JP3286297B2 - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP3286297B2
JP3286297B2 JP2000244687A JP2000244687A JP3286297B2 JP 3286297 B2 JP3286297 B2 JP 3286297B2 JP 2000244687 A JP2000244687 A JP 2000244687A JP 2000244687 A JP2000244687 A JP 2000244687A JP 3286297 B2 JP3286297 B2 JP 3286297B2
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渡辺  誠
勲 望月
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の入力装置等として用い
られるキーボードに適用されるキースイッチ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キースイッチ装置は、一般に、特
願平3−330160号に添付された明細書および図面
に記載のように、絶縁フィルムの回路基板をホルダ部材
とスイッチ支持板とで挟み込む構成を有している。
【0003】フィルム回路基板上には、2種類のスイッ
チング回路及び各々の回路から延ばした固定接点がクシ
歯状に組合わさった固定接点パターンが印刷されてお
り、前記固定接点パターンに対応する位置には逆カップ
状に形成されたラバースプリングが配置されている。ラ
バースプリングは内部に可動接点を設けており、ラバー
スプリングを押下することでスイッチング動作が行わ
る。
【0004】また、ラバースプリングに対応して、アク
チュエータがホルダ部材に設置され、そのアクチュエー
タの上端にはキートップが載置されている。オペレータ
がキートップを押下すると、それを受けてアクチュエー
タがそのキートップを対向するラバースプリングの上部
に案内し、ラバースプリングを押下する。押下量が一定
量を越すとラバースプリング内部の可動接点が固定接点
パターンに接触し、固定接点間を短絡することで、スイ
ッチングが行われる。
【0005】スイッチ支持板はキーボード装置の下部の
カバーに相当し、キーボード装置の剛性を高め、キー入
力の確実性を高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等における
小型化、薄型化、軽量化、低価格化に伴い、これらに付
設されるキーボード装置も同様に小型化、薄型化等が指
向されてきている。
【0007】一方、キーの可動部分は人間工学的に操作
性に優れる(一般に人の押し下げ承識量は3〜4mm必要
とされる)ことが要求されている。従って、この押し下
げストロークを確保しつつ、上記各要求に応じなければ
ならない。
【0008】ところが、従来のキーアクチュエータ周辺
の部品及びホルダ部材は、合成樹脂材料を用いて製造さ
れているものが多く、その加工は射出成形によって成形
されるものである。従って、ホルダ部材の最小肉厚は最
低でも数mmは必要とされている。このことは積層され
る部品点数が多くなれば成る程薄型化が困難になること
を意味し、その重量も当然重くなる。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、キーボードの小型化、薄型化
に対応することが可能であるとともに、十分なキースト
ロークを確保することが可能なキースイッチ装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るキースイッチ装置は、合成樹脂製のキ
ートップと、そのキートップの下方に配設されるととも
、係止部を形成した薄金属製のホルダ部材と、キート
ップホルダ部材とを連結し、キートップの上下動を案
内支持する第1リンク部材及び第2リンク部材と、ホ
ダ部材の下方に配設され、電気接点部を有する回路基板
と、回路基板上に配置され、キートップの押下操作に基
づき、下方へ押下されて電気接点部を作動させるととも
、キートップ上方へ付勢するスプリング部材と、回
路基板の下方で、回路基板を支持する支持板とを備えて
いる。
【0011】前記構成を有するキースイッチ装置によれ
ば、スイッチング動作を行う場合、スプリング部材の付
勢力に抗してキートップが押下される。キートップが押
下されると、その押下に伴いキートップが第1リンク部
材及び第2リンク部材により下方へ案内される。かかる
キートップの押下動作に基づき回路基板の電気接点部が
作動されるものである。尚、キートップの押下を解除す
ると、スプリング部材の付勢力によりキートップは元の
非押下位置まで復帰される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施例
について図面を参照して説明する。
【0013】図1はキーボードに多数配列されたうちの
一つのキースイッチ1の側断面図を示し、キースイッチ
1は、キートップ2と、第1リンク4と第2リンク5と
を側面視X字状に配置した案内支持手段3と、該案内支
持手段3にて押圧されるキャップ状のラバースプリング
6と、前記案内支持手段3を支持するための合成樹脂製
のホルダ部材7と、該ホルダ部材7の取付け孔7aにス
イッチング部29,29(図7参照)が臨むようにホル
ダ部材7の下面に張設されるフレキシブルな印刷基板9
と、その下面側に張設された補強板10とからなる。
【0014】図1及び図6に示すように、ラバースプリ
ング6は、印刷基板9におけるスイッチング部29,2
9(図7参照)の上方を覆うように、ホルダ部材7の取
付け孔7a内に嵌挿配置する。ラバースプリング6は、
電気絶縁性のシリコーンゴム或いはEPDM(エチレン
プロピレンジエンメチレン)等で構成され、平面視略円
板状の厚い頭部と、該頭部の周囲から下向きに延びる截
頭円錐状のドーム部と、該ドーム部の外周に略水平に半
径外向きに延びる厚肉の鍔部とからなる下向き開放のキ
ャップ状に一体成形する。キートップの押下時に、第1
リンク4と第2リンク5との連結交叉部下面の押圧部2
6にて押圧されるラバースプリング6の頭部の下面に
は、前記スイッチング部29,29の接点部に当接して
両スイッチング部を電気的にON・OFFするための導
電性を有する導電ゴムからなる可動接点部30を固着す
る。なお、ラバースプリング6全体を、シリコーンゴム
にカーボンブラック等の導電性粒子を分散充填させて導
電性を備えるように形成しても良い。
【0015】ABS樹脂等の合成樹脂にて成形されたキ
ートップ2は、その上面(表面)に数字、英字等の文字
が刻印または印刷等により付されている。キートップ2
の下面には、後述する第1リンク4における上自由端側
のピン部11a,11bを略水平方向でキートップ2の
前後方向に摺動可能に係止するための前後長手溝状の摺
動係止部16,16と、第2リンク5における上自由端
のピン部13a,13bを回動のみ可能に係止するため
の孔状の回動係止部15,15とを一体的に備えた前後
長手の左右一対の係止部材17,17を一体成形或いは
接着剤等により接着させて突設させる(図5参照)。
【0016】図1及び図4(a)、(b)を参照して、
ガラス繊維強化合成樹脂製など合成樹脂製の第1リンク
4及び第2リンク5を詳細に説明する。図4(a)は第
1リンク4の平面図、図4(b)は第2リンク5の平面
図である。第1リンク4は基部18と上下自由端部1
9,20とにより平面視で実質上略H状に一体成形した
もので、基部18の側面には、支持孔21を横向きに穿
設し、下自由端部20の左右両側端から延びるアーム部
20a,20bの側面には、各々ピン部12a,12b
を横向きに突設し、上自由端部19の側面にはピン部1
1a,11bを横向きに突設する。
【0017】第2リンク5も基部22と上下自由端部2
3,24とにより平面視で実質上略H状に一体成形す
る。前記基部22の一側面には横向きに枢支軸25を突
設し、該枢支軸25を前記第1リンク4における支持孔
21に回動可能に嵌挿する。
【0018】第2リンク5における下自由端部24の左
右両側端から延びるアーム部24a,24bの側面に
は、各々ピン部14a,14bを横向きに突設し、上自
由端部23の側面にはピン部13a,13bを横向きに
突設する。この実施例では側面視において、前記第1リ
ンク4における支持孔21の中心線から上下のピン部1
1a,12aの中心線までの距離及び、第2リンク5に
おける枢支軸25の中心線からピン部13a,14aま
での距離がそれぞれ相等しくなるように形成する。この
ように構成すると、後述のように、第1リンク4の下自
由端側のピン部12a,12b箇所を中心にして案内支
持手段3が回動変位することにより、キートップ2はホ
ルダ部材7の上面に対して平行状に昇降動することがで
きる。ここに、第1リンク4と第2リンク5とは、協働
してキートップ2の上下動を案内支持するものである。
【0019】また、図示しないが、前記第1リンク4の
基部18及び第2リンク5の基部22の下面には、下向
き凸多角形状の押圧部をそれぞれ形成し、この両押圧部
でラバースプリング6の頭部上面を押圧するようにして
も良い。
【0020】図6及び図7はガラス繊維強化合成樹脂等
の合成樹脂製のホルダ部材7の一部を示す図で、この実
施例ではホルダ部材7は平面状である。該ホルダ部材7
には前記キャップ状のラバースプリング6の下端の鍔部
が位置ずれ不能に嵌挿できる略矩形状の取付け孔7aを
穿設し、該取付け孔7aの左右両側縁には、左右一対の
回動係止部27と、前後長手溝状の摺動係止部28と
を、その各係止部27,28が下方に開放するように一
体的に射出形成されている。この場合、回動係止部27
の下向きU字状の係止溝27aと摺動係止部28におけ
る前後長手のU字状の係止溝28とは、ホルダ部材7の
裏面に対して法線方向に開放するように形成すれば、合
成樹脂の射出成形後の型抜き作業はきわめて容易にな
り、また、スライド型を用いる必要がない。
【0021】そして、予め両リンク4,5を枢支軸25
及び支持孔21の箇所で側面視X字状に組み立てる。こ
れにより、第1リンク4と第2リンク5とは、互いに可
動可能な状態で連結される。このように組み付けられた
状態では、第1リンク4と第2リンク5とを一体の部材
として取り扱うことが可能となり、それぞれ単独で取り
扱う場合に比して取り扱いが容易となる。次いで、両リ
ンク4,5の上側のピン部11a,11b,13a,1
3bをキートップ2における回動係止部15,15と摺
動係止部16,16とに嵌挿した後、両リンク4,5の
下端自由端部20,24の間隔を狭めた状態にして、ピ
ン部12a,12b,14a,14bを取付け孔7aか
らホルダ部材7の裏面側に出るように挿入し、その後、
両リンク4,5の下自由端20,24の間隔を拡げ、回
動係止部27,27に対しては、その第1リンク4にお
ける下端側のピン部12a,12bを下側から嵌挿し、
摺動係止部28,28に対しては第2リンク5における
下端側のピン部14a,14bを下側から前後摺動する
ように嵌挿したのち、ホルダ部材7の下面に印刷基板9
及び補強板10を張設固着すれば、両リンク4,5はホ
ルダ部材7から脱落することがない。
【0022】また、第1リンク4のピン部14a、14
bをホルダ部材7の摺動係止部28、28に係止し、且
つ、第2リンク5のピン部12a、12bをホルダ部材
7の回動係止部27に係止した後に、印刷基板9と補強
板10とをホルダ部材7の下面に固着するようにしてい
るので、第1リンク4及び第2リンク5の各ピン部14
a、14b、12a、12bをそれぞれ摺動係止部2
8、回動係止部27に係止する際に、摺動係止部28、
回動係止部27の下方は開放されており、従って、摺動
係止部28、回動係止部27に対する各ピン部14a、
14b、12a、12bの係止作業を妨げるものは何ら
存在しない。これより、各リンク4、5のピン部14
a、14b、12a、12bをホルダ部材7の摺動係止
部28、回動係止部27に極めて容易に係止することが
可能となり、各リンク4、5とホルダ部材7との組立を
容易に行うことができる。このとき、ホルダ部材7を裏
面を上にして作業すると、より作業が容易となる。
【0023】また、ピン部11a,11b及び14a,
14b並びに摺動係止部16,28の形状寸法は、第1
リンク4、第2リンク5が図3における左右方向に対し
て略不動となり、且つピン部11a,14aの図1にお
ける左右方向の摺動を妨げないように決定される。具体
的には、本実施例においては、各ピン部先端が対応する
摺動係止部の外側側面と略接して摺動するようにしてい
る。このため、支持孔21より枢支軸25が抜け出るこ
とが防止される。
【0024】この構成により、キートップ2の押下時
に、ホルダ部材7の回動係止部27の箇所を中心として
第1リンク4が下向き回動(図1において右回り回動)
する一方、第2リンク5は枢支軸25の箇所を中心にし
て図1において左回り回動する。そうすると、両リンク
4,5の交叉連結部の近傍の押圧部26にてラバースプ
リング6の頭部を下向きに押圧し、その下面の可動接点
30がスイッチング部29,29に接触してスイッチ動
作するのである。
【0025】図8の実施例は、第2リンク5の枢支軸2
5の先端に大径頭部25aを形成する一方、第1リンク
4の基部18の中途下面に下向き開放した側面視略C字
状の抱持体31を形成し、該抱持体31で枢支軸25を
その軸線と交叉する方向から被嵌することにより、一対
のリンク4,5をX字状に組立てた後の外れ防止と横ず
れ(リンク4、5の間隔が拡がること)の防止とを実現
するものであり、このようにすれば、前記ホルダ部材7
の回動係止部27と摺動係止部28とへの両リンク4,
5のピン部の装着作業がさらに容易になる。
【0026】図9〜図12は、ホルダ部材7′を下向き
凸湾曲状に形成し、キーボードに多数配列するキースイ
ッチ1のキートップ2上面を下向き凸湾曲の包絡面35
に沿うように構成した実施例を示し、キーボードにおけ
る合成樹脂製の上ケース32の操作部孔33に前記包絡
面35と相似形の下向き凸湾曲状のホルダ部材7′をね
じ34にて取り付ける。
【0027】この実施例におけるキートップ2、第1リ
ンク4、第2リンク5、及びラバースプリング6の形状
及び構造は前記各実施例におけるものと同じであるの
で、詳細な説明は省略する。
【0028】従来、キートップの下面に下向き突設した
ステムをホルダ部材に形成されたステムガイド部に挿通
させて、キートップを上下動可能に案内支持するように
構成し、キートップの上下動移動方向を、前記包絡曲面
の法線方向とするため、前記ステムガイド部のガイド孔
を前記法線方向に挿通するようにホルダ部材と一体的に
射出成形するとき、上下一対の成形金型のうち、一方の
成形金型に前記ガイド孔に相当するスライド金型を多数
本摺動自在に放射状に装着する。そして、上下一対の成
形金型にて形成されるキャビティ内に溶融合成樹脂を注
入し、樹脂が固化したのち、前記スライド金型をそれぞ
れ前記法線方向に抜き出すという作業を実行しなければ
ならない。
【0029】このように、前記ステムガイド部のガイド
孔を前記法線方向に挿通するように形成するには、成形
金型が複雑になると共に、スライド金型の装着、抜き出
しという工程が必要になるなど、キーボードの製作コス
トが高騰するので問題であった。
【0030】本実施例では、合成樹脂製のホルダ部材
7′における取付け孔7′aの左右側縁に一体的に形成
する回動係止部27′及び摺動係止部28′は図10及
び図12に示すように、総ての係止部27′,28′に
おける下向きU字状の回動係止溝27a′や摺動係止溝
28′aの開放方向が平行となるように形成するもので
ある。
【0031】このように総ての係止部27′,28′に
おける下向きU字状の回動係止溝27a′や摺動係止溝
28′aの開放方向が平行となるように形成しても、こ
の各係止溝27a′,28′aに嵌まるピン部12a,
12b,14a,14bの高さ位置は前記包絡面35と
相似の包絡面上に位置することになり、従って、ホルダ
部材7′上に配置する総てのキートップ2の上面も前記
包絡面35に略沿うように配列されることになるし、各
キートップ2の上下動方向は包絡面35の法線方向とな
る。この実施例においても、ホルダ部材7′の下面(裏
面)側をフレキシブル印刷基板9にて覆うように張設
し、その下面に補強板10を張設する。
【0032】前記ホルダ部材7′の成形方法の一実施例
は、例えば、図12に示す上下一対の成形金型36,3
7の合わせ面間のキャビティ38内に溶融合成樹脂を注
入して、前記ホルダ部材7′と回動係止部27′及び摺
動係止部28′とを一体的に成形するとき、前記回動係
止溝27a′や摺動係止溝28′aに相当する突起部3
9,40を有する下金型36の抜き方向と、当該総ての
突起部39,40の側面とが平行となるように設定する
のである。
【0033】このようにすれば、前記下金型36には突
起部39,40を一体的に形成することができ、且つ金
型の抜き方向が一方向でその作業を一挙にできるから、
ホルダ部材7′の成形作業が至極容易となるし、金型製
作費用も廉価になる。なお、キーボードの上ケース32
とホルダ部材7′とを一体的に成形する場合にも、本実
施例を適用できることはいうまでもない。
【0034】また、前述したホルダ部材を平面状或いは
下向き凸湾曲状に形成する実施例において、本発明のホ
ルダ部材の材質をアルミ、鋼板等の薄金属板とし、これ
をプレス加工により、前記取付け孔7a,7a′と回動
係止部27,27′及び摺動係止部28,28′とを一
挙に成形する場合にも、前記と同様の成形金型とするこ
とで、前記各実施例の発明を適用することができる。
【0035】このように、本発明のホルダ部材をアル
ミ、鋼板等の薄金属板から構成することにより、前記各
実施例のように、ホルダ部材を合成樹脂で形成する場合
に比べ、ホルダ部材の肉厚をかなり薄くすることが可能
になり、結果として、キースイッチ装置そのものを薄型
化することが可能になる。
【0036】さらに、スイッチング部29を形成するフ
レキシブル印刷基板9に代えてメンブレンスイッチ回路
板等の基板であっても良く可変容量型キーボードにも適
用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るキースイ
ッチ装置によれば、キーボードの更なる小型化、薄型化
に対応することが可能であるとともに、十分なキースト
ロークを確保することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチの側断面図である。
【図2】キートップの押下状態を示す側断面図である。
【図3】図1の III−III 矢視断面図である。
【図4】(a)は第1リンクの平面図、(b)は第2リ
ンクの平面図である。
【図5】キートップの下面図である。
【図6】ラバースプリング及び取付け孔の平面図であ
る。
【図7】ホルダ部材の取付け孔部分の斜視図である。
【図8】一対のリンクの連結手段の他の実施例の側面図
である。
【図9】キーボードの他の実施例の側断面図である。
【図10】図9の要部拡大側断面図である。
【図11】下向き凸湾曲状ホルダ部材の実施例を示す斜
視図である。
【図12】成形金型の断面図である。
【符号の説明】
1 キースイッチ 2 キートップ 3 案内支持手段 4 第1リンク 5 第2リンク 6 ラバースプリング 7,7′ ホルダ部材 7a,7′a 取付け孔 9 印刷基板 10 補強板 15,27,27′ 回動係止部 16,28,28′ 摺動係止部 27a,27′a 回動係止溝 28a,28′a 摺動係止溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 勲 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザ ー工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/14 H01H 13/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成樹脂製のキートップと、 そのキートップの下方に配設されるとともに、係止部を
    成した薄金属製のホルダ部材と、 前記キートップホルダ部材とを連結し、キートップの
    上下動を案内支持する第1リンク部材及び第2リンク部
    材と、 前記ホルダ部材の下方に配設され、電気接点部を有する
    回路基板と、前記回路基板上に配置され、前記キートップの押下操作
    に基づき、下方へ押下されて 前記電気接点部を作動させ
    とともに、キートップ上方へ付勢するスプリング部
    と、 前記回路基板の下方で、回路基板を支持する支持板とを
    備えたことを特徴とするキースイッチ装置。
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