JP5896650B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば顕微鏡等の光学装置に用いられる撮像装置に関するものである。
顕微鏡観察においては、細胞の形態により診断を行う病理診断や、微弱な蛍光により標本の変化を測定するイメージング等を行うにあたり、高画質(高精細)な画像が要求される。画像を得るための手段としては、撮像媒体として、従来からの銀塩フィルムを用いた撮像装置に代えて、CCD等の撮像素子を用いた撮像装置が用いられるようになっている(例えば、特許文献1および2参照)。
特許文献1に開示されている撮像装置は、観察対象物を撮像するための固体撮像素子と、固体撮像素子を冷却する冷却手段と、電気信号配線用のプリント基板とを備え、該プリント基板が、固体撮像素子及び冷却手段を密閉する密閉手段の一部を構成している。密閉手段の内部には、少ない画素数の固体撮像素子を光軸に直交する2次元平面上で移動させるための変位部材が設けられている。
この構成によって、密閉容器の一部を構成するプリント基板を介してカメラ外部と接続することが可能となり、密閉用のケーブルを用いる必要がなくなる。つまり、暗電流の低減と結露防止とを実現した上で、電流容量による制約を受けない基板構成が可能となる。
また、変位部材によって固体撮像素子を移動させて取得画像の画素数を向上させているため、1画素当たりの観察光量を大きくすることができ、感度を低下させることなく、観察画像の画素数を向上することができる。
特許文献2に開示されている撮像装置は、Oリングによって外気に対して密閉された第1の密閉室を形成する外部筐体と、第1の密閉室に対して密閉された第2の密閉室を形成する内部筺体と、第2の密閉室内に配設された撮像素子およびペルチェ素子とを備えている。第2の密閉室は、外気に対して2重密閉構造とされており、その内部に外気の水分が侵入することが抑制される。
上記構成を有することで、外気に含まれる水分が第2の密閉室まで侵入し難くなり、撮像素子やペルチェ素子の性能劣化や寿命短縮を防止する事ができる。
特許第3944446号公報 特許第4466394号公報
顕微鏡のカメラ取り付け部は、設計的な制約や種々のアプリケーションに対応するため、顕微鏡上面、前面、底面、側面といった様々な所に配置される。このとき設置されるスペースには限りがあるため、可能な限りカメラを含む撮像装置は小さい事が求められる。顕微鏡の中でも実体顕微鏡などは生産ラインに組み込まれて使われる事が多いため、撮像装置は可能な限り小さい事が望ましい。さらに、従来の顕微鏡のように、対物レンズや撮像装置を後から顕微鏡に取り付けるのではなく、1つの筐体内に撮像装置や対物レンズといった機能部位を配置した顕微鏡装置も提案されている。このような状況から撮像装置の小型化の要求は高まってきている。
一方、顕微鏡観察は細胞の形態により診断を行う病理診断や、微弱な蛍光により標本の変化を測定する蛍光イメージングを行うために高画質かつ高感度化の要求は高まっている。
特許文献1に開示されている撮像装置は、高感度と高画素を両立するために、大きな空間スペースを必要とする変位部材を備えており、該変位部材が密閉容器内に配置されている。したがって、この変位部材の大きさ未満に密閉容器を構成する事ができないため、結果として撮像装置の大型化に繋がるという問題がある。
特許文献2に開示されている撮像装置は、第2の密閉室の外部に第1の密閉室が配置されており、密閉容器を構成する空間および部品の肉厚が存在するため、撮像装置が大型化してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、高感度と高画素を両立しつつ、装置の小型化を図ることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、被写体を撮像するための撮像素子と、該撮像素子を密閉収容する密閉容器と、該密閉容器を収容する筐体と、前記密閉容器が前記撮像素子の光軸方向に挿入される開口部を有し、前記密閉容器および該密閉容器内に収容された前記撮像素子を前記筐体に対して前記撮像素子の光軸に直交する方向に移動させる変位部材とを備え、前記変位部材が、前記密閉容器の外部に配置され、高画素の画像を取得する場合に、前記変位部材により画素ずらしを行って前記撮像素子により複数回画像取得を行う撮像装置を採用する。
本発明によれば、変位部材を動作させることで、撮像素子を筐体に対して撮像素子の光軸に直交する方向に移動させて、撮像素子による取得画像の画素数を向上させることができる。このようにすることで、撮像素子の1画素当たりの観察光量を大きくすることができ、感度を低下させることなく、取得画像の画素数を向上することができる。
この場合において、本発明では、変位部材が、密閉容器の外部に配置されている。これにより、密閉容器内に変位部材を収容した場合に比べて、密閉容器および該密閉容器を収容する筐体の大きさを小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。また、密閉容器内における結露を防止するために密閉容器内に吸水部材を配置する場合において、密閉容器の大きさを小さくすることで、吸水部材の量を少なくすることができる。また、密閉容器を構成する部品の大きさを小さくできるため、大幅なコストダウンを図ることができる。
また、変位部材の駆動部を密閉容器の外部に配置することで、この駆動部が故障した場合に、その修理を低湿度環境下で行う必要性を無くすことができる。このため、ユーザ先での修理が簡単にできるようになり、装置のダウンタイムを大幅に減らす事が可能となる。
上記発明において、前記密閉容器内に前記撮像素子を冷却する冷却手段を備えることとしてもよい。
このような構成とすることで、冷却手段により撮像素子を冷却することができ、撮像素子の暗電流ノイズを低下させて取得画像の画質を向上することができる。
上記発明において、前記密閉容器と前記筐体との間に伝熱部材を備えることとしてもよい。
このような構成とすることで、伝熱部材を介して、撮像素子から発生した熱を密閉容器から筐体に伝熱し、筐体の外部に放熱することができる。これにより、撮像素子の冷却効率を高めることができ、撮像素子の暗電流ノイズを低下させて取得画像の画質を向上することができる。
上記発明において、前記変位部材が、前記筐体に固定された固定部と、該固定部に接続され、電圧を印加することで前記撮像素子の光軸に直交する方向に変位するピエゾ素子と、前記撮像素子に接続され、前記ピエゾ素子により可動する可動部とから構成されていることとしてもよい。
このような構成とすることで、ピエゾ素子に電圧を印加することで、可動部および該可動部に接続された撮像素子を、筐体(固定部)に対して撮像素子の光軸に直交する方向に移動させることができる。これにより、撮像素子による取得画像の画素数を向上させることができ、感度を低下させることなく、取得画像の画質を向上することができる。
上記発明において、前記変位部材が、前記密閉容器を前記撮像素子の光軸に直交する方向に付勢することとしてもよい。
このような構成とすることで、密閉容器と撮像素子を一体的に光軸に直交する方向に移動させて、撮像素子による取得画像の画素数を向上させることができ、取得画像の画質を向上することができる。また、密閉容器の構造を簡易的なものとすることができ、その密閉性を向上して内部の結露を防止することができる。
上記発明において、前記変位部材と前記密閉容器とが一体的に形成されていることとしてもよい。
このような構成とすることで、変位部材による変位を密閉容器(およびその内部に配置された撮像素子)に伝えやすくすることができ、高精度に撮像素子を筐体に対して撮像素子の光軸に直交する方向に移動させることができる。これにより、撮像素子による取得画像の画質を向上することができる。また、変位部材と密閉容器とを一体的に形成することで、安価に装置を構成することができる。
上記発明において、前記変位部材の一部が前記筐体の外部に配置されていることとしてもよい。
このような構成とすることで、変位部材の一部を筐体の外側にはみ出した構造とすることができ、装置(筐体)をより小型化することができる。また、変位部材と密閉容器とを一体的に形成し、変位部材の一部を筐体の外部に配置することで、撮像素子で発生した熱を、密閉容器を介して変位部材から外部へ放熱することができ、撮像素子の冷却効率を向上することが可能となる。
上記発明において、前記撮像素子を実装する基板を備え、前記変位部材が前記基板に当接されていることとしてもよい。
このような構成とすることで、変位部材により撮像素子が実装された基板を移動させることができるため、アッベエラーを少なくすることができる。これにより、高精度に撮像素子を筐体に対して撮像素子の光軸に直交する方向に移動させることができ、撮像素子による取得画像の画質を向上することができる。
上記発明において、前記撮像素子を実装する基板を備え、前記変位部材が前記基板に接続されていることとしてもよい。
このような構成とすることで、変位部材により撮像素子が実装された基板を直接移動させることができるため、高精度に撮像素子を筐体に対して撮像素子の光軸に直交する方向に移動させることができ、撮像素子による取得画像の画質を向上することができる。
本発明によれば、高感度と高画素を両立しつつ、装置の小型化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の各実施形態に係るカメラを備える顕微鏡の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 図2のA部の部分拡大図である。 図2の変位部材の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 図7のB部の部分拡大図である。 本発明の第5の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 図9のC部の部分拡大図である。 本発明の第6の実施形態に係るカメラの概略構成を示す縦断面図である。 図11のD部の部分拡大図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるカメラ(撮像装置)1が搭載された顕微鏡100を示す概略構成図である。
本実施形態に係る顕微鏡100は、顕微鏡本体201と、ステージ202と、対物レンズ203と、接眼レンズ204と、鏡筒205と、結像レンズ207と、カメラ1とを備えている。
顕微鏡本体201には、ステージ202に対向して配置され、標本像を拡大するための対物レンズ203が設けられている。また、顕微鏡本体201には、標本(被写体)206を載置するとともに、対物レンズ203の光軸900方向に昇降自在に可動するステージ202が設けられている。このような構成を有することで、ステージ202を昇降させることにより、対物レンズ203に対して、対物レンズ203の光軸900に沿う方向に標本206の位置決めがされるようになっている。
また、顕微鏡本体201には、標本206の像をカメラ1内の撮像素子301上に結像する結像レンズ207と、目視観察のための接眼レンズ204とを装着した鏡筒205が設けられている。そして、結像レンズ207の後段(対物レンズ203の光軸900に沿う方向)には、カメラ1が設けられている。
図2は本実施形態におけるカメラ1の内部構成を示した図であり、図3は後述する密閉容器と基板との関係を示した図2の拡大図(A部)である。
カメラ1は、図2および図3に示すように、標本206を撮像するための撮像素子301と、撮像素子301を密閉収容する密閉容器307と、密閉容器307を収容するカメラ本体(筐体)208と、カメラ本体208内において密閉容器307の外側面(図において左右方向)に設けられた変位部材309とを備えている。
接続部300は、カメラ本体208に固定され、カメラ本体208と鏡筒205とを接続するためのものであり、接続部300の内部には観察光が入射可能なように開口部300aが設けられている。カメラ本体208にも同様の理由で開口部208bが設けられている。
符号302はペルチェ素子(冷却手段)を示し、符号303は撮像素子301とペルチェ素子302とを熱的に接続するヒートシンクを示す。基板304は、撮像素子301を実装し、ケーブル304aを介して、駆動基板305からの電気信号により撮像素子301を動作させる。基板304の中央部には、ヒートシンク303を配置するための開口部304bが設けられている。ペルチェ素子302と基板304とは、図示されないケーブルにより接続されている。撮像素子301は、信号伝達及び位置固定用の金属製のピン301aを具備しており、ピン301aが基板304に半田付けされている。
ヒートシンク303と撮像素子301との間、ヒートシンク303とペルチェ素子302との間、およびペルチェ素子302と後述する上部品307aとの間には、熱伝導グリス(伝熱部材)が充填されている。
ヒートシンク303は、基板304との接触部303aを具備し、接触部303aに設けられた図示しないタップを用いて、図示しないビスにより基板304に固定されている。ペルチェ素子302の発熱を撮像素子301に伝えないために、接触部303aと基板304との間は樹脂等で断熱されている事が望ましい。
基板304は密閉容器307に図示しないビスにより固定されており、駆動基板305はカメラ本体208に図示されないビスにより固定されている。また、駆動基板305は、図示されないケーブルによって、カメラ1の外部に配置された例えばPC等の図示しない制御装置に接続されている。
撮像素子301やペルチェ素子302は、図からも明らかな通り、密閉容器307の内部に配置されており、密閉容器307の内部には、図示されない例えばシリカゲルといった吸水部材が配置されている。
密閉容器307は、内部に配置された撮像素子301やペルチェ素子302等の電子部品を外部からの水分から守るための密閉容器である。密閉容器307は、有底の円筒状すなわちカップ状の上部品307aおよび下部品307bの2体で構成されており、上部品307aと下部品307bとの間に基板304が配置されている。密閉容器307の下側には、顕微鏡本体201からの観察光が透過できるように、ガラス308が配置されている。ガラス308は、下部品307bに対して隙間がないように、図示しない接着材にて接着固定されている。
図3に示すように、上部品307aの基板304との接触面には、接触面全周にわたって溝307eが設けられている。そして、この溝307eに、Oリング(弾性部材)307cが、上部品307aと基板304との接触面全周にわたって装着されており、密閉容器307内に水分が浸入しづらくなっている。
同様に、下部品307bの基板304との接触面には、接触面全周にわたって溝307fが設けられている。そして、この溝307fに、Oリング307dが、下部品307bと基板304との接触面全周にわたって装着されており、密閉容器307内に水分が浸入しづらくなっている。Oリング307c、307dが潰される量は30%程度であり、切れない範囲で密閉するために十分なつぶし量となっている。
密閉容器307の下側側面には変位部材309が配置され、変位部材309の後述する可動部と密閉容器307とは図示しないビスにより固定されている。カメラ本体208の内側側面には固定部206aが設けられており、図示しないビスにより固定部206aにおいて変位部材309とカメラ本体208とが固定されている。
カメラ本体208の内部において密閉容器307の上側には、カメラ本体208の一部を構成する中板部306が配置されている。各部材の隙間、特に密閉容器307を構成する上部品307aの上面と中板部306の下面との隙間には熱伝導グリスが充填され、機械的な固定はせずに伝熱可能となっている。中板部306は、図で明らかな通り一部に開口部306aが設けられており、該開口部306aをケーブル304aおよび後述するケーブル320aが通っている。
図4は変位部材309の詳細を示している。
変位部材309は、図4に示すように、中心に孔を有する円板状であり、密閉容器307に固定される可動部309aと、カメラ本体208に固定される固定部309bと、両者を連結するヒンジ部309cとで構成されており、例えばワイヤーカット加工法により溝を設け、かつ一体的に形成されている。そして、可動部309aと固定部309bとの間の直角な2方向には、固定部309bに対して可動部309aを移動させるためのピエゾ素子320が接着されている。
ピエゾ素子320は、ケーブル320aにより駆動基板305と接続されている。また、固定部309bは、図示されないビスによりカメラ本体208に固定されている。可動部309aの中央には開口部309dが設けられ、該開口部309dに密閉容器307が挿入可能となっている。
上記構成を有することで、変位部材309は、密閉容器307および該密閉容器307内に収容された撮像素子301を、カメラ本体208に対して撮像素子301の光軸に直交する方向に移動させるようになっている。
上記構成を有する顕微鏡100の作用について以下に説明する。
標本像を取得する場合には、ステージ202上に標本206を載置して、ステージ202を上下動させ、対物レンズ203の焦点位置に標本206を合わせると、結像レンズ207、接眼レンズ204により標本206の拡大像が観察可能となる。
撮像素子301で観察したい場合は、鏡筒205に配置された図示しない光路切換部を操作し、カメラ本体208に観察光を入射させる。
次に図示しない制御装置を必要に応じて操作する。
撮像素子301程度の低画素の画像を取得したい場合には、制御装置での操作で変位部材309は特に動作させず、撮像素子301に入射した画像を取得する。
一方、高画素の画像を取得したい場合には、まず、制御装置を操作して、一度画像を取得する。さらに制御装置を操作して、必要な画素数が取得できるように画素ピッチ分だけ変位部材309を動作させる。
この場合において、制御装置からの駆動信号は図示しないケーブル、駆動基板305、およびケーブル320aを介して、ピエゾ素子320に電圧を印加することで可動部309aを移動させる。すると、可動部309aと密閉容器307とは図示しないビスで固定されているため、密閉容器307および密閉容器307内部に配置された撮像素子301、ペルチェ素子302、ヒートシンク303、および基板304が、カメラ本体208に対して移動する。
ピエゾ素子320で発生する力は、密閉容器307および内部に配置された部品の自重に対して十分大きいため、観察者が意図した位置に密閉容器307を確実に移動できる。なお、ケーブル304a、320aは、両端の接続部の距離よりも十分長く設定されているため、可動部309aの移動によりこれらが引っ張られる事で可動部309aの移動が妨げられる事はない。また、密閉容器307を構成する上部品307aと中板部306との隙間には、前述の通り熱伝導グリスが充填されており、伝熱可能かつ機械的な固定はされていないため、同様にこれらにより可動部309aの移動が妨げられる事はない。
また、撮像素子301は、ヒートシンク303を介してペルチェ素子302の冷却面に接続されているため、駆動基板305からの電気信号を受けてペルチェ素子302が動作すると、撮像素子301を効率的に冷やす事ができ、撮影時に問題となる暗電流ノイズを低減させることができる。さらに、ペルチェ素子302の冷却面と反対側の発熱面と上部品307aとの隙間は前述の通り熱伝導グリスが充填されているため、ペルチェ素子302からの熱は、上部品307a、中板部306を介して、カメラ本体208に伝熱したのち、カメラ本体208から自然空冷(放熱)される。
以上のように、本実施形態に係るカメラ1によれば、変位部材309を動作させることで、撮像素子301をカメラ本体208に対して撮像素子301の光軸に直交する方向に移動させて、撮像素子301による取得画像の画素数を向上させることができる。このようにすることで、撮像素子301の1画素当たりの観察光量を大きくすることができ、感度を低下させることなく、取得画像の画素数を向上することができる。
この場合において、本実施形態に係るカメラ1では、変位部材309の全部が、密閉容器307の外部に配置されている。これにより、密閉容器307内に変位部材309を収容した場合に比べて、密閉容器307および密閉容器307を収容するカメラ本体208の大きさを小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。また、密閉容器307の大きさを小さくすることで、密閉容器307内における結露を防止するための吸水部材の量を少なくすることができる。また、密閉容器307を構成する部品の大きさを小さくできるため、大幅なコストダウンを図ることができる。
また、変位部材309の駆動部を密閉容器307の外部に配置することで、この駆動部が故障した場合に、その修理を低湿度環境下で行う必要性を無くすことができる。このため、ユーザ先での修理が簡単にできるようになり、装置のダウンタイムを大幅に減らす事が可能となる。
また、変位部材309が、密閉容器307の外側面(撮像素子の光軸に直交する方向外方)に配置されているため、変位部材309の厚さ分、光軸方向において装置を小型化する事が可能となる。
また、変位部材309が密閉容器307を撮像素子301の光軸に直交する方向に付勢する構成とすることで、密閉容器307の構造を簡易的なものとすることができ、その密閉性を向上して内部の結露を防止することができる。
なお、本実施形態では、撮像素子301がピンを介して基板304に固定されている例を示したが、必ずしもこの構成である必要はなく、撮像素子301が密閉容器307やヒートシンク303に固定されて、電気的な接続のみケーブル等で基板304と接続されていても同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、変位部材309の移動を観察者が行う例を説明したが、これに限らず、例えば画素数に応じた変位部材309の移動プログラムを予め設定し、ユーザがそのプログラムを実行するという方式にしても同様の効果が得られる。
さらに、駆動部として、ピエゾ素子320の代わりに、超音波モータ、小型ステッピングモータを用いても同様の作用および効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るカメラ2について、図5を参照して以下に説明する。以下、本実施形態のカメラ2について、第1の実施形態のカメラ1と共通する点については同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図5に示すように、本実施形態に係るカメラ2において、変位部材409は、図でも明らかな通り、可動部の内壁が密閉容器407の一部を兼ねている。変位部材409と基板304との接触面には隙間をなくし、密閉容器407内に水分が浸入しづらくなるように、例えばOリングのような密閉部材が配置されている。
変位部材409と基板304と下部品307bとは、図示しないビスにて固定されている。
変位部材409は、カメラ本体508の突起部408aに図示しないビスにて固定されている。
上記構成を有する本実施形態に係るカメラ2の作用について以下に説明する。なお、画像取得の手順は前述の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
撮像素子301はヒートシンク303を介してペルチェ素子302の冷却面に接続されているため、駆動基板305からの電気信号を受けてペルチェ素子302が動作すると、撮像素子301を効率的に冷やす事ができ、撮影時に問題となる暗電流ノイズを低減させることができる。
また、ペルチェ素子302の冷却面の反対側に設けられた放熱面と変位部材409との隙間は熱伝導グリス(図示略)が充填されているため、ペルチェ素子302からの熱は変位部材409、中板部306を介してカメラ本体508に伝熱したのち、カメラ本体508の外部に自然空冷(放熱)される。
本実施形態に係るカメラ2によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果に加えて、密閉容器407と変位部材409とを一体的に構成したことにより、変位部材409による変位を密閉容器407(およびその内部に配置された撮像素子301)に伝えやすくすることができ、高精度に撮像素子301をカメラ本体508に対して撮像素子301の光軸に直交する方向に移動させることができる。これにより、撮像素子301による取得画像の画質を向上することができる。また、変位部材409と密閉容器407とを一体的に形成することで、安価に装置を構成することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るカメラ3について、図6を参照して以下に説明する。以下、本実施形態のカメラ3について、第1の実施形態のカメラ1と共通する点については同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図6に示すように、本実施形態に係るカメラ3において、カメラ本体508は、有底の円筒状すなわちカップ状の上部品508aと下部品508bとで構成されており、上部品508aの突起部408aと変位部材409、下部品508bと変位部材409は、図示しないビスでそれぞれ固定されている。図6におけるカメラ本体508の左右方向の大きさは、変位部材409よりも上部品508aおよび下部品508bの方が小さく構成されているすなわち、変位部材409は、密閉容器407の上側側面に一体的に形成され、カメラ本体508の側面よりも外側に突出している。上部品508aには中板部306や、ケーブル304a,320aを通すための開口部306aが設けられている。
上記構成を有する本実施形態に係るカメラ3の作用について以下に説明する。なお、画像取得の手順は前述の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
撮像素子301はヒートシンク303を介してペルチェ素子302の冷却面に接続されているため、駆動基板305からの電気信号を受けてペルチェ素子302が動作すると、撮像素子301を効率的に冷却することができ、撮影時に問題となる暗電流ノイズを低減させることができる。
また、ペルチェ素子302の冷却面の反対側に設けられた放熱面と変位部材409との隙間は熱伝導グリス(図示略)が充填されているため、ペルチェ素子302からの熱は変位部材409、中板部306を介してカメラ本体508に伝熱したのち、カメラ本体508の外部に自然空冷(放熱)される。
本実施形態に係るカメラ3によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果に加えて、変位部材の一部をカメラ本体の外側に構成したため、カメラ外形をより小型化できる。また、密閉容器407を構成する変位部材409をカメラ本体508の外側に出すことで、撮像素子301で発生した熱を、密閉容器407を介して変位部材409から外部へ放熱することができ、撮像素子301の冷却効率を向上することが可能となる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係るカメラ4について、図7および図8を参照して以下に説明する。以下、本実施形態のカメラ4について、第1の実施形態のカメラ1と共通する点については同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図7は本実施形態のカメラ4の全体図を示し、図8は密閉容器707と基板704と変位部材709との関係を示した図7の拡大図(B部)である。
図7に示すように、本実施形態に係るカメラ4において、変位部材709は、密閉容器707を構成する上部品307aと下部品707bと基板704とが光軸方向で重なる位置に配置されている。変位部材709は、カメラ本体708の突起部706aに図示しないビスにて固定されている。基板704の紙面左右方向の大きさは、上部品307aと下部品707bと同じか、あるいは数十ミクロン程度小さく構成されている。下部品707bは透明な材料で作られていて、観察光を透過可能となっている。
図8に示すように、変位部材709には、密閉容器707(下部品707b)が図示しない接着剤によって隙間なく固定されており、密閉容器707内に水分が浸入しづらくなっている。Oリング307c、307dが潰される量は30%程度であり、切れない範囲で密閉するために十分なつぶし量となっている。
ケーブル704aは、変位部材709に設けられた配線用孔部704bを通って基板704に接続されている。配線用孔部704bは、ケーブル704aを通した状態で、例えばシリコン等の樹脂により外部に対してシールされた状態になっている。
上記構成を有する本実施形態に係るカメラ4の作用について以下に説明する。なお、画像取得の手順および放熱の作用は前述の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
上述の通り、密閉容器707は上部品307aと基板704と下部品707bとで密閉されており、さらに変位部材709によりシールされている。また観察光の密閉容器707内への経路は下部品707bを透明な部材にした事で、隙間が全くない。このため外部からの水分進入を大幅に抑える事ができる。
本実施形態に係るカメラ4によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果に加えて、外部からの水分進入量を大幅に減らす事ができるため、密閉容器707内部の電気部品の水分による破損および故障を防止することができる。また、図7において、変位部材709と撮像素子301との上下方向の位置が近いため、アッベエラーを少なくでき、変位部材709の移動をより高精度化できる。これにより、高精度に撮像素子301を光軸に直交する方向に移動させることができ、撮像素子301による取得画像の画質を向上することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態に係るカメラ5について、図9および図10を参照して以下に説明する。以下、本実施形態のカメラ5について、第1の実施形態のカメラ1と共通する点については同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図9は本実施形態のカメラ5の全体図を示し、図10は密閉容器307と基板804と変位部材800との関係を示した図9の拡大図(C部)である。
図10に示すように、本実施形態に係るカメラ5において、ケーブル804aは、変位部材800に設けられた配線用孔部800aを通って基板804に接続されている。ケーブル820aは、変位部材800に設けられた配線用孔部800aを通ってピエゾ素子320に接続されている。配線用孔部800aは、ケーブル804a、820aを通した状態で、例えばシリコン等の樹脂により外部に対してシールされた状態になっている。
変位部材800の中心部には内側に向けて突起部800Zが設けられており、該突起部800Zはスタッド801を介して基板804に固定されている。なお、変位部材800のヒンジ部は密閉容器307の外側に配置されている。変位部材800の一部は、密閉容器307の外部に配置され、カメラ本体708の突起部706aに図示しないビスにて固定されている。
上記構成を有する本実施形態に係るカメラ5の作用について以下に説明する。なお、画像取得の手順について、低画素の画像を取得する場合は前述の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
高画素の画像を取得したい場合には、まず制御装置を操作して一度画像を取得する。さらに制御装置を操作して、必要な画素数が取得できるよう画素ピッチ分だけ変位部材800を動作させる。制御装置からの駆動信号は、図示しないケーブル、駆動基板305、ケーブル820aを介してピエゾ素子320に印加され、突起部800zを含む可動部を移動させる。
ここで、突起部800zと基板804とはスタッド801を介して固定されているため、密閉容器307内部に配置された撮像素子301、ヒートシンク303が撮像素子301の光軸に直交する方向に移動する。ピエゾ素子320で発生する力は、内部に配置された部品の自重に対して十分大きいため、観察者が意図した位置に確実に移動できる。
なお、ケーブル804a、820aは密閉容器307内部で長さに余裕がある状態で構成されているため、可動部の移動によりこれらが引っ張られる事で可動部の移動が妨げられる事はない。上部品307aと中板部306との隙間には熱伝導グリスが充填されており、伝熱可能かつ機械的な固定はされていないため、同様にこれらにより可動部の移動が妨げられる事はない。
また、撮像素子301はヒートシンク303を介してペルチェ素子302の冷却面に接続されているため、駆動基板305からの電気信号を受けてペルチェ素子302が動作すると撮像素子301を効率的に冷却することができ、撮影時に問題となる暗電流ノイズを低減することができる。
また、ペルチェ素子302の冷却面の反対側に設けられた放熱面と上部品307aとの隙間は熱伝導グリス(図示略)が充填されているため、ペルチェ素子302からの熱は上部品307a、中板部306を介してカメラ本体708に伝熱したのち、カメラ本体708の外部に自然空冷(放熱)される。
また、図9に示すように、上部品307aと変位部材709と下部品307bにより密閉容器307は外部からシールされており、外部からの水分進入を抑えている。
本実施形態に係るカメラ5によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果に加えて、変位部材800により撮像素子301が実装された基板804を直接移動させることができる。これにより、高精度に撮像素子301を光軸に直交する方向に移動させることができ、撮像素子301による取得画像の画質を向上することができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態に係るカメラ6について、図11および図12を参照して以下に説明する。以下、本実施形態のカメラ6について、第1の実施形態のカメラ1と共通する点については同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図11は本実施形態のカメラ6の全体図を示し、図12は撮像素子901と変位部材900との関係を示した図11の拡大図(D部)である。
図12に示すように、本実施形態に係るカメラ6において、変位部材900の中心部900a(図11参照)には撮像素子901の固定用に突起部900zが段付形状となっており、撮像素子901を図11において上側から挿入可能となっている。変位部材900の中心部の上面904は撮像素子901の上面より低くなっており、接着材で撮像素子901と変位部材900とを固定可能となっている。変位部材900の一部は、密閉容器307の外部に配置され、カメラ本体708の突起部706aに図示しないビスにて固定されている。
撮像素子901は、内部に保持、信号伝達用のケーブル901aが接続されており、ケーブル901aは基板804に接続されている。ケーブル901aはたわんだ状態で固定されており、変位部材900中心部の移動により断線することはない。
上記構成を有する本実施形態に係るカメラ5の作用について以下に説明する。なお、画像取得の手順について、低画素の画像を取得する場合は前述の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
高画素の画像を取得したい場合には、まず制御装置を操作して一度画像を取得する。さらに制御装置を操作して必要な画素数が取得できるよう画素ピッチ分だけ変位部材900を動作させる。制御装置からの駆動信号は、図示しないケーブル、駆動基板305、ケーブル820aを介してピエゾ素子320に印加され、突起部900zを含む可動部を移動させる。
ここで、突起部900zと撮像素子901とは接着材で固定されており、撮像素子901が移動する。ピエゾ素子320で発生する力は撮像素子901の自重に対して十分大きいため、観察者が意図した位置に確実に移動できる。このときケーブル901aはたわんだ状態で構成しているため、撮像素子901の移動により断線することはない。
撮像素子901は、ヒートシンク303を介してペルチェ素子302の冷却面に接続されているため、駆動基板305からの電気信号を受けてペルチェ素子302が動作することで、撮像素子301を効率的に冷却することができ、撮影時に問題となる暗電流ノイズを低減させることができる。
撮像素子901から上側のヒートシンク303、基板804、ペルチェ素子302は、各々の部品の間に熱伝導グリス(図示略)が充填されている。したがって、ヒートシンク303、基板804、ペルチェ素子302は、撮像素子901に対して機械的な固定はされておらず、グリスの粘性により保持された状態になっている。
本実施形態に係るカメラ6によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果に加えて、変位部材900により撮像素子301自体を直接移動させることができるため、高精度に撮像素子301を光軸に直交する方向に移動させることができ、撮像素子301による取得画像の画質を向上することができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明を上記の各実施形態を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよい。
1,2,3,4,5,6 カメラ(撮像装置)
100 顕微鏡
201 顕微鏡本体
202 ステージ
203 対物レンズ
204 接眼レンズ
205 鏡筒
206 標本(被写体)
207 結像レンズ
208 カメラ本体(筐体)
301 撮像素子
302 ペルチェ素子(冷却手段)
303 ヒートシンク
304 基板
305 駆動基板
306 中板部
307 密閉容器
308 ガラス
309 変位部材

Claims (9)

  1. 被写体を撮像するための撮像素子と、
    該撮像素子を密閉収容する密閉容器と、
    該密閉容器を収容する筐体と、
    前記密閉容器が前記撮像素子の光軸方向に挿入される開口部を有し、前記密閉容器および該密閉容器内に収容された前記撮像素子を前記筐体に対して前記撮像素子の光軸に直交する方向に移動させる変位部材とを備え、
    前記変位部材が、前記密閉容器の外部に配置され
    高画素の画像を取得する場合に、前記変位部材により画素ずらしを行って前記撮像素子により複数回画像取得を行う撮像装置。
  2. 前記密閉容器内に前記撮像素子を冷却する冷却手段を備える請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記密閉容器と前記筐体との間に伝熱部材を備える請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記変位部材が、
    前記筐体に固定された固定部と、
    該固定部に接続され、電圧を印加することで前記撮像素子の光軸に直交する方向に変位するピエゾ素子と、
    前記撮像素子に接続され、前記ピエゾ素子により可動する可動部とから構成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記変位部材が、前記密閉容器を前記撮像素子の光軸に直交する方向に付勢する請求項1から請求項4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記変位部材と前記密閉容器とが一体的に形成されている請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記変位部材の一部が前記筐体の外部に配置されている請求項1から請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子を実装する基板を備え、
    前記変位部材が前記基板に当接されている請求項1から請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記撮像素子を実装する基板を備え、
    前記変位部材が前記基板に接続されている請求項1から請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
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