JPH11143U - キ―スイッチ - Google Patents

キ―スイッチ

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JPH11143U
JPH11143U JP004705U JP470599U JPH11143U JP H11143 U JPH11143 U JP H11143U JP 004705 U JP004705 U JP 004705U JP 470599 U JP470599 U JP 470599U JP H11143 U JPH11143 U JP H11143U
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JP004705U
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Inventor
猛行 高木
勲 望月
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作面積の小さいハーフユニットキーのキース
イッチ1をキーストロークを短くすることなく、昇降案
内できにようにする。 【解決手段】キートップ2を昇降案内するための2つの
リンク4,5を側面視X字状に交叉連結し、その中途交
叉部で回動自在に連結する。この回動軸線を平面視で前
記キートップ2の長手方向と直交するように配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の入力装置であるキ ーボード等に使用するキースイッチの構造に関するものであって、特に、ノート ブック型その他の携帯に適した型に構成された、ワードプロセッサやパーソナル コンピュータその他の電子機器に対して好適に使用されるキースイッチの構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のキースイッチにあっては、例えば特願昭59−33250号等 に開示されているように、キートップの下面に下向き突設したステムをホルダ部 材に形成されたステムガイド部に挿通させて、キートップを上下動可能に案内支 持するように構成するのが一般的であった。
【0003】 しかし、このように構成では、キートップの上下動ストロークを長くしようと して、ステムガイド部の上下長さを短くすると、ステムとの上下摺動長さが不足 して、キートップの押下時にこじれが生じて、キータッチが円滑にできない、従 ってステムガイド部の上下長さを長くしなければならず、キーボードの薄型化を 図ることができないという不都合があった。
【0004】 この問題を解決するため、本出願人は先に、特開平3−330160号におい て、キートップの上下動の案内手段を、側面視X字状に交叉配置する第1リンク と第2リンクとにより構成し、該両リンクの中途交叉部で回動自在に連結し、第 1リンク及び第2リンクの各自由端のうち一方を、キートップ下面及びホルダ部 材に回動可能に係止する一方、他方の自由端をキートップ下面及びホルダ部材に 摺動可能に係止し、ラバースプリングの頭部を前記両リンクの交叉部近傍下面に て押圧する構成を提案した。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種キーボードにおけるキートップの操作面の大きさ、すなわち キートップの平面領域の大きさは、入力の種類、使用頻度、使い勝手等を考慮し て、大小複数種類のキートップを配列するようにしている。たとえば、最も使用 頻度の高い平仮名(片仮名)英字、数字についてのキートップは平面視形状が略 正方形の通常の中程度の大きさとし、タブキー等では横長の大きい矩形状のキー トップとし、補助的なファンクションキー等では、前記中程度の大きさのキート ップの略半分の大きさで横長のキートップ(以下ハーフユニットキーと称する) を使用することが行われている。
【0006】 そして、通常、キーボードの手前側から後側に向かってオペレータの指先が延 びるようにキートップの上方に手先を構えているから、キートップを押下する方 向(打鍵する方向)は、真下ではなく、キーボードの後側に向かって斜め下向き に押圧力が作用するようになるのが通常である。従って、最も使用頻度の高い通 常の中程度の大きさのキートップにおいて、その下方にてX字状に配置する一対 のリンクの中途交叉部の回動支点の軸線方向、ひいては、キートップ下面とホル ダ部材とに対する回動係止部及び摺動係止部への各リンクの自由端の軸方向をキ ーボードの前後方向と直角の横方向となるように、前記一対のリンクを配置する ことが、前記回動支点及び回動係止部や摺動係止部と自由端との軸受け抵抗力を 低減させる上で好ましい。
【0007】 しかしながら、キートップを押し切った状態では、平面視において前記一対の リンクの平面投影長さは、当該各リンク自体の長さに略等しくなるように、当該 一対のリンクの下自由端間の間隔が拡がる。しかも、必要な大きさのキーストロ ークを得るには、リンクの長さをある程度長くしなければならない。従って、前 記操作面積の小さいハーフユニットキーに対する一対のリンクによる案内手段の 向きを、前述のように、通常のキートップにおけると同様の方向に配置した場合 には、キーボードの前後方向に対するハーフユニットキーの操作面の長さが短い (そのキートップの幅寸法が短い)のに、前記一対のリンクの必要平面投影長さ の関係から、ハーフユニットキーのキーボードの奥行きに対する配置間隔を大き くしなければならず、キーボードの操作面積を縮小できなくなるという問題があ った。本考案はこの問題を解決し、特に、ノートブック型その他の携帯に適した 型に構成された、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータその他の電子機器 に対して好適に使用されるキースイッチの構造を提供することを第1の目的とす る。
【0008】 本考案の第2の目的は、横長のキートップの端部を押下したとき、当該キート ップが左右平行状に昇降できるようにする手段を、前記一対のリンクによる案内 手段に邪魔にならないようにキートップの下面側に配置できる空間を確保するこ とである。
【0009】 更に、本考案の第3の目的は、一対のリンクを側面視X字状に交叉配置した案 内手段をキートップの下面とホルダ部材との間で連結係止するについて、ホルダ 部材側の回動係止部及び摺動係止部をホルダ部材と一体に形成するとともに、キ ートップ下面の摺動係止部及び回動係止部をキートップと一体に形成することに より、キースイッチの組立を容易にし且つキースイッチのコストを低減すること にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のキースイッチは、長尺状のキートップの下 面とその下方のホルダ部材とに連結係止してキートップの上下動を案内支持する ための案内手段と、前記キートップによる上下入力操作にて弾性変形可能なスプ リングと、該スプリングの弾性変形によりスイッチ動作するスイッチング部とか らなるキースイッチであって、前記案内手段を、側面視X字状に交叉配置した第 1リンクと第2リンクとにより構成するとともに、該両リンクをその中途交叉部 で回動自在に連結したキースイッチにおいて、前記キートップの平面視の領域内 において、前記第1リンク及び第2リンクを回動自在に連結する中途交叉部にお ける回動軸線をキートップの平面視の長手方向に対して交叉するように配設した ものである。
【0011】 尚、長大なキートップにあっては、前記構成に加えて、そのキートップの下面 には、当該キートップの長手方向に沿って長手の軸部を備えた姿勢保持用レバー を設けてもよい。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、本考案を具体化した実施例について図面を参照して説明する。図1〜図 3はキーボードに多数配列されたハーフユニットキーうちの一つのキースイッチ 1を示し、図1は左右横長のキートップの平面形状を示す図、図2は側断面図、 図3は図2の III−III 矢視断面図を各々示す。図1の下側及び図3において左 側がキーボードの手前側となる。
【0013】 キースイッチ1はキートップ2と、第1リンク4と第2リンク5とを側面視X 字状に配置した案内手段3と、該案内手段3にて押圧されるキャップ状のラバー スプリング6と、前記案内手段3を支持するための合成樹脂製のホルダ部材7と 、該ホルダ部材7の取付け孔7aにスイッチング部29,29(図5参照)が臨 むようにホルダ部材7の下面に張設するフレキシブルな印刷基板9と、その下面 側に張設した補強板10とからなる。
【0014】 図1及び図2に示すように、ラバースプリング6は、印刷基板9におけるスイ ッチング部(電気接点部)29,29(図5参照)の上方を覆うように、ホルダ 部材7の取付け孔7a内に嵌挿配置する。本考案のラバースプリング6は、電気 絶縁性のシリコーンゴム或いはEPDM(エチレンプロピレンジエンメチレン) 等にて構成され、平面視略円板状の厚い頭部と、該頭部の周囲から下向きに延び る截頭円錐状のドーム部と、該ドーム部の外周に略水平に半径外向きに延びる厚 肉の鍔部とからなる下向き開放のキャップ状に一体成形する。キートップの押下 時に、第1リンク4と第2リンク5との連結交叉部下面の押圧部26にて押圧さ れるラバースプリング6の頭部の下面には、前記スイッチング部29,29の接 点部に当接して両スイッチング部を電気的にON・OFFするための導電性を有 する導電ゴムからなる可動接点部30を固着する。なお、ラバースプリング6全 体を、シリコーンゴムにカーボンブラック等の導電性粒子を分散充填させて導電 性を備えるように形成しても良い。
【0015】 ABS樹脂等の合成樹脂にて成形されたキートップ2は、その上面(表面)に 数字、英字等の所定の文字が刻印または印刷等により付されている。キートップ 2は図1で示すように左右長手の操作面を有し、その下面には、後述する第1リ ンク4における上自由端側のピン部11a,11bを略水平方向でキートップ2 の左右長手方向に沿って摺動可能に係止するための左右長手溝状の摺動係止部1 6,16と、第2リンク5における上自由端のピン部13a,13bを回動のみ 可能に係止するための孔状の回動係止部15,15とを一体的に備えた左右長手 の前後一対の係止部材17,17を一体成形或いは接着剤等により接着して突設 させる。
【0016】 図1及び図4(a)(b)を参照して、ガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹 脂製の第1リンク4及び第2リンク5を詳細に説明する。図4(a)は第1リン ク4の平面図、図4(b)は第2リンク5の平面図である。第1リンク4は基部 18と上下自由端部19,20とにより平面視で実質上略H状に一体成形したも ので、基部18の側面には、支持孔21を横向きに穿設し、下自由端部20の両 側端から延びるアーム部20a,20bの外側面には、各々ピン部12a,12 bを横向きに突設し、上自由端部19の側面にはピン部11a,11bを横向き に突設する。
【0017】 第2リンク5も基部22と上下自由端部23,24とにより平面視で実質上略 H状に一体成形する。前記基部22の一側面には横向きに枢支軸25を突設し、 該枢支軸25を前記第1リンク4における支持孔21に回動可能に嵌挿する。第 2リンク5における下自由端部24の両側端から延びるアーム部24a,24b の外側面には、各々ピン部14a,14bを横向きに突設し、上自由端部23の 側面にはピン部13a,13bを横向きに突設する。そして、後述のように組み 立てた第1リンク4と第2リンク5との枢支軸25の軸線方向がキートップ2の 左右長手方向と直交するように配置する。
【0018】 この実施例では側面視において、前記第1リンク4における支持孔21の中心 線から上下のピン部11a,12aの中心線までの距離及び、第2リンク5にお ける枢支軸25の中心線からピン部13a,14aまでの距離がそれぞれ相等し くなるように形成する。このように構成すると、後述のように、第1リンク4の 下自由端側のピン部12a,12b箇所を中心にして案内手段3が回動変位する ことにより、キートップ2はホルダ部材7の上面に対して平行状に昇降動するこ とができる。
【0019】 また、図示しないが、前記第1リンク4の基部18及び第2リンク5の基部2 2の下面には、下向き凸多角形状の押圧部をそれぞれ形成し、この両押圧部でラ バースプリング6の頭部上面を押圧するようにしても良い。
【0020】 図5はガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂製のホルダ部材7の一部を示す 図で、この実施例ではホルダ部材7は平面状である。該ホルダ部材7には前記キ ャップ状のラバースプリング6下端の鍔部が位置ずれ不能に嵌挿できる略矩形状 の取付け孔7aを穿設し、該取付け孔7aの前後両側縁には、一対の回動係止部 27と、前後長手溝状の摺動係止部28とを、その各係止部27,28が下方に 開放するように一体的に射出形成されている。
【0021】 この場合、回動係止部27の下向きU字状の係止溝27aと摺動係止部28に おける左右長手のU字状の係止溝28とは、ホルダ部材7の裏面に対して法線方 向に開放するように、一方の成形金型を形成すれば、合成樹脂の射出成形後の型 抜き作業はきわめて容易になる。
【0022】 そして、予め両リンク4,5を枢支軸25及び支持孔21の箇所で側面視X字 状に組み立て、次いで、両リンク4,5の上側のピン部11a,11b,13a ,13bをキートップ2における回動係止部15,15と摺動係止部16,16 とに嵌挿した後、両リンク4,6の下端自由端部20,24の間隔を狭めた状態 にして、ピン部12a,12b,14a,14bを取付け孔7aからホルダ部材 7の裏面側に出るように挿入し、その後、両リンク4,5の下自由端20,24 の間隔を拡げ、回動係止部27,27に対しては、その第1リンク4における下 端側のピン部12a,12bを下側から嵌挿し、摺動係止部28,28に対して は第2リンク5における下端側のピン部14a,14bを下側から前後摺動する ように嵌挿したのち、ホルダ部材7の下面に印刷基板9を張設固着すれば、両リ ンク4,5はホルダ部材7から脱落することがない。
【0023】 このとき、ピン部11a,11b及び14a,14b並びに摺動係止部16, 28の形状寸法は、第1リンク4、第2リンク5が図3における左右方向に対し て略不動となり、且つピン部11a,14aの図2中の左右方向の摺動を妨げな いように決定される。具体的には、本実施例においては、各ピン部先端が対応す る摺動係止部の外側側面と略接して摺動するようにしている。また、このため、 支持孔21より枢支軸25が抜け出ることが防止される。
【0024】 この構成により、キートップ2の押下時に、ホルダ部材7の回動係止部27の 箇所を中心として第1リンク4が下向き回動(図2において右回り回動)する一 方、第2リンク5は枢支軸25の箇所を中心にして図2において左回り回動する 。そうすると、両リンク4,5の交叉連結部の近傍の押圧部26にてラバースプ リング6の頭部を下向きに押圧し、その下面の可動接点30がスイッチング部2 9,29に接触してスイッチ動作するのである。
【0025】 本実施例のように、第1リンク4と第2リンク5との交叉連結の枢支軸25の 回動軸線が横長のキートップ2の長手方向と直交するように配置すると、キート ップ2の長手方向に沿って前記一対のリンク4,5をその長手方向が沿うように 配置することができる。換言すれば、幅寸法は狭いが長い一対のリンク4,5を 配設して、所定の必要な大きさのキーストロークを得ることができると共に、隣 接するハーフユニットキーのキートップの配置間隔を必要以上に拡げることを防 止でき、キーボードの操作面積を縮小してコンパクトにできるという効果を奏す る。
【0026】 なお、別の実施例は、前記第2リンク5の枢支軸25の先端に大径頭部を形成 する一方、第1リンク4の基部18の中途下面に下向き開放した側面視略C字状 の抱持体を形成し(共に図示せず)、該抱持体で枢支軸25をその軸線と交叉す る方向から被嵌することにより、一対のリンク4,5をX字状に組立てた後の外 れ防止と横ずれ(リンク4、5の間隔が拡がること)を防止とを実現するように しても良い。
【0027】 図6及び図7に示すのは、タブキー等のように横長の長大な操作面を有するキ ートップ2′をそのいずれの箇所を押圧しても、当該キートップ2′が平行状に 昇降動するための装置であり、キートップ2′の下面に、その横長方向に沿う長 手の軸部31aを有する平面視略コ字状の姿勢保持用レバー31を装着する。そ の場合、前記長手の軸部31aはホルダ部材7の上面に突出させた一対の上向き 二股状の嵌合係止部材32,32に回動自在且つ着脱自在に嵌挿し、金属棒製の 姿勢保持用レバー31の両端支持部31b,31bをキートップ2′下面に設け た摺動係止片33,33に摺動可能に係止する。なお、前記嵌合係止部材32, 32は、ホルダ部材7に穿設した孔を介して裏面側から貫通突設しても良いし、 ホルダ部材7に一体的に形成しても良い。
【0028】 このように構成すると、キートップ2′の操作面の端部を押圧しても、当該キ ートップ2′は平行状に昇降動することになる。この実施例における第1リンク 4、第2リンク5、及びラバースプリング6の形状、構造及び配置関係は前記各 実施例におけるものと略同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0029】 また、図8及び図9は、前記姿勢保持用レバー31の長手の軸部31aをキー トップ2′の下面に回動のみ自在に枢着し、前記レバー31両端支持部31bを 摺動自在に係止するため、ホルダ部材7に形成した摺動係止部34の実施例であ って、ホルダ部材7に穿設した孔部35の表面側両側縁に支持用突起36と抱持 部37とを一体的に突設したものである。この構成により、支持用突起36と抱 持部37との間に嵌挿した姿勢保持用レバー31の支持部31bは、回動しつつ 摺動することができる。符号38は、前記支持部31bの水平方向の抜け防止の ためのストッパ部である。 なお、前記各実施例において、スイッチング部29を形成するフレキシブル印 刷基板9に代えてメンブレンスイッチ回路板等の基板であっても良く、可変容量 型キーボードにも適用できる。
【考案の効果】
以上要するに、本考案に係るキースイッチでは、第1リンクと第2リンクとの 交叉連結部の回動軸線が横長のキートップの長手方向と交叉するように配置した から、キートップの長手方向に沿って前記一対のリンクをその長手方向が沿うよ うに配置することができる。換言すれば、幅寸法は狭いが長い一対のリンクを配 設して、所定の必要な大きさのキーストロークを得ることができると共に、隣接 するハーフユニットキーのキートップの配置間隔を必要以上に拡げることを防止 でき、キーボードの操作面積を縮小してコンパクトにできるという効果を奏する 。
【0030】 また、キートップの下面にて、キートップの平面視の領域内で案内手段から外 れた位置に、その長手方向に軸部が沿うように姿勢保持用レバーを配置したので 、キートップを横長の長大にしたとき、そのキートップのいずれの操作部を押圧 しても平行状に昇降でき、且つ一対のリンクの配置に対して姿勢保持用レバーを 邪魔することなく配置できるという効果を奏する。
【0031】 更に、第1リンク及び第2リンクの一方の下側自由端を回動可能に係止する第 1回動係止部、及び、第1リンク及び第2リンクの他方の下側自由端を摺動可能 に係止する第1摺動係止部をホルダ部材に一体に形成し、また、第1リンク及び 第2リンクの一方の上側自由端を摺動可能に係止する第2摺動係止部、及び、第 1リンク及び第2リンクの他方の上側自由端を回動可能に係止する第2回動係止 部をキートップに一体に形成したので、キースイッチの組立を容易にし且つキー スイッチのコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチの平面図である。
【図2】キースイッチの側断面図である。
【図3】図1の III−III 矢視断面図である。
【図4】(a)は第1リンクの平面図、(b)は第2リ
ンクの平面図である。
【図5】ホルダ部材の取付け孔部の斜視図である。
【図6】長大キートップの平面図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視断面図である。
【図8】姿勢保持用レバーの係止部の他の実施例の側面
図である。
【図9】図8のIX−IX矢視断面図である。
【符号の説明】 1 キースイッチ 2,2′ キートップ 3 案内手段 4 第1リンク 5 第2リンク 6 ラバースプリング 7 ホルダ部材 7a 取付け孔 9 印刷基板 10 補強板 11a,11b,12a,12b ピン部 13a,13b,14a,14b ピン部 15,27 回動係止部 16,28 摺動係止部 18,22 基部 21 支持孔 25 枢支軸 31 姿勢保持用レバー 31a 軸部 31b 支持部 32 嵌合係止部材 33 摺動係止片 34 摺動係止部 35 孔 36 支持用突起 37 抱持部 38 ストッパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のキートップの下面とその下方の
    ホルダ部材とに連結係止してキートップの上下動を案内
    支持するための案内手段と、前記キートップによる上下
    入力操作にて弾性変形可能なスプリングと、該スプリン
    グの弾性変形によりスイッチ動作するスイッチング部と
    からなるキースイッチであって、前記案内手段を、側面
    視X字状に交叉配置した第1リンクと第2リンクとによ
    り構成するとともに、該両リンクをその中途交叉部で回
    動自在に連結したキースイッチにおいて、 前記キートップの平面視の領域内において、前記第1リ
    ンク及び第2リンクを回動自在に連結する中途交叉部に
    おける回動軸線をキートップの平面視の長手方向に対し
    て交叉するように配設したことを特徴とするキースイッ
    チ。
JP004705U 1999-06-28 1999-06-28 キ―スイッチ Pending JPH11143U (ja)

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