JP3284003B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3284003B2
JP3284003B2 JP15683494A JP15683494A JP3284003B2 JP 3284003 B2 JP3284003 B2 JP 3284003B2 JP 15683494 A JP15683494 A JP 15683494A JP 15683494 A JP15683494 A JP 15683494A JP 3284003 B2 JP3284003 B2 JP 3284003B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に画像を形成
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス等で使用される複写機、レーザ
ビームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置、特に
デスクトップ型の小型のものでは、一層の小型化、構成
の簡略化が求められている。
【0003】電子写真方式の画像形成装置では、一般
に、画像形成部において感光ドラム(像担持体)上に形
成したトナー像を、給紙カセットから搬送路に沿って搬
送した記録媒体(例えば、紙)に転写し、この転写され
たトナー像を定着器によって記録媒上体に定着した後、
記録媒体を排紙トレイ上に排出する。
【0004】さらに、小型のものは、画像形成部をプロ
セスカートリッジ(例えば、感光ドラム、帯電器、現像
装置、クリーニング装置等をカートリッジ容器に一体的
に組み込んだもの)によって構成し、また、定着器を加
熱加圧を行う部材によって構成している。そして、箱状
の装置本体の下部に、給紙カセットを横方向(ほぼ水
平)に装着し、その上方に形成した搬送路中に上述のプ
ロセスカートリッジ及び定着器を配置し、さらにこれら
の上方に排紙トレイを設けている。すなわち、装置本体
に対し、その下部に給紙カセットを、中間部にプロセス
カートリッジ及び定着器を、そして上部に排紙トレイ
を、それぞれが重なるように構成することによって、装
置本体を小型化し、その設置面積(占有面積)の縮小化
を図っている。
【0005】また、転写装置は、感光ドラムに接触配置
した転写ローラと、転写ローラを支持する転写ホルダー
と、転写ローラの両端を回転自在に支持する転写軸受
と、転写軸受を介して転写ローラを感光ドラムに押圧す
る付勢部材と、そして、感光ドラムと転写ローラとの当
接部によって構成される転写位置に記録媒体を導く転写
ガイド等によって構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
画像形成装置によると、画像形成前、画像形成後の記録
媒体をそれぞれ給紙カセット、排紙トレイによってほぼ
水平に支持する構成であるため、装置本体の占有面積の
縮小化に限度があった。すなわち、記録媒体による占有
面積をも考慮にいれた装置本体の実質的な占有面積を、
使用する記録媒体のうち最大のものの面積よりも小さく
することが困難であるという問題があった。
【0007】また、上述の転写装置は、部品点数が多い
ため、組み立て工数が増大しがちとなるという問題があ
った。
【0008】そこで、本発明は、画像形成装置本体の占
有面積を縮小化するとともに、転写装置の組み立て工数
を低減するようにした画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、給送
するための記録媒体を縦方向に支持する第1支持手段
と、画像形成後の記録媒体を縦方向に支持する第2支持
手段と、前記第1支持手段から第2支持手段へ向かう搬
送路の上方に設けられた像担持体と、前記第1支持手段
と第2支持手段との間であって、前記像担持体の上方に
設けられた、前記像担持体に画像情報に応じた情報光を
与えるための情報光発射手段と、前記搬送路の下方に設
けられた、前記像担持体に形成されたトナー像を記録媒
体に転写するための転写手段と、記録媒体に転写された
トナー像を記録媒体に定着するための定着手段とを備
え、前記転写手段が、転写ローラと、少なくとも前記転
写ローラを支持する支持部、記録媒体を転写位置に導く
転写ガイド、画像形成装置本体に対して装着するための
取付け部を一体的に構成した転写ホルダーと、前記転写
ローラの両端を回転自在に支持する転写軸受と、これら
転写軸受を介して前記転写ローラを前記像担持体に付勢
する付勢部材と、を有し、前記転写ホルダーの取付け部
をスナップフィットによって形成し、前記転写ホルダー
に前記転写ローラ、転写軸受、付勢部材を組み込んで転
写ユニットを構成し、前記転写軸受を前記画像形成装置
本体側に設けられた軸受ガイドに装着しつつ前記転写ユ
ニットを前記スナップフィットを介して前記画像形成装
置本体に装着することを特徴とする。
【0010】
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記搬送路の上流側から下流側に
かけて順に配設した、前記第1支持手段に支持された記
録媒体を給送する給送位置と、前記転写手段による転写
位置と、前記定着手段による定着位置とを、この順に順
次低い位置に配置した、ことを特徴とする
【0012】
【作用】以上構成に基づき、第1支持手段と第2支持手
段とが、それぞれ画像形成前の給送すべき(画像形成前
の)記録媒体と画像形成後の記録媒体を縦方向に支持す
るので、画像形成装置本体の占有面積が、画像形成対象
となる記録媒体の搬送方向長さに直接的に影響されるこ
とはない。すなわち両支持手段を連結する搬送路の水平
方向の長さを、記録媒体の搬送方向長さよりも短くする
ことによって、画像形成装置本体の占有面積を、記録媒
体の面積よりも小さくすることが可能となる。また、支
持部と転写ガイドと取付け部とを一体に構成することに
より、部品点数を減らすことができる。
【0013】さらに、転写装置をユニット構成とし、ス
ナップフィットによって画像形成装置本体に装着するよ
うにするときは、組み立てが容易となる。
【0014】加えて、記録媒体に対する給送位置よりも
転写位置を低く、この転写位置よりも定着位置をさらに
低く設定することにより、搬送路中を搬送される記録媒
体は、重力に逆らうことなく搬送されるので、先端の姿
勢が安定し、円滑に搬送される。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係る画像形成装置の一例
として、プロセスカートリッジを使用するレーザビーム
プリンタMの概略構成を示す。なお、同図をはじめとす
る各図面中では、左側をプリンタ本体1の「前」、右側
を同じく「後」とする。これに従うと、記録媒体Pの搬
送方向の上流、下流については、後部が上流側、前部が
下流側ということになる。また、画像形成対象となる記
録媒体Pとしては、一般の普通紙(コピー用紙)の他
に、厚紙、封筒等の特種紙、さらには紙以外の例えばO
HPフィルム等のシート材を使用することができるが、
本実施例では、一般の普通紙を用いた場合について説明
するものとする。
【0016】まず、同図に示すレーザビームプリンタ
(以下単に「プリンタ」という。)Mの構成の概略を説
明する。
【0017】このプリンタMは、プリンタ本体1(以下
単に「本体1」という。なお、以下の説明において、
「本体」というときには、プリンタMの外装を構成する
フレームの他に、内側を構成するフレームについてもい
うものとする。)の後部に、縦方向に向けて画像形成前
の記録媒体Pを支持する第1支持手段10を設け、本体
1の前部に、画像形成後の記録媒体Pを縦方向に支持す
る第2支持手段20を設ける。そして、これら第1支持
手段10の下端部10aと第2支持手段20の下端部2
0aとを本体1の後部から前部に向けて延びる搬送路3
0で連結し、全体として、U字型のパス(以下、「縦U
字パス」という。)を構成している。プリンタMは、ま
た、搬送路30のすぐ上方に配設したドラム状の電子写
真感光体(以下「感光ドラム」という。)41等を一体
的に組み込んだプロセスカートリッジ40と、このプロ
セスカートリッジ40の上方に配設した情報光発射手段
50と、搬送路30の中間部下方に感光ドラム41に対
向配置した転写手段60と、搬送路30の下流側で第2
支持手段20の下端部のすぐ下に配置した定着手段70
とを備えている。上述の縦U字パスを基準とすると、プ
ロセスカートリッジ40と情報光発射手段50とはその
内側に、また転写手段60はその外側に、そして定着手
段70は搬送路30を下流側においてまたぐようにして
それぞれ配置されていることになる。
【0018】上述のような構成のプリンタMの動作を簡
単に説明する。まず、情報光発射手段50等によって感
光ドラム41上にトナー像を形成する。一方、記録媒体
Pを第1支持手段10から下向きに給送して搬送路30
の上流側を介して感光ドラム41に供給し、この供給さ
れた記録媒体Pに、感光ドラム41上の上述のトナー像
を転写手段60により転写する。トナー像が転写された
記録媒体Pは、定着手段70でトナー像が表面に定着さ
れた後、上方に向けて排出され、第2支持手段20によ
って縦方向に支持される。
【0019】このような構成、動作をなすプリンタM、
すなわち縦U字パスを有するプリンタMにおいては、搬
送路30の前後方向の長さを短縮することにより、記録
媒体Pの搬送方向長さにかかわらず、本体1の占有面積
を小さくすることが可能である。
【0020】以上で、プリンタMについての概略構成、
動作の説明を終了し、次に、各部材の構成について第1
支持手段10から順に詳述する。
【0021】第1支持手段10は、本体1の後部に設け
られ、下方から順に、突当部11、先端支持部12、給
紙トレイ13を有する。突当部11は、画像形成前の記
録媒体Pの先端を下方から支持して記録媒体Pの重量を
支える。先端支持部12は、軸12aを中心に本体1に
よって前後方向に揺動可能に支持されており、下端部の
背面に配置されたばね12bによって、前方に付勢され
ている。前方に付勢された先端支持部12は、給送前は
カム部材(不図示)により後方に退避させられ、給紙時
のみ、上述のカム部材が回動して前方へ記録媒体Pを付
勢する。給送前の記録媒体Pのうちの最上位の記録媒体
Pは、上述の突当部11及び分離爪によって給送位置A
1に位置決め配置されて給送を待つ。なお、この記録媒
体Pが給送されるとばね12bに付勢された先端支持部
12によって次の記録媒体Pが給送位置A1に配置され
るようになっている。給紙トレイ13は、本体1の上面
後端部から縦方向に突出するようにして配設されてい
る。給紙トレイ13は、記録媒体Pの中間部及び後端部
を、その背面側(後面側)から支持して、画像形成前の
記録媒体P全体を縦方向に平面状に支持する。給紙トレ
イ13の前面側には、記録媒体Pの左右方向(前側から
後側を見たときの左右をいう。)の位置を規制する2枚
の可動の規制板13L、13R、及び、手差し時の記録
媒体Pをガイドする手差しガイド13aが配置されてい
る。また、給紙トレイ13の上端には、上方に延びて、
搬送方向長さの長い記録媒体Pを安定よく支持する延長
ガイド13bが出入り可能に配置されている。なお、給
紙トレイ13は、本体1の上面に対して着脱自在に装着
されている。ここで、画像形成前の記録媒体Pの第1支
持角度θ1 、すなわち上述の突当部11、先端支持部1
2、給送トレイ13等によって構成される第1支持手段
10によって平面状に支持された状態の記録媒体Pが水
平面となす角である第1支持角度θ1 は、60°〜90
°に設定することにより、本体1の占有面積の縮小化に
寄与することができ、また重力を有効に利用した記録媒
体Pの良好な給送をも実現することができる。なお、こ
の第1支持角度θ1 は、好ましくは、70°〜75°に
設定するとよい。
【0022】第2支持手段20は、上述の第1支持手段
10が本体1の後部に設けられているのに対し、本体1
の前部に設けられている。第2支持手段20は、本体1
の一部を構成する開閉自在の外装カバー2(同図中の二
点鎖線は、開閉動作途中の外装カバー2を示す。)に設
けられており、下方から順に、突当部21、排紙トレイ
22、延長トレイ23を有する。画像形成後の記録媒体
Pに対し、突当部21はその後端を下方から支持し、排
紙トレイ22はその後半部を背面側から支持し、延長ト
レイ23は前半部を背面側から支持する。延長トレイ2
3は、排紙トレイ22によって昇降可能に支持されてお
り、本体1の上方に引き出された状態の延長トレイ23
と、排紙トレイ22とによって、画像形成後の記録媒体
Pを縦方向に平面状に支持する。この縦方向に支持され
た状態の記録媒体Pの、水平面を基準とする角度を第2
支持角度θ2 とすると、この第2支持角度θ2 は、55
°〜75°に設定する。なお、この第2支持角度θ2
は、好ましくは、65°〜70°に設定するとよい。排
紙トレイ22等を有する外装カバー2の開閉動作等につ
いてはプロセスカートリッジ40の着脱動作とともに後
述する。
【0023】搬送路30は、第1支持手段10の下端部
10aと第2支持手段20の下端部20aとを連結し、
本体1の後部から前部に向けて延びる記録媒体Pの搬送
用の経路を構成している。搬送路30は、後部(上流
側)から前部(下流側)にかけて順に、分離パッド3
1、転写前ガイド32a、32b、転写後ガイド33
a、33b、そして定着手段70の下流側の反転ガイド
34を有する。また、分離パッド31の斜め上方には、
給紙ローラ35が配置され、給紙ローラ35の下方に
は、搬送ローラ36が配置されている。給紙ローラ35
は、外周面が軸35aに対して偏心して形成されてお
り、矢印R35方向の回転によって、第1支持手段10
から最上位の記録媒体Pを給送し、分離パッド31との
間で記録媒体Pの重送を防止しながら、搬送ローラ36
と相俟って、記録媒体Pを搬送するように構成されてい
る。上流側の転写前ガイド32aは緩やかな前下がり
に、また下流側の転写前ガイド32bはほぼ水平に構成
されており、上方のプロセスカートリッジ40の下面4
0aとの間で記録媒体Pをガイドして、感光ドラム41
と転写手段60の転写ローラ61との間に形成される転
写位置A2に導く。転写後ガイド33aは、前下がりの
傾斜面に形成され、またこれに連続する転写後ガイド3
3bは緩やかな凹面に構成されている。トナー像転写後
の記録媒体Pは、これら転写後ガイド33a、33bに
よって定着手段70の定着フィルムと加圧ローラ(いず
れも後述)との間に形成される定着位置A3に導かれ
る。なお、転写後ガイド33aの最上流側には、トナー
像転写後の記録媒体Pの余分な電荷を除去する除電部材
33cが装着されている。反転ガイド34は、定着手段
70のすぐ下流側の搬送ローラ37とその上方の排紙ロ
ーラ38との間に設けられた緩やかに湾曲したガイドで
あり、トナー像定着後の記録媒体Pを上方の第2支持手
段20に向けてガイドする。なお、この反転ガイド34
は、上述の外装カバー2と一体に構成されている。
【0024】上述のように、この搬送路30には、上流
側から順に、給送位置A1、転写位置A2、定着位置A
3が設けられているが、これらの位置A1、A2、A3
は、この順に順次低い位置に配置されるように設定され
ている。したがって、画像形成時にこれらの位置A1、
A2、A3を順次通過する記録媒体Pは、高所(A1)
から低所(A3)に順次搬送されることになり、重力に
従った円滑な搬送が行われる。さらに、このときの記録
媒体Pは、その先端部が転写前ガイド32a、32bや
転写後ガイド33a、33bによって下方から支持され
るため、これらのガイド32a、32b、33a、33
bに倣って、安定した姿勢で搬送される。このため、転
写位置A2や定着位置A3に確実に導入され、紙詰まり
等の搬送不良をよく防止する。
【0025】プロセスカートリッジ40は、感光ドラム
41、帯電ローラ(帯電手段)42、現像装置(現像手
段)43、そしてクリーニング装置(クリーニング手
段)44を、カートリッジ容器45に一体的に組み込ん
でカートリッジ化し、本体1に対して着脱可能としたも
のである。感光ドラム41は、前述のようにドラム状の
電子写真感光体であり、本体1側のモータ84(後述)
を駆動源とする駆動機構によって矢印R41方向に回転
駆動される。帯電ローラ42は、感光ドラム41表面に
接触配置され、感光ドラム41の矢印R41方向の回転
に伴って従動回転する。帯電ローラ42には、本体1側
の基板80上の高圧発生部83によって直流電圧と交流
電圧とが重畳された帯電電圧が印加され、これと感光ド
ラム41の回転とによって、感光ドラム41表面を一様
に帯電する。現像装置43は、トナーを収容するトナー
容器43aと、現像スリーブ43bとを有する。現像ス
リーブ43bは、内側にマグネットを有し、回転するこ
とにより表面にトナーを担持する。この表面のトナー
は、規制ブレード43cによって層厚が規制されるとと
もに電荷が付与され、後述の情報光発射手段50によっ
て感光ドラム41上に形成された静電潜像に付着され、
トナー像を形成する。本実施例に係るプロセスカートリ
ッジ40において、現像装置43は、上方にトナー容器
43aを配置し、下方に現像スリーブ43bを配置する
ことができるので、トナー容器43a内のトナーは、重
力によって自然に現像スリーブ43bに向かって落下す
る。したがって、トナー容器43a内のトナーを現像ス
リーブ43bに向けて搬送するための特別な機構、例え
ば攪拌部材等を装着する必要がない。これにより、プロ
セスカートリッジ40の構成を簡略化することができ
る。クリーニング装置44は、トナー像転写後の感光ド
ラム41表面に摺擦して、表面の残留トナーを除去する
クリーニングブレード44aと、除去した廃トナーを回
収するクリーニング容器44bとを備えている。カート
リッジ容器45の上部には、露光用の透孔45aが穿設
されている。なお、本体1に対するプロセスカートリッ
ジ40の着脱動作については後述する。
【0026】情報光発射手段50は、上述の露光用の透
孔45aを介して感光ドラム41表面を光照射するもの
であり、全体がプロセスカートリッジ40の上方に配設
されている。情報光発射手段50は、画像信号に基づい
てレーザビームを発振する半導体レーザ55と、このレ
ーザビームを回転しながら反射するポリゴンミラー51
と、ポリゴンミラー51を回転駆動するモータ52と、
レンズ53と、反射ミラー54とを備えている。情報光
発射手段50は、ポリゴンミラー51を第1支持手段1
0側(後側)でかつ下方に、反射ミラー54を第2支持
手段20側(前側)でかつ上方に配置している。つま
り、全体が前述の搬送路30とは逆に、前上がりに配置
されている。このように配置することで、本体1の高さ
寸法が高くなるのを抑制し、コンパクトな構成で、ポリ
ゴンミラー51から反射ミラー54を介して感光ドラム
41に至るレーザビームの必要な光路長を確保するとと
もに、第1支持手段10の手差しガイド13aの取付け
位置を操作性が良好な位置に設定することが可能とな
る。このレーザビームの照射によって、感光ドラム41
上には、画像信号に対応した静電潜像が形成される。
【0027】上述のプロセスカートリッジ40及び情報
光発射手段50は、後方の第1支持手段10と、前方の
第2支持手段20と、下方の搬送路30との間、すなわ
ち、縦U字パスの内側のスペースに、コンパクトに配置
されている。
【0028】転写手段60は、搬送路30の下方におい
て、感光ドラム41に下方から当接する転写ローラ61
を有し、感光ドラム41との間に、転写位置A2を形成
している。転写ローラ61は、芯金61aの左右両端部
が、ばね62で付勢された軸受63によってそれぞれ保
持されており、これにより、感光ドラム41表面に所定
の押圧力で当接されている。転写ローラ61には、基板
80上の高圧発生部83によって、感光ドラム41上の
トナー像と逆極性の転写電圧が印加され、これにより、
転写位置A2を通過する記録媒体P表面に、感光ドラム
41上のトナー像が転写されるようになっている。
【0029】定着手段70は、本体1にばね71を介し
て保持されたセラミックヒータ72と、ガイド73の外
周に無端状に装着された定着フィルム74と、定着フィ
ルム74に下方から当接して定着フィルム74との間に
定着位置A3を形成する加圧ローラ75とを有する。セ
ラミックヒータ72及び定着フィルム74は、熱容量が
小さく、したがって、通電してから定着に要する所定の
温度に昇温するまでの時間が短い。これにより、定着手
段70から不要な熱が放射されるのを防止している。定
着手段70は、上流側の転写位置A2で表面にトナー像
が転写された記録媒体Pが、その未定着のトナー像を担
持した状態で転写位置A3を通過するときに、トナー像
を溶融固着して記録媒体Pの表面に定着するように構成
されている。
【0030】本体1の下部、すなわち上述の搬送路30
の下方には、基板80が配置されている。基板80上に
は、下流側(前側)から順に、制御部81、AC入力部
82、高圧発生部83、モータ84が配置されており、
これらはほぼこの順に順次高さ寸法が高くなっている。
つまり、基板80上の各部材は、背の高い部材は後部
に、また背の低い部材は前部に配置されている。これ
は、後側が高く、前側が低い、上述の搬送路30の構成
と一致している。すなわち、搬送路30下方の空間に合
わせて、基板80上の各部材の配置を決めている。この
ことは、本体1の小型化に貢献している。
【0031】次に、図2を参照して、本体1の外装カバ
ー2の開閉動作と、プロセスカートリッジ40の装着動
作について説明する。
【0032】本体1の前面を覆うとともに、前述の第2
支持手段20を兼ねる外装カバー2は、本体1によっ
て、下部のヒンジ2aを中心に矢印R2方向に揺動自在
に支持されている。この外装カバー2を同図に示すよう
に、開放すると、本体1の前面に大きな開口部1aが現
出する。この開口部1aを介して、本体1の内部にプロ
セスカートリッジ40を装着する。この際、プロセスカ
ートリッジ40の装着部となる空間の下部の搬送路30
が前下がりに構成される。一方、その空間の上方の情報
光発射手段50が、搬送路30とは逆に、前上がりに配
置されているので、開口部1aは大きく開口し、プロセ
スカートリッジ40の装着動作は、極めて容易なものと
なる。本体1内に装着されているプロセスカートリッジ
40の取外しも、同様に簡単に行うことができる。さら
に、プロセスカートリッジ40を取り外すと、搬送路3
0のうち給送位置A1から定着位置A3に至る部分が露
出され、記録媒体Pのジャム処理等が容易に行える。
【0033】次に、図1を参照して、以上の構成のプリ
ンタM全体の画像形成動作について簡単に説明する。
【0034】まず、第1支持手段10に、縦方向に記録
媒体Pをセットする。プロセスカートリッジ40内の感
光ドラム41を回転駆動し、帯電ローラ42によって、
感光ドラム41表面を一様に例えば負極性に帯電する。
この一様に帯電された感光ドラム41表面に、情報光発
射手段50によって露光を行う。情報光発射手段50か
らは、画像信号に基づいたレーザ光が発射され、感光ド
ラム41表面を照射する。感光ドラム41上の光照射部
分は、負の電荷が除去されて静電潜像を形成する。この
静電潜像は、現像装置43によって、負極性のトナーが
付着されるいわゆる反転現像によってトナー像となる。
一方、先端を給紙位置A1に合わせて待機していた記録
媒体Pは、感光ドラム41上のトナー像にタイミングを
合わせるようにして、給紙ローラ35により、転写位置
A2に供給される。転写位置A2では、トナーと逆の正
極性の転写電圧が印加された転写ローラ61によって、
感光ドラム41上のトナー像が記録媒体P上に転写され
る。記録媒体Pは、定着手段70において、表面の未定
着トナー像が、加熱加圧を受けて定着される。トナー像
定着後の記録媒体Pは、反転パス34を経由して排紙ロ
ーラ38により、第2支持手段20上に、縦方向に排出
される。
【0035】本実施例のプリンタMは、画像形成前及び
画像形成後の記録媒体Pをそれぞれ第1支持手段10、
第2支持手段20によって、縦方向に支持し、また搬送
路30を短くすることで、本体1の占有面積を小さくし
ている。
【0036】さらに、上述の転写手段60は、部品点数
を少なくすることにより、組み立て工数を低減するよう
にしている。なお、以下の説明において参照する図3の
斜視図、図4の分解斜視図、図5の拡大縦断面図におい
ては、図1、図2とは異なり、転写手段を100、除電
針(除電部材)を107で示し、これらを構成する各部
材についても、適宜符号を変更している。
【0037】転写手段100は、転写ローラ101と、
転写ホルダー102と、軸受(転写軸受)103L、1
03Rと、ばね(付勢部材)104L、104R(ただ
し、図3には、一方のばね104Rのみを図示)とを備
えている。
【0038】図4の分解斜視図に示すように、転写ロー
ラ101は、中央のローラ部を左右方向の貫通し、その
左右両端部101a、101bをそれぞれ左右に突設さ
せた芯金101Aを有する。
【0039】転写フレーム102は、芯金101Aの左
右両端部101a、101bを支持する支持部102
a、102bを有する。これら支持部102a、102
bは、芯金101Aの両端部101a、101bの直径
よりも少し大きく形成されている。左の支持部102a
には、組立用のスリット102a1 が設けてある。転写
フレーム102は、前後左右の4箇所に、転写フレーム
102を本体1に装着するためのスナップフィット(取
付け部)102c、102d、102e、102fを有
する。本体1に装着時の転写ホルダー102gは、これ
らスナップフィット102c、102d、102e、1
02fにより、上下方向の多少の移動が可能となってい
る。さらに、転写ホルダー102の上面には、記録媒体
Pを転写位置A2に導くための平面状の転写ガイド10
2gが形成されている。このように、転写ホルダー10
2は、転写ローラ101の支持部102a、102b
と、取付け部としてのスナップフィット102c、10
2d、102e、102fと、転写ガイド102gとを
一体的に構成することによって部品点数を少なくし、構
成を簡略化するとともに、組立時の組立工数を低減する
ようにしている。
【0040】軸受103L、103Rは、転写ローラ1
01の芯金101Aの左右両端部101a、101bを
回転自在に支持する。各軸受103L、103Rの内側
には、それぞれ転写ホルダー102の支持部102a、
102bに嵌合するボス103a、103bが突設され
ている。また、各軸受103L、103Rの前後には、
縦方向のガイド溝103cが形成されている。各軸受1
03L、103Rは、これらガイド溝103cを、本体
1に立設された上下方向のガイド1cに装着することに
よって、本体1に対して上下動自在に配置される。
【0041】ばね104L、104Rは、各上端側を軸
受103L、103Rの下面に取付け、また下端側を本
体1のガイド1cの間のボス部1dに取り付けている。
これらのばね104L、104Rによって、各軸受10
3L、103Rは、上方に付勢され、これにより転写ロ
ーラ101は、上方の感光ドラム41(図1参照)に向
けて付勢されて適度な押圧力をもって当接し、感光ドラ
ム1との間に転写位置A2を構成することになる。
【0042】転写ローラ102の芯金101Aの左端部
101aには、軸受103Lの外側にDカット(不図
示)が形成されており、このDカット部に転写ローラ駆
動ギヤ105が嵌着されている。
【0043】上述の転写装置100は、上述の転写ロー
ラ101、転写ホルダー102、軸受103L、103
R、転写ローラ駆動ギヤ105を転写ユニットとして一
体に組み立てた後、本体1に装着する。まず、図4に示
すように、転写ローラ101の芯金101Aの右端部1
01bを転写ホルダー102の右側の支持部102bに
挿入し、つづいて反対の左端部101aを、スリット1
02a1 を介して支持部102aにはめる。次に、芯金
101Aの左端部101a、101bにそれぞれ軸受1
03L、103Rを取付け、さらに左方の軸受103L
の外側に転写ローラ駆動ギヤ105を嵌着する。これで
転写ユニットが完成する。ばね104L、104Rは、
あらかじめ本体1側のボス部1dに圧入しておく。転写
ユニットの本体1への装着に際し、左右の軸受103
L、103Rのガイド溝103cを本体1側のガイド1
cに合わせるようにして、転写ホルダー102のスナッ
プフィット102c、102d、102e、102fを
本体1側の係合孔(不図示)にはめ込み、さらに左右の
ばね104L、104Rの上端をそれぞれ軸受103
L、103Rに取り付けて、転写ユニット全体の装着を
完了する。
【0044】次に、除電針107について説明する。
【0045】除電針107は、非常に薄くて、単体では
組立が困難なため、除電針ホルダー106を使用して本
体1に取り付ける。除電針ホルダー106のボス部10
6a、106b、106cに除電針107の切欠部10
7a、107b、107cをはめ込んで、上下方向の位
置決めを行い、また、除電ホルダー106上部のリブ部
106dによって除電針107の倒れ防止を図ってい
る。
【0046】つづいて、除電針107を装着した除電針
ホルダー106の本体1への組付けについて説明する。
【0047】図4、図5に106eで示す部分は、本体
1に対する上下方向、左右幅方向の位置決め部である。
除電針ホルダー106を左右方向にスライドさせること
で、この位置決め部106eを本体1側のフック部1b
に係合させ、これにより本体1の取付け部1aに対する
除電針ホルダー106及び除電針107の上下、左右幅
方向の位置が決定される。また、106fで示す部分
は、前後方向の位置決め部であり、上述のフック部1b
と相俟って、除電針ホルダー106の前後方向の位置決
めを行う。
【0048】つづいて、上述構成の転写装置100及び
除電針107の作用について説明する。前述のように、
転写ローラ101は、軸受101a、101b、ばね1
04L、104Rを介して感光ドラム1表面に下方から
当接され、感光ドラム1との間に転写位置A2を構成す
る。転写ローラ101には、高圧発生部83によって、
感光ドラム1上に形成されたトナー像と逆極性の転写電
圧が印加され、これにより、転写位置A2に搬送された
記録媒体P表面に、感光ドラム1上のトナー像が転写さ
れる。このとき、転写位置A2の上流には、転写ガイド
102gが設けてあり、転写位置A2への記録媒体Pの
突入を安定させることができる。さらに、例えば転写ガ
イド10gを具備する転写ホルダー102を、材料とし
て負電荷に帯電するモールド部材によって構成すれば、
転写ローラ101の表面は、このモールド部材によって
囲まれることになり、したがって、表面をニよって転写
ローラ101の表面を覆うことにより、転写時等のトナ
ーの飛び散りを防止することができる。
【0049】なお、転写位置A2を通過したトナー像転
写後の記録媒体Pは、感光ドラム1の中心を基準とした
転写位置A2の位置が、鉛直面に対してほぼ20°傾斜
している、すなわち転写位置A2における記録媒体Pの
搬送方向が水平面に対してほぼ20°傾斜しているた
め、この傾斜角度だけ下向きに搬送され、転写分離が確
実に行われるとともに、前述の除電針107の上端に記
録媒体Pの裏面が摺接して不要な電荷が有効に除去され
る。 〈実施例2〉以上の実施例において、情報光発射手段5
0としては、レーザビームを発射するものに代えて、L
EDアレイを用いることも可能である。感光ドラム41
の表面に対向させてその母線に沿って多数のLEDを配
置し、帯電済の感光ドラム41を回転させながら、画像
信号に基づいて個々のLEDのオン/オフを選択するこ
とにより、感光ドラム41上に静電潜像を形成するもの
である。これによると、構成をさらに小型化、簡略化す
ることができる。 〈実施例3〉上述のプロセスカートリッジ40を構成す
る部材についての態様としては、図1に示すものに限る
ものではない。例えば、像担持体としての電子写真感光
体と、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリ
ーニング手段の少なくとも1つとを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能としたもの
であってもよい。
【0050】さらに、像担持体としての電子写真感光体
と、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、または
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とし
たもの、あるいは、少なくとも現像手段と像担持体とし
ての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に対して着脱可能としたものであっても
よい。 〈実施例4〉以上の実施例の第1支持手段10を、給紙
カセットを主体として構成することもできる。本体1の
後部に縦方向のカセット装着部を設け、記録媒体Pを収
納した給紙カセットをこのカセット装着部に対して上方
から装着し、記録媒体Pを縦方向に支持するようにする
ものである。この場合には、カセット装着部及び給紙カ
セットによって第1支持手段を構成することになる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像形成前の給送すべき記録媒体を縦方向に支持する第
1支持手段と、画像形成後の記録媒体を縦方向に支持す
る第2支持手段と、前者から後者に向かう搬送路とによ
って、縦U字パスを構成し、その内側の、搬送路上に像
担持体を、同じく内側の像担持体の上方に情報光発射手
段を配設し、一方、搬送路の下方に転写手段を、転写手
段の下流側に定着手段を配設する構成を採用することに
より、搬送路の長さを短縮して、画像形成の高速化を図
るとともに、画像形成装置本体の占有面積を小さくする
ことができる。また、転写手段において、転写ローラを
支持する支持部、記録媒体を転写位置に導く転写ガイ
ド、画像形成装置本体に対する取付け部を一体に構成す
ることにより、部品点数を減らして、構成を簡略化し、
組立工数の低減を行うことができる。
【0052】さらに、給送位置よりも低い位置に転写位
置を、転写位置よりも低い位置に定着位置を設定するこ
とにより、記録媒体の搬送を重力にしたがって円滑に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成装置の概略構成を示す縦断
面図。
【図2】実施例1における外装カバーの開閉動作とプロ
セスカートリッジの装着動作を示す動作説明図。
【図3】実施例1の転写手段及び除電針の構成を示す斜
視図。
【図4】実施例1の転写手段及び除電針の構成を示す分
解斜視図。
【図5】実施例1の除電針の構成を示す拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体(プリンタ本体) 2 外装カバー 10 第1支持手段 20 第2支持手段 30 搬送路 40 プロセスカートリッジ 41 像担持体(感光ドラム) 42 帯電手段(帯電ローラ) 43 現像手段(現像装置) 44 クリーニング手段(クリーニング装置) 45 カートリッジ容器 50 情報光発射手段 51 ポリゴンミラー 60 転写手段 61 転写ローラ 70 定着手段 72 セラミックヒータ 74 定着フィルム 75 加圧ローラ 80 基板 81 制御部 82 AC入力部 83、85 高圧発生部 84 モータ 100 転写手段 101 転写ローラ 101A 芯金 101a、101b左右両端部 102 転写ホルダー 102a、102b支持部 102a1 スリット 102c、102d、102e、102f取付け部(ス
ナップフィット) 103L、103R転写軸受(軸受) 106 除電針ホルダー 107 除電針 M 画像形成装置(レーザビームプリンタ) P 記録媒体 θ1 第1支持角度 θ2 第2支持角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 浜田 達雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 五藤 宏史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 磯 利光 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松尾 佳広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−333063(JP,A) 特開 平4−271380(JP,A) 特開 平6−83214(JP,A) 特開 平1−284867(JP,A) 特開 昭63−6581(JP,A) 特開 平3−33760(JP,A) 特開 平4−276765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 103 G03G 15/14 101 G03G 21/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    において、 給送するための記録媒体を縦方向に支持する第1支持手
    段と、 画像形成後の記録媒体を縦方向に支持する第2支持手段
    と、 前記第1支持手段から第2支持手段へ向かう搬送路の上
    方に設けられた像担持体と、 前記第1支持手段と第2支持手段との間であって、前記
    像担持体の上方に設けられた、前記像担持体に画像情報
    に応じた情報光を与えるための情報光発射手段と、 前記搬送路の下方に設けられた、前記像担持体に形成さ
    れたトナー像を記録媒体に転写するための転写手段と、 記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着するた
    めの定着手段とを備え、 前記転写手段が、転写ローラと、 少なくとも前記転写ローラを支持する支持部、記録媒体
    を転写位置に導く転写ガイド、画像形成装置本体に対し
    て装着するための取付け部を一体的に構成した転写ホル
    ダーと、 前記転写ローラの両端を回転自在に支持する転写軸受
    と、 これら転写軸受を介して前記転写ローラを前記像担持体
    に付勢する付勢部材と、を有し、 前記転写ホルダーの取付け部をスナップフィットによっ
    て形成し、前記転写ホルダーに前記転写ローラ、転写軸
    受、付勢部材を組み込んで転写ユニットを構成し、前記
    転写軸受を前記画像形成装置本体側に設けられた軸受ガ
    イドに装着しつつ前記転写ユニットを前記スナップフィ
    ットを介して前記画像形成装置本体に装着する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送路の上流側から下流側にかけて
    順に配設した、前記第1支持手段に支持された記録媒体
    を給送する給送位置と、前記転写手段による転写位置
    と、前記定着手段による定着位置とを、この順に順次低
    い位置に配置した、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記情報光発射手段がレーザビームを発
    射する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報光発射手段は、半導体レーザ
    と、ポリゴンミラーと、レンズと、反射ミラーとを有
    し、前記ポリゴンミラーを前記第1支持手段側に、また
    前記反射ミラーを前記第2支持手段側に配置し、かつ、
    前記ポリゴンミラーを下方に、また前記反射ミラーを上
    方に配置している、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記情報光発射手段が前記像担持体に対
    向して配置されたLEDアレイを有する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体と、帯電手段、現像手段、
    クリーニング手段のうちの少なくとも1つと、を一体的
    にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可
    能としたプロセスカートリッジを有する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1支持手段が、記録媒体を積載収
    納するとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に装
    着する給送カセットと、前記給送カセットを縦方向に保
    持するカセット装着部とを有する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
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