JP3284585B2 - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラや電子ス
チルカメラのように、固体撮像素子等の発熱体を有する
電子機器に適用するのに最適な冷却装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、ビデオカメラの固体
撮像素子の冷却装置の先願例として、例えば実開平3−
58076号公報に記載されたものを先に出願してい
る。
【0003】この先願例は、熱膨張率の良い流動体を内
部に充填した熱伝達バッグを用い、この熱伝達バッグを
固体撮像素子とペルチェ素子の冷却部との間に介在し、
ペルチェ素子の放熱部を熱伝達パイプを介して外筐に接
続したものである。そして、ペルチェ素子で熱伝達バッ
グを介して固体撮像素子を冷却すると同時に、ペルチェ
素子の熱を熱伝達パイプを介して外筐に放熱するように
したものである。そして、熱伝達バッグが弾性を有する
ことから、ペルチェ素子の取付位置や取付姿勢にバラツ
キがあっても、固体撮像素子に機械的なストレスを与え
ないようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先願例は、 1.液体を使用しているために熱伝達バックから液体が
洩れる心配がある。 2.蒸発することがあるので、定期的にメンテナンスが
必要。 3.液体を巡回させるためにポンプなどの複雑な機構が
必要であり、そのため故障し易い。 4.液体に不純物が混入した際、目詰まりを起こす可能
性がある。 5.気圧の反動を受けやすいので、例えば、真空中など
では使えない。という問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、簡単な構造で、固体撮像素子を効
率良く放熱することができるようにした電子機器の冷却
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電子機器の冷却装置の請求項1は、発熱体
を有する電子機器において、電子冷却用素子に接続され
たシリンダーと、上記シリンダー内に摺動自在に嵌合さ
れたピストンと、上記ピストンの先端に形成された球面
に沿って摺動自在に嵌合された自在スペーサーと、上記
ピストンを介して上記自在スペーサーを上記発熱体に平
行に圧着する弾性体とを有する緩衝熱伝導機構を備えた
ものである。請求項2は、上記電子機器の外筐に形成
され、ファンによって外気を吸入して排出する強制空冷
用通路を設け、上記緩衝熱伝導機構に接続され、放熱部
が上記強制空冷用通路内に挿入された放熱用部材を設け
ものである。請求項3は、上記外筐の内部に上記発熱
体の収納室を設け、上記強制空冷用通路を上記収納室の
上部に配置し、上記収納室の上下に上部排気口と下部吸
気口を設け、上記上部排気口を上記強制空冷用通路の
記ファンより上流側に連通させたものである。請求項4
は、上記放熱用部材を、可撓性を有する細管内に作動流
体を封入したループ型細管放熱パイプによって構成した
ものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明の電子機器の冷
却装置の請求項1は、弾性体によりピストンを介して発
熱体に圧着される自在スペーサーをピストンの先端の球
面に沿って2次元方向に自在に首振り運動させることが
できるので、発熱体に対する電子冷却素子の取付位置や
取付姿勢のバラツキがあっても、緩衝熱伝導機構の自在
スペーサーを発熱体に倣って平行に圧着させることがで
きる。しかも、自在スペーサーはピストンの球面に沿っ
て摺動自在に嵌合されていて、自在スペーサーに回転支
軸を設けなくても良い。請求項2は、ファンによって外
気を吸入して排出する強制空冷用通路を電子機器の外筐
内に形成し、緩衝熱伝導機構に接続された放熱用部材の
放熱部をその強制空冷用通路内に挿入したので、強制空
冷方式によって放熱用部材の放熱効率を高めることがで
きる。請求項3は、外筐の内部に設けた発熱体の収納室
の上部に強制空冷用通路を配置し、その収納室に設けた
上部排気口と下部排気口のうちの上部排気口を強制空冷
用通路のファンより上流側に連通させたので、1つのフ
ァンによって、放熱用部材の放熱部の強制空冷作用と同
時に、収納室内で暖まった空気を強制排出することがで
きる。請求項4は、可撓性を有する細管内に作動流体を
封入したループ型細管放熱パイプによって発熱体の放熱
を行うので、熱伝導効率が非常に高く、電子機器の姿勢
の影響を受けにくい。
【0008】
【実施例】以下、本発明をビデオカメラに適用したCC
Dの冷却装置の一実施例を図を参照して説明する。
【0009】まず、図4はビデオカメラ全体を示したも
のであって、外筐であるカメラ本体外筐1内が収納室2
に形成され、この収納室2内に3板式の撮像装置3が収
納され、カメラ本体外筐1の前面には光学レンズ4が取
り付けられ、上面には把手5が取り付けられている。
【0010】次に、図2はカメラ本体外筐1の内部の詳
細を示したものであり、収納室2内の前側に取り付けら
れた3板式の撮像装置3は、プリズム6の3つの光射出
面に発熱体に相当するR、G、Bの3つの固体撮像素子
であるCCD7を固着したものであり、各CCD7はそ
の背面側に配置された3つのCCD基板8にリード線に
よって接続されている。
【0011】そして、各CCD7の背面には電子冷却用
素子であるペルチェ素子9の冷却側が緩衝熱伝導機構1
0を介して接続され、各ペルチェ素子9の放熱側に固着
された放熱板11が撮像装置3の後方側を覆うように側
面形状がほぼコ字状に形成された放熱用部材であるルー
プ型細管放熱パイプ12の3つの受熱板13に固着され
ている。
【0012】そして、収納室2内の後側には、CCD7
の駆動回路や信号処理回路等が実装された複数のカード
基板14が上下一対の差込みガイド15に差し込まれて
垂直状に収納されている。
【0013】そして、カメラ本体外筐1内の上部には収
納室2との間を隔壁16によって分離されたほぼ水平な
強制空冷用通路17が形成されていて、この強制空冷用
通路17の前後両端が給気口18と排気口19に形成さ
れている。そして、この強制空冷用通路17内の排気口
19側にモータ20によって駆動されるファン21が取
り付けられている。
【0014】そして、収納室2の上部排気口22を隔壁
16に開口して強制空冷用通路17内のファン21より
上流側(図2で左側のこと)に連通させ、カメラ本体外
筐1の底部に収納室2内への下部給気口23を開口して
いる。
【0015】そして、ループ型細管放熱パイプ12の上
端に形成された放熱部12aを上部排気口22から強制
空冷用通路17内に挿入している。
【0016】次に、図3はループ型細管放熱パイプ12
を示したものであって、これはアルミニウムや銅等の熱
良導体にて形成された直径1〜4mm程度の可撓性を有
する1本の細管12cを間隔を詰めてループ状に巻回
し、かつ全体として側面形状をほぼコ字状に屈曲させた
ものである。そして、この細管12cの3つの受熱部1
2bに銅板等の熱良導体で形成された3つの受熱板13
が接着等にて固着されている。そして細管12cの内部
には、ヒートパイプと同じように、受熱部12bで与え
られる熱量の大きさに対応した核沸騰による圧力波の伝
播及び軸方向振動によって、受熱部12bから放熱部1
2aへ熱量を搬送する作動流体が封入されていて、熱伝
導効率の非常に高いものである。そして、放熱部12a
では隣接する細管12cの間に適度な隙間Gが形成され
て、いわゆるフィン形状に形成されている。なお、この
ループ型細管放熱パイプ12の下端側に接着等にて固着
された取付板24が図2に示すように収納管8内に固定
されている。
【0017】次に、図1は各CCD7と各ペルチェ素子
9との間を接続する緩衝熱伝導機構10を示したもので
あって、この緩衝熱伝導機構10は、シリンダー26
と、シリンダー26内に摺動自在に嵌合されたピストン
27と、ピストン27の頂部27aの先端に形成され、
このピストン27の軸線上に中心を有する球面28と、
その球面28に面接触されて、その球面28に沿って矢
印a方向に対して直角な方向である2次元方向に首振り
運動できるように摺動自在に嵌合された自在スペーサー
29と、シリンダー26内の底部26aとピストン27
の頂部27aとの間に介在されてピストン27を介して
自在スペーサー29の平坦な先端面29aをCCD7の
平坦な背面7aに平行に圧着する弾性体である圧縮コイ
ルバネ30とを有している。なお、これらシリンダー2
6、ピストン27及び自在スペーサー29はアルミニウ
ム等の熱良導体で構成されており、シリンダー26とピ
ストン27との摺動面31及びピストン27と自在スペ
ーサー29との摺動面である球面28にはシリコングリ
ース等の熱良導性のグリースが塗布されている。
【0018】そして、グラスファイバー入り樹脂等の熱
絶縁体で構成されたカバー32によってシリンダー26
及び自在スペーサー29の外周が覆われていて、そのカ
バー32のフランジ32aの中心穴32b内にペルチェ
素子9が嵌合されている。そして、ペルチェ素子9の吸
熱面9a側と放熱面9b側との両側に配置されたシリン
ダー26の平坦な底部26aと平坦な放熱板11とがフ
ランジ32aを挟んで複数のネジ33によって締結され
て、これら底部26aと放熱板11とがペルチェ素子9
の吸熱面9aと放熱面9bとに平行に圧着されている。
なお、各ネジ33の頭部と放熱板11との間にはグラス
ファイバー入り樹脂等の熱絶縁体からなるワッシャー3
4が介在されており、放熱板11とループ型細管放熱パ
イプ12の接続板13とは複数のネジ(図示せず)によ
って一体に締結されている。
【0019】以上のように構成されたビデオカメラによ
れば、図1に示すように、緩衝熱伝導機構10の圧縮コ
イルバネ30によりピストン27を介して自在スペーサ
ー29をCCD7の背面7aに圧着させる際、自在スペ
ーサー29をCCD7の背面7aに倣わせるようにして
ピストン27の球面28に沿って2次元方向に自在に首
振り運動させることができるので、CCD7に対するペ
ルチェ素子9の取付位置や取付姿勢にバラツキがあって
も、CCD7に機械的なストレスを与えることなく、自
在スペーサー29の平坦な先端面29aをCCD7の平
坦な背面7aに常に平行に密着させることができて、C
CD7と自在スペーサー29との密着性を高めることが
できる。
【0020】そして、シリンダー26、ピストン27及
び自在スペーサー29の接触精度を上げることができる
ことから、ペルチェ素子9の吸熱面9aとCCD7との
間の熱抵抗を下げて、これらの間での効果的な伝熱を行
うことができる。
【0021】従って、ペルチェ素子9への通電により、
CCD7の熱を吸熱面9aに効果的に吸熱して、放熱面
9bから放熱板11に効果的に放熱することができるの
で、CCD7の冷却効率を高めることができる。
【0022】しかも、緩衝熱伝導機構10を構成するシ
リンダー26、ピストン27及び自在スペーサー29が
摺動嵌合されていて、自在スペーサー29を2次元方向
に回転自在に支持するための互いに直交する回転支軸等
を全く有していないので、この緩衝熱伝導機構10は構
造が簡単であり、製造が容易である。
【0023】次に、図2及び図3に示すように、3つの
CCD7を冷却する3つのペルチェ素子9の放熱板11
の熱を3つの受熱板13を介して、1つのループ型細管
放熱パイプ12の3つの受熱部12bに伝導し、このル
ープ型細管放熱パイプ12内の作動流体によって強制空
冷用通路17内の放熱部12aへ効率良く伝熱すること
ができる。そして、強制空冷用通路17内では、モータ
20によって回転駆動されるファン21により、給気口
18から矢印b方向に吸入された外気が放熱部12aの
隙間Gを矢印c方向に通って排気口19から外部へ排出
されるような強制空冷作用が行われるので、放熱部12
aを外気によって効率良く放熱することができる。
【0024】従って、3つのペルチェ素子9を1つのル
ープ型細管放熱パイプ12を用いて均一に、しかも、効
率良く放熱することができるので、3つのCCD7を均
一に、しかも、効率良く冷却することができる。
【0025】なお、図3に示すループ型細管放熱パイプ
12は、可撓性を有しているので、狭いスペース内にも
容易に組み込むことができる。また、ループ型細管放熱
パイプ12は内部に封入した作動流体の核沸騰による圧
力波の伝播及び軸方向の振動によって、受熱部12bか
ら放熱部12aに熱量を輸送するので、その特性からし
て、ビデオカメラの姿勢の影響を受けにくく、構造が簡
単である上に、軽量である。
【0026】次に、図2に示すように、収納室2の上部
排気口22が強制空冷用通路17のファン21より上流
側に連通されているので、ファン21による強制空冷用
通路17内での放熱部12aの強制空冷作用と同時に、
強制空冷用通路17内の負圧を利用して、収納室2内の
暖まった空気を上部排気口22から矢印d方向に強制排
出し、収納室2内に下部給気口23から外気を取り入れ
ることができる。
【0027】従って、1つのファン21によって、放熱
部12aの強制空冷作用と、収納室2内の暖まった空気
の強制排出とを同時に行うことができ、収納室2内の空
気循環を効率良く行って、3つのCCD7及び複数のカ
ード基板14の冷却を効率良く行える。
【0028】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば
本発明は、固体撮像素子の冷却装置に限定されることな
く、各種の電子機器の各種の発熱体の冷却装置に適用可
能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の電子機
器の冷却装置は次のような効果を奏する。
【0030】請求項1は、発熱体に対する電子冷却素子
の取付位置や取付姿勢のバラツキがあっても、緩衝熱伝
導機構の自在スペーサーを発熱体に倣って平行に圧着さ
せることができるので、発熱体に機械的なストレスを与
えることなく、発熱体と自在スペーサーとの密着性を高
めることができる。そして、緩衝熱伝導機構を構成する
シリンダー、ピストン及び自在スペーサーが摺動嵌合さ
れていて、これらの接触精度を上げることができるの
で、電子冷却素子と発熱体との間の熱抵抗を下げて、こ
れらの間での効果的な伝熱を行える。従って、電子冷却
素子による発熱体の冷却を効率良く行える。
【0031】請求項1は、緩衝熱伝導機構を構成するシ
リンダー、ピストン及び自在スペーサーが摺動嵌合され
ていて、自在スペーサーの回転支軸を全く有していない
ので、構造が簡単であり、製造が容易である。
【0032】請求項2は、ファンによって外気を強制的
に吸入して排出する強制空冷用通路内で、発熱体の放熱
用部材の放熱部を強制空冷するので、放熱用部材の放熱
効率を高めて、伝熱体を効率良く冷却できる。
【0033】請求項3は、1つのファンによって、強制
空冷用通路内での放熱用部材の放熱部の強制空冷作用
と、発熱体の収納室内の暖まった空気の強制排出とを同
時に行うことができるので、簡単な構造によって収納室
内の空気循環を効率良く行って、発熱体の冷却を効率良
く行える。
【0034】請求項4は、発熱体の放熱用部材を、可撓
性を有する細管内に作動流体を封入した熱伝導効率の非
常に高いループ型細管放熱パイプによって構成したの
で、電子機器の姿勢の影響を受けにくく、発熱体の冷却
を効率良く行える上に、可撓性を有するループ型細管放
熱パイプを狭いスペース内に容易に組み込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるCCD冷却装置の緩衝
熱伝導機構を示す断面図である。
【図2】CCD冷却装置全体を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図3】ループ型細管放熱パイプの側面図及び正面図で
ある。
【図4】ビデオカメラ全体を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体外筐(外筐) 2 収納室 7 CCD(発熱体) 9 ペルチェ素子(電子冷却素子) 9a ペルチェ素子の吸熱側 9b ペルチェ素子の放熱側 10 緩衝熱伝導機構 12 ループ型細管放熱パイプ(放熱用部材) 12a ループ型細管放熱パイプの放熱部 17 強制空冷用通路 18 給気口 19 排気口 20 モータ 21 ファン 22 上部排気口 23 下部給気口 26 シリンダー 27 ピストン 28 球面 29 自在スペーサー 30 圧縮コイルバネ(弾性体)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体を有する電子機器において、 電子冷却用素子に接続されたシリンダーと、 上記シリンダー内に摺動自在に嵌合されたピストンと、 上記ピストンの先端に形成された球面に沿って摺動自在
    に嵌合された自在スペーサーと、 上記ピストンを介して上記自在スペーサーを上記発熱体
    に平行に圧着する弾性体とを有する緩衝熱伝導機構を備
    たことを特徴とする電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】記電子機器の外筐に形成され、ファン
    によって外気を吸入して排出する強制空冷用通路を設
    け、 上記緩衝熱伝導機構に接続され、放熱部が上記強制空冷
    用通路内に挿入された放熱用部材を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の電子機器の冷却装置。
  3. 【請求項3】上記外筐の内部に上記発熱体の収納室を設
    け、 上記強制空冷用通路を上記収納室の上部に配置し、 上記収納室の上下に上部排気口と下部吸気口を設け 上記
    上部排気口を上記強制空冷用通路の上記ファンより上流
    側に連通させたことを特徴とする請求項2記載の電子
    機器の冷却装置。
  4. 【請求項4】上記放熱用部材を、可撓性を有する細管内
    に作動流体を封入したループ型細管放熱パイプによって
    構成したことを特徴とする請求項2記載の電子機器の冷
    却装置。
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