JP3283383B2 - 設計検証装置 - Google Patents

設計検証装置

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JP3283383B2
JP3283383B2 JP15408094A JP15408094A JP3283383B2 JP 3283383 B2 JP3283383 B2 JP 3283383B2 JP 15408094 A JP15408094 A JP 15408094A JP 15408094 A JP15408094 A JP 15408094A JP 3283383 B2 JP3283383 B2 JP 3283383B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は設計されたものが、仕様
を満足し、製品として妥当かどうかを検証する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】工業製品の設計が行われた際、その設計
が製品として成立しうるか否か、仕様通りの性能を有す
るか否か等の検証が行われる。この検証はほとんどの場
合、経験と熟練を持った技術者により行われてきた。
【0003】他方、コンピュータ等の機器を用いたCA
Dシステムによって、構成部品が接触するか否かなどの
部品形状の干渉検査を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、技術者による
検証では設計不良を全て検出できず、検証漏れが存在す
る。設計不良が有るにも関わらず、検証漏れにより設計
不良が検出できなかった設計に基づいて製品化した場
合、試作品の手直しなどの多大な経済的損失を引き起こ
すという問題点がある。
【0005】この技術者による検証は技術者の経験によ
るところが大きいにもかかわらず、技術者個人が蓄積し
た経験を他の技術者と共有する仕組みに欠けているた
め、類似の検証漏れや検証不良の発生率が高いという問
題点がある。また、検証を行う技術者により検証内容が
異なるため、検証にバラツキが生じるという問題点があ
る。
【0006】一方CADシステムによる検証は寸法に関
する検証が主であり、温度、重量等の他の物理量の検証
が困難であり、また、部品の印加電圧などの部品間で関
連するデータの総合的検証が困難であるという問題点が
ある。
【0007】さらに、この検証結果を報告する報告書に
は、検証項目、検証方法、検証結果およびその結果に至
る根拠等を詳細に記載せねばならず、多大な時間を要す
るという問題点がある。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決し、設計の
検証に関して検証漏れが少なく、検証経験を蓄積し、な
おかつ、報告書作成などの付帯業務の効率化をはかる工
業製品の設計検証装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、工業製品の設計を行った際に、前記設
計に従って作成された製品が与えられた仕様を満足し、
製品として妥当であるか否かを検証する設計検証装置
あって、検証対象の製品に搭載する部品の一覧と部品の
関連とが少なくとも記載された設計データを与えられた
仕様に基づいて作成する設計データ作成手段と、前記仕
様に関し、所定の被検証値が所定の許容範囲内に有るか
否かを判定するという内容からなる仕様項目を入力する
仕様項目入力手段と、所定の被検証値が所定の許容範囲
内にあるか否かを判定するという内容からなる設計され
た製品の種別毎に分類された検証項目と、前記各検証項
目と前記仕様項目とに関し検証すべき被検証値の算出方
法と、前記被検証値の算出に必要なデータの取得方法
と、前記検証項目の被検証値の許容範囲とが少なくとも
記録されている知識データベース部と、前記被検証値の
算出に必要なデータを提供する補完データベース部と、
前記知識データベース部に記録されている設計された製
品の種別に分類される全ての前記検証項目と全ての前記
仕様項目の被検証値を、前記知識データベース部に記録
されている情報を基に前記補完データベース部を検索し
必要なデータを取得して算出する被検証値算出手段と、
前記知識データベース部に記録されている設計された製
品の種別に分類される全ての前記検証項目に関し前記被
検証値算出手段で算出された被検証値と前記知識データ
ベース部に記録されている前記許容範囲とを比較し、前
記仕様項目に関し前記被検証値算出手段で算出された被
検証値と前記仕様項目に記載された前記許容値とを比較
し、全ての被検証値が該許容範囲内にあれば検証結果を
良と判定する判定手段とを有する設計検証装置に係るも
のであって、次の特徴を有するものである。
【0010】第1の特徴は、前記被検証値算出手段
被検証値の算出に必要なデータのうち、補完データベー
ス部に記載されていないデータに関し、補完データベー
ス部に記載されている他のデータより推論を行うことで
前記データを算出し、被検証値を算出するものである点
にある。
【0011】第2の特徴は、過去に設計され、検証結果
が良と判定された設計データが設計例として記録された
設計例データベースと、与えられた仕様に基づき前記設
計例データベースを検索する設計例検索手段と、前記設
計例検索手段により検索された設計例を変更して設計デ
ータを作成する設計データ作成手段と、検証結果が良と
判定された設計データを設計例として前記設計例データ
ベースに登録する設計例登録手段とを有する点にある。
【0012】なお、検証結果が良と判定された設計デー
タに関し、所定の書式に従って報告書を自動作成する手
段を有すると好適である。
【0013】
【作用】本発明の構成において、設計を行う各製品分類
毎に検証すべき内容を検証項目として知識データベース
部に記載し、検証の際はこの検証項目に従って検証を行
うようにすると検証漏れがなくなる。また、検証内容と
して検証すべき値、すなわち、被検証値を算出する方法
とその算出に必要なデータの取得方法、その許容範囲等
の検査のルールが記録されているデータベースを用いる
ことで、検証内容が画一化され、検証内容のバラツキが
なくなる。さらに、各製品毎の検証項目の一覧や、各検
証項目について被検証値の算出方法などが知識データベ
ース部に記録されることにより、検証に関する経験や知
識が蓄積され、検証内容の上位平準化が図られる。
【0014】さらに、製品に搭載される部品の仕様デー
タなどを補完データベース部として一括管理し、被検証
値算出の際に利用するようにすると、部品のデータが共
用化され、被検証値の算出においてバラツキがなくな
る。さらに、知識データベース部に許容範囲を記載し、
この許容範囲内に被検証値が納まるか否かを判定すると
検証基準が画一化され、検証判定のバラツキがなくな
る。
【0015】また、被検証値算出の際に、被検証値算出
に必要なデータが補完データベース部に記録されていな
い場合、人工知能などを用いて既存のデータから推論す
る推論機構を有すると被検証値算出により柔軟に対応で
きるようになる。
【0016】また、実際に工業製品の設計を行う際には
最初から全てを設計することはあまりなく、過去に行っ
た設計を例として引用し、これに修正を加えて仕様を満
足する設計を行う方法が採用される。その様な場合、過
去の設計を設計例として設計例データベースに記録され
ていると、過去の設計例が有効に利用でき、設計データ
がより効率的に作成できるようになる。検証結果が良と
判定された設計データをこの設計例データベースに記録
しておくと、以降に設計する時に引用ができるようにな
り、以降の設計が効率的に行えるようになる。
【0017】さらに、検証の結果の詳細な内容に基づい
て報告書を作成する機構を有すると、作業者が報告書を
作成する工数が削減できる。この報告書を所定の書式で
作成するようにすると、報告書の管理が容易である。
【0018】
【実施例】本発明の実施例としてエアコンのコンプレッ
サーを例に、図1を用いて説明する。
【0019】図1において、6は仕様であり、今回設計
しようとするコンプレッサーの仕様が記載されている仕
様書として与えられる。8は仕様項目であり、仕様6に
記載の情報のうち、検証の必要な項目が列挙されてい
て、その項目に関し、許容値などの値が記載されてい
る。7は仕様6から仕様項目8を作成する仕様項目作成
手段である。1は設計例データベースであり、過去に設
計したコンプレッサーに関しそれぞれ、使用する部品の
リスト、部品の空間的配置、電気回路、外観等の情報が
保存されている。2は設計例検索手段であり、過去に設
計されたコンプレッサーのうち、設計しようとする製品
の仕様6に基づいて、最も近い仕様を持つもの、あるい
は今回設計しようとする製品の基本となるものを過去の
設計例3として取り出すように設計例データベース1か
ら検索する。4は設計データ作成手段であり、設計例検
索手段2で検索された過去の設計例3を仕様6に合致す
るように変更する手段である。5は設計データであり、
過去の設計例3が設計データ作成手段4により変更され
たものでこれを検証する。設計データ5には、使用する
部品の一覧の他、部品の空間的配置、電気回路、外観な
どの使用する部品の関連を示す情報等のデータが記載さ
れている。
【0020】また、9は知識データベース部であり、設
計された製品に関して仕様項目以外に検証しなくてはな
らない検証項目と、その検証項目や仕様項目8の検証方
法や許容範囲等のデータが記載されている。10は検証
リスト作成手段であり、知識データベース部9と仕様項
目8に基づいて設計されたそれぞれの製品に関して行わ
なければならない検証項目の一覧を作成し、各検証項目
に関して被検証値17の算出方法と被検出値17の算出
に必要なデータの取得方法とその検証項目の許容範囲等
を記載した検証リスト11を作成する。ここで被検証値
とはモーターの力率など、検証に際し、所定の許容範囲
内に納まっているか否かの判定が行われる値のことであ
る。
【0021】また、14は部品データベースであり、製
品に使用する部品に関し、メーカーから提示される仕様
に関するデータが保存されている。12は実験装置であ
り、製品に使用する部品に関し、各種の実験を行い、メ
ーカーから提示されていない部品の特性や、別の部品と
組み合わせることによる部品の特性などを調査する。1
3は実験データベースであり、実験装置12により実験
的に得られた情報が保存されている。15は推論機構で
あり、実験データベース13や部品データベース14に
記録されていないデータについて、記録されているデー
タから推論し必要なデータを求める。実験データベース
13と部品データベース14とを補完データベース部と
呼ぶ。
【0022】また、16は被検証値算出手段であり、検
証リスト11の指示に基づいて部品データベース14と
実験データベース13を検索するか、これらのデータベ
ースに記録されていない場合は、推論機構15で推論す
ることで被検証値17を算出するのに必要なデータを得
て、被検証値17を算出する。18は検証項目判定部で
あり、被検証値算出手段16で算出された個々の検証項
目の被検証値17が検証リスト11に記載されている許
容範囲内に納まっているか否かを判定し、許容範囲内に
あれば、その検証項目は良と判定する。
【0023】また、19は設計完了判定部であり、検証
項目判定部18の結果を検証リスト11に基づいて良の
登録を行い、全ての検証項目で良の判定が出された場合
に、設計完了の処理を行う。20は設計例登録部であ
り、19で設計完了の判定の出た設計データ5を設計例
データベース1に登録する。21は報告書作成部であ
り、設計完了判定部19で全ての検証項目で良の判定の
出た設計データ5に関し、報告書22を作成する。23
は良の判定の出なかった検証項目に対し、許容値内に入
らなかったとの情報を画面に表示するNG表示部であ
る。検証項目判定部18と設計完了判定部19とを判定
手段と呼ぶ。
【0024】以下に本実施例の動作を説明する。
【0025】まず、今回設計しようとするコンプレッサ
ーに関し、設計例検索手段2において設計例データベー
ス1を検索し、過去に設計したコンプレッサーの設計例
の中から与えられた仕様6に近いか、基本とするのに相
応しい過去の設計例3を特定する。この特定された過去
の設計例3に対し、設計データ作成手段4において、与
えられた仕様6に適合するように過去の設計例3を変更
し、検証対象となる設計データ5を作成する。設計デー
タ作成手段4では、コンピュータ画面の指示に基づき、
搭載する部品の名称などを入力する方法が採用される。
【0026】一方、仕様項目作成手段7において、仕様
6から検証が必要な仕様項目8の一覧を作成する。ここ
では仕様として、モーターの力率を90%以上にすると
の指示があったとすると、被検証値として力率を計算許
容値を計算し、許容値を90%以上にするという仕様項
目が作成される。
【0027】知識データベース部9にはコンプレッサー
を製品化するために必要な検証項目が記載されている。
知識データベース部9にはこれらの検証項目や仕様項目
8の検証方法についても記載されている。検証リスト作
成手段10では、設計されたものを製品化するのに確認
の必要がある知識データベース部に記録されている検
証項目と仕様6で要求されている仕様項目8とを検証項
目として一覧を作成し、各検証項目に関し被検証値の算
出方法と被検証値の算出に必要なデータの取得方法とこ
の被検証値の許容範囲とからなる検証リスト11が作成
される。例えば、コンプレッサーの場合、製品化するた
めに行わなければならないモーターの力率の計算などの
検証項目の一覧が知識データベース部9に記載されてい
る。そのうちモーターの力率に関する検証項目には、被
検証値としてこのモーターの力率を採用し、その力率の
計算にはモーターに印加される無負荷端子電圧やモータ
ーの内部抵抗、運転時の負荷等のデータが必要であり、
それらのデータを取得する方法と、被検証値であるモー
ターの力率計算の方法と、その許容範囲とが知識データ
ベース部9には記載されている。例えば、仕様項目8に
モーターの力率の項目があった場合、検証リスト11に
は検証項目としてモーターの力率の項目が挙げられ、こ
の力率の許容範囲としては仕様項目8に記載の許容範囲
が採用される。これらの許容範囲は他のパラメータを含
む計算式で与えられることもある。仕様項目にモーター
の力率に関する項目がなかった場合には、知識データベ
ース部9にコンプレッサーにおいてモーターの力率の項
目が記載されているので、検証リスト11に検証項目と
してモーターの力率が挙げられ、許容値としては知識デ
ータベース部9に記載されている許容値が採用される。
力率の計算方法や力率の計算に必要な無負荷端子電圧デ
ータの取得方法などは、知識データベース部9の情報に
基づき、モーターの力率の検証項目の検証ルールとして
検証リスト11に挙げられてる。
【0028】今、モーターの力率計算の検証項目に対
し、無負荷端子電圧とモーターの内部抵抗と運転時の負
荷の大きさから被検証値である力率を所定の計算式で計
算し、その計算結果がある基準値を中心に所定の許容範
囲内にあれば良と判定するという検証ルールが検証リス
トに記載されていたとする。また、無負荷端子電圧は回
路図より算定し、モーターの内部抵抗は部品データベー
ス14を検索することで取得し、運転時の負荷は実験デ
ータベース13に記載されているデータのうち、モータ
ーが駆動させる圧縮機構に関するデータから算定すると
の指示があったとする。さらに、実験データベース13
には、以前にこの圧縮機構に関して行った実験結果が記
録されていて、圧縮時にかかるモーターの負荷などのデ
ータはこの実験データベースを検索することで得られる
ものとする。さらに、無負荷端子電圧は回路図から算定
するとの指示が検証リスト11に記載されていたとす
る。
【0029】被検証値算出手段16においては、これら
の指示に基づいて被検証値である力率を計算するのに必
要なデータの算定を行う。力率を算出するのに必要なデ
ータのうち、モーターの内部抵抗と運転時の負荷は部品
データベース14や実験データベース13を検索するこ
とで容易に得ることができるが、無負荷端子電圧は回路
図から算定しなくてはならない。検証しようとするコン
プレッサーにはモーターと同様に、運転時にインピーダ
ンスが変動する部品があったとすると、指示どおり回路
図から無負荷端子電圧を算定するのは容易ではない。こ
こで推論機構15において運転時にインピーダンスが変
動する部品の変動幅を部品データベース14に記載のデ
ータや実験データベース13に記載のデータ等から回路
図からモーターに印加される無負荷端子電圧を推定し、
被検証値算出手段16に値を渡す。例えば、実験データ
ベース13に、検証対象のエアコンと同様の回路を用い
ていて、なおかつ、搭載予定モーター以外のモーターで
内部抵抗が異なるだけのいくつかのモーターを搭載した
場合の無負荷端子電圧の実験による測定値が記録されて
いたとすると、これらのデータからスプライン補完等の
手法で補完を行い、無負荷端子電圧を推定し、これを被
検証値算出手段16に渡す。さらに、被検証値算出手段
16においては、これらのデータを検証リスト11に記
載されている力率の計算式に代入しモーターの力率を計
算する。
【0030】上記のように計算された被検証値と検証デ
ータ11に記載されている許容範囲とを検証項目判定部
18において比較し、もし、被検証値が許容範囲内なら
良と判定し、許容範囲外なら不良と判定する。不良と判
定された項目はNG表示部23において、作業者に不良
であったことと不良の度合いが報告される。
【0031】上記検証方法による検証は設計データ作成
手段で、データが変更されるたびに、変更されたデー
タにより影響が及ぼされる検証項目のみ検証を実施する
ようにすると作業者が検証結果を確認しながら、設計を
行うことができる。
【0032】設計完了判定部19では検証リスト11に
挙げられている全ての検証項目に関し、検証項目判定部
18からの情報に基づき、良と判定された項目を登録
し、全ての検証項目が良と登録された場合に作業者にこ
のことを通知する。作業者がこの情報を基に確定、すな
わ設計完了の判断を下した設計データ5に関し、報告書
作成手段21では、この結果に基づいて報告書22を作
成する。さらに、設計例登録手段20は設計完了と判定
された設計データ5を今後の設計の際の設計例として利
用できるように設計例データベース1に登録する。
【0033】上記実施例では、設計データ作成手段4と
検証処理が連動し、設計を行いながら検証を実施してい
たが、設計データ作成手段4で必要な全ての変更を完了
させた設計データ5を作成し、この設計データに関して
全ての検証項目の検証を実施し、NG表示部23で不良
と判定された検証項目と、その不良の度合いを表示させ
るようにしてもよい。NG表示部23で不良と表示され
た検証項目に関し、良と判定されるように設計データ作
成手段4で設計を変更する。こうして全ての検証項目が
良と判定され、設計完了判定部19で設計完了の判定が
出されるまで、設計データの変更と検証を繰り返す。
【0034】上記のように設計データを検証すると誰
が検証しても同じ検証結果が得られ、検証漏れがなくな
る。また、設計例データベースを有することで過去に
設計したデータの再利用が可能になり、設計の効率が上
がる。また、知識データベース部には今まで検証作業
を行ってきた経験が全て蓄積され、共有化されているの
で、検証内容が上位平準化される。
【0035】ここではエアコンのコンプレッサーに用い
られるモーターに関し、モーターの力率の検証項目に関
して説明をしたが、力率以外にも、モーターの振動等の
検証項目も同様に検証できる。また、オイルの量、冷媒
ガスの量、シリンダーの容積などが適切かどうか、熱の
発散は仕様通りに行われているか否かなどの検証にも同
様に応用が可能である。さらにエアコン以外の製品でも
本発明の検証装置の応用が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の設計装置を用いると、過去の経
験が蓄積された知識データベース部を用いるので、検証
漏れがなく、検証内容も上位平準化される。したがっ
て、試作品を作成した段階での設計修正が少なくてす
み、試作品の作成コストも少なくて済む。また、誰でも
容易に検証でき、検証に要する時間も低減される。
【0037】推論を行うことで、検証を行うデータが十
分でなくても検証を行うことができる。また、設計例を
データベース化することで、設計の効率化が図れる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 設計例データベース 2 設計例検索手段 3 過去の設計例 4 設計データ作成手段 5 設計データ 6 仕様 7 仕様項目 8 知識データベース部 9 検証データ作成手段 10 検証データ 11 実験装置 12 実験データベース 13 部品データベース 14 推論機構 15 被検証値算出手段 16 被検証値 17 許容範囲 18 判定部 19 OK処理部 20 設計例登録部 21 報告書作成部 22 報告書 23 NG処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業製品の設計を行った際に、前記設計
    に従って作成された製品が与えられた仕様を満足して製
    品とし、妥当であるか否かを検証する設計検証装置であ
    って、検証対象の製品に搭載する部品の一覧と部品の関
    連とが少なくとも記載された設計データを与えられた仕
    様に基づいて作成する設計データ作成手段と、前記仕様
    に関し、所定の被検証値が所定の許容範囲内に有るか否
    かを判定するという内容からなる仕様項目を作成する仕
    様項目作成手段と、所定の被検証値が所定の許容範囲内
    にあるか否かを判定するという内容からなる設計された
    製品の種別毎に分類された検証項目と、前記各検証項目
    と前記仕様項目とに関し検証すべき被検証値の算出方法
    と、前記被検証値の算出に必要なデータの取得方法と、
    前記検証項目の被検証値の許容範囲とが少なくとも記録
    されている知識データベース部と、前記被検証値の算出
    に必要なデータを提供する補完データベース部と、前記
    知識データベース部に記録されている設計された製品の
    種別に分類される全ての前記検証項目と全ての前記仕様
    項目の被検証値を、前記知識データベース部に記録され
    ている情報を基に前記補完データベース部を検索し必要
    なデータを取得して算出する被検証値算出手段と、前記
    知識データベース部に記録されている設計された製品の
    種別に分類される全ての前記検証項目に関し前記被検証
    値算出手段で算出された被検証値と前記知識データベー
    ス部に記録されている前記許容範囲とを比較し、前記仕
    様項目に関し前記被検証値算出手段で算出された被検証
    値と前記仕様項目に記載された前記許容値とを比較し、
    全ての被検証値が該許容範囲内にあれば検証結果を良と
    判定する判定手段とを有する設計製品検証装置におい
    て、 前記被検証値算出手段は、被検証値の算出に必要なデー
    タのうち、補完データベース部に記載されていないデー
    タに関し、補完データベース部に記載されている他のデ
    ータより推論を行うことで前記データを算出し、被検証
    値を算出するものであり、 かつ過去に設計され、検証結果が良と判定された設計デ
    ータが設計例として記 録された設計例データベースと、
    与えられた仕様に基づき前記設計例データベースを検索
    する設計例検索手段と、前記設計例検索手段により検索
    された設計例を変更して設計データを作成する設計デー
    タ作成手段と、検証結果が良と判定された設計データを
    設計例として前記設計例データベースに登録する設計例
    登録手段とを有する ことを特徴とする設計検証装置。
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