を過ごさないでよいテ
ープ状記録媒体の記録再生装置を実現することが可能と
なる。
【0048】次に、本発明の第4の実施例におけるテー
プ状記録媒体の記録再生装置について、図面を参照しな
がら説明する。図5は、本発明の第4の実施例における
テープ状記録媒体の記録再生装置のブロック図である。
なお、図5におけるテープ状記録媒体の記録再生装置
は、基本的には図1,図2に示した本発明第1の実施例
のテープ状記録媒体の記録再生装置と同じ構成であるの
で、同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省
略する。図5において継続記録要求入力手段31は、装
置外部からの継続記録要求32を入力し、頭出し手段3
0に対して継続記録命令を出力する。頭出し手段30
は、テープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報
と、記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報を読み出
し、継続記録要求入力手段31の発行する継続記録命令
とを入力し、ビデオテープ2の記録位置または再生位置
を移動させるテープ駆動モーター(図示せず)を駆動す
る。また、頭出し手段30は、記録再生手段32に対し
て記録待機命令を出力する。記録再生手段32は、カセ
ット1に格納されたビデオテープ2に対して情報の記録
または情報の読み出しを行う。
【0049】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段33が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置
を検出し、そのテープ位置情報を、常に頭出し手段30
および書き込み手段6に対して出力する。記録再生手段
33は、ビデオテープ2への情報の記録動作が終了する
と、書き込み手段6に対して記録再開位置記録命令を発
行する。記録再開位置記録命令を受理した書き込み手段
6は、テープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報
を読み出し、記録再開位置データとして記憶素子7にテ
ープ位置情報を書き込む。
【0050】以上のようにして記憶素子7に記録再開位
置データが書き込まれている状態で、継続記録要求入力
手段31が装置外部からの継続記録要求32を受理した
ときの動作を説明する。継続記録要求入力手段31は、
頭出し手段30に対して継続記録命令を発行する。継続
記録命令を受理した頭出し手段30は、テープ位置検出
手段4の出力するテープ位置情報と記憶素子7に書き込
まれているテープ位置情報とを比較する。この比較の結
果、前者のテープ位置情報から定まるテープ位置の方が
後者のテープ位置情報から定まるテープ位置よりもテー
プ始端側であった場合にはFF方向に、そうでない場合
はREW方向にテープ駆動モーターを回転させ、両者の
テープ位置が一致するようにテープ状記録媒体のの記録
位置または再生位置を移動させる。移動が完了すると頭
出し手段30は、記録再生手段33に対して記録待機命
令を出力する。記録待機命令を受理した記録再生手段3
3は、ビデオテープ2への情報の記録動作の準備を行
い、記録待機状態に移行する。
【0051】以上のように本実施例によれば、ビデオテ
ープ2に対する情報の記録動作が終了すると記録再開位
置記録命令を発行し、記録待機命令を受理するとビデオ
テープ2に対する情報の記録準備を行って記録待機状態
に移行する記録再生手段33と、テープ位置を検出する
テープ位置検出手段4と、テープ位置検出手段4の出力
を読み出して記憶素子7に書き込む書き込み手段6と、
テープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報と記憶
素子7に書き込まれたテープ位置情報とを読み出して比
較し、両者のテープ位置情報から定まるテープ位置が一
致すると記録待機命令を発行する頭出し手段30を設け
ることにより、ビデオテープ2に情報の記録を行う際、
前回の記録終端点から継続して記録を行おうとする場合
に繁雑な検索操作を行って前回の記録の終端点を探すこ
となく、簡単な操作で前回の記録終端点を自動的に検索
して記録待機状態に移行することが可能なテープ状記録
媒体の記録再生装置を実現することが可能になる。
【0052】次に、本発明の第5の実施例におけるテー
プ状記録媒体の記録再生装置について、図面を参照しな
がら説明する。図6は、本発明の第5の実施例における
テープ状記録媒体の記録再生装置のブロック図である。
なお、図6におけるテープ状記録媒体の記録再生装置
は、基本的には図1,図2,図3に示した本発明第1,
第2の実施例のテープ状記録媒体の記録再生装置と同じ
構成であるので、同一構成部分には同一番号を付して詳
細な説明を省略する。終端検出手段40は、記録許可検
出手段12の検出結果と、テープ位置検出手段4の出力
するテープ位置情報とを入力し、記憶素子7に書き込ま
れたテープ位置情報を読み出し、記録再生手段41に対
して巻戻し命令および停止命令を出力する。記録再生手
段41は、カセット1に格納されたビデオテープ2に対
して情報の記録または情報の読み出しを行う。また記録
再生手段41は、終端検出手段40の出力する巻戻し命
令および停止命令を入力し、書き込み手段6に対して記
録終端位置記録命令を出力する。
【0053】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段41が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置
を検出し、そのテープ位置情報を、常に終端位置検出手
段40および書き込み手段6に対して出力する。記録再
生手段41は、ビデオテープ2への情報の記録動作が終
了すると、書き込み手段6に対して記録終端位置記録命
令を発行する。記録終端位置記録命令を受理した書き込
み手段6は、テープ位置検出手段4の出力するテープ位
置情報を読み出し、記録終端位置データとして記憶素子
7にテープ位置情報を書き込む。
【0054】以上のようにして記憶素子7に記録終端位
置データが書き込まれている状態で、テープ位置検出手
段4の出力するテープ位置情報と、記憶素子7に書き込
まれたテープ位置情報の両テープ位置情報から定まるテ
ープ位置が一致したことを検出した終端検出手段40
は、記録許可検出手段12の検出結果を調べる。記録許
可検出手段12の検出結果が記録許可状態であったとき
は終端検出手段40は記録再生手段41に対して停止命
令を出力し、記録禁止状態であってときは記録再生手段
41に対して巻戻し命令を出力する。記録再生手段41
は、再生を行っている最中に停止命令を受理すると再生
動作を中止し、再生を行っている最中に巻戻し命令を受
理すると再生動作を中止して巻戻し動作を開始する。
【0055】以上のように本実施例によれば、ビデオテ
ープ2に対する情報の記録動作が終了すると記録終端位
置記録命令を発行し、再生動作中に巻戻し命令を受理す
ると巻戻し動作を開始する記録再生手段41と、テープ
位置を検出するテープ位置検出手段4と、テープ位置検
出手段4の出力を読み出して記憶素子7に書き込む書き
込み手段6と、テープ位置検出手段4の出力するテープ
位置情報と記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報と
を読み出して比較し、両者のテープ位置情報から定まる
テープ位置が一致すると記録許可検出手段12の検出結
果を読み出し、検出結果が記録禁止状態であったときに
は記録再生手段41に対して巻戻し命令を発行する終端
検出手段40とを設けることにより、ビデオテープ2へ
の情報の記録動作が禁止されている状態で記録終端点を
検出したときに自動的に巻戻し動作を開始することが可
能となる。すなわち、記録終端点以降には必要な情報が
記録されている可能性はなく、また、記録禁止状態であ
るので記録終端点以降に情報の記録を行う可能性もない
ので、自動的に巻戻し動作を開始することによって、使
用者が行わねばならない操作の負担を軽減することが可
能となる。
【0056】また、以上のように本実施例によれば、ビ
デオテープ2に対する情報の記録動作が終了すると記録
終端位置記録命令を発行し、再生動作中に停止命令を受
理すると再生動作を停止する記録再生手段41と、テー
プ位置を検出するテープ位置検出手段4と、テープ位置
検出手段4の出力を読み出して記憶素子7に書き込む書
き込み手段6と、テープ位置検出手段4の出力するテー
プ位置情報と記憶素子7に書き込まれたテープ位置情報
とを読み出して比較し、両者のテープ位置情報から定ま
るテープ位置が一致すると記録許可検出手段12の検出
結果を読み出し、検出結果が記録禁止状態であったとき
には記録再生手段41に対して停止命令を発行する終端
検出手段40とを設けることにより、必要な部分の再生
が終了したときに再生動作を中止することが可能とな
る。すなわち、必要な部分の再生が終了したときに再生
動作を停止させる操作を行うことが必要なくなるととも
に、無駄な再生動作を続けることがなくなる。
【0057】次に、本発明の第6の実施例におけるテー
プ状記録媒体の記録再生装置について、図面を参照しな
がら説明する。図7は、本発明の第6の実施例における
テープ状記録媒体の記録再生装置のブロック図である。
なお、図7におけるテープ状記録媒体の記録再生装置
は、基本的には図1,図2,図3,図6に示した本発明
第1,第2,第5の実施例のテープ状記録媒体の記録再
生装置と同じ構成であるので、同一構成部分には同一番
号を付して詳細な説明を省略する。記録終端位置記録要
求入力手段52は、装置外部からの記録終端位置記録要
求53を入力し、書き込み手段6に対して記録終端位置
記録命令を出力する。記録再生手段51は、カセット1
に格納されたビデオテープ2に対して情報の記録または
情報の読み出しを行う。また記録再生手段51は、終端
検出手段40の出力する巻戻し命令および停止命令を入
力する。
【0058】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。テープ位置検出手段4は、記録再生手
段51が記録動作または再生動作を行うテープ上の位置
を検出し、そのテープ位置情報を、常に終端位置検出手
段40および書き込み手段6に対して出力する。ビデオ
テープ2が記録再生手段51に装着されている状態で、
使用者がビデオテープ2の現在のテープ位置以降を再生
する必要が無いと判断した場合に、使用者は記録終端位
置記録要求入力手段52に対して記録終端位置記録要求
を発行する。装置外部からの記録終端位置記録要求53
を受理した記録終端位置記録要求入力手段52は、書き
込み手段6に対して記録終端位置記録命令を発行する。
記録終端位置記録命令を受理した書き込み手段6は、テ
ープ位置検出手段4の出力するテープ位置情報を読み出
し、記録終端位置データとして記憶素子7にテープ位置
情報を書き込む。
【0059】以上のようにして記憶素子7に記録終端位
置データが書き込まれている状態で、テープ位置検出手
段4の出力するテープ位置情報と、記憶素子7に書き込
まれたテープ位置情報の両テープ位置情報から定まるテ
ープ位置が一致したことを検出した終端検出手段40
は、記録許可検出手段12の検出結果を調べる。記録許
可検出手段12の検出結果、記録許可状態であったとき
は終端検出手段40は記録再生手51に対して停止命令
を出力し、記録禁止状態であってときは記録再生手段5
1に対して巻戻し命令を出力する。記録再生手段51
は、再生を行っている最中に停止命令を受理すると再生
動作を中止し、再生を行っている最中に巻戻し命令を受
理すると再生動作を中止して巻戻し動作を開始する。
【0060】以上のように本実施例によれば、再生動作
中に巻戻し命令を受理すると巻戻し動作を開始する記録
再生手段51と、テープ位置を検出するテープ位置検出
手段4と、テープ位置検出手段4の出力を読み出して記
憶素子7に書き込む書き込み手段6と、テープ位置検出
手段4の出力するテープ位置情報と記憶素子7に書き込
まれたテープ位置情報とを読み出して比較し、両者のテ
ープ位置情報から定まるテープ位置が一致すると記録許
可検出手段12の検出結果を読み出し、検出結果が記録
禁止状態であったときには記録再生手段51に対して巻
戻し命令を発行する終端検出手段40とを設けることに
より、ビデオテープ2への情報の記録動作が禁止されて
いる状態で記録終端点を検出したときに自動的に巻戻し
動作を開始することが可能となる。すなわち、記録終端
点以降には必要な情報が記録されている可能性はなく、
また、記録禁止状態であるので記録終端点以降に情報の
記録を行う可能性もないので、自動的に巻戻し動作を開
始することによって使用者が行わねばならない操作の負
担を軽減することが可能となる。
【0061】また、以上のように本実施例によれば、再
生動作中に停止命令を受理すると再生動作を停止する記
録再生手段51と、テープ位置を検出するテープ位置検
出手段4と、テープ位置検出手段4の出力を読み出して
記憶素子7に書き込む書き込み手段6と、テープ位置検
出手段4の出力するテープ位置情報と記憶素子7に書き
込まれたテープ位置情報とを読み出して比較し、両者の
テープ位置情報から定まるテープ位置が一致すると記録
許可検出手段12の検出結果を読み出し、検出結果が記
録禁止状態であったときには記録再生手段51に対して
巻戻し命令を発行する終端検出手段40とを設けること
により、必要な部分の再生が終了したときに再生動作を
中止することが可能となる。すなわち、必要な部分の再
生が終了したときに再生動作を停止させる操作を行うこ
とが必要なくなるとともに、無駄な再生動作を続けるこ
とがなくなる。
【0062】次に、本発明の具体例におけるデジタルビ
デオテープレコーダについて、図面を参照しながら説明
する。図8は、本発明の具体例におけるデジタルビデオ
テープレコーダのブロック図である。カセット1はビデ
オテープ2を格納する。カセット1は本願請求項第1項
におけるカセットの具体例である。ビデオテープ2は、
本願請求項第1項,第2項,第3項,第4項におけるテ
ープ状記録媒体の具体例である。またカセット1には、
その構造の一部としてスライドスイッチ83があり、こ
のスライドスイッチ83は開状態または閉状態のいずれ
かの状態を取り得る。スライドスイッチ83が開状態の
とき、ビデオテープ2は録画禁止状態であり、閉状態の
ときは録画許可状態である。記憶素子7はカセット1に
取り付けられた、20バイトの容量を持つシリアル入出
力のEEPROM(ElectoricalErasable Programmable
Read Only Memory)であり、コネクタ82を介してデ
ータの書き込みおよび読み出しが行われる。記憶素子7
は、本願請求項第1項,第2項,第3項,第4項におけ
る記憶素子の具体例である。マイクロスイッチ85は、
カセット1の構造の一部であるスライドスイッチ83の
状態が録画禁止状態であるか録画許可状態であるかを検
出する。マイクロスイッチ85は、本願請求項第1項,
第2項,第3項,第4項における記録許可検出手段の具
体例である。マイクロスイッチ86は、カセット1がカ
セットスロット(図示せず)に装着されているか否かを
検出する。マイクロスイッチ86は本願請求項第1項
おけるカセット検出手段の具体例である。テープ駆動回
路61は、ビデオテープ2を巻き付けてあるテープリー
ル84を回転させるテープ駆動モータ(図示せず)を制
御する。テープ速度センサー14はビデオテープ2に接
触するキャプスタン(図示せず)と、キャプスタンの軸
に取り付けられた角速度センサ(図示せず)からなり、
ビデオテープ2の移動速度を検出する。回転ドラム60
には信号記録ヘッド(図示せず)および信号再生ヘッド
(図示せず)が取り付けられており、ビデオテープ2に
対して信号の記録または信号の読み出しを行う。数列発
生回路64はビデオテープ2に記録するテープ位置情報
のもととなる時間情報を発生するカウンタ回路であっ
て、数列発生回路64にリセット命令が発行されてから
の経過時間(時・分・秒)を常に記録信号処理回路63
に対して出力している。記録信号処理回路63は、数列
発生回路64の出力する時間情報と装置外部からの映像
信号とを入力し、回転ドラム60に取り付けられた信号
記録ヘッドを介して位置情報トラック17または映像信
号トラック18への書き込みを行う。再生信号処理回路
62は、回転ヘッド60に取り付けられた信号再生ヘッ
ドを介して位置情報トラック17および映像信号トラッ
ク18の読み出しを行い、時間情報と映像信号を別々に
出力する。キーマトリックス68は頭出し1キー69,
頭出し2キー70,継続録画キー71,FFキー72,
停止キー73,録画キー74,しおり1マークキー7
5,しおり2マークキー76,スタートポイントマーク
キー77,REWキー78,再生キー79,一時停止キ
ー80,フォーマットキー81を備えており、各キーが
おされているか否かの検出はマイクロコンピュータ65
が行う。以上のシステム全体の制御はマイクロコンピュ
ータ65が行う。マイクロコンピュータ65は、プログ
ラムを格納するROM66と、上記システムの各状態を
記憶するRAM67とを備える。
【0063】記録信号処理回路63,再生信号処理回路
62,回転ドラム60,テープ駆動回路61,マイクロ
コンピュータ65,信号記録ヘッドおよび信号再生ヘッ
ドは、本願請求項第1項,第2項,第3項,第4項にお
ける記録再生手段の具体例である。
【0064】信号再生ヘッド,回転ドラム60,再生信
号処理回路62は、本願請求項第1項,第2項,第3
項,第4項におけるテープ位置検出手段の具体例であ
る。
【0065】マイクロコンピュータ65は、本願請求項
第1項,第2項,第3項,第4項における書き込み手段
の具体例である。
【0066】キーマトリックス68は本願請求項第1
項,第2項における位置記録要求入力手段における継続
記録要求入力手段の具体例である。
【0067】マイクロコンピュータ65,テープ駆動回
路61は、本願請求項第1項,第2項における頭出し手
段と、本願請求項第3項,第4項における終端検出手段
の具体例である。
【0068】テープ速度検出センサー14は、本願請求
第2項における巻戻し検出手段の具体例である。
【0069】図9は、記憶素子7の情報記録フォーマッ
トを示す図である。記憶素子7は4つの領域に別れてお
り、各領域は時(1バイト),分(2バイト),秒(2
バイト)の計5バイトからなり、それぞれBCD(Binar
y Coded Decimal)コードで記録される。それぞれの領域
は、第0バイトから第4バイトがしおり1用頭出しデー
タ領域90,第5バイトから第9バイトがしおり2用頭
出しデータ領域91,第10バイトから第14バイトが
スタートポイント用データ領域92,第15バイトから
第19バイトがエンドポイント用データ領域93であ
る。
【0070】以上のように構成された本実施例の、テー
プ状記録媒体の記録再生装置について、以下その動作に
ついて説明する。使用者は、ビデオテープ2を使用する
に先立ってビデオテープ2をフォーマットする。フォー
マットとは、ビデオテープ2の始端から終端まで、位置
情報トラック17の書き込みを行うことである。使用者
は、カセット1をカセットスロットに装着した状態でフ
ォーマットキー81を押す。以下、図10のフローチャ
ートを用いて説明する。図10は、マイクロコンピュー
タ65の内部にあるROM66に搭載されているソフト
ウェアプログラムの一部のフローチャートである。マイ
クロコンピュータ65はステップ100において、マイ
クロスイッチ86を用いてカセット1がカセットスロッ
トに装着されているか否かを調べ、ステップ101にお
いて、マイクロスイッチ85を用いてスライドスイッチ
83の状態を検出して録画許可状態か否かを調べる。次
にステップ102に移行し、テープ駆動回路61を用い
てビデオテープ2の巻戻しを行う。ステップ103で
は、テープ速度検出センサー14を用いて巻戻し動作が
完了したか否かを検出する。巻戻し動作が完了すると、
ステップ104において、テープ駆動回路61を用いて
ビデオテープ2を、記録または再生を行うときと同じ通
常速度で送り始める。次に、ステップ105において数
列発生回路64に対してリセット命令を発行し、このリ
セット命令を受理した数列発生回路64は内部のカウン
タをクリアして0時00分00秒からカウントアップを
開始する。次にステップ106において記録信号処理回
路63を始動する。すなわちマイクロコンピュータ65
は記録信号処理回路63に対してフォーマット命令を発
行し、このフォーマット命令を受理した記録信号処理回
路63は数列発生回路64の出力を読み込み、回転ドラ
ム60に取り付けられた信号記録ヘッドを用いて、時間
情報を位置情報トラック17にテープ位置情報として書
き込む。マイクロコンピュータ65はステップ107に
おいて、テープ速度検出センサー14を用いてビデオテ
ープが終端に達したことを検出した後、ステップ108
において記録信号処理回路63に対して停止命令を発行
する。停止命令を受理した記録信号処理回路63は、位
置情報トラック17への書き込み動作を終了する。次に
マイクロコンピュータ65は、ステップ109におい
て、テープ駆動回路61を用いて巻戻し動作を開始し、
ステップ110において、テープ速度検出手段14を用
いて巻戻し動作が完了したことを検出すると、フォーマ
ットは完了する。
【0071】以上の様にしてフォーマットが施されたビ
デオテープ2を用いて、録画を行う際の動作について説
明する。キーマトリックス68をスキャンして録画キー
74が押されたことを検出したマイクロコンピュータ6
5は、マイクロスイッチ86を用いてカセット1がカセ
ットスロットに装着されているか否かを調べ、カセット
が装着されている場合はマイクロスイッチ85を用いて
録画許可状態か否かを調べる。その結果録画許可状態で
あった場合は、テープ駆動回路61を用いて、ビデオテ
ープ2を通常速度で送り始める。また、記録信号処理回
路63に対して録画命令を発行し、この録画命令を受理
した記録信号処理回路63は装置外部から入力した映像
信号を、回転ドラム3に取り付けられた信号記録ヘッド
を用いて映像信号トラック18に書き込み始める。再生
信号処理回路62は、回転ドラム60に取り付けられた
再生信号ヘッドの出力を入力し、位置情報トラック17
に記録されていたテープ位置情報と映像信号トラック1
8に記録されていた映像信号とに分離する。分離した映
像信号は映像出力として装置外部に出力し、テープ位置
情報はマイクロコンピュータ65に対して常に出力を行
う。
【0072】以上のようにしてビデオテープ2に対する
録画が行われている最中に停止キー73が押された場合
の動作について説明する。キーマトリックス68をスキ
ャンして停止キー73が押されたことを検出したマイク
ロコンピュータ65は、再生信号処理回路62が出力す
るテープ位置情報を読み出す。読み出したテープ位置情
報はコネクタ82を介して記憶素子7の第15バイトか
ら第19バイト、すなわちエンドポイント用データ領域
93に書き込まれる。次に記録信号処理回路63および
テープ駆動回路61に対してそれぞれ停止命令を発行
し、停止命令を受理した記録信号処理回路63およびテ
ープ駆動回路61は動作を停止する。
【0073】以上のようにして録画が行われたビデオテ
ープ2に対して、継続記録を行うときの動作を説明す
る。継続記録とは、1ヶ所以上の録画が行われたビデオ
テープに、前回録画を行ったときの録画終了点から続け
て録画を行うことである。キーマトリックス68をスキ
ャンして継続記録キー71が押されたことを検出したマ
イクロコンピュータ65はマイクロスイッチ86を用い
てカセット1がカセットスロットに装着されているか否
かを検出する。カセット1が装着されている場合、続い
てマイクロスイッチ85を用いて録画許可状態か否かを
検出する。記録許可状態であった場合、記憶素子7から
エンドポイント用データ領域93に記録されているテー
プ位置データを読み出す。次に再生信号処理回路62か
らテープ位置情報を読み出す。カセット1がカセットス
ロットに装着されている間、回転ドラム60は常に回転
しており、回転ドラム60に取り付けられた再生信号ヘ
ッドは常にビデオテープ2の位置情報トラック17およ
び映像信号トラック18からデータを読み出して出力し
ている。再生信号処理手段62は再生信号ヘッドからの
出力を入力し、映像信号とテープ位置情報に分離して常
に出力している。これ以降の処理は、図11のフローチ
ャートに沿って説明する。ステップ111において記憶
素子7のエンドポイント用データ領域93から読み出し
たテープ位置情報をRAM67に格納する。ステップ1
12において、RAM67に格納したテープ位置情報の
値から再生信号処理手段62から読み出したテープ位置
情報の値を引き算し、引き算の結果の値によってステッ
プ113,ステップ114,ステップ115,ステップ
116,ステップ117に分岐する。引き算の結果が1
0分以上であった場合にはステップ113に移行し、高
速FFモードに移行する。すなわち、テープ駆動回路6
1に高速FF命令を発行し、これを受理したテープ駆動
回路61は通常のFFよりもさらに早い速度でビデオテ
ープ2を早送りする。高速FFモードに移行した後、ふ
たたびステップ112に戻る。引き算の結果が1秒以上
9分59秒以下であった場合にはステップ114に移行
し、FFモードに移行する。すなわち、テープ駆動回路
61にFF命令を発行し、これを受理したテープ駆動回
路61はビデオテープ2を早送りする。FFモードに移
行した後、ふたたびステップ112に戻る。引き算の結
果が−9分59秒以上−1秒以下であった場合にはステ
ップ115に移行し、REWモードに移行する。すなわ
ち、テープ駆動回路61にREW命令を発行し、これを
受理したテープ駆動回路61はビデオテープ2を巻戻し
する。REWモードに移行した後、ふたたびステップ1
12に戻る。引き算の結果が−10分以下であった場合
にはステップ116に移行し、高速REWモードに移行
する。すなわち、テープ駆動回路61に高速REW命令
を発行し、これを受理したテープ駆動回路61は通常の
REWよりもさらに早い速度でビデオテープ2を巻戻し
する。高速REWモードに移行した後、ふたたびステッ
プ112に戻る。引き算の結果が0分0秒であったとき
には、テープ駆動回路61に停止命令を発行してステッ
プ118に移行する。停止命令を受理したテープ駆動回
路61はビデオテープ2の動きを停止させる。ステップ
118において録画待機状態に移行して継続録画の準備
が完了する。録画待機状態とは、一時停止キー80を押
すと録画が開始される状態である。
【0074】次に、再生動作中に再生信号処理回路62
の出力するテープ位置情報とエンドポイント用データ領
域93に記録されているテープ位置情報とが一致した場
合の動作を説明する。マイクロコンピュータ65は、再
生動作が開始されると、記憶素子7の第15バイトから
第19バイト、すなわちエンドポイント用データ領域9
3の内容を読み出してRAM67に格納する。再生動作
が行われている間は常に再生信号処理回路62の出力す
るテープ位置情報とRAM67に格納したテープ位置情
報とを比較している。マイクロコンピュータ65は両者
のテープ位置情報が一致したことを検出するとマイクロ
スイッチ85を介して録画許可状態であるか否かを検出
する。録画許可状態であった場合、マイクロコンピュー
タ65はテープ駆動回路61に停止命令を発行して再生
動作を停止する。また、録画禁止状態であった場合、マ
イクロコンピュータ65はテープ駆動回路61に高速R
EW命令を発行する。高速REW命令を受理したテープ
駆動回路61はビデオテープ2を通常の巻戻しよりも高
速で巻戻しを開始する。
【0075】次に、しおり1マークキー75,しおり2
マークキー76,スタートポイントマークキー77のう
ちのいずれかが押されたときの動作を説明する。キーマ
トリックス68をスキャンして、しおり1マークキー7
5,しおり2マークキー76,スタートポイントマーク
キー77のうちのいずれかが押されたことを検出したマ
イクロコンピュータ65は、マイクロスイッチ86を介
してカセット1がカセットスロットに装着されているか
否かを検出する。カセット1が装着されている場合に
は、マイクロコンピュータ65は再生信号処理回路62
の出力するテープ位置情報を読み出し、記憶素子7に書
き込む。その際、押されたキーがしおり1マークキー7
5であった場合には第0バイトから第4バイトのしおり
1用頭出しデータ領域90に、しおり2マークキー76
であった場合には第5バイトから第9バイトのしおり2
用頭出しデータ領域91に、スタートポイントマークキ
ー77であった場合には第10バイトから第15バイト
のスタートポイント用データ領域92にそれぞれテープ
位置情報の書き込みを行う。
【0076】次に、録画禁止状態のビデオテープ2に対
して巻戻し動作中に、再生信号処理回路62の出力する
テープ位置情報とスタートポイント用データ領域92に
書き込まれているテープ位置情報が一致したときの動作
を説明する。テープ速度検出センサー14を用いて、ビ
デオテープ2が巻き戻されていることを検出したマイク
ロコンピュータ65は、記憶素子7の第10バイトから
第14バイトまで、すなわちスタートポイント用データ
領域92に記録されているテープ位置データを読み出し
てRAM67に格納する。これ以降の処理は図12のフ
ローチャートに沿って説明する。ステップ121におい
て、再生信号処理回路62の出力するテープ位置情報を
読み出し、RAM67に書き込んである値を引き算す
る。引き算した結果の値によって、ステップ122,ス
テップ123,ステップ124に分岐する。引き算した
結果が10分以上であった場合にはステップ122に移
行し、高速REWモードに移行する。すなわち、テープ
駆動回路61に高速REW命令を発行し、これを受理し
たテープ駆動回路61は通常のREWよりもさらに早い
速度でビデオテープ2を巻戻しする。高速REWモード
に移行した後、ステップ125においてテープ速度検出
センサ14を用いてテープ速度を調べ、テープが停止し
ていなければステップ121に戻る。引き算の結果が1
秒以上9分59秒以下であった場合にはステップ123
に移行し、REWモードに移行する。すなわち、テープ
駆動回路61にREW命令を発行し、これを受理したテ
ープ駆動回路61はビデオテープ2を巻戻しする。RE
Wモードに移行した後、ステップ125でテープが停止
していなければふたたびステップ121に戻る。引き算
の結果が0分0秒であったときには、テープ駆動回路6
1に停止命令を発行してステップ125に移行する。停
止命令を受理したテープ駆動回路61はビデオテープ2
の動きを停止させる。ステップ125においてテープは
停止しているので処理を終了する。
【0077】次に、カセット1がカセットスロットに装
着されたときの動作を説明する。マイクロスイッチ86
を介して、カセット1がカセットスロットに装着された
ことを検出したマイクロコンピュータ65は、まずロー
ディング回路(図示せず)を介してテープガイド(図示
せず)を移動させることにより、ビデオテープ2をカセ
ット1から引き出して回転ドラム60に巻き付ける。回
転ドラム60は常に回転しているので、ビデオテープ2
が回転ドラム60に巻き付けられたときから再生信号処
理回路62はテープ位置情報の出力を開始する。次にマ
イクロコンピュータ65は、マイクロスイッチ85を介
して録画可能状態か否かを検出する。その結果録画禁止
状態であった場合、マイクロコンピュータ65は、記憶
素子7の第10バイトから第14バイト、すなわちスタ
ートポイント用データ領域92に記録されているテープ
位置データを読み出してRAM67に格納する。。次に
再生信号処理回路62からテープ位置情報を読み出す。
これ以降は、図13のフローチャートに沿って説明す
る。ステップ131において、RAM67に格納した値
から再生信号処理回路62から読み出したテープ位置情
報の値を引き算し、結果の値によってステップ132,
ステップ133,ステップ134に分岐する。引き算の
結果が10分以上であった場合にはステップ132に移
行し、高速FFモードに移行する。すなわち、テープ駆
動回路61に高速FF命令を発行し、これを受理したテ
ープ駆動回路61は通常のFFよりもさらに早い速度で
ビデオテープ2を早送りする。高速FFモードに移行し
た後、ステップ135においてテープ速度検出センサ1
4を用いてテープ速度を調べ、テープが停止していなけ
ればステップ131に戻る。引き算の結果が1秒以上9
分59秒以下であった場合にはステップ133に移行
し、FFモードに移行する。すなわち、テープ駆動回路
61にFF命令を発行し、これを受理したテープ駆動回
路61はビデオテープ2を早送りする。FFモードに移
行した後、ステップ135においてテープが停止してい
なければふたたびステップ131に戻る。引き算の結果
が0分0秒であったときには、テープ駆動回路61に停
止命令を発行してステップ135に移行する。停止命令
を受理したテープ駆動回路61はビデオテープ2の動き
を停止させる。ステップ135においてテープは停止し
ているので再生動作に移行する。
【0078】次に、頭出し1キー69,頭出し2キー7
0のいずれかが押されたときの動作を説明する。キーマ
トリックス68をスキャンして、頭出し1キー69,頭
出し2キー70のいずれかが押されたことを検出したマ
イクロコンピュータ65は、マイクロスイッチ86を介
してカセット1がカセットスロットに装着されているか
否かを検出する。カセット1が装着されている場合に
は、マイクロコンピュータ65は再生信号処理回路62
の出力するテープ位置情報を読み出し、記憶素子7から
読み出したテープ位置情報と比較する。その際、押され
たキーが頭出し1キー69であった場合は記憶素子7の
第0バイトから第4バイト、すなわちしおり1用頭出し
データ領域90に書き込まれたテープ位置情報を読み出
して比較し、また、押されたキーが頭出し2キー70で
あった場合には記憶素子7の第5バイトから第9バイ
ト、すなわちしおり2用頭出しデータ領域91に書き込
まれたテープ位置情報を読み出して比較する。これ以降
の処理は、図14のフローチャートに沿って説明する。
ステップ140において記憶素子7から読み出したテー
プ位置情報をRAM67に格納する。ステップ141に
おいて、RAM67に格納したテープ位置情報の値から
再生信号処理手段62から読み出したテープ位置情報の
値を引き算し、引き算の結果の値によってステップ14
2,ステップ143,ステップ144,ステップ14
5,ステップ147に分岐する。引き算の結果が10分
以上であった場合にはステップ142に移行し、高速F
Fモードに移行する。すなわち、テープ駆動回路61に
高速FF命令を発行し、これを受理したテープ駆動回路
61は通常のFFよりもさらに早い速度でビデオテープ
2を早送りする。高速FFモードに移行した後、ふたた
びステップ141に戻る。引き算の結果が1秒以上9分
59秒以下であった場合にはステップ143に移行し、
FFモードに移行する。すなわち、テープ駆動回路61
にFF命令を発行し、これを受理したテープ駆動回路6
1はビデオテープ2を早送りする。FFモードに移行し
た後、ふたたびステップ141に戻る。引き算の結果が
−9分59秒以上−1秒以下であった場合にはステップ
144に移行し、REWモードに移行する。すなわち、
テープ駆動回路61にREW命令を発行し、これを受理
したテープ駆動回路61はビデオテープ2を巻戻しす
る。REWモードに移行した後、ふたたびステップ14
1に戻る。引き算の結果が−10分以下であった場合に
はステップ145に移行し、高速REWモードに移行す
る。すなわち、テープ駆動回路61に高速REW命令を
発行し、これを受理したテープ駆動回路61は通常のR
EWよりもさらに早い速度でビデオテープ2を巻戻しす
る。高速REWモードに移行した後、ふたたびステップ
141に戻る。引き算の結果が0分0秒であったときに
は、ステップ147でテープ駆動回路61に停止命令を
発行して処理を終了する。停止命令を受理したテープ駆
動回路61は、テープの動きを停止する。
【0079】以上のように本実施例によれば、録画終了
点のテープ位置を読み出す再生信号処理回路62と、録
画終了点のテープ位置情報を書き込む記憶素子7とを設
けることにより、前回録画した録画終了点から継続録画
を行う際に繁雑な頭出し操作を必要としないテープ状記
録媒体の記録再生装置を実現できる。
【0080】また、以上のように本実施例によれば、再
生中のテープ位置および録画終了点のテープ位置を読み
出す再生信号処理回路62と、録画終了点のテープ位置
情報を書き込む記憶素子7と、ビデオテープ2が録画禁
止状態であるか否かを検出するマイクロスイッチ85と
を設けることにより、録画禁止状態のビデオテープ2を
再生している最中に、テープ位置が録画終了点に到達し
たことを検出すると自動的に巻戻し動作に移行すること
が可能となる。すなわち、録画終了点以降には必要な映
像信号が記録されている可能性はなく、また、録画禁止
状態であるので録画終了点以降に録画を行う可能性もな
いので、自動的に巻戻し動作を開始することによって、
使用者が行わねばならない操作の負担を軽減することが
できる。
【0081】また、以上のように本実施例によれば、再
生中のテープ位置および録画終了点のテープ位置を読み
出す再生信号処理回路62と、録画終了点のテープ位置
情報を書き込む記憶素子7と、ビデオテープ2が録画禁
止状態であるか否かを検出するマイクロスイッチ85と
を設けることにより、録画許可状態のビデオテープ2を
再生している最中に、テープ位置が録画終了点に到達し
たことを検出すると自動的に再生動作を停止することが
可能となる。すなわち、必要な部分の再生動作が終了し
たときに、再生動作を停止させる操作を行うことが必要
なくなるとともに、無駄な再生動作を続けることがなく
なる。
【0082】また、以上のように本実施例によれば、巻
戻し動作中のテープ位置を読み出す再生信号処理回路6
2と、巻戻し動作が行われていることを検出するテープ
速度検出センサー14と、スタートポイントのテープ位
置情報を書き込む記憶素子7と、ビデオテープ2が録画
禁止状態であるか否かを検出するマイクロスイッチ85
とを設けることにより、ビデオテープ2の巻戻し動作を
スタートポイントで自動的に止めることが可能となり、
次にビデオテープ2を再生しようとしてカセット1をカ
セットスロットに装着したときにスタートポイントを検
索する検索操作を行う必要がなく、また無駄な検索待ち
時間を過ごさなくてよくなる。
【0083】また、以上のように本実施例によれば、テ
ープ位置を読み出す再生信号処理回路62と、カセット
1がカセットスロットに装着されたことを検出するマイ
クロスイッチ86と、スタートポイントのテープ位置情
報を書き込む記憶素子7と、ビデオテープ2が録画禁止
状態であるか否かを検出するマイクロスイッチ85とを
設けることにより、録画禁止状態のカセット1をカセッ
トスロットに装着するだけでスタートポイントからの自
動再生が可能になる。すなわち、スタートポイントが指
定されており、かつ録画禁止状態のカセット1をカセッ
トスロットに装着すれば、ビデオテープ2のテープ位置
がスタートポイントよりもテープ始端側である場合には
自動的にスタートポイントを検索し、スタートポイント
から再生を開始することが可能になる。
【0084】また、以上のように本実施例によれば、テ
ープ位置を読み出す再生信号処理回路62と、頭出し位
置のテープ位置情報を書き込む記憶素子7とを設けるこ
とにより、簡単な操作で頭出しを行うことのできるテー
プ状記録媒体の記録再生装置を実現することができる。
すなわち、頭出しを行いたいテープ位置においてあらか
じめ、しおり1マークキー75またはしおり2マークキ
ー76を押しておきさえすれば、頭出しを行う際に目的
のテープ位置と現在のテープ位置の位置関係を気にする
ことなく、頭出し1キー69または頭出し2キー70を
押すだけで頭出し操作を行うことができるようになる。
また、頭出し位置情報を書き込んだ記憶素子7がカセッ
ト1に取り付けられているので、複数のカセットを使用
する場合でもそれぞれのカセットについて頭出し位置情
報を記憶させておくことが可能である。
【0085】なお、上記の具体例においてテープ状記録
媒体の記録または再生装置としてデジタルビデオテープ
レコーダを挙げたが、テープ状記録媒体の記録または再
生装置はこれに限らない。すなわち、テープ状の記録媒
体を用いて情報の記録または再生を行う装置であれば何
でもよい。たとえば、テープ状記録媒体の記録または再
生装置はオープンリールデッキやコンパクトカセットデ
ッキやDATなどのオーディオテープレコーダや、デー
タストリーマなどのデータレコーダでもかまわない。
【0086】なお、上記の具体例において記憶素子はシ
リアル入出力のEEPROMを用いたが、記憶素子はこ
れに限らない。すなわち、テープ位置情報を記録・読み
出しできる記憶素子ならばなんでもよい。たとえば、記
憶素子はバッテリーバックアップされたRAMでもよい
し、また、パラレルバスによって入出力を行ってもかま
わない。また、磁気テープをカセットに張り付けておい
て磁気ヘッドを用いて読み書きを行って記憶素子の代わ
りにしてもかまわない。
【0087】なお、上記の具体例において、テープ状記
録媒体の記録再生方式は、回転ドラムを用いた磁気ヘリ
カルスキャン方式を用いたが、記録再生方式はこれに限
らない。すなわち、テープ状の記録媒体に情報を書き込
み・読み出し可能な方式であればなんでもよい。たとえ
ば、記録再生方式は固定ヘッドを用いたリニア方式でも
かまわないし、また、磁気記録ではなく光学記録でも、
テープに物理的に穴を開ける穿孔方式でもかまわない。
【0088】なお、上記の具体例において、テープへの
情報の記録動作を禁止するか否かを指定するのにカセッ
ト付属のスライドスイッチを用いたが、記録動作の可否
を指定する手段はこれにかぎらない。すなわち、そのテ
ープに情報を記録することが禁止されているか否かを検
出できる手段であれば何でもよい。たとえば、テープ状
記録媒体の記録または再生装置本体に記録動作の可否を
指定するスイッチが設けられていてもかまわない。
【0089】なお、上記の具体例においてテープ位置検
出手段は、テープ上にあらかじめ書き込んでおいた時間
情報を読み出してテープ位置を検出したが、テープ位置
を検出する方法はこれに限らない。すなわち、テープ上
の記録再生位置が特定できる方法ならばどのような方法
でもかまわない。たとえばカセット内でテープを巻き付
けてあるテープリールの外径,テープ厚,テープ長等が
既知であれば、送り出し側のテープリールの角速度,巻
き上げ側テープリールの角速度等を測定することによ
り、記録再生位置が算出できるのでこれを用いてテープ
位置の検出を行ってもよい。
【0090】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープ状記録媒
体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置検出
手段と、テープ位置検出手段の出力であるテープ位置情
報を読み出して記憶素子に書き込む書き込み手段と、記
憶素子に書き込んであるテープ位置情報とテープ位置検
出手段の出力であるテープ位置情報とを読み出して比較
し、両者のテープ位置情報から定まるテープ位置が一致
するようにテープ状記録媒体の記録位置または再生位置
を移動させる頭出し手段とを具備することにより、頭出
し操作を行う際に目的のテープ位置と現在のテープ位置
との位置関係を考えなくとも頭出しを行うことが可能に
なる。これにより、使用者は煩わしい検索操作を行わな
いで済むようになる。
【0091】また、以上のように本発明は、テープ状記
録媒体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置
検出手段と、テープ位置検出手段の出力であるテープ位
置情報を読み出して記憶素子に書き込む書き込み手段
と、テープ状記録媒体を格納するカセットの有無を検出
するカセット検出手段と、テープ状記録媒体に対する信
号の記録が許可されているか否かを検出する記録許可検
出手段と、信号の記録が禁止されている状態でカセット
が装着されたときに、記憶素子に書き込んであるテープ
位置情報とテープ位置検出手段の出力であるテープ位置
情報とを読み出して比較し、前者のテープ位置情報から
定まるテープ位置よりも後者のテープ位置情報から定ま
るテープ位置の方がテープ始端側であったときには両者
のテープ位置情報から定まるテープ位置が一致するよう
にテープ状記録媒体の記録位置または再生位置を移動さ
せ、移動が完了すると再生動作を開始させる頭出し手段
とを具備することにより、カセットをセットするだけで
再生開始位置を検索し、再生動作を自動的に開始するこ
とが可能になる。すなわち、あらかじめ再生開始位置を
指定してあり、かつ現在のテープ位置が再生開始位置よ
りもテープ始端側であるカセットを情報の記録が禁止さ
れている状態でセットするだけで、自動的に再生開始位
置を検索して再生動作に移行することが可能となる。こ
れにより、使用者は煩わしい検索操作を行わないで済む
ようになる。
【0092】また、以上のように本発明は、テープ状記
録媒体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置
検出手段と、テープ位置検出手段の出力であるテープ位
置情報を読み出して記憶素子に書き込む書き込み手段
と、テープ状記録媒体を巻き戻す動作を行っていること
を検出する巻戻し検出手段と、テープ状記録媒体に対す
る信号の記録が許可されているか否かを検出する記録許
可検出手段と、信号の記録が禁止されている状態で巻戻
し動作が行われているときに、記憶素子に書き込んであ
るテープ位置情報とテープ位置検出手段の出力であるテ
ープ位置情報とを読み出して比較し、前者のテープ位置
情報から定まるテープ位置と後者のテープ位置情報から
定まるテープ位置が一致すると巻戻し動作を停止させる
頭出し手段とを具備することにより、無駄な巻戻し動作
を行わなくて済むようになるとともに、次回再生を行お
うとするときに再生開始点の検索操作を行わなくてよく
なる。すなわち、情報の記録動作が禁止されており、か
つ、再生開始点が指定されている状態で巻戻し動作を行
う際に再生開始点よりも前まで巻戻しをしてしまうこと
がなくなり、従って次回再生を行うときも再生開始点の
検索を行う必要がなくなる。これにより、使用者は煩わ
しい検索操作を行わないで済むようになる。
【0093】また、以上のように本発明は、テープ状記
録媒体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置
検出手段と、記録動作が終了したときにテープ位置検出
手段の出力であるテープ位置情報を読み出して記憶素子
に書き込む書き込み手段と、記憶素子に書き込んである
テープ位置情報とテープ位置検出手段の出力であるテー
プ位置情報とを読み出して比較し、前者のテープ位置情
報から定まるテープ位置と後者のテープ位置情報から定
まるテープ位置が一致するように記録位置または再生位
置を移動させる頭出し手段とを具備することにより、継
続記録を行おうとする際の検索操作を行わないで済むよ
うになる。すなわち、前回記録を行ったときの録画終了
点から継続して記録を行おうとする際に、録画終了点を
検索する操作を行わないでよくなる。これにより、使用
者は煩わしい検索操作を行わないで済むようになる。
【0094】また、以上のように本発明は、テープ状記
録媒体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置
検出手段と、記録動作が終了したときにテープ位置検出
手段の出力であるテープ位置情報を読み出して記憶素子
に書き込む書き込み手段と、テープ状記録媒体に対する
信号の記録が許可されているか否かを検出する記録許可
検出手段と、再生動作中に、記憶素子に書き込んである
テープ位置情報とテープ位置検出手段の出力であるテー
プ位置情報とを読み出して比較し、前者のテープ位置情
報から定まるテープ位置と後者のテープ位置情報から定
まるテープ位置が一致し、かつ、テープ状記録媒体に対
する情報の記録動作が許可されているときに再生動作を
中止させる終端検出手段とを具備することにより、必要
な部分の再生動作が終了したときに自動的に再生動作を
停止させることが可能になる。すなわち、再生動作を停
止させる操作を行う必要がなくなるとともに、無駄な部
分の再生を続けることがなくなる。これにより、使用者
は煩わしい検索操作を行わないで済むようになる。
【0095】また、以上のように本発明は、テープ状記
録媒体の記録位置または再生位置を検出するテープ位置
検出手段と、記録動作が終了したときにテープ位置検出
手段の出力であるテープ位置情報を読み出して記憶素子
に書き込む書き込み手段と、テープ状記録媒体に対する
信号の記録が許可されているか否かを検出する記録許可
検出手段と、再生動作中に、記憶素子に書き込んである
テープ位置情報とテープ位置検出手段の出力であるテー
プ位置情報とを読み出して比較し、前者のテープ位置情
報から定まるテープ位置と後者のテープ位置情報から定
まるテープ位置が一致し、かつ、テープ状記録媒体に対
する情報の記録動作が禁止されているときに再生動作を
中止させて巻戻し動作に移行させる終端検出手段とを具
備することにより、必要な部分の再生動作が終了したと
きに自動的に巻戻し動作に移行させることが可能にな
る。すなわち、再生動作を停止させて巻戻し動作を開始
する操作を行う必要がなくなるとともに、無駄な部分の
再生を続けることがなくなる。これにより、使用者は煩
わしい検索操作を行わないで済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるビデオテープの
記録フォーマット図
【図3】本発明の第2の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図4】本発明の第3の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図5】本発明の第4の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図6】本発明の第5の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図7】本発明の第6の実施例におけるテープ状記録媒
体の記録再生装置のブロック図
【図8】本発明の具体例におけるテープ状記録媒体の記
録再生装置のブロック図
【図9】本発明の第7の具体例における記憶素子の記録
フォーマット図
【図10】本発明の第7の具体例におけるマイクロプロ
セッサ内臓ROMに搭載されたプログラムの、フォーマ
ット動作部分のフローチャート
【図11】本発明の第7の具体例におけるマイクロプロ
セッサ内臓ROMに搭載されたプログラムの、エンドポ
イント検索動作部分のフローチャート
【図12】本発明の第7の具体例におけるマイクロプロ
セッサ内臓ROMに搭載されたプログラムの、スタート
ポイント検索動作部分のフローチャート
【図13】本発明の第7の具体例におけるマイクロプロ
セッサ内臓ROMに搭載されたプログラムの、スタート
ポイントからの自動再生動作部分のフローチャート
【図14】本発明の第7の具体例におけるマイクロプロ
セッサ内臓ROMに搭載されたプログラムの、しおり検
索動作部分のフローチャート
【符号の説明】
1 カセット 2 ビデオテープ 3 記録再生手段 4 テープ位置検出手段 5 頭出し手段 6 書き込み手段 7 記憶素子 11 カセット検出手段 12 記録許可検出手段 17 位置情報トラック 18 映像信号トラック 21 巻戻し検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−164084(JP,A) 特開 昭60−32177(JP,A) 実開 平1−162191(JP,U) 実開 平1−121176(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 - 27/34 G11B 23/30

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行う記録再生手段と、 前記テープ状記録媒体を格納し、前記記録再生手段から
    着脱可能であるカセットと、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読み出し書き込み可能な記憶素子と、 装置外部からの再生開始位置記録要求を受理して再生開
    始位置記録命令を出力する再生開始位置記録要求入力手
    段と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記再生開始位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を再生開始位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 カセットが前記記録再生手段に装着されたことを検出す
    るカセット検出手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記カセット検出手段がカセットを検出したときに、前
    記テープ状記録媒体への情報の記録動作が禁止されてい
    るとともに、前記記憶素子から読み出した前記再生開始
    位置データから特定されるテープ位置よりも前記テープ
    位置検出手段の出力から特定されるテープ位置の方が前
    記テープ状記録媒体の始端に近い場合には、前記再生開
    始位置データから特定されるテープ位置と前記テープ位
    置検出手段が出力するテープ位置情報から特定されるテ
    ープ位置とが一致するように前記テープ状記録媒体の記
    録再生位置を移動させた後、再生開始命令を出力する頭
    出し手段とを具備し、 前記記録再生手段は、前記再生開始命令を受理すると再
    生動作を開始することを特徴とするテープ状記録媒体の
    記録または再生装置。
  2. 【請求項2】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行う記録再生手段と、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読み出し書き込み可能な記憶素子と、 装置外部からの再生開始位置記録要求を受理して再生開
    始位置記録命令を出力する再生開始位置記録要求入力手
    段と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記再生開始位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を再生開始位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記テープ状記録媒体を巻戻し動作中であることを検出
    する巻戻し検出手段と、 前記テープ状記録媒体への記録動作が禁止されていて前
    記テープ状記録媒体を巻戻しているときに、前記テープ
    位置検出手段の出力から特定されるテープ位置と、前記
    記憶素子から読み出した再生開始位置データから特定さ
    れるテープ位置とが一致した場合には停止命令を出力す
    る頭出し手段とを具備し、 前記記録再生手段は、前記頭出し手段からの停止命令を
    受理するとテープの巻戻し動作を中止することを特徴と
    するテープ状記録媒体の記録または再生装置。
  3. 【請求項3】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行い、記録動作が終了すると記録終端位置記録命
    令を出力する記録再生手段と、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読出し書き込み可能な記憶素子と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記記録終端位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を記録終端位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 前記テープ状記録媒体への記録動作が禁止されている状
    態のときに、前記記録終端位置データから特定されるテ
    ープ位置と前記テープ位置検出手段が出力するテープ位
    置情報から特定されるテープ位置とが一致すると巻戻し
    命令を前記記録再生手段に対して出力する終端検出手段
    とを具備し、 前記記録再生手段は、再生動作中に前記巻戻し命令を受
    理すると前記テープ状記録媒体の巻戻しを開始すること
    を特徴とするテープ状記録媒体の記録または再生装置。
  4. 【請求項4】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行い、記録動作が終了すると記録終端位置記録命
    令を出力する記録再生手段と、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読出し書き込み可能な記憶素子と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記記録終端位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を記録終端位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 前記テープ状記録媒体への記録動作が許可されている状
    態のときに、前記記録終端位置データから特定されるテ
    ープ位置と前記テープ位置検出手段が出力するテープ位
    置情報から特定されるテープ位置とが一致すると停止命
    令を前記記録再生手段に対して出力する終端検出手段と
    を具備し、 前記記録再生手段は再生動作中に前記停止命令を受理す
    ると再生動作を中止することを特徴とするテープ状記録
    媒体の記録または再生装置。
  5. 【請求項5】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行う記録再生手段と、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読出し書き込み可能な記憶素子と、 装置外部からの記録終端位置記録要求を受理して記録終
    端位置記録命令を出力する記録終端位置記録要求入力手
    段と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記記録終端位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を記録終端位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 前記テープ状記録媒体への記録動作が禁止されている状
    態のときに、前記記録終端位置データから特定されるテ
    ープ位置と前記テープ位置検出手段が出力するテープ位
    置情報から特定されるテープ位置とが一致すると巻戻し
    命令を前記記録再生手段に対して出力する終端検出手段
    とを具備し、 前記記録再生手段は再生動作中に前記巻戻し命令を受理
    すると前記テープ状記録媒体の巻戻しを開始することを
    特徴とするテープ状記録媒体の記録または再生装置。
  6. 【請求項6】 テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作が許可されて
    いるか否かを検出する記録許可検出手段と、 前記テープ状記録媒体への情報の記録動作もしくは再生
    動作を行う記録再生手段と、 前記記録再生手段が記録動作もしくは再生動作を行なう
    テープ位置を検出し、テープ位置情報として出力するテ
    ープ位置検出手段と、 読出し書き込み可能な記憶素子と、 装置外部からの記録終端位置記録要求を受理して記録終
    端位置記録命令を出力する記録終端位置記録要求入力手
    段と、 前記テープ位置検出手段が出力するテープ位置情報を入
    力し、前記記録終端位置記録命令を受理した時点のテー
    プ位置情報を記録終端位置データとして前記記憶素子に
    書き込む書き込み手段と、 前記テープ状記録媒体への記録動作が許可されている状
    態のときに、前記記録終端位置データから特定されるテ
    ープ位置と前記テープ位置検出手段が出力するテープ位
    置情報から特定されるテープ位置とが一致すると停止命
    令を前記記録再生手段に対して出力する終端検出手段と
    を具備し、 前記記録再生手段は再生動作中に前記停止命令を受理す
    ると再生動作を中止することを特徴とするテープ状記録
    媒体の記録または再生装置。
  7. 【請求項7】 テープ状記録媒体を格納するカセットに
    記憶素子が取り付けられており、前記テープ状記録媒体
    が前記カセットに格納された状態でカセットごと記録再
    生手段から着脱可能であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれかに記載のテープ状記録媒体の記録
    または再生装置。
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