JP3299535B2 - キースイッチ装置 - Google Patents
キースイッチ装置Info
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- JP3299535B2 JP3299535B2 JP2000219236A JP2000219236A JP3299535B2 JP 3299535 B2 JP3299535 B2 JP 3299535B2 JP 2000219236 A JP2000219236 A JP 2000219236A JP 2000219236 A JP2000219236 A JP 2000219236A JP 3299535 B2 JP3299535 B2 JP 3299535B2
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Description
し、特に、ノート型ワードプロセッサ、ノート型パーソ
ナルコンピュータ等に付設される薄型のキーボードに使
用して好適なキースイッチ装置に関するものである。
キースイッチ装置としては、キーステムを一体に有する
キートップをホルダプレートに形成されたホルダ部に挿
通して案内支持するとともに、キーステムの下方にスイ
ッチング部材を配設したキースイッチ装置が一般に用い
られている。かかるキースイッチ装置は、キーステムの
上下動をホルダ部を介して摺動案内し、キーステムの下
部によりスイッチング部材を押下して、スイッチング動
作を行わせるものである。
型のキートップを使用するキースイッチ装置としては、
キートップの押下時に、そのキートップが傾いた状態で
押下されるのを防止すべく、特開昭60−62017号
公報、特開昭64−7441号公報や米国特許第4,4
33,225号明細書に記載されたキースイッチ装置が
知られている。
たキースイッチ装置は、軸によりはさみ状に交叉してな
る2つのはさみ状部材にキートップを支持するととも
に、キートップの中心部から離れた位置にスイッチング
部材を配置している。そして、キートップの押下時に
は、各はさみ状部材の端部に形成された複数個のピンを
水平方向に摺動案内するとともに、キートップの裏面に
配設されたキーステムをホルダ部を介して上下に摺動案
内しつつ、そのキーステムによりスイッチング部材を押
下するようにしたものである。
キースイッチ装置は、特開昭60−62017号公報に
記載されたキースイッチ装置と基本的構成を同じくする
ものであり、はさみ状部材に対するキートップの着脱を
容易にする点に特徴を有している。
は、L型のキートップを備えたキースイッチ装置が開示
される。このキースイッチ装置は、アームの中央部が軸
により結合されたはさみ状部材を有している。かかるは
さみ状部材は第1、第2、第3、第4の4個の端部を備
えており、その第1、第2の端部はL型キートップの出
張った部分内で水平方向に摺動可能となっている。しか
し、キースイッチ部分は、はさみ状部材とは別のところ
に位置するため、これだけではキースイッチ装置として
成り立たず、キーステムやそのほかの多くの部品が必要
となり、構造が複雑化してしまう。
装置は、スペースキー等の大型キーであっても、キート
ップのどの部分を押下しても、キートップの水平状態を
保持しつつ、その上下動を案内できるものである。この
ように、前記したキースイッチ装置は、いずれにおいて
も、スイッチング部材を押下するためのキーステムをホ
ルダ部を介して上下に摺動案内しつつ、そのキーステム
でスイッチング部材を押下する点で共通している。
は、上下方向に摺動案内されるキーステムおよびホルダ
部を備えないキースイッチ装置が記載されている。この
キースイッチ装置は、矩形形状の2つの枠体を備え、そ
の2つの枠体をX字状に交叉させて、キートップの支持
部材としている。キートップの下面中央部には、下方へ
突出する突起が設けられ、その突起により、スイッチン
グ部材であるラバースプリングを押圧するように構成さ
れている。このキースイッチ装置においても、前記した
キースイッチ装置と同様に、キートップのどの部分を押
下しても、キートップを傾けてしまうことなく、キート
ップを水平に保持したまま下降させることができる。
ードプロセッサやパーソナルコンピュータ等における小
型化、薄型化に伴い、これらに付設されるキーボードも
小型化、薄型化が指向されてきている。一方では、キー
入力の操作性を向上させるとともにキー入力の確実性を
担保すべく大きなストロークが要求されている。このよ
うな状況下において、前記した一般に使用されているキ
ースイッチ装置では十分なキーストロークを得ることが
できないという問題点があった。
装置において、キーボードの薄型化を実現しようとすれ
ば、ホルダ部により摺動案内されるキーステムの部分が
減少し、これに伴うキートップの傾動に起因してキース
テムとホルダ部との間でこじれが生じてしまう。逆に、
これを防止するためキーステムがホルダ部により摺動案
内される部分を大きくすると、キーストロークが減少し
てしまうというジレンマがある。
とホルダ部との間でこじれが生じると、これが摺動ノイ
ズ発生の原因となりキーの操作性を著しく損なうことに
なる。また、キーステムとホルダ部との間で生じるこじ
れは、常にキートップの中央部を押下している場合には
キーステムが垂直に押下されることとなるので発生しに
くいものである。よって、かかるこじれの発生を防止す
べく、キーの操作面積を小さくして常にキートップの中
央部が押下されるようにすることも考えられるが、この
場合もキーの操作性を著しく損なう点では前記のものと
変わるところがない。
ッチ装置は特にキーボードの薄型化を指向するものでは
ない。よって、スイッチング部材を押下するための押下
部材をキートップから下方へ突出させて設ける必要があ
り、これにより、薄型化が困難となるという問題点があ
る。
めになされたものであり、キートップのキーストローク
量を大きく維持しつつ、ホルダ部材の厚さを有効利用し
てキースイッチ装置全体の薄型化を図ることができるキ
ースイッチ装置を提供することを目的とする。
に、本発明のキースイッチ装置は、キートップと、その
キートップの下方に配設され、複数の係止部が形成され
たホルダ部材と、キートップの下面とホルダ部材とを連
結係止し、キートップの上下動を案内する第1リン部材
及び第2リンク部材と、ホルダ部材の下方に配設され、
電気接点部を有する回路基板と、回路基板の下方で、回
路基板を支持する支持板と、回路基板上 に配置され、キ
ートップの押下操作に基づき、下方に押下されて電気接
点部を作動させるとともに、キートップを上方へ付勢す
るスプリング部材と、ホルダ部材に形成され、ホルダ部
材の厚さ内に前記スプリング部材の一部を収納配置する
貫通孔とを備えたことを特徴とする。
よれば、キートップが非押下の状態では、キートップは
スプリング部材により上方へ付勢され、上方に保持され
ている。かかる状態からキートップが押下されると、キ
ートップは、スプリング部材の付勢力に抗して下降す
る。かかるキートップの下降動作は、第1リンク部材と
第2リンク部材により案内される。これにより、回路基
板の電気接点部が作動され、スイッチング動作が行われ
る。
ホルダ部材の厚さ内にスプリング部材の一部を収納配置
する貫通孔をホルダ部材に形成したので、キートップの
ストローク量を大きく維持しつつ、ホルダ部材の厚さを
有効利用してキースイッチ装置の高さを低くし、キース
イッチ装置の薄型化を図ることが可能となる。
キートップはスプリング部材により上方へ付勢され、そ
の付勢力によりキートップは第1リンク部材及び第2リ
ンク部材に支持されつつ上方へ押し上げられて、元の位
置に復帰する。
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1から図3に本発
明の第1実施例を示す。図1はキースイッチ装置の側断
面図であり、同図において、キートップ1はABS樹脂
等の合成樹脂から成型されており、その上面にはアルフ
ァベット等の文字が印刷等により形成されている。ま
た、キートップ1の裏面からは、回動係止部2及び摺動
係止部3が下方に向けてキートップ1本体と一体に設け
られている。
部材7、8のうちの一方のリンク部材7の一端に形成さ
れた第1係止ピン13、14を回動可能に係止する係止
孔4が穿設されており、また、摺動係止部3には、他方
のリンク部材8の一端に形成された第2係止ピン23、
24を水平方向に摺動可能に係止する係止溝5が形成さ
れている。
上下動を案内支持する案内支持部材6が配設されてお
り、かかる案内支持部材6は2つのリンク部材7、8か
ら構成される。
基部9の両端に2つの基端部10、11を一体に形成し
てなるものである。基部9の中央部の一側面からは軸1
2が延設されており、かかる軸12は後述する他方のリ
ンク部材8に形成された軸孔20に軸支される。
第1係止ピン13、14と第2係止ピン15、16は軸
12を中心として一直線上に並び、且つ軸12からの距
離が等しくなるように構成される。また、リンク部材8
の第1係止ピン21、22と第2係止ピン23、24は
軸孔20を中心として一直線上に並び、且つ軸孔20か
らの距離が等しくなるように構成される。
12と軸孔20を回動可能に連結した状態において、下
基端部11、18の位置で上側に凸となるように屈曲し
ている。そのため、図1に示されるように軸支部Aの下
側において大きな空間を有するように構成されるので、
後述する側面視略台形のラバースプリング31を効率よ
く軸支部Aの下側に収納できるのである。
7、8は上基端部10、19の先端部の厚さを小さくし
ている。このため、キートップ1が押下された場合に
も、両リンク部材7、8の上基端部10、19と下基端
部11、18はキートップ1の押下の途中で互いに接触
することがない。よって、キートップ1はその押下動作
を途中で妨げられることがなく、キーストロークを十分
に確保できるように構成される。
上基端部10の両端延部10Aの側面からは、第1係止
ピン13、14が延設されており、この第1係止ピン1
3、14は前記したキートップ1の回動係止部2に穿設
された係止孔4に回動可能に係止されるものである。更
に、下基端部11は平面視でコ字状に形成されており、
コ字状の両端延部11Aの側面からは前記と同様の第2
係止ピン15、16が延設されている。かかる第2係止
ピン15、16は後述するホルダ部材25に形成された
摺動係止部26に摺動可能に係止される。
基部17の両端に2つの上下基端部18、19を一体に
形成してなるものである。基部17の中央部には軸孔2
0が穿設され、この軸孔20には前記のようにリンク部
材7の基部9に設けられた軸12が挿通される。また、
下基端部18は平面視コ字状に形成されており、コ字状
の両端延部18Aからは第1係止ピン21、22が延設
されている。この第1係止ピン21、22は後述するホ
ルダ部材25に形成された回動係止部27に回動可能に
係止される。
前記と同様の第2係止ピン23、24が延設されてお
り、かかる第2係止ピン23、24は前記したキートッ
プ1の摺動係止部3に形成された係止溝5に摺動可能に
係止されるものである。
リンク部材7の基部9に形成された軸12を他方のリン
ク部材8の基部17に穿設した軸孔20に挿通して構成
されるものであり、両リンク部材7、8は軸12と軸孔
20とよりなる軸支部Aを介して相互に回動可能とな
る。
材25が配設されており、かかるホルダ部材25上には
前記リンク部材7の下基端部11に延設された第2係止
ピン15、16及び前記リンク部材8の下基端部18に
延設された第1係止ピン21、22をそれぞれ係止する
ための摺動係止部26、及び回動係止部27が設けられ
ている。
に一体に形成されるとともに長孔状の係止溝28が設け
られており、かかる係止溝28にはリンク部材7の第2
係止ピン15、16が水平方向に摺動可能に係止されて
いる。また、回動係止部27は摺動係止部26と同様に
ホルダ部材25から凸状に一体に形成されるとともに係
止孔29が設けられており、この係止孔29にはリンク
部材8の第1係止ピン21、22が回動可能に係止され
ている。
垂線Lを基準として図1における左方側に存在するキー
トップ1の裏面に形成された回動係止部2及びホルダ部
材25に形成された回動係止部27には、それぞれ第1
係止ピン13、14及び21、22を回動可能に係止す
る係止孔4及び係止孔29が設けられていることにな
る。また、垂線Lの図1における右方側に存在するキー
トップ1の裏面に形成された摺動係止部3及びホルダ部
材25に形成された摺動係止部26には、それぞれ第2
係止ピン23、24及び15、16を水平方向に摺動可
能に係止する係止溝5及び係止溝28が設けられている
ことになる。
を含む所定の回路パターン(図示せず)が形成されたフ
レキシブル回路基板30が配設され、スイッチ電極に対
応する位置にはスイッチング部材として逆カップ状のラ
バースプリング31が載置されている。このラバースプ
リング31は内部に公知の可動電極を有しており、ま
た、その上面の中央部には2つのリンク部材7、8を相
互に回動可能に軸支する軸支部Aが対向配置される。
軸支部Aが下方に移動すると、軸支部Aはラバースプリ
ング31を押下し、その押下量が一定の限度を超える
と、ラバースプリング31が挫屈して、ラバースプリン
グ31内の可動電極によりスイッチ電極が短絡される。
スイッチ支持板32が配設されており、かかるスイッチ
支持板32は前記した各フレキシブル回路基板30、ラ
バースプリング31及びキートップ1を支持した案内支
持部材6を支持する。
装置の動作について説明する。キートップ1を下方に押
下すると、キートップ1が下方へ移動するのに伴ってリ
ンク部材7の第1係止ピン13、14は回動係止部2の
係止孔4内で反時計方向に回動するとともに、リンク部
材8の第2係止ピン23、24は摺動係止部3の係止溝
5内で水平方向(図1における右方向)に摺動する。こ
れと同時に、リンク部材8の第1係止ピン21、22は
ホルダ部材25における回動係止部27の係止孔29内
で時計方向に回動するとともに、リンク部材7の第2係
止ピン15、16は摺動係止部26の係止溝28内で水
平方向(図1における右方向)に摺動する。
を相互に軸支する軸支部Aは下方に移動するとともにラ
バースプリング31を徐々に押下していき、その押下量
が一定の限度を超えた時点でラバースプリング31は挫
屈される。これにより、ラバースプリング31内の可動
電極がフレキシブル回路基板30上のスイッチ電極を短
絡し所定のスイッチング動作が行われる。
ク部材7、8の軸支部Aはラバースプリング31の弾性
復元力により上方に押し上げられる。これに伴って、第
1係止ピン13、14、21、22、及び第2係止ピン
15、16、23、24は前記した動作と逆の動作を行
い、この結果、キートップ1は元の位置に復帰される。
22は水平方向には移動されることなくそれぞれ係止孔
4、29内で回動するのみであるので、キートップ1は
水平方向に移動されることがないため隣合ったキーとぶ
つかり合うことはなく、キートップ1のキー面の水平状
態を保持したまま上下動されるものである。
視略台形であり、その上底の長さと下底の長さ及び高さ
に起因する側面の角度は、その所望のキータッチに応じ
て決まる。そして、さらにこの台形部の高さ、即ちラバ
ースプリングの高さは、キーストロークに応じて決定さ
れ、高いほうが好まれる。しかし、装置全体の厚さを鑑
みれば、このラバースプリングはそれほど大きくするこ
とができないことは自明である。
に両リンク部材7、8を屈曲させることにより、軸支部
Aの下に大きな空間を取り得るようにした。従って、本
実施例にあっては、両リンク部材を側面視略直線状とし
た特開昭60−62017号公報あるいは特開昭64−
7441号公報記載の装置に本発明の構成を適用したも
のと比べ、より薄型で大きなキーストロークを得ること
ができる。
上基端部10、19の先端側の厚さを側面視において小
さくしているため、キーストローク動作をその途中で妨
げることなく、十分なストロークを確保できる。
ースイッチ装置は、2つのリンク部材7,8を相互に軸
支する軸支部Aをラバースプリング31に対応する位置
に配設するとともに、かかる軸支部Aを介してラバース
プリング31を押下するようにした。よって、従来のキ
ースイッチ装置のようにキーステムをキーホルダ部によ
り案内する構成を全く不要とできると共に、ラバースプ
リング31を押下するための特別の構成を必要としない
キースイッチ装置を実現することができる。
てキーストロークを大きくすることができ、よってキー
操作性が良好でキー入力を確実に行い得るとともに、簡
単な構造のキートップ1を使用してコストの低いキース
イッチ装置を提供することができる。特に、本実施例に
係るキースイッチ装置では、キーステムをキーホルダ部
により案内する構成を全く不要とすることができるの
で、従来のキースイッチ装置のようにキーの押下時にキ
ーステムとキーホルダ部との間で生ずる摺動ノイズが全
く発生しないとともに、キーの操作面積を小さくしてキ
ーの中央部を押下させるようにする必要性は全くなくな
るものである。
は、回動係止部2の係止孔4及び回動係止部27の係止
孔29に係止される各第1係止ピン13、14、21、
22はキートップ1の押下時にも、水平方向に移動する
ことなく係止孔4、29内で回動するのみであるので、
キートップ1が水平方向に移動されることはない。従っ
て、隣接するキーとキーとで衝突することなく、この点
からもキー操作性が良好でキー入力を確実に行い得るキ
ースイッチ装置を提供することができるものである。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形、改良が可能である。
8はパンタグラフ状に組み合わせた同種の部材によって
も同様の効果を得られることは勿論である。また、本実
施例では、リンク部材7、8の軸支部Aによりラバース
プリング31を押下しているが、リンク部材7、8また
はキートップ1に設けられた別部材によりラバースプリ
ング31を押下しても同様の効果が得られることは勿論
である。
を参照して説明する。図4はキースイッチの側断面図を
示し、キースイッチ101はキートップ102と、第1
リンク104と第2リンク105とを側面視はさみ字状
に配置した案内支持部材103と、該案内支持部材10
3にて押圧されるキャップ状のラバースプリング106
と、案内支持部材103を支持するための合成樹脂製の
ホルダ部材107と、該ホルダ部材107の取付け孔1
07Aにスイッチング部129(図12及び図13参
照)が臨むようにホルダ部材107の下面に張設された
フレキシブル回路基板109と、その下面側に張設され
た補強板110とから構成されている。
バースプリング106は、フレキシブル回路基板109
におけるスイッチング部(電気接点部)129(図13
参照)の上方を覆うように、ホルダ部材107を貫通す
る取付け孔107A内に嵌挿配置されている。ラバース
プリング106は、電気絶縁性のあるシリコーンゴム或
いはEPDM(エチレンプロピレンジエンメチレン)等
にて構成され、平面視略円板状の厚い頭部106Aと、
該頭部の周囲から下向きに延びる截頭円錐状のドーム部
106Bと、該ドーム部106Bの外周に略水平に半径
外向きに延びる厚肉の鍔部106Cとからなる下向き開
放のキャップ状に一体成形されている。キートップ10
2の押下時に、第1リンク104と第2リンク105と
の押圧部にて押圧されるラバースプリング106の頭部
106Aの下面には、スイッチング部129の接点部に
当接して両スイッチング部を電気的にON・OFFする
ための導電性を有する導電ゴムからなる可動接点部13
0を固着する。なお、ラバースプリング106全体に、
シリコーンゴムにカーボンブラック等の導電性粒子を分
散充填させて導電性を備えるように形成しても良い。
ートップ102は、その上面(表面)に数字、英字等の
文字が刻印または印刷等により付されている。キートッ
プ102の下面には、後述する第1リンク104におけ
る上基端部119の第2係止ピン111A,111Bを
略水平方向でキートップ102の前後方向に摺動可能に
係止するための前後長手溝状の摺動係止部116と、第
2リンク105における上基端部123の第1係止ピン
113A,113Bを回動のみ可能に係止するための孔
状の回動係止部115とを一体的に備えた前後長手の左
右一対の係止部材117を一体成形或いは接着剤等によ
り接着する等して突設させる(図6参照)。
照して、ガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂製の第
1リンク104及び第2リンク105を詳細に説明す
る。図7(A)は第1リンク104の平面図、図7
(B)は第2リンク105の平面図である。第1リンク
104は基部118と上下基端部119,120とによ
り平面視で実質上略H状に一体成形したものである。基
部118の側面には、支持孔121を横向きに穿設し、
下基端部120の左右両側端から延びるアーム部120
A、120Bの側面には、各々第1係止ピン112A、
112Bを横向きに突設し、上基端部119の側面には
第2係止ピン111A、111Bを横向きに突設してい
る。
部123、124とにより平面視で実質上略H状に一体
成形したものである。前記基部122の一側面には横向
きに枢支軸125を突設し、該枢支軸125を前記第1
リンク104における支持孔121に回動可能に嵌挿す
る。第2リンク105における下基端部124の左右両
側端から延びるアーム部124A、124Bの側面に
は、各々第2係止ピン114A、114Bを横向きに突
設し、上基端部123の側面には第1係止ピン113
A、113Bを横向きに突設している。
8、図9、図10、図14)において、前記第1リンク
104の第1係止ピン112A、112Bと支持孔12
1と第2係止ピン111A、111Bは一直線上に位置
し、かつ、第1係止ピン112A、112Bから支持孔
121までの距離と第2係止ピン111A、111Bか
ら支持孔121までの距離とが等しくなるように構成さ
れる。また、前記第2リンク105の第1係止ピン11
3A、113Bと枢支軸125と第2係止ピン114
A、114Bは一直線上に位置し、かつ、第1係止ピン
113A、113Bから枢支軸125までの距離と第2
係止ピン114A、114Bから枢支軸125までの距
離とが等しくなるように構成される。このように構成す
ると、後述のように、第1リンク104の下基端部12
0の第1係止ピン112A、112Bを中心にして案内
支持部材103が回動変位することにより、キートップ
102はホルダ部材107の上面に対して平行状態を保
ったまま昇降動作することができる。
第2リンク105の基部122の下面には、下向き凸多
角形状の押圧部131、132をそれぞれ形成してあ
り、この両押圧部131、132でラバースプリング1
06の頭部106A上面を押圧することになる。
リンク104における押圧部131と第2リンク105
における押圧部132とは、各基部118、122下面
の略中央部で鈍角状に屈曲させてつながる2つの平面部
131A、131B及び平面部132A、132Bから
なる。そして、平面部131A、131B、支持孔12
1の位置関係と、平面部132A、132B、枢支軸1
25の位置関係とは同一(但し、左右逆関係)となって
いる。
樹脂製等の合成樹脂製のホルダ部材107の一部を示す
図であり、該ホルダ部材107には、キャップ状のラバ
ースプリング106の一部をなす下端の鍔部106Cが
収納配置されるとともに、位置ずれ不能に嵌挿できる略
矩形状の取付け孔107Aを穿設し、該取付け孔107
Aの左右両側縁には、左右一対の回動係止部127と、
前後長手溝状の摺動係止部128とを、その各係止部1
27,128が下方に開放するように一体的に射出成形
されている。
28の下方は、図13に示すように、開放されているこ
とから、所定の上型と下型との間に形成される所定間隙
に樹脂を注入してホルダ部材107を樹脂成形した後
に、上型と下型とを単純に上下抜きすることができる。
これにより、第1リンク104の第1係止ピン112
A、112Bを係止する回動可能に係止する回動係止部
127、及び、第2リンク105の第2係止ピン114
A、114Bを摺動可能に係止する摺動係止部128を
ホルダ部材107に形成するについて、コストの高いス
ライド型を使用する必要はなく、極めて簡単且つ低いコ
ストをもって形成することができるものである。
は、第1リンク104における下基端部120の第1係
止ピン112A、112Bを下側から回動可能に嵌挿
し、摺動係止部128に対しては第2リンク105にお
ける下基端部124の第2係止ピン114A、114B
を下側から前後摺動するように嵌挿したのち、ホルダ部
材107の下面にフレキシブル回路基板109を張設固
着する。
部128の下方は開放されているので、回動係止部12
7に係止される第1係止ピン112A、112B、及
び、摺動係止部128に係止される第2係止ピン114
A、114Bは、回路基板109の上面に載置されつ
つ、それぞれ回動、摺動されることとなる。これによ
り、各第1係止ピン112A、112B及び第2係止ピ
ン114A、114Bをホルダ部材107の厚さ内で係
止することができ、ホルダ部材107の厚さ分の有効利
用を図りつつキースイッチ101の薄型化を実現するこ
とができる。また、各回動係止部127及び摺動係止部
128には、開放挿入部が設けられていることから、各
開放挿入部を介して第1係止ピン112A、112B及
び第2係止ピン114A、114Bを容易に挿入するこ
とができる。
を構成する第1リンク104及び第2リンク105の第
2係止ピン111A、111B、114A、114Bの
外側端面は、キートップ102及びホルダ部材107の
摺動係止部116、128の側面(内壁面)に接触され
ており、これによりキー操作時のキートップ102の図
11における左右方向の移動が抑制される。また、第1
リンク104及び第2リンク105の第1係止ピン11
3A、113B、112A、112Bの外側端面は、キ
ートップ102及びホルダ部材107の回動係止部11
5、127の側面(内壁面)に接触されており、これに
より前記の作用とも相まってキー操作時のキートップ1
02の図11における左右方向(回動軸線方向)の移動
が規制される。この結果、第1リンク104及び第2リ
ンク105の第2係止ピン111A、111B、114
A、114Bが、キートップ102及びホルダ部材10
7の摺動係止部116、128から外れてしまうことを
確実に防止してキートップの操作性を良好に保持するこ
とができる。
る左右方向の位置が移動することがないため、キートッ
プ102の押下時においても隣合ったキーと衝突するこ
とがない。また、このように両リンク104、105の
図11における左右方向の動きが抑制されるため、支持
孔121から枢支軸125が抜けでることが防止され
る。
107における摺動係止部128の摺動溝は前端部30
0と後端部301を有し、キートップ102が下向きに
押圧されていない状態(フリー状態)でキートップ10
2が最上昇位置にあるときには、第2リンク105の第
2係止ピン114A、114Bは、摺動係止部128に
おける摺動溝の前端部300に当接するように構成され
ている。更に、図5に示すように、キートップ102が
最上昇位置から案内支持部材103を介してラバースプ
リング106を最大限に押圧した状態であっても、第2
リンク105の第2係止ピン114A、114Bは摺動
係止部128における摺動溝の後端部301に当接しな
いように構成されている。
キートップ102の非押下時には、第2リンク105の
第2係止ピン114A、114Bが係止溝の前端部30
0に当接してキートップの最上昇位置を規制し、また、
キートップ102の押下時には、第2係止ピン114
A、114Bが係止溝の後端部301に当接しないよう
にして折損等を防止することができる。
ように、キートップ102の下面に設けられる係止部材
117の摺動溝に前端部302と後端部303を形成
し、キートップ102の非押下時には、第1リンク10
4の第2係止ピン111A、111Bを前端部302に
当接してキートップ102の最上昇位置を規制し、ま
た、キートップ102押下時には、第2係止ピン111
A、111Bを後端部303に当接しないように構成し
てもよい。
を図解する。図17(A)は図4を図解したものであ
る。第1リンク104と第2リンク105は枢支軸12
5により軸支部Cで軸支される。ここで、第2リンク1
05の第1係止ピン113A、113B(図17(A)
の端部P)から軸支部Cまでの距離R1と、第1リンク
104の第1係止ピン112A、112B(図17
(A)の端部S)から軸支部Cまでの距離R2と、第2
リンク105の第2係止ピン114A、114B(図1
7(A)の端部T)から軸支部Cまでの距離R3とは等
しくなるように構成される。端部Pと軸支部Cと端部T
は一直線上の点となるように構成される。また、端部
P、Sは図17(A)における矢印X方向に摺動しない
回動可能な点であり、端部Pは側面視(図17(A))
で端部Sの垂線上の点であるように構成される。このた
め、キートップ102が押下されて上下動した場合に
も、キートップ102の位置が矢印X方向に移動するこ
とはなく、正確なキーストロークが確保される(図17
(C)X行記載)。
Q、S、Tから軸支部Cまでの距離R1、R2、R3、
R4がすべて等しく、かつ、端部Qと軸支部Cと端部S
が一直線上の点となるように構成される場合には、キー
トップ102はキー押下に伴う上下動の間つねに水平状
態を保つことができる(図17(C)H行記載)。
ら軸支部Cまでの距離R4を他の端部P、S、Tから軸
支部Cまでの距離R1、R2、R3に対して長くする
と、キートップ102を傾斜させた構成とすることがで
きる。この構成においても、キートップ102が押下さ
れ上下動した場合にも、キートップ102の位置が矢印
X方向に移動することはなく、正確なキーストロークが
確保される。
2の傾斜角度は端部Qから軸支部Cまでの距離をかえる
ことにより任意に決定できる。このため、各列毎の第1
リンク104の端部Qから軸支部Cまでの距離を変化さ
せることにより、カーブドキーボード等において各列毎
にキートップ102の傾きに異なった傾斜角度をつける
ことも容易となる。
を他の端部P、S、Tから軸支部Cまでの距離R1、R
2、R3に対して短くしても、同様に、キートップ10
2を傾斜させた構成とすることができることは勿論であ
る。
る。この図を用いて、図17(B)における矢印Y方向
および矢印R方向のキートップ102の位置の移動が生
じないことを説明する。
12A、112B、113A、113Bの矢印Y方向の
移動がキートップ102及びホルダ部材107の回動係
止部115、127の側面により係止されるため、また
は、両リンク104、105の第2係止ピン111A、
111B、114A、114Bの矢印Y方向の移動がキ
ートップ102及びホルダ部材107の摺動係止部11
6、128の側面により係止されるため、キートップ1
02の矢印Y方向の移動は抑制される(図17(C)Y
行記載)。このため、キートップ102が押下されて上
下動した場合にも、キートップ102の位置が矢印Y方
向に移動することはなく、正確なキーストロークが確保
される(図17(C)Y行記載)。
12A、112B、113A、113B、114A、1
14Bが各係止部115、116、127、128によ
り係止されることで、キートップ102の矢印R方向の
移動は抑制される(図17(C)R行記載)。
時に、ホルダ部材107の回動係止部127の箇所を中
心として第1リンク104が下向き回動(図4において
右回り回動)する一方、第2リンク105は枢支軸12
5の箇所を中心にして図4において左回り回動する。そ
うすると、キートップ102の押下の開始時点では、第
1リンク104における下基端部120に近い位置の基
部118下面の平面部131Aと、第2リンク105に
おける下基端部124に近い位置の基部122下面の平
面部132Aとがラバースプリング106の頭部106
A上面のうち、図12に斜線で示す押圧領域133、1
34に当接して、ラバースプリング106を押圧してい
る。
前記平面部131A、131B間及び132A、132
Bの間の角部近傍の領域が柔らかなラバースプリングの
頭部106Aの上面に当接する状態となる。
すると、第1リンク104における上基端部119に近
い側の平面部131Bと第2リンク105における上基
端部123に近い側の平面部132Bとがラバースプリ
ング106の頭部106A上面に当接して押圧すること
になり、図12における押圧領域133、134は上下
逆転した位置(領域133は頭部106Aの右下半分の
区域、領域134は頭部106Aの左上半分の区域)と
なる。
明する。この実施例では、第1リンク204の基部21
8下面に形成した押圧部231は、3つの平面部を支持
孔221の軸線と略平行な稜線を持つ凸多角形状に連設
した形状に形成したものであり、図示しないが第2リン
ク205にも同様の多平面部からなる押圧部232を形
成している。この実施例では、図15(A)に示すよう
に、キートップ102の押下開始時における第1リンク
204による押圧領域233と、第2リンク205によ
る押圧領域234とは、ラバースプリング106の頭部
106A上面の下半分と上半分との箇所で互いに左右に
大きく隔たった位置にあるが、キートップ102の押下
量の増大につれて、両押圧領域233、234は左右端
から中央へと接近し(図15(B)参照)、さらに左右
の端の方へと分かれていく(図15(C)参照)。
2リンク205におけるそれぞれの押圧部231,23
2を下向き凸状の凸多角形平面に形成することにより、
ラバースプリングの頭部106A上面を各平面部の角部
で押圧する期間が短くなり、キーの操作感、特にタクテ
ィル(キートップの押下時の電気接点ON手前からON
時にキー作動抵抗力が急激に変動する触覚の感じ)が良
好となり、キーによる入力操作を安定させることができ
るのである。
従って、頭部106A上面に対する押圧(当接)領域が
互いに反対側に向かって対称的に移動するので、キート
ップ102のストーローク中のどの時点においても、ラ
バースプリング106の頭部106Aを図12における
上下(図15における左右)に対して略対称な力で略均
一に押圧できることになり、ラバースプリング106の
座屈変形をキャップの周囲で略同時に発生させることが
できる。
レキシブル回路基板109に代えて、メンブレンスイッ
チ回路基板等の基板を使用しても良い。また、前記実施
例では、各平面部間を角部としたが、緩やかな曲面で各
平面部を連接するようにしても良い。
場合の荷重とストローク量の関係を示す。図16(B)
は従来のキースイッチ装置のデータを示すグラフであ
る。これによると、操作者がキートップの中央を押下
した場合に比べキートップの端の部分、、、を
押下した場合は、操作者のうける荷重はより大きく、か
つ、不安定となることがわかる。
チ装置のデータを示すグラフである。これによると、操
作者がキートップのどの部分、、、、を押下
した場合にも操作者のうける荷重はほぼ均一であること
がわかる。このことは、本発明のキースイッチ装置は、
操作者のあらゆるキー操作に対して常に一定の感触を操
作者に与えるものであり、操作者のスムースなキー入力
を可能とするものであることを示している。
ッチ装置によれば、ホルダ部材に形成された貫通孔内に
スプリング部材を配置し、スプリング部材の一部をホル
ダ部材 の厚さ内に収納することにより、キートップのキ
ーストローク量を大きく維持しつつ、ホルダ部材の厚さ
を有効利用してキースイッチ装置全体の高さを低くし、
キースイッチ装置の薄型化を図ることができる。
る。
る。
る。
る。
面図である。
(B)は第2実施例の第2リンクの平面図である。
る。
図である。
ートップの押下開始から押下量が増大するにつれての押
圧領域の変化を示す作用説明図である。
キー押下時における荷重とキーストローク量の関係を示
すグラフであり、(B)は従来のキースイッチ装置のキ
ー押下時における荷重とキーストローク量の関係を示す
グラフである。
は図12を図解したものであり、(C)はキー押下時に
キートップが図中矢印方向に移動することがないための
条件を示した表である。
ン 111A,111B,114A,114B 第2係止ピ
ン 115,127 回動係止部 116,128 摺動係止部 118,122 基部 121 支持孔 125 枢支軸 131,132 押圧部 133,134 押圧領域
Claims (1)
- 【請求項1】 キートップと、そのキートップの下方に配設され、複数の 係止部が形成
されたホルダ部材と、前記キートップの下面とホルダ部材とを連結係止し、 キ
ートップの上下動を案内する第1リン部材及び第2リン
ク部材と、 前記ホルダ部材の下方に配設され、電気接点部を有する
回路基板と、 前記回路基板の下方で、回路基板を支持する支持板と、 前記回路基板上に配置され、前記キートップの押下操作
に基づき、下方に押下されて前記電気接点部を作動させ
るとともに、キートップを上方へ付勢するスプリング部
材と、 前記ホルダ部材に形成され、ホルダ部材の厚さ内に前記
スプリング部材の一部を収納配置する貫通孔と を備えた ことを特徴とするキースイッチ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000219236A JP3299535B2 (ja) | 1991-11-19 | 2000-07-19 | キースイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (5)
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---|---|---|---|
JP33016091 | 1991-11-19 | ||
JP589492 | 1992-02-14 | ||
JP3-330160 | 1992-02-14 | ||
JP4-5894 | 1992-02-14 | ||
JP2000219236A JP3299535B2 (ja) | 1991-11-19 | 2000-07-19 | キースイッチ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000184384A Division JP3316205B2 (ja) | 1991-11-19 | 2000-06-20 | キースイッチ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001396215A Division JP3656599B2 (ja) | 1991-11-19 | 2001-12-27 | キースイッチ装置 |
Publications (2)
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JP3299535B2 true JP3299535B2 (ja) | 2002-07-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000219236A Expired - Lifetime JP3299535B2 (ja) | 1991-11-19 | 2000-07-19 | キースイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299535B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000219236A patent/JP3299535B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2001052560A (ja) | 2001-02-23 |
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