JP3283095B2 - りんドープドポリシリコンの成膜方法 - Google Patents
りんドープドポリシリコンの成膜方法Info
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- JP3283095B2 JP3283095B2 JP09328293A JP9328293A JP3283095B2 JP 3283095 B2 JP3283095 B2 JP 3283095B2 JP 09328293 A JP09328293 A JP 09328293A JP 9328293 A JP9328293 A JP 9328293A JP 3283095 B2 JP3283095 B2 JP 3283095B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、りん(P)を含むポ
リシリコンをシリコンウェハ等の被処理体に形成するり
んドープドポリシリコンの成膜方法に関する。
リシリコンをシリコンウェハ等の被処理体に形成するり
んドープドポリシリコンの成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップの特性の安定化(所
望の電気的特性)を得るためには、成膜工程において、
半導体ウェハ上に所望の均一なポリシリコンを形成する
必要がある。成膜工程では、この半導体ウェハの面内に
おいて膜厚のばらつきを少なくする(以下、面内膜厚均
一性の向上を図るという)とともに、バッチ処理される
多数枚の半導体ウェハの相互間において膜厚のばらつき
を少なくする(以下、面間膜厚均一性の向上を図るとい
う)ことが肝要である。
望の電気的特性)を得るためには、成膜工程において、
半導体ウェハ上に所望の均一なポリシリコンを形成する
必要がある。成膜工程では、この半導体ウェハの面内に
おいて膜厚のばらつきを少なくする(以下、面内膜厚均
一性の向上を図るという)とともに、バッチ処理される
多数枚の半導体ウェハの相互間において膜厚のばらつき
を少なくする(以下、面間膜厚均一性の向上を図るとい
う)ことが肝要である。
【0003】また、特に、バッチ処理方式で多数枚の半
導体ウェハにりんドープドポリシリコンを形成する場合
には、ポリシリコン中に持ち込まれるりんドーパント濃
度のウェハ相互間のばらつきを少なくする(以下、面間
ドーパント濃度均一性の向上を図るという)ことが肝要
である。
導体ウェハにりんドープドポリシリコンを形成する場合
には、ポリシリコン中に持ち込まれるりんドーパント濃
度のウェハ相互間のばらつきを少なくする(以下、面間
ドーパント濃度均一性の向上を図るという)ことが肝要
である。
【0004】さらに、コストダウンを図るために、各製
造工程のスループットを向上させる必要がある。例え
ば、成膜工程のスループットを向上させるには、ポリシ
リコン成長速度(成膜速度)を増大させる。
造工程のスループットを向上させる必要がある。例え
ば、成膜工程のスループットを向上させるには、ポリシ
リコン成長速度(成膜速度)を増大させる。
【0005】例えば、希釈ホスフィン(PH3 )と1
00%シラン(SiH4 )との混合ガスを用いてPド
ープのポリシリコン膜を形成する場合は、流量100〜
200SCCMの混合ガスを反応容器内に導入し、60
0〜630℃の温度下でシリコンウェハにガスを反応さ
せる。これにより、約25オングストローム/分の成膜
速度が得られる。成膜反応は下式のようになる。
00%シラン(SiH4 )との混合ガスを用いてPド
ープのポリシリコン膜を形成する場合は、流量100〜
200SCCMの混合ガスを反応容器内に導入し、60
0〜630℃の温度下でシリコンウェハにガスを反応さ
せる。これにより、約25オングストローム/分の成膜
速度が得られる。成膜反応は下式のようになる。
【0006】 SiH4 ←→SiH2 +H2 SiH2 →Si+H2 ところで、Pドープ用ガスのホスフィンは反応性が高い
ので、シランがシリコンウェハ表面に吸着する前にPが
優先的に吸着する傾向にある。このため、シランおよび
シリレンがウェハ表面に吸着する確率が低レベルに抑え
られ、スループットが低下する。例えば、成膜速度は5
オングストローム/分に低下する。また、面内膜厚均一
性も±25%にも増大し、歩留まりが低下する。
ので、シランがシリコンウェハ表面に吸着する前にPが
優先的に吸着する傾向にある。このため、シランおよび
シリレンがウェハ表面に吸着する確率が低レベルに抑え
られ、スループットが低下する。例えば、成膜速度は5
オングストローム/分に低下する。また、面内膜厚均一
性も±25%にも増大し、歩留まりが低下する。
【0007】面内膜厚均一性を向上させるためには、反
応容器内でウェハ相互間の距離を十分に大きくとること
が考えられるが、1度にバッチ処理できるウェハ枚数が
少なくなり、スループットが低下するという不都合が生
じる。
応容器内でウェハ相互間の距離を十分に大きくとること
が考えられるが、1度にバッチ処理できるウェハ枚数が
少なくなり、スループットが低下するという不都合が生
じる。
【0008】また、特開昭58−108735号公報お
よび特開昭61−201695号公報には、ウェハ相互
間距離を過大にすることなく、面内膜厚均一性の高い成
膜処理を行うことができる縦型ウェハボートが記載され
ている。
よび特開昭61−201695号公報には、ウェハ相互
間距離を過大にすることなく、面内膜厚均一性の高い成
膜処理を行うことができる縦型ウェハボートが記載され
ている。
【0009】しかしながら、このような縦型ウェハボー
トにおいては、ウェハを支持するためのリング部材が複
雑な形状となるので、コスト高となり、また、ウェハボ
ートの保守管理が煩雑になる。また、成膜速度は依然と
して遅いままである。さらに、面間膜厚均一性および面
間ドーパント濃度均一性の向上を図ることができないと
いう問題点がある。
トにおいては、ウェハを支持するためのリング部材が複
雑な形状となるので、コスト高となり、また、ウェハボ
ートの保守管理が煩雑になる。また、成膜速度は依然と
して遅いままである。さらに、面間膜厚均一性および面
間ドーパント濃度均一性の向上を図ることができないと
いう問題点がある。
【0010】一般に、成膜速度を上昇させるためには成
膜処理温度を高くすればよい。ところが、高温の処理条
件下では、ポリシリコン中へのPのドープ量が低下する
という不都合を生ずる。また、大量の半導体ウェハに対
して均一にPをドープさせることが困難である。そこ
で、成膜ガスとしてのシラン供給量を増加し、面内膜厚
を均一に保つという提案がなされ、特願平3−1227
07号として出願されている。
膜処理温度を高くすればよい。ところが、高温の処理条
件下では、ポリシリコン中へのPのドープ量が低下する
という不都合を生ずる。また、大量の半導体ウェハに対
して均一にPをドープさせることが困難である。そこ
で、成膜ガスとしてのシラン供給量を増加し、面内膜厚
を均一に保つという提案がなされ、特願平3−1227
07号として出願されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反応容
器内に設置された縦型ウェハボートには、170枚前後
の半導体ウェハが所定間隔で配置されている。したがっ
て、反応容器内の下方はPの濃度が高く、上方に向うに
したがってPの濃度が低くなり、半導体ウェハの相互間
において膜厚がばらつき、つまり面間膜厚が不均一とな
る。また、Si−P結合の飽和領域未満のPの濃度では
アニール後のシート抵抗値がばらつくために使用できな
い。
器内に設置された縦型ウェハボートには、170枚前後
の半導体ウェハが所定間隔で配置されている。したがっ
て、反応容器内の下方はPの濃度が高く、上方に向うに
したがってPの濃度が低くなり、半導体ウェハの相互間
において膜厚がばらつき、つまり面間膜厚が不均一とな
る。また、Si−P結合の飽和領域未満のPの濃度では
アニール後のシート抵抗値がばらつくために使用できな
い。
【0012】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、面内膜厚均一性、面
間膜厚均一性、面間ドーパント濃度均一性のそれぞれを
所望レベル以上に向上させることができるりんドープド
ポリシリコンの成膜方法を提供することにある。
もので、その目的とするところは、面内膜厚均一性、面
間膜厚均一性、面間ドーパント濃度均一性のそれぞれを
所望レベル以上に向上させることができるりんドープド
ポリシリコンの成膜方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、縦型の反応容器内に縦型ウェハボート
を設け、この縦型ウェハボートに複数枚の被処理体を対
面する面の相互間隔が実質的に一様となるように配設
し、減圧された前記反応容器内の下部に開口するガス導
入管からSiH4 ガスとPH3 を含むドープ用ガス
を供給して被処理体の表面にりんの含まれたポリシリコ
ンを形成するりんドープドポリシリコンの成膜方法にお
いて、前記被処理体の反応温度を480〜530℃の範
囲に設定するとともに、SiH4 ガス流量を300〜
1000SCCMの範囲に設定することを特徴とする。
達成するために、縦型の反応容器内に縦型ウェハボート
を設け、この縦型ウェハボートに複数枚の被処理体を対
面する面の相互間隔が実質的に一様となるように配設
し、減圧された前記反応容器内の下部に開口するガス導
入管からSiH4 ガスとPH3 を含むドープ用ガス
を供給して被処理体の表面にりんの含まれたポリシリコ
ンを形成するりんドープドポリシリコンの成膜方法にお
いて、前記被処理体の反応温度を480〜530℃の範
囲に設定するとともに、SiH4 ガス流量を300〜
1000SCCMの範囲に設定することを特徴とする。
【0014】つまり、被処理体としての半導体ウェハ
に、希釈ホスフィン(PH3 )と100%シラン(S
iH4 )との混合ガスを用いてPドープのポリシリコ
ン膜を形成する場合、反応温度を480〜530℃の範
囲に下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の
分解を抑え、面間方向で均一にドープできる温度帯で成
膜し、かつSiH4 ガス流量を300〜1000SC
CMの範囲に設定することにより同時に面内及び面間膜
厚を均一にすることにある。
に、希釈ホスフィン(PH3 )と100%シラン(S
iH4 )との混合ガスを用いてPドープのポリシリコ
ン膜を形成する場合、反応温度を480〜530℃の範
囲に下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の
分解を抑え、面間方向で均一にドープできる温度帯で成
膜し、かつSiH4 ガス流量を300〜1000SC
CMの範囲に設定することにより同時に面内及び面間膜
厚を均一にすることにある。
【0015】
【作用】まず、半導体ウェハを予め定められた間隔で多
数枚搭載したウェハボートを反応容器内に収容するとと
もに、この反応容器内の温度を通常の反応温度より低い
温度、480〜530℃の範囲に設定する。そして、真
空ポンプにより反応容器内を排気し、反応容器の内部を
減圧するとともに、成膜用ガスとしてSiH4ガスを3
00〜1000SCCMで供給し、他方、ドーパント用
ガスとしてホスフィンを所定量、例えばヘリウム希釈濃
度10%のPH3 を供給する。このようにして、所定
時間SiH4 を半導体ウェハに反応させる。
数枚搭載したウェハボートを反応容器内に収容するとと
もに、この反応容器内の温度を通常の反応温度より低い
温度、480〜530℃の範囲に設定する。そして、真
空ポンプにより反応容器内を排気し、反応容器の内部を
減圧するとともに、成膜用ガスとしてSiH4ガスを3
00〜1000SCCMで供給し、他方、ドーパント用
ガスとしてホスフィンを所定量、例えばヘリウム希釈濃
度10%のPH3 を供給する。このようにして、所定
時間SiH4 を半導体ウェハに反応させる。
【0016】反応容器内で進行する成膜反応に関しては
不明な点が多く、温度的、濃度的、量的要因等が複雑に
絡み合うので、最適な条件を見いだすことが非常に困難
である。発明者らは、トライアンドエラーを繰り返し、
SiH4 およびPH3 の流量、温度、バッチ処理
量、反応時間などの組み合わせを種々変えて、最適条件
を見出だすことに成功した。
不明な点が多く、温度的、濃度的、量的要因等が複雑に
絡み合うので、最適な条件を見いだすことが非常に困難
である。発明者らは、トライアンドエラーを繰り返し、
SiH4 およびPH3 の流量、温度、バッチ処理
量、反応時間などの組み合わせを種々変えて、最適条件
を見出だすことに成功した。
【0017】
【実施例】以下、この発明を図面に示す一実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0018】図1に示す、減圧CVD装置を用いて17
0枚の6インチシリコンウェハ上にポリシリコン膜を形
成する場合について説明する。
0枚の6インチシリコンウェハ上にポリシリコン膜を形
成する場合について説明する。
【0019】図1に示すように、減圧CVD装置は、円
筒状の反応容器1が垂直状態に設置されている。この反
応容器1は耐熱性材料、例えば石英ガラスからなる外筒
2および内筒3からなる同心筒状の二重管である。外筒
2は、上端が閉塞され、下端が開口している。内筒3
は、上端および下端ともに開放している。
筒状の反応容器1が垂直状態に設置されている。この反
応容器1は耐熱性材料、例えば石英ガラスからなる外筒
2および内筒3からなる同心筒状の二重管である。外筒
2は、上端が閉塞され、下端が開口している。内筒3
は、上端および下端ともに開放している。
【0020】外筒2および内筒3の下部にはステンレス
材料等からなるマニホールド4が取り付けられている。
このマニホールド4はベースプレート5に固定されてい
る。そして、反応容器1を取り囲むように、抵抗発熱体
からなる加熱用ヒータ6が設けられている。
材料等からなるマニホールド4が取り付けられている。
このマニホールド4はベースプレート5に固定されてい
る。そして、反応容器1を取り囲むように、抵抗発熱体
からなる加熱用ヒータ6が設けられている。
【0021】加熱用ヒータ6はシリカブロックからなる
断熱層7により取り囲まれ、反応容器1が保温されるよ
うになっている。さらに、断熱層7はステンレス材料等
のケース8により取り囲まれている。
断熱層7により取り囲まれ、反応容器1が保温されるよ
うになっている。さらに、断熱層7はステンレス材料等
のケース8により取り囲まれている。
【0022】マニホールド4の下端開口は、Oリング9
aを介してステンレス材料からなるキャップ9により気
密に封止され、反応容器1は気密に保たれている。キャ
ップ9のほぼ中央部には回転軸10が垂直方向に貫通し
ている。回転軸10とキャップ9との間隙には磁気シー
ル機構(図示せず)が設けられている。回転軸10は、
その下端が回転機構(図示せず)に接続されており、そ
の上端がステンレス材料からなるターンテーブル11に
固定されている。
aを介してステンレス材料からなるキャップ9により気
密に封止され、反応容器1は気密に保たれている。キャ
ップ9のほぼ中央部には回転軸10が垂直方向に貫通し
ている。回転軸10とキャップ9との間隙には磁気シー
ル機構(図示せず)が設けられている。回転軸10は、
その下端が回転機構(図示せず)に接続されており、そ
の上端がステンレス材料からなるターンテーブル11に
固定されている。
【0023】ターンテーブル11上には石英製の保温筒
12が載置されている。保温筒12と反応容器1の内筒
3の周壁とは所定間隔をもって離隔している。さらに、
この保温筒12上にはウェハボート13が載置されてい
る。このウェハボート13には多数枚の被処理体、例え
ば170枚のシリコンウェハWが所定間隔、例えば4.
76mm間隔で積層収容されている。
12が載置されている。保温筒12と反応容器1の内筒
3の周壁とは所定間隔をもって離隔している。さらに、
この保温筒12上にはウェハボート13が載置されてい
る。このウェハボート13には多数枚の被処理体、例え
ば170枚のシリコンウェハWが所定間隔、例えば4.
76mm間隔で積層収容されている。
【0024】なお、ウェハボート13、保温筒12、タ
ーンテーブル11およびキャップ9は、エレベータ機構
(図示せず)により反応容器1内に一緒にロード/アン
ロードされるようになっている。
ーンテーブル11およびキャップ9は、エレベータ機構
(図示せず)により反応容器1内に一緒にロード/アン
ロードされるようになっている。
【0025】前記マニホールド4の側壁には第1,第2
のガス導入管14,15が貫通して設けられ、反応容器
1内に導入されている。第1のガス導入管14は、その
基端部14cがSiH4 ガス供給源16に連通してい
る。第1のガス導入管14の反応容器1内に位置する部
分は石英で形成されており、基端部14cはステンレス
材料で形成されている。また、第1のガス導入管14
は、シール部材14bを介してマニホールド4の側壁と
シールされている。第2のガス導入管15の基端部15
cは、PH3 ガス供給源17およびヘリウムガス供給
源18に連通している。
のガス導入管14,15が貫通して設けられ、反応容器
1内に導入されている。第1のガス導入管14は、その
基端部14cがSiH4 ガス供給源16に連通してい
る。第1のガス導入管14の反応容器1内に位置する部
分は石英で形成されており、基端部14cはステンレス
材料で形成されている。また、第1のガス導入管14
は、シール部材14bを介してマニホールド4の側壁と
シールされている。第2のガス導入管15の基端部15
cは、PH3 ガス供給源17およびヘリウムガス供給
源18に連通している。
【0026】第2のガス導入管15の反応容器1内に位
置する部分は石英で形成されており、基端部15cはス
テンレス材料で形成されている。また、第2のガス導入
管15は、シール部材15bを介してマニホールド4の
側壁とシールされている。
置する部分は石英で形成されており、基端部15cはス
テンレス材料で形成されている。また、第2のガス導入
管15は、シール部材15bを介してマニホールド4の
側壁とシールされている。
【0027】また、各ガス供給源16,17,18の供
給配管には、流量調整弁16a,17a,18aがそれ
ぞれ設けられている。各流量調整弁16a,17a,1
8aの駆動部電源にはコントローラ19の出力側が接続
されている。コントローラ19は、CPUおよびメモリ
からなるコンピュータシステムを内蔵し、CVD装置各
部に設けられたセンサ(図示せず)から各種検出情報が
入力されるようになっている。このコントローラ19で
各弁流量調整弁16a,17a,18aの開度を制御す
ることにより、SiH4 ガス流量、PH3 用ガス流
量、並びにヘリウムガスによるPH3 用ガスの希釈濃
度のそれぞれをコントロールするようになっている。
給配管には、流量調整弁16a,17a,18aがそれ
ぞれ設けられている。各流量調整弁16a,17a,1
8aの駆動部電源にはコントローラ19の出力側が接続
されている。コントローラ19は、CPUおよびメモリ
からなるコンピュータシステムを内蔵し、CVD装置各
部に設けられたセンサ(図示せず)から各種検出情報が
入力されるようになっている。このコントローラ19で
各弁流量調整弁16a,17a,18aの開度を制御す
ることにより、SiH4 ガス流量、PH3 用ガス流
量、並びにヘリウムガスによるPH3 用ガスの希釈濃
度のそれぞれをコントロールするようになっている。
【0028】反応容器1の下端部には排気口20が設け
られ、これは内筒3および外筒2の相互間にて開口して
いる。この排気口20は、ステンレス材料からなる排気
管21を介して排気系22に連通している。
られ、これは内筒3および外筒2の相互間にて開口して
いる。この排気口20は、ステンレス材料からなる排気
管21を介して排気系22に連通している。
【0029】排気系22より上流側の排気管21には分
岐管23が設けられている。この分岐管23は圧力検出
器24に連通している。圧力検出器24は前記コントロ
ーラ19の入力部に接続されている。
岐管23が設けられている。この分岐管23は圧力検出
器24に連通している。圧力検出器24は前記コントロ
ーラ19の入力部に接続されている。
【0030】分岐管23より下流側の排気管21の途中
には開閉バルブ25が設けられ、これはモータ26によ
って開閉駆動されるようになっており、モータ26はコ
ントローラ19によって制御接続されている。この開閉
バルブ25は、排気系22への排気流量を調節する役割
をしている。
には開閉バルブ25が設けられ、これはモータ26によ
って開閉駆動されるようになっており、モータ26はコ
ントローラ19によって制御接続されている。この開閉
バルブ25は、排気系22への排気流量を調節する役割
をしている。
【0031】排気系22は、上流側から順にドライポン
プ27、燃焼装置28、工場排気装置29からなり、ド
ライポンプ27は、回転摺動部分に潤滑油を用いないタ
イプのものである。燃焼装置28の内部にはポット(図
示しない)が設けられている。ポット(図示しない)に
は空気取入れ口が設けられ、廃ガス中に含まれる未反応
のSiH4 ガスが取入エアとポット(図示しない)内
で燃焼反応するようになっている。
プ27、燃焼装置28、工場排気装置29からなり、ド
ライポンプ27は、回転摺動部分に潤滑油を用いないタ
イプのものである。燃焼装置28の内部にはポット(図
示しない)が設けられている。ポット(図示しない)に
は空気取入れ口が設けられ、廃ガス中に含まれる未反応
のSiH4 ガスが取入エアとポット(図示しない)内
で燃焼反応するようになっている。
【0032】窒素ガス供給源(図示しない)からポット
(図示しない)内に窒素ガスが供給され、廃ガスが窒素
ガスにより希釈されるようになっている。この場合に、
燃焼装置28の代わりに、廃ガス中の有害、危険な成分
を吸収または分解する薬剤を充填した筒を設けてもよ
い。なお、工場排気装置29は、多数のCVD装置の排
気系からの廃ガスを一括集中処理するためのものであ
り、大容量の排気ブロワを有している。
(図示しない)内に窒素ガスが供給され、廃ガスが窒素
ガスにより希釈されるようになっている。この場合に、
燃焼装置28の代わりに、廃ガス中の有害、危険な成分
を吸収または分解する薬剤を充填した筒を設けてもよ
い。なお、工場排気装置29は、多数のCVD装置の排
気系からの廃ガスを一括集中処理するためのものであ
り、大容量の排気ブロワを有している。
【0033】次に、前述のように構成されたCVD装置
を用いてりん添加ポリシリコン膜を成膜する場合につい
て説明する。
を用いてりん添加ポリシリコン膜を成膜する場合につい
て説明する。
【0034】まず、ヒータ6により反応容器1内の処理
領域を加熱する。この場合に、通常のりんドープドポリ
シリコン膜の減圧CVDの操作温度よりは少し低い温
度、例えば480〜530℃の範囲内の所定温度、好ま
しくは500℃の温度に処理領域を保持する。
領域を加熱する。この場合に、通常のりんドープドポリ
シリコン膜の減圧CVDの操作温度よりは少し低い温
度、例えば480〜530℃の範囲内の所定温度、好ま
しくは500℃の温度に処理領域を保持する。
【0035】つまり、反応温度を480〜530℃の範
囲に下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の
分解を抑え、面間方向で均一にドープできる温度帯で成
膜することにある。
囲に下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の
分解を抑え、面間方向で均一にドープできる温度帯で成
膜することにある。
【0036】ウェハボート13が均熱領域に位置するよ
うに、ウェハボート13を反応容器1内にローディング
する。このウェハボート13には170枚の6インチシ
リコンウエハWが収容されている。ウェハボート13を
ロードすると、キャップ9により反応容器1の内部が密
閉状態になる。そして、回転軸10が回転し、ウェハボ
ート13を低速度で回転させる。
うに、ウェハボート13を反応容器1内にローディング
する。このウェハボート13には170枚の6インチシ
リコンウエハWが収容されている。ウェハボート13を
ロードすると、キャップ9により反応容器1の内部が密
閉状態になる。そして、回転軸10が回転し、ウェハボ
ート13を低速度で回転させる。
【0037】次に、排気系22のドライポンプ27を駆
動して反応容器1の内圧を、例えば0.001Torr
になるまで排気する。圧力検出器24から内圧検出信号
がコントローラ19に入ると、これに基づきコントロー
ラ19から各流量調整弁16a,17a,18aに信号
が送られ、各バルブ開度がコントロールされる。この結
果、ガス供給源16から100%濃度のSiH4 ガス
が流量800SCCMで反応容器1に供給されるととも
に、ガス供給源17,18からのホスフィンおよびヘリ
ウムの希釈混合ガスが流量300SCCMで反応容器1
に供給される。この希釈混合ガスのホスフィン濃度は約
0.1%である。
動して反応容器1の内圧を、例えば0.001Torr
になるまで排気する。圧力検出器24から内圧検出信号
がコントローラ19に入ると、これに基づきコントロー
ラ19から各流量調整弁16a,17a,18aに信号
が送られ、各バルブ開度がコントロールされる。この結
果、ガス供給源16から100%濃度のSiH4 ガス
が流量800SCCMで反応容器1に供給されるととも
に、ガス供給源17,18からのホスフィンおよびヘリ
ウムの希釈混合ガスが流量300SCCMで反応容器1
に供給される。この希釈混合ガスのホスフィン濃度は約
0.1%である。
【0038】なお、ガス供給能力、排気能力、燃焼処理
能力などの制約から、成膜ガス用のSiH4 ガス流量
は約300〜1000SCCMであることが好ましい。
これは、従来のりんドープドポリシリコン膜のCVD操
作時の供給量よりやや多い供給量であり、膜厚の面内及
び面間膜厚均一性の向上を図ることができる。このた
め、廃ガス中には多量の未反応シランが含まれるので、
これを燃焼装置28により燃焼処理して無害にする。し
たがって、燃焼装置28の処理能力は従来のものよりも
かなり大きい。
能力などの制約から、成膜ガス用のSiH4 ガス流量
は約300〜1000SCCMであることが好ましい。
これは、従来のりんドープドポリシリコン膜のCVD操
作時の供給量よりやや多い供給量であり、膜厚の面内及
び面間膜厚均一性の向上を図ることができる。このた
め、廃ガス中には多量の未反応シランが含まれるので、
これを燃焼装置28により燃焼処理して無害にする。し
たがって、燃焼装置28の処理能力は従来のものよりも
かなり大きい。
【0039】プロセスガス供給中は、開閉バルブ25を
開閉制御し、反応容器1の内圧を0.1〜4Torrに
なるようにコントロールする。なお、成膜処理中におい
てはプロセスガスの供給を一定量に保持する。このよう
に反応容器1の内圧制御しつつ、成膜処理を行う。
開閉制御し、反応容器1の内圧を0.1〜4Torrに
なるようにコントロールする。なお、成膜処理中におい
てはプロセスガスの供給を一定量に保持する。このよう
に反応容器1の内圧制御しつつ、成膜処理を行う。
【0040】第1のガス導入管14のガス流出口(図示
しない)から多量のSiH4 ガスが噴出し、反応容器
1内に充満する。これにより、各シリコンウェハWの表
面に面内及び面間膜厚均一性に優れたポリシリコンが形
成される。また、反応温度を480〜530℃の温度に
下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の分解
が抑えられ各シリコンウェハWに均等にPドーパントが
供給されるので、面間ドーパント濃度均一性にも優れた
ポリシリコンが形成される。所定時間経過後、各流量調
整弁16a,17a,18aを閉じ、反応容器1へのガ
ス供給を停止する。
しない)から多量のSiH4 ガスが噴出し、反応容器
1内に充満する。これにより、各シリコンウェハWの表
面に面内及び面間膜厚均一性に優れたポリシリコンが形
成される。また、反応温度を480〜530℃の温度に
下げることにより、希釈ホスフィン(PH3 )の分解
が抑えられ各シリコンウェハWに均等にPドーパントが
供給されるので、面間ドーパント濃度均一性にも優れた
ポリシリコンが形成される。所定時間経過後、各流量調
整弁16a,17a,18aを閉じ、反応容器1へのガ
ス供給を停止する。
【0041】ウェハボート13の回転を停止し、反応容
器1内の排気ガスをすべて排気する。排気後、反応容器
1内に窒素ガスを供給し、これを窒素ガスパージする。
ウェハボート13を反応容器1からアンロ−ドする。
器1内の排気ガスをすべて排気する。排気後、反応容器
1内に窒素ガスを供給し、これを窒素ガスパージする。
ウェハボート13を反応容器1からアンロ−ドする。
【0042】図2は、横軸にボトム側から数えたシリコ
ンウェハの枚数をとり、縦軸に、成膜中P濃度とシート
抵抗をとって面間均一性についてしらべた結果を示すグ
ラフである。
ンウェハの枚数をとり、縦軸に、成膜中P濃度とシート
抵抗をとって面間均一性についてしらべた結果を示すグ
ラフである。
【0043】曲線A1(P濃度), A2 ( シート抵抗)
は、この発明の成膜方法を示し、その成膜条件は、 *反応温度を500℃ *内圧3.0torr *100%濃度のSiH4 流量800SCCM *0.1%希釈PH3 ガス流量300SCCMであ
る。
は、この発明の成膜方法を示し、その成膜条件は、 *反応温度を500℃ *内圧3.0torr *100%濃度のSiH4 流量800SCCM *0.1%希釈PH3 ガス流量300SCCMであ
る。
【0044】曲線B1(P濃度),B2(シート抵抗)は、
従来の成膜方法を示し、その成膜条件は、 *反応温度を580℃ *内圧0.6torr *100%濃度のSiH4 流量800SCCM *1%希釈PH3 ガス流量22SCCMである。
従来の成膜方法を示し、その成膜条件は、 *反応温度を580℃ *内圧0.6torr *100%濃度のSiH4 流量800SCCM *1%希釈PH3 ガス流量22SCCMである。
【0045】図2の曲線B1 で明らかなように、従来の
成膜方法における、反応温度を580℃の場合には反応
容器1の下方に配置されたシリコンウェハWのP濃度が
高く、反応容器1の上方に向うにしたがって急激にP濃
度が低くなり、面間均一性に大きなばらつきができる。
また、曲線B2で明らかなように、反応容器1の下方に
配置されたシリコンウェハWのシート抵抗は低く、反応
容器1の上方に向って徐々に高くなり、シート抵抗にば
らつきができる。
成膜方法における、反応温度を580℃の場合には反応
容器1の下方に配置されたシリコンウェハWのP濃度が
高く、反応容器1の上方に向うにしたがって急激にP濃
度が低くなり、面間均一性に大きなばらつきができる。
また、曲線B2で明らかなように、反応容器1の下方に
配置されたシリコンウェハWのシート抵抗は低く、反応
容器1の上方に向って徐々に高くなり、シート抵抗にば
らつきができる。
【0046】しかし、図2の曲線A1 で明らかなよう
に、この発明の成膜方法における、反応温度を500℃
の場合には反応容器1の下方に配置されたシリコンウェ
ハWのP濃度が高く、反応容器1の上方に向ってもP濃
度の変化は僅かであり、面間P濃度が均一となる。ま
た、曲線A2で明らかなように、反応容器1の下方に配
置されたシリコンウェハWのシート抵抗は、反応容器1
の上方に向っても、シート抵抗は一定である。
に、この発明の成膜方法における、反応温度を500℃
の場合には反応容器1の下方に配置されたシリコンウェ
ハWのP濃度が高く、反応容器1の上方に向ってもP濃
度の変化は僅かであり、面間P濃度が均一となる。ま
た、曲線A2で明らかなように、反応容器1の下方に配
置されたシリコンウェハWのシート抵抗は、反応容器1
の上方に向っても、シート抵抗は一定である。
【0047】このように反応温度を従来、通常に行われ
ていた温度より低くし、480〜530℃、望ましくは
500℃にすること及びSiH4 ガス流量を300〜
1000SCCM、望ましくは800SCCMにするこ
とにより、面間りん濃度の均一化が図れるとともに、ア
ニール後のシート抵抗値も均一となるという良好な結果
を得ることができた。なお、面間のりん濃度とシート抵
抗が均一であれば膜厚の面間方向の均一性が図れること
は周知の事実である。
ていた温度より低くし、480〜530℃、望ましくは
500℃にすること及びSiH4 ガス流量を300〜
1000SCCM、望ましくは800SCCMにするこ
とにより、面間りん濃度の均一化が図れるとともに、ア
ニール後のシート抵抗値も均一となるという良好な結果
を得ることができた。なお、面間のりん濃度とシート抵
抗が均一であれば膜厚の面間方向の均一性が図れること
は周知の事実である。
【0048】また、熱処理装置としては、前記実施例に
限らず、例えば常圧CVD装置、プラズマCVD装置等
にも適用することができる。さらに、被処理体として
は、シリコンウェハに限らず、例えばガラス基板等にも
適用できるのは勿論である。
限らず、例えば常圧CVD装置、プラズマCVD装置等
にも適用することができる。さらに、被処理体として
は、シリコンウェハに限らず、例えばガラス基板等にも
適用できるのは勿論である。
【0049】以上要するに、この発明方法によれば、り
んドープドポリシリコンを成膜するに際して、反応温度
を430〜530℃の範囲の低い温度に設定し、同時に
SiH4 ガス流量を300〜1000SCCMと大流
量に設定したので、従来方法と比較して面間膜厚の均一
化が図れるとともに、アニール後のシート抵抗値も均一
となり、均一な性能の被処理体を得ることができる。
んドープドポリシリコンを成膜するに際して、反応温度
を430〜530℃の範囲の低い温度に設定し、同時に
SiH4 ガス流量を300〜1000SCCMと大流
量に設定したので、従来方法と比較して面間膜厚の均一
化が図れるとともに、アニール後のシート抵抗値も均一
となり、均一な性能の被処理体を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、減圧された反応容器内にSiH4ガスとPH3 を
含むドープ用ガスを供給して被処理体の表面にドーパン
トの含まれたポリシリコンを形成する際に、被処理体の
反応温度を480〜530℃の範囲に設定するととも
に、SiH4 ガス流量を300〜1000SCCMの
範囲に設定することにより、面間膜厚の均一化が図れる
とともに、アニール後のシート抵抗値も均一となり、均
一な性能の被処理体を得ることができるという効果があ
る。
ば、減圧された反応容器内にSiH4ガスとPH3 を
含むドープ用ガスを供給して被処理体の表面にドーパン
トの含まれたポリシリコンを形成する際に、被処理体の
反応温度を480〜530℃の範囲に設定するととも
に、SiH4 ガス流量を300〜1000SCCMの
範囲に設定することにより、面間膜厚の均一化が図れる
とともに、アニール後のシート抵抗値も均一となり、均
一な性能の被処理体を得ることができるという効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例を示す縦型CVD装置の要
部の縦断側面図。
部の縦断側面図。
【図2】りん添加ポリシリコンを成膜するに際し、反応
容器内のシリコンウェハの位置の相違によるP濃度とシ
ート抵抗の変化を示すグラフ。
容器内のシリコンウェハの位置の相違によるP濃度とシ
ート抵抗の変化を示すグラフ。
1…反応容器 13…ウェハボート W…シリコンウェハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/223
Claims (1)
- 【請求項1】 縦型の反応容器内に縦型ウェハボートを
設け、この縦型ウェハボートに複数枚の被処理体を対面
する面の相互間隔が実質的に一様となるように配設し、
減圧された前記反応容器内の下部に開口するガス導入管
からSiH4ガスとPH3 を含むドープ用ガスを供給
して前記被処理体の表面にりんの含まれたポリシリコン
を形成するりんドープドポリシリコンの成膜方法におい
て、前記被処理体の反応温度を480〜530℃の範囲
に設定するとともに、SiH4 ガス流量を300〜1
000SCCMの範囲に設定することを特徴とするりん
ドープドポリシリコンの成膜方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09328293A JP3283095B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | りんドープドポリシリコンの成膜方法 |
KR1019940008333A KR100280690B1 (ko) | 1993-04-20 | 1994-04-20 | 도우프트 박막의 막형성방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09328293A JP3283095B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | りんドープドポリシリコンの成膜方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310437A JPH06310437A (ja) | 1994-11-04 |
JP3283095B2 true JP3283095B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=14078076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09328293A Expired - Lifetime JP3283095B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | りんドープドポリシリコンの成膜方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283095B2 (ja) |
KR (1) | KR100280690B1 (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP09328293A patent/JP3283095B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-04-20 KR KR1019940008333A patent/KR100280690B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06310437A (ja) | 1994-11-04 |
KR100280690B1 (ko) | 2001-04-02 |
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