JP3284761B2 - ディスク装置の緩衝装置 - Google Patents

ディスク装置の緩衝装置

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JP3284761B2
JP3284761B2 JP13397094A JP13397094A JP3284761B2 JP 3284761 B2 JP3284761 B2 JP 3284761B2 JP 13397094 A JP13397094 A JP 13397094A JP 13397094 A JP13397094 A JP 13397094A JP 3284761 B2 JP3284761 B2 JP 3284761B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤやCD−
ROMドライブ等に適用するのに最適なディスク装置の
緩衝装置に関し、特に、ディスクテーブル及び光学ピッ
クアップを取り付けたフレームの緩衝装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDプレーヤやCD−ROM
ドライブ等のディスク装置では、図20及び図21に示
すように、CDやCD−ROM等の光ディスクや光磁気
ディスク等の記録及び/又は再生用のディスク1をディ
スクトレー4上に水平に載置してディスク装置本体2内
に水平にローディングする。
【0003】そして、ディスク装置本体2内でディスク
トレー4の下部に配置されたディスクテーブルと光学ピ
ックアップとをベースユニットによって同時に上昇させ
て、ディスクテーブルをディスク1に下方からチャッキ
ングして、そのディスク1をディスクトレー4の上方に
僅かに持ち上げると共に、光学ピックアップの対物レン
ズをディスク1の下面に近接させる。
【0004】そして、スピンドルモータによって回転駆
動されるディスクテーブルと一体にディスク1を高速で
回転駆動すると共に、光学ピックアップの対物レンズを
ディスク1の半径方向にトラッキングして、所望の記録
及び/又は再生を行うように構成している。
【0005】そして、この種、ディスク装置では、従来
から、図23〜図25に示すような緩衝装置によって、
ベースユニットをディスク装置本体内に弾性的に支持し
ていた。
【0006】即ち、この緩衝装置は、スピンドルモータ
12のスピンドル12aに固着されたディスクテーブル
13と、対物レンズ26を有するキャリッジ27とそれ
を駆動するリニアモータ機構33を備えた光学ピックア
ップ25とを合成樹脂等で成形されたベースユニット1
7に取り付け、そのベースユニット17の一端17a側
の左右両側の2点と、他端17b側のほぼ中央部の1点
とを合計3つのゴム等で成形されたほぼ円筒型のインシ
ュレータ90を用いて、3本のフランジ91a及び段部
91b付の取付ネジ91によって支持部材であるシャー
シ2bとベースユニット駆動レバー20との上部に弾性
的に支持させていた。
【0007】この際、3本の取付ネジ91を3つのイン
シュレータ90の中空部90a内に上方から挿入してシ
ャーシ2bやベースユニット駆動レバー20上に一体成
形された円筒状のネジ止め用ボス92内に垂直にネジ止
めする。そして、これらのインシュレータ90の上下両
端の円形穴90b、90cを取付ネジ91の上端の段部
91bとボス92の外周に同一軸心状に嵌合させて、こ
れらの取付ネジ91のフランジ91aで各インシュレー
タ90の上端を押え込む。そして、3つのインシュレー
タ90の外周の軸方向の中間に形成した凹溝93内にベ
ースユニット17の外周の3点に3方向に向けて一体成
形した3つのほぼ3/4円弧状の水平な係止用フランジ
94を水平方向から嵌合させて、ベースユニット17の
外周の3点を弾性的に支持させていた。
【0008】そして、ベースユニット駆動レバー20に
よってベースユニット17の他端17bを上下方向であ
る矢印d、c方向に駆動することによって、ベースユニ
ット17を一端17a側の2点のインシュレータ90を
回動支点にして上下方向である矢印d、c方向に昇降駆
動させるように構成していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の緩衝装置に
よれば、光学ピックアップ25の対物レンズ26のトラ
ッキング方向をX方向とし、フォーカス方向をZ方向と
し、X方向及びY方向に対して共に直角な方向(ディス
ク1に記録されるトラックに対する接線方向)をY方向
とした座標軸をとった時に、図20及び図21に示すよ
うに、ディスク装置本体2を水平に設置して使用する水
平使用の限りにおいては、ベースユニット17に加えら
れるX方向、Y方向及びZ方向の加部振動を3つのイン
シュレータ90によって効果的に緩衝することができ
る。
【0010】一方、従来は、X方向、Y方向及びZ方向
の十分な緩衝性を確保するために、インシュレータ90
の内側に取付ネジ91の側面に対する約1.2mm程度
の大きなクリアランスG2を形成して取付ネジ91に対
するインシュレータ90のX方向、Y方向及びZ方向に
大きな遊びを持たせていたために、図22に示すよう
に、ディスク装置本体2を垂直に立てて使用する垂直使
用時には、上記の大きなクリアランスG2による遊びの
悪影響が出てしまう。
【0011】即ち、ディスク装置本体2を垂直に立てる
と、ベースユニット17も垂直となり、ベースユニット
17の自重によって、ベースユニット17が3本の取付
ネジ91に対してY方向やZ方向に大きく、かつ、容易
に変位し易くなって、ディスクテーブル13にチャッキ
ングされて回転駆動されるディスク1がディスクトレー
4に不測に接触されたり、対物レンズ26のディスク1
に対するフォーカスエラーを生じると言う不都合が発生
し易い。
【0012】だからと言って、単純に、インシュレータ
90のX方向、Y方向及びZ方向の剛性を強くしたので
は、ベースユニット17の変位量は小さくなるものの、
外部振動の緩衝効果(耐振性)が悪化してしまうと言う
別の問題が発生する。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、外部振動の緩衝効果(耐振性)を
十分に確保しつつ、垂直使用時におけるディスクトレー
へのディスクの接触やフォーカスエラー等を未然に防止
できるようにしたディスク装置の緩衝装置を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置の緩衝装置は、ディスクテー
ブル及び光学ピックアップが取り付けられたベースユニ
ットをほぼ円筒型の複数のインシュレータによってディ
スク装置本体内に弾性的に支持させたディスク装置の緩
衝装置において、上記光学ピックアップのトラッキング
方向をX方向とし、フォーカス方向をZ方向とし、上記
X方向及び方向に対して共に直角な方向をY方向とし
た座標軸を設定し、上記複数のインシュレータの軸方向
を上記Z方向と平行に配置し、上記複数のインシュレー
タの外側に上記Y方向及びZ方向に対して共に平行な一
対の外側リブをそれぞれ一体成形して、これら一対の外
側リブによって複数のインシュレータそれぞれの上記Z
方向の変形、変位を小さくさせる手段を構成し、上記複
数のインシュレータの内側に上記Y方向から相対向され
た一対の内側リブをそれぞれ一体成形して、これら一対
の内側リブを複数のインシュレータ内にそれぞれ挿通さ
せた複数の取付ネジの側面に当接させることによって、
これら一対の内側リブで複数のインシュレータそれぞれ
の上記Y方向の変形、変位を小さくさせる手段をように
構成したものである。
【0015】
【作用】上記のように構成された本発明のディスク装置
の緩衝装置は、ディスクテーブル及び光学ピックアップ
が取り付けられたベースユニットをほぼ円筒型の複数の
インシュレータによってディスク装置本体内に弾性的に
支持させ、これらのインシュレータの光学ピックアップ
のトラッキング方向であるX方向の変形、変位を十分に
確保しつつ、フォーカス方向であるZ方向と、X方向及
びZ方向に対して共に直角なY方向(ディスクに記録さ
れるトラックに対する接線方向)の変形、変位を複数の
インシュレータの外側に一体成形されてY方向及びZ方
向に対して共に平行な一対の外側リブと、複数のインシ
ュレータの内側に一体成形されてY方向から相対向され
た一対の内側リブとによって小さくするようにしたの
で、ベースユニットのX方向に関する緩衝性を十分に確
保しつつ、Y方向及びZ方向の変位量を小さく抑えるこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明をCDプレーヤやCD−ROM
ドライブに適用したディスク装置の緩衝装置を図1〜図
22を参照して説明する。なお、図23〜図25と同一
構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0017】[ベースユニットの緩衝装置の説明]ま
ず、図1〜図6によって、ベースユニット17の緩衝装
置を説明する。
【0018】まず、この種ディスク装置では、図1に示
すX方向(フォーカス方向)、Y方向(ディスクに記録
されるトラックに対する接線方向)及びZ方向の座標軸
において、X方向が外部振動に対して極めて弱く、Y方
向が外部振動に対して非常に強く、Z方向が外部振動に
対して比較的強いと言う特徴がある。
【0019】そこで、このベースユニット17の緩衝装
置では、X方向に関しては十分な緩衝性(耐振性)を保
ちつつY方向及びZ方向に関しては変位量を小さく抑え
ることができるようにした合計3つのインシュレータ1
9、23を用いることによって、ベースユニット17の
位置を安定させて、図22に示すように、ディスク装置
本体2を垂直に立てて使用する垂直使用時におけるベー
スユニット17のY方向及びZ方向の過度な変位を防止
して、ディスクテーブル4に対するディスク1の接触や
対物レンズ26のフォーカスエラー等の問題を解消する
ことができるようにしたものである。また、図21に示
す水平使用時においても、ベースユニット17のY方向
の遊び(ガタツキ)を少なくして、ディスクトレー4上
に載置されてローディングされたディスク1の中心穴1
aへのディスクテーブル13のチャッキング動作の確実
性を向上するようにしたものである。
【0020】また、ベースユニット17の外部振動に対
する緩衝性(耐振性)に関しても、図20及び図21に
示すように、ディスク装置本体2を水平に設置して使用
する水平使用時には、図23〜図25に示した従来のイ
ンシュレータ90と同等以上の効果を発揮できる上に、
図22に示す垂直使用時にも水平使用時とほぼ同等の効
果を発揮できるようにしたものである。
【0021】即ち、この緩衝装置では、まず、図1及び
図2に示すように、ベースユニット17の矢印a方向側
の端部17aの左右両側が2つのインシュレータ19を
介してシャーシ2b上に弾性的に支持されていて、ベー
スユニット17の矢印b方向側の端部17bの中央部が
1つのインシュレータ23によってベースユニット駆動
カバー20上に弾性的に支持されている。
【0022】そして、これら合計3つのインシュレータ
19、23は従来と同様にゴム等で成形されていて、そ
れぞれ中空部19a、23aを有するほぼ円筒型に形成
されている。そして、図3、図5及び図6に示すよう
に、従来と同様に、これらのインシュレータ19、23
は、これらの中空部19a、23a内に上方から挿入さ
れて、シャーシ2b及びベースユニット駆動レバー20
上のネジ止め用ボス92内に垂直にネジ止めされたフラ
ンジ18a、22a及び段部18b、22bを有する取
付ネジ18、22によってシャーシ2a上とベースユニ
ット駆動レバー20上にこれらの取付ネジ18、22と
同一軸心状で垂直に取り付けられている。そして、これ
らのインシュレータ19、23の外周の凹溝93内にベ
ースユニット17の外周のほぼ3/4円弧状の係止用フ
ランジ94を水平方向から嵌合させている。
【0023】そして、図3及び図4に示すように、これ
らのインシュレータ19、23の外側には、Y方向及び
Z方向に対して共に平行な左右一対の外側リブ70がこ
れらのインシュレータ19、23の下端から軸方向のほ
ぼ中間位置にかけて一体成形されている。
【0024】そして、これら左右一対の外側リブ70に
よってこれらのインシュレータ19、23のX方向の変
形、変位を十分に確保しつつ、Z方向の変形、変位を小
さくする手段を構成している。
【0025】また、図3〜図6に示すように、これらの
インシュレータ19、23の内側にY方向から相対向さ
れる左右一対の内側リブ71が一体成形されている。
【0026】そして、図5及び図6に示すように、これ
ら左右一対の内側リブ71の先端と取付ネジ18、22
の側面との間のクリアランスG1が約0.2mm程度に
小さく形成されていて、これらのインシュレータ19、
23がY方向に変形、変位される際に、これらの左右一
対の内側リブ71が取付ネジ18、22の左右両側面に
当接されて、これらのインシュレータ19、23のY方
向の変形、変位を小さくする手段を構成している。
【0027】なお、これらのインシュレータ19、23
がX方向に変形、変位する際には、左右一対の内側リブ
71は取付ネジ18、22の側面に当接されることはな
く、これらインシュレータ19、23のX方向の変形、
変位は十分に確保される。
【0028】そして、図1、図2、図5及び図6に示す
ように、ベースユニット17の3つの係止用フランジ9
4の内周には、Y方向と平行な左右一対のリブ係合溝7
2が形成されている。
【0029】そして、ベースユニット17の3つの係止
用フランジ94内に3つのインシュレータ19、23を
凹溝93によって嵌合する際に、これらの左右一対の外
側リブ70を左右一対のリブ係合溝72内に係合させる
ことによって、ベースユニット17に対する3つのイン
シュレータ19、23のY方向の位置決めを簡単、か
つ、正確に行うことができるように構成されている。
【0030】次に、図1及び図2に示すように、3つの
インシュレータ19、23のうち、ベースユニット17
の他端17b側のほぼ中央部を支持する1つのインシュ
レータ23はディスクテーブル13が取り付けられた重
量の重いスピンドルモータ12の近傍位置を支持してい
るので、図5及び図6に示すように、このインシュレー
タ23の肉厚T1 等を他の2つのインシュレータ19の
肉厚T2 等より厚く形成して、スピンドルモータ12の
近傍位置を支持している1つのインシュレータ23のX
方向、Y方向及びZ方向の変形、変位が他の2つのイン
シュレータ19のX方向、Y方向及びZ方向の変形、変
位に比べて小さくなるように構成している。
【0031】従って、ベースユニット17の他端17b
側にスピンドルモータ12の重量が最も多くかかるにも
拘らず、この他端17b側を1つのインシュレータ23
によって強固に弾性的に支持することができて、ベース
ユニット17の外周の3点を3つのインシュレータ1
9、23によってバランス良く、安定して弾性的に支持
することができる。
【0032】以上のように構成されたベースユニット1
7の緩衝装置によれば、3つのインシュレータ19、2
3のX方向の変形、変位を十分に確保しつつ、Y方向及
びZ方向の変形、変位を小さくすることができるので、
ベースユニット17のX方向に関しては十分な緩衝性
(耐振性)を保ちつつ、Y方向及びZ方向に関しては左
右一対の外側リブ70及び内側リブ71によって変位量
及び遊び(ガタツキ)を小さく抑えることができる。
【0033】次に、図7の(A)(B)(C)によっ
て、インシュレータ19、23の変形例を説明する。
【0034】即ち、図7の(A)は、左右一対の外側リ
ブ70をこれらのインシュレータ19、23の軸方向の
全長に亘って形成したものであり、図7の(B)は左右
一対の外側リブ70をこれらのインシュレータ19、2
3の軸方向のほぼ中間位置に形成したものであり、図7
の(C)は左右一対の内側リブ71をこれらのインシュ
レータ19、23の軸方向の全長に亘って形成したもの
である。
【0035】次に、以上のように形成されたベースユニ
ット17の緩衝装置を備えたディスク装置について説明
する。
【0036】[ディスク装置の概要説明]次に、図20
及び図21によって、ディスク装置の概要を説明する。
【0037】このディスク装置は、CDやCD−ROM
等の光ディスクや光磁気ディスク等のディスク1を再生
するものであり、そのディスク1には中心穴1aが形成
されている。
【0038】そして、ディスク装置本体2は扁平な箱型
に形成されていて、フロントパネル2aに横長の開口3
が形成されている。そして、ディスクトレー4が開口3
からディスク装置本体2に対してローディング方向であ
る矢印a方向とイジェクト方向である矢印b方向とに水
平にローディング及びイジェクトされるように構成され
ている。
【0039】そして、ディスクトレー4は合成樹脂等に
よって成形されていて、その上面にはほぼ円形の凹部5
が形成されている。そして、ディスク1がこの凹部5内
に水平に載置されて、このディスクトレー4によってデ
ィスク1がディスク装置本体2内にローディング及びイ
ジェクトされるように構成されている。なお、ディスク
トレー4には凹部5の中央部から矢印a方向側の端部に
かけて開口6が形成されている。
【0040】そして、ディスク装置本体2のフロントパ
ネル2aの下側にはイジェクト釦7とイマージェンシー
・イジェクト用穴8等が設けられている。
【0041】[ディスクローディング動作]そして、デ
ィスクローディング時には、図20に示すように、ディ
スク1をディスクトレー4の凹部5内に水平に載置した
後、ディスクトレー4のフロントパネル4aを指で矢印
a方向に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示せ
ず)がONされて、後述するディスクトレー駆動機構に
よってディスクトレー4が図21に示すようにディスク
装置本体2内に矢印a方向からパワーローディングされ
る。
【0042】[ディスクイジェクト動作]そして、ディ
スクイジェクト時には、図21に示すディスクローディ
ング状態で、イジェクト釦7を押してイジェクトスイッ
チ(図示せず)をONするか、又は、ホストコンピュー
タからのイジェクト信号によって、後述するディスクト
レー駆動機構が作動されて、ディスクトレー4が図20
に示すようにディスク装置本体2内から矢印b方向にパ
ワーイジェクトされる。
【0043】[イマージェンシー・イジェクト操作]そ
して、図21に示すディスクローディング状態で、停電
や電気系の故障等によって電源を入れられなくなったよ
うな緊急時に、ディスク1をイマージェンシー・イジェ
クトする際には、ディスク装置本体2のフロントパネル
2aのイマージェンシー・イジェクト用穴8からクリッ
プ等の針金状のイマージェンシー・イジェクト操作用部
材9を矢印a方向に挿入する。すると、後述するイマー
ジェンシー・イジェクト機構によって、ディスクトレー
4がディスク装置本体2内から後述するように一定距離
1 (図8参照)だけ矢印b方向に押し出される。そこ
で、ディスクトレー4のフロントパネル4aに手をかけ
て、ディスクトレー4を手動操作によって矢印b方向に
引き出すことができる。
【0044】[ディスク装置本体の説明]次に、図17
〜図19によって、ディスク装置本体2の構成を説明す
る。
【0045】このディスク装置本体2は、合成樹脂等に
よって形成されたフロントパネル2a及びシャーシ2b
と、ステンレス薄板等によって形成された上下一対のカ
バー2c、2dによって扁平な箱型ケースに形成されて
いる。そして、シャーシ2bの下部と下側カバー2dと
の間にはプリント基板2eが水平に組み込まれている。
なお、図7及び図9に示すように、ディスクトレー4の
左右両側面に一体成形された水平な左右一対のガイドレ
ール4bがシャーシ2bの左右両側壁2b′の内側に成
形された水平な左右一対のガイド溝10内にスライド自
在に遊嵌されている。
【0046】[ディスクチャッキング機構の説明]次
に、図8〜図10、図17〜図19によって、ディスク
装置本体2内に設けられたディスクチャッキング機構1
1を説明する。
【0047】このディスクチャッキング機構11は、ス
ピンドルモータ12のスピンドル12aによって回転駆
動されるディスクテーブル13と、チャッキングプーリ
14とを有している。
【0048】そして、ディスクトレー4の挿入空間の上
方位置でシャーシ2bの左右両側壁2b′の上端部間に
プーリホルダー15が水平に架設されている。そして、
このプーリホルダー15の中央部に形成された円形のホ
ルダー穴15a内にチャッキングプーリ14が上下方向
及び水平方向に一定範囲内で移動可能に遊嵌されてい
る。なお、チャッキングプーリ14の中央部にはアルミ
板等の金属板14aが水平に埋設されていて、そのチャ
ッキングプーリ14の上端の外周に一体成形されたフラ
ンジ14bがホルダー穴15aの内周の下端に一体成形
されたフランジ15b上に当接されて、ローディングさ
れるディスク1よりも高い位置に宙吊りされている。
【0049】そして、シャーシ2bのほぼ中央部にほぼ
長方形状の開口16が形成されていて、この開口16内
にベースユニット17が配置されている。そして、ゴム
等で成形されて、左右一対の取付ネジ18によってシャ
ーシ2b上にネジ止めされた2つのインシュレータ19
によってベースユニット17の矢印a方向側の端部17
aの左右両側が支持されている。
【0050】そして、開口18の矢印b方向側の端部
で、シャーシ2b上にユニットベース駆動レバー20が
矢印a、b方向に対して直交する状態で配置されてい
る。このユニットベース駆動レバー20は合成樹脂等に
て成形されていて、このユニットベース駆動レバー20
がその一端に一体成形された矢印a、b方向と平行で水
平な一対の支点軸21を介してシャーシ2b上に上下方
向である矢印c、d方向に回転自在に取り付けられてい
て、ゴム等で成形されて、取付ネジ22によってユニッ
トベース駆動レバー20の先端20a上にネジ止めされ
た1つのインシュレータ23によってベースユニット1
7の矢印b方向側の端部17bの中央部が支持されてい
る。
【0051】従って、ユニットベース駆動レバー20に
よってベースユニット17が図18に示す下降位置と、
図19に示す上昇位置との間で、左右一対のインシュレ
ータ19を回動支点にして上下方向である矢印c、d方
向に回転自在に構成されている。
【0052】そして、このベースユニット17の矢印b
方向側の端部17bの近傍位置にスピンドルモータ12
が上向きで垂直に固着されていて、そのスピンドル12
aの上端にディスクテーブル13が水平に固着されてい
る。
【0053】そして、ベースユニット17のスピンドル
モータ12より後方側に開口24が形成されていて、こ
の開口24内に光学ピックアップ25の対物レンズ26
を有するキャリッジ27が矢印a、b方向に移動自在に
配置されている。
【0054】なお、キャリッジ27はベースユニット1
7に取り付けられた左右一対のガイド軸28によって案
内され、ベースユニット17に取り付けられたモータ2
9によってギアトレイン30を介して駆動されるピニオ
ン31と、キャリッジ27に固着されたラック32とか
らなるリニアモータ機構33によってキャリッジ27が
矢印a、b方向に移動されるように構成されている。
【0055】[ディスクチャッキング動作]まず、図1
8に示すように、ベースユニット17が自重によって下
降位置まで矢印c方向に下降された状態で、後述するよ
うに、ディスクトレー4によってディスク1がディスク
装置本体2内に矢印a方向から水平にローディングされ
て、ディスク1がディスクテーブル13とチャッキング
プーリ14との間に挿入される。
【0056】そして、このローディング完了後に、ユニ
ットベース駆動レバー20が後述するように矢印d方向
に駆動されて、ベースユニット17が図19に示すよう
に上昇位置まで矢印d方向に上昇されて水平になる。
【0057】そして、この時、ディスクテーブル13が
ディスクトレー4の開口6内に矢印d方向から挿入され
て、ディスク1の中心穴1aに矢印d方向から嵌合され
ると共に、そのディスクテーブル13がディスク1をデ
ィスクトレー4の凹部5内で上方に押し上げる。
【0058】この時、ディスクテーブル13はディスク
1と一緒にチャッキングプーリ14も上方に持ち上げる
と同時に、ディスクテーブル13の上面に埋設されてい
るチャッキングマグネット(図示せず)によってチャッ
キングプーリ14の金属板14aを下方に吸引する。そ
して、チャッキングプーリ14がディスク1の中心穴1
aの外周をディスクテーブル13上にマグネットチャッ
キングする。
【0059】[ディスクの再生動作]上記ディスク1の
チャッキング後に、スピンドルモータ12によって回転
駆動されるディスクテーブル13と一体にディスク1が
回転駆動され、光学ピックアップ25のキャリッジ27
がリニアモータ機構33によって矢印a、b方向に移動
されて、対物レンズ26によってディスク1の再生が行
われる。
【0060】[ディスクのチャッキング解除動作]ディ
スク1の再生後に、ユニットベース駆動レバー20が後
述するように矢印c方向に駆動されて、ベースユニット
17が自重によって図18に示すように矢印c方向に下
降されると、ディスクテーブル13がディスク1の中心
穴1aから離脱されてディスクトレー4より下方位置ま
で矢印c方向に下降される。そして、ディスク1がディ
スクトレー4の凹部5上に再び載置されると共に、チャ
ッキングプーリ14がそのフランジ14bによってプー
リホルダー15のフランジ15b上に当接されてディス
ク1の上方位置で再び宙吊り状態となる。
【0061】そして、このチャッキング解除後に、後述
するように、ディスクトレー4によってディスク1がデ
ィスク装置本体2内から矢印b方向にイジェクトされ
る。
【0062】[ディスクトレー駆動機構の説明]次に、
図8〜図19によって、ディスクトレー4をローディン
グ及びイジェクトするためのディスクトレー駆動機構3
5を説明する。
【0063】このディスクトレー駆動機構35は、ディ
スクトレー4の下面に一体成形された互いに平行でほぼ
J型のラック36及びガイド溝37と、ラック36を駆
動するピニオン38及びガイド溝37内に沿って移動さ
れるガイドピン39と、ピニオン38を正逆回転駆動す
るモータ40と、ガイドピン39によって回転駆動され
るギアベース41と、カムレバー41によって回転駆動
されて前記ユニットベース駆動レバー20を回転駆動す
るカムレバー42等を有している。
【0064】そして、ギアベース41が合成樹脂等にて
成形されていて、このギアベース41の基端上に一体成
形された円筒状のボス41aがシャーシ2b上に一体成
形された垂直な支点軸43の外周に挿入されて、ギアベ
ース41が支点軸43を中心に矢印e、f方向に回転自
在に取り付けられている。そして、そのギアベース41
の先端の上部にガイドピン39が垂直に一体成形されて
いて、そのガイドピン39の外周にピニオン38が挿入
されて回転自在に取り付けられている。
【0065】そして、シャーシ2b上に上向きに取り付
けられたモータ40のモータ軸40aの外周に固着され
た駆動プーリ44と、ボス41aの外周に回転自在に取
り付けられた従動プーリ45との間にベルト46が巻き
掛けられている。そして、ギアベース41の中間部上に
一体成形された垂直な支軸41bの外周に2段ギアで構
成された中間ギア47が挿入されて回転自在に取り付け
られている。そして、その中間ギア47が従動プーリ4
5の下面に一体成形された入力ギア48と、ピニオン3
8の下面に一体成形された出力ギア49とに噛合されて
いて、これらのギア48、47〜49によって減速用の
ギアトレインが構成されている。そして、このギアトレ
インとベルト46とによってピニオン駆動機構50が構
成されている。
【0066】そして、入力ギア48が太陽歯車に構成さ
れ、ピニオン38、出力ギア49及び中間ギア47が入
力ギア48の外周に沿って円運動する遊星歯車に構成さ
れている。
【0067】そして、図8及び図9に示すように、ピニ
オン38がラック36に噛合され、ガイドピン39の上
端がガイド溝37内に遊嵌されている。
【0068】そして、図14及び図15に示すように、
カムレバー42が合成樹脂等にて成形されていて、この
カムレバー42の中間部上に一体成形された円筒状のボ
ス42aがシャーシ2b上に一体成形された垂直な支点
軸52の外周に挿入されて、カムレバー42が支点軸5
2を中心に矢印g、h方向に回転自在に取り付けられて
いる。そして、ギアベース41の基端の側面とカムレバ
ー42の一端の側面とにそれぞれ一体成形された部分ギ
ア53、54が互いに噛合されている。
【0069】そして、カムレバー42のボス42aの側
面に一体成形されたほぼZ形のカム溝55と、ユニット
ベース駆動レバー20の先端の一側面に一体成形され
て、上記のカム溝55内に遊嵌されたカム従動ピン56
とによってカム機構57が構成されている。なお、カム
溝55は水平な段部である低所部55a及び高所部55
bと、これらの間を直結する傾斜部55cとによって構
成されていて、低所部55aはボス42aを中心とする
円周方向に比較的長く形成されている。
【0070】そして、図12に示すように、ディスクト
レー4の下面に一体成形されたラック36及びガイド溝
37はピニオン38の半径rの間隔を保って互いに平行
でほぼJ型に形成されていて、これらのラック36及び
ガイド溝37には、ディスクトレー4のローディング方
向である矢印a方向と平行な直線部36a、37aと、
その直線部36a、37aのイジェクト方向である矢印
b方向側の端部に順次滑らかに接続されて、ガイド溝3
7が内側になるように互いに平行な円弧状に形成された
第1円弧部36b、37b及び第2円弧部36c、37
cとを有している。
【0071】この際、ガイド溝37の第1円弧部37b
に滑らかに接続された第2円弧部37cの中心の曲率半
径R2 は支点軸43を中心O2 として矢印e、f方向に
回転されるガイドピン38の中心の回転半径と等しく構
成されていて、直線部37aに滑らかに接続された第1
円弧部37bは仮想中心O1 を中心にして円弧状に形成
されていて、その第1円弧部37bの中心の曲率半径R
1 は第2円弧部37cの中心の曲率半径R2 より小さく
構成されている。
【0072】なお、ラック36の第1円弧部36bの曲
率半径はR1 +rに形成され、第2円弧部36cの曲率
半径はR2 +rに形成されている。
【0073】[イマージェンシー・イジェクト機構の説
明]次に、図8〜図16によって、イマージェンシー・
イジェクト機構59を説明する。
【0074】まず、特に図12に示すように、このイマ
ージェンシー・イジェクト機構59は、ディスクトレー
4のほぼJ型のガイド溝37の曲率半径R1 が小さい第
1円弧部37bと、ギアベース41の先端上のガイドピ
ン39とによって構成されたイジェクト用カム機構60
を備えている。
【0075】そして、特に図14〜図16に示すよう
に、ディスク装置本体2内のフロントパネル2aの内側
で、イマージェンシー・イジェクト用穴8の真後の位置
にイマージェンシー・イジェクトスライダー61が配置
されている。
【0076】このイマージェンシー・イジェクトスライ
ダー61は、合成樹脂等によって水平板61aと垂直板
61bとによってほぼL型に成形されていて、シャーシ
2bに形成された矢印a、b方向と平行なガイド溝62
内で矢印a、b方向に直線運動できるように構成されて
いる。そして、垂直板61bのフロントパネル2b側に
はイマージェンシー・イジェクト用穴8に対向された凹
部61cが一体成形されている。
【0077】そして、カムレバー42の部分ギア54と
は反対側に延出されたアーム42bがこのイマージェン
シー・イジェクトスライダー61の垂直板61bに矢印
b方向から当接されている。
【0078】従って、イマージェンシー・イジェクト手
段が、イマージェンシー・イジェクトスライダー61
と、カムレバー42とによって構成されている。
【0079】[ディスクトレーのローディング動作]ま
ず、図20に示すディスクトレー4の矢印b方向へのイ
ジェクト完了状態では、図12に2点鎖線で示すよう
に、ピニオン38とガイドピン39がディスクトレー4
のラック36及びガイド溝37の直線部36a、37a
における矢印a方向側の端部位置に位置決めされてい
る。
【0080】次に、前述したようにローディングスイッ
チがONされると、図8〜図10に示すディスクトレー
駆動機構35のモータ40が正回転駆動されて、ピニオ
ン駆動機構50を介してピニオン38が図12に2点鎖
線で示す位置にて矢印m方向に正回転駆動される。
【0081】この際、ガイドピン39がガイド溝37の
直線部37a内に係合されて、このガイドピン39によ
ってギアベース41の支点軸43を中心とした矢印e、
f方向の自由回転が拘束されている。従って、ピニオン
39が定位置で矢印n方向にスムーズに回転して、ラッ
ク36の直線部36aを矢印a方向にスムーズに駆動す
る。
【0082】そして、ラック36と一体にディスクトレ
ー4がディスク装置本体2内に矢印a方向にローディン
グされて、ピニオン38及びガイドピン39がガイド溝
37の直線部37aを相対的に矢印b方向に移動する。
【0083】そして、ディスクトレー4の矢印a方向へ
のローディングが進み、やがて、図8及び図12に実線
で示すように、ピニオン38及びガイドピン39がガイ
ド溝37の直線部37aの中心と第1円弧部37bの中
心との交点P1 に到達する。
【0084】そして、ピニオン38が矢印m方向に継続
して正回転駆動されることにより、ピニオン38がラッ
ク36の第1円弧部36bに沿って矢印f方向に転動し
て、ギアベース41が支点軸43を中心O2 として矢印
f方向に回転されて、ガイドピン39がガイド溝37の
第1円弧部37b内を矢印f方向に進む。
【0085】この際、ガイド溝37の第1円弧部37b
の中心の曲率半径R1 が支点軸43を中心O2 としたガ
イドピン39の中心の回転半径より小さく構成されてい
ることから、ガイドピン39が第1円弧部37bを矢印
f方向に進む間にディスクトレー4の矢印a方向への移
動速度が減速される。
【0086】即ち、図12に示すように、支点軸43を
中心O2 としたガイドピン39の回転半径と等しい曲率
半径R2 に形成されているガイド溝37の第2円弧部3
7cの中心の矢印e方向への延長線と、直線部37aの
中心の矢印b方向への延長線との交点P2 と、直線部3
7aの中心と第1円弧部37bの中心との交点P1 との
間の矢印a、b方向の距離L1 が例えば約10.5mm
に設定されていて、この距離L1 内においてディスクト
レー4の矢印a方向への移動速度が減速される。
【0087】そして、図9及び図12に点線で示すよう
に、ピニオン38及びガイドピン39がガイド溝37の
第1円弧部37bの中心と第2円弧部37cの中心との
交点P3 到達した時に、ディスクトレー4がディスク装
置本体2内に矢印a方向に完全に挿入されて、ディスク
トレー4のローディング動作が完了する。
【0088】そして、ピニオン38が矢印m方向に継続
して正回転駆動されることにより、ピニオン38がラッ
ク36の第2円弧部36cに沿って矢印f方向に転動す
るが、この時のピニオン38の第2円弧部36c内での
矢印f方向への転動距離はオーバーストローク動作の進
み工程となる。そして、このピニオン38の矢印f方向
へのオーバーストローク動作の進み工程によって、ギア
ベース41が支点軸43を中心O2 として引き続き矢印
f方向に回転され、ガイドピン39がガイド溝37の第
2円弧部37c内を矢印f方向に進む。
【0089】この際、ガイド溝37の第2円弧部37c
の中心の曲率半径R2 が支点軸43を中心O2 としたガ
イドピン39の中心の回転半径と等しく構成されている
ことから、ガイドピン39は第2円弧部37c内を矢印
f方向にスムーズに進み、ディスクトレー4はローディ
ング完了位置にそのまま保持される。
【0090】そして、図12に1点鎖線で示すように、
ピニオン38及びガイドピン39がガイド溝37の第2
円弧部37cの終端P4 に達したことがギアベース41
等の回転角から検出スイッチ(図示せず)によって検出
されてイジェクトモータ40が停止される。
【0091】ところで、図8〜図10に示すように、ピ
ニオン38が交点P1 から交点P3を経て終端P4 まで
矢印f方向に進む間に、ギアベース41も図8に示す位
置から図10に示す位置まで支点軸43を中心に矢印f
方向に回転駆動されて、部分ギア53、54を介してカ
ムレバー42が図8に示す位置から図10に示す位置ま
で矢印h方向に回転駆動される。そして、カムレバー4
2のカム溝55がカム従動ピン56に対して矢印h方向
に移動される。
【0092】そして、ピニオン38が交点P1 から交点
3 まで矢印f方向に進む間は、図11の(A)に示す
ように、チャッキングレバー20のカム従動ピン56が
カムレバー42のカム溝55の低所部55a内を相対的
に矢印g方向に移動する。
【0093】そして、ピニオン38が交点P3 から終端
4 まで矢印f方向にオーバーストローク動作される間
に、図15の(B)に示すように、カム従動ピン56が
カム溝55の傾斜部55cを通って高所部55bまで矢
印d方向に押し上げられて、チャッキングレバー20が
矢印d方向に回転駆動される。
【0094】従って、ディスクトレー4の矢印a方向へ
のローディング完了後におけるピニオン38の矢印f方
向へのオーバーストローク動作の進み工程によって、チ
ャッキングレバー20によってチャッキングフレーム1
7が図18に示す下降位置から図19に示す上昇位置ま
で矢印d方向に回転駆動されて、前述したディスクチャ
ッキング機構11によるディスク1のチャッキング動作
が行われて、ディスク1がディスクトレー4の凹部5の
上方に押し上げられてディスクテーブル13上にマグネ
ットチャッキングされる。
【0095】[ディスクトレーのイジェクト動作]次
に、前述したようにイジェクトスイッチがONされる
か、又は、ホストコンピュータからのイジェクト信号に
よって、ローディング及びディスクトレー駆動機構35
のモータ40が逆回転駆動されると、ローディング時の
逆動作で、ディスクトレー4がディスク装置本体2内か
ら矢印b方向にイジェクトされる。
【0096】即ち、ピニオン38が図10及び図12に
1点鎖線で示すガイド溝37の第2円弧部37cの終端
4 で、モータ40によって矢印n方向に逆回転駆動さ
れると、ピニオン38がラック36の第2円弧部36c
に沿って終端P4 から図9及び図12に点線で示す交点
3 まで矢印e方向に進むオーバーストローク動作の戻
り工程を行い、ギアベース41が図10に示す位置から
図9に示す位置まで矢印e方向に回転駆動される。
【0097】すると、部分ギア53、54を介してカム
レバー42が図10に示す位置から図9に示す位置まで
矢印g方向に回転されて、図15の(A)に示すよう
に、カム従動ピン56がカム溝55の高所部55bから
傾斜部55cを通って低所部55aまで自重ですべり落
ちて、チャッキングレバー20が自重で矢印c方向に回
転駆動される。
【0098】そして、チャッキングレバー20と一緒に
チャッキングフレーム17が図19に示す上昇位置から
図18に示す下降位置まで自重で矢印c方向に回転駆動
されて、前述したディスクチャッキング機構11による
ディスク1のチャッキング解除動作が行われて、ディス
ク1がディスクトレー4の凹部5上に再び載置される。
【0099】そして、ピニオン38が矢印n方向に継続
して逆回転駆動されて、ピニオン38及びガイドピン3
9がラック36及びガイド溝37の第1円弧部36b、
37bに沿って図9及び図12に点線で示す交点P3
ら図8及び図12に実線で示す交点P1 まで矢印e方向
に進む。
【0100】そして、この間に、イマージェンシー・イ
ジェクト機構59のガイド溝37の第1円弧部37bと
ガイドピン39とによって構成されているイジェクト用
カム機構60によるカム作用、即ち、ガイドピン39が
ガイド溝37の第1円弧部37bの円弧面37b′を矢
印e方向に押圧することによって発生する矢印a方向の
分力Fによってディスクトレー4がディスク装置本体2
内から距離L1 分矢印e方向に押し出される。
【0101】また、この間に、図11の(A)に示すよ
うに、カム従動ピン56がカム溝55の低所部55a内
を相対的に矢印h方向に移動する。
【0102】そして、ピニオン38が矢印n方向に継続
して正回転駆動されて、ピニオン39がラック36の直
線部36aを矢印b方向に駆動することによって、図2
1に示すように、ディスクトレー4がディスク装置本体
2内から矢印b方向にイジェクトされて、ピニオン38
及びガイドピン39がガイド溝37の直線部37aを図
12に2点鎖線で示す位置まで相対的に矢印a方向に移
動する。
【0103】そして、図18に示すように、シャーシ2
bの左右両側壁2b′の矢印b方向側の端部に一体成形
されている左右一対のストッパー72にディスクトレー
4の左右両側面の矢印a方向側の端部に一体成形されて
いる左右一対の突起73が矢印b方向から当接されて、
ディスクトレー4のイジェクトが完了となり、そのディ
スクトレー4のイジェクト完了がイジェクト完了スイッ
チ(図示せず)によって検出されて、モータ40が停止
される。
【0104】[イマージェンシー・イジェクト操作]図
21に示すディスクローディング状態で、ディスク装置
本体2のイマージェンシー・イジェクト用穴8からイマ
ージェンシー・イジェクト操作用部材9を矢印a方向に
挿入すると、図16に示すように、イマージェンシー・
イジェクト操作用部材8の先端がイマージェンシー・イ
ジェクトスライダー61の凹部61c内に押し付けられ
て、このイマージェンシー・イジェクトスライダー61
が図16に1点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで
距離L2 だけ矢印a方向に押し出される。
【0105】そして、このイマージェンシー・イジェク
トスライダー61の垂直板61bがカムレバー42のア
ーム42bを同じ距離L2 だけ矢印a方向に押し、この
カムレバー42が図10に示す位置から図8に示す位置
まで矢印g方向に回転駆動されると共に、部分ギア5
3、54を介してギアベース41が図10に示す位置か
ら図8に示す位置まで矢印e方向に回転駆動される。
【0106】すると、カムレバー42が図10に示す位
置から図8に示す位置まで矢印g方向に回転駆動される
ことによって、前述したディスクトレー4のイジェクト
動作と同じように、チャッキングレバー20と一緒にチ
ャッキングフレーム17が図19に示す上昇位置から図
18に示す下降位置まで自重で矢印c方向に下降駆動さ
れて、ディスク1に対するディスクテーブル13のチャ
ッキング解除動作が行われる。
【0107】そして、このディスク1のチャッキング解
除後に、図12に示すように、矢印e方向に回転駆動さ
れるギアベース41のガイドピン39がディスクトレー
4のガイド溝37の第1円弧部37bの円弧面37b′
を矢印e方向に押し、この時のカム作用によって発生す
る矢印a方向の分力Fによって、ディスクトレー4がデ
ィスク装置本体2内から矢印b方向に距離L1 だけ軽く
押し出される。
【0108】従って、イマージェンシー・イジェクト操
作用部材9でイマージェンシー・イジェクトスライダー
61を矢印a方向に軽く押すだけで、ディスクトレー4
をディスク装置本体2内から距離L1 だけ矢印b方向に
軽快に押し出すことができる。
【0109】そして、この後に、ディスクトレー4のフ
ロントパネル4aに手をかけて、手動操作によってディ
スクトレー4を図20に示すようにディスク装置本体2
内から矢印b方向に完全に引き出して、ディスク1を取
り出し、イマージェンシー・イジェクト操作を終了す
る。
【0110】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0111】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置の緩衝装置は次のような効果を奏する。
【0112】請求項1は、ディスクテーブル及び光学ピ
ックアップが取り付けられたベースユニットをほぼ円筒
型の複数のインシュレータによってディスク装置本体内
に弾性的に支持させ、これらのインシュレータの光学ピ
ックアップのトラッキング方向であるX方向の変形、変
位を十分に確保しつつ、フォーカス方向であるZ方向
と、X方向及びZ方向に対して共に直角なY方向(ディ
スクに記録されるトラックに対する接線方向)の変形、
変位を複数のインシュレータの外側に一体成形されてY
方向及びZ方向に対して共に平行な一対の外側リブと、
複数のインシュレータの内側に一体成形されてY方向か
ら相対向された一対の内側リブとによって小さくするよ
うにして、ベースユニットのX方向に関する緩衝性を十
分に確保しつつ、Y方向及びZ方向の変位量を小さく抑
えることができるようにしたので、ディスク装置の垂直
使用時におけるベースユニットのY方向及びZ方向の過
度の変位を防止して、ディスクトレーに対するディスク
の接触やフォーカスエラー等を未然に防止することがで
きて、信頼性が飛躍的に向上する。
【0113】請求項1は、複数のインシュレータのX方
向の変形、変位を十分に確保できることから、ディスク
装置の水平使用時及び垂直使用時の両方について、ベー
スユニットの外部振動に対する高い緩衝性(耐振性)を
発揮することができる。
【0114】請求項1は、複数のインシュレータのY方
向の変形、変位を少なくしているので、ディスク装置の
水平使用時においても、ベースユニットのY方向の遊び
(ガタツキ)が少なくなって、ディスクトレー上に載置
されてローディングされたディスクに対するディスクテ
ーブルのチャッキング動作の確実性が向上する。
【0115】請求項1は、複数のインシュレータの外側
一体成形されてY方向及びZ方向に対して共に平行な
一対の外側リブによって、複数のインシュレータそれぞ
れのZ方向の変形、変位を小さくさせるように構成した
ので、インシュレータの構造が簡単で、製造が容易であ
る。
【0116】請求項、複数のインシュレータの内側
一体成形されてY方向から相対向される一対の内側リ
を複数のインシュレータ内にそれぞれ挿通させた複数
の取付ネジの側面に当接させることによって、Y方向の
変形、変位を小さくさせるように構成したので、インシ
ュレータの構造が簡単で、製造が容易である。
【0117】請求項、複数のインシュレータ内にそ
れぞれ挿通された複数の取付ネジによってこれら複数の
インシュレータを支持部材に取り付け、ベースユニット
に形成した複数のほぼ円弧状の係止用フランジを複数の
インシュレータの外周で軸方向の中間に形成した凹溝に
係合させ、その際、複数の係止用フランジの内周にそれ
ぞれ形成したY方向と平行な一対のリブ係合溝に一対の
外側リブを係合させるように構成したので、インシュレ
ータの組立て時の位置決めを容易に、かつ、正確に行え
る。
【0118】請求項、ベースユニットの外周の3点
を上記3つのインシュレータによって弾性的に支持し、
その際、ディスクテーブルの近傍位置の1点を支持する
インシュレータの上記X方向、Y方向及びZ方向の変
形、変位を他の2点を支持するインシュレータの上記X
方向、Y方向及びZ方向の変形、変位に比べて小さく構
成したので、ディスクテーブルが取り付けられた重いス
ピンドルモータの重量がかかるベースユニットの1点を
1つのインシュレータによって強固に弾性的に支持する
ようにして、3つのインシュレータによってベースユニ
ットの外周の3点をバランス良く、安定して弾性的に支
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスク装置の緩衝装置の実
施例における要部を示す分解斜視図である。
【図2】図1の一部切欠き平面図である。
【図3】同上のインシュレータの一部切欠き斜視図であ
る。
【図4】図4の(A)は同上のインシュレータの平面図
であり、図4の(B)は図4の(A)のA−A矢視での
断面側面図であり、図4の(C)は図4の(B)のB−
B矢視での断面平面図であり、図4の(D)は図4の
(B)のC−C矢視での断面側面図である。
【図5】図5の(A)は同上のベースユニットの一端側
を支持するインシュレータの平面図であり、図5の
(B)は図5の(A)のD−D矢視での断面側面図であ
り、図5の(C)は図5の(B)のE−E矢視での断面
平面図である。
【図6】図6の(A)は同上のベースユニットの他端側
を支持するインシュレータの平面図であり、図6の
(B)は図6の(A)のF−F矢視での断面側面図であ
り、図6の(C)は図6の(B)のG−G矢視での断面
平面図である。
【図7】同上のインシュレータの変形例を示す断面側面
図である。
【図8】イマージェンシー・イジェクト操作を説明する
ディスク装置本体全体を示す一部切欠き平面図である。
【図9】ディスクトレーのローディング完了状態を説明
するディスク装置本体全体を示す一部切欠き平面図であ
る。
【図10】ディスクのチャッキング完了状態を説明する
ディスク装置本体全体を示す一部切欠き平面図である。
【図11】ディスクトレーの一部切欠き斜視図である。
【図12】ディスクトレーのラック及びガイド溝とピニ
オン及びガイドピンとの相対位置関係を説明する一部切
欠き平面図である。
【図13】図11のH−H矢視での拡大断面図である。
【図14】ディスクトレー駆動機構を説明する分解斜視
図である。
【図15】チャッキングレバーの回転駆動を説明する図
14のI−I矢視での断面側面図である。
【図16】イマージェンシー・イジェクト操作を説明す
る図14のJ−J矢視での断面側面図である。
【図17】上側カバーを取り外した状態のディスク装置
本体の平面図である。
【図18】ディスクチャッキング機構のディスクチャッ
キング解除状態を示す図17のK−K矢視での断面側面
図である。
【図19】ディスクチャッキング機構のディスクチャッ
キング状態を示す図17のK−K矢視での断面側面図で
ある。
【図20】水平使用時におけるディスクトレーのイジェ
クト完了状態を示すディスク装置本体の斜視図である。
【図21】水平使用時におけるディスクトレーのローデ
ィング完了状態を示すディスク装置全体の斜視図であ
る。
【図22】垂直使用時におけるディスクトレーのローデ
ィング完了状態を示すディスク装置全体の斜視図であ
る。
【図23】従来のディスク装置の緩衝装置を説明する斜
視図である。
【図24】図23の一部切欠き平面図である。
【図25】図25の(A)は従来のインシュレータを説
明する断面側面図であり、図25の(B)は図25の
(A)のM−M矢視での断面平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ディスク装置本体 2b ディスク装置本体のシャーシ 4 ディスクトレー 11 ディスクチャッキング機構 12 スピンドルモータ 12a スピンドルモータのモータ軸 13 ディスクテーブル 14 チャッキングプーリ 17 ベースユニット 19、23 インシュレータ 18、22取付ネジ 20 ベースユニット駆動レバー 25 光学ピックアップ 26 対物レンズ 27 キャリッジ 33 リニアモータ機構 70 インシュレータの外側リブ 71 インシュレータの内側リブ 72 インシュレータのリブ係合溝 93 インシュレータの凹溝 94 ベースユニットの係止用フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−342830(JP,A) 特開 平3−59867(JP,A) 実開 平5−67994(JP,U) 実開 昭63−118797(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクテーブル及び光学ピックアップが
    取り付けられたベースユニットをほぼ円筒型の複数のイ
    ンシュレータによってディスク装置本体内に弾性的に支
    持させたディスク装置の緩衝装置において、 上記光学ピックアップのトラッキング方向をX方向と
    し、フォーカス方向をZ方向とし、上記X方向及び
    向に対して共に直角な方向をY方向とした座標軸を設定
    し、 上記複数のインシュレータの軸方向を上記Z方向と平行
    に配置し、 上記複数のインシュレータの外側に上記Y方向及びZ方
    向に対して共に平行な一対の外側リブをそれぞれ一体成
    形して、これら一対の外側リブによって複数のインシュ
    レータそれぞれの上記Z方向の変形、変位を小さくさせ
    る手段を構成し、 上記複数のインシュレータの内側に上記Y方向から相対
    向された一対の内側リブをそれぞれ一体成形して、これ
    ら一対の内側リブを複数のインシュレータ内にそれぞれ
    挿通させた複数の取付ネジの側面に当接させることによ
    って、これら一対の内側リブで複数のインシュレータそ
    れぞれの上記Y方向の変形、変位を小さくさせる手段を
    ように構成した ことを特徴とするディスク装置の緩衝装
    置。
  2. 【請求項2】上記複数のインシュレータ内にそれぞれ挿
    通された複数の取付ネジによってこれら複数のインシュ
    レータを支持部材に取り付け、上記ベースユニットに形
    成した複数のほぼ円弧状の係止用フランジを上記複数の
    インシュレータの外周で軸方向の中間に形成した凹溝に
    係合させ、その際、上記複数の係止用フランジの内周に
    それぞれ形成した上記Y方向と平行な一対のリブ係合溝
    に上記一対の外側リブを係合させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のディスク装置の緩衝装
    置。
  3. 【請求項3】上記ベースユニットの外周の3点を上記3
    つのインシュレータによって弾性的に支持し、その際、
    上記ディスクテーブルの近傍位置の1点を支持するイン
    シュ レータの上記X方向、Y方向及びZ方向の変形、変
    位を他の2点を支持するインシュレータの上記X方向、
    Y方向及びZ方向の変形、変位に比べて小さく構成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディス
    ク装置の緩衝装置。
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