JP3283369B2 - 7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体の製造法 - Google Patents

7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体の製造法

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JP3283369B2
JP3283369B2 JP31512393A JP31512393A JP3283369B2 JP 3283369 B2 JP3283369 B2 JP 3283369B2 JP 31512393 A JP31512393 A JP 31512393A JP 31512393 A JP31512393 A JP 31512393A JP 3283369 B2 JP3283369 B2 JP 3283369B2
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信行 加藤
孝 三村
昌徳 生田
幸子 飯田
亨 菅谷
政次 河西
新二 富岡
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協和醗酵工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍活性を有する
7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体また
はその合成中間体として有用な7,10−ジヒドロキシ
ピラゾロアクリドン誘導体の製造法、およびその中間体
であるピラゾロアクリジン−6,7,10−トリオン誘
導体に関する。
【0002】
【従来の技術】ピラゾロアクリドン誘導体は、抗腫瘍活
性を有することが知られている(特開平2−76878
号公報および特開平5−1064号公報)。そのうち、
7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体の合
成法としては、式(III )
【0003】
【化4】
【0004】で表される10−ホルミル−7−ヒドロキ
シピラゾロアクリドン誘導体を経由した方法が知られて
いる(特開平5−1064号公報)。しかしながら、こ
の方法では、有機溶媒に対する溶解度の低い中間体を経
由している、また、ジクロロメチルメチルエーテル等の
入手困難な試薬あるいはメタクロロ過安息香酸、四塩化
チタン等の危険性の高い試薬を用いている等の、工業的
製造法としての問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗腫
瘍活性を有する7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリ
ドン誘導体またはその合成中間体として有用な7,10
−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体の製造法、お
よびその中間体であるピラゾロアクリジン−6,7,1
0−トリオン誘導体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I)
【0007】
【化5】
【0008】{式中、Xは水素またはハロゲンを表し、
WおよびYは同一または異なって水素、ハロゲンまたは
−NR1a1b[式中、R1aおよびR1bは同一または異な
って水素、低級アルキル、置換もしくは非置換のアラル
キル、−(CH2p−A[式中、pは1〜6の整数を表
し、Aはヒドロキシ、低級アルコキシまたは−NR2a
2b[式中、R2aおよびR2bは同一または異なって水素、
低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキルまたは
−(CH2m−B[式中、mは1〜6の整数を表し、B
はヒドロキシ、低級アルコキシまたは−NR3a3b(式
中、R3aおよびR3bは同一または異なって水素または低
級アルキルを表す)を表す]を表すか、R2aとR2bが一
緒になって隣接する窒素原子を含んで形成される複素環
基を表す]を表す]または−CH[(CH2nOH]2
(式中、nは1〜5の整数を表す)を表す]を表す}で
表されるピラゾロアクリジン−6,7,10−トリオン
誘導体を還元することを特徴とする、一般式(II)
【0009】
【化6】
【0010】(式中、W、XおよびYは前記と同義であ
る)で表される7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリ
ドン誘導体の製造法に関する。また、本発明により、式
(I)
【0011】
【化7】
【0012】(式中、W、XおよびYは前記と同義であ
る)で表されるピラゾロアクリジン−6,7,10−ト
リオン誘導体を提供することができる。なお、化合物
(Ia)、(Ia−1)等は化合物(I)に包含される
ことを意味する。式(I)および式(II)の各基の定義
において、低級アルキルとしては、直鎖または分岐状の
炭素数1〜6の、例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、2−ブチル、イソブチル、ter
t−ブチル、1−ペンチル、2−ペンチル、3−ペンチ
ル、イソアミル、ヘキシル等があげられ、低級アルコキ
シのアルキル部分は、前記低級アルキルと同義である。
【0013】アラルキルとしては、炭素数7〜20の、
例えばベンジル、ベンズヒドリル、トリチル、フェネチ
ル、1,2−ジフェニルエチル等があげられ、ハロゲン
は、塩素、臭素、ヨウ素の各原子を意味する。窒素原子
を含んで形成される複素環基としては、例えばピロリジ
ニル、ピペリジノ、ピペラジニル、モルホリノ等があげ
られる。
【0014】置換アラルキルのアリール部分の置換基と
しては、置換数1〜3の、例えば低級アルキル、低級ア
ルコキシ、低級アルコキシカルボニル、ニトロ、ハロゲ
ン等があげられ、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素の各原子を意味し、低級アルキルおよび低級アルコ
キシ、低級アルコキシカルボニルのアルキル部分は前記
低級アルキルと同義である。
【0015】以下に、本発明について詳細に説明する。
なお、以下に示した製造法において、定義した基が実施
方法の条件下変化するか、または方法を実施するのに不
適切な場合、有機合成化学で常用される方法、例えば官
能基の保護、脱保護の手段、酸化、還元、加水分解等の
方法に付すことにより容易に実施することができる。
【0016】化合物(II)は、次の反応工程に従い製造
することができる。
【0017】
【化8】
【0018】(式中、W、XおよびYは前記と同義であ
る) 工程1 化合物(II)は、後述する反応工程で得られる化合物
(I)を、還元剤の存在下、不活性な溶媒中で処理する
ことにより得ることができる。還元剤としては、1〜1
0当量のナトリウムハイドロサルファイト等が用いられ
る。反応溶媒としては、非プロトン性溶媒(例えば酢酸
エチル、テトラヒドロフラン等)、プロトン性溶媒(例
えばエタノール、メタノール等)、芳香族炭化水素(例
えばトルエン等)、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロ
ホルム等)、低級脂肪酸(例えば酢酸等)、水等が単独
もしくは混合して使用される。反応は、0〜60℃で行
い、1〜6時間で終了する。
【0019】次に、化合物(I)の製造方法について説
明する。化合物(I)の製造中間体である化合物(IV)
は、次の反応工程に従い製造することができる。
【0020】
【化9】
【0021】(式中、R1aaおよびR1baはそれぞれR1a
およびR1bと同義であり、R1abおよびR1bbはそれぞれ
1aおよびR1bと同義であり、X’はXの定義の中のハ
ロゲンを表し、Halは塩素、臭素またはヨウ素を表
し、Vは低級アルカノイルまたは置換もしくは非置換の
アロイルを表し、Xは前記と同義である)Vの定義にお
いて、アロイルとしては、例えばベンゾイル、ナフトイ
ル等があげられ、低級アルカノイルの低級アルキル部分
は前記低級アルキルと同義である。置換アロイルの置換
基としては、置換数1〜3の、例えば低級アルキル、低
級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、ニトロ、ハ
ロゲン等があげられ、低級アルキルおよび低級アルコキ
シ、低級アルコキシカルボニルのアルキル部分は前記低
級アルキルと同義である。
【0022】原料化合物(IVa)および(IVb)は、特
開平5−1064号公報に記載の方法またはそれに準じ
て得ることができる。
【0023】工程2 化合物(IVc)は、化合物(IVa)あるいは化合物(IV
b)とハロゲン化試薬とを、不活性な溶媒中で反応させ
ることにより得ることができる。ハロゲン化試薬として
は、1〜20当量の臭素、三塩化ヨウ素等が用いられ
る。反応溶媒としては、非プロトン性溶媒(例えば酢酸
エチル、テトラヒドロフラン等)、芳香族炭化水素(例
えばトルエン等)、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロ
ホルム等)等が単独もしくは混合して使用される。反応
は、0〜100℃で行い、2〜24時間で終了する。
【0024】工程3 化合物(IVd)は、化合物(IVa)あるいは化合物(IV
b)とアシル化試薬とを、塩基の存在下、不活性な溶媒
中で反応させることにより得ることができる。アシル化
試薬としては、1〜20当量の無水酢酸、酢酸クロリ
ド、ベンゾイルクロリド等が用いられ、塩基としては、
1〜200当量のトリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、N,N−ジメチルアニリン、4−ジメチル
アミノピリジン、ピリジン、キノリン等の三級アミン、
炭酸水素ナトリウム等の無機塩基の水溶液等が用いられ
る。反応溶媒としては、非プロトン性溶媒(例えば酢酸
エチル、テトラヒドロフラン等)、芳香族炭化水素(例
えばトルエン等)、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロ
ホルム等)、低級脂肪酸(例えば酢酸等)等が単独もし
くは混合して使用される。反応は、0〜80℃で行い、
1〜48時間で終了する。
【0025】工程4 化合物(IVe)は、工程3で得られる化合物(IVd)と
0.9〜5.0当量のN−ハロゲノサクシンイミドと
を、触媒存在下もしくは無触媒下、不活性な溶媒中で反
応させることにより得ることができる。N−ハロゲノサ
クシンイミドとしては、特にN−クロロサクシンイミ
ド、N−ブロモサクシンイミド等が好ましく用いられ
る。触媒としては、0.01〜2.0当量の過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等が用いられる。
不活性溶媒としては、四塩化炭素が好適に使用される。
反応は、室温〜用いた溶媒の沸点で行い、0.5〜24
時間で終了する。
【0026】工程5 化合物(IVf)は、工程4で得られる化合物(IVe)
を、酸の存在下、不活性な有機溶媒単独、あるいは水と
の混合溶媒中もしくは二層系溶媒中で処理することによ
り得ることができる。酸としては、1〜50当量の塩
酸、臭化水素酸、硫酸等が用いられる。反応溶媒として
は、非プロトン性溶媒(例えば酢酸エチル、テトラヒド
ロフラン等)、プロトン性溶媒(例えばエタノール、メ
タノール等)、芳香族炭化水素(例えばトルエン等)、
ハロゲン化炭化水素(例えばクロロホルム等)、低級脂
肪酸(例えば酢酸等)等が単独もしくは混合して使用さ
れる。反応は、0〜100℃で行い、0.1〜24時間
で終了する。
【0027】工程6 化合物(IVg)は、工程4で得られる化合物(IVe)と
アミン類HNR1aa 1ba (式中、R1aa およびR1ba
は前記と同義である)またはその酸付加塩とを、必要に
より塩基存在下、不活性溶媒中もしくは無溶媒で反応さ
せることにより得ることができる。溶媒を使用しないと
き、アミン類は、1当量〜大過剰で溶媒を兼ねて使用す
ることもできる。
【0028】アミン類の酸付加塩(例えば、塩酸塩、臭
化水素塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩等があげられる。以下の記載においても
同様である)を用いるとき、塩基としては、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム等の無機塩がアミン類の酸付加塩に対して当量用いら
れる。不活性溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、アセトニトリル、クロロホルム、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール等が単独もし
くは混合して使用される。反応は、冷却から加熱下に行
われるが、0〜40℃が好ましく、1〜24時間で終了
する。
【0029】工程7 化合物(IVh)は、工程6で得られる化合物(IVg)と
アミン類HNR1ab 1bb (式中、R1ab およびR1bb
は前記と同義である)またはその酸付加塩から工程6の
方法に準じて得ることができる。ただし、反応温度は、
通常工程6よりも高温(好ましくは20〜80℃)を必
要とする。
【0030】化合物(I)は、次の反応工程に従い製造
することができる。
【0031】
【化10】
【0032】(式中、Zは水素またはハロゲンを表し、
W、XおよびYは前記と同義である)Zの定義におい
て、ハロゲンは前記ハロゲンと同義である。
【0033】工程8 化合物(I)は、化合物(IVa)、(IVb)または工程
2、5、6あるいは7で得られる化合物(IVc)、(IV
f)、(IVg)または(IVh)と式(V)
【0034】
【化11】
【0035】(式中、Rm は水素、ハロゲン、低級アル
キル、低級パーフルオロアルキルまたは低級アルコキシ
を表し、Rn は低級アルキルまたは低級パーフルオロア
ルキルを表す。Rm およびRn の定義において、低級パ
ーフルオロアルキルのアルキル部分は前記低級アルキル
と同義であり、ハロゲン、低級アルキルおよび低級アル
コキシは前記と同義である)とを、水の存在下、不活性
溶媒中で反応させることにより得ることができる。
【0036】化合物(V)は、化合物(IV)に対して2
〜10当量用いられる。水は、化合物(IV)に対して1
〜100当量用いられる。反応溶媒としては、非プロト
ン性溶媒(例えばアセトニトリル、酢酸エチル等)、プ
ロトン性溶媒(例えばエタノール、ペンタフルオロエタ
ノール等)、低級脂肪酸(例えば酢酸、トリフルオロ酢
酸等)等が単独もしくは混合して使用される。反応は、
0〜80℃で行い、0.1〜8時間で終了する。
【0037】上記製造法における中間体および目的化合
物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば濾過、
抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種カラムクロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。ま
た、中間体においては、特に単離することなく次の反応
に供することも可能である。化合物(II)は、それ自身
が最終化合物である場合もあるが、そうでない場合、例
えば特開平5−1064号公報に記載の方法またはそれ
に準じて、相当する化合物(II)から抗腫瘍活性を有す
る7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体
(II)を合成することができる。一例を次に示す。
【0038】化合物(IIi)は、化合物(IIf)から、
次の反応工程に従い製造することができる。
【0039】
【化12】
【0040】(式中、R1aa、R1ba、R1ab、R1bb、H
alおよびX’は前記と同義である) 工程9 化合物(IIg)は、工程1で得られる化合物(IIf)と
アミン類HNR1aa1ba (式中、R 1aa およびR 1ba は前
記と同義である)から工程6の方法に準じて得ることが
できる。
【0041】工程10 化合物(IIh)は、工程9で得られる化合物(IIg)と
アミン類HNR1ab1bb (式中、R 1ab およびR 1bb は前
記と同義である)から工程7の方法に準じて得ることが
できる。
【0042】工程11 化合物(IIi)は、工程10で得られる化合物(IIh)
を酸付加塩とした後、触媒存在下、不活性溶媒中で水素
添加して還元することにより得ることができる。触媒と
しては、パラジウム炭素、ラネーニッケル等が用いられ
る。不活性溶媒としてはメタノール、エタノール、水等
が使用される。反応は、室温から加熱下に行われるが、
好ましくは40〜60℃で行い、1〜10時間で終了す
る。
【0043】以下に、本発明の実施例および参考例を示
す。
【0044】
【実施例】
実施例1 5,8−ジブロモ−2−メチル−6H−ピラゾロ[4,
5,1−de]アクリジン−6,7,10−トリオン
[化合物(Ib−1)] 5,8−ジブロモ−7−ヒドロキシ−2−メチル−6H
−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6−オン
[化合物(IVb−1)]408mg(1.0mmol)を酢酸
(8ml)とトリフルオロ酢酸(12ml)の混合溶媒に懸
濁し、これにジアセトキシヨードベンゼン966mg
(3.0mmol)および水0.2mlを添加した。この混合
物を50℃に加熱し、30分間攪拌した。室温まで冷却
後、減圧濃縮し、これにイソプロピルアルコール30ml
を加えた。氷冷下1時間攪拌した後、濾取することによ
り、化合物(Ib−1)(370mg,0.877mmol,
87.7%)を得た。
【0045】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.7
4(s,3H),7.54(s,1H),7.81
(d,J=8.1Hz,1H),7.85(d,J=8.
1Hz,1H) EI−MS m/z 422,424,426(M+
2),C156 79 Br2 23 =420.
【0046】実施例2 5,8−ジブロモ−2−メチル−6H−ピラゾロ[4,
5,1−de]アクリジン−6,7,10−トリオン
[化合物(Ib−1)] ジアセトキシヨードベンゼンの代わりにビス(トリフル
オロアセトキシ)ヨードベンゼン1.29gを用いる以
外は実施例1と同様の操作をすることにより、化合物
(Ib−1)(362mg,0.858mmol,85.8
%)を得た。
【0047】実施例3 5,8−ジブロモ−2−メチル−6H−ピラゾロ[4,
5,1−de]アクリジン−6,7,10−トリオン
[化合物(Ib−1)] 参考例1で得られる化合物(IVc−1)1.0g(2.
05mmol)をアセトニトリル(20ml)と水0.40ml
の混合溶媒に懸濁し、これにビス(トリフルオロアセト
キシ)ヨードベンゼン4.41g(10.3mmol)を添
加した。この混合物を60℃に加熱し、1.5時間攪拌
した。室温まで冷却後、氷冷下1時間攪拌し、次いで濾
取することにより、化合物(Ib−1)(413mg,
0.978mmol,47.7%)を得た。
【0048】実施例4 5,8−ジブロモ−2−ブロモメチル−6H−ピラゾロ
[4,5,1−de]アクリジン−6,7,10−トリ
オン[化合物(If−1)] 5,8−ジブロモ−2−ブロモメチル−7−ヒドロキシ
−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6
−オン[化合物(IVf−1)]100mg(0.205mm
ol)を酢酸(1.6ml)とトリフルオロ酢酸(2.4m
l)の混合溶媒に懸濁し、これにジアセトキシヨードベ
ンゼン198mg(0.615mmol)および水0.05ml
を添加した。この混合物を40℃に加熱し、3時間攪拌
した。室温まで冷却後、メタノール8mlでスラリーし、
次いで濾取することにより、化合物(If−1)(8
0.5mg,0.161mmol,78.4%)を得た。
【0049】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 4.8
3(s,2H),7.44(s,1H),7.89
(d,J=8.2Hz,1H),8.03(d,J=8.
2Hz,1H) EI−MS m/z 500,502,504,506
(M+ +2),C155 79Br323 =498.
【0050】実施例5 2−[N−ベンジル−N−(2−ヒドロキシエチル)]
アミノメチル−5,8−ジブロモ−7,10−ジヒドロ
キシ−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン
−6−オン[化合物(IIg−1)] 参考例5で得られる化合物(IVg−1)27.8mg
(0.05mmol)を酢酸(0.4ml)、トリフルオロ酢
酸(0.6ml)および水0.01ml(0.56mmol)の
混合溶媒に懸濁し、これにジアセトキシヨードベンゼン
48.3mg(0.15mmol)を添加した。この混合物を
40℃に加熱し、30分間攪拌した。室温まで冷却後、
クロロホルムに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、次いで水で洗浄した。トリカルボニル体を単離する
ことなく、水1.0mlにナトリウムハイドロサルファイ
ト27mg(0.15mmol)を溶解した水溶液を添加し、
室温で20分間攪拌した。水層を除いた後、クロロホル
ム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣
をシリカゲルクロマトグラフィーで精製(溶出溶媒;ク
ロロホルム)し、化合物(IIg−1)(19.3mg,
0.034mmol,67.5%)を得た。
【0051】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.7
8(t,J=5.2Hz,2H),3.67(t,J=
5.3Hz,2H),3.69(s,2H),4.12
(s,2H),7.19〜7.26(m,5H),7.
52(s,1H),7.70(d,J=8.2Hz,1
H),7.87(d,J=8.2Hz,1H),9.51
(s,1H),13.28(s,1H) EI−MS m/z 571,573(M+ ),C2419
79Br234 =571.
【0052】実施例6 5,8−ジブロモ−7,10−ジヒドロキシ−2−メチ
ル−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−
6−オン[化合物(IIb−1)] 実施例1、実施例2または実施例3で得られた化合物
(Ib−1)100mg(0.237mmol)をクロロホル
ム20mlに溶解し、これに水1mlにナトリウムハイドロ
サルファイト126mg(0.711mmol)を溶解した水
溶液を添加し、室温で30分間攪拌した。水層を除いた
後、クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
濃縮した。残渣をイソプロピルアルコール2.5mlでス
ラリーし、次いで濾取することにより、化合物(IIb−
1)(91mg,0.215mmol,90.7%)を得た。
【0053】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.7
9(s,3H),7.59(s,1H),7.80
(d,J=8.2Hz,1H),7.95(d,J=8.
2Hz,1H),9.70(s,1H),13.38
(s,1H) EI−MS m/z 422,424,426(M+ ),
158 79 Br22 3 =422.
【0054】実施例7 5,8−ジブロモ−2−ブロモメチル−7,10−ジヒ
ドロキシ−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリ
ジン−6−オン[化合物(IIf−1)] 実施例4で得られた化合物(If−1)100mg(0.
199mmol)をクロロホルム45mlに溶解し、これに水
1mlにナトリウムハイドロサルファイト106mg(0.
60mmol)を溶解した水溶液を添加し、室温で4時間攪
拌した。水層を除いた後、クロロホルム層を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をイソプロピルア
ルコール5mlでスラリーし、次いで濾取することによ
り、化合物(IIf−1)(84.6g,0.168mmo
l,84.5%)を得た。
【0055】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 4.8
5(s,2H),7.62(s,1H),7.83
(d,J=8.4Hz,1H),8.07(d,J=8.
4Hz,1H),9.38(s,1H),13.33
(s,1H) EI−MS m/z 500,502,504,506
(M+ ),C157 79 Br 32 3 =500.
【0056】参考例1 5,8,10−トリブロモ−7−ヒドロキシ−2−メチ
ル−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−
6−オン[化合物(IVc−1)] 5,8−ジブロモ−7−ヒドロキシ−2−メチル−6H
−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6−オン
[化合物(IVb−1)]10.0g(24.5mmol)を
クロロホルム(300ml)に懸濁し、これに臭素3.8
ml(78.5mmol)を添加し、室温で10時間攪拌し
た。さらに氷冷下2時間攪拌した後、濾取することによ
り、化合物(IVc−1)(11.1g,22.8mmol,
92.9%)を得た。
【0057】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.7
0(s,3H),7.76(d,J=8.1Hz,1
H),7.86(d,J=8.1Hz,1H),8.16
(s,1H) EI−MS m/z 484,486,488,490
(M+ ),C1579Br32 2 =484.
【0058】参考例2 7−アセトキシ−5,8−ジブロモ−2−メチル−6H
−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6−オン
[化合物(IVd−1)] 5,8−ジブロモ−7−ヒドロキシ−2−メチル−6H
−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6−オン
[化合物(IVb−1)]60.0g(0.147mmol)
をジクロロエタン(420ml)およびピリジン(47.
5ml)の混合溶媒に懸濁し、これに無水酢酸119ml
(1.18mmol)および4−ジメチルアミノピリジン
3.60g(0.03mmol)を添加した。この混合物を
還流状態まで加熱し、2時間攪拌した。室温まで冷却
し、さらに氷冷下2時間攪拌した後、濾取することによ
り、化合物(IVd−1)(59.1g,0.131mmo
l,89.2%)を得た。
【0059】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.5
2(s,3H),2.67(s,3H),7.64
(d,J=8.2Hz,1H),7.75(d,J=8.
2Hz,1H),7.91(d,J=8.9Hz,1H),
8.01(d,J=8.9Hz,1H) EI−MS m/z 448,450,452(M+ ),
1710 79Br22 3 =448.
【0060】参考例3 7−アセトキシ−5,8−ジブロモ−2−ブロモメチル
−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6
−オン[化合物(IVe−1)] 参考例2で得られた化合物(IVd−1)25.0g(5
5.5mmol)、N−ブロモサクシンイミド24.76g
(139mmol)およびアゾビスイソブチロニトリル2.
73g(16.6mmol)の混合物を四塩化炭素1000
ml中、6.5時間加熱還流下に攪拌した。反応液を減圧
濃縮後、ジクロロエタンによるリスラリー精製を2回繰
り返すことにより、化合物(IVe−1)(9.83g,
18.6mmol,33.5%)を得た。
【0061】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.5
2(s,3H),4.82(s,2H),7.73
(d,J=8.2Hz,1H),7.94(d,J=8.
2Hz,1H),7.94(d,J=8.9Hz,1H),
8.03(d,J=8.9Hz,1H) EI−MS m/z 526,528,530,532
(M+ ),C179 79 Br 323 =526.
【0062】参考例4 5,8−ジブロモ−2−ブロモメチル−7−ヒドロキシ
−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6
−オン[化合物(IVf−1)] 参考例3で得られた化合物(IVe−1)1.61g
(3.04mmol)を30%臭化水素酸酢酸溶液20mlに
加え、室温で5時間攪拌した。反応液にメタノール40
mlを加え、析出した結晶を濾取することにより、化合物
(IVf−1)(1.46g,3.00mmol,98.7
%)を得た。
【0063】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 4.8
3(s,2H),7.54(d,J=8.7Hz,1
H),7.79(d,J=8.3Hz,1H),7.88
(d,J=8.7Hz,1H),8.03(d,J=8.
3Hz,1H),13.97(s,1H) EI−MS m/z 484,486,488,490
(M+ ),C157 79 Br 322 =484.
【0064】参考例5 2−[N−ベンジル−N−(2−ヒドロキシエチル)]
アミノメチル−5,8−ジブロモ−7−ヒドロキシ−6
H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン−6−オ
ン[化合物(IVg−1)] 参考例3で得られた化合物(IVe−1)7.56g(1
3.2mmol)をクロロホルム95mlおよびメタノール1
9mlの混合溶媒に懸濁し、これにN−ベンジルエタノー
ルアミン4.91ml(34.6mmol)を加え、40℃に
加熱し、8時間攪拌した。不溶物を濾過後、反応液を水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製(溶出溶媒;
クロロホルム:メタノール=10:1)し、化合物(IV
g−1)(0.73g,1.22mmol,9.2%)を得
た。
【0065】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.3
8(br,1H),2.79(t,J=5.3Hz,2
H),3.65(m,2H),3.71(s,2H),
4.08(s,2H),7.19〜7.28(m,5
H),7.49(d,J=8.7Hz,1H),7.65
(d,J=8.2Hz,1H),7.78(d,J=8.
2Hz,1H),7.82(d,J=8.7Hz,1H),
13.99(s,1H) EI−MS m/z 555,557,559(M+ ),
2419 79Br23 3 =555.
【0066】参考例6 2−[N−ベンジル−N−(2−ヒドロキシエチル)]
アミノメチル−5,8−ジブロモ−7,10−ジヒドロ
キシ−6H−ピラゾロ[4,5,1−de]アクリジン
−6−オン[化合物(IIg−1)] 実施例7で得られた化合物(IIf−1)6.4g(1
2.7mmol)を用いる以外は参考例5と同様の操作をす
ることにより、化合物(IIg−1)(2.0g,3.5
mmol,27.6%)を得た。
【0067】参考例7 5−[N−ベンジル−N−(N’−ベンジル−3−アミ
ノプロピル)]アミノ−2−[N−ベンジル−N−(2
−ヒドロキシエチル)]アミノメチル−8−ブロモ−
7,10−ジヒドロキシ−6H−ピラゾロ[4,5,1
−de]アクリジン−6−オン[化合物(IIh−1)] 参考例6または実施例5で得られた化合物(IIg−1)
2.0g(3.5mmol)をクロロホルム200mlに溶解
し、これにN,N’−ジベンジル−1,3−プロパンジ
アミン8.88g(35mmol)を加え、還流状態まで加
熱し、10時間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、残渣を
シリカゲルクロマトグラフィーで精製(溶出溶媒;クロ
ロホルム:メタノール=4:1)し、化合物(IIh−
1)を得た。これを2N塩酸4mlおよびメタノール60
mlの混合溶媒に溶解した後、イソプロピルアルコール5
0mlを加え、析出した結晶を濾取することにより、化合
物(IIh−1)の2塩酸塩(1.9g,2.3mmol,6
5.7%)を得た。
【0068】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 2.1
4(m,2H),2.80(t,J=5.3Hz,2
H),2.88(m,2H),3.44(m,2H),
3.70(t,J=5.3Hz,2H),3.77(s,
2H),3.92(s,2H),4.10(s,2
H),4.62(s,2H),7.03(d,J=9.
2Hz,1H),7.07〜7.37(m,15H),
7.52(s,1H),7.99(d,J=8.9Hz,
1H),9.92(s,1H) SIMS−MS m/z 746,748(M+ +1),
4140 79BrN5 4=745.
【0069】参考例8 5−[N−(3−アミノプロピル)]アミノ−7,10
−ジヒドロキシ−2−[N−(2−ヒドロキシエチ
ル)]アミノメチル−6H−ピラゾロ[4,5,1−d
e]アクリジン−6−オン[化合物(IIi−1)] 参考例7で得られた化合物(IIh−1)100mg(0.
12mmol)を0.6N塩酸1mlおよびジメチルホルムア
ミド1mlの混合溶媒に溶解し、これに10%パラジウム
炭素20mgを加え、水素気流下60℃に加熱し、8時間
攪拌した。10%パラジウム炭素を濾過後、イソプロパ
ノール30mlを添加し攪拌した。析出した結晶を濾取す
ることにより、化合物(IIi−1)の2塩酸塩(46m
g,0.098mmol,81.6%)を得た。
【0070】1 H−NMR(CDCl3 ) δ 1.9
9(quint,J=6.9Hz,2H),2.92
(t,J=7.1Hz,2H),3.12(t,J=5.
3Hz,2H),3.67〜3.73(m,4H),4.
72(s,2H),5.32(brs.,1H),6.
79(d,J=8.9Hz,1H),7.17(d,J=
9.3Hz,1H),7.37(d,J=8.9Hz,1
H),8.07(brs.,3H),8.34(d,J
=9.3Hz,1H),9.32(t,J=6.2Hz,1
H),9.60(brs.,1H),9.72(s,1
H),13.04(s,1H) FAB−MS m/z 398(M+ +1),C2023
54 =397.
【0071】
【発明の効果】本発明により、優れた抗腫瘍活性を有す
る7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体お
よびその合成中間体として有用な7,10−ジヒドロキ
シピラゾロアクリドン誘導体の製造法、およびその中間
体である新規ピラゾロアクリジン−6,7,10−トリ
オン誘導体が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 上條 のぶよ (56)参考文献 特開 平5−1064(JP,A) 特開 平2−76878(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/00 - 471/22 A61K 31/00 - 31/80 A61P 35/00 - 35/04 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 {式中、Xは水素またはハロゲンを表し、WおよびYは
    同一または異なって水素、ハロゲンまたは−NR1a1b
    [式中、R1aおよびR1bは同一または異なって水素、低
    級アルキル、アラルキル、置換アラルキル(該置換アラ
    ルキルのアリール部分の置換基は、低級アルキル、低級
    アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、ニトロまたは
    ハロゲンである)、−(CH2p−A[式中、pは1〜
    6の整数を表し、Aはヒドロキシ、低級アルコキシまた
    は−NR2a2b[式中、R2aおよびR2bは同一または異
    なって水素、低級アルキル、アラルキル、置換アラルキ
    ル(該置換アラルキルのアリール部分の置換基は、低級
    アルキル、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニ
    ル、ニトロまたはハロゲンである)または−(CH2m
    −B[式中、mは1〜6の整数を表し、Bはヒドロキ
    シ、低級アルコキシまたは−NR3a3b(式中、R3a
    よびR3bは同一または異なって水素または低級アルキル
    を表す)を表す]を表すか、R2aとR2bが一緒になって
    隣接する窒素原子を含んで形成される複素環基を表す]
    を表す]または−CH[(CH2nOH]2(式中、n
    は1〜5の整数を表す)を表す]を表す}で表されるピ
    ラゾロアクリジン−6,7,10−トリオン誘導体を還
    元することを特徴とする、一般式(II) 【化2】 (式中、W、XおよびYは前記と同義である)で表され
    る7,10−ジヒドロキシピラゾロアクリドン誘導体の
    製造法。
  2. 【請求項2】 一般式(I) 【化3】 (式中、W、XおよびYは前記と同義である)で表され
    るピラゾロアクリジン−6,7,10−トリオン誘導
    体。
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