JP3284439B2 - 添付情報送受信方法及び装置 - Google Patents

添付情報送受信方法及び装置

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JP3284439B2
JP3284439B2 JP29214196A JP29214196A JP3284439B2 JP 3284439 B2 JP3284439 B2 JP 3284439B2 JP 29214196 A JP29214196 A JP 29214196A JP 29214196 A JP29214196 A JP 29214196A JP 3284439 B2 JP3284439 B2 JP 3284439B2
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幸男 齋藤
治人 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、添付情報送受信方
法及び装置に係り、特に、パーソナルコンピュータ等の
端末から送信された電子メールをファクシミリ情報に変
換し、その電子メールの宛先、本文等、当該電子メール
の一部分に指定されたファクシミリ端末の電話番号にフ
ァクシミリ情報を配送する際に、当該ファクシミリ情報
にカバーページを添付して配送すること、及びファクシ
ミリ情報や音声情報を配送した結果を、電子メールで要
求した発信者電子メールアドレスへ通知するための添付
情報送受信方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の端末から送
信された電子メールをファクシミリ情報に変換し、その
電子メールの宛先、本文等を当該電子メールの一部分に
指定されたファクシミリ端末の電話番号にファクシミリ
情報を配送するゲートウェイシステムにおいて、同シス
テム全体で一意に指定されたカバーページの様式を用い
て、送信された電子メールの情報から当該様式に必要な
情報を抽出して、当該様式に情報を挿入して出力する方
法が採られている。
【0003】また、ゲートウェイシステムにおいて、電
子メールの宛先、本文等の当該電子メールの一部分に指
定されたファクシミリ端末の電話番号や一般の電話番号
にファクシミリ情報や音声を配送したゲートウェイシス
テムにおいて、宛先のファクシミリ端末や一般電話に配
送した結果を、発信者の電子メールのアドレスへ返送す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来におけるゲートウェイシステムに収容されている使用
者が複数の部課等で構成されている場合に、通常のファ
クシミリ送信では、個人毎あるいは部課毎にデザインさ
れ、一律に規定した送信票を使用して送付しているた
め、当該送信票にさらに挿入したい情報や、特に注意を
惹きたいインデックス等の情報があっても挿入できない
という問題がある。
【0005】また、従来における要求された出力結果を
電子メールにて返送する際に、結果を通知するために必
要情報のみを返送しているため、システムに関する停止
の案内や使用上の注意等を使用者全般に周知させるため
の手段がなく、このような状況であっても要求元の端末
側のユーザがそれらの情報を取得できないという問題が
ある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ファクシミリ情報の配送時に送信票(カバーペー
ジ)のデザインを変更可能とし、さらに、送信結果を通
知する際に任意に設定した文章を付加して返送すること
が可能であり、かつ、ゲートウェイシステムからファク
シミリ情報、音声情報を発信元の電子メールで出力した
結果を通知文として返送する際に、任意に設定した文章
を付加して送信することが可能な添付情報送受信方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の第1の
原理を説明するための図である。第1の発明は、ゲート
ウェイシステムにおいて、パーソナルコンピュータを含
む端末から送信された電子メールをファクシミリ情報に
変換し、該ファクシミリ情報にカバーページを付与し
て、該電子メールの一部分に指定されたファクシミリ端
末の電話番号に配送する添付情報送受信方法において、
ゲートウェイシステムは、発信者からカバーページ登録
電子メールを予め受け付け(ステップ1)、予め受け付
けたドメイン名とユーザ名で構成される電子メールの場
合に、カバーページをドメイン名毎、ユーザ名毎にカバ
ーページ情報を登録しておき(ステップ2)、端末から
送信されたファクシミリ出力要求電子メールを受け取る
と(ステップ3)、端末から送信された電子メールの情
報を宛先のファクシミリ端末に配送する際に、予め登録
されているドメイン名毎、ユーザ名毎に登録されている
カバーページ情報をファクシミリ情報に付加して(ステ
ップ4)配送する(ステップ5)。
【0008】また、本発明は、発信者がカバーページの
付与を止めたい場合に、送信する電子メールの一部分に
カバーページ抑止を示す情報を設定する。
【0009】図2は、本発明の第2の原理を説明するた
めの図である。第2の発明は、ゲートウェイシステムに
おいて、パーソナルコンピュータを含む端末から送信さ
れた電子メールをファクシミリ情報や音声に変換し、該
電子メールの一部分に指定されたファクシミリや一般電
話の電話番号にファクシミリ情報や音声情報を配送した
結果を該電子メールの発信者の電子メールアドレスに送
信する通知電子メールを返送する添付情報送受信方法に
おいて、ゲートウェイシステムにおいて、予め任意の付
加情報を予め決められたメールボックスに電子メールに
て登録しておき(ステップ10)、メールボックスに予
め登録してある付加情報がある場合には、通知電子メー
ルに、該付加情報を付加して(ステップ11)発信者の
電子メールアドレスに送信する(ステップ12)。
【0010】
【0011】また、本発明は、メールボックスの付加情
報を変更する場合には、ゲートウェイシステムから変更
付加情報を電子メールで該メールボックスに転送する。
図3は、本発明の第1の原理構成図である。第3の発明
は、パーソナルコンピュータを含む端末から送信された
電子メールをファクシミリ情報に変換する変換手段2
と、ファクシミリ情報にカバーページ情報を付与して該
電子メールの一部分に指定されたファクシミリ端末の電
話番号に配送する配送手段を有するゲートウェイシステ
ムの添付情報送受信装置であって、 電子メールの発信者
のドメイン名とユーザ名で構成される電子メールの場合
に、カバーページをドメイン名毎、ユーザ名毎にカバー
ページ情報を保持するカバーページ情報格納手段5と、
電子メールの発信者の端末から送信された電子メールの
情報を宛先ファクシミリ端末に配送する際に、カバーペ
ージ情報格納手段5を参照して発信者のドメイン名毎、
ユーザ名毎に登録されているカバーページ情報を、変換
手段2により変換されたファクシミリ情報に付加するカ
バーページ情報付加手段21とを有する。
【0012】
【0013】また、上記のカバーページ情報格納手段5
は、発信者により付与された送信する電子メールの一部
分にカバーページ抑止を示す情報を格納する手段を含
む。図4は、本発明の第2の原理構成図である。
【0014】第4の発明は、ファクシミリ端末や一般電
話機から送信された受信結果を取得する受信結果取得手
段6と、受信結果取得手段6により取得した受信結果を
該電子メールの発信者の電子メールアドレスに通知する
通知電子メールを返送する返送手段1を有するゲートウ
ェイシステムにおける添付情報送受信装置において、配
送した結果を通知する際に付与すべきメッセージを保持
する返却メッセージ格納手段50と、返却メッセージ格
納手段50を参照して、予め登録してあるメッセージが
ある場合には、通知電子メールに、該メッセージをを付
加する返却メッセージ付与手段8を有する。
【0015】また、本発明において、上記の返却メッセ
ージ付与手段8は、 返却メッセージ格納手段50を参照
し、メールボックスに付加情報がある場合には、該付加
情報を通知電子メールに追加する手段を含む。
【0016】また、本発明は、ゲートウェイシステムか
ら変更メッセージを電子メールで該メールボックスに転
送する変更メッセージ転送手段を含む。上記のように、
本発明によれば、ゲートウェイシステムにおいて、個人
毎、ホスト毎のカバーページ情報を格納しておき、使用
者から電子メールを受信し、電子メールのユーザ名を抽
出し、発信者のユーザ名に対応するカバーページ情報が
あるかを確認し、ある場合には、電子メール情報をファ
クシミリ情報に変換し、当該カバーページ情報と埋め込
み情報をファクシミリ情報に付加して、受信した電子メ
ールに指定されているファクシミリ端末に送付すること
が可能となるため、ユーザ毎にデザインされたカバーペ
ージ情報を登録しておくのみで、ユーザ毎にオリジナリ
ティのある、または、ユーザの部署において必要とされ
る情報を付加したカバーページをファクシミリ情報に添
付することが可能となる。
【0017】また、発信者からの電子メールに特定(カ
バーページ付加抑止)の情報が付加されている場合に
は、カバーページを付加する、または、新規のカバーペ
ージを付加する等、利用者の意思に応じて種々変更を加
えることが可能となる。さらに、本発明によれば、ファ
クシミリ情報または、音声情報を配送したことを通知す
る電子メールをゲートウェイシステムから発信者の端末
に返却する際に、予めゲートウェイシステム内に保持し
ている通知文を通知電子メールに付加して発信元の端末
に送出することが可能となる。
【0018】また、通知文を変更する場合には、ゲート
ウェイシステムが変更メッセージをメールボックスに転
送するのみで、容易に通知文として付加するメッセージ
を変更することが可能であるため、停止やトラブルが発
生した状況に応じて種々のメッセージ登録が可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図5は、本発明のゲートウェイシ
ステムの構成を示す。当該ゲートウェイシステム10
は、電子メールを発信し、ゲートウェイシステム10か
ら要求に対する配信結果を取得する発信者端末20と、
ゲートウェイシステム10を介して発信者端末20から
送出された電子メールの内容を受信するFAX30と音
声情報を取得する一般電話機40及び付加文書格納部
(メールボックス)50がネットワーク(図示せず)を
介して接続される。
【0020】同図に示すゲートウェイシステム10は、
電子メール送受信部1、電子メール−FAX変換処理部
2、FAX・音声出力部3、カバーページ情報格納管理
部4、カバーページ情報格納部5、信号受信部6及び配
送結果処理部8より構成される。
【0021】電子メール送受信部1は、発信者端末20
からファクシミリ出力要求・音声出力要求メールまた
は、カバーページ情報を登録するための電子メールを受
信すると共に、ゲートウェイシステム10から配送結果
を当該発信者端末20に通知するための通知電子メール
を送信する。
【0022】発信者端末20からカバーページ情報が電
子メールで送られてきた場合には、当該カバーページ情
報をカバーページ情報格納管理部4に転送する。また、
電子メール送受信部1は、システム管理者から付加文書
更新要求メールが入力される。これにより、電子メール
送受信部1は、受信した当該メールが付加文書更新要求
メールか、ファクシミリ出力要求・音声出力要求メー
ル、または、カバーページ情報登録メールかを発信者に
分別し、付加文書更新要求メールの場合には、付加文書
格納部50に当該メールの内容を登録(上書き)し、フ
ァクシミリ出力要求・音声出力要求メールの場合には、
カバーページを付与した電子メールを宛先の端末に出力
する処理を行い、カバーページ情報登録メールの場合に
は、その内容をカバーページ情報格納部5に登録(上書
き)する。
【0023】カバーページ情報登録のための電子メール
を受信した場合には、電子メール送受信部1は、カバー
ページの出力内容の情報、及びカバーページに出力され
るべき発信者、宛先、カバーページ抑止のための特定の
文字等の情報を抽出する。なお、抽出方法は、通常の電
子メールから内部情報を抽出する既存の手法を使用し、
ここでは、特にその手法は限定しない。
【0024】電子メール−FAX変換処理部2は、発信
者端末20から受信した電子メールの内容を指定された
端末に出力するために、ファクシミリ端末に出力可能な
画像情報であるファクシミリ情報に変換する。なお、こ
こでの変換方法は、通常のデータをファクシミリ画像情
報に変換する既存の手法を使用し、本発明では、その手
法を特に規定しない。さらに、電子メール−FAX変換
処理部2は、電子メール送受信部1からページ抑止指定
が転送された場合には、発信者名(発信者アドレス)に
基づいてカバーページ情報格納管理部4にアクセスし、
当該発信者のカバーページ情報を取得し、変換したファ
クシミリ情報に付加する。
【0025】カバーページ情報格納管理部4は、電子メ
ール送受信部1から転送された、発信者端末20から転
送されたカバーページ情報をユーザ毎(発信者端末毎ま
たは、ドメイン名毎、ユーザ名毎)にカバーページ情報
格納部5に格納する。FAX・音声出力部3は、電子メ
ール−FAX変換処理部2から取得した情報を、電子メ
ール送受信部1で抽出されたファクシミリ端末番号に対
して出力する。なお、ここでのファクシミリ出力方法
は、ファクシミリ手順に対応したモデム装置を用いて出
力する既存の手法を使用し、ここでは、特に説明しな
い。
【0026】カバーページ情報格納管理部4は、カバー
ページ情報をカバーページ情報格納5に格納する。カバ
ーページ情報は、発信者のアドレス及びカバーページの
埋め込みに必要な宛先の名称、送信元ファクシミリ端末
番号等が設定される。これらの設定に対して、電子メー
ル−FAX変換処理部2は、管理されているカバーペー
ジ情報格納部5に、受信した電子メールのユーザアドレ
スに対応したカバーページ情報が格納されているかをチ
ェックし、格納されていればその情報を使用する。格納
されていない場合にはユーザアドレスのホスト名に対応
するカバーページ情報が格納されているかをチェック
し、格納されていれば当該情報を使用する。いずれも登
録されていない場合には、デフォルトとして、システム
全体として規定されたカバーページ情報を電子メール−
FAX変換処理部2に転送する。これにより、電子メー
ル−FAX変換処理部2は、選択されたカバーページ情
報と同時に設定されているファクシミリ情報中の埋め込
み位置情報と共に処理され、送信票画像が作成され、当
該送信票画像を変換されたファクシミリ情報と共に、F
AX・音声出力部3に転送される。なお、送信票画像と
ファクシミリ情報の合成方法は、通常のテキストと画像
情報を合成する既存の手法を使用するものとし、ここで
は、特に説明しない。
【0027】カバーページ情報格納部5は、カバーペー
ジ情報格納管理部4から渡されたユーザ毎のカバーペー
ジ情報及び当該カバーページ情報を設定するファクシミ
リ情報上の位置情報も併せて格納する。信号受信部6
は、FAX端末30や一般電話機40から受信確認信号
を受信し、配送結果処理部8に転送する。
【0028】配送結果処理部8は、ファクシミリ端末3
0(または、一般電話機40)の出力処理の結果を電子
メールの形式に変換し、これらの情報と、予めゲートウ
ェイシステム10において、付加文書格納部50(メー
ルボックス)に格納されている処理結果のメッセージを
参照し、当該メッセージを返却電子メールの情報に付加
して、電子メール送受信部1に転送する。
【0029】次に、上記の構成における一連のゲートウ
ェイシステムの動作を説明する。図6は、本発明のカバ
ーページ送付処理及び通知メッセージ処理のシーケンス
チャートである。 ステップ101) 発信者端末20からゲートウェイシ
ステム10に出力要求電子メールaを送信する。当該電
子メールaには、発信者名、及び送信内容が記載されて
いる。電子メール送受信部1は、当該電子メールaがカ
バーページ情報登録要求のものであるか、ファクシミリ
出力要求のものであるかを判定し、ファクシミリ出力要
求のものであれば、ステップ101に移行する。また、
カバーページ情報登録要求のものである場合には、当該
電子メールaから発信者名(発信者アドレス)、カバー
ページ情報、カバーページに挿入する項目情報、位置情
報等を抽出し、カバーページ情報格納管理部4に転送す
る。カバーページ情報格納管理部4は、当該情報を発信
者毎にカバーページ情報格納部5に格納する。
【0030】ステップ102) ゲートウェイシステム
10は、当該電子メールaを受信すると、電子メール−
FAX変換処理部2は当該電子メールaの内容をファク
シミリ用の画像情報に変換すると共に、カバーページ情
報格納管理部4に対して、当該電子メールaの発信者名
に基づいてアクセスする。これによりカバーページ情報
格納管理部4は、当該発信者名に対応するカバーページ
がカバーページ格納部5に格納されているか検索し、検
索された情報を電子メール−FAX変換処理部2に転送
する。
【0031】ステップ103) 電子メール−FAX変
換処理部2は、転送されたカバーページ情報を変換され
たファクシミリ情報に付与して、FAX・音声出力部3
に転送する。これにより、FAX・音声出力部3は、ま
ず、カバーページを、電子メールaで指定されている送
信先のFAX端末30に出力する。
【0032】ステップ104) 次に、FAX・音声出
力部3は、変換されたファクシミリ情報を順にFAX端
末30に出力する。 ステップ105) 最後までファクシミリ情報が出力さ
れる。出力終了後に、信号受信部6がFAX端末30や
一般電話機40から受信確認信号を取得すると当該受信
信号を配送結果処理部8に転送する。
【0033】ステップ106) 配送結果処理部8は、
受信確認信号に対応する状態に対するメッセージと、付
加文書格納部50の付加文書を検索し、当該付加文書を
返送用の電子メール情報に付加する。 ステップ107) 付加文書が付与された電子メールを
電子メール送受信部1から発信者端末20に転送する。
【0034】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。以下の実施例では、ゲートウェイシステム10が電
子メール網に接続されており、FAX端末30は、電話
網に接続されているものとして説明する。
【0035】最初に、ゲートウェイシステム10におい
て、発信者端末20からカバーページ情報登録要求を受
信した場合について説明する。発信者端末20は、
【0036】
【数1】
【0037】及び、カバーページの画像情報をゲートウ
ェイシステム10に転送する。これにより、電子メール
送受信部1は、当該カバーページ情報を取得して、当該
カバーページ情報のユーザ発信者名(アドレス)、カバ
ーページ抑止の有無、宛先FAX番号を抽出し、カバー
ページの画像情報と共にカバーページ情報格納管理部4
に転送する。
【0038】カバーページ情報格納管理部4は、当該情
報を取得して、ユーザ発信者名(アドレス)をキーとし
てカバーページ情報をカバーページ情報格納部5の「〜
/jp/co/domain/hosut1/use
r」の領域に格納する。次に、ゲートウェイシステム1
0に以下に示した発信者名を有する使用者からファクシ
ミリ端末30への出力要求の電子メールが入力されたも
のとする。このとき、カーバーページ情報格納部5に
は、上記の内容が格納されているものとする。
【0039】
【数2】
【0040】このとき、カバーページ情報格納管理部4
では、電子メール送受信部1から入力されたユーザ発信
者名を変換することにより、カバーページ情報が設定さ
れているべきカバーページ情報格納部5内の記憶場所を
特定する。当該管理領域にファイルが設定されていれ
ば、それらの情報とカバーページの画像情報を電子メー
ル−FAX変換処理部2に転送する。もし、当該ファイ
ルが存在しない場合には、同一管理領域内のホスト名の
カバーページ画像情報ファイル「〜/jp/co/do
main/host1/ALLOWHOST」を検索す
る。当該領域に設定されている場合には、当該情報を参
照し、設定されていない場合には、システム全体で設定
されている情報を参照する。
【0041】電子メール−FAX変換処理部2は、カバ
ーページ情報格納管理部4から取得した情報と、受信し
た電子メールを変換したファクシミリ情報を合成し、F
AX・音声出力部3に転送する。FAX・音声出力部3
は、転送されたカバーページ情報を宛先情報のファクシ
ミリ番号“03−1111−1111」に対して、最初
にカバーページを送信し、以降、順に変換されたファク
シミリ情報を送信する。
【0042】次に、ゲートウェイシステムがインターネ
ットに接続されており、以下に示すユーザ発信者名を持
つユーザからファクシミリへの出力要求が発行されたも
のとする。
【0043】
【数3】
【0044】これにより、上記に示した方法により、当
該出力要求に対応するファクシミリ端末にファクシミリ
情報が出力される。これにより、信号受信部6は、FA
X端末30から受信確認信号を受信する。なお、このと
き付加文書格納部50には、以下の文書が格納されてい
るとする。
【0045】『以下の日程で、システムを停止します。
ご質問、お問い合わせはシステム管理者まで。平成8年
8月10日〜平成8年8月12日まで』 これにより、当該ゲートウェイシステム10の配送結果
処理部8では、図7に示すような文書を生成し、電子メ
ール送受信部1に転送する。従って、発信者端末20
は、図7に示すような文書を電子メールで受信する。
【0046】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0047】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、パーソ
ナルコンピュータ等の端末から送信された電子メールを
ファクシミリ情報に変換し、その電子メールの宛先、本
文等の一部分に指定されたファクシミリ端末の電話番号
にファクシミリ情報を配送するゲートウェイシステムに
おいて、使用者あるいは、電子メールアドレスにおける
ドメイン名毎に指定されたカバーページのデザインを管
理し、対応するデザインをもってファクシミリ送信票
(カバーページ)を出力すること、あるいは、カバーペ
ージ出力の抑止が可能となるため、別々の部課や使用者
で別々のデザインが指定でき、同システムを利用する際
の利便性が向上する。
【0048】また、本発明によれば、電子メールの宛先
のファクシミリ端末や、一般電話へ配送した結果を電子
メールで要求した発信者電子メールアドレスへ通知電子
メールを返送するゲートウェイシステムにおいて、送信
結果通知の返送の際に、予め設定された文書を最後に添
付することにより、システムの稼働情報や、注意事情等
の情報を付加することが可能であるため、当該システム
管理者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第2の原理を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第1の原理構成図である。
【図4】本発明の第2の原理構成図である。
【図5】本発明のゲートウェイシステムの構成図であ
る。
【図6】本発明のカバーページ送付処理及び通知メッセ
ージ処理のシーケンスチャートである。
【図7】本発明の一実施例の通知電子メールの例を示す
図である。
【符号の説明】
1 電子メール送受信部、返送手段 2 電子メール−FAX変換処理部、変換手段 3 FAX・音声出力部、配送手段 4 カバーページ情報格納管理部 5 カバーページ情報格納部、カバーページ情報格納手
段 6 信号受信部、受信結果取得手段 8 配送結果処理部、返却メッセージ付与手段 10 ゲートウェイシステム 20 発信者端末 21 カバーページ情報付加手段 30 FAX端末 40 一般電話機 50 付加文書格納部、返却メッセージ格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−30040(JP,A) 特開 平7−170356(JP,A) 特開 平8−102813(JP,A) 国際公開97/38523(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04L 12/54 H04L 12/58 H04N 1/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートウェイシステムにおいて、パーソ
    ナルコンピュータを含む端末から送信された電子メール
    をファクシミリ情報に変換し、該ファクシミリ情報にカ
    バーページを付与して、該電子メールの一部分に指定さ
    れたファクシミリ端末の電話番号に配送する添付情報送
    受信方法において、 前記ゲートウェイシステムは、予め受け付けたドメイン
    名とユーザ名で構成される電子メールの場合に、カバー
    ページをドメイン名毎、ユーザ名毎にカバーページ情報
    を登録しておき、 前記端末から送信された電子メールの情報を宛先のファ
    クシミリ端末に配送する際に、予め登録されている前記
    ドメイン名毎、前記ユーザ名毎に登録されている前記カ
    バーページ情報を前記ファクシミリ情報に付加して配送
    することを特徴とする添付情報送受信方法。
  2. 【請求項2】 前記発信者がカバーページの付与を止め
    たい場合に、送信する電子メールの一部分にカバーペー
    ジ抑止を示す情報を設定する請求項1記載の添付情報送
    受信方法。
  3. 【請求項3】 ゲートウェイシステムにおいて、パーソ
    ナルコンピュータを含む端末から送信された電子メール
    をファクシミリ情報や音声に変換し、該電子メールの一
    部分に指定されたファクシミリや一般電話の電話番号に
    ファクシミリ情報や音声情報を配送した結果を該電子メ
    ールの発信者の電子メールアドレスに送信する通知電子
    メールを返送する添付情報送受信方法において、 前記ゲートウェイシステムにおいて、予め任意の付加情
    報を予め決められたメールボックスに電子メールにて登
    録しておき、 前記メールボックスに予め登録してある付加情報がある
    場合には、前記通知電子メールに、該付加情報を付加し
    て前記発信者の電子メールアドレスに送信することを特
    徴とする添付情報送受信方法。
  4. 【請求項4】 前記メールボックスの付加情報を変更す
    る場合には、前記ゲートウェイシステムから変更付加情
    報を電子メールで該メールボックスに転送する請求項3
    記載の添付情報送受信方法。
  5. 【請求項5】 パーソナルコンピュータを含む端末から
    送信された電子メー ルをファクシミリ情報に変換する変
    換手段と、ファクシミリ情報にカバーページ情報を付与
    して該電子メールの一部分に指定されたファクシミリ端
    末の電話番号に配送する配送手段を有するゲートウェイ
    システムの添付情報送受信装置であって、 電子メールの発信者のドメイン名とユーザ名で構成され
    る電子メールの場合に、カバーページをドメイン名毎、
    ユーザ名毎にカバーページ情報を保持するカバーページ
    情報格納手段と、 前記電子メールの発信者の端末あら送信された電子メー
    ルの情報を宛先ファクシミリ端末に配送する際に、前記
    カバーページ情報格納手段を参照して前記発信者の前記
    ドメイン名毎、前記ユーザ名毎に登録されている前記カ
    バーページ情報を、前記変換手段により変換された前記
    ファクシミリ情報に付加するカバーページ情報付加手段
    とを有することを特徴とする添付情報送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記カバーページ情報格納手段は、 前記発信者により付与された送信する電子メールの一部
    分にカバーページ抑止を示す情報を格納する手段を含む
    請求項5記載の添付情報送受信装置。
  7. 【請求項7】 ファクシミリ端末や一般電話機から送信
    された受信結果を取得する受信結果取得手段と、該受信
    結果取得手段により取得した受信結果を該電子メールの
    発信者の電子メールアドレスに通知する通知電子メール
    を返送する返送手段を有するゲートウェイシステムにお
    ける添付情報送受信装置において、 前記配送した結果を通知する際に、所定のメールボック
    スにて取得した付与すべき付加情報を保持する返却メッ
    セージ格納手段と、 前記返却メッセージ格納手段を参照して、予め登録して
    ある付加情報がある場合には、前記通知電子メールに、
    該付加情報を付加する返却メッセージ付与手段とを有す
    ることを特徴とする添付情報送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記返却メッセージ付与手段は、 前記返却メッセージ格納手段を参照し、前記メールボッ
    クスに付加情報がある場合には、該付加情報を前記通知
    電子メールに追加する手段を含む請求項7記載の添付情
    報送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記ゲートウェイシステムから変更付加
    情報を電子メールで 前記メールボックスに転送する変更
    メッセージ転送手段を含む請求項8記載の添付情報送受
    信装置。
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