JP2002063116A - 電子メールプロキシサーバ - Google Patents
電子メールプロキシサーバInfo
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- JP2002063116A JP2002063116A JP2000250410A JP2000250410A JP2002063116A JP 2002063116 A JP2002063116 A JP 2002063116A JP 2000250410 A JP2000250410 A JP 2000250410A JP 2000250410 A JP2000250410 A JP 2000250410A JP 2002063116 A JP2002063116 A JP 2002063116A
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- JP
- Japan
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- server
- proxy
- client
- virus
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、メールサーバとメールクライアント
の間にプロキシサーバを介在させることにより、既存の
システムに変更を加えることなく、メールの加工と通信
コストの削減を行うことを目的とする。 【解決手段】本発明は、メールサーバとメールクライア
ントの間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサー
バを持つ。プロキシサーバはメールクライアントからの
メール取得要求をメールサーバへと送信しメールを取得
する。取得されたメールはプロキシサーバにより加工さ
れメールクライアントへ送信される。
の間にプロキシサーバを介在させることにより、既存の
システムに変更を加えることなく、メールの加工と通信
コストの削減を行うことを目的とする。 【解決手段】本発明は、メールサーバとメールクライア
ントの間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサー
バを持つ。プロキシサーバはメールクライアントからの
メール取得要求をメールサーバへと送信しメールを取得
する。取得されたメールはプロキシサーバにより加工さ
れメールクライアントへ送信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたプロキシサーバ、及びそれを利用したメール伝
送方法に関する。
続されたプロキシサーバ、及びそれを利用したメール伝
送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザがメールを利用する場合には、メ
ールクライアントとメールサーバを接続する必要があ
る。通常、LAN回線を用いて接続する方法と、公衆回
線を利用してダイヤルアップ接続を行う方法とがある。
ールクライアントとメールサーバを接続する必要があ
る。通常、LAN回線を用いて接続する方法と、公衆回
線を利用してダイヤルアップ接続を行う方法とがある。
【0003】通常、インターネットサービスプロバイダ
(以下、「プロバイダ」という)が行う電子メールサー
ビスは、プロバイダ社内のメールサーバのIDとパスワ
ードをユーザに対し発行し、メールサーバの使用料をユ
ーザから徴収する形で提供される。
(以下、「プロバイダ」という)が行う電子メールサー
ビスは、プロバイダ社内のメールサーバのIDとパスワ
ードをユーザに対し発行し、メールサーバの使用料をユ
ーザから徴収する形で提供される。
【0004】また、受信するメールに広告が挿入される
か、あるいは広告を主体としたメールを受信することを
許諾することを条件とし、ユーザは無料でメールアカウ
ントを取得し利用することのできるメールサービスも存
在する。
か、あるいは広告を主体としたメールを受信することを
許諾することを条件とし、ユーザは無料でメールアカウ
ントを取得し利用することのできるメールサービスも存
在する。
【0005】電子メールは、その内容としてテキストだ
けではなく、画像や音声等のデータファイルを、メール
に添付して送受信することが可能である。この場合、メ
ール全体のデータ量が著しく増大するため、送受信時に
多大な時間を要し、通信コストが余計にかかるという欠
点を有する。
けではなく、画像や音声等のデータファイルを、メール
に添付して送受信することが可能である。この場合、メ
ール全体のデータ量が著しく増大するため、送受信時に
多大な時間を要し、通信コストが余計にかかるという欠
点を有する。
【0006】電子メールを利用する場合、受信前にその
内容を判断することが困難なため、スパムメールと呼ば
れる受信者の望まないメールの受信に起因する通信コス
トの増大が問題となっている。
内容を判断することが困難なため、スパムメールと呼ば
れる受信者の望まないメールの受信に起因する通信コス
トの増大が問題となっている。
【0007】また、コンピュータウィルスに感染したメ
ールを受信したことに起因するコンピュータシステムの
破壊が問題となっている。
ールを受信したことに起因するコンピュータシステムの
破壊が問題となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プロキシサ
ーバがメールを適切に加工することにより、メールサー
バとメールクライアント間の不必要なデータの伝達を抑
制し、ユーザの通信コストを削減することを目的とす
る。
ーバがメールを適切に加工することにより、メールサー
バとメールクライアント間の不必要なデータの伝達を抑
制し、ユーザの通信コストを削減することを目的とす
る。
【0009】また、携帯情報端末や携帯電話等、表示で
きる文字数や受信可能なファイルサイズに制限のあるメ
ールクライアントを使用してメールを受信する場合で
も、メールクライアントに応じた加工を行うことによ
り、メールの可読性を向上させることを目的とする。
きる文字数や受信可能なファイルサイズに制限のあるメ
ールクライアントを使用してメールを受信する場合で
も、メールクライアントに応じた加工を行うことによ
り、メールの可読性を向上させることを目的とする。
【0010】また、メールクライアントがメールを受信
する前にウィルスチェックを行うことにより、コンピュ
ータウィルスからユーザのコンピュータの保全を行うこ
とを目的とする。
する前にウィルスチェックを行うことにより、コンピュ
ータウィルスからユーザのコンピュータの保全を行うこ
とを目的とする。
【0011】さらに、既存のメールサーバ及びメールク
ライアントに変更を加えることなく、メールに広告を挿
入することを可能とし、且つ広告を受信直前に挿入する
ことにより、ネットワーク上を流通するメールのデータ
量を抑制し、メールサーバ及びネットワークの負荷を抑
えることを目的とする。
ライアントに変更を加えることなく、メールに広告を挿
入することを可能とし、且つ広告を受信直前に挿入する
ことにより、ネットワーク上を流通するメールのデータ
量を抑制し、メールサーバ及びネットワークの負荷を抑
えることを目的とする。
【0012】なお、過去に同様のメールデータ加工を実
施するには、メール中継サーバに一旦メールを転送し、
メール中継サーバでメールを加工してから、目的のメー
ルサーバに加工済みデータを送信するという方法があっ
た。
施するには、メール中継サーバに一旦メールを転送し、
メール中継サーバでメールを加工してから、目的のメー
ルサーバに加工済みデータを送信するという方法があっ
た。
【0013】しかしながら、当該方法では、加工前の元
本データを保存する元本メールボックス(メールスプー
ルともいう。メールデータを保存するための記憶装置上
のファイルのことである)のほか、加工後のデータを保
存する加工済メールボックスの2つのメールボックスを
保有することになり、非効率であるほか、2つのメール
ボックス間の情報同期が困難であり一方のメールボック
スでは削除したメールがもう一方のメールボックスには
残っていて再度削除操作が必要になるなど不便であっ
た。
本データを保存する元本メールボックス(メールスプー
ルともいう。メールデータを保存するための記憶装置上
のファイルのことである)のほか、加工後のデータを保
存する加工済メールボックスの2つのメールボックスを
保有することになり、非効率であるほか、2つのメール
ボックス間の情報同期が困難であり一方のメールボック
スでは削除したメールがもう一方のメールボックスには
残っていて再度削除操作が必要になるなど不便であっ
た。
【0014】
【発明を解決するための手段】本発明は、メールサーバ
とメールクライアントの間に介在し、情報の応答代理を
行うプロキシサーバにおいて、メールクライアントの要
求するメールをメールサーバから取得し、メールクライ
アントへ送信することを特徴とする。
とメールクライアントの間に介在し、情報の応答代理を
行うプロキシサーバにおいて、メールクライアントの要
求するメールをメールサーバから取得し、メールクライ
アントへ送信することを特徴とする。
【0015】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、IDとパスワードの組み合わせからなるユーザ
認証情報と、メールに対してどのような加工を行うかの
メール伝達方法とを記憶する認証データベースを備え、
当該データベースに有効な認証情報が登録されていると
きに限り、メールサーバとメールクライアントの間の情
報の応答代理を行うことを特徴とする。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、IDとパスワードの組み合わせからなるユーザ
認証情報と、メールに対してどのような加工を行うかの
メール伝達方法とを記憶する認証データベースを備え、
当該データベースに有効な認証情報が登録されていると
きに限り、メールサーバとメールクライアントの間の情
報の応答代理を行うことを特徴とする。
【0016】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、コンピュータウィルスのパターンファイルを記
憶するウィルスデータベースを備え、プロキシサーバが
メールサーバから取得したメールに対し、コンピュータ
ウィルスの感染の有無を調査し、コンピュータウィルス
に感染しているメールからコンピュータウィルスを除去
した後に、メールクライアントへ送信することを特徴と
する。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、コンピュータウィルスのパターンファイルを記
憶するウィルスデータベースを備え、プロキシサーバが
メールサーバから取得したメールに対し、コンピュータ
ウィルスの感染の有無を調査し、コンピュータウィルス
に感染しているメールからコンピュータウィルスを除去
した後に、メールクライアントへ送信することを特徴と
する。
【0017】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プレーンテキストまたはHTMLで記述された
テキスト広告を記憶する広告データベースを備え、プロ
キシサーバがメールサーバから取得したメールに対し、
広告データベースから任意の広告をメール本文中へ挿入
した後、メールクライアントへ送信することを特徴とす
る。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プレーンテキストまたはHTMLで記述された
テキスト広告を記憶する広告データベースを備え、プロ
キシサーバがメールサーバから取得したメールに対し、
広告データベースから任意の広告をメール本文中へ挿入
した後、メールクライアントへ送信することを特徴とす
る。
【0018】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プロキシサーバがメールサーバから取得したメ
ールに対し、先頭から任意の文字数のみを抽出した後
に、メールクライアントへ送信することを特徴とする。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プロキシサーバがメールサーバから取得したメ
ールに対し、先頭から任意の文字数のみを抽出した後
に、メールクライアントへ送信することを特徴とする。
【0019】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、 プロキシサーバがメールサーバから取得した
メールから添付ファイルを削除し、メールクライアント
へ送信することを特徴とする。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、 プロキシサーバがメールサーバから取得した
メールから添付ファイルを削除し、メールクライアント
へ送信することを特徴とする。
【0020】また、メールサーバとメールクライアント
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プロキシサーバがメールサーバから取得したメ
ールに対し、あらかじめ登録された文字列を含むメール
は、メールクライアントへ送信しないことを特徴とす
る。
の間に介在し、情報の応答代理を行うプロキシサーバに
おいて、プロキシサーバがメールサーバから取得したメ
ールに対し、あらかじめ登録された文字列を含むメール
は、メールクライアントへ送信しないことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には本発明の全体構成を示し
た模式図を示す。以下本図に従って説明する。
た模式図を示す。以下本図に従って説明する。
【0022】メールクライアント101、プロキシサー
バ102、並びにメールサーバ103は、それぞれイン
ターネットに接続されている。
バ102、並びにメールサーバ103は、それぞれイン
ターネットに接続されている。
【0023】なお、密接に情報をやり取りするプロキシ
サーバ102とメールサーバ103は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)で接続されていればなお良い。
サーバ102とメールサーバ103は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)で接続されていればなお良い。
【0024】プロキシサーバ102とメールサーバ10
3は、常に論理的に(物理的にではなく)1対1の対と
して存在する。例えばメールサーバ名が「pop.xa
xon.co.jp」であったとき、プロキシサーバ名
を「proxy.xaxon.co.jp」とする。
3は、常に論理的に(物理的にではなく)1対1の対と
して存在する。例えばメールサーバ名が「pop.xa
xon.co.jp」であったとき、プロキシサーバ名
を「proxy.xaxon.co.jp」とする。
【0025】ただし、これはプロキシサーバ102とメ
ールサーバ103が物理的に1対1である必要は無く、
仮想サーバ名を定義して「proxy1.xaxon.
co.jp」と「proxy2.xaxon.co.j
p」がいずれも実在する「proxy.xaxon.c
o.jp」の仮想サーバ名として存在しても良い。同様
にメールサーバについても仮想サーバ名を定義していて
も良い。
ールサーバ103が物理的に1対1である必要は無く、
仮想サーバ名を定義して「proxy1.xaxon.
co.jp」と「proxy2.xaxon.co.j
p」がいずれも実在する「proxy.xaxon.c
o.jp」の仮想サーバ名として存在しても良い。同様
にメールサーバについても仮想サーバ名を定義していて
も良い。
【0026】このように仮想サーバ名を定義する仕組み
は仮想ホスト、バーチャルドメイン、仮想ドメインなど
と呼ばれ一般的に用いられている。
は仮想ホスト、バーチャルドメイン、仮想ドメインなど
と呼ばれ一般的に用いられている。
【0027】一方、各メールクライアントの認証情報
(IDとパスワードの対)とともに、各IDに対応した
設定情報(ウイルスチェックの有無、広告挿入の有無、
制限する文字数、添付ファイルを削除するか否か、受信
拒否するメールの条件など(実施例に詳述する))を保
存した加工設定データベース(加工設定DB)がプロキ
シサーバ102に接続されている。
(IDとパスワードの対)とともに、各IDに対応した
設定情報(ウイルスチェックの有無、広告挿入の有無、
制限する文字数、添付ファイルを削除するか否か、受信
拒否するメールの条件など(実施例に詳述する))を保
存した加工設定データベース(加工設定DB)がプロキ
シサーバ102に接続されている。
【0028】また、請求項4の形態においては、プロキ
シサーバ102には、コンピュータウイルス(以下ウイ
ルス)のバイナリデータパターンを格納したウイルスデ
ータベース(ウイルスDB)106を接続する。
シサーバ102には、コンピュータウイルス(以下ウイ
ルス)のバイナリデータパターンを格納したウイルスデ
ータベース(ウイルスDB)106を接続する。
【0029】さらに、請求項5の形態においては、プロ
キシサーバ102には、広告情報のテキストデータを格
納した広告データベース(広告DB)を接続する。
キシサーバ102には、広告情報のテキストデータを格
納した広告データベース(広告DB)を接続する。
【0030】次に、本システムの実際の動作を中心に実
施形態を説明する。図4は本動作に関するフローチャー
トである。
施形態を説明する。図4は本動作に関するフローチャー
トである。
【0031】メールクライアント101は、インターネ
ット経由、LAN接続、あるいはダイヤルアップ接続に
よりメールサーバ103に接続されたときは、通常のメ
ールプロトコル(POPおよびIMAPと呼ばれる通信
プロトコル)に従ってメールサーバ103が保有するメ
ールボックスの情報(元本データ)を取得可能である。
(従来の方法)
ット経由、LAN接続、あるいはダイヤルアップ接続に
よりメールサーバ103に接続されたときは、通常のメ
ールプロトコル(POPおよびIMAPと呼ばれる通信
プロトコル)に従ってメールサーバ103が保有するメ
ールボックスの情報(元本データ)を取得可能である。
(従来の方法)
【0032】一方、本発明においては、メールクライア
ント101は、インターネット経由、LAN経由、ある
いはダイヤルアップ接続によりプロキシサーバ102に
接続される。
ント101は、インターネット経由、LAN経由、ある
いはダイヤルアップ接続によりプロキシサーバ102に
接続される。
【0033】メールクライアント101はプロキシサー
バ103に対し、認証情報(IDとパスワードの対)を
送信し、プロキシサーバは自身の記憶装置に当該認証情
報を一時的に保存するとともに、自身と1対1に組み合
わされたメールサーバ103に認証情報を転送する。
バ103に対し、認証情報(IDとパスワードの対)を
送信し、プロキシサーバは自身の記憶装置に当該認証情
報を一時的に保存するとともに、自身と1対1に組み合
わされたメールサーバ103に認証情報を転送する。
【0034】メールサーバ103は、プロキシサーバ1
02をメールクライアントとみなし、通常のメールプロ
トコルに従って認証情報の照合結果をプロキシサーバ1
02に返す。
02をメールクライアントとみなし、通常のメールプロ
トコルに従って認証情報の照合結果をプロキシサーバ1
02に返す。
【0035】プロキシサーバ102は、認証が是認され
た場合はメールクライアント101に通常のメールプロ
トコルに従って認証終了の応答を行い、否認された場合
はメールクライアント101との接続を切断する。
た場合はメールクライアント101に通常のメールプロ
トコルに従って認証終了の応答を行い、否認された場合
はメールクライアント101との接続を切断する。
【0036】メールクライアント101は、認証が成功
したら任意のメールに対し取得要求をプロキシサーバ1
02に対し送信する。
したら任意のメールに対し取得要求をプロキシサーバ1
02に対し送信する。
【0037】プロキシサーバ102は、メールクライア
ントからの取得要求を中継しメールサーバ103へ転送
する。
ントからの取得要求を中継しメールサーバ103へ転送
する。
【0038】メールサーバ103は、取得要求に従って
指定されたメールデータをプロキシサーバ102へ送信
する。
指定されたメールデータをプロキシサーバ102へ送信
する。
【0039】プロキシサーバ103は、自身の記憶装置
にメールデータを一時的に保存する。
にメールデータを一時的に保存する。
【0040】プロキシサーバ103は、自身の記憶装置
に一時的に保存された認証情報のうちのIDをキーワー
ドとして、加工設定DB105の該当するIDのテーブ
ルレコードを検索する。
に一時的に保存された認証情報のうちのIDをキーワー
ドとして、加工設定DB105の該当するIDのテーブ
ルレコードを検索する。
【0041】見つかったテーブルレコードの設定から、
ウイルスチェックの有無、広告挿入の有無、制限する文
字数、添付ファイルを削除するか否か、受信拒否するメ
ールの条件などの設定に基づきメールデータを加工して
メールクライアント101に送出する。(実施例に詳述
する)
ウイルスチェックの有無、広告挿入の有無、制限する文
字数、添付ファイルを削除するか否か、受信拒否するメ
ールの条件などの設定に基づきメールデータを加工して
メールクライアント101に送出する。(実施例に詳述
する)
【0042】以上の方法の特長は、メールクライアント
101からは、接続先がメールサーバ101(pop.
xaxon.co.jp)からプロキシサーバ102
(proxy.xaxon.co.jp)に変わっただ
けで、通信手順そのものは通常のメールプロトコルに従
って通信が行なわれる為、メールクライアント101に
従来の技術からの変更が一切不要(つまり従来の技術に
基づいたメールクライアントが利用できる)という点で
ある。
101からは、接続先がメールサーバ101(pop.
xaxon.co.jp)からプロキシサーバ102
(proxy.xaxon.co.jp)に変わっただ
けで、通信手順そのものは通常のメールプロトコルに従
って通信が行なわれる為、メールクライアント101に
従来の技術からの変更が一切不要(つまり従来の技術に
基づいたメールクライアントが利用できる)という点で
ある。
【0043】さらに、メールサーバ103からは、接続
先がメールクライアント101からプロキシサーバ10
2に変わっただけで、通信手順そのものは通常のメール
プロトコルに従って通信が行なわれる為、メールサーバ
103に従来の技術からの変更が一切不要(つまり従来
の技術に基づいたメールサーバが利用できる)という点
である。
先がメールクライアント101からプロキシサーバ10
2に変わっただけで、通信手順そのものは通常のメール
プロトコルに従って通信が行なわれる為、メールサーバ
103に従来の技術からの変更が一切不要(つまり従来
の技術に基づいたメールサーバが利用できる)という点
である。
【0044】
【実施例】加工設定DBの設定情報の変更は、図2のよ
うなWWW(World WideWeb)インターフ
ェースを持つHTTP(HyperText Tran
sfer Protocol)サーバから設定できるよ
うにすると良い。
うなWWW(World WideWeb)インターフ
ェースを持つHTTP(HyperText Tran
sfer Protocol)サーバから設定できるよ
うにすると良い。
【0045】加工設定の設定内容については、ウイルス
チェックの有無、広告挿入の有無、文字数制限の有無及
び文字数、添付ファイル削除の有無、受信拒否するメー
ルの条件などが挙げられるので以下にそれぞれについて
記す。
チェックの有無、広告挿入の有無、文字数制限の有無及
び文字数、添付ファイル削除の有無、受信拒否するメー
ルの条件などが挙げられるので以下にそれぞれについて
記す。
【0046】加工設定において「ウイルスチェックの有
無」が「チェックする」に設定されていた場合、プロキ
シサーバ102はウイルスDB106に格納されたウイ
ルスデータパターンと当該メールデータの照合を行い、
合致した場合は、合致した部分を削除してメールクライ
アント101に送出する。
無」が「チェックする」に設定されていた場合、プロキ
シサーバ102はウイルスDB106に格納されたウイ
ルスデータパターンと当該メールデータの照合を行い、
合致した場合は、合致した部分を削除してメールクライ
アント101に送出する。
【0047】または、当該メール全体を削除し、ウイル
スが検出された旨を表記したメールのみをメールクライ
アント101に送出するようにしてもよい。
スが検出された旨を表記したメールのみをメールクライ
アント101に送出するようにしてもよい。
【0048】加工設定において「広告挿入の有無」が
「挿入する」に設定されていた場合、プロキシサーバ1
02は広告DB104に格納された広告テキストデータ
を引き出し、メールの文頭ないしは文末に挿入してから
メールクライアント101に送出する。
「挿入する」に設定されていた場合、プロキシサーバ1
02は広告DB104に格納された広告テキストデータ
を引き出し、メールの文頭ないしは文末に挿入してから
メールクライアント101に送出する。
【0049】加工設定において「文字数制限の有無」が
「制限する」に設定されており、「制限文字数」が「5
00」に設定されていた場合、プロキシサーバ102は
メールデータの先頭から500文字のところまでをメー
ルクライアント101に送出し、501文字目以降は廃
棄する。なお、500文字以下のメールについては未加
工のまま全文を送出する。
「制限する」に設定されており、「制限文字数」が「5
00」に設定されていた場合、プロキシサーバ102は
メールデータの先頭から500文字のところまでをメー
ルクライアント101に送出し、501文字目以降は廃
棄する。なお、500文字以下のメールについては未加
工のまま全文を送出する。
【0050】加工設定において「添付ファイル削除の有
無」が「削除する」に設定されていた場合、メールデー
タのうち添付ファイル(一般的にはMIME第2パート
以降、MIMEとはメールデータの書式を表す規定の名
称である。Multipurpose Interne
t Mail Extension)を除くデータをメ
ールクライアント101に送出する。
無」が「削除する」に設定されていた場合、メールデー
タのうち添付ファイル(一般的にはMIME第2パート
以降、MIMEとはメールデータの書式を表す規定の名
称である。Multipurpose Interne
t Mail Extension)を除くデータをメ
ールクライアント101に送出する。
【0051】加工設定に於いて「受信拒否するメール」
に「To:にspamを含む」と設定されていた場合、
「To:spam@xaxon.co.jp」などのよ
うなメールデータはプロキシサーバ102において破棄
し、メールクライアント101には送出しない。
に「To:にspamを含む」と設定されていた場合、
「To:spam@xaxon.co.jp」などのよ
うなメールデータはプロキシサーバ102において破棄
し、メールクライアント101には送出しない。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、メールサーバとメール
クライアント間の不必要なデータの伝達を抑制し、ユー
ザの通信コストを削減することができる。
クライアント間の不必要なデータの伝達を抑制し、ユー
ザの通信コストを削減することができる。
【0053】また、表示機能の制限された携帯情報端末
等のメールクライアントを用いてメールを受信する場合
でも、メールをメールクライアントに適した形式へと加
工して受信することが可能となる。
等のメールクライアントを用いてメールを受信する場合
でも、メールをメールクライアントに適した形式へと加
工して受信することが可能となる。
【0054】また、メールクライアントがメールを受信
する前にウィルスチェックを行うことにより、コンピュ
ータウィルスからユーザのコンピュータの保全を行うこ
とが可能となる。
する前にウィルスチェックを行うことにより、コンピュ
ータウィルスからユーザのコンピュータの保全を行うこ
とが可能となる。
【0055】さらに、既存のメールサーバ及びメールク
ライアントに変更を加えることなく、メールに広告を挿
入することを可能とし、且つ広告を受信直前に挿入する
ことにより、ネットワーク上を流通するメールのデータ
量を抑制し、メールサーバ及びネットワークの負荷を抑
えることが可能となる。
ライアントに変更を加えることなく、メールに広告を挿
入することを可能とし、且つ広告を受信直前に挿入する
ことにより、ネットワーク上を流通するメールのデータ
量を抑制し、メールサーバ及びネットワークの負荷を抑
えることが可能となる。
【0056】
【図1】本発明の全体構成図を示した模式図である。
【図2】加工設定データベースの設定画面(WWWイン
ターフェース画面)の一例を示す模式図である。
ターフェース画面)の一例を示す模式図である。
【図3】本発明において使用されるユーザ情報の一例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図4】本発明が行うメールプロキシサービスの動作手
順をフローチャートで示す図である。
順をフローチャートで示す図である。
101 メールクライアント 102 プロキシサーバ 103 メールサーバ 104 広告データベース 105 加工設定データベース 106 ウィルスデータベース
Claims (8)
- 【請求項1】電子メールクライアント(以下メールクラ
イアントという)と電子メールサーバ(以下メールサー
バという)との間に介在し情報の代理応答を行うプロキ
シサーバにおいて、メールクライアントの要求するメー
ルをメールサーバから受信し、取得したメールを加工
し、メールクライアントへ送信することを特徴とする、
プロキシサービスの提供方法およびその装置。 - 【請求項2】請求項1記載の方法およびその装置であっ
て、 少なくとも一組の識別子(以下IDという)とパ
スワードの組み合わせからなるユーザ認証情報と、メー
ルに対してどのような加工を行うかのメール加工方法と
を記憶する認証データベースを備え、当該データベース
に有効な認証情報が登録されているときに限り、メール
サーバとメールクライアントの間の情報の応答代理を行
うことが可能な認証サーバを備える、プロキシサービス
の提供方法およびその装置。 - 【請求項3】請求項2記載の方法およびその装置であっ
て、 認証データベース上に記憶されたユーザ認証情報
とメール加工方法を、プロキシサーバの提供するWEB
ページ上からユーザが変更することが可能なことを特徴
とする、プロキシサービスの提供方法およびその装置。 - 【請求項4】請求項1ならびに2記載の方法およびその
装置であって、 コンピュータウイルス(以下ウイル
ス)のパターンファイルを記憶するウイルスデータベー
スを備え、プロキシサーバがメールサーバから受信した
メールに対し、ウイルス感染の有無を調査し、ウイルス
に感染しているメールからウイルスした後にメールクラ
イアントへ送信、ないしは当該メール全体を削除し削除
通知メールのみをメールクライアントへ送信することを
特徴とする、プロキシサービスの提供方法およびその装
置。 - 【請求項5】請求項1ならびに2記載の方法およびその
装置であって、 プレーンテキストまたはHTMLで記
述されたテキスト広告を記憶する広告データベースを備
え、プロキシサーバがメールサーバから受信したメール
に対し、広告データベースから任意の広告をメール本文
中へ挿入した後、メールクライアントへ送信することを
特徴とする、プロキシサービスの提供方法およびその装
置。 - 【請求項6】請求項1ならびに2記載の方法およびその
装置であって、 プロキシサーバがメールサーバから取
得したメールに対し、先頭から任意の文字数のみを抽出
した後に、メールクライアントへ送信することを特徴と
する、プロキシサービスの提供方法およびその装置。 - 【請求項7】請求項1ならびに2記載の方法およびその
装置であって、 プロキシサーバがメールサーバから取
得したメールから添付ファイルを削除し、メールクライ
アントへ送信することを特徴とする、プロキシサービス
の提供方法およびその装置。 - 【請求項8】請求項1ならびに2記載の方法およびその
装置であって、 プロキシサーバがメールサーバから取
得したメールに対し、あらかじめ登録された文字列を含
むメールは、メールクライアントへ送信しないことを特
徴とする、プロキシサービスの提供方法およびその装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000250410A JP2002063116A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 電子メールプロキシサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000250410A JP2002063116A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 電子メールプロキシサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002063116A true JP2002063116A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18739981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000250410A Pending JP2002063116A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 電子メールプロキシサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002063116A (ja) |
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