JP3283824B2 - 物品整列装置 - Google Patents

物品整列装置

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JP3283824B2 JP17797698A JP17797698A JP3283824B2 JP 3283824 B2 JP3283824 B2 JP 3283824B2 JP 17797698 A JP17797698 A JP 17797698A JP 17797698 A JP17797698 A JP 17797698A JP 3283824 B2 JP3283824 B2 JP 3283824B2
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吉弘 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】断面形状が楕円形であり、両
端部に異径断面を有する容器等の物品が立錐状に連続し
て搬送される際に、所定数量の容器を滞留後、同容器等
を定ピッチに整列する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異径断面を有する容器等の所定数をケー
ス等に詰める工程においては、一般的に容器等は、複数
列に仕切られた整列ガイドによって配列し搬送され、搬
送方向は、後述するケース収納作業を考慮して同一方向
(軸方向)に搬送する場合が多い。また、転倒無く、安
定に搬送することを考えると長軸側が搬送方向となるよ
うにして整列ガイドに沿って搬送することが多く、搬送
される容器は、所定位置で待機しているストッパにより
搬送を停止する。停止後、所定数量の容器が集まるとピ
ックアップ装置が動作を開始し、把持手段により整列し
た全ての容器を把持しケース等に収納する。この際ピッ
クアップ装置には、容器の個数分の把持手段を取付けて
あり、ひとつの把持手段でひとつの容器を把持する機構
を有するものや、1つの把持手段で複数個(n×m個)
の容器を把持する構成のものもあり適宜である。
【0003】容器整列ガイドのガイド間隔の寸法は、容
器の搬送を円滑にするため、図4に示すように少なくと
も整列ガイドの位置する高さ(図4(a)のA−A)に
おける容器断面短軸幅より大きくして(図4(b)、k
>L1)容器をガイドし整列させている。また、搬送
中、容器の搬送方向が長軸側から短軸側へと変化するこ
とがないように、ガイド間隔寸法は少なくとも整列ガイ
ドの高さにおける容器断面長軸幅より小さくしている。
(図4(c)、k<L2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、容器
の断面が楕円形状を有しているために、整列ガイドと容
器の間に隙間があると先頭の容器が停止した場合、後続
の容器は容易に傾斜し、前後の容器同士が重なってしま
う現象が多々発生していた(図5参照)。図5におい
て、正常な容器の整列ピッチで整列したものを図5
(a)に示し、整列ピッチにずれが生じた状態を図5
(b)、(c)に示す。そして、この傾斜角θの大きさ
は容器の接触具合により変化する。また、傾斜角θの大
きさは整列ガイドの間隔幅の設定具合による整列ガイド
と容器間の隙間の大きさに比例する。整列ガイドの間隔
幅を大きくし、容器との隙間が大きくなるに従い傾斜角
θが大きくなり、その結果容器の整列ピッチのずれが大
きくなる(図5(c))。
【0005】容器を把持するハンドは通常、ピックアッ
プ装置に等ピッチで装着固定してあり、容器の整列ピッ
チがずれることにより、把持の出来ない容器があり不具
合であった。一方、容器の整列ピッチずれを少なくする
には、整列ガイドと容器の隙間を小さくすることが容易
な方法である。しかしながら、隙間を少なくすることで
容器が整列ガイドの入り口にうまく入らず塞き止められ
る不具合があった。ガイド間隔の隙間ゼロが望ましい
が、この方法では正常に搬送整列する事が非常に困難で
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、両端部に連続
する異径楕円形状の断面を有する物品の整列装置におい
て、コンベアにより立錐状に搬送される物品の回転を防
ぐ整列ガイドと、ストッパーを備え、所定数量の物品を
滞留後、同整列ガイドを物品の連続する異径断面に沿っ
て移動させることにより、物品に整列ガイドを接触さ
せ、物品の整列ピッチを矯正する構成を有することを特
徴とする。又、流れ方向に垂直の整列ガイドのガイド間
隔の寸法は、異径楕円形状の短軸の寸法よりも大きく、
長軸の寸法よりも小さい寸法を有し、整列ガイドは複数
列からなり、複数列×複数行の所定数量の物品を同時に
整列することを特徴とする。
【0007】
【発明を実施の形態】本発明に適用される両端部に連続
する異径楕円形状の断面を有する物品としては、例えば
図3に示す容器のように、裾が小さい楕円形状であり上
部に行くに従い大きな楕円形状を有するものや、上下が
反対になって裾が大きな径を有し、上部が小径になって
いる容器など、種々のものが考えられる。このような容
器1の胴部が連続する異径楕円形状を有していることに
着目し、以下の装置を提案する。
【0008】ここで両端部に連続する異径楕円形状の断
面とは、異形断面が連続する部分を有しその楕円形断面
の外縁部が前後する他の容器1と接触する状態にあり、
両端部とは異径断面が連続している両端を意味するので
あって容器自体の両端でなくても良いし、容器自体の両
端であっても良い。
【0009】
【実施例】次に具体的な装置により、本発明を詳細に説
明する。ここでは5列×12個の容器1を搬送・整列す
る例について要部全体図、図1を参照して説明する。コ
ンベヤ10は上昇機構を持つ整列ガイド2によって5列
に仕切られ、これに搬送停止用ストッパ8を添設してい
る。そして、定位置に滞留した所定数(5列×12個)
の容器1aをケース9に自動的に収納するピックアップ
装置7を配設し全体を構成している。
【0010】容器1の形状の概略を図3(a)、(b)
に示す。同図(b)に示す断面A−A(径小)と断面B
−B(径大)が前述の両端部に連続する異径楕円形状の
断面を示すものである。そして両端部に連続する異径楕
円形状とは、断面A−Aと断面B−Bとが滑らかに連続
する外周縁により連続している状態を示している。
【0011】整列ガイド2は、図1のコンベア10の終
端部近傍部にストッパー8と共に配置され搬送される容
器1をガイドし、容器搬送中は容器1の下方向(図3に
示す断面A−A)に位置(下降)している。そして整列
ガイド2の幅寸法は、整列ガイド2の高さにおける容器
断面A−Aの短軸寸法より大きく(図6(a))設定し
ている。即ち図6(a)において整列ガイド2の幅寸法
Kは、K>ja(容器断面短軸寸法)となっている。更
に整列ガイド2は、エアーシリンダー3(勿論エアーシ
リンダーに限られるものでない)によって、図3容器断
面B−Bの高さ位置まで垂直上昇する構成となってい
る。
【0012】ピックアップ装置7は、複数の把持手段6
を5列×12個備え、上下方向(矢視イ)と揺動動作
(矢視ロ)を行い、容器1aを把持しケース9に搬送し
収納する。把持手段6は、容器1aの寸法にあわせた一
定ピッチで容器1aを一度に把持する構成からなり、把
持する構成は適宜のもので良いし、例えば吸着方式の把
持手段、或いはリンク機構による把持手段等でも良い。
所定数が定ピッチに配置できればどのような構造でも良
い。
【0013】(装置の動作説明)容器1aの長軸方向を
搬送方向として、コンベヤ10上を所定の位置、即ち搬
送停止用ストッパ8で停止するまで搬送される。搬送さ
れた容器1は、この停止により所定数5列×12個の容
器1aが滞留、集積される。この際、整列ガイド2と容
器1aの間には、少なくとも隙間があるため、容器1a
はわずかながら傾斜(図5(b))し、本来の容器1a
が持つ一定の整列ピッチ(容器幅=長軸幅)からのずれ
が発生する。更に、後続の容器1aが次々搬送されてく
るためビッチずれ量は蓄積され後続容器1aに反映され
ていく。結果、末尾の容器1aではかなり大きなずれが
生じていることになる(この様子を図5(b)に示
す)。
【0014】ここで、整列ガイド2をエアシリンダー3
にて垂直上昇させ、容器の整列ピッチのずれを矯正しつ
つ整列を行う。この矯正による整列方法を図6により段
階を追って以下に詳述する。
【0015】図6は、容器1が、整列ガイド2に沿っ
て、長軸側を流れ方向として搬送されてくる状態を示
し、搬送される容器1の断面と整列ガイド2の関係寸法
を示している。整列ガイド2の幅寸法Kは予め整列ガイ
ド2が上昇し終えた位置において、図6(d)に示すそ
の高さにおける容器断面短軸幅寸法jdに一致するよう
に設定しておく。
【0016】同図(a)、(b)は整列ガイド2の上昇
前であり、同図(a)では容器1が同ガイド2に対して
正常に整列している状態を示し、同図(b)では容器1
が整列ガイド2に対して傾斜している状態を示してい
る。この時、流れ方向に対し垂直方向の整列ガイド2の
幅寸法jbは容器断面の短軸幅jaより大きい。そし
て、この容器断面の短軸幅は、容器1が逆テーパ形状を
有していることから、逆テーパ部では、容器の上部にい
くに従い大きくなっていく。
【0017】この状況下、整列ガイド2が上昇を開始す
ると、図6(c)、(d)に示すように、整列ガイド2
は、上昇途中において、ガイド幅が容器断面幅と一致す
るところで必ず容器に接触する。さらにガイド2が上昇
すると、傾斜していた容器1aは、整列ガイド2の幅寸
法が固定されているので加圧力が働き、幅を狭くする方
向に力を受けながら図6(c)のように整列を開始し、
整列ガイド2が上昇をし終えたところでは、そのガイド
2の高さにおいて、ガイド幅は図6(d)のように容
器断面短軸幅と一致する。すなわち、コンベヤー10の
流れ方向に対し垂直方向のガイド間隔幅は、容器短軸幅
に等しく(jd=k)なり(図6(d))、長軸方向が
流れ方向に一致し、等ピッチに容器が整列する。これを
もって整列完了となる。
【0018】そして、整列完了後、この容器1aはピッ
クアップ装置7に等ピッチで支持されている把持手段6
によって把持され、ケース内に収納される。
【0019】なお、この整列の対象となる容器1aは、
断面が楕円形形状のものにのみ適応されると限定される
ものではない。長方形等、容器が傾斜することによりピ
ッチがずれる形状のものに対して効果を発揮する。胴部
が逆テーパ形状という点においても、逆にテーパ状で裾
部が径大で上部が径小であれば、整列ガイド2の初期位
置を容器1a上方部に設定し、この整列ガイド2を下降
するという手順をとることで同様の効果を得る事が出来
る。
【0020】
【発明の効果】断面楕円形かつ胴部逆テーパ形状を有す
る容器の整列において、整列ガイドを上昇させるだけ
で、ピッチずれなく整列出来るようになった。整列機構
そのものはシンプルで、場所も小さくて良い。簡易的方
法でピックアップ装置による確実な把持、搬送収納を実
現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】整列装置の要部側面図、
【図2】整列装置の要部正面図。
【図3】容器説明図。
【図4】整列ガイド説明図。
【図5】容器整列におけるピッチずれ説明図。
【図6】整列ガイド上昇説明図。
【符号の説明】
1、1a 容器 2 整列ガイド 3 エアーシリンダー 6 把持手段 7 ピックアップ装置 8 ストッパー 10 コンベアー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に連続する異径楕円形状の断面を
    有する物品の整列装置において、コンベアにより立錐状
    に搬送される物品の回転を防ぐ整列ガイドと、ストッパ
    ーを備え、所定数量の物品を滞留後、同整列ガイドを物
    品の連続する異径断面に沿って移動させることにより、
    物品に整列ガイドを接触させ、物品の整列ピッチを矯正
    する構成を有する物品整列装置。
  2. 【請求項2】 前記整列ガイドは、連続する異径楕円形
    状の短軸の寸法よりも大きく、長軸の寸法よりも小さい
    流れ方向に垂直方向のガイド間隔の寸法を有する請求項
    1に記載の物品整列装置
  3. 【請求項3】 整列ガイドは複数列からなり、複数列×
    複数行の所定数量の物品を同時に整列する請求項1、2
    に記載の物品整列装置
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