JP3283879B2 - 乾式円板クラッチ誤用防止装置 - Google Patents
乾式円板クラッチ誤用防止装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、クラッチ操作において油圧マスタシリンダ
や関連従動シリンダと協働する、手動ギヤボックスを備
えた自動車の乾式円板クラッチ誤用防止装置に関する。
や関連従動シリンダと協働する、手動ギヤボックスを備
えた自動車の乾式円板クラッチ誤用防止装置に関する。
クラッチ掛かり時にクラッチペダルをあまりに急速に
離すと過剰なトルク勾配(単位時間当りのトルク変化)
が変速機に伝わるが、それが上記型の装置を用いること
によって防止される。このようなクラッチの誤用は、第
1ギヤ又はリバースギヤで始めるとき、並びに、前進運
転時にローギヤで動かすときに特に危険である。そのよ
うにクラッチを急速に掛けるとき変速機に突然の力が作
用し、差動装置、後部車軸変速ユニットのクラウンホイ
ールとピニオン、駆動軸及びギヤボックスに損傷を与え
ることがしばしばあるが、クラッチの誤用がたび重なる
ことによりエンジンにも損傷が生じることが見出されて
いる。クラッチ誤用を妨げる装置は以前から公知であっ
て、それらの装置は油圧クラッチシステムに組込まれ
ず、クラッチペダル又はクラッチマスタシリンダのピス
トンロッド又はクラッチ解放アームに接続されるレバー
とロッドで構成され、ショックアブソーバと同様にクラ
ッチ掛かり過程で効力を生じる。これらの機械的システ
ムは精度よく造らねばならず、据付けが困難であり、コ
スト高であり、クラッチペダルを正しく離した場合であ
ってもクラッチ掛かり時には毎度、クラッチの動きを制
動する。
離すと過剰なトルク勾配(単位時間当りのトルク変化)
が変速機に伝わるが、それが上記型の装置を用いること
によって防止される。このようなクラッチの誤用は、第
1ギヤ又はリバースギヤで始めるとき、並びに、前進運
転時にローギヤで動かすときに特に危険である。そのよ
うにクラッチを急速に掛けるとき変速機に突然の力が作
用し、差動装置、後部車軸変速ユニットのクラウンホイ
ールとピニオン、駆動軸及びギヤボックスに損傷を与え
ることがしばしばあるが、クラッチの誤用がたび重なる
ことによりエンジンにも損傷が生じることが見出されて
いる。クラッチ誤用を妨げる装置は以前から公知であっ
て、それらの装置は油圧クラッチシステムに組込まれ
ず、クラッチペダル又はクラッチマスタシリンダのピス
トンロッド又はクラッチ解放アームに接続されるレバー
とロッドで構成され、ショックアブソーバと同様にクラ
ッチ掛かり過程で効力を生じる。これらの機械的システ
ムは精度よく造らねばならず、据付けが困難であり、コ
スト高であり、クラッチペダルを正しく離した場合であ
ってもクラッチ掛かり時には毎度、クラッチの動きを制
動する。
クラッチ誤用を妨げる別の公知システムではバイパス
管内に据付けられた逆止弁にチョーク装置を介して油圧
作動する。クラッチを掛けたとき逆止弁が閉じ、全ての
油圧流体をチョーク装置を介して流れさせ、クラッチペ
ダルの完全な戻り動作時に制動を与える。この場合、ク
ラッチペダルの動きが急速であろうともゆっくりであろ
うとも、クラッチ掛け時の度に過度の制動が行われてし
まう。完全戻り動作時に制動が行われるので、急速なギ
ヤチェンジが実質上不可能である。そのことが特に重大
且つ不便となるのは低温でのギヤチェンジの場合であっ
て、その理由は制動が増えるしクラッチがスリップし得
るからである。
管内に据付けられた逆止弁にチョーク装置を介して油圧
作動する。クラッチを掛けたとき逆止弁が閉じ、全ての
油圧流体をチョーク装置を介して流れさせ、クラッチペ
ダルの完全な戻り動作時に制動を与える。この場合、ク
ラッチペダルの動きが急速であろうともゆっくりであろ
うとも、クラッチ掛け時の度に過度の制動が行われてし
まう。完全戻り動作時に制動が行われるので、急速なギ
ヤチェンジが実質上不可能である。そのことが特に重大
且つ不便となるのは低温でのギヤチェンジの場合であっ
て、その理由は制動が増えるしクラッチがスリップし得
るからである。
このため、このシステムの別の実施例では、クラッチ
が第1ギヤ及びリバースギヤに関して用いられる場合に
のみ装置に掛かる電磁制御弁が組入れられている。従っ
て、他のギヤの誤用に対する防止はない。
が第1ギヤ及びリバースギヤに関して用いられる場合に
のみ装置に掛かる電磁制御弁が組入れられている。従っ
て、他のギヤの誤用に対する防止はない。
ドイツ特許第1600184号、ドイツ特許第3031262号及び
フィンランド特許第842015号から、弁の働きにより、油
圧流体に所定の圧力が確立するまでは圧力型クラッチを
急速に掛けることができ、圧力が確立してからは遅れが
起きるようにした上記型の装置が公知である。これを除
いては、クラッチの操作が急速であるか緩やかであるか
に考慮したものはない。この解決法はばね型乾式円板ク
ラッチには適しない。
フィンランド特許第842015号から、弁の働きにより、油
圧流体に所定の圧力が確立するまでは圧力型クラッチを
急速に掛けることができ、圧力が確立してからは遅れが
起きるようにした上記型の装置が公知である。これを除
いては、クラッチの操作が急速であるか緩やかであるか
に考慮したものはない。この解決法はばね型乾式円板ク
ラッチには適しない。
本発明の目的は、上記した欠点のない、導入部に述べ
た型の装置を提供することである。
た型の装置を提供することである。
本発明の装置の弁別的特徴は、提示した請求の範囲に
述べてある。本発明の装置の一実施例を概略的に示した
図面に関連して本発明を更に詳しく記述する。
述べてある。本発明の装置の一実施例を概略的に示した
図面に関連して本発明を更に詳しく記述する。
図1は、一部を断面で示し、クラッチペダルが休止位
置にあり乾式円板クラッチが掛かっている、自動車のク
ラッチ操作油圧システムの略図である。
置にあり乾式円板クラッチが掛かっている、自動車のク
ラッチ操作油圧システムの略図である。
図2は、休止位置にある装置の縦断面図である。
以下で特に記載のない限り、方向の表示は図面に関し
てであると理解すべきである。
てであると理解すべきである。
図1に示すごとく、クラッチ1の操作システムは、車
の運転車が足で動かすことのできるクラッチペダル2
と、油圧マスタシリンダ3と従動シリンダ4とで構成さ
れている。クラッチペダル2は、マスタシリンダ3のシ
リンダ部7の一端から突出するピストンロッド6を介し
て、マスタシリンダ3のピストン5につなげられる。マ
スタシリンダ3は導管8により従動シリンダ4と連通す
る。
の運転車が足で動かすことのできるクラッチペダル2
と、油圧マスタシリンダ3と従動シリンダ4とで構成さ
れている。クラッチペダル2は、マスタシリンダ3のシ
リンダ部7の一端から突出するピストンロッド6を介し
て、マスタシリンダ3のピストン5につなげられる。マ
スタシリンダ3は導管8により従動シリンダ4と連通す
る。
従動シリンダ4のピストン9は、従動シリンダ4のシ
リンダ部11の一端から突出するピストンロッド10を介し
て、回転可能に取付けられたレバー12につなげられ、そ
れによりクラッチ1のスラスト軸受13は動かされ得る。
従って、ペダル2を押し下げることによりクラッチ板を
公知の仕方で図1の右方へ動かしてクラッチを解放する
ことができ、逆も又同様である。
リンダ部11の一端から突出するピストンロッド10を介し
て、回転可能に取付けられたレバー12につなげられ、そ
れによりクラッチ1のスラスト軸受13は動かされ得る。
従って、ペダル2を押し下げることによりクラッチ板を
公知の仕方で図1の右方へ動かしてクラッチを解放する
ことができ、逆も又同様である。
マスタシリンダ3の油圧的に従動シリンダ4側の端
に、クラッチ1の誤用装置、即ち、クラッチの誤用を妨
げる装置を構成する弁ユニット20を据付ける。この弁ユ
ニット20は、例えば、弁ユニット20又はマスタシリンダ
3のフランジ部23,24を介して一端がマスタシリンダの
シリンダ部7に接続される、好ましくは円筒形の弁ハウ
ジング21で構成され、フランジ部23,24は一点鎖線で示
すようにねじ25等で相互接続できる。弁ユニット20とマ
スタシリンダ3は好ましくは共軸である。
に、クラッチ1の誤用装置、即ち、クラッチの誤用を妨
げる装置を構成する弁ユニット20を据付ける。この弁ユ
ニット20は、例えば、弁ユニット20又はマスタシリンダ
3のフランジ部23,24を介して一端がマスタシリンダの
シリンダ部7に接続される、好ましくは円筒形の弁ハウ
ジング21で構成され、フランジ部23,24は一点鎖線で示
すようにねじ25等で相互接続できる。弁ユニット20とマ
スタシリンダ3は好ましくは共軸である。
マスタシリンダ3と弁ユニット20は、弁ハウジング21
の右端にある横端壁27に設けられた通し通路26を介し相
互連通する。従動シリンダ4と弁ユニット20とを相互連
通する導管8は弁ハウジング21の他端にあるねじ山付ボ
ア28にねじ込まれる。
の右端にある横端壁27に設けられた通し通路26を介し相
互連通する。従動シリンダ4と弁ユニット20とを相互連
通する導管8は弁ハウジング21の他端にあるねじ山付ボ
ア28にねじ込まれる。
ボア28に面し弁ハウジング21に突出する、半径方向に
延びる円形肩部30で提供されるのが弁体32の座31であ
り、弁体32を支持するのが軸方向且つ中央に延びる弁ロ
ッド33である。これがスリーブ34に摺動可能に通され、
スリーブ34が端壁27の中央ボアに摺動可能に通される。
弁ロッド33がマスタシリンダ3内に突出して端板35で閉
止され、弁ロッド33のねじ山付端部が端板35のねじ山付
穴にねじ込まれる。
延びる円形肩部30で提供されるのが弁体32の座31であ
り、弁体32を支持するのが軸方向且つ中央に延びる弁ロ
ッド33である。これがスリーブ34に摺動可能に通され、
スリーブ34が端壁27の中央ボアに摺動可能に通される。
弁ロッド33がマスタシリンダ3内に突出して端板35で閉
止され、弁ロッド33のねじ山付端部が端板35のねじ山付
穴にねじ込まれる。
スリーブ34は、相互に共軸に延び且つスリーブ34の据
付けができるようねじ山付ジョイントにより相互に永続
的に接続された第1スリーブ部36と第2スリーブ部37と
で構成される。第1スリーブ部36は端フランジ38とステ
ム部39とを有する。端フランジ38と第2スリーブ部37の
外径は端壁27のボアの径よりも大きく、ステム部39の外
径は端壁27のボアの径に合わせて、ステム部39がこのボ
ア内を左右に摺動可能に動けるようにし、従って左への
スリーブの動きが端壁27の右側に当接する第2スリーブ
部37によって制限される。スリーブの内径は弁ロッド33
の径に合わせてあり、従って弁ロッドがスリーブ34に対
し左右に動くことができる。何故なら、弁ロッド33のそ
のような動きは第1スリーブ部36の端フランジ38に当接
する弁体32又は第2スリーブ部37の右端面に当接する端
板35によって制限されるからである。
付けができるようねじ山付ジョイントにより相互に永続
的に接続された第1スリーブ部36と第2スリーブ部37と
で構成される。第1スリーブ部36は端フランジ38とステ
ム部39とを有する。端フランジ38と第2スリーブ部37の
外径は端壁27のボアの径よりも大きく、ステム部39の外
径は端壁27のボアの径に合わせて、ステム部39がこのボ
ア内を左右に摺動可能に動けるようにし、従って左への
スリーブの動きが端壁27の右側に当接する第2スリーブ
部37によって制限される。スリーブの内径は弁ロッド33
の径に合わせてあり、従って弁ロッドがスリーブ34に対
し左右に動くことができる。何故なら、弁ロッド33のそ
のような動きは第1スリーブ部36の端フランジ38に当接
する弁体32又は第2スリーブ部37の右端面に当接する端
板35によって制限されるからである。
スリーブ34のステム部39のまわり且つ端フランジ38と
端壁27との間に設けられた第1コイルばね40がスリーブ
34を弁ハウジング21に対して左に動かそうとする。弁ロ
ッド33のまわりに設けられ且つ端板35と第2スリーブ部
37との間に延びる第2コイルばね41が弁体32と弁ロッド
33とをスリーブ34に対して右に動かそうとする。
端壁27との間に設けられた第1コイルばね40がスリーブ
34を弁ハウジング21に対して左に動かそうとする。弁ロ
ッド33のまわりに設けられ且つ端板35と第2スリーブ部
37との間に延びる第2コイルばね41が弁体32と弁ロッド
33とをスリーブ34に対して右に動かそうとする。
弁体32がその座31に当接すると、弁体32が弁ハウジン
グ21を従動シリンダ4に面する第1弁ハウジング室51と
マスタシリンダ3に面する第2弁ハウジング室52とに分
ける。弁体32を通る少なくとも1つの、軸方向に延びる
通路53により、弁ハウジング32がその座31に当接しても
これら弁ハウジング室51,52間の連通がもたらされる。
更に又、弁体32は、外径が第1弁ハウジング室51よりも
ほんのわずかに小さい円筒形ピストン部54を有する。ピ
ストン部54には少なくとも1つの軸方向に延びる通し第
2通路55を設ける。弁体32がばね40,41のみの影響を受
けると、弁体32と弁座31との間に開口56が形成される。
グ21を従動シリンダ4に面する第1弁ハウジング室51と
マスタシリンダ3に面する第2弁ハウジング室52とに分
ける。弁体32を通る少なくとも1つの、軸方向に延びる
通路53により、弁ハウジング32がその座31に当接しても
これら弁ハウジング室51,52間の連通がもたらされる。
更に又、弁体32は、外径が第1弁ハウジング室51よりも
ほんのわずかに小さい円筒形ピストン部54を有する。ピ
ストン部54には少なくとも1つの軸方向に延びる通し第
2通路55を設ける。弁体32がばね40,41のみの影響を受
けると、弁体32と弁座31との間に開口56が形成される。
更に又、弁体32の径は弁ハウジング室51の内径より
も、これら構成部分間を半径方向に延びる開口が流体の
有意な流れ抵抗をもたらさない程にしか小さくない。弁
体32がその座31に当接しないとき、従って流体は第1通
路53よりもこの半径方向開口の方を好ましくは流れる。
も、これら構成部分間を半径方向に延びる開口が流体の
有意な流れ抵抗をもたらさない程にしか小さくない。弁
体32がその座31に当接しないとき、従って流体は第1通
路53よりもこの半径方向開口の方を好ましくは流れる。
装置の操作方法は次の通りである。
クラッチ1を解放するために、クラッチペダル2を最
初に押し下げると、マスタシリンダ3のピストン5がそ
れによりシリンダ部7内を左に動かされる。次いで、油
圧流体が押圧されて端壁27の通路26を通り、更には開口
56と弁体32の通路55を通る。そこから流体は従動シリン
ダへと流れる。これらの通路26,55及び開口56は大きい
ので流れ抵抗はほとんどない。
初に押し下げると、マスタシリンダ3のピストン5がそ
れによりシリンダ部7内を左に動かされる。次いで、油
圧流体が押圧されて端壁27の通路26を通り、更には開口
56と弁体32の通路55を通る。そこから流体は従動シリン
ダへと流れる。これらの通路26,55及び開口56は大きい
ので流れ抵抗はほとんどない。
ピストン5がある程度動くと、ピストン5は端板35に
当接し、そして弁ロッド33を介し弁体32をも左へ動か
す。ピストン部54のシリンダを構成する第1弁室51の径
がマスタシリンダ3のシリンダ部7の内径に対応してい
れば、流体は通路55を流れない。何故なら、第1弁ハウ
ジング室51から流れ出る流体の量がマスタシリンダ3か
ら通路26を介して第1弁ハウジング室51へ押圧される流
体量に相当するからである。好ましくは、クラッチが解
除されて最大解除位置に至っても端板35は第2スリーブ
部37の右端に当接しない。
当接し、そして弁ロッド33を介し弁体32をも左へ動か
す。ピストン部54のシリンダを構成する第1弁室51の径
がマスタシリンダ3のシリンダ部7の内径に対応してい
れば、流体は通路55を流れない。何故なら、第1弁ハウ
ジング室51から流れ出る流体の量がマスタシリンダ3か
ら通路26を介して第1弁ハウジング室51へ押圧される流
体量に相当するからである。好ましくは、クラッチが解
除されて最大解除位置に至っても端板35は第2スリーブ
部37の右端に当接しない。
次いでクラッチを掛けねばならないならば、クラッチ
ペダル2を最初に解除し、それによりマスタシリンダ3
のピストン5を右へ動かす。それにより油が従動シリン
ダ4からマスタシリンダ3へと弁ユニット20を介して流
れる。第2ばね41により端板35はそれでマスタシリンダ
3のピストン5に対して押圧され、弁体32をその動きに
従わせる。この動きの間、上記した理由で油も好ましく
は弁体ピストン部54の通路55を流れないので、弁体32は
流体流に有意の抵抗をもたらさない。
ペダル2を最初に解除し、それによりマスタシリンダ3
のピストン5を右へ動かす。それにより油が従動シリン
ダ4からマスタシリンダ3へと弁ユニット20を介して流
れる。第2ばね41により端板35はそれでマスタシリンダ
3のピストン5に対して押圧され、弁体32をその動きに
従わせる。この動きの間、上記した理由で油も好ましく
は弁体ピストン部54の通路55を流れないので、弁体32は
流体流に有意の抵抗をもたらさない。
弁体32が第1スリーブ部36の端フランジ38に当接する
と、端板35はピストン5の更に右への動きに追従するの
が防がれる。この掛かりの第1相では、クラッチは最大
解除位置からクラッチ板の掛かり開始位置に近い位置へ
と動かされる。
と、端板35はピストン5の更に右への動きに追従するの
が防がれる。この掛かりの第1相では、クラッチは最大
解除位置からクラッチ板の掛かり開始位置に近い位置へ
と動かされる。
次の、掛かりの第2相で、ピストン5が続けて右に動
かされると、従動シリンダ9の排除した量に対応する量
の流体が押圧され第2通路53を通る。何故なら弁体32は
もはや休止しているからである。そしてクラッチを正し
く掛ける場合、即ち、正しい速度で掛ける場合、流体が
この第2通路55と開口56でチョークされることでピスト
ン部54によってつくり出される差圧は、第1ばね40によ
る力よりも大きな力を産み出して弁体32に作用させる程
充分に大きくはない。従って、弁体32は静止したままで
ある。
かされると、従動シリンダ9の排除した量に対応する量
の流体が押圧され第2通路53を通る。何故なら弁体32は
もはや休止しているからである。そしてクラッチを正し
く掛ける場合、即ち、正しい速度で掛ける場合、流体が
この第2通路55と開口56でチョークされることでピスト
ン部54によってつくり出される差圧は、第1ばね40によ
る力よりも大きな力を産み出して弁体32に作用させる程
充分に大きくはない。従って、弁体32は静止したままで
ある。
第2相はクラッチ板が全力で掛かった直後に終えられ
る。
る。
最終の第3相では、クラッチペダル2は完全に元へと
戻され、その間にマスタシリンダ3のピストン5はクラ
ッチ解除が始まる前の位置へと動かされる。この最終第
3相でクラッチペダル2が第2相でよりも幾分急速に動
かされたとしても、弁体32は依然としてその座31に当接
せず、従ってクラッチを正常に正しく掛けることが可能
となる。
戻され、その間にマスタシリンダ3のピストン5はクラ
ッチ解除が始まる前の位置へと動かされる。この最終第
3相でクラッチペダル2が第2相でよりも幾分急速に動
かされたとしても、弁体32は依然としてその座31に当接
せず、従ってクラッチを正常に正しく掛けることが可能
となる。
しかし、クラッチの掛かりが変速機に損傷を与える程
に急速に第2相でクラッチペダルを動かしたならば、第
2通路55と開口56を介する流体流が増加するために弁体
32に関してつくられる差圧が、弁体32に働く右への力を
第1ばね40によって弁体32に働く反対方向の力よりも大
きくし、それにより弁体32を右に動かして弁座31に当接
させる。この場合、流体は第1通路53を通らねばならな
い。それにより流体はかなり更にチョークされ、従動シ
リンダ4のピストン9の速度を減少させることになり、
それによりクラッチにより伝えられるトルクの単位時間
当りの増加が制限される。この種の最適な制限によりク
ラッチ誤用による損傷を防ぐことができ、従って操作の
信頼性を増す。更に又、変速機は相応した大きさに、即
ち、小さめ・軽めに設計することができ、従って製造コ
ストを大幅に下げることができる。
に急速に第2相でクラッチペダルを動かしたならば、第
2通路55と開口56を介する流体流が増加するために弁体
32に関してつくられる差圧が、弁体32に働く右への力を
第1ばね40によって弁体32に働く反対方向の力よりも大
きくし、それにより弁体32を右に動かして弁座31に当接
させる。この場合、流体は第1通路53を通らねばならな
い。それにより流体はかなり更にチョークされ、従動シ
リンダ4のピストン9の速度を減少させることになり、
それによりクラッチにより伝えられるトルクの単位時間
当りの増加が制限される。この種の最適な制限によりク
ラッチ誤用による損傷を防ぐことができ、従って操作の
信頼性を増す。更に又、変速機は相応した大きさに、即
ち、小さめ・軽めに設計することができ、従って製造コ
ストを大幅に下げることができる。
本発明では、クラッチの掛かりの過程を第1の急速相
と第2の緩慢相とに分け、過度に急速な掛かりの場合に
は制動を行うことによって目的が達成される。これによ
り、カバーし得る全距離のほぼ50%をなす第1相ではク
ラッチペダルが急速に動けることになる。クラッチの掛
かり点の直前のみ且つ掛かり速度が臨界値を超えた場合
に、即ち、クラッチ誤用時且つ実際の掛かりの間のみ、
掛かり速度の制動が起きる。
と第2の緩慢相とに分け、過度に急速な掛かりの場合に
は制動を行うことによって目的が達成される。これによ
り、カバーし得る全距離のほぼ50%をなす第1相ではク
ラッチペダルが急速に動けることになる。クラッチの掛
かり点の直前のみ且つ掛かり速度が臨界値を超えた場合
に、即ち、クラッチ誤用時且つ実際の掛かりの間のみ、
掛かり速度の制動が起きる。
ピストン部54の径そして第1弁室51の内径がマスタシ
リンダ3のピストン5より有意に小さいならば、クラッ
チ掛かりの第1相の間の右への流体流量は第1弁室51内
の方がマスタシリンダ3内よりも多い。すると流体は弁
体32を右へ動かそうとするが、ピストン5に当接する端
板35によりそれを妨げられる。従って従動シリンダ4に
より排除される流体の一部は通路55を流れねばならない
が、ピストン5の動きが緩慢になるようここで大いにチ
ョークされ得る。流体が冷たいならば、この効果は強化
される。チョーキングが導管8の流れ抵抗に加えられる
からである。
リンダ3のピストン5より有意に小さいならば、クラッ
チ掛かりの第1相の間の右への流体流量は第1弁室51内
の方がマスタシリンダ3内よりも多い。すると流体は弁
体32を右へ動かそうとするが、ピストン5に当接する端
板35によりそれを妨げられる。従って従動シリンダ4に
より排除される流体の一部は通路55を流れねばならない
が、ピストン5の動きが緩慢になるようここで大いにチ
ョークされ得る。流体が冷たいならば、この効果は強化
される。チョーキングが導管8の流れ抵抗に加えられる
からである。
弁体32をマスタシリンダ3のピストン5と協働させる
ことに替えて、本発明の装置の第2実施例では、弁体32
を従動シリンダ4のピストン9に協働させることができ
る。ピストン部54の径がピストン9の径よりも有意に小
さいならばこのピストン9の動きも緩慢である。
ことに替えて、本発明の装置の第2実施例では、弁体32
を従動シリンダ4のピストン9に協働させることができ
る。ピストン部54の径がピストン9の径よりも有意に小
さいならばこのピストン9の動きも緩慢である。
これらの場合、運転者はクラッチペダル2が不快な程
に緩慢となり足の動きについていかないことに気付く。
従って、弁体32の弁54の径は、弁体32を接続させるピス
トン5又は9の径に等しいかやや小さいのが好都合であ
る。
に緩慢となり足の動きについていかないことに気付く。
従って、弁体32の弁54の径は、弁体32を接続させるピス
トン5又は9の径に等しいかやや小さいのが好都合であ
る。
マスタシリンダ3のピストン5の速度を第2相よりも
第3相で大きくする必要がある場合には、例えば、クラ
ッチ1に含まれていてクラッチ1が掛かった後に第1ば
ね40により弁体32が座31から離反動するように掛かろう
とするばね装置の特性に第1ばね40の特性を適合させる
ことができる。それにより、第1ばねによって働く力に
関連してクラッチのばねにより働く力が第2相に関連し
て第3相で減らされるならば、閉じた弁体32に働く差圧
を、弁ユニットがもう一度開いて第1通路がもはや油流
をチョークしない程に小さくすることができる。
第3相で大きくする必要がある場合には、例えば、クラ
ッチ1に含まれていてクラッチ1が掛かった後に第1ば
ね40により弁体32が座31から離反動するように掛かろう
とするばね装置の特性に第1ばね40の特性を適合させる
ことができる。それにより、第1ばねによって働く力に
関連してクラッチのばねにより働く力が第2相に関連し
て第3相で減らされるならば、閉じた弁体32に働く差圧
を、弁ユニットがもう一度開いて第1通路がもはや油流
をチョークしない程に小さくすることができる。
上記した本発明の実施例では通路53が弁体32を通って
延びているけれども、同じ効果は、相応する通路を弁ハ
ウジングの座の部分に設けて、その通路により弁ハウジ
ング室51と52の連通が弁体の弁座当接後にも確保される
ようにしても得られる、と理解すべきである。
延びているけれども、同じ効果は、相応する通路を弁ハ
ウジングの座の部分に設けて、その通路により弁ハウジ
ング室51と52の連通が弁体の弁座当接後にも確保される
ようにしても得られる、と理解すべきである。
スリーブ34に対する弁体32と弁ロッド33の動きを第2
スリーブ部37への端板35の当接により代りに制限するこ
とができ、それがクラッチペダルとクラッチの動きを制
限することになるけれども、この可能な制限は通常は使
われないことに注目すべきである。何故なら、ペダルと
クラッチの動きは好ましくは別の仕方により、例えばペ
ダルの当接する本体に取付けられたストッパにより、制
限されるからである。
スリーブ部37への端板35の当接により代りに制限するこ
とができ、それがクラッチペダルとクラッチの動きを制
限することになるけれども、この可能な制限は通常は使
われないことに注目すべきである。何故なら、ペダルと
クラッチの動きは好ましくは別の仕方により、例えばペ
ダルの当接する本体に取付けられたストッパにより、制
限されるからである。
更に又、弁体のピストン部54は省略できる。その場
合、開口56を流れる流体により引起こされる圧力低下の
結果として、弁体はこれに関する差圧のために閉じ位置
へと動かされる。しかし、これはあまり好都合でない。
その理由は、この開口の形が差圧の程度を決め、そのた
め例えば、弁ユニット据付時に弁体と弁座との間の軸方
向距離を非常に正確に設定することが必要だからであ
る。
合、開口56を流れる流体により引起こされる圧力低下の
結果として、弁体はこれに関する差圧のために閉じ位置
へと動かされる。しかし、これはあまり好都合でない。
その理由は、この開口の形が差圧の程度を決め、そのた
め例えば、弁ユニット据付時に弁体と弁座との間の軸方
向距離を非常に正確に設定することが必要だからであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】手動ギヤボックスを備えた自動車の乾式円
板クラッチ(1)の誤用、即ち急速すぎる掛かりを防ぐ
装置であって、該装置がクラッチ(1)操作のために油
圧マスタシリンダ(3)や関連従動シリンダ(4)と協
働し、前記装置が、油圧的に直列にマスタシリンダ
(3)と従動シリンダ(4)との間に据え付けられて弁
体(32)と弁ハウジング(21)とを有する弁ユニット
(20)で構成され、前記弁ハウジング(21)が弁座(3
1)と第1及び第2の弁ハウジング室(51及び52)とを
有し、該室(51及び52)がそれぞれ弁座(31)の各側に
位置して従動シリンダ(4)とマスタシリンダ(3)に
面し、第1弁ハウジング(51)への弁体(32)の動きが
あったときに弁ユニット(20)が開き、乾式円板クラッ
チ誤用防止装置において、該装置が 室(51,52)を相互に直接に接続すると共に、弁ユニッ
トが閉じられるときに室(51,52)間に制限流体の流れ
るのを許す第1通路(53)と、 クラッチが最大解除位置とクラッチ掛かり始め位置に近
接した第2位置との間の位置にあるときに弁ユニット
(20)を強制的に開ける装置(33,35,41)と、 弁体(32)をその座(31)から離反動させようとして弁
体(32)に力を作用させるよう構成したばね(40)とで
構成され、 クラッチ(1)の注意深く且つ正しい使用時にクラッチ
(1)を掛けるために油圧流体がマスタシリンダ(3)
の方へ流れるときには、ばね(40)によって作用する力
が油圧流体により弁体(32)に作用する力よりも大きい
ことによって、弁体(32)が弁座(31)に当接せず、 所定の率よりも急速に掛けられることによりクラッチ
(1)が誤用されるときには、このばね力が油圧流体に
より作用する力よりも小さいことによって、弁体(20)
が弁座(31)に当接する ことを特徴とする乾式円板クラッチ誤用防止装置。 - 【請求項2】弁体(32)が、該弁体(32)の、従動シリ
ンダ(4)に面するように配した側に位置したピストン
部(54)を有すること、及びピストン部(54)が第1弁
ハウジング室(51)のシリンダ部内を摺動するよう構成
され、それぞれ従動シリンダ(4)とマスタシリンダ
(3)に面するように配したピストン側の間を延びる第
2通路(55)で構成されたことを特徴とする、請求項1
による装置。 - 【請求項3】弁ユニット(20)を強制的に開ける装置が
油圧シリンダ(3,4)の一方のピストン(5,9)に弁体
(32)を接続するように配した弁ロッド(33)で構成さ
れたことを特徴とする、請求項1又は2による装置。 - 【請求項4】弁体(32)のピストン部(54)の径が、弁
体(32)の接続するピストン(5,9)の径に等しいか、
そりよりもわずかに小さいことを特徴とする、請求項3
による装置。 - 【請求項5】弁ユニットを開けようとするばね(40)の
特性が、クラッチ(1)に含まれていてクラッチ(1)
が掛かった後にばね(40)により弁体(32)を座(31)
から離反動させるように掛かろうとするばね装置の特性
に適合させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれ
かによる装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NO915047 | 1991-12-20 | ||
NO915047A NO175654C (no) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Anordning ved seteventiler til misbrukshindring av törrplateclutcher |
PCT/NO1992/000202 WO1993013328A1 (en) | 1991-12-20 | 1992-12-18 | Device for the prevention of the abuse of dry-plate clutches |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07502328A JPH07502328A (ja) | 1995-03-09 |
JP3283879B2 true JP3283879B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=19894702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51157293A Expired - Fee Related JP3283879B2 (ja) | 1991-12-20 | 1992-12-18 | 乾式円板クラッチ誤用防止装置 |
Country Status (8)
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---|---|
US (1) | US5479779A (ja) |
EP (1) | EP0617767B1 (ja) |
JP (1) | JP3283879B2 (ja) |
KR (1) | KR940703976A (ja) |
BR (1) | BR9206968A (ja) |
DE (1) | DE69204685T2 (ja) |
NO (1) | NO175654C (ja) |
WO (1) | WO1993013328A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19835574A1 (de) | 1998-08-06 | 2000-02-10 | Mannesmann Sachs Ag | Betätigungseinrichtung für pneumatische Kupplungsbetätigung mit Überlast- oder/und Fehlbedienungsschutz |
GB9822305D0 (en) * | 1998-10-13 | 1998-12-09 | Rover Group | A motor vehicle and a clutch actuation system therefor |
DE10154588B4 (de) * | 2000-12-15 | 2013-01-17 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Hydraulisches System |
FR2841944B1 (fr) * | 2002-07-08 | 2004-11-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de commande a distance du deplacement d'un piston principal d'un verin hydraulique recepteur |
ATE426109T1 (de) * | 2004-05-15 | 2009-04-15 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Hydraulische betatigungseinrichtung fur eine kupplung |
DE102005048950B3 (de) * | 2005-10-13 | 2007-05-03 | Zf Friedrichshafen Ag | Schaltventil zur Kupplungsbetätigung |
US9651138B2 (en) | 2011-09-30 | 2017-05-16 | Mtd Products Inc. | Speed control assembly for a self-propelled walk-behind lawn mower |
CN103511788B (zh) * | 2013-07-26 | 2015-09-02 | 浙江吉利汽车有限公司 | 一种直线式调频阀 |
US10753493B2 (en) * | 2018-03-29 | 2020-08-25 | Hamilton Sunstrand Corporation | Valve with segmented spring guide assembly |
IT201900015012A1 (it) * | 2019-08-26 | 2021-02-26 | Raicam Driveline S R L | Dispositivo filtrante per smorzare vibrazioni in un condotto di un sistema di azionamento idraulico per il disinnesto di una frizione |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB753516A (en) * | 1953-11-04 | 1956-07-25 | Girling Ltd | Improvements relating to hydraulic actuating mechanism for clutches |
DE1143365B (de) * | 1959-07-22 | 1963-02-07 | Teves Kg Alfred | Daempfungsvorrichtung fuer die Rueckstellbewegung eines Kolbens einer entgegen Federkraft ausrueckbaren Reibungskupplung |
US3369639A (en) * | 1966-06-06 | 1968-02-20 | Twin Disc Clutch Co | Fluid actuated clutch with modulated exhaust valve |
FR2094876A5 (ja) * | 1970-12-30 | 1972-02-04 | Dba | |
AU5207079A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-08 | Lucas Industries Limited | Failsafe proportioning valve indual hydraulic system |
DE3031262C2 (de) * | 1980-08-19 | 1983-01-20 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Hydraulische Einrichtung zum gesteuerten/geregelten Druckverlauf in Kupplungen oder Bremsen |
JPS586015U (ja) * | 1981-04-30 | 1983-01-14 | オ−トモ−チブ・プロダクツ・ピ−エルシ− | 制御バルブ |
DE3120272A1 (de) * | 1981-05-21 | 1982-12-09 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Kupplungs-geberzylinder |
DE3413983A1 (de) * | 1984-04-13 | 1985-10-24 | Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen GmbH, 3000 Hannover | Selbstnachstellende servobetaetigung fuer eine kupplung |
US4789131A (en) * | 1987-09-09 | 1988-12-06 | Graco Inc. | Pilot valve |
DE3736584A1 (de) * | 1987-10-29 | 1989-05-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Hydraulische betaetigungseinrichtung |
US5020326A (en) * | 1989-07-24 | 1991-06-04 | Automotive Products Plc | Hydraulic control system with prefilled pressurized reservoir |
SE469608B (sv) * | 1990-03-12 | 1993-08-02 | John Lennart Axelsson | Anordning vid motordrivna fordon foer halvautomatisk ur- och inkoppling av drivningen |
IT1240217B (it) * | 1990-07-17 | 1993-11-27 | Bendix Italia S.P.A. | Attuatore idraulico con ripresa automatica dell'usura |
-
1991
- 1991-12-20 NO NO915047A patent/NO175654C/no unknown
-
1992
- 1992-12-18 JP JP51157293A patent/JP3283879B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-18 EP EP93901482A patent/EP0617767B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-18 KR KR1019940702147A patent/KR940703976A/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-12-18 WO PCT/NO1992/000202 patent/WO1993013328A1/en active IP Right Grant
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- 1992-12-18 DE DE69204685T patent/DE69204685T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-18 US US08/244,723 patent/US5479779A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |