JP3284570B2 - 光ディスクのデータ記録再生方式 - Google Patents

光ディスクのデータ記録再生方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ配列を制御して
光(光磁気)ディスクへのデータの記録又は光ディスク
からのデータ再生を行なう光ディスクのデータ記録再生
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、再生専用の光ディスク(ROMデ
ィスク)のみならず、記録再生可能な光ディスクが実用
化され、データストレイジや音楽ユース等に普及してい
る。
【0003】また、光ディスク、及びこれらの光ディス
クに対して渦巻状又は同心円状のトラックにレーザビー
ムを照射して各種のデータを光ディスク上に記録し、こ
の記録データを読み出すことができる光学ディスクシス
テムとしては、データが配列されるトラックをプリグル
ーブによって構成するコンティニアス方式と、データを
配列するトラックが離散的に配置されているサンプルサ
ーボピットによって形成されるサンプルサーボ方式のも
のが広く知られている。
【0004】図7は記録トラックがサンプルサーボピッ
トによって形成される場合の光磁気ディスクのフォーマ
ットの1例を示したもので、S1 〜S42は、例えば円周
方向に42分割されているセクターを示す。
【0005】各セクター単位のトラックには、図8
(a)に示すようにアドレスデータが記録されているエ
リアやALPC領域(Automatic Laser Power Control A
rea)を有するヘッダセグメントH1 と、試し書き領域等
に使用されるヘッダセグメントH2 とからなるアドレス
テスト領域ADが設けられ、これに続いて例えば20バ
イトのデータが記録されるデータ記録領域DBが30の
セグメントSG1〜SG30に分割されて形成されてい
る。
【0006】図8(b)は、ヘッダセグメントH1 ,H
2及びデータセグメントSG1 〜SG30をさらに拡大し
たもので、最初にサーボバイトSBが配置され、これに
続いてアドレスや光磁気(MO)データが記録されるエ
リアが設けられている。
【0007】サーボバイトSBには少なくともトラック
Tの中心から外周側、及び内周側に偏位している1対の
ウォーブリングピットP1 ,P2 と、トラックTの中心
線上に配置されているクロックピットP3 があらかじめ
エンボス加工等によって形成されている。
【0008】又、ウォーブリングピットP1 ,P2 とク
ロックピットP3後部はミラー面Mとされ、このミラ
ー面Mから反射されるレーザ光によってフォーカスサー
ボ信号が検出されると共に、レーザパワのコントロ−ル
も行うことができる。さらに、トラック情報としてのア
クセスコードがグレーコードを形成するピットP4 ,P
5 によって記録されている。
【0009】このような光磁気ディスクは、通常ウォー
ブリングピットP1 ,P2 をサンプル点t1 ,t2 で検
出したときの反射光を演算することによってトラッキン
グエラー信号が形成され、クロックピットP 3 によって
クロック信号が形成される。
【0010】この光磁気ディスクは、データバイトDB
の領域において上記トラックTに沿って光磁気ディスク
の記録面にレーザビームを照射すると共に、光磁気ディ
スクの他方の面から磁界を印加すると、記録面がキュー
リ点以上となったときに印加されている磁界の方向で磁
化され、データが記録される。例えば1つのデータセグ
メント(SG1 〜SG30)のデータバイトDBに20バ
イトのデータが記録される(1つのデータ群単位のデー
タ長が20バイト)とすると、図9のように記録トラッ
クが形成される。
【0011】なおDi (i=0,1,2・・・・ )はそれぞれ1バ
イトのデータを示す。また、このように各セグメントS
1 〜SG30においてそれぞれ20バイトの記録がなさ
れ、トータルで1セクター内に600バイトのデータが
記録されるとすると、例えばデータ520バイト(コン
トロールデータを含む)につづいて、ECC(ErrorCor
rection Code )が80バイト記録される。
【0012】このようにデータが記録されている光磁気
ディスクから情報を読み出すときは、レーザビームの反
射光を磁気カ一効果を利用して検出することにより、デ
ータバイトDBに記録されているデータが読み出され
る。そして上記図9のような記録トラックから読み出さ
れたデータは、図10のように、データメモリ上におい
て例えばインターリーブファクタ=5で配列されること
によって1セクターのエラー訂正処理単位として5つの
誤り訂正ラインL1〜L5 が形成され、各誤り訂正ライ
ンL1 〜L5 毎に誤り訂正処理が施されることになる。
なお図示されるように520バイトのデータ(データD
0 〜D511 ,コントロールデータP1 〜P4 ,CRCC
データCRC1 〜CRC4 )に続いて、各誤り訂正ライ
ンL1 〜L5 にそれぞれ16バイトのECC(E11〜E
116 ,E21〜E216 ,E31〜E316 ,E41〜E416 ,E
51〜E516 )が配列され、エラー訂正に供される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
磁気ディスク等では、成形時のよじれ、複屈折等の物理
的な影響により、例えばエンボス加工によりピットが成
形されるサーボバイトSB周辺において記録されるデー
タが、サーボバイトSBより比較的離れた位置に記録さ
れたデータよりも、再生時に誤りが発生する確率が大き
いということがある。
【0014】つまり上記図9の例でいえば、サーボバイ
トSBと隣接するデータバイトDBの先頭バイト及び最
終バイトである、D0 ,D19,D20,D39,D40・・・ 等
に読取エラーが発生する確率が他のデータ(例えばD1
〜D18,D21〜D38など)よりも大きい。
【0015】ここで、データ再生時に図10のようにイ
ンターリーブファクタ=5で配列されてエラー訂正処理
が施される場合を考えると、各データセグメントの先頭
のデータD0 ,D20,D40・・・ は全て誤り訂正ラインL
1 上に位置し、また各セグメントの最後尾のデータ
19,D39,D59・・・ は全て誤り訂正ラインL5 上に位
置することになり、従って、誤り訂正ラインL1 及びL
5 は、他の誤り訂正ラインL2 〜L4に比べて処理負担
が過大になり易く、即ち訂正不能が発生する確率が高く
なるという問題がある。
【0016】例えば、1つの誤り訂正ラインが8バイト
の訂正能力を有するときに、物理的影響で各データセグ
メントSG0 〜SG29において先頭のデータに読取エラ
ーが発生したと仮定すると、誤り訂正ラインL1 に30
バイトのエラーが集中し、誤り訂正ラインL1 は訂正不
能となる。
【0017】このように或る1つの誤り訂正ラインで訂
正不能が発生すると、他の誤り訂正ラインが訂正可能で
あってもそのセクター全体が再生不良となるという重大
な事態が発生するため、訂正不能の発生の確率の高い誤
り訂正ラインが存在することは防止されなければならな
い。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、誤り訂正処理の際に各誤り訂正ラインにほ
ぼ均等に処理負担がかかり、特に訂正不能となる確率の
高い誤り訂正ラインを発生させないようにするものであ
る。
【0019】このために、所定のフォーマットにより1
つのデータ群単位のデータ長がnと設定されている光デ
ィスクに対するデータの記録再生方式として、データ記
録時、再生時に、データメモリにおいてm個のエラー訂
正ラインが形成されるようにインターリーブ長(インタ
ーリーブファクタ)がmとされてデータが記憶されると
ともに、インターリーブ長m、又はmの約数は、1つの
データ群単位のデータ長nに対して割り切れない数値と
なるように、データ長n及び/又はインターリーブ長m
が設定されている記録再生方式を提供する。
【0020】
【作用】1つのデータ群単位のデータ長nと、インター
リーブ長mに対して、n/m、又は(n/(mの約
数))が割り切れないように、光ディスクのフォーマッ
ト上、又はインターリーブ制御動作上、又はその両方で
設定することで、例えば1セクター内における連続する
所定数のデータ群単位(即ち連続する所定数のセグメン
ト)同志では、エラー訂正動作用に供されるデータメモ
リ上のデータ配列として、ディスク上の各データエリア
内で対応位置に記録されたデータが同一のエラー訂正ラ
インによって処理されないデータ配列とされる。
【0021】つまり、エラー訂正動作用に供されるデー
タメモリ上に形成されるデータ配列が所定数のデータ群
単位でずらされることになり、各データ群における各先
頭バイト又は各最終バイトが特定の誤り訂正ラインに集
中することはなくなる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の光ディスクの記録再生方式
が適用される光ディスクシステムの概要図を示したもの
で、1は光磁気ディスクであり、この光磁気ディスク1
は光学ヘッド装置部2に装填されてデータの記録/再生
動作が実行される。
【0023】この光磁気ディスク1は例えば図2、図3
のようにサンプルサーボ方式のトラックフォーマットが
なされている。つまり、1トラックは円周方向に56分
割されたセクターS1 〜S56が形成され、各セクターS
1 〜S56は図3(a)のように、アドレスデータ等が記
録されるヘッダセグメントHSと23単位のデータセグ
メントSG1 〜SG23によって構成される。
【0024】ヘッダセグメントHS及びデータセグメン
トSG1 〜SG23には図3(b)のように最初にサーボ
バイトSBが配置され、これに続いてアドレスや光磁気
(MO)データが記録されるエリア(データバイトD
B)が設けられている。またサーボバイトSBにはトラ
ックTの中心から外周側、及び内周側に偏位している1
対のウォーブリングピットP1 ,P2 と、トラックTの
中心線上に配置されているクロックピットP3 が設けら
れる。また、ウォーブリングピットP1 ,P2 とクロッ
クピットP3後部はミラー面Mとされる。さらに、ア
クセスコードがグレーコードを形成するピットP4 ,P
5 によって記録されている。
【0025】ここで、このような光磁気ディスク1の各
データセグメントSG1 〜SG23におけるデータバイト
DBにはそれぞれ26バイトのデータが記録されるよう
に設定されている。従って、1セクター内の記録容量は
598バイトとされ、例えばユーザデータが512バイ
ト、ECCデータが80バイト、CRCCデータが4バ
イト、コントロールデータが2バイト記録される。
【0026】光学ヘッド装置部2には、光磁気ディスク
1を一定線速度(CLV)、或いは一定角速度(CA
V)で回転駆動するようになされているスピンドルモー
タ2aが搭載されているとともに、光磁気ディスク1へ
のデータの記録又は再生時にレーザ光を照射する光学ヘ
ッド2bが、装填された光磁気ディスク1の下側になる
ように配置される。また、光磁気ディスク1に対して光
学ヘッド3と対向する位置に磁気ヘッド部2cが設けら
れ、光磁気ディスク1ヘのデータ記録時には記録データ
によって反転する磁界が印加されるようになされてい
る。
【0027】このような光磁気ディスク1に対して、図
1における光学ヘッド装置部2に搭載される光学ヘッド
2bはよく知られているように、レーザ発光源、コリメ
ータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズをコントロ
ールする2軸デバイス等からなる光学系で構成され、光
磁気ディスクからの反射光を検出する偏光ビームスプリ
ッタ、ディテクタを備えている。特に、反射光は偏光ビ
ームスプリッタによってP偏向成分とS偏向成分に分割
され、2つのディテクタによって検出されるようになさ
れている。
【0028】そしてこの光学ヘッド装置部2において
は、2つのディテクタの出力を差動増幅器に供給し、こ
の差動増幅器で両出力の差をとることによって、光磁気
記録されたデータの再生信号を抽出する。又、ヘッダセ
グメントHS又はサーボバイトSBのエンボス成形ピッ
トを走査した際にディテクタから得られる出力信号を利
用して各種のサーボ信号を形成し、サーボ回路に供給し
て前記2軸デバイスを駆動し、トラッキングサーボ、及
びフォーカスサーボを行うと共に、マスタクロック信
号、アドレス情報等を形成している。
【0029】3は記録すべきデータを記憶して、光学ヘ
ッド装置部2に記録データとして供給するとともに、光
学ヘッド装置部2によって再生されたデータを記憶する
データメモリ、4は記録データ及び再生データの処理に
かかる制御を行なうコントローラ(CPU)、5はデー
タ訂正処理を行なうECC回路部、6は例えば図示しな
いホストコンピュータとの間で記録データ及び再生デー
タの授受を行なうインターフェース部を示す。
【0030】このような光ディスクシステムにおけるデ
ータ記録時の動作としては、例えばホストコンピュータ
からインターフェース部6を介して光磁気ディスク1に
記録すべきデータ(例えば1セクターにつき512バイ
ト)がデータメモリ3に保持される。さらにコントロー
ラ4においてコントロールデータ(同2バイト)が生成
されてデータメモリ3に保持され、さらにECC回路部
5においてCRCCデータ(同4バイト),ECCデー
タ(同80バイト)が生成され、データメモリ3に書き
込まれる。
【0031】例えばデータメモリ3に対して図4のよう
なデータストリーム、即ちデータD0 〜D511 ,コント
ロールデータP1、P2 ,CRCCデータCRC1 〜C
RC4 ,ECCデータE11〜E516 によるデータストリ
ームが形成される。なお、図4において実線の枠は光磁
気ディスク1上の1データセグメントに対応する26バ
イトのデータ群を示している。これらのデータが図5に
示すようにデータメモリ3に保持されることになる。こ
こで、データメモリ3において例えば先頭2バイト分は
ダミーの固定データ(『00』又は『FF』等)を記憶
させるようにしている。
【0032】このデータメモリ3に保持されたデータ
(D0 〜D511 ,P1 、P2 ,CRC1 〜CRC4 ,E
11〜E516 )は図4のデータストリームに示した順序で
読み出されて光学ヘッド装置部2に供給され、26バイ
トのデータ群単位で、光磁気ディスク1上の各データセ
グメントSG1 〜SG23のデータバイトDBに磁界変調
方式で記録されていく。従って、光磁気ディスク1には
図6に示すように各データセグメントSG1 〜SG23
データが記録される。例えば各データバイトDBの先頭
データをあげてみると、D0 ,D26,D52・・・・となる。
【0033】また、この光磁気記録されたデータは、再
生時に光学ヘッド装置部2によって光磁気ディスク1か
ら再生されると、再び図5のようにデータメモリ3に書
き込まれる。ここで、データメモリ3において598バ
イトの各データはインターリーブファクタ=5で配列さ
れており、従って、ECC回路部5ではこのデータメモ
リ3に書き込まれたデータに対して誤り訂正ラインL1
〜L5 単位で、それぞれ割り当てられた16バイトのE
CCデータ(E11〜E116 ,E21〜E216 ,E31〜E3
16 ,E41〜E416 ,E51〜E516 )を用いて誤り検出
及び訂正処理動作を行なう。誤り訂正処理されたデータ
0 〜D511 はインターフェース部6を介して例えばホ
ストコンピュータに再生データとして供給されることに
なる。
【0034】ここで、光磁気ディスク1上において各デ
ータセグメントのデータバイトDBにおいて先頭バイト
として記録されていたデータD0 ,D26,D52・・・・に注
目してみると、図5中斜線で示すように、データD0
3 ライン上、D26はL4 ライン上、D52はL5 ライン
上・・・・、とそれぞれ異なった誤り訂正ライン上に配置さ
れていることになる。光磁気ディスク1上において各デ
ータバイトDBの最終バイトとして記録されていたデー
タD25,D51,‥‥)についても同様である。
【0035】即ち本実施例では、1つのデータセグメン
トに26バイトのデータが記録される光磁気ディスクに
対し、インターリーブファクタ=5と設定して5つのエ
ラー訂正ラインでエラー処理を行なうようにすること
で、最もエラー確率の高いデータバイトDB内の先頭バ
イト又は最終バイトを5つの誤り訂正ラインに均等に振
り分けてエラー訂正処理を行なうようにするものであ
り、特にエラー処理負担が大きくなる誤り訂正ラインを
発生させることを解消することができる。
【0036】つまり、データバイトDBの記憶容量(2
6バイト)に対してインターリーブファクタ(=5)が
割り切れない数値に設定されていることにより、インタ
ーリーブの際に、光磁気ディスク上において各データバ
イト間で対応位置にあるデータが、自然に各エラー訂正
ラインに振り分けられることになる。もちろん、この処
理のための特別なハードウエアは不要であり、例えばデ
ータメモリ30のリード/ライト動作のアドレス発生装
置を制御して、インターリーブ位置を組み替えるなどの
処理も必要ない。
【0037】なお、本発明においては、このように1つ
のデータバイトDBの記憶容量(n)とインターリーブ
ファクタ(m)としたときに、n÷m、又はn÷(mの
約数)が割り切れない値となるように設定することによ
り、上述したように、各エラー訂正ラインに対してエラ
ー処理負担を均等化することができるが、これを実現す
るためには、特定のインターリーブファクタに対して
光ディスクのフォーマットを設定して実現する、特定
の光ディスクフォーマットに対してインターリーブファ
クタを設定して実現する、光ディスクフォーマット及
びインターリーブファクタをそれぞれ新たに設定して実
現する、という3通りが考えられる。
【0038】ところで、上記実施例はサンプルサーボ方
式の記録フォーマットを採用した光ディスクの記録/再
生動作を例にあげて説明したが、コンティニアスコンポ
ジットサーボ方式の光ディスクに対応する記録/再生動
作についても本発明は有効に適用される。
【0039】コンティニアスコンポジットサーボ方式に
場合は、データ領域内にリシンク信号が記録され、これ
によってPLL回路の再同期をかけ、クロックずれによ
るデータ誤りの拡大が防止されるようにしている。従っ
て、リシンク信号直後のデータは比較的、エラー発生率
は小さいが、リシンク直前に近いデータほどエラー発生
の可能性が高くなる傾向にある。このため、リシンク信
号〜リシンク信号の間のデータを、上記実施例の各デー
タセグメントのデータと同様に1つのデータ群として考
え、このデータ群単位のデータ長nに対して、インター
リーブファクタm、又はこの約数が割り切れないように
設定されていることにより、同様の効果を得ることがで
きる。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、実施に当たっては要旨の範囲内において各
種設定変更がなされるべきものである。もちろんデータ
長n及びインターリーブファクタmは上記実施例の数値
に限られない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
のデータ記録再生方式は、所定のフォーマットにより1
つのデータ群単位のデータ長がnと設定されている光デ
ィスクに対して、インターリーブファクタm、又はmの
約数がデータ長nに対して割り切れない数値となるよう
に、データ長n及び/又はインターリーブ長mが設定さ
れているため、エラー訂正動作用に供されるデータメモ
リ上に形成されるデータ配列が所定数のデータ群におい
て各々ずらされ、光ディスク上の各データセグメントに
おいて先頭バイト又は最終バイトとなったデータが特定
の誤り訂正ラインに集中しないように分散することにな
る。
【0042】これによって特定の誤り訂正ライン上でエ
ラー確率の高いデータ個数が集中することはなくなり、
従って或る誤り訂正ラインに過剰な訂正負担がかかって
訂正不能となる確率はかなり低くなる。すなわち、訂正
不能発生が有効に防止され、セクター単位でみた訂正能
力を向上させることができるという効果がある。しか
も、このような処理を行なうために特別なハードウエア
を付加することは必要ないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生方式が適用される光ディスク
システムの概要図である。
【図2】実施例の光磁気ディスクのフォーマットを示す
説明図である。
【図3】実施例の記録トラックの詳細な説明図である。
【図4】実施例のデータメモリに対するデータストリー
ムの説明図である。
【図5】実施例のデータメモリのデータ保持状態の説明
図である。
【図6】実施例の光磁気ディスクの記録トラックのデー
タ記録状態の説明図である。
【図7】光磁気ディスクのフォーマットを示す説明図で
ある。
【図8】記録トラックの詳細な説明図である。
【図9】記録トラック上のデータの説明図である。
【図10】光磁気ディスクからの再生信号のデータメモ
リにおけるデータ保持状態の説明図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 光学ヘッド装置部 3 データメモリ 4 コントローラ 5 ECC回路部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマットにより1つのデータ
    群単位のデータ長がnと設定されている光ディスクに対
    するデータの記録再生方法として、 上記各データ群は光ディスク上において、あらかじめ形
    成されたサーボピットによって構成されているトラック
    方向に異なる形状のデータ領域に対して、その先頭のバ
    イトと最終のバイトとが隣接するように記録され、 データ記録時、再生時に、データメモリにおいてm個の
    エラー訂正ラインが形成されるようにインターリーブ長
    がmとされてデータが記憶されるとともに、 上記誤り訂正ラインのそれぞれにおいて各セグメントに
    対応したそれぞれの先頭バイト、及び/または上記最終
    バイトが集中することなく分散するするようインターリ
    ーブ長m、またはmの約数が、1つのデータ群単位のデ
    ータ長nに対して割り切れない数値になるように、デー
    タ長n又はインターリーブ長mの一方または双方が設定
    されていることを特徴とする光ディスクのデータ記録再
    方法
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