JP3282316B2 - レーザー照射装置 - Google Patents
レーザー照射装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー照射装置に係
り、特に、水中に浸されている被加熱表面をレーザービ
ームによって加熱する技術に関するものである。
り、特に、水中に浸されている被加熱表面をレーザービ
ームによって加熱する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステンレス鋼の耐食性を向上させ
る技術として、特開平1−199919号公報(ステン
レス鋼のクラッド用材料)、特開平1−199920号
公報(ステンレス鋼の耐食性改善方法)、特開平1−1
99921号公報(耐食性ステンレス鋼)が提案されて
いる。これらの先行技術では、ステンレス鋼の表面にク
ロム系複合材からなるクラッド層をレーザ焼成すること
によって、ステンレス鋼が本来有している耐食性を飛躍
的に向上させるようにしている。
る技術として、特開平1−199919号公報(ステン
レス鋼のクラッド用材料)、特開平1−199920号
公報(ステンレス鋼の耐食性改善方法)、特開平1−1
99921号公報(耐食性ステンレス鋼)が提案されて
いる。これらの先行技術では、ステンレス鋼の表面にク
ロム系複合材からなるクラッド層をレーザ焼成すること
によって、ステンレス鋼が本来有している耐食性を飛躍
的に向上させるようにしている。
【0003】また、これらの先行技術にあっては、レー
ザービームによる急速加熱によって、クロム系複合材を
短時間で溶解させ、レーザービームによる加熱範囲が小
さいことに基づいて、比較的限定された所望の範囲にク
ラッド層を形成することができる。
ザービームによる急速加熱によって、クロム系複合材を
短時間で溶解させ、レーザービームによる加熱範囲が小
さいことに基づいて、比較的限定された所望の範囲にク
ラッド層を形成することができる。
【0004】図8は、プール水Wの中に設置される水中
構造物1の外表面を、プール水Wを張った状態でレーザ
ービームの照射によって加熱する状況を示すものであ
る。地上等の環境の優れた場所に設置したレーザー発振
器2によってレーザービームを発生させ、該レーザービ
ームを光ファイバ3を経由してレーザー照射トーチ4に
送り込み、水中構造物1に搭載した制御装置5によって
位置調整を行ないながら、所望位置の被加熱表面Xを加
熱処理する計画である。
構造物1の外表面を、プール水Wを張った状態でレーザ
ービームの照射によって加熱する状況を示すものであ
る。地上等の環境の優れた場所に設置したレーザー発振
器2によってレーザービームを発生させ、該レーザービ
ームを光ファイバ3を経由してレーザー照射トーチ4に
送り込み、水中構造物1に搭載した制御装置5によって
位置調整を行ないながら、所望位置の被加熱表面Xを加
熱処理する計画である。
【0005】また、レーザー照射トーチ4の部分は、図
9に示すように、被加熱表面Xの近傍まで挿入される操
作筒6と、該操作筒6の内部に配されるモータ7と、該
モータ7の回転数を減少させるためのギヤ機構等の減速
手段8と、軸受け9によって操作筒6の内部に回転可能
に支持される照射筒10と、操作筒6及び照射筒10の
内部に配され光ファイバ等によって構成されかつ外部の
レーザー発振器2に対して光ファイバ3を経由して接続
されるレーザービーム伝送路11と、レーザービームを
放出させるための光ファイバコネクタ12と、レーザー
ビームを集光するための集光レンズ13と、レーザービ
ームの方向を直角に屈曲させるための反射ミラー14
と、レーザービームを外側方に照射するため照射筒10
に配された照射窓15とを有している。
9に示すように、被加熱表面Xの近傍まで挿入される操
作筒6と、該操作筒6の内部に配されるモータ7と、該
モータ7の回転数を減少させるためのギヤ機構等の減速
手段8と、軸受け9によって操作筒6の内部に回転可能
に支持される照射筒10と、操作筒6及び照射筒10の
内部に配され光ファイバ等によって構成されかつ外部の
レーザー発振器2に対して光ファイバ3を経由して接続
されるレーザービーム伝送路11と、レーザービームを
放出させるための光ファイバコネクタ12と、レーザー
ビームを集光するための集光レンズ13と、レーザービ
ームの方向を直角に屈曲させるための反射ミラー14
と、レーザービームを外側方に照射するため照射筒10
に配された照射窓15とを有している。
【0006】そして、操作筒6の繰り出し量によって上
下方向の位置設定を行ない、モータ7の作動時に照射筒
10を矢印で示すように回転させることにより反射ミラ
ー14及び照射窓15の向きを設定して、レーザービー
ム伝送路11によって送り込んだレーザービームを照射
窓15から被加熱表面Xに向けて照射することにより、
所望の加熱を実施するものである。
下方向の位置設定を行ない、モータ7の作動時に照射筒
10を矢印で示すように回転させることにより反射ミラ
ー14及び照射窓15の向きを設定して、レーザービー
ム伝送路11によって送り込んだレーザービームを照射
窓15から被加熱表面Xに向けて照射することにより、
所望の加熱を実施するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、レーザービーム照射による被加熱表面Xの加熱処理
は、プール水Wを除去した状態で行なわれるため、少な
くとも、プール水Wをレーザー照射トーチ4及び被加熱
表面Xが露出するまで抜いて、大気雰囲気にしてから実
施する必要があり、その労力が多大なものとなる。ま
た、プール水Wの中でレーザービームを照射すると、レ
ーザービームが水中において散乱してしまうことや、水
中にあっては被加熱表面Xが直ちに急冷されてしまうこ
と等の現象が生じる。
に、レーザービーム照射による被加熱表面Xの加熱処理
は、プール水Wを除去した状態で行なわれるため、少な
くとも、プール水Wをレーザー照射トーチ4及び被加熱
表面Xが露出するまで抜いて、大気雰囲気にしてから実
施する必要があり、その労力が多大なものとなる。ま
た、プール水Wの中でレーザービームを照射すると、レ
ーザービームが水中において散乱してしまうことや、水
中にあっては被加熱表面Xが直ちに急冷されてしまうこ
と等の現象が生じる。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、水中に浸されている等の環境における被加熱表面
を、レーザービームの焦点移動を生じさせることなく、
確実かつ簡単に加熱することを目的としている。
ので、水中に浸されている等の環境における被加熱表面
を、レーザービームの焦点移動を生じさせることなく、
確実かつ簡単に加熱することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの複数の手段を提案する。第1の手段に係るレーザー
照射装置は、被加熱表面にレーザービームを照射して加
熱を行なう技術として、被加熱表面の近傍に配される照
射筒と、該照射筒の内部にレーザービーム伝送路と交差
状態に配されレーザービームの方向を外側方に屈曲させ
る反射ミラーと、照射筒に取り付けられる近接ヘッドと
を具備し、近接ヘッドは、その基部が照射筒に液密に取
り付けられ、近接ヘッドの先端に、被加熱表面に近接さ
せられレーザービームを透過する平面部が配されている
構成を採用している。第2の手段に係るレーザー照射装
置は、近接ヘッドの先端に、平面部に代えて被加熱表面
に合わせた凹面または凸面が配されている構成が、第1
の手段に付加される。第3の手段に係るレーザー照射装
置は、近接ヘッドが、照射筒の側部に明けられた貫通穴
に対してシール部を介して液密状態に取り付けられる構
成が第1の手段または第2の手段に付加される。第4の
手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッドに、被加熱
表面の局部加熱点との間に空間を形成し加熱によって発
生した蒸気を貯溜する窪部が形成される構成が、第1の
手段、第2の手段または第3の手段に付加される。第5
の手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッドに、窪部
と外縁部とを接続し加熱によって発生した蒸気を排出す
るスリットが形成される構成が、第4の手段に付加され
る。第6の手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッド
に、照射筒の内部の気体供給路と窪部とを接続する気体
噴出孔が配される構成が、第4の手段または第5の手段
に付加される。
めの複数の手段を提案する。第1の手段に係るレーザー
照射装置は、被加熱表面にレーザービームを照射して加
熱を行なう技術として、被加熱表面の近傍に配される照
射筒と、該照射筒の内部にレーザービーム伝送路と交差
状態に配されレーザービームの方向を外側方に屈曲させ
る反射ミラーと、照射筒に取り付けられる近接ヘッドと
を具備し、近接ヘッドは、その基部が照射筒に液密に取
り付けられ、近接ヘッドの先端に、被加熱表面に近接さ
せられレーザービームを透過する平面部が配されている
構成を採用している。第2の手段に係るレーザー照射装
置は、近接ヘッドの先端に、平面部に代えて被加熱表面
に合わせた凹面または凸面が配されている構成が、第1
の手段に付加される。第3の手段に係るレーザー照射装
置は、近接ヘッドが、照射筒の側部に明けられた貫通穴
に対してシール部を介して液密状態に取り付けられる構
成が第1の手段または第2の手段に付加される。第4の
手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッドに、被加熱
表面の局部加熱点との間に空間を形成し加熱によって発
生した蒸気を貯溜する窪部が形成される構成が、第1の
手段、第2の手段または第3の手段に付加される。第5
の手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッドに、窪部
と外縁部とを接続し加熱によって発生した蒸気を排出す
るスリットが形成される構成が、第4の手段に付加され
る。第6の手段に係るレーザー照射装置は、近接ヘッド
に、照射筒の内部の気体供給路と窪部とを接続する気体
噴出孔が配される構成が、第4の手段または第5の手段
に付加される。
【0010】
【作用】第1の手段にあっては、照射筒を被加熱表面の
近傍に挿入して、レーザービームを照射筒の内部にレー
ザービーム伝送路を経由して送り込み、反射ミラーを経
由したレーザービームを近接ヘッドの平面部から被加熱
表面に照射して加熱を行なう。この際に、平面部が被加
熱表面に近接させられた状態であるために、被加熱表面
が水中雰囲気である場合にもその隔離がなされる。第2
の手段にあっては、被加熱表面が曲面状態である場合
に、その表面状態に倣って近接ヘッドが配され、第1の
手段と同様の作用をする。第3の手段にあっては、第1
の手段または第2の手段に基づく作用に加えて、照射筒
の貫通部分が、近接ヘッドの取り付けとレーザービーム
の伝送路とを兼用する。第4の手段にあっては、第1の
手段、第2の手段または第3の手段に基づく作用に加え
て、加熱によって接触面付近に蒸気が発生した場合に
は、蒸気が窪部に貯留されることにより、局部加熱点の
近傍を気体雰囲気とする。第5の手段にあっては、第4
の手段に基づく作用に加えて、発生した蒸気が窪部から
スリットを経由して外に排出されることにより、蒸気の
入れ替えがなされて加熱範囲と冷却範囲との変動が抑制
される。第6の手段にあっては、第4の手段または第5
の手段に基づく作用に加えて、照射筒の内部から気体供
給路及び気体噴出孔を経由して窪部等に気体が供給され
ることにより、気体雰囲気の形成等が行なわれる。
近傍に挿入して、レーザービームを照射筒の内部にレー
ザービーム伝送路を経由して送り込み、反射ミラーを経
由したレーザービームを近接ヘッドの平面部から被加熱
表面に照射して加熱を行なう。この際に、平面部が被加
熱表面に近接させられた状態であるために、被加熱表面
が水中雰囲気である場合にもその隔離がなされる。第2
の手段にあっては、被加熱表面が曲面状態である場合
に、その表面状態に倣って近接ヘッドが配され、第1の
手段と同様の作用をする。第3の手段にあっては、第1
の手段または第2の手段に基づく作用に加えて、照射筒
の貫通部分が、近接ヘッドの取り付けとレーザービーム
の伝送路とを兼用する。第4の手段にあっては、第1の
手段、第2の手段または第3の手段に基づく作用に加え
て、加熱によって接触面付近に蒸気が発生した場合に
は、蒸気が窪部に貯留されることにより、局部加熱点の
近傍を気体雰囲気とする。第5の手段にあっては、第4
の手段に基づく作用に加えて、発生した蒸気が窪部から
スリットを経由して外に排出されることにより、蒸気の
入れ替えがなされて加熱範囲と冷却範囲との変動が抑制
される。第6の手段にあっては、第4の手段または第5
の手段に基づく作用に加えて、照射筒の内部から気体供
給路及び気体噴出孔を経由して窪部等に気体が供給され
ることにより、気体雰囲気の形成等が行なわれる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るレーザー照射装置の一実
施例について、図1ないし図6に基づいて説明する。図
中、符号20はレーザー照射トーチ、21は近接ヘッ
ド、22は貫通穴、23はシール部、24は気体供給
路、25は隔離シート、26は間隔保持手段、30は制
御装置、31はクレーン、32は不活性ガス供給ユニッ
ト、33は接続ケーブル、Lはレーザービーム、Pは局
部加熱点である。
施例について、図1ないし図6に基づいて説明する。図
中、符号20はレーザー照射トーチ、21は近接ヘッ
ド、22は貫通穴、23はシール部、24は気体供給
路、25は隔離シート、26は間隔保持手段、30は制
御装置、31はクレーン、32は不活性ガス供給ユニッ
ト、33は接続ケーブル、Lはレーザービーム、Pは局
部加熱点である。
【0012】前記レーザー照射トーチ20は、図9例に
準じて、照射筒10、レーザービーム伝送路11、反射
ミラー14等を具備して、水中雰囲気となっている被加
熱表面Xの近傍まで挿入されるものであるが、これらに
加えて、図1に示すように、照射筒10の先端には、近
接ヘッド21が一体に配され、そして、反射ミラー14
を固定した状態にキャップ27が取り付けられる。
準じて、照射筒10、レーザービーム伝送路11、反射
ミラー14等を具備して、水中雰囲気となっている被加
熱表面Xの近傍まで挿入されるものであるが、これらに
加えて、図1に示すように、照射筒10の先端には、近
接ヘッド21が一体に配され、そして、反射ミラー14
を固定した状態にキャップ27が取り付けられる。
【0013】前記近接ヘッド21は、石英ガラス等によ
って図2ないし図4に示すように、円錐台形状等に形成
され、その基部が照射筒10に明けた貫通穴22にシー
ル部23を介在させた状態で液密に取り付けられる。こ
の貫通穴22によって、レーザービームLの伝送路と近
接ヘッド21の取り付けスペースとの確保がなされる。
そして、近接ヘッド21における先端と基部とには、相
互に平行な平面部21a,21bが配される。
って図2ないし図4に示すように、円錐台形状等に形成
され、その基部が照射筒10に明けた貫通穴22にシー
ル部23を介在させた状態で液密に取り付けられる。こ
の貫通穴22によって、レーザービームLの伝送路と近
接ヘッド21の取り付けスペースとの確保がなされる。
そして、近接ヘッド21における先端と基部とには、相
互に平行な平面部21a,21bが配される。
【0014】また、近接ヘッド21には、必要に応じて
図2ないし図4に示すような加工が施される。つまり、
図2の第1例にあっては、平坦な平面部21aとされ、
図3の第2例にあっては、レーザービームLの挿通路上
の中心位置に丸皿状の窪部21cが形成され、図4の第
3例にあっては、窪部21cと外縁部21dとを接続す
る十字状をなすスリット21eと、各スリット21eと
基部の平面部21aとを貫通した状態の気体噴出孔21
fとが形成される。
図2ないし図4に示すような加工が施される。つまり、
図2の第1例にあっては、平坦な平面部21aとされ、
図3の第2例にあっては、レーザービームLの挿通路上
の中心位置に丸皿状の窪部21cが形成され、図4の第
3例にあっては、窪部21cと外縁部21dとを接続す
る十字状をなすスリット21eと、各スリット21eと
基部の平面部21aとを貫通した状態の気体噴出孔21
fとが形成される。
【0015】前記隔離シート25は、ゴムシート等によ
って、図1に示すように円筒状、ベル状等に形成され、
近接ヘッド21の先端外周部に貼付する等により、外縁
部21dを囲むように配される。
って、図1に示すように円筒状、ベル状等に形成され、
近接ヘッド21の先端外周部に貼付する等により、外縁
部21dを囲むように配される。
【0016】前記間隔保持手段26は、図5に示すよう
に、近接ヘッド21から離間した位置に近接ヘッド21
と同じ向きに複数配されて、近接ヘッド21と被加熱表
面Xとの近接距離を設定するものであり、被加熱表面X
に磁着するマグネット車輪等を有している。
に、近接ヘッド21から離間した位置に近接ヘッド21
と同じ向きに複数配されて、近接ヘッド21と被加熱表
面Xとの近接距離を設定するものであり、被加熱表面X
に磁着するマグネット車輪等を有している。
【0017】また、プール水Wの外の適宜位置には、図
5に示すように、レーザー照射トーチ20の位置制御及
びレーザービーム制御を行なうための制御装置30が配
される。該制御装置30には、レーザー照射トーチ20
を吊持して昇降させるためのクレーン31と、加圧状態
の不活性ガスを発生させるための不活性ガス供給ユニッ
ト32と、レーザー照射トーチ20に接続されレーザー
ビームや不活性ガスの供給を行なうための接続ケーブル
33とが配される。
5に示すように、レーザー照射トーチ20の位置制御及
びレーザービーム制御を行なうための制御装置30が配
される。該制御装置30には、レーザー照射トーチ20
を吊持して昇降させるためのクレーン31と、加圧状態
の不活性ガスを発生させるための不活性ガス供給ユニッ
ト32と、レーザー照射トーチ20に接続されレーザー
ビームや不活性ガスの供給を行なうための接続ケーブル
33とが配される。
【0018】そして、これらのレーザー照射トーチ2
0、近接ヘッド21、間隔保持手段26、制御装置30
及びクレーン31等によって、レーザー照射装置全体が
構成される。
0、近接ヘッド21、間隔保持手段26、制御装置30
及びクレーン31等によって、レーザー照射装置全体が
構成される。
【0019】以下、このように構成されているレーザー
照射装置によって、被加熱表面Xの所望の箇所(局部加
熱点P)、前述したようにクラッド層を焼成するために
塗布接着された被焼成塗膜の部分等を加熱する場合に
は、図5に示すように、クレーン31によってレーザー
照射トーチ20をプール水Wの中に吊り降ろして、被加
熱表面Xの所望の位置近傍に配し、間隔保持手段26を
被加熱表面Xに接触させることによって、近接ヘッド2
1と被加熱表面Xとの近接位置を設定する。
照射装置によって、被加熱表面Xの所望の箇所(局部加
熱点P)、前述したようにクラッド層を焼成するために
塗布接着された被焼成塗膜の部分等を加熱する場合に
は、図5に示すように、クレーン31によってレーザー
照射トーチ20をプール水Wの中に吊り降ろして、被加
熱表面Xの所望の位置近傍に配し、間隔保持手段26を
被加熱表面Xに接触させることによって、近接ヘッド2
1と被加熱表面Xとの近接位置を設定する。
【0020】この場合にあって、複数の間隔保持手段2
6を磁着等によって接触させると、レーザー照射トーチ
20の姿勢が設定されるため、近接ヘッド21が被加熱
表面Xに近接した状態となる。
6を磁着等によって接触させると、レーザー照射トーチ
20の姿勢が設定されるため、近接ヘッド21が被加熱
表面Xに近接した状態となる。
【0021】この状態、つまり、図5に示す近接状態で
制御装置30を作動させて、不活性ガスを接続ケーブル
33、気体供給路24を経由して供給することにより、
光ファイバコネクタ12、集光レンズ13及び反射ミラ
ー14の冷却を行なう。この際に、近接ヘッド21とし
て、図4の第3例のものが採用されている場合には、不
活性ガスが、気体供給路24から気体噴出孔21fを経
由して平面部21aに噴出し、窪部21c、スリット2
1e等を不活性ガス雰囲気にするとともに、平面部21
aと被加熱表面Xとの間隙に介在している少量の水を押
し出して排除する。
制御装置30を作動させて、不活性ガスを接続ケーブル
33、気体供給路24を経由して供給することにより、
光ファイバコネクタ12、集光レンズ13及び反射ミラ
ー14の冷却を行なう。この際に、近接ヘッド21とし
て、図4の第3例のものが採用されている場合には、不
活性ガスが、気体供給路24から気体噴出孔21fを経
由して平面部21aに噴出し、窪部21c、スリット2
1e等を不活性ガス雰囲気にするとともに、平面部21
aと被加熱表面Xとの間隙に介在している少量の水を押
し出して排除する。
【0022】そして、レーザービーム伝送路11を経由
して、送り込まれたレーザービームLは、反射ミラー1
4で反射屈折して、近接ヘッド21における平面部21
aの近傍で焦点を結んで、図1に示すように局部加熱点
Pを形成し、被加熱表面X等を局部的に加熱することに
なる。
して、送り込まれたレーザービームLは、反射ミラー1
4で反射屈折して、近接ヘッド21における平面部21
aの近傍で焦点を結んで、図1に示すように局部加熱点
Pを形成し、被加熱表面X等を局部的に加熱することに
なる。
【0023】この場合にあって、近接ヘッド21の平面
部21aと被加熱表面Xとの間隙には、僅かな水が介在
しているが、加熱によって局部加熱点Pの回りの水が蒸
気化して膨張する現象が生じるために、間隙の間の水が
強制的に外に押し出されることになる。図1に示すよう
に、近接ヘッド21の外縁部21dに隔離シート25が
配されていると、周囲のプール水Wから平面部21aが
隔離されて、水の入り込み現象が防止される。図3の第
2例の近接ヘッド21の場合には、窪部21cにその容
積分の蒸気が満たされると、被加熱表面Xの局部加熱点
Pの回りに水が介在しなくなり、図4の第3例の近接ヘ
ッド21の場合には、不活性ガスの送り込みにより水の
除去が行なわれることになる。
部21aと被加熱表面Xとの間隙には、僅かな水が介在
しているが、加熱によって局部加熱点Pの回りの水が蒸
気化して膨張する現象が生じるために、間隙の間の水が
強制的に外に押し出されることになる。図1に示すよう
に、近接ヘッド21の外縁部21dに隔離シート25が
配されていると、周囲のプール水Wから平面部21aが
隔離されて、水の入り込み現象が防止される。図3の第
2例の近接ヘッド21の場合には、窪部21cにその容
積分の蒸気が満たされると、被加熱表面Xの局部加熱点
Pの回りに水が介在しなくなり、図4の第3例の近接ヘ
ッド21の場合には、不活性ガスの送り込みにより水の
除去が行なわれることになる。
【0024】したがって、反射ミラー14から被加熱表
面Xの間には、気体や近接ヘッド21のガラス体が介在
するが、加熱開始とともに水が介在しなくなるために、
被加熱表面Xの加熱範囲と冷却範囲との大きさが変化せ
ず、水の介在によるレーザービームの分散現象や、焦点
位置の変動等が生じることがない。
面Xの間には、気体や近接ヘッド21のガラス体が介在
するが、加熱開始とともに水が介在しなくなるために、
被加熱表面Xの加熱範囲と冷却範囲との大きさが変化せ
ず、水の介在によるレーザービームの分散現象や、焦点
位置の変動等が生じることがない。
【0025】加熱位置を変える場合には、レーザー照射
トーチ20を被加熱表面Xの面方向に沿って移動するこ
とにより行なわれ、この際に、図5に示すように、間隔
保持手段26により近接位置が一定に保持されるととも
に、隔離シート25によって、近接ヘッド21の平面部
21aを気体雰囲気に維持する作用が付加される。
トーチ20を被加熱表面Xの面方向に沿って移動するこ
とにより行なわれ、この際に、図5に示すように、間隔
保持手段26により近接位置が一定に保持されるととも
に、隔離シート25によって、近接ヘッド21の平面部
21aを気体雰囲気に維持する作用が付加される。
【0026】一方、図7は、本発明に係るレーザー照射
装置の他の実施例を示すものである。該図7例にあって
は、図1等に示す反射ミラー14と近接ヘッド21と
を、共通のガラス材料によって一体化状態に形成したも
のである。加えて、図7例では、図9例に準じて照射筒
10が操作筒6に回転可能に支持されており、近接ヘッ
ド21の平面部21aを被加熱表面Xに近接させた状態
のまま回転させたい場合や、被加熱表面Xが配管の内面
である場合等への適用性が考慮されている。
装置の他の実施例を示すものである。該図7例にあって
は、図1等に示す反射ミラー14と近接ヘッド21と
を、共通のガラス材料によって一体化状態に形成したも
のである。加えて、図7例では、図9例に準じて照射筒
10が操作筒6に回転可能に支持されており、近接ヘッ
ド21の平面部21aを被加熱表面Xに近接させた状態
のまま回転させたい場合や、被加熱表面Xが配管の内面
である場合等への適用性が考慮されている。
【0027】〔他の実施態様〕本発明にあっては、実施
例に代えて、次の技術を採用することができる。 a)レーザー照射トーチ20の使用雰囲気が、水以外の
液体あるいは気体であること。 b)近接ヘッド21における平面部21a,21bに、
被加熱表面Xに合わせた凹面や球面が形成されること。 c)レーザー照射トーチ20へのレーザービームや気体
の送り込みが、上方からなされること。
例に代えて、次の技術を採用することができる。 a)レーザー照射トーチ20の使用雰囲気が、水以外の
液体あるいは気体であること。 b)近接ヘッド21における平面部21a,21bに、
被加熱表面Xに合わせた凹面や球面が形成されること。 c)レーザー照射トーチ20へのレーザービームや気体
の送り込みが、上方からなされること。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るレーザー照射装置によれば
以下の効果を奏する。 (1) 照射筒に、その内部と液密状態に配され反射ミ
ラーを経由したレーザービームを伝送しかつ被加熱表面
に近接させられる平面部を有する近接ヘッドを具備する
ものとすることにより、被加熱表面が水中に浸されてい
る等の環境にあっても、レーザービームの伝送路に水が
介在することによるレーザービームの分散現象の発生を
抑制し、レーザービーム照射を安定状態で実施すること
ができる。 (2) 近接ヘッドが、被加熱表面に合わせた凹面また
は凸面になっていることにより、被加熱表面の表面状態
に倣って近接ヘッドを配することができる。 (3) レーザービームの伝送路に近接ヘッドを介在さ
せることにより、水中環境でのレーザービーム照射であ
っても、反射ミラーから被加熱表面までのレーザービー
ム伝送路を気体やガラス体として、レーザービームの焦
点移動を生じさせることなく、被加熱表面を確実に加熱
することができる。 (4) 近接ヘッドが、照射筒の側部に対して液密状態
に取り付けられる構成の採用により、照射筒に対する取
り付け性を向上させ、既存のレーザー照射トーチに対し
ても適用範囲を拡大することができる。 (5) 近接ヘッドに、被加熱表面の局部加熱点との間
に空間を形成する窪部が形成される構成の採用により、
被加熱表面が水中に浸されている場合にあっても、気体
空間を確保してレーザービーム照射による加熱を確実か
つ簡単に実施することができる。 (6) 近接ヘッドに、窪部と外縁部とを接続するスリ
ットが形成される構成の採用により、水中加熱時に蒸気
の排出通路を形成して平面部と被加熱表面との間の水等
の移動を安定化し、加熱作業性を向上させることができ
る。 (7) 近接ヘッドに、照射筒の内部の気体供給路と窪
部とを接続する気体噴出孔が配される構成の採用によ
り、平面部と被加熱表面との間への所望気体の送り込み
を容易にして、レーザービーム照射による加熱作業を環
境に影響されることなく効率的に実施することができ
る。
以下の効果を奏する。 (1) 照射筒に、その内部と液密状態に配され反射ミ
ラーを経由したレーザービームを伝送しかつ被加熱表面
に近接させられる平面部を有する近接ヘッドを具備する
ものとすることにより、被加熱表面が水中に浸されてい
る等の環境にあっても、レーザービームの伝送路に水が
介在することによるレーザービームの分散現象の発生を
抑制し、レーザービーム照射を安定状態で実施すること
ができる。 (2) 近接ヘッドが、被加熱表面に合わせた凹面また
は凸面になっていることにより、被加熱表面の表面状態
に倣って近接ヘッドを配することができる。 (3) レーザービームの伝送路に近接ヘッドを介在さ
せることにより、水中環境でのレーザービーム照射であ
っても、反射ミラーから被加熱表面までのレーザービー
ム伝送路を気体やガラス体として、レーザービームの焦
点移動を生じさせることなく、被加熱表面を確実に加熱
することができる。 (4) 近接ヘッドが、照射筒の側部に対して液密状態
に取り付けられる構成の採用により、照射筒に対する取
り付け性を向上させ、既存のレーザー照射トーチに対し
ても適用範囲を拡大することができる。 (5) 近接ヘッドに、被加熱表面の局部加熱点との間
に空間を形成する窪部が形成される構成の採用により、
被加熱表面が水中に浸されている場合にあっても、気体
空間を確保してレーザービーム照射による加熱を確実か
つ簡単に実施することができる。 (6) 近接ヘッドに、窪部と外縁部とを接続するスリ
ットが形成される構成の採用により、水中加熱時に蒸気
の排出通路を形成して平面部と被加熱表面との間の水等
の移動を安定化し、加熱作業性を向上させることができ
る。 (7) 近接ヘッドに、照射筒の内部の気体供給路と窪
部とを接続する気体噴出孔が配される構成の採用によ
り、平面部と被加熱表面との間への所望気体の送り込み
を容易にして、レーザービーム照射による加熱作業を環
境に影響されることなく効率的に実施することができ
る。
【図1】本発明に係るレーザー照射装置の一実施例を示
す要部の正断面図である。
す要部の正断面図である。
【図2】図1の近接ヘッドの部分の第1例を示す斜視図
である。
である。
【図3】図1の近接ヘッドの部分の第2例を示す斜視図
である。
である。
【図4】図1の近接ヘッドの部分の第3例を示す斜視図
である。
である。
【図5】本発明に係るレーザー照射装置による加熱作業
の実施状況を示す正面図である。
の実施状況を示す正面図である。
【図6】図5におけるレーザー照射トーチの部分の平面
図である。
図である。
【図7】本発明に係るレーザー照射装置の他の実施例を
示す要部の正断面図である。
示す要部の正断面図である。
【図8】水中構造物の表面をレーザービームの照射によ
って加熱するレーザー照射装置の計画例を示す正面図で
ある。
って加熱するレーザー照射装置の計画例を示す正面図で
ある。
【図9】図8に示すレーザー照射トーチの部分の拡大正
断面図である。
断面図である。
W プール水 X 被加熱表面 L レーザービーム P 局部加熱点 3 光ファイバ 6 操作筒 10 照射筒 11 レーザービーム伝送路 12 光ファイバコネクタ 13 集光レンズ 14 反射ミラー 20 レーザー照射トーチ 21 近接ヘッド 21a,21b 平面部 21c 窪部 21d 外縁部 21e スリット 21f 気体噴出孔 22 貫通穴 23 シール部 24 気体供給路 25 隔離シート 26 間隔保持手段 27 キャップ 30 制御装置 31 クレーン 32 不活性ガス供給ユニット 33 接続ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−253680(JP,A) 特開 平3−142096(JP,A) 特開 平5−123884(JP,A) 特開 平3−99790(JP,A) 実開 昭59−153089(JP,U) 実開 昭57−130615(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/06 B23K 26/00 B23K 26/12
Claims (6)
- 【請求項1】 液中の被加熱表面にレーザービームを照
射して加熱を行なう装置であって、被加熱表面の近傍に
配される照射筒と、該照射筒の内部にレーザービーム伝
送路と交差状態に配されレーザービームの方向を外側方
に屈曲させる反射ミラーと、照射筒に取り付けられる近
接ヘッドとを具備し、近接ヘッドは、その基部が照射筒
に液密に取り付けられ、近接ヘッドの先端に、被加熱表
面に近接させられレーザービームを透過する平面部が配
されていることを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項2】 近接ヘッドの先端に、平面部に代えて被
加熱表面に合わせた凹面または凸面が配されていること
を特徴とする請求項1記載のレーザー照射装置。 - 【請求項3】 近接ヘッドが、照射筒の側部に明けられ
た貫通穴に対してシール部を介して液密状態に取り付け
られていることを特徴とする請求項1または2記載のレ
ーザー照射装置。 - 【請求項4】 近接ヘッドに、被加熱表面の局部加熱点
との間に空間を形成し加熱によって発生した蒸気を貯溜
する窪部が形成されることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載のレーザ照射装置。 - 【請求項5】 近接ヘッドに、窪部と外縁部とを接続し
加熱によって発生した蒸気を排出するスリットが形成さ
れることを特徴とする請求項4記載のレーザー照射装
置。 - 【請求項6】 近接ヘッドに、照射筒の内部の気体供給
路と窪部とを接続する気体噴出孔が配されることを特徴
とする請求項4または請求項5記載のレーザー照射装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26656793A JP3282316B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | レーザー照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26656793A JP3282316B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | レーザー照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116879A JPH07116879A (ja) | 1995-05-09 |
JP3282316B2 true JP3282316B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17432624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26656793A Expired - Fee Related JP3282316B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | レーザー照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282316B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2876933B1 (fr) * | 2004-10-25 | 2008-05-09 | Snecma Moteurs Sa | Buse pour tete de percage ou d'usinage par faisceau laser |
KR102109863B1 (ko) * | 2018-10-08 | 2020-05-12 | 한국원자력연구원 | 수중 레이저 절단장치 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26656793A patent/JP3282316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07116879A (ja) | 1995-05-09 |
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