JPH0554561A - 光デイスクのデータ記録再生方式 - Google Patents

光デイスクのデータ記録再生方式

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JPH0554561A
JPH0554561A JP23571791A JP23571791A JPH0554561A JP H0554561 A JPH0554561 A JP H0554561A JP 23571791 A JP23571791 A JP 23571791A JP 23571791 A JP23571791 A JP 23571791A JP H0554561 A JPH0554561 A JP H0554561A
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JP
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data
optical disk
recorded
memory
address
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JP23571791A
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Susumu Chiaki
進 千秋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0554561A publication Critical patent/JPH0554561A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 訂正不能となる訂正ラインの発生を防止し、
セクター単位でみた訂正能力を向上させる。 【構成】 データ群単位で所定のオフセット値が付加さ
れたアドレスによりデータメモリから読出されたデータ
を光ディスクに記録し、再生時に当該アドレスによりデ
ータメモリに書込むことにより、エラー訂正動作用に供
されるデータメモリ上に形成されるデータ配列が所定数
のデータ群単位でずらし、光ディスク上の各セグメント
で先頭バイト又は最終バイトとなったデータが特定の誤
り訂正ラインに集中しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ配列を制御して
光(光磁気)ディスクへのデータの記録又は光ディスク
からのデータ再生を行なう光ディスクのデータ記録再生
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、再生専用の光ディスク(ROMデ
ィスク)のみならず、記録再生可能な光ディスクが実用
化され、データストレイジや音楽ユース等に普及してい
る。記録可能な光ディスクとしては光に感応する記録媒
体を記録面とする光磁気ディスクがオーバーライト可能
とされ最も有用とされている。
【0003】また、光ディスク、及びこれらの光ディス
クに対して渦巻状又は同心円状のトラックにレーザビー
ムを照射して各種のデータを光ディスク上に記録し、こ
の記録データを読み出すことができる光学ディスクシス
テムとしては、データが配列されるトラックをプリグル
ーブによって構成するコンティニアス方式と、データを
配列するトラックが離散的に配置されているサンプルサ
ーボピットによって形成されるサンプルサーボ方式のも
のが広く知られている。
【0004】図10は記録トラックがサンプルサーボピ
ットによって形成される場合の光磁気ディスクのフォー
マットの1例を示したもので、S1 〜S42は、例えば円
周方向に42分割されているセクターを示す。各セクタ
ー単位のトラックには、図11(a)に示すようにアド
レスデータが記録されているヘッダH1 と、試し書き領
域のヘッダH2 とからなるアドレステスト領域ADと、
これに続いてデータが記録されるデータ領域が例えば3
0のデータセグメントSG0 〜SG29に分割して形成さ
れている。
【0005】図11(b)は、各データセグメントSG
0 〜SG29をさらに拡大したもので、最初にサーボバイ
トSBが配置され、これに続いてデータバイトDBがプ
リグルーブによって設けられている。
【0006】サーボバイトSBには少なくともトラック
Tの中心から外周側、及び内周側に偏位している1対の
ウォーブリングピットP1 ,P2 と、トラックTの中心
線上に配置されているクロックピットP3 があらかじめ
エンボス加工等によって形成されている。又、ウォーブ
リングピットP1 ,P2 とクロックピットP3 の中間は
ミラー面Mとされ、このミラー面Mから反射されるレー
ザ光によってフォーカスサーボ信号が検出されると共
に、レーザパワーのコントロ−ルも行うことができる。
【0007】このような光磁気ディスクは、通常ウォー
ブリングピットP1 ,P2 をサンプル点t1 ,t2 で検
出したときの反射光を演算することによってトラッキン
グエラー信号が形成され、クロックピットP3 をサンプ
ル点t3 で検出する信号によってクロック信号が形成さ
れる。
【0008】この光磁気ディスクは、データバイトDB
の領域において上記トラックTに沿って光磁気ディスク
の記録面にレーザビームを照射すると共に、光磁気ディ
スクの他方の面から磁界を印加すると、記録面がキュー
リ点以上となったときに印加されている磁界の方向で磁
化され、データが記録される。例えば1つのデータセグ
メント(SG0 〜SG29)のデータバイトDBに20バ
イトのデータ(データ群)が記録されるとすると、図1
2のように記録トラックが形成される。
【0009】なおDi (i=0,1,2・・・・ )はそれぞれ1バ
イトのデータを示す。また、このように各セグメントS
0 〜SG29においてそれぞれ20バイトの記録がなさ
れ、トータルで1セクター内に600バイトのデータが
記録されるとすると、例えばデータ520バイト(コン
トロールデータを含む)につづいて、ECC(ErrorCor
rection Code )が80バイト記録される。
【0010】このようにデータが記録されている光磁気
ディスクから情報を読み出すときは、レーザビームの反
射光を磁気カ一効果を利用して検出することにより、デ
ータバイトDBに記録されているデータが読み出され
る。そして上記図12のような記録トラックから読み出
されたデータは、図13のように、データメモリ上にお
いて例えばインターリーブファクタ=5で配列されるこ
とによって1セクターのエラー訂正処理単位として5つ
の誤り訂正ラインL1 〜L5 が形成され、各誤り訂正ラ
インL1 〜L5 毎に誤り訂正処理が施されることにな
る。なお図示されるように520バイトのデータ(デー
タD0 〜D511,コントロールデータP1 〜P4 ,CR
CCデータCRC1 〜CRC4 )に続いて、各誤り訂正
ラインL1 〜L5 にそれぞれ16バイトのECC(E11
〜E116,E21〜E216 ,E31〜E316 ,E41〜E4
16 ,E51〜E516 )が配列され、エラー訂正に供され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
磁気ディスク等では、成形時のよじれ、複屈折等の物理
的な影響により、例えばエンボス加工によりピットが成
形されるサーボバイトSB周辺において記録されるデー
タが、サーボバイトSBより比較的離れた位置に記録さ
れたデータよりも、再生時に誤りが発生する確率が大き
いということがある。
【0012】つまり上記図12の例でいえば、サーボバ
イトSBと隣接するデータバイトDBの先頭バイト及び
最終バイトである、D0 ,D19,D20,D39,D40・・・
等に読取エラーが発生する確率が他のデータ(例えばD
1 〜D18,D21〜D38など)よりも大きい。
【0013】ここで、データ再生時に図13のようにイ
ンターリーブファクタ=5で配列されてエラー訂正処理
が施される場合を考えると、各データセグメントの先頭
のデータD0 ,D20,D40・・・ は全て誤り訂正ラインL
1 上に位置し、また各セグメントの最後尾のデータ
19,D39,D59・・・ は全て誤り訂正ラインL5 上に位
置することになり、従って、誤り訂正ラインL1 及びL
5 は、他の誤り訂正ラインL2 〜L4に比べて処理負担
が過大になり易く、即ち訂正不能が発生する確率が高く
なるという問題がある。
【0014】例えば、1つの誤り訂正ラインが8バイト
の訂正能力を有するときに、物理的影響で各データセグ
メントSG0 〜SG29において先頭のデータに読取エラ
ーが発生したと仮定すると、誤り訂正ラインL1 に30
バイトのエラーが集中し、誤り訂正ラインL1 は訂正不
能となる。
【0015】このように或る1つの誤り訂正ラインで訂
正不能が発生すると、他の誤り訂正ラインが訂正可能で
あってもそのセクター全体が再生不良となるという重大
な事態が発生するため、訂正不能の発生の確率の高い誤
り訂正ラインが存在することは防止されなければならな
い。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、誤り訂正処理の際に各誤り訂正ラインにほ
ぼ均等に処理負担がかかり、特に訂正不能となる確率の
高い誤り訂正ラインを発生させないようにするものであ
る。
【0017】このために、所定のフォーマットにより形
成されている各データエリアに所定数のデータからなる
データ群を記録することができる光ディスクに対するデ
ータの記録再生方式として、記録、再生時にデータを記
憶するデータメモリの動作を制御するアドレスに、所定
数のデータ群単位内で、各データ群に対応して異なった
オフセット値が設定されるようにし、データメモリから
データを読み出して光ディスクに記録する際、及び光デ
ィスクから再生されたデータをデータメモリに記憶する
際に、設定されたオフセット値が付加されたアドレスに
よりデータメモリの読出動作又は書込動作の制御を行な
うことにより、所定数の連続するデータ群の各データ群
同志では、エラー訂正動作用に供されるデータメモリ上
のデータ配列として、ディスク上の各データエリア内で
対応位置に記録されたデータが同一のエラー訂正ライン
によって処理されないデータ配列とされるようにするも
のである。
【0018】
【作用】データ群単位で所定のオフセット値が付加され
たアドレスを用いてデータメモリから読出されたデータ
が光ディスクに記録され、さらにこの光ディスクに記録
された記録データを再生する際に、データ群単位で所定
のオフセット値が付加されたアドレスを用いて、データ
メモリ上に書き込むことにより、エラー訂正動作用に供
されるデータメモリ上に形成されるデータ配列が所定数
のデータ群単位でずらされることになる。即ち各データ
群における各先頭バイト又は各最終バイトが特定の誤り
訂正ラインに集中することはなくなる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の光磁気ディスクの記録再生
方式が適用される光ディスクシステムの概要図を示した
もので、1は例えば上述したトラックフォーマットがな
されている光磁気ディスクであり、この光磁気ディスク
1は光学ヘッド装置部2に装填されてデータの記録/再
生動作が実行される。
【0020】光学ヘッド装置部2には、光磁気ディスク
1を一定線速度(CLV)、或いは一定角速度(CA
V)で回転駆動するようになされているスピンドルモー
タ2aが搭載されているとともに、光磁気ディスク1へ
のデータの記録又は再生時にレーザ光を照射する光学ヘ
ッド2bが、装填された光磁気ディスク1の下側になる
ように配置される。また、光磁気ディスク1に対して光
学ヘッド3と対向する位置に磁気ヘッド部2cが設けら
れ、光磁気ディスク1ヘのデータ記録時には記録データ
によって反転する磁界が印加されるようになされてい
る。
【0021】この光学ヘッド装置部2に搭載される光学
ヘッド2bはよく知られているように、レーザ発光源、
コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズをコ
ントロールする2軸デバイス等からなる光学系で構成さ
れ、光磁気ディスクからの反射光を検出する偏光ビーム
スプリッタ、ディテクタを備えている。特に、反射光は
偏光ビームスプリッタによってP偏向成分とS偏向成分
に分割され、2つのディテクタによって検出されるよう
になされている。
【0022】そしてこの光学ヘッド装置部2において
は、2つのディテクタの出力を差動増幅器に供給し、こ
の差動増幅器で両出力の差をとることによって、光磁気
記録されたデータの再生信号を抽出する。又、ヘッダH
1 又はサーボバイトSBのエンボス成形ピットを走査し
た際にディテクタから得られる出力信号を利用して各種
のサーボ信号を形成し、サーボ回路に供給して前記2軸
デバイスを駆動し、トラッキングサーボ、及びフォーカ
スサーボを行うと共に、マスタクロック信号、アドレス
情報等を形成している。
【0023】3は記録すべきデータを記憶して、光学ヘ
ッド装置部2に記録データとして供給するとともに、光
学ヘッド装置部2によって再生されたデータを記憶する
データメモリ、4は記録データ及び再生データの処理に
かかる制御を行なうコントローラ(CPU)、5はデー
タ訂正処理を行なうECC回路部、6は例えば図示しな
いホストコンピュータとの間で記録データ及び再生デー
タの授受を行なうインターフェース部を示す。
【0024】このような光ディスクシステムにおけるデ
ータ記録時の動作としては、例えばホストコンピュータ
からインターフェース部6を介して光磁気ディスク1に
記録すべきデータ(例えば1セクターにつき512バイ
ト)がデータメモリ3に保持される。さらにコントロー
ラ4においてコントロールデータ(同4バイト)が生成
されてデータメモリ3に保持され、さらにECC回路部
5においてCRCCデータ(同4バイト),ECCデー
タ(同80バイト)が生成され、データメモリ3に書き
込まれる。従って、データメモリ3には例えば図2に示
すようにデータが保持されることになる。
【0025】このデータメモリ3に保持されたデータ
(D0 〜D511 ,P1 〜P4 ,CRC1 〜CRC4 ,E
11〜E516 )が読み出されて光学ヘッド装置部2に供給
され、例えば20バイトを1つのデータ群とした単位
で、光磁気ディスク1上の各データセグメントSG0
SG29のデータバイトDBに磁界変調方式で記録されて
いく。
【0026】また、この光磁気記録されたデータは、再
生時に光学ヘッド装置部2によって光磁気ディスク1か
ら再生されると、データメモリ3に書き込まれる。する
と、ECC回路部5ではこのデータメモリ3に書き込ま
れたデータに対して誤り訂正ラインL1 〜L5 単位で誤
り検出及び訂正処理動作を行なう。誤り訂正処理された
データD0 〜D511 はインターフェース部6を介して例
えばホストコンピュータに再生データとして供給される
ことになる。
【0027】このような光ディスクシステムにおいて本
実施例ではデータ記録時及びデータ再生時に、データメ
モリ3の読出アドレス及び書込アドレスに所定のオフセ
ット値を与えることによりデータ配列を操作するもので
ある。
【0028】光磁気ディスク1のフォーマットは上記の
とおり、1セクター=30セグメントで形成され、各セ
グメントには20バイトのデータの記録がなされるもの
である。即ち30セグメントの各データバイトにまたが
って図2のようにデータメモリ3に記憶されたデータ
(データD1 〜D511 ,コントロールデータP1
4,CRCCデータCRC1 〜CRC4 ,ECCE11
〜E516 で、トータル600バイト)が書き込まれてい
る。なお、インターリーブファクタ=5とされ、誤り訂
正ラインはL1 〜L5 が形成される。従って、各誤り訂
正ラインについてECCが16バイト割り当てられてい
る。
【0029】本実施例のコントローラ4においては図3
に示すアドレス発生回路が設けられており、このアドレ
ス発生回路からデータメモリ3に対するアドレスAm、
及び記録データ又は再生データのドライブタイミングカ
ウント信号Ad(光磁気ディスク1上におけるアドレ
ス)が発生され、このアドレスAm及びドライブタイミ
ングカウント信号Adによって、データメモリ3から読
み出したデータの光磁気ディスク1への記録、及び光磁
気ディスク1から再生されたデータのデータメモリ3へ
の書込動作が制御されることになる。
【0030】このアドレス発生回路は30進カウンタ1
1、20進カウンタ12,13、モード演算回路14を
有してなり、30進カウンタ11は1セクター内のセグ
メントナンバー(0セグメント〜29セグメント)に対
応したカウント値を出力しており、これがアドレスAm
及びドライブタイミングカウント信号Adの上位ビット
とされる。また、20進カウンタ12はセグメント内の
データバイト(0バイト〜19バイト)に対応したカウ
ント値を出力し、これをドライブタイミングカウント信
号Adの下位ビットとしている。また、カウントアップ
に伴い、上位ビットを形成する30進カウンタ11に対
してキャリー出力をなす。
【0031】さらに20進カウンタ13はセグメント内
のデータバイト(0バイト〜19バイト)に対応したカ
ウント値を出力するが、オアゲート15を介して得られ
るイニシャライズ入力又はキャリー入力によって、カウ
ント開始タイミングでオフセットデータnがロードさ
れ、このm0 の値をカウント値にオフセットとして付加
して出力している。そしてこのオフセットデータm0
付加されたカウント値がアドレスAm下位ビットとされ
ている。
【0032】オフセットデータnはモード演算回路14
によって、30進カウンタ11によるセグメントナンバ
ーに基づいて0,1,2,3,4の値が順次算出されて
いくようになされている。従ってオフセットデータm0
は5セグメントに相当する5つのデータ群を周期とし
て、1データ群単位で変化するものとされている。
【0033】即ちこのアドレス発生回路では、ドライブ
タイミングカウント信号Adに対して、アドレスAmは
セグメント単位のデータ群毎に所定のオフセットが付加
された値として出力される。例えば、説明上、上位ビッ
トをセグメントナンバーに対応して00〜29、下位ビ
ットをデータバイトに対応して00〜19として模式的
に示した場合、図4のようにアドレスAm及びドライブ
タイミングカウント信号Adが順次出力されることにな
る。
【0034】つまり、図2においてセグメントSG0
記録されるデータD0 〜D19を読み出す際のアドレスA
mにはオフセットは付加されないが、次のセグメントS
1に記録されるデータD20〜D39を読み出す際のアド
レスAmにはm0 =1のオフセットが付加される。さら
に、次のセグメントSG2 に記録されるデータD40〜D
59を読み出す際のアドレスAmにはm0 =2のオフセッ
トが付加される。
【0035】なお、この出力されるアドレスAmは、 Am=(Ad+n)*m+[Ad/m] で表わされる。ただし、nはセグメントナンバー、mは
セグメント長であり、また、( )*mはモード演
算、[ x ]はxを越えない整数を示す。
【0036】このようにデータ群単位で制御されたオフ
セットデータnが付加されているアドレスAmによっ
て、図2のような配置でデータメモリ3に記憶されてい
るデータD1 ,D2 ・・・・・・は図5に示す順序(数値は読
出順、即ちアドレス指定順を示す)で読み出されること
になる。つまり、セグメントSG0 に記録されるデータ
0 〜D19は順序どおりに読み出されるが、セグメント
SG1 に記録されるデータD20〜D39は、アドレスAm
にm0 =1のオフセットが付加されているため、D21
22,D23・・・・・ D39,D20の順序で読み出される。
【0037】また、セグメントSG2 に記録されるデー
タD40〜D59は、アドレスAmにm0 =2のオフセット
が付加されているため、D42,D43,・・・・・ D59
40,D41の順序で読み出される。以下のセグメントに
記録されるデータも、オフセット値分だけずれて読み出
されることになる。
【0038】そして、光磁気ディスク1への記録はオフ
セット値が付加されていないタイミングカウント信号A
dに基づいて行なわれるため、光磁気ディスク1には図
6に示すように各セグメント毎にデータの順序がずれて
記録される。例えば各データバイトDBの先頭データを
あげてみると、D0 ,D21,D62・・・・となる。
【0039】このようにデータが記録された光磁気ディ
スク1の再生を行なう際に、データメモリ3に読み込む
際の読込アドレスには再び上記アドレス発生回路からの
アドレスAmを使用する。即ちタイミングカウント信号
Adに基づいて読み出される各セグメントSG0 〜SG
29の再生信号に対して、アドレスAmを使用してデータ
メモリ3に書込むことにより、前記図5に示す順序でデ
ータメモリ3に再生データが記憶されていく。すると、
データメモリ3の各アドレスには前記図2に示したとお
りにデータが記憶されることになる。
【0040】そして、このデータメモリ3に記憶された
データについては、ECC回路部5において、誤り訂正
ラインL1 〜L5 のライン毎にエラー訂正処理が実行さ
れることになる。
【0041】ここで、光磁気ディスク1上において各セ
グメントのデータバイトDBにおいて先頭バイトとして
記録されていたデータD0 ,D21,D62・・・・に注目して
みると、図2中斜線で示すように、データD0 はL1
イン上、D21はL2ライン上、D62はL3 ライン上・・・
・、とそれぞれ異なった誤り訂正ライン上に配置されて
いることになる。光磁気ディスク1上において各セグメ
ントの最終バイトとして記録されていたデータについて
も同様である。
【0042】即ち本実施例では、最もエラー確率の高い
先頭バイト又は最終バイトを5つの誤り訂正ラインに均
等に振り分けてエラー訂正処理を行なうようにするもの
であり、特にエラー処理負担が大きくなる誤り訂正ライ
ンを発生させることを解消することができる。
【0043】図7はアドレス発生回路の他の例を示すも
のである。なお図3と同一部分は同一符合で示す。この
アドレス発生回路でも、アドレスAm及びドライブタイ
ミングカウント信号Adの上位ビットは30進カウンタ
11からセグメントナンバーに対応するカウント値とし
て発生される。また、モード演算回路14によって、3
0進カウンタ11によるセグメントナンバーに基づいて
オフセットデータm0 が、0,1,2,3,4の値とし
て順次算出されていく。従ってオフセットデータm0
5セグメントに相当する5つのデータ群を周期として1
セグメントに相当するデータ群単位で変化するものとさ
れている。
【0044】そして、アドレスAm及びドライブタイミ
ングカウント信号Adの最下位ビットを発生するために
5進カウンタ22及び23が設けられ、さらにアドレス
Am及びドライブタイミングカウント信号Adの中位ビ
ットを共通に発生させる4進カウンタ24が形成されて
いる。4進カウンタ24では(セグメント長20)/
(インターリーブ長5)である4進カウントを行なう。
【0045】5進カウンタ22,23では、セグメント
内のデータバイト(0バイト〜19バイト)に対応して
インターリーブ長(=5)でカウントアップとなるカウ
ント値を出力するが、5進カウンタ22ではオアゲート
15を介して得られるイニシャライズ入力又はキャリー
入力によって、カウント開始タイミングでオフセットデ
ータm0 がロードされ、このm0 の値をカウント値にオ
フセットとして付加して出力する
【0046】即ちこのアドレス発生回路でも、ドライブ
タイミングカウント信号Adに対して、アドレスAmは
セグメント単位のデータ群毎に所定のオフセットが付加
された値として出力されるが、データ5バイト単位で中
位ビットがカウントされていくため、オフセットデータ
0 が付加されている下位ビットを有するアドレスAm
によって、図2のような配置でデータメモリ3に記憶さ
れているデータD1 ,D2 ・・・・・・は図8に示す順序で読
み出されることになる(数値は読出順、即ちアドレス指
定順)。
【0047】つまり、セグメントSG0 に対応してアド
レスAmに付加されるオフセット値m0 =0であった場
合、セグメントSG0 に記録されるデータD0 〜D19
順序どおりに読み出されるが、セグメントSG1 に記録
されるデータD20〜D39は、アドレスAmにm0 =1の
オフセットが付加されるとともに中位ビットが5バイト
単位でカウントされていることにより、D21,D22,D
23,D24,D20、D26,D27,D28,D29,D25,・・・・
・ D39,D35の順序で読み出される。以下のセグメント
に記録されるデータも、同様に5バイト単位でオフセッ
ト値分だけずれて読み出されることになる。
【0048】なお、この場合もアドレスAmは、 Am=(Ad+n)*m+[Ad/m] で表わされるが、ここでmはインターリーブファクタに
相当することになる。
【0049】光磁気ディスク1への記録はオフセット値
が付加されていないタイミングカウント信号Adに基づ
いて行なわれるため、光磁気ディスク1には図9に示す
ように各セグメント毎にデータの順序がずれて記録され
る。例えば各データバイトDBの先頭データをあげてみ
ると、D0 ,D21,D62・・・・となる。
【0050】このようにデータが記録された光磁気ディ
スク1の再生を行なう際に、データメモリ3に読み込む
際の読込アドレスには再び上記図7のアドレス発生回路
からのアドレスAmを使用する。即ちタイミングカウン
ト信号Adに基づいて読み出される各セグメントSG0
〜SG29の再生信号に対して、アドレスAmを使用して
データメモリ3に書込むことにより、図8に示す順序で
データメモリ3に再生データが記憶されていく。する
と、データメモリ3の各アドレスには前記図2に示した
ようにデータが記憶されることになる。
【0051】そして、このデータメモリ3に記憶された
データについては、ECC回路部5において、誤り訂正
ラインL1 〜L5 のライン毎にエラー訂正処理が実行さ
れることになるが、ここで、光磁気ディスク1上におい
て各セグメントのデータバイトDBにおいて先頭バイト
として記録されていたデータD0 ,D21,D62・・・・は、
それぞれ異なった誤り訂正ライン上に配置されているこ
とになる。もちろん光磁気ディスク1上において各セグ
メントの最終バイトとして記録されていたデータについ
ても同様である。即ちこの場合も、最もエラー確率の高
い先頭バイト又は最終バイトを5つの誤り訂正ラインに
均等に振り分けてエラー訂正処理を行なうことができ
る。
【0052】ところで、上記実施例はサンプルサーボ方
式の記録フォーマットを採用した光ディスクの記録/再
生動作を例にあげて説明したが、コンティニアスコンポ
ジットサーボ方式の光ディスクに対応する記録/再生動
作についても本発明は有効に適用される。
【0053】コンティニアスコンポジットサーボ方式に
場合は、データ領域内にリシンク信号が記録され、これ
によってPLL回路の再同期をかけ、クロックずれによ
るデータ誤りの拡大が防止されるようにしている。従っ
て、リシンク信号直後のデータは比較的、エラー発生率
は小さいが、リシンク直前に近いデータほどエラー発生
の可能性が高くなる傾向にある。このため、リシンク信
号〜リシンク信号の間のデータを、上記実施例の各デー
タセグメントのデータと同様に1つのデータ群として考
え、このデータ群単位でデータメモリに対するアドレス
のオフセットを制御するようにすれば、同様の効果を得
ることができる。
【0054】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、実施に当たっては要旨の範囲内において各
種設定変更がなされるべきものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クのデータ記録再生方式は、データ群単位で所定のオフ
セット値が付加されたアドレスによりデータメモリから
読出されたデータを光ディスクに記録し、さらにこの光
ディスクに記録された記録データを再生した際にはデー
タ群単位で所定のオフセット値が付加されたアドレスに
より、データメモリ上に書き込むことにより、エラー訂
正動作用に供されるデータメモリ上に形成されるデータ
配列が所定数のデータ群において各々ずらされ、光ディ
スク上の各データセグメントにおいて先頭バイト又は最
終バイトとなったデータが特定の誤り訂正ラインに集中
しないように分散することになる。これによって特定の
誤り訂正ライン上でエラー確率の高いデータ個数が集中
することはなくなり、従って或る誤り訂正ラインに過剰
な訂正負担がかかって訂正不能となる確率はかなり低く
なる。すなわち、訂正不能発生が有効に防止され、セク
ター単位でみた訂正能力を向上させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生方式が適用される光ディスク
システムの概要図である。
【図2】実施例のデータメモリのデータ保持状態の説明
図である。
【図3】実施例のアドレス発生回路のブロック図であ
る。
【図4】実施例のアドレス発生回路によるアドレス出力
の説明図である。
【図5】実施例のディスク記録時及びディスク再生時の
データメモリの読出/書込順序の説明図である。
【図6】実施例の光磁気ディスクの記録トラックのデー
タ記録状態の説明図である。
【図7】実施例の他のアドレス発生回路のブロック図で
ある。
【図8】実施例の他のディスク記録時及びディスク再生
時のデータメモリの読出/書込順序の説明図である。
【図9】実施例の他の光磁気ディスク記録トラックのデ
ータ記録状態の説明図である。
【図10】光磁気ディスクのフォーマットを示す説明図
である。
【図11】記録トラックの詳細な説明図である。
【図12】記録トラック上のデータの説明図である。
【図13】光磁気ディスクからの再生信号のデータメモ
リにおけるデータ保持状態の説明図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 光学ヘッド装置部 3 データメモリ 4 コントローラ 5 ECC回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマットにより形成されてい
    る各データエリアに所定数のデータからなるデータ群を
    記録することができる光ディスクに対するデータの記録
    再生方式として、 データを記憶するデータメモリの動作を制御するアドレ
    スに対して、所定数のデータ群単位内で、各データ群に
    対応して異なったオフセット値が設定されるようにし、 前記データメモリからデータを読み出して光ディスクに
    記録する際、及び光ディスクから再生されたデータを前
    記データメモリに記憶する際に、オフセット値が付加さ
    れたアドレスによりデータメモリの読出動作又は書込動
    作の制御を行なうことにより、前記所定数のデータ群単
    位内における各データ群同志では、エラー訂正動作用に
    供される前記データメモリ上のデータ配列として、ディ
    スク上の各データエリア内で対応位置に記録されたデー
    タが同一のエラー訂正ラインによって処理されないよう
    にしたことを特徴とする光ディスクのデータ記録再生方
    式。
JP23571791A 1991-08-23 1991-08-23 光デイスクのデータ記録再生方式 Pending JPH0554561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079335A1 (en) * 2002-03-15 2003-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording medium, and information recording/reproducing device and method

Cited By (1)

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