JP3285739B2 - 耕耘カバー - Google Patents
耕耘カバーInfo
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- JP3285739B2 JP3285739B2 JP20570495A JP20570495A JP3285739B2 JP 3285739 B2 JP3285739 B2 JP 3285739B2 JP 20570495 A JP20570495 A JP 20570495A JP 20570495 A JP20570495 A JP 20570495A JP 3285739 B2 JP3285739 B2 JP 3285739B2
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- main
- main rod
- rod
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耕耘カバーに係
り、センタードライブ形、サイドドライブ形等の耕耘部
を覆うのに利用される。
り、センタードライブ形、サイドドライブ形等の耕耘部
を覆うのに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリ耕耘機の耕耘部を覆う耕
耘カバーは、耕土の飛散防止、耕土の衝突による砕土の
役目を有し、一般的には板金製であった。この板金製耕
耘カバーにおいては、泥土の付着が過度となり、重量過
多による消費馬力の増大を招くことなどから、最近では
耕耘カバーの構成体として面状、短冊状の弾性カバーを
採用する傾向にある(例えば特開昭62−19001号
公報、実開昭55−106006号公報、実開昭63−
45102号公報参照)。
耘カバーは、耕土の飛散防止、耕土の衝突による砕土の
役目を有し、一般的には板金製であった。この板金製耕
耘カバーにおいては、泥土の付着が過度となり、重量過
多による消費馬力の増大を招くことなどから、最近では
耕耘カバーの構成体として面状、短冊状の弾性カバーを
採用する傾向にある(例えば特開昭62−19001号
公報、実開昭55−106006号公報、実開昭63−
45102号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開昭55−1060
06号公報の技術は、鉄格子状のフレームの上面にゴム
板を張設したものであり、フレームの内面(耕耘部に面
する側)は鉄格子の凹部となることから、該フレーム内
面に泥土が付着固化するという課題があった。特開昭6
2−19001号公報の技術は、前後の横杆に弓形の縦
杆を固着してカバー骨格体を構成し、該カバー骨格体に
弾性耐土面を有する短冊板の複数個を独立して上下揺動
自在に連絡したものであり、短冊状であることから構造
が複雑で組付けが面倒であった。
06号公報の技術は、鉄格子状のフレームの上面にゴム
板を張設したものであり、フレームの内面(耕耘部に面
する側)は鉄格子の凹部となることから、該フレーム内
面に泥土が付着固化するという課題があった。特開昭6
2−19001号公報の技術は、前後の横杆に弓形の縦
杆を固着してカバー骨格体を構成し、該カバー骨格体に
弾性耐土面を有する短冊板の複数個を独立して上下揺動
自在に連絡したものであり、短冊状であることから構造
が複雑で組付けが面倒であった。
【0004】実開昭63−45102号公報の技術は格
子形(田型)骨格体に合成樹脂製カバーを挿板可能に取
付けたものであり、骨格体は溝形状であることから、軽
量かつ剛性は充分であるものの、カバーには泥土が付着
するものであるから、これを挿板可能とすることは現実
には困難であった。そこで本発明は、格子形のカバー骨
格体を中空材で構成することにより、簡易な構造であり
ながら軽量かつ剛性は充分に確保し、このカバー骨格体
の一面に、スキマを有して面状の弾性カバーを装着する
ことで泥土の付着を少なくし得るようにした耕耘カバー
を提供することが目的である。
子形(田型)骨格体に合成樹脂製カバーを挿板可能に取
付けたものであり、骨格体は溝形状であることから、軽
量かつ剛性は充分であるものの、カバーには泥土が付着
するものであるから、これを挿板可能とすることは現実
には困難であった。そこで本発明は、格子形のカバー骨
格体を中空材で構成することにより、簡易な構造であり
ながら軽量かつ剛性は充分に確保し、このカバー骨格体
の一面に、スキマを有して面状の弾性カバーを装着する
ことで泥土の付着を少なくし得るようにした耕耘カバー
を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、格子形のカバ
ー骨格体9に、面状の弾性カバー10を装着している耕
耘カバー1において、前述の目的を達成するために、前
記カバー骨格体9は、左右方向に延びる中空材11より
なる主杆を前後に間隔を有して互いに平行に配置し、こ
の前後主杆の長手方向両端に、側面視で略円弧形で中空
材11よりなる左右の副杆を固着して枠組みされてお
り、左右方向に延びる中空材11よりなる別の主杆を前
記前後主杆の前後方向中途で互いに平行に配置してこの
別の主杆の長手方向両端を前記左右副杆に固着している
とともに、前記前後主杆および別の主杆の長手方向中途
に、側面視で略円弧形で中空材11よりなる別の副杆を
固着して前記前後主杆および別の主杆と副杆との固着部
を前記弾性カバー10の装着部位14として散点配置さ
せ、この装着部位14を介して前後左右に格子空間12
Aを有する格子形状のカバー骨格体9が枠組みされてお
り、前記弾性カバー10は、カバー骨格体9の一面に対
してスキマ18を有して前記格子空間12Aにおいて弾
性変形可能にすべく前記散点配置の装着部位14に支持
されていることを特徴とするものである(請求項1)。
この請求項1に係る本発明では、中空材11によってカ
バー骨格体9が構成されていることから、軽量でありな
がら左右方向に延びる前後主杆および別の主杆を前後方
向に間隔を有して互いに平行に配置し、この主杆の長手
方向両端と長手方向中途に側面視で略円弧形の副杆を固
着してカバー骨格体9を構成したので、充分な剛性、特
に捻り剛性を確保することになるし、弾性カバー10の
弾性変形は格子空間12Aによってなされるので泥土付
着も確実となる。また、本発明では、前記カバー骨格体
9は、軽量な中空材11より構成されていて装着部位1
4を介して前後左右に格子空間12Aを備え、前記弾性
カバー10は前記格子空間12Aにおいて弾性変形可能
にすべく前記装着部位14に支持されていることから、
面状の弾性カバー10は所謂散点配置の支持となって、
弾性カバー10のより一層の弾性変形を許容し、泥土の
剥離は確実となる。更に、本発明では前記弾性カバー1
0は、カバー骨格体9の一面に対してスキマ18を有し
て装着されていることから、弾性カバー10に耕土が衝
突してもス キマ18によって該弾性カバー10は充分に
弾性変形して泥土の剥離を促進するし、カバー骨格体9
に対する衝撃力も併せて緩和することになる。
ー骨格体9に、面状の弾性カバー10を装着している耕
耘カバー1において、前述の目的を達成するために、前
記カバー骨格体9は、左右方向に延びる中空材11より
なる主杆を前後に間隔を有して互いに平行に配置し、こ
の前後主杆の長手方向両端に、側面視で略円弧形で中空
材11よりなる左右の副杆を固着して枠組みされてお
り、左右方向に延びる中空材11よりなる別の主杆を前
記前後主杆の前後方向中途で互いに平行に配置してこの
別の主杆の長手方向両端を前記左右副杆に固着している
とともに、前記前後主杆および別の主杆の長手方向中途
に、側面視で略円弧形で中空材11よりなる別の副杆を
固着して前記前後主杆および別の主杆と副杆との固着部
を前記弾性カバー10の装着部位14として散点配置さ
せ、この装着部位14を介して前後左右に格子空間12
Aを有する格子形状のカバー骨格体9が枠組みされてお
り、前記弾性カバー10は、カバー骨格体9の一面に対
してスキマ18を有して前記格子空間12Aにおいて弾
性変形可能にすべく前記散点配置の装着部位14に支持
されていることを特徴とするものである(請求項1)。
この請求項1に係る本発明では、中空材11によってカ
バー骨格体9が構成されていることから、軽量でありな
がら左右方向に延びる前後主杆および別の主杆を前後方
向に間隔を有して互いに平行に配置し、この主杆の長手
方向両端と長手方向中途に側面視で略円弧形の副杆を固
着してカバー骨格体9を構成したので、充分な剛性、特
に捻り剛性を確保することになるし、弾性カバー10の
弾性変形は格子空間12Aによってなされるので泥土付
着も確実となる。また、本発明では、前記カバー骨格体
9は、軽量な中空材11より構成されていて装着部位1
4を介して前後左右に格子空間12Aを備え、前記弾性
カバー10は前記格子空間12Aにおいて弾性変形可能
にすべく前記装着部位14に支持されていることから、
面状の弾性カバー10は所謂散点配置の支持となって、
弾性カバー10のより一層の弾性変形を許容し、泥土の
剥離は確実となる。更に、本発明では前記弾性カバー1
0は、カバー骨格体9の一面に対してスキマ18を有し
て装着されていることから、弾性カバー10に耕土が衝
突してもス キマ18によって該弾性カバー10は充分に
弾性変形して泥土の剥離を促進するし、カバー骨格体9
に対する衝撃力も併せて緩和することになる。
【0006】また、本発明では前記格子形のカバー骨格
体9に、面状の弾性カバー10を装着している耕耘カバ
ー1は、主カバー5とこの主カバー5の後端にヒンジ金
物6を介して屈折自在として枢支されている後部カバー
7とからなり、この主カバー5と後部カバー7が請求項
1の構成とされていることが推奨される(請求項2)。
体9に、面状の弾性カバー10を装着している耕耘カバ
ー1は、主カバー5とこの主カバー5の後端にヒンジ金
物6を介して屈折自在として枢支されている後部カバー
7とからなり、この主カバー5と後部カバー7が請求項
1の構成とされていることが推奨される(請求項2)。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明すると、図1(A)(B)において、本発
明に係る耕耘カバー1は、ロータリ耕耘部2を覆い耕土
の飛散を防止するとともに砕土を行うものである。耕耘
カバー1は、図2に示している機枠3にブラケット4を
介して装着されている主カバー5とこの主カバー5の後
端にヒンジ金物6を介して屈折自在として枢支されてい
る後部カバー7とからなり、後部カバー7には均平板8
を備え、図示省略している弾下装置によって対地に付勢
されている。
の形態を説明すると、図1(A)(B)において、本発
明に係る耕耘カバー1は、ロータリ耕耘部2を覆い耕土
の飛散を防止するとともに砕土を行うものである。耕耘
カバー1は、図2に示している機枠3にブラケット4を
介して装着されている主カバー5とこの主カバー5の後
端にヒンジ金物6を介して屈折自在として枢支されてい
る後部カバー7とからなり、後部カバー7には均平板8
を備え、図示省略している弾下装置によって対地に付勢
されている。
【0009】主カバー5および後部カバー7はいずれも
格子形のカバー骨格体9に、面状の弾性カバー10を装
着したものであり、カバー骨格体9は中空材11より構
成されている。中空材11はアルミニウム、スチール等
の金属押出又は引抜材を初め硬質樹脂材よりなり、耕巾
方向(左右方向)に延びる主杆を前後方向に間隔を有し
て互いに平行に配置し、この主杆の長手方向両端と長手
方向中途に側面視で略円弧形の副杆を固着して格子部1
2を介して格子形状に枠組みしており、左右両端には側
部伝動ケース、側枠又はサイドカバー等の取付端板13
を固着している。すなわち、前記カバー骨格体9は、左
右方向に延びる中空材11よりなる主杆を前後に間隔を
有して互いに平行に配置し、この前後主杆の長手方向両
端に、側面視で略円弧形で中空材11よりなる左右の副
杆を固着して枠組みされており、左右方向に延びる中空
材11よりなる別の主杆を前記前後主杆の前後方向中途
で互いに平行に配置してこの別の主杆の長手方向両端を
前記左右副杆に固着しているとともに、前記前後主杆お
よび別の主杆の長手方向中途に、側面視で略円弧形で中
空材11よりなる別の副杆を固着して前記前後主杆およ
び別の主杆と副杆との固着部を前記弾性カバー10の装
着部位14として散点配置させ、この装着部位14を介
して前後左右に格子空間12Aを有する格子形状のカバ
ー骨格体9が枠組みされており、前記弾性カバー10
は、カバー骨格体9の一面に対してスキマ18を有して
前記格子空間12Aにおいて弾性変形可能にすべく前記
散点配置の装着部位14に支持されている。
格子形のカバー骨格体9に、面状の弾性カバー10を装
着したものであり、カバー骨格体9は中空材11より構
成されている。中空材11はアルミニウム、スチール等
の金属押出又は引抜材を初め硬質樹脂材よりなり、耕巾
方向(左右方向)に延びる主杆を前後方向に間隔を有し
て互いに平行に配置し、この主杆の長手方向両端と長手
方向中途に側面視で略円弧形の副杆を固着して格子部1
2を介して格子形状に枠組みしており、左右両端には側
部伝動ケース、側枠又はサイドカバー等の取付端板13
を固着している。すなわち、前記カバー骨格体9は、左
右方向に延びる中空材11よりなる主杆を前後に間隔を
有して互いに平行に配置し、この前後主杆の長手方向両
端に、側面視で略円弧形で中空材11よりなる左右の副
杆を固着して枠組みされており、左右方向に延びる中空
材11よりなる別の主杆を前記前後主杆の前後方向中途
で互いに平行に配置してこの別の主杆の長手方向両端を
前記左右副杆に固着しているとともに、前記前後主杆お
よび別の主杆の長手方向中途に、側面視で略円弧形で中
空材11よりなる別の副杆を固着して前記前後主杆およ
び別の主杆と副杆との固着部を前記弾性カバー10の装
着部位14として散点配置させ、この装着部位14を介
して前後左右に格子空間12Aを有する格子形状のカバ
ー骨格体9が枠組みされており、前記弾性カバー10
は、カバー骨格体9の一面に対してスキマ18を有して
前記格子空間12Aにおいて弾性変形可能にすべく前記
散点配置の装着部位14に支持されている。
【0010】更に、中空材11は図1(B)で示すよう
に横長矩形の中空構造又は図4で示すように円形の中空
構造を初め、楕円中空構造、三角中空構造等であり、各
格子部12が弾性カバー10の装着部位14とされてい
る。装着部位14は図1(B)および図4で示すように
格子部12の一面(耕耘部2に面する側)にナット15
を固着し、このナット15に鍔付押え金具16を介して
ボルト17をネジ込むことにより弾性カバー10をナッ
ト15と押え金具16の鍔16Aで挟持した状態でスキ
マ18を有して装着している。
に横長矩形の中空構造又は図4で示すように円形の中空
構造を初め、楕円中空構造、三角中空構造等であり、各
格子部12が弾性カバー10の装着部位14とされてい
る。装着部位14は図1(B)および図4で示すように
格子部12の一面(耕耘部2に面する側)にナット15
を固着し、このナット15に鍔付押え金具16を介して
ボルト17をネジ込むことにより弾性カバー10をナッ
ト15と押え金具16の鍔16Aで挟持した状態でスキ
マ18を有して装着している。
【0011】このとき、ボルト17の頭は押え金具16
より突出することがなく完全に没入しており、装着部位
14が格子部12であることから、弾性カバー10の支
持(取付け)は全体からみると散点状となり、格子空間
12Aにおいて弾性カバー10は十分に弾性変形可能で
振幅を繰り返すことで泥土等の剥離を確実にするのであ
る。
より突出することがなく完全に没入しており、装着部位
14が格子部12であることから、弾性カバー10の支
持(取付け)は全体からみると散点状となり、格子空間
12Aにおいて弾性カバー10は十分に弾性変形可能で
振幅を繰り返すことで泥土等の剥離を確実にするのであ
る。
【0012】弾性カバー10は主カバー5と後部カバー
7に亘る一枚物とされており、ヒンジ金物6では屈曲を
容易とするため図2で示すようにたるみ10Aをもって
いる。但し、弾性カバー10は主カバー5と後部カバー
7に個別に張設したものであっても構わない。
7に亘る一枚物とされており、ヒンジ金物6では屈曲を
容易とするため図2で示すようにたるみ10Aをもって
いる。但し、弾性カバー10は主カバー5と後部カバー
7に個別に張設したものであっても構わない。
【0013】また、弾性カバー10はゴム板、軟質樹脂
板等により製作されている。図3は装着部位14の他の
好ましい実施態様であり、格子部12にボルト19を突
出し、弾性カバー10には別のボルト20を突出し、両
ボルト19,20を相対させて両ボルト19,20にわ
たって螺合するナット21を設け、上・下のロックナッ
ト22,23で固定したものであり、これによればスキ
マ18を介してナット21、ロックナット22,23を
操作できることから、弾性カバー10の交換等が有利と
なる。
板等により製作されている。図3は装着部位14の他の
好ましい実施態様であり、格子部12にボルト19を突
出し、弾性カバー10には別のボルト20を突出し、両
ボルト19,20を相対させて両ボルト19,20にわ
たって螺合するナット21を設け、上・下のロックナッ
ト22,23で固定したものであり、これによればスキ
マ18を介してナット21、ロックナット22,23を
操作できることから、弾性カバー10の交換等が有利と
なる。
【0014】その他、図2において符号24は後ゲージ
輪装置であり、ゲージ輪25のステー26にスクレーパ
ー27を設けたものである。すなわち、図5(A)
(B)で示すように、スクレーパー27は後方に水平方
向で延伸され、その延伸端にはゲージ輪25の外周面に
付着するスクレープ板27Aが形成されている。
輪装置であり、ゲージ輪25のステー26にスクレーパ
ー27を設けたものである。すなわち、図5(A)
(B)で示すように、スクレーパー27は後方に水平方
向で延伸され、その延伸端にはゲージ輪25の外周面に
付着するスクレープ板27Aが形成されている。
【0015】スクレープ板27Aは鉛直線に対して後上
り状に角度αをもっているとともに左右方向にも角度β
をもっており、これによってゲージ輪25の外周面に付
着成長しようとする泥土を剥離し、下方に落下させ持廻
りしないのである。図6および図7は、後部カバー7の
左右方向中央部分に培土器(畝立器)を装着するための
三角空間28を形成し、この三角空間28を閉塞する三
角カバー29を左右の止め具30と頂部の枢支金具31
により装着したものであり、枢支金具31近傍の主カバ
ー5の中央部には抱込み金具32を固着しておき、三角
カバー29には抱込み金具32の抱込み部32Aに弾性
変形を介して係脱自在な棒材33が固着されている。
り状に角度αをもっているとともに左右方向にも角度β
をもっており、これによってゲージ輪25の外周面に付
着成長しようとする泥土を剥離し、下方に落下させ持廻
りしないのである。図6および図7は、後部カバー7の
左右方向中央部分に培土器(畝立器)を装着するための
三角空間28を形成し、この三角空間28を閉塞する三
角カバー29を左右の止め具30と頂部の枢支金具31
により装着したものであり、枢支金具31近傍の主カバ
ー5の中央部には抱込み金具32を固着しておき、三角
カバー29には抱込み金具32の抱込み部32Aに弾性
変形を介して係脱自在な棒材33が固着されている。
【0016】この図6・7に示す構成によれば、バック
ル止め具30を外して棒材33を握る等して三角カバー
29を枢支金具31を支点に持上げ、棒材33を抱込み
部32Aに係脱するだけでよいことから、実開平5−8
0202号公報で示すように、対のフック止め具をバネ
に抗して係脱するものよりは構造が簡単で取扱い上も有
利となる。
ル止め具30を外して棒材33を握る等して三角カバー
29を枢支金具31を支点に持上げ、棒材33を抱込み
部32Aに係脱するだけでよいことから、実開平5−8
0202号公報で示すように、対のフック止め具をバネ
に抗して係脱するものよりは構造が簡単で取扱い上も有
利となる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、軽量
化と剛性を確保して泥土の付着量が少ない耕耘カバーを
提供できる。
化と剛性を確保して泥土の付着量が少ない耕耘カバーを
提供できる。
【図1】本発明の実施の形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は装着部位の断面図である。
(B)は装着部位の断面図である。
【図2】本発明に係るカバーを備えたロータリ耕耘機の
側面図である。
側面図である。
【図3】装着部位の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】装着部位の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図5】後ゲージ装置のスクレーパーを示し、(A)は
側面図、(B)は背面図である。
側面図、(B)は背面図である。
【図6】培土器装着形の耕耘カバーを示す要部の背面図
である。
である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】 9 カバー骨格体 10 弾性カバー 11 中空材 12 格子部 14 装着部位 18 スキマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安宮 久勝 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭62−19001(JP,A) 実開 平5−29302(JP,U) 実公 昭57−1684(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 33/12
Claims (2)
- 【請求項1】 格子形のカバー骨格体(9)に、面状の
弾性カバー(10)を装着している耕耘カバー(1)に
おいて、 前記カバー骨格体(9)は、左右方向に延びる中空材
(11)よりなる主杆を前後に間隔を有して互いに平行
に配置し、この前後主杆の長手方向両端に、側面視で略
円弧形で中空材(11)よりなる左右の副杆を固着して
枠組みされており、左右方向に延びる中空材(11)よ
りなる別の主杆を前記前後主杆の前後方向中途で互いに
平行に配置してこの別の主杆の長手方向両端を前記左右
副杆に固着しているとともに、前記前後主杆および別の
主杆の長手方向中途に、側面視で略円弧形で中空材(1
1)よりなる別の副杆を固着して前記前後主杆および別
の主杆と副杆との固着部を前記弾性カバー(10)の装
着部位(14)として散点配置させ、この装着部位(1
4)を介して前後左右に格子空間(12A)を有する格
子形状のカバー骨格体(9)が枠組みされており、前記
弾性カバー(10)は、カバー骨格体(9)の一面に対
してスキマ(18)を有して前記格子空間(12A)に
おいて弾性変形可能にすべく前記散点配置の装着部位
(14)に支持されていることを特徴とする耕耘カバ
ー。 - 【請求項2】 格子形のカバー骨格体(9)に、面状の
弾性カバー(10)を装着している耕耘カバー(1)
は、主カバー(5)とこの主カバー(5)の後端にヒン
ジ金物(6)を介して屈折自在として枢支されている後
部カバー(7)とからなり、この主カバー(5)と後部
カバー(7)が請求項1の構成とされていることを特徴
とする耕耘カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20570495A JP3285739B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 耕耘カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20570495A JP3285739B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 耕耘カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951701A JPH0951701A (ja) | 1997-02-25 |
JP3285739B2 true JP3285739B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16511327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20570495A Expired - Fee Related JP3285739B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 耕耘カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285739B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5936308B2 (ja) * | 2011-03-09 | 2016-06-22 | 小橋工業株式会社 | エプロン部材 |
CN104145541B (zh) * | 2014-07-28 | 2016-03-23 | 中国农业大学 | 一种弹性防粘土挡土板 |
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1995
- 1995-08-11 JP JP20570495A patent/JP3285739B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0951701A (ja) | 1997-02-25 |
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