JP3286537B2 - レーザ光の合成方法 - Google Patents

レーザ光の合成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本のライン状
レーザ光を互いに連結して長尺のライン状レーザ光とす
る、レーザ光の合成方法の分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光による加工はスループットが早
く生産性が良好であることから、太陽電池の製造や金属
の加工等様々な分野で使用されている。
【0003】このレーザ光による加工を用いて太陽電池
を製造する場合について説明する。
【0004】図4は、レーザ光による加工を用いた、非
晶質シリコンからなる光起電力素子が複数個電気的に直
列接続されてなる集積型太陽電池の製造工程を説明する
ための工程別素子構造図である。
【0005】まず同図(A)の工程に於いては、ガラ
ス、プラスチック等の透光性且つ絶縁性を有する基板1
1上に、SnO2,ITO等からなる透光性電極12を
熱CVD法により形成する。そして、同図に示す如く、
透光性電極12の所定個所にレーザ光LB…を照射し、
被照射部の透光性電極を溝状に除去して複数個の透光性
電極12…を形成する。
【0006】次いで同図(B)に示す工程に於いては、
複数個の透光性電極12…を覆って前記基板11の全面
に、プラズマCVD法を用いてp型のa−SiC層、i
型のa−Si層及びn型のa−Si層を順次積層し、光
電変換層13とする。そして、同図に示す如く、光電変
換層13の所定個所にレーザ光LB…を照射し、被照射
部の光電変換層を溝状に除去して複数個の光電変換層1
3…を形成する。
【0007】最後に同図(C)に示す工程に於いては、
この複数個の光電変換層13…を覆って前記基板11の
全面に、Ag,Al等の金属からなる背面電極14を蒸
着法或いはスパッタ法等の方法で形成する。そして、同
図に示す如く、背面電極14の所定個所にレーザ光LB
…を照射し、被照射部の背面電極を溝状に除去して複数
個の背面電極14…を形成する。
【0008】斯かる工程により、透光性電極12…、光
電変換層13…及び背面電極14…からなる光電変換素
子SC…が複数個、電気的に直列接続されてなる集積型
太陽電池が製造される。
【0009】従来、レーザ光を用いて、上述のように透
光性電極12、光電変換層13或いは背面電極14に溝
状の除去加工を行うに当たっては、図5の従来のレーザ
加工法を説明するための概念図に示すように、直径約6
0μmのスポット状のレーザ光Sを被加工物20上に照
射していた。そして、このスポット状のレーザ光Sをそ
の一部を重複させながら被加工物20上で走査し、溝状
の除去加工を行っていた。
【0010】然し乍ら、斯かるスポット状のレーザ光を
用いた加工にあっては製造に長時間を要するため生産性
が低下するという課題があった。加えて、レーザ光が重
複して照射される部分30では、レーザ光2度照射され
ることとなるため、他の部分に比べてレーザ光照射によ
る影響を大きく受け、このため特性が不均一になる、と
いう課題があった。
【0011】そこで、現在長さが数10cm程度のライ
ン状レーザ光を用いた加工が検討されている(例えば特
開平6−5778号に詳しい)。
【0012】斯かる、ライン状レーザ光の光源として
は、通常ArF,KrF、XeCl等の短波長のエキシ
マレーザが使用されている。
【0013】即ちYAGレーザは、その出射光のサイズ
が直径数mm程度しかなくライン状にした場合に強度が
小さくなるためその長さをあまり長くできない。これに
対し、エキシマレーザの場合にはその出射光のサイズが
数cm角でありライン状にした場合にその長さをYAG
レーザに比べて極めて長くできる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、斯かるエキ
シマレーザを用いた場合にあってもその長さは精々30
cm〜50cm程度にしかできず、1m角以上のサイズ
の太陽電池を製造しようとする場合にはスポット状のレ
ーザ光を用いた場合と同様にレーザ光を一部重複させて
走査する必要があり、レーザ光の重複部と非重複部とで
加工の不均一性が生じるという課題があった。
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】 斯かる課題を解決するた
めに、本発明は、 複数本のライン状レーザ光を、その長
尺方向に互いに連結して長尺のレーザ光とするレーザ光
の合成方法であって、互いに連結すべきライン状レーザ
光の一方のライン状レーザ光を、その長尺方向の一部を
他方のライン状レーザ光と重複せしめて、該他方のライ
ン状レーザ光と同一平面上の同一方向に照射すると共
に、前記一方のライン状レーザ光の、前記他方のライン
状レーザ光と重複する部分を遮光することで、前記一方
及び他方のライン状レーザ光をその長尺方向に連結する
ことを特徴としている。
【0017】さらには、複数本のライン状レーザ光を、
その長尺方向に互いに連結して長尺のレーザ光とするレ
ーザ光の合成方法であって、互いに平行な平面上で同一
方向に照射された、互いに連結すべきライン状レーザ光
を、それらの光路上に設けられた反射鏡により同一平面
上の同一方向に、互いに長尺方向の一部を重複せしめて
反射させると共に、一方のライン状レーザ光における、
他方のライン状レーザ光と重複する部分を、他方のライ
ン状レーザ光の光路上に設けられた前記反射鏡にて遮光
することで、前記一方及び他方のライン状レーザ光をそ
の長尺方向に連結することを特徴としている。
【0018】
【0019】
【実施の形態】本発明のレーザ光の合成方法を以下に説
明する。
【0020】図1はライン状レーザ光を作成するための
光学系の概略構成図であり、斯かるライン状レーザ光を
作成する方法は例えば特願平6−127038号に詳し
い。
【0021】同図において、1はレーザ光源であり、本
実施形態では波長248nmのKrFエキシマレーザを
用いる。尚、使用するレーザ光はこれに限る必要はな
く、加工する被加工物の材質に応じて適当な波長やエネ
ルギーを有するレーザ光を選択して用いるようにすれば
良い。例えば、波長193nmのArFエキシマレー
ザ、波長308nmのXeClエキシマレーザ、波長3
51nmのXeFエキシマレーザや、波長578nmの
銅蒸気レーザ又はその他の金属蒸気レーザ、波長515
nmのArレーザ、或いは波長530nmのYAGレー
ザの第2高調波を用いても良い。
【0022】そして、このレーザ光源1から出射された
12mm×20mmのレーザ光を組み合わせレンズ2に
より長尺方向に拡大すると共に短尺方向に縮小し、1m
m×350mmのレーザ光とする。そして、このレーザ
光をホモジナイザ3を通して面内でのエネルギー密度分
布を均一化し、このレーザ光を透光部4Aが形成された
マスク4に導く。
【0023】このマスク4の透光部4Aは、照射される
レーザ光よりも長尺方向及び短尺方向の長さが短くなっ
た0.1mm×300mmのライン状のパターンに形成
されている。従って、このマスク4に導かれたレーザ光
は、エネルギー密度の変化の大きい周辺部分がマスク4
により遮光され、エネルギー密度分布の略均一な中央付
近のみが透光部4Aを通過することとなり、大きさ0.
1mm×300mmでエネルギー密度分布の略均一な、
ライン状レーザ光が得られる。
【0024】ここで、上記マスク4としては、レーザ光
の照射によって劣化することが少ない材料で構成された
ものを用いるようにし、例えば多層又は単層の誘電体膜
や金属薄膜と石英ガラス基板とで構成される光マスク
や、金属マスクを用いるようにした。
【0025】尚、ライン状レーザ光の作成方法は上述の
方法に限らず、ビームエキスパンダにより大面積化した
レーザ光をシリンドリカルレンズ等で集光し、ライン状
とする方法等を用いても良い(例えば特開平5−206
558号に詳しい)。
【0026】次に、以上のようにして得られたライン状
レーザ光を複数本長尺方向に互いに連結し、長尺のレー
ザ光とする本発明の合成方法について説明する。
【0027】図2は複数本のライン状レーザ光を合成す
るための光学系を示した概略構成図である。同図におい
て、LB1、LB2及びLB3は、夫々第1、第2及び
第3ライン状レーザ光であり、いずれもその長尺方向の
長さは300mmである。これらライン状レーザ光LB
1、LB2及びLB3は、図中に矢印A1,A2及びA
3で示す如く、互いに平行な平面上の同一方向に照射さ
れる。
【0028】そして、これらのライン状レーザ光LB
1、LB2及びLB3は、夫々の光路上に設けられた第
1、第2及び第3反射鏡M1、M2及びM3により、図
中矢印B1、B2及びB3で示した同一平面上の同一方
向に、互いに長尺方向の一部を重複して被加工物20側
に反射される。
【0029】従って、前記第1、第2及び第3反射鏡M
1、M2及びM3にて反射された前記ライン状レーザ光
LB1、LB2及びLB3は、被加工物20上の被照射
部において、一本のライン状となる。
【0030】尚、ここでは、夫々のライン状レーザ光L
B1、LB2及びLB3の、長尺方向の端部約50mm
の部分を互いに重複させている。また、本実施形態にお
いては、各反射鏡M1、M2及びM3の長さをいずれも
レーザ光の長さ300mmと同じ300mmとしてい
る。
【0031】ここで、第1及び第2ライン状レーザ光L
B1及びLB2に注目すると、第1反射鏡M1により反
射された第1ライン状レーザ光LB1における、第2ラ
イン状レーザ光LB2と重複する部分は、第2ライン状
レーザ光LB2の光路上に設けられた第2反射鏡M2に
より遮光される。この結果、第1及び第2ライン状レー
ザ光LB1及びLB2は切れ目及び重複が生じることが
殆どなく、同一平面で長尺方向に互いに連結され、長さ
約550mmでエネルギー密度分布の略均一なレーザ光
が得られることとなる。
【0032】即ち、本発明によれば、互いに連結すべき
ライン状レーザ光の一方のライン状レーザ光LB1を第
1反射鏡M1にて反射し、その長尺方向の一部を第2反
射鏡M2にて反射された他方のライン状レーザ光LB2
と重複せしめて、該他方のライン状レーザ光LB2と同
一平面上の同一方向に照射している。そして前記一方の
ライン状レーザ光LB1の、前記他方のライン状レーザ
光LB2と重複する部分を前記第2反射鏡M2にて遮光
することで、前記一方及び他方のライン状レーザ光LB
1及びLB2をその長尺方向に連結している。
【0033】また、同様に第2及び第3のライン状レー
ザ光LB2及びLB3も同一平面上で切れ目無く且つ互
いに重複することもなく長尺方向に互いに連結されるこ
ととなり、この結果第1、第2及び第3のライン状レー
ザ光LB1、LB2及びLB3が長尺方向に連結され
た、長さ約800mmでエネルギー密度分布の略均一な
長尺のレーザ光が得られることとなる。
【0034】図3は、KrFエキシマレーザを用いたエ
ネルギー密度1.0J/cm2のライン状レーザ光を4
本、本発明方法により互いに連結して合成した、長さ1
050mmの長尺のレーザ光のエネルギー密度分布を示
す特性図である。同図から、本発明方法により合成され
た長尺のレーザ光のエネルギー密度分布は1.0J/c
2±5%と、略均一であることがわかる。
【0035】以上のように、本発明によれば、複数のラ
イン状レーザ光を、同一平面上の同一方向に照射すると
共に、その長尺方向に互いに切れ目無く且つ重複するこ
となく連結することで、前記ライン状レーザ光よりも長
尺で且つエネルギー密度分布の均一なレーザ光を得るこ
とが可能となる。
【0036】次に、本発明により合成した長尺のレーザ
光を用いて、大きさ1m×1mの集積型太陽電池を製造
する工程を、前述の図4を参照して説明する。
【0037】まず同図(A)の工程においては、1m×
1mのガラスからなる基板11上の全面に、熱CVD法
により厚さ約8000ÅのSnO2からなる透光性電極
12を形成する。そして、該透光性電極12の所定箇所
に本発明方法により合成した長尺のレーザ光LB…を照
射し、溝状の除去加工を行い、複数の透光性電極12…
を形成する。
【0038】ここで長尺のレーザ光LB…としては、上
述した長さ約1050mmの長尺のレーザ光を用い、そ
のエネルギー密度を0.1J/cm2〜1J/cm2とし
て透光性電極12に照射した。
【0039】従って、レーザ光LBの長さが基板11の
1辺の長さよりも長いので、1本の溝状の除去加工を1
回の照射で行うことができる。このため、本方法によれ
ば、レーザ光を一部重複させながら走査させて加工を行
う従来の加工法に比べ加工時間が短縮され、またレーザ
光の重複する部分がないので均一な加工が可能となる。
【0040】次いで、同図(B)に示す工程において
は、複数個の透光性電極12…を被って基板11上の全
面に、膜厚約100Åのp型a−SiC層、膜厚約40
00Åのi型a−Si層及び膜厚約200Åのn型a−
Si層を順次積層することにより光電変換層13を形成
した。ここで、この光電変換層13の形成にあたっては
通常のプラズマCVD法を用い、そして反応ガスである
SiH4,H2,CH4,B26,PH3等のガスを適宜切
り替えることにより行った。
【0041】そして、同図に示す如く、光電変換層13
の所定箇所に本発明により合成した長尺のレーザ光LB
を照射することで溝状の除去加工を行い、複数の光電変
換層13…とする。尚、この時のレーザ光LBとしても
長さ1100mmとした長尺のKrFレーザ光を用い、
そして0.3J/cm2〜0.9J/cm2のエネルギー
密度で照射した。
【0042】この工程に於いても1本の溝状の除去加工
を1回の工程で行うことができるので、従来に比べ加工
時間が短縮され、均一な加工が可能となる。
【0043】さらに、同図(C)に示す工程において
は、この複数個の光電変換層13…を被って基板11上
の全面に、膜厚約2μmのAgからなる背面電極14を
スパッタ法により形成する。そして、同図に示す如く、
背面電極14の所定箇所に本発明の長尺のレーザ光を照
射することで溝状の除去加工を行い、複数の背面電極1
4…とする。尚、この時のレーザ光LBとしても長さ1
100mmとした長尺のKrFレーザ光を用い、そして
0.1J/cm2〜1J/cm2のエネルギー密度で照射
した。
【0044】この工程に於いても1本の溝状の除去加工
を1回の工程で行うことができるので、従来に比べ加工
時間が短縮され、均一な加工が可能となる。
【0045】そして、以上の工程により、透光性電極1
2…、光電変換層13…及び背面電極14…からなる光
電変換素子SC…が複数個、基板11上で電気的に直列
接続された集積型太陽電池が製造されることとなる。
【0046】このように本発明により合成した長尺のレ
ーザ光を用いることで、従来スポット状レーザ光を用い
た場合に11〜12分程度かかっていた集積型太陽電池
のレーザ加工時間を3〜4分程度と約1/3にまで短縮
することができた。また、光電変換効率も10.4%
と、従来法を用いた場合の10.2%よりも高い値を得
ることができた。
【0047】以上のように、本発明によればエネルギー
密度分布の略均一な長尺のレーザ光を得ることができ、
この長尺のレーザ光を用いることで、集積型太陽電池の
製造時間を従来よりも短縮でき且つ均一な加工が可能と
なるので、良好な光電変換特性を有する太陽電池を生産
性良く製造することが可能となる。
【0048】尚、本発明は斯かる集積型太陽電池を製造
に限らず、金属の加工等他のレーザ光を使用した加工一
般に使用することができることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば連結する
ライン状レーザ光の本数を調整することで、任意の長さ
の長尺のレーザ光を合成することができる。従って、例
えば前述のように1m×1mの大きさの集積型太陽電池
を製造する場合にあっても、透光性電極、光電変換層或
いは背面電極の溝状の加工を一括して行うことができ、
従来のようにライン状レーザ光を一部重複させて照射す
る必要がない。このため、レーザ光の重複部と被重複部
とで加工の不均一が生じることがなく、均一な加工が可
能となると共に、製造に要する時間も短縮でき生産性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライン状レーザ光を作成するための光学系の概
略構成図である。
【図2】本発明に係わる複数本のライン状レーザ光を合
成するための光学系の概略構成図である。
【図3】本発明により合成した長尺のレーザ光のエネル
ギー密度分布を示した特性図である。
【図4】集積型太陽電池の製造工程を説明するための工
程別素子構造図である。
【図5】従来のレーザ加工法を説明するための概念図で
ある。
【符号の従明】
1…レーザ光源、2…組み合わせレンズ、3…ホモジナ
イザ、4…マスク、4A…透光部、11…基板、12…
透光性電極、13…光電変換層、14…背面電極、20
…被加工物、LB…レーザ光 LB1、LB2、LB3…第1、第2及び第3ライン状
レーザ光 M1、M2、M3…第1、第2、第3反射鏡、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/06 H01S 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のライン状レーザ光を、その長尺
    方向に互いに連結して長尺のレーザ光とするレーザ光の
    合成方法であって、 互いに連結すべきライン状レーザ光の一方のライン状レ
    ーザ光を、その長尺方向の一部を他方のライン状レーザ
    光と重複せしめて、該他方のライン状レーザ光と同一平
    面上の同一方向に照射すると共に、 前記一方のライン状レーザ光の、前記他方のライン状レ
    ーザ光と重複する部分を遮光することで、前記一方及び
    他方のライン状レーザ光をその長尺方向に連結 すること
    を特徴とするレーザ光の合成方法。
  2. 【請求項2】 複数本のライン状レーザ光を、その長尺
    方向に互いに連結して長尺のレーザ光とするレーザ光の
    合成方法であって、 互いに平行な平面上で同一方向に照射された、互いに連
    結すべきライン状レーザ光を、それらの光路上に設けら
    れた反射鏡により同一平面上の同一方向に、互いに長尺
    方向の一部を重複せしめて反射させると共に、 一方のライン状レーザ光における、他方のライン状レー
    ザ光と重複する部分を、他方のライン状レーザ光の光路
    上に設けられた前記反射鏡にて 遮光することで、前記一
    方及び他方のライン状レーザ光をその長尺方向に連結す
    ることを特徴とするレーザ光の合成方法。
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